試し読み 双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想
 藤田和日郎 レビュー 考察 画像 ネタバレ
 目次へ。これまでの感想はこちら 前回はこちら
突然やってきて突然去っていくタコハという男
最後に訪れた場所は

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想

 絵に向き合ってた泥努こそタコハを救った

 絵描きの悩みを解り、救えるのも絵描き

 皆を笑顔にし続けた、タコハ自身もまた空虚
 泥努が傷付け、気付かせたカラッポを
 埋めてくれたのは「皆」

 タコハが、泥努が由太郎達が満たされた

 あったけえ物語でした

「凧葉」旅をする
 恐怖の水と暗い館から、青々広がる美しい海へ
 絵描きがいるべきは「竜宮城」でない
 希望あふれる表紙だ!!

 バックには泥努とタコハに置き換えた「絵」

 あの絵、二人がモチーフだったのかしら

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想


・あらすじ
  …泥努にとってのタコハとは

・第239話「同じ絵描き」
  …泥努にとっての「世界」と絵
  …タコハが絵を描く訳
・第240話「燃える川」
  …泥努が双亡亭を建てた根本!!
  …マーグ夫妻、圧倒!!

・第241話「最後の哄笑」
  …鬼離田姉妹と「怖い」人
  …泥努の異変
・第242話「スランプ」
  …姉「しのぶ」が詠座の絵に惚れた訳
  …泥努、脳が揺れる
  …紅、頑張る

・第243話「紅 作戦」
  …タコハ、画家としての致命傷
  …紅は全力で戦えない
・第244話「ファム・ファタール」
  …タコハはどう思っている?
  …泥努と緑朗

・第245話「肉薄する海」
  …タコハが「戦う」訳
  …青一vs.しの!!
・第246話「制作活動の終焉」
  …泥努が認めざるをえなかった結論
  …奮戦、おじいちゃん星

・第247話「展覧会」
  …泥努にとって、タコハという男は
  …双亡亭を建てたから
・第248話「残りし花」
  …泥努が思うようになった事
  …帰還と旅立ち

・第249話「双亡亭 壊す可し」
  …侵略者と破壊者、旅の終わり
  …凧葉、笑顔の旅立ち
・第250話「いとまごい【最終回】」
  …双亡亭、その名通りの結末
  …最後に「脳が揺れた」者

・後日談
  …真琴、由太郎はどうなったかな?

・あとがき
  …スタッフへのコメントも収録
・アニメ版 からくりサーカス 感想
 これまでの感想

スマートフォン用ページ内リンク

・4ページ目

・8/8ページ目へ

※双亡亭壊すべし感想記事一覧
  …2016年連載開始
※アニメ版からくりサーカス感想一覧
  …原作未読。2018年10月~2019年6月

以下、公式あらすじより引用
及び小学館試し読み


 空前絶後の破壊劇、堂々完結――!!

 海へ向かい、川を進む侵略者“しの”を足止めすべく、死力を尽くす破壊者達。

 侵略者の放出を止めるべく、泥努との絵描き対決に臨む凧葉。

 キャンバスを通じて向かい合い、
 己の全てを筆に乗せる二人の絵描きの、
 本音と本音が火花を散らす!

 空前絶後の破壊劇は、想像を超える結末へ――!!

 震撼のスペクタクル・モダン・ホラー、ここに堂々完結!!



あらすじ
十七巻の誓いを果たせるか?駆け抜けた最終回

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 120

 画像は17巻、ジンギスカンの約束!!

あらすじ
 マーグ夫妻、鬼離田姉妹、紅が捨て身で防ぐ中

 タコハは芸術論を交え泥努と画

 泥努は双亡亭は建てるべきでなかったと気付き
 絵の勝負は、タコハ勝利で幕を閉じ
 液体生物は途絶えた

 泥努は双亡亭を葬り消滅

 残花と帰黒は昭和七年へ戻り
 タコハと青一は、別時空の由太郎を幸福にする

 十か月後、二人はフロルの力で元世界へ帰還

 タコハは初絵本「キスねこ」を出版する【完】

※トップに戻る



第239話
泥努は、なぜ双亡亭に籠らねばならなかったか

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 000
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 001

 双亡亭建造の「真意」は、ひとまず先送り

第239話「同じ絵描き」
 際しタコハは、泥努の絵を褒めました

 泥努は絵を否定されず困惑

 前後しますが、泥努が双亡亭に建てた真意は
 彼が自分を醜いと思ってる事
 他人に顔向けできない

 だから絵も不安がうねってるのか?

