機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles 2巻 最終回 感想 再読
 レビュー 考察 画像 ネタバレ 夏元雅人&千葉智宏
 目次へ。これまでの感想はこちら 前回はこちら
初代ガンダム、終戦間際一か月強を描く完結編
連邦実験部隊vs.ジオン外人部隊!!

機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想
機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想
機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想

 手柄より生き残る事を大事にする二つの部隊

 両隊、犠牲者が出てしまったのが岐路へ

 勝者・連邦は、犠牲を最小にしようとした為に
 敗者、ジオンは“守り切れなかった”為に
 壁に突き当たる事に

 ただ生き残るだけでも難しい時代…!!

2002年 夏元先生初ガンダム
 最後、無事に家へ帰れて安堵するジオン部隊と
 コロニー落着跡、戦争の惨禍を見つめ
 決意新たにする連邦が対照的

 敵を撃てば、報復の連鎖が始まる

 止めたいと願うのは解るものの難しい

機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles 2巻 最終回 感想


・あらすじ
  …マット・ヒーリィvs.ケン・ビーダーシュタットに幕

・第4話「戦う意味」
  …連邦軍、MS部隊の本格配備へ移行
  …オデッサへの“荷物”
・第5話「道-生き方-の選択」
  …ジオン起死回生のジャブロー攻略作戦
  …両軍の殉職者

・第6話「強き決意」
  …バイコヌール宇宙打ち上げ基地
  …ケンとメイの別れ

・第7話「両雄激突【最終回】」
  …戦いが終わった後にすべき事は
  …陸戦型vs.陸戦型
・あとがき
  …千葉&夏元先生からコメント

※最終回は簡易コミックスでは未収録

登場メカニック
・RGM-79SP ジム・スナイパーⅡ
  …最新鋭の総合性能向上型
・MS-14G 陸戦型ゲルググ
  …生産数が極端に少ないタイプ 
 これまでの感想

※キャラ設定画収録/MS設定画は未収録

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以下、公式あらすじより引用
及びブックウォーカー試し読み




 コンビニ本、完全版、REBELLIONで三回刊行

 電子書籍版なし

 コンビニ版は「最終回」が未収録

※当時、連載が一旦終了した為


全体あらすじ
陸戦型ガンダムvs.陸戦型ゲルググ!!

機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想

 マットとケンの戦いに幕。

あらすじ
 U.C.0079 11月、ジオンは陸戦型ゲルググ投下

 その回収でマットとケンは交流する

 だが11月30日、ジオンのジャブロー攻略が発動
 同時期、マットとケンは部下を失い
 正反対の道を選ぶ

 ジオンのケンは、復讐へ過剰な反攻を展開

 マット隊長は、両軍の犠牲を抑える為
 ケンの部隊を追う

 やがて直接対決の最中、0080年1月1日を迎え一年戦争は終結

 二人の戦いも終わりを迎える【完】 

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機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles

機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 078

 2002年発売、PS2用ゲームが原作

舞台はU.C.0079 一年戦争
 初代ガンダムと同時期を描く外伝作品
 
 連邦側は、MS実戦配備に先駆けたテスト部隊
 通称モルモット部隊、デルタチーム

 ジオン側はジオン以外のコロニー出身者
 通称外人部隊、デルタチームが主役

 両軍でプレイできるゲーム

 2014年に同メーカー「THE BLUE DESTINY」他とまとめ、サイドストーリーズとしてリメイク

 後日談漫画「GUNDAM LEGACY」も執筆

第4話
ジオン軍要衝、オデッサ陥落から間もない頃

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機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 005
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 ジオン名家の娘、メイの為に「荷物」投下へ

第4話「戦う意味」
 11月頭頃。モルモット隊はMS部隊の臨時教官

 同月下旬、連邦はMSを実戦配備します

 当時は練度が低く、臨時教官となったマットが
 大丈夫なのか不安になるのも当然
 時間が足りない!!