 また、書いてる奴への評価と
 創作物を切り離す事

 嫌いな奴による創作物、有形無形の成果を嫌いになるなんてありふれた事

 いっさい囚われないって強ェなあ

泥努が世間を嫌うのは
幼少期以来、境遇を思えば当たり前の事

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 002
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 003
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 004

 世界は醜い、だから絵も醜くあるべし!

泥努の世界
 彼は嘘が描けない、だから醜いんですね

 すごく真っ直ぐなのが辛い

 だから泥努は、美しいものを描く他の作家が
 作品が嫌いだというのもその通り
 筋が通ってる

 19巻、タコハが奇麗と言ったのと同じか

 当時、タコハは帰黒が奇麗と思い
 その想いを曲げなかった

 泥努も世界を醜いと思い、決して曲げない

 絵描きとして真摯なんでしょうね

この世は醜悪かと言われると…
タコハにとって、“弱点”だった父親の話へ

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 005

 三巻で描かれた「タコハが一番怖いもの」

この世は醜悪
 成長したタコハは、父を乗り越えていました

 でも当時は本当に怖かった
 
 だから父が死に、タコハはホッとしてしまい
 そんな自分を醜いと思っていた

 泥努が「自分は醜い」と思ったのと同じか

 だからタコハは彼を解る気がするのか

タコハが絵を描く理由
父、親類と別れを繰り返してる内に思いついた

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 006
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 007
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 008

 彼は自分を、楽しい奴だったと思って貰いたい

別れの絵
 タコハの軸足は「見せる為」にあるんですね

 見せて、楽しい奴と思って欲しくて描いてる

 父は死んだ、他人とはいつか必ず別れると悟り
 なら、楽しい奴だったと思って貰う為
 絵を描くようになった

 泥努と真逆、好かれたいから描くと

 なら、彼が一般受けしない絵を描くのは
 純粋に不器用なのも一因か

 我が道を行く絵は泥努っぽくもありますね 

父は暴力、親戚もケチ、凧葉が知る世界も醜い
自分が醜い事も良く解っている

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 009
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 010
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 011
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 012
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 013

 鉄橋がまるで豪華客船に見える佇まい

思いは自分のもの
 泥努同様に、タコハも世界の醜さを解って

 それでも楽しいものを描きたい!

 昔の芸術家が、リアルに描く事に徹したように
 泥努は「世界」を忠実に描きたい
 醜いと描きたい

 対し現代作家、タコハは自由!!

 またタコハは、泥努が己の醜さに苦しみ
 罪悪感を感じてると見抜いてる

 泥努の自己否定に、即「やめろ」と言ったのもそれでか

 悪く悪く考えなくていいんだよ…

第240話
敵は水、夫妻は火!負ける理屈があるものか!!

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 014
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 015
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 016
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 017

 圧倒的火力の夫妻、子供を庇い散る…!!

第240話「燃える川」
 夫妻の弱点を突いた、しのらしいえげつなさ

 ですが夫妻は間違えなかった!!

 19巻曰く、娘にはいつでも会えると思ってた
 だから、つい先送りにした結果
 一生後悔した

 今度こそ「今この一瞬」を大切に出来た

 助けなかったら一生後悔する
 その選択を、今度こそ間違えずに済んだのなら

 それは「正しかった」って思う!

タコハは自分を醜く、嫌な奴だと思っていた
だが「泥努もそうなのだ」と

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 018
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 019

 タコハも、これを言うのは度胸が要った

泥努の原点
 まず基本、泥努はとても「我」が強い

 その原点も姉なんですね

 幼い頃、座敷牢騒ぎで「自由」を奪われかけた
 だが、姉は助けてくれただけでなく
 自由に描けと言った

 だから「自由」にこだわる

 座敷牢事件は印象深いですが
 それが、画風に関わっていたとは思わなんだ

 他人の批評、値段への嫌悪も「不自由になるのが嫌」だから

 描きたいよう描きたいと言ってたものね

だが泥努、姉の「自由」を奪ったじゃないか!
泥努こそ束縛したじゃないか!!

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 020
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 021
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 022
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 023

 タコハが“傷付ける”のは、楽にしてやりたい為!!