 だからこそジムは割と高性能

 大型の盾、ビームサーベルを装備し
 新兵でも操縦性は良好

 とはいえ、びっくりしてコケるレベルでは不安ですわ

 でも当時としちゃこんなモンでしょうか

モルモット部隊は、暫定的に教官を務めたが
任務が下った為お役御免に

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 死を覚悟していたトクシマ

訓練終了
 モルモット隊自体、アッザム戦の傷痕が深く

 陸ガンは部品不足、陸ジム一機がお釈迦

 そんな中、どうにか新兵訓練に形がついた頃に
 彼らを連れ警備を行うよう命じられ
 頭が痛い状況に

 オデッサは連邦が制圧、敵はいないものの 

 訓練でさえ、まともに機動できない中
 実戦がと思うと怖いですね

 新兵当人は怖がってないのも

 退屈な訓練が嫌なのは、皆一緒ですもんね

ジオン側は、メイの「荷物」を取りに行くかで
外人部隊が大紛糾

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 オデッサ陥落で、ダグラス司令が同行

メイ・カーウィン
 技師のメイは、シャアの父ジオン・ダイクン

 それ故、ザビ家が支配する現在は孤立中

 幼いメイまで、強制的に前線に送られましたが
 本国に残った親はなけなしの政治力で
 地上へ「荷」を投下

 ですが落着時、オデッサは陥落していた

 陥落後、地球主導権が連邦へと移る程
 重要拠点だったオデッサ

 それが僅か三日で陥ちるとは誰も思いませんものね

 恐るべきは連邦レビル将軍の辣腕か 

逆に、宇宙に娘を残してきた外人部隊ケン隊長
メイに娘を投影してしまう

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 ノエルの嫉妬を気付くアニーは隊の清涼剤

警備任務vs.奪取任務
 ケンは、メイの為に何かしてやりたかった

 そこで危険を冒し、連邦勢力圏

 当の連邦、時期的に罠でないかと疑ってしまい
 調査隊到着までマット達が護衛も
 緊張感が続かず

 味方勢力圏だし当然の事か

 また、前巻でアッザムに陸ジムを壊され
 アニッシュは「ジム」へ

 設定上、試作機に近い陸戦型ジムの方が扱い難そうですが

 そっちに慣れた為かしっくりこない様子 
 
新兵を連れたまま、電撃的な奇襲を受けた連邦
新兵を気遣い注意が逸れる

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 荷物の中身は、試作ライフル持ちのゲルググ!!

ケンの取引
 数こそ多いものの、連邦は初動で完敗

 ケンは、ゲルググによって連邦兵を人質に取り
 見逃して欲しいと連邦のマットに要請
 取引へ

 連邦側、ここは撃つのがセオリー

 部下は死ぬでしょうが
 謎新型を、ほぼ確実に倒す事が出来る

 しかも敵は、ビーム兵器を実用化した驚異の新型機

 次の惨事を約束する代物ですわ

しかし、死にたくない部下は必死に呼びかけ
マットとケンの決断は

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機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 025