双亡亭の真実
 自分は醜い、世間に顔向け出来ないと悩んだ

 だから双亡亭に引きこもってたのか

 原因は姉が詠座に恋した時、大反対したこと
 姉を縛り、殺して“連れ戻した”事
 自由を奪った事

 姉の“自由を奪った自分”は醜いと

 無論、七巻で言った通り集中する為とか
 21巻の通り芸術品であるとか

 度々泥努は、双亡亭建造理由を語っていますが

 あらゆる建前を取っ払った本音か

第241話
鬼離田姉妹にとって「姉」は絶対でした

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 024
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 025
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 026

 鬼離田姉妹の恐怖、五巻の「双亡亭」再び

第241話「最後の哄笑」
 鬼離田姉妹もまた、当初は式神で圧倒

 昔は使えなかったお糸童子まで!?

 そして今なら、絶対に思えた姉の可愛いところ
 意外に甘いもの好きだったなあと
 思い出せました

 もう過去と笑って向き合えるのか

 姉妹にとって、過去は嫌な思い出ばかり
 思い出すのも嫌な事ばかり

 だから「昔」を笑って思い出せるというだけで

 とても素敵な変化に思えます

鬼離田姉妹にとって「絶対に勝てない」象徴
双亡亭の怪物

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 027
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 028
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 029

 タコハ童子ならトラウマだろうと笑い飛ばせる!!

きゃはは
 鬼離田姉妹、タコハへの恋話で大盛り上がり

 恐怖を笑顔がブッ飛ばしおった!!

 無論、しのを止めておく力はなかったものの
 昔、現実逃避の為に笑っていた二人が
 今、心から笑えてる

 それだけでもう大勝利だ!!

 五巻と違い楽しいから笑えてる
 19巻と違い、絶望的だろうとも笑ってられる

 昔の二人を軽々飛び越えてた!
  
急に泥努の絵が止まった!!
緑朗は、今がチャンスだと応援する

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 030
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 031

 だが当のタコハはほっとけないんですよね…

スランプ
 勝つ負けるかなら、ほっとくのが「正しい」

 でも、困ってる奴を放っておける男だったなら
 そもそも今ここに居ないんですよね
 難儀なお人やで

 僕の正しさは僕だけのものだしー

 もー、タコハさんったら心で考えすぎ―。

第242話
スランプ、つまりイメージがまとまらない

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 032
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 033
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 034

 怒鳴った後、ちゃんと淹れてくれる優しさ

第242話「スランプ」
 結局、泥努を放っておけず休憩に入るタコハ

 またスランプの脱しかたは気になる所

 言葉通りなら、タコハは年柄スランプなので
 他人がどうやって脱してるかは
 気になりますよね

 タコハにも大事な「壁」

 今、タコハは調子よく描いていますが
 売れない絵本画家志望

 売れない理由らしきものも後で判明しました
 
いよいよ紅ですが
彼女の場合、先輩達にぺこぺこしてしまいます

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 035
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 036
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 037
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 038
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 039

 そういや紅と青一、最初は激突したんですっけ

今、がんばろう!
 青一は素直に「先輩達は弱い」とズバリ!

 怒らせてしまい青一は落ち込みました

 双亡亭を壊した後は、居場所がなさそうだ
 人の間で暮らせそうにないと
 少年兵に近い悩み

 ですが紅は、居場所は作れると激励

 皆とだって、赤の他人だったけれど
 今は仲間になれた

 目の前の事を、やれる事を頑張っていたら居場所は出来るものだと

 やれる事、見つかるといいね…

デュシャンの「泉」を知ってるかい?
既製品の便器を「芸術」と言い張った芸術実験

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 040
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 041
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 042

 まさに「脳が揺れる」体験だ!

脳が揺れる
「泉」とは、どこまでが芸術か?を問う実験

 常識を超えた発想そのもの

 泥努の芸術論とは、全く違う手法でありながら
 泥努の考える「芸術」と同じ衝撃を
 泥努に与えた一発!!

 芸術とは色々あるんじゃないか?と

 泥努の考える、技術を突き詰める手法も
 芸術の一形態に過ぎないと

 また実はこの会話、三巻の初対面に同じ事を言ってました

 先生、最初からこのゴールが見えてたのかあ
 
泥努は姉が「詠座のへたな絵」に惚れた事も
きっと少し理解できた

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 043
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 044
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 045

 二十二枚なら、だいたい一年立ち尽くしてたのか

泥努の衝撃
 画家は描かずいられない。強いなあ泥努は…

 本作の謎、なぜ姉は詠座の絵に惹かれた?

 泥努の絵は、文字通り芸術作品ハイアートで
 対し詠座は、現代なら漫画のような
 大衆的な絵だった

 姉は当時、心が疲れていたから惹かれた

 泥努は姉の弱さを認められなかった

 泥努にとって、姉は恩人であり
 誰より尊敬すべき人

 その姉が「心弱っていた」事実自体が認められなかったのか

 尊敬で等身大に見れなかったんでしょうか

第243話
異星体、硬い外殻を作り身を守る術を学習!!

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 046
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 047
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 048

 まさかの自衛隊!? 無茶苦茶しとる?!

第243話「紅 作戦」
 愛刀を一本失い、紅は全力を出せませんでした

 ところが自衛隊と連携!サブタイ!!

 敵は外殻化を学習、窒素の中で動けるよう進化
 反面「砕かれる」という弱点で
 自衛隊に大苦戦!!

 文字通り「皆」の力だ!!

 泥努に敗れたり、攻撃が逆効果だったり
 損な役が多かった自衛隊

 もちろんヘリの漢気などもあったも、やっぱ嬉しいなあ!

 紅も恋する乙女だった…!!

遂に芸術の多様性を受け容れてくれた泥努
が、だからこそ突きつける

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 049

)泥努

 ではキサマ自身はどうなのだ!?


 キサマの「美しい物」や「信念」!

「人生観」!

「イメエジ」は

 本当にキサマの「絵」に表れているのか!?


双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 050

)泥努

 いいか!

 全てを赦し、「なんでもあり」と言う事は、

 自分自身が「無い」と言う事なのだぞ!!


 キサマはキサマ自身を

 何処に置いてある!?

 それで絵描きと言えるのか!?



双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 051
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 052

 これはタコハ、完膚なきまでにクリーンヒット

このからっぽが大きすぎるから
 全てを好きなのは、何も好きじゃないのと同じ

 タコハは「自分」がないのだと

 ここまで、多様性の権化として押したタコハ
 物語当初、皆が「急所」に殺される中
 唯一乗り越えたタコハ

 初めての完全屈服

 長所と短所は表裏一体
 多分、だから彼の絵は受けなかったのか?

 タコハの絵は「他人に見せ、自分を好きになって貰う為」の絵

 泥努と真逆、弱点も真逆だったのか

第244話
耐えがたい一瞬、“火力”の列!しのvs自衛隊!!

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 053
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 054
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 055

 しのとタコハ、奇しくも同じ時に苦しんで

第244話「ファム・ファタール」
 ですがしの、我慢に我慢を重ね突破へ!

 自衛隊は本当に頑張った!!

 余裕しゃくしゃくだった異星体を追い詰めた!
 ですが、トンネルを抜けるように
 しのは火列を突破

 ですがタコハ、なかなか抜けられない

 芸術とは「自己表現」
 だのに、表現する「自分」がない!!

 このカラッポはちょっと大きすぎたってばよ!!

 多様、他人を軸にした故の空虚か
 
泥努『だまれ!馬鹿者!!

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 056
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 057

 泥努怒りの大叱咤!説得力が違う!!

泥努大爆発
 遂には泥努を羨ましがりだしたタコハ

 が、これは泥努が努力して掴んだ

 双亡亭に籠ったのは、罪の意識かもしれない
 けど、ここで努力し続けた日々は
 確かな本物!!

 届かないなら手を伸ばせ!

 あ、アンタほどの努力者が言うなら…!!

 泥努の良さが詰まった最終巻だ!!

タコハも解ってる、皆が頑張ってくれている
泥努が気になる「紅」も

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 058
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 059

 懐かしすぎる紅との初対面。こんなだった!!

運命の女
 タコハは、紅からの好意に気付いていない?

 芸術家失格、感受性がないと泥努は失望

 対しタコハは、紅を「ファム・ファタール」
 画家を花開かせる「運命の女」と
 感じていました

 彼女は素晴らしい、だから望んではいけない

 自分は心が醜いとか、身寄りがないとか
 画家として大事な物がないとか

 皆が苦しみを越えてきた本作、最後に苦しんだのはタコハだった

 自分では「紅に不釣り合い」と思えるのか

紅はお前を好いている
感受性が鈍いタコハに叩きつけようとした泥努

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 060
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 061
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 062