 ゲルググのケンもまた「軍人失格」

軍人失格
 マットは、軍人より人でありたい

 と苦し気に呟いて攻撃中断

 ケンも、無視してジムを撃ち殺して逃げる方が
 軍人としては正しいと自認しつつ
 敢えて撤退

 マットとケン、束の間の交流

 共に、無駄な犠牲は出したくない
 部下を生き残らせたい

 思想的には同じだったからか

第08小隊同様、マットは簡易軍事裁判へ
新型機を逃がしたと激しく叱責

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 入手したゲルググにマーキングを施すメイ

マットの決断
 マットは上官に激しくなじられたものの

 抒情酌量で禁固三日止まり

 ただ罪云々より、この時の判断が正しかった
 マット自身、後で悩む事になるのが
 より大きな禍根か

 しかし部下からは涙の敬礼

 戦場の怖さ、上官の決断とリスク
 デカい教訓ですわ

 また生き残った兵士は戦後『GUNDAM LEGACY』で、名がトクシマだと判明

 原作ゲームの徳島雅彦監督らしい

第5話
モルモット部隊、連邦軍本部ジャブローへ

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 本作独自秘書官レーチェルはマチルダさん親友

第5話「道-生き方-の選択」
 11月30日、ジオン起死回生の攻略戦が発動

 が、連邦はいつもの攻撃と誤解

 普段は、爆撃だけで終わるはずの攻撃でしたが
 ジオンは北米軍戦力を集中投下し
 連邦本部攻略へ

 結果から言えば連邦勝利

 それは連邦が、MSを初めて本格配備し
 集中投入した為でした

 その裏で子供達活躍や、シャアがジムを貫いたり色々あったんですよね

 しかし主戦場は知る由もなかった話ですわ 

ジオン兵『降りられるのかよぉ!!

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 08小隊版ライフル装備で、スナイパーⅡ参戦

ジム・スナイパーⅡ
 ジオン兵もビビる、連邦の濃密な対空砲火!!

 加えて本作は、ラリーが狙撃銃付きを任せられ
 空中空母すら一撃で撃沈する
 化け物っぷりを披露

 08でもですが圧巻の火力

 迂闊に、地上に向けては撃てない為
 自衛能力に乏しいのが難点

 味方殺し間違いなしですわ

 漫画ドアンの島といい狙撃は連邦十八番!!

ジオン外人部隊は、08小隊同様に東アジアへ
HLVによる宇宙脱出を図る

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 ジオン側のノエル相当、ユウキ伍長が戦死

血の代価
 補給基地オデッサ喪失で、地球ジオンは総崩れ

 物資が届かなくなり宇宙脱出を図ります

 連邦にすれば、大攻勢に転じるチャンスであり
 窮乏、長旅で疲弊したジオン軍へ
 敗残兵狩りを実施

 生き残ると掲げたケン、部下を失う事に

 ジオン本国以外のコロニー出身の集まりで
 軍内でも浮いた外人部隊

 それだけに手柄とか、スペースノイドの独立云々より「生きる」事が最優先な訳で

 部下を“守れなかった”衝撃は大きかったか

同じ頃、連邦軍はジャブロー防衛に成功し
敗残兵掃討に移る

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 同作を代表する『撃つなラリー!!』事件

撃つなラリー!!
 ジオンは、勢力圏・北米へ帰る為の母艦が全滅

 遠く南米に取り残されました

 マットは敵が降伏すると考え、投降勧告に移行
 ラリーに、狙撃ライフル使用を禁じ
 死なせてしまう事に

 敵を庇って部下を失う大惨事

 せめて、威嚇射撃を命じるならともかく
 焦って無茶な命令を…

 無防備なジムを前に、敵が投降勧告を聞くハズもありません

 むしろ母艦を沈めた憎い仇と見えたかも

敵味方、犠牲を抑えようと戦ってきたマット
部下が代価を支払う事に

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 ジャブローのチョビ髭軍人がいるサービス

マットの代価
 連邦側は、部下であるアニッシュが変心

 こちらも、ジオンのケンに劣らず極論でしたが
 どちらも「仇」自体はその場で討ち
 敵意が陣営自体に向いた

 モルモット隊へゲルググ追撃が命令

 ラリー、せめて自衛武器を持っていれば
 普通に対応できたんですが

 初めてのスナイパーライフル、戦闘艦をも一撃轟沈する規格外

 新兵器が手に余ってしまったのか

第6話
仇討ちを誓ったアニッシュを窘めたのは

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 主戦場は宇宙へ、モルモット隊は地上残留

第6話「強き決意」
 整備士アニーのみ、サラブレッド隊で宇宙へ

 ガンダム4、5号機に敏腕が必要だった

 際しアニーは、仇討ちに逸るアニッシュこそが
 ラリーの後を追う事になるぞ
 と忠告

 何故なら戦争で死ぬのは当たり前

 だから覚悟が必要なんですね
 もちろん仲間を殺され、怒るのも当たり前

 でも極論、“必ず誰かが死ぬ”戦場で復讐してたらキリがなく戦いから抜け出せなくなる

 自分も後を追う事になるだけだと

だから大事なのは、何の為に戦うか考える事
死ぬ時、満足が出来るように

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機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 053

 当然、一番苦しんでたのはマット隊長でしたが

信念
 アニーが背中を押してくれ、マット再起へ

 ラリーだって、マットの命令を無視して撃てた
 撃たなかったのは命令だからでなく
 一理あると思ったから

 もし、マットが信念を曲げてしまった

 それこそラリーは無駄死にになる

 その信念の為に、犠牲を出したなら
 貫いてこそ報いる事になると

 人間、死んだらお終いです

 が、生き残った側もこれだから難しい

戦いを早く終わらせる為には
遺恨を残さぬよう、犠牲を抑えるべきと思った

機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 054

)マット・ヒーリィ中尉

 戦いを早く終わらせるための戦い…

 俺は それを信じてきた


 しかし

 そのために部下の命を

 危険にさらしているのだとしたら……


機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 055

)マット・ヒーリィ中尉

 そこに俺の目指そうとする理想はない

 ………………

 教えてくれラリー

 俺は 間違っているのか?


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機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 057

 アニーとノエルが激励、マットは立ち直る

戦い
 現実的に考え、逃がした敵は再び襲って来る

 だから倒すのが勝利への道

 ですがケンのように、犠牲が報復の連鎖を作る
 敵を倒せば、敵の恨みを買って
 戦いが激化する

 逆に犠牲を抑えるのが終戦への道?

 マットはそう考えたようですし
 実際、“ゲルググ”と和解できたハズでした

 その成功体験が、解りあえると考えさせたのかもしれません

 ただやはり難しい事ですわ

21世紀ではロシア租借地
伝統の宇宙基地、バイコヌールから打ち上げへ

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 ジオン外人部隊は、メイとジェイクを宇宙へ

バイコヌール宇宙基地
 現代では中央アジア・カザフスタン領内

 ケン達は、無事アジア方面軍と合流出来たのか
 08小隊でのラサ基地より北部から
 打ち上げ作戦を敢行

 遂にケンとガースキー、司令達だけ

 ケンはアニッシュと違い
 あくまで、仲間を救う為の戦いであるも

 むしろそれが免罪符を与えてる面もあり難しい

 仲間の為だと大暴れよ!!

ただケンは、今の自分が醜い事も解っていた
娘と重ねメイを逃がそうとする

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 ラリーの後を継ぎ、アニッシュはスナⅡ

宇宙基地攻防戦
 連邦軍としては、ソロモン攻略戦の直前

 ジオンが宇宙に上がるほど、敵が増強される
 正直アニッシュのやり方こそが
 望まれた在り方か

 アニッシュは投降を促さず撃破

 また、ジオン側もケン以下猛反撃し
 投降を促しても聞かず

 なお宇宙に打ち上げても、連邦艦隊に捕捉・撃破されるケースもありました

 MS IGLOOのヅダ事件が最大の例か

マットとアニッシュの口論はケン乱入で中断
が、フリーとなったアニッシュは

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 スナイパーライフルでHLVを狙うアニッシュ

復讐の連鎖
 しかしケン、陸戦型ガンダムと交戦

 まさか連邦が、MSでHLVを狙えるとは知らず
 味方、メイ達を宇宙へ逃がすべく
 難敵ガンダムを攻撃

 つくづく情報って大切

 08では、このロング・レンジ・ライフルで
 病院船ケルゲレンが撃沈

 機体やキャラデザなど、08の流れを汲む本作でも出てくるのは因果ですね

 あっちは病院船とはいえ最新鋭重巡ですが
  
実験隊任務はゲルググ撃破のみ
アニッシュに気付き、マット我が身で敵を庇う

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)ケン(ゲルググ)

 こいつ―…

 HLVを護るつもり――なのか!?



)アニッシュ(スナイパーⅡ)

 あ… あんたごと撃つぞぉ!!