 しかし意外や、そしてなるほど黙ってた

凧葉と詠座
 意外やタコハ、自分は「詠座と同じだ」

 関わったら人生を台無しにする男

 正直詠座は、しのぶさんより年上で不釣り合い
 が、凧葉と紅の歳の差も同様か
 確かにそうです

 タコハは紅を、緑朗を傷つけたくないんですね

 これから、明るい未来が待っている
 若くて素敵な子供達

 自分なんかが関わっちゃあかんと思ってしまうのか

 詠座って「前例」も痛いなあ…

泥努ならば解るはずだ
かつて姉を奪われ、泥努は怒ったのだから

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 063

 しかし泥努、芸術の為なら紅を奪うと宣言

アンタだけは
 更に、タコハにも「自分」があると指摘

 タコハに泥努が解るように

 同じ絵描きだから、泥努も解るんでしょうか
 描き続けてきたタコハになら
 必ずあると

 タコハは他人に良い印象を残したくて描く

 他人に見せるのが軸で
 紅の事も、“紅の為に”と考えすぎた

 だが「自分」はどうしたい? 自分がやりたい事は? 自分が描きたいものは?

「自分」を貫く泥努ならではの叱咤だ!

第245話
泥努だけは「弟から姉を奪う」と言っちゃいけない!

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 064
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 065

 タコハの心は、やっぱり「皆」なんだなって

第245話「肉薄する海」
 改めて、“描きたいもの”って何だろう?と

 思い浮かべたら、紅と緑朗が浮かんだ

 そして泥努が勝てば、緑朗が不幸になるなら
 勝たせないためにと立ち上がった
 やっぱり「皆」!!

 泥努と対極のままブレない!!

 また泥努の歪みの一つは
 12巻、姉を「絵」で死なせる所だった事

 しのぶは弟の絵が出来たら死のうと思い、だから泥努は完成できませんでした

 その彼が絵で殺し合うとは因果!

ほぼ全滅した破壊者たち
残るは大本命・青一、そしてヤドさんだった!!

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 066
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 067
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 068
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 069
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 070
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 071
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 072

 大変珍しいしのの真顔

ヤァイ!
 黒の星との大本命、青一vsしの決戦!

 ここでしのも「感情」が指摘

 自称高度知性体で、感情など持たないはずも
 長年、泥努に怯えたのは本当だろうし
 今巻はホント必死!!

 ヤァイ! 宿敵に図星でやがる!!

 ヤドさんは、漫画的に「最初の破壊者」
 アツシ&シンイチを移送

 タコハと泥努も、絵柄が芸術的すぎてもう…

 ヤァイ!全員集合だ!

第246話
九十年だ!泥努は九十年描き続けてきたのだ!!

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 073
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 074
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 075

 泥努も慄然、しのも呆然

第246話「制作活動の終焉」
 双亡亭での日々に、絶対の自信を持ってた泥努

 が、遂に自信に特大の亀裂が!!

 同じくしのも、海まで僅か20数秒まで迫った所
 まさかの「凍結」に阻まれ愕然
 海が凍ってた!?

 これがおじいちゃん星の戦いか!!

 タコハによる「元栓」作戦は後付け
 本命はこれか!

 ただこの策でも、しのを止められないと最初から解ってた

 だから皆に協力を要請してたんですね

タコハとの出会いは三巻
泥努は、ただの絵描きが紛れ込んだと思ってた

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 076

 この状況で楽しいとか言い出したよオイ!

タコハという男
 タコハの怖さが、絵描きだからこそ泥努は解る

 きっと読者が感じる数倍怖い!

 読者視点でも、タコハはバトル主人公としては
 弱弱しく、強くなれそうな素養さえ
 全くない男でした

 が、こと「絵」に限っては猛威

 それも、泥努の超人的な技術でなく
 精神的なものか

 十年も描き続けて、まだ「描きたい」が尽きない

 どんだけ画想を蓄えてんの!?

どころか、ますますテンションが上がっていく
立ち上がっていく!?

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 077
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 078
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 079

 この泥努の目を以ってしても色が見えぬ男…!!

バケモノ
 遂に「詠座じゃない」と認めさせた

 どころかバケモノだと!?

 作中、異星体を逆に支配し恐れさせるような
 九十年も「人間」だった応尽も
 家来にしてた泥努が

 泥努は、とんでもないモンを目覚めさせたのか

 十年、泥努さえ「描きたい」が尽きる中
 描くのを止めない男だから

 泥努が信じる「脳を揺らす」芸術を、叩きつけて来る男だから!

 主人公が一番人間離れしてた?!

第247話
タコハの言葉は、泥努の「脳」を揺らし続けた

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 080
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 081
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 082
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 083
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 084

 泥努の定義で、タコハとは「芸術」だった!!

第247話「展覧会」
 タコハが描き、緑朗が泣き、青一が走る!!

 初期トリオが輝いてた最終幕

 泥努も、タコハが前巻末の芸術論そのものだと
 彼に触れたことで、自分と向き合い
 心を痛め価値観を高めた

 道理で脳が揺れてた訳ですわ

 思えば、泥努が描きたい理想の芸術とは
 人が人に与える衝撃と同じ

 前巻末の芸術論は、そっくり「人」に言い換えられた気がします

 泥努自身、無自覚でしょうけれども

が、天啓のごとき泥努怒濤のひらめきに対し
タコハの返答あまりに静か

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 085
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 086
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 087

 タコハの涙、まさに「脳が揺れる」一言

双亡亭を建てたから
 タコハの涙は、泥努を惜しんでの

 泥努はもっと良い絵を描けたのに

 泥努の言葉通り、タコハが芸術であるのなら
 九十年、“芸術”と出会えなかったのは
 泥努自身が引きこもったから

 双亡亭を建てなければ良かったのだと

 タコハは、九十年分の「芸術」を持ち込み
 また過去に向き合わせました

 でも泥努自身が、外で変化し続けていたら必要なかった

 こんな形で双亡亭が否定されるなんて…
 
双亡亭は芸術の為の館だった
だが逆、芸術の妨げだったのだと理解できた

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 088
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 089
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 090

 問答の後、泥努は完全に画想が絶えた

ぱぁぷぅ絵描き
 最後の衝撃から、泥努は立ち直れませんでした

 思うに世界は醜いと思えなくなったのか?

 画想の一つは、醜い世界をリアルに描き出す
 ですが、世界と向き合っていれば
 更に良き絵が描けた

 と、新しい価値観を感じたのでしょうか

 対しタコハは、自分が空っぽだと思ってた
 絵に込めるべき「自分」がなかった

 でも「皆」を描きたいと思った時、今まで知らなかった「自分」を見つけ出した

 二人の全部が「絵」に繋がっていく…

タコハの絵が全て埋め、泥努自身が絵を閉じて
ぱらりぱらりと「絵」が落ちていく

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 091

)タコハ

 あーあ…

 せっかく描いたのに…

 展覧会もナシかよ…


)泥努

 だが… 描き尽くしたからな…


)タコハ

 ……ああ。

 オレ達… 描きに描いたようなァ…


)タコハ

 緑朗!


)緑朗

 この絵

 ……僕… 好きだな…………


)泥努

 当然だ。


双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 092

 単行本は白黒見開きなので、カバーから

当然だ
 前巻完成時、絵描きタコハは言葉が出ません

 対し緑朗ってば、素直だこと…

 絵は辛そうに黙した男、笑い向き合う女の姿?
 人は、どんなに孤独で辛く思えても
 独りではないと?

 目を開けばそれだけで解るのにと?

 男は、目を閉じ外界を感じていない
 泥努の象徴に思えます

 対し女は、黙って微笑んで傍にいてくれている

 表紙的にモチーフはタコハなのか

第248話
しのの意地!アツシとシンイチの意地!

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 093
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 094
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 095
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 096

 おじいちゃんの星の水で、残花と帰黒は蘇生へ

第248話「残りし花」
 なんと陸上に乗り上げ、爆走したしのも限界

 いけ!しの!突っこめ!青一!!

 他方、これを見届けんとするアツシとシンイチ
 二人は緑朗、青一とも仲良しですが
 思えば負い目が

 青一が「星」に送られた原因は二人

 結果的に、世界を救った功績だとしても
 青一は全てを奪われました

 二人はその「責任」も感じてたんですね

 いい人達だなあ…

蘇り、二十三巻の約束を果たそうとする残花
だが泥努は「新しい価値観」を得た

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 097
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 098
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 099

 男の別れに涙は不要!

家訓
 泥努はもう双亡亭は壊し、旅をすると結論

 ですが残花、共に来いと誘いました

 泥努は一瞬、それも良いと考えたよう思えます
 が、“既に過ぎ去ったものを追うな”
 今を大切にしろと

 友達の家訓、ちゃんと覚えてたんですね

 残花の動機は、友の気持ちを確かめる事
 今、改めて果された!