 隊長!!


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)アニッシュ(スナイパーⅡ)

 なぜだ!?

 なぜ ラリーの仇を討つのが

 いけないんだ!?



)マット(陸戦型ガンダム)

 憎しみは憎しみしか生まない


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)マット(陸戦型ガンダム)

 本当はわかっているはずだろ

 アニッシュ



 だからお前は撃てなかった……

 いや……

 撃たなかったんだ



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 以降ケンとメイ、LEGACYの84年まで別離へ

地上編・完結
 マットとアニッシュ、ケンはこれで一応の和解

 脱出船を狙ったアニッシュ

 おそらく、前述の08ケルゲレン撃墜が下敷きで
 同作、病院船を墜とされたジオンは激昂
 戦いが激化しました

 本作では身を呈し狙撃を阻止

 結果、両軍戦う意義を無くし戦闘終了

 奇麗事かもしれませんが
 前例を踏まえ、一理あるのかなと思えます

 ただ宇宙に逃れた兵士が決戦に参加、争いを拡大したとも言えます

 何が正しいと言えないのが難しいところ

第7話【最終回】
改めて、モルモット部隊単独で追撃へ

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 いきなり水浴び中とかいうファンサービス

第7話「両雄激突【最終回】」
 ただシャワーでなく蛇口、水もチョロチョロ

 いかにも節水してる様子が面白い

 また前回後、この最終回までに別の連載を挟み
 連載再開、状況説明の必要があり
 台詞がやや説明的

 それが任務なんですね隊長

 また、連邦軍ホバートラックは
 後部が積載スぺース

 この部隊、簡易住居としていたようです

 こういった現地感が面白いですね
 
降り出した雨
ケンは、連邦攻勢は晴れた後だと予測する

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 まだヴェイガン殲滅にこだわるアニッシュ


 雨はMSの動作音を隠し、奇襲に持ってこい

 しかしマットは、あくまで投降呼びかけが主眼
 奇襲には意味がないと考え
 攻撃は翌朝へ

 そんなマットをケンは理解

 ケンは、すっかり憑き物が落ちた様子で
 敵ながらマットを信頼

 マットは自分を信じ、ケンはそんなマットのやり方に合わせる

 良い意味でプロレス的ですね
 
決戦は廃都市、かつて激戦の場となった為
無人のまま対MSトラップが放置

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 ガースキー投降を受け入れたアニッシュ

戦いの対話
 兵の疲弊上、決戦と踏んで対話を試みるケン

 陸戦型ガンダムvs.陸戦型ゲルググ!!

 戦って、犠牲を抑え終わらせたいというマット
 戦場は、生き延びるだけでも難しい
 無理だと言うケン

 傍からトラップで吹っ飛ぶケン!!

 生き残るだけでも難しい!!
 ケンの言葉、そのままの状況でした

 マットの考え方は、一兵士が持つには過ぎたものなんだと

 でもそういう男だから解りあえた訳で

対話を続け、殺し合うガンダムとゲルググ
乾坤一擲の大勝負へ

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 最期の一撃の直前、終戦宣言が始まり決着へ

終戦
 二人共、互いを殺すつもりで仕掛けたものの

 互いに終戦宣言で止めた

 解りあえたと感じた二人は、軍人としてなく
 改めて個人として名乗りあい
 和解へ

 戦いが終わったら「個人」に戻る

 二人共、戦いが好きではないものの
 戦うべき時代とも思ってた

 戦争だから戦う、その前提で生き方を決めていたのでしょう

 終戦でその呪縛が解けたのか

マットの信条は「人は解りあえる」という事
だから憎しみも乗り越えられると

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機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 094
機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 095
機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 096