 泥努の微笑み、うるんだ残花

 とても人間らしい別れでした

息災で暮らせ
残花は、独り自分の時代へ帰っていったが

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 100
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 101
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 102
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 103

 青一のドリルは、しのを粉々に砕いていた

ありがとう
 前巻、マコトにいつまでも一緒といった青一

 ですが笑って送り出してくれました

 同じく前巻、真琴に大切な人が出来たと知って
 今、泣いて笑って送り出した青一
 紅といい“兄”でしたわ

 蘇生してすぐ!忙しないけど仕方ない!!

 何せ残花さん、後ろなんて振り返らず
 真っすぐ行く人だからなあ

 しっかり追いかけなきゃだよね!

第249話
さよなら双亡亭。凧葉コンビ、笑顔の旅立ち

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 104
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 105
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 106
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 107

 友達ン家から帰るのと同じ。爽やかな旅立ち

第249話「双亡亭 壊す可し」
 タコハも泥努も、もう帰れない旅なのに

 絵描きってのはまっこと…!!

 タコハ、一本だけ持ち込んでた筆を泥努に譲り
 互いに二度と会えないと解った上で
 最後まで笑顔!

 最終巻は泥努がいたから戦えた

 今まで、皆を救ってきたタコハだけど
 彼の悩みは「絵描き」の悩み

 であるなら、救えるのは「絵描き」の泥努だけだった

 なんだか不思議ですね
 
必死に抜けた階段の、泥努が魂を込めた建物の
青一が壊したがった双亡亭の最期

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 108
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 109
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 110
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 111

 しの、アツシとシンイチの旅もようやく終わり

旅の終わりに
 青一は双亡亭が、しの達が滅び去るのが哀しい

 彼らは生きたかっただけだからと

 その為に、すべてを犠牲にする酷い奴らだった
 でも彼らが懸命だった事も解るから
 生きたいだけだったから

 恨みはない、寂しくも温かい結末

 また、一話では怖くて逃げた二人が
 時を越えて手を繋いだ

 ただそれだけの事に、本当に長い長い時間がかかってしまった

 泥努はアレでしたが人生って本当に短い

どうして悲しくなったんだろう
だから、悲しくならないように旅をしよう

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 112
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 113
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 114
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 115
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 116

 笑顔、笑顔、笑顔。そして笑顔を作る為に旅へ

凧葉の旅立ち
 博士以下、皆はフロルのアポーツで無事でした

 多分、フロル以外に予想してなかった

 だって前巻、博士はフロルは来るなと言った
 彼女が救出する前提だったのなら
 妙な言い方だから

 皆がフロルが「頑張った」のか!!

 また、青一がしの達に哀しんだのは
 人間の持つ優しさ

 きっとじいちゃん星なら言うでしょう。これだから人間は素晴らしいんだ

 心配しなくても青一は人間なんだよね!

もっと他にいい方法があったろうがと思える
だからタコハは旅立っていった

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 117
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 118

 緑朗が言う、在りえた未来を浮かべた泥努

壊す可し
 この未来には、やはり双亡亭はいらなかった

 サブタイは「泥努が言った」から

 誰もが、双亡亭を壊さなければと思ってきた
 泥努もまた「破壊者」になった
 タコハ達側に

 可し、“そうであるべきだ”という事

 しみじみ噛みしめるような表情

 まさに「一幅の絵」でした

第250話【最終回】
どうして泥努は、17巻で緑朗を助けたのか

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 119

 最終戦同様、緑朗は「鑑賞者」だったから

第250話「いとまごい【最終回】」
 タコハは画家だし、他の皆は破壊者でした

 が、画家にとって欠かせない者だと

 思えば、タコハの絵の「鑑賞者」だったのも
 彼が双亡亭に乗り込んだ一因
 一貫していたのね

 また双亡亭は、己の滅びを悟っての名?