 そしてマット、戦後の戦争の始まり

終戦
 最後にケン達は、願い通り故郷に帰って

 対しマットはオーストラリア
 
 LEGACYの姿を見るに、彼はここからが難題で
 コロニー落としが象徴する憎悪へ
 頭を悩ませたらしい

 曰く撃って解決する生き方は出来ない

 LEGACYでテロ解決に協力など
 戦う以外の方法で、平和に尽力したようです

 この後も争いは続きますが、彼を始めとした草の根活動があったから

 多少はマシになっていたのかもですね

あとがき
2002年、夏元先生が挑んだ初めてのガンダム

機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 097

 ガンダムを見る側から作る側

千葉&夏元先生あとがき
 普段、後書きも意図的に書かない夏元先生

 作者の顔を見せるのは作品に良くない

 対し本完全版では、執筆当時の熱い思いを吐露
 何せ当時、初ガンダムだった上
 安彦先生達も連載中

 熱く楽しく描けた作品だったとの事

 千葉先生も、一年戦争系が多数ある中
 作品をどう押し出すかに苦慮

 制作コンビが互いに、また膨大な協力スタッフに感謝する姿が好感度高いあとがきでした

 作った側が満足できたってのは大事

同じジャブロー直轄特殊部隊同士
おそらくホワイト・ディンゴ隊と同カラー

機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 000
機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 034



 後年のゲーム版では通常カラー

RGM-79SP ジム・スナイパーⅡ
 またWD隊は、部隊カラーで塗っていません

 時間がなく工場直送カラーで運用

 その為、同じジャブロー直送機なら同じカラー
 というのはちゃんと正しい設定で
 劇中は猛威

 猛威すぎて戦死を招いた悲劇

 また敵視点では、真っ先に潰すべき相手
 買った怨みも相当なハズ

 ジオン兵達の帰る手段、母艦を撃沈したのですから

 撃った側も驚く火力が印象的 

ケン機、ドナヒュー機のみ確認されている
希少な陸戦型ゲルググ

機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 001
機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 022
機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 061

 バックパックは、まんま宇宙用高機動型と同じ

MS-14G 陸戦型ゲルググ
 またガトー専用機同型の試作ライフルを装備

 ゲーム設定は、地上用に現地改修されているも
 漫画版は拠点を失った状態で受領し
 改修の余地はなさげ

 メイ実家、ダイクン派カーウィン家贈り物

 メイを生き延びらせる為に送られ 
 実際、打ち上げに尽力

 漫画はシールドを回収できず、ライフルも途中でエネルギー切れ

 終盤はザクマシンガンを使っていました

収録

機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 003
機動戦士ガンダム戦記 2巻 最終回 感想 002





 旧版表紙イラスト二枚は、総扉イラストに使用

 角川コミックスエース「機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles 2巻」。
 夏元雅人。月刊ガンダムエース連載、角川社発行。
 2003年9月(前巻2002年10月)。

※本完全版は2005年9月発行

機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles 2巻 完全版
 あらすじ
 第4話「戦う意味」
 第5話「道-生き方-の選択」
 第6話「強き決意」
 第7話「両雄激突【最終回】」
 あとがき

登場メカニック
 RGM-79SP ジム・スナイパーⅡ
 MS-14G 陸戦型ゲルググ 
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機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles 感想


 機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles 1巻“モルモット部隊”
 機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles 2巻【最終回】







 RG ガンダム試作1号機 フルバーニアン ガンプラレビュー 0083 STARDUST MEMORY 1/144
 機動戦士ガンダム0083 星屑の英雄 全2巻 松浦まさふみ
※1991年の原作OVA第1作から9年、1992年の映画版から8年後、2000年に描かれた漫画版。

 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 1巻
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 2巻
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 3巻
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 4巻
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 5巻
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 6巻
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 7巻“ヴァル・ヴァロ”
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 8巻“宇宙の蜉蝣”
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 9巻“亡骸vsソロモンの悪夢”
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 10巻“激突、未完成機”
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 11巻“星の屑”失敗作達の戦場
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 12巻“故あらば寝返るのさ”
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 13巻“ソーラ・システムII”
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 14巻“ケリィとシーマ”光を越えうる翼で!!
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 15巻“バニングの教え”戦いは決着へ
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 16巻【最終回】“コウ・ウラキ”

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