 双とは絵と人間?
 どちらも、見られなければ「亡びる」

 自分も描く絵も亡びると理解し、墓穴として名付けたのでしょうか

 だから緑朗が来て嬉しかったのか

ですが「緑」朗、そんな価値はないという
緑なんて赤を引き立たせる色だと

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 120
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 121

自分を、誇れ(由太郎』

弟二人
 さすが画家、さすが弟らしい励ましでした

 緑もまた、赤によって輝くのだ

 また紅が、緑朗をどんなに大事に思ってた
 思うに、泥努はそれを知った今
 初めて姉が解ったのか

 きっとしのぶも由太郎を大事にしてた

 だのに、先生しか見ていないだの
 刺してしまった事とか

 弟、自分が愚かだったと思ったのでしょうか

補色と言って気付いた
あの絵は、補色が必要な部分があるなと

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 122

)泥努

 あと… ひと塗り…

 あと… 一筆…

 ああ……

 くそ……

 今まで… 私は……


双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 123

 泥努は、最期まで絵に向かおうとした

泥努の後悔
 私はとても美しい、哀しいと思いました

 最期まで絵に向き合い、成長しようとする姿勢
 砕け、絵が白紙になったとしても
 諦めなかった姿勢が

 最期は「私は何をやっていた」か?

 多分タコハが哀しんだように
 自身、もっと上手い絵が描けたハズだと

 それこそ泥くさくさえある、努力し続ける姿勢が泥努でした

 上を上を目指し続けた姿勢が泥努でした

双亡亭が崩壊した頃
凧葉は「もっと他に方法はなかったか」探しに

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 124
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 125
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 126
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 127

 十二巻、詠座を刺した直後へ飛んでいた

後悔はさせない
 泥努が強く後悔しているからつながった場所へ

 泥努の後悔を晴らしてやる為

 当時の泥努は、既にやさぐれきった頃でした
 詠座に「くそでもくらえ!」とか
 刺したりとか!!

 まさかの歴史修正展開…?!

 いや、作中さんざん時を越えましたが
 ここにも繋がってて当然だ!!

 否、今巻で「もしあの頃タコハに出会っていたら」と思えたんでしょうか

 きっと「今」廊下が繋がったのか

この土壇場にきて、帰黒の「霊薬」大活躍…!?
二人は二か月ばかり頑張った

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 128
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 129
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 130
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 131
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 132

 饅頭あげたり、やっぱ子供好きよね瑞祥さん

泥努はもういない
 詠座は離婚し、霊薬でしのぶの病気を治癒

 タコハが取り成し、詠座と由太郎も和解

 由太郎、幼少のきらきらした目を取り戻し
 他の画家にも会いたいと願い
 人生観が大転換!!

 温かく揺らしたぜ!脳をな!!

 のみならず、双亡亭予定地の異星体も
 ドリルでほっくり返して消滅

 工事か!そっかドリルだから出来る芸当だったんですな

 緑朗にゃ無理ね。でも博士ならなんとか…!!

姉だけじゃない、一緒に絵を描く楽しさを
絵を見せる楽しさを知ったから

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 133
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 134
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 135
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 136

 誰…? ってフロル?!まあ白くなっちゃって!!

十か月後の双亡亭跡
 前巻、実はタコハを助けよと言われていた

 お爺ちゃん星は解ってたのか

 タコハ達が飛んだのは、歴史が分岐した世界
 膨大な数の可能性世界から
 彼を見つける!!

 まあ博士も絶好調!!

 前巻、アポーツで博士を助けると思ったも
 ここまで壮大な話だったとは

 黒い衣装も最後に見違える為の前振りだったんでしょうか

 皆して立派になっちゃって…  

だが紅の中に、捲土重来を目指す液体生命が
しのが一滴だけ残っていた

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 137

)しの

 何故この女が

 目から体液を流すのか

 何故 全身が「感情」で満ち満ちているのか


 そして何故

 私がそれを「美しい」と感じたのか


 その理由はわからない。


双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 138
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 139
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 140

 飄々と、でも別人のように自信溢れるタコハ!

いとまごい
 最後の一滴は、再会の涙に押し出され消滅

 しのも脳が揺れたのか

 また泥努が言った通りタコハはいきなり現れる
 心が、すっかり弱っていた紅に
 タコハ直送便だ!!

 暗い邸内から「外」が鮮烈でした

 作中、泥努に怯えたりヤァイ!されたり
 確かな感情があったしの

 最後に学んだのが「美しさ」だったのが何とも切ない

 人間こそ「芸術」なんだって事ね

後日談
由太郎はあの後どうなったのか

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 143
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 144
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 145

 もう帰黒さん甲斐甲斐しいったら!

前身の皮も治りました
 結局、ジンギスカンを食べ損ねた残花夫妻

 末永く幸せに爆発して欲しい

 また、凧葉も「キスねこ」を出版し絵本作家
 家代わりにサイドカーで旅する
 放浪作家へ?

 これからも出会いまくる気だよ!!

 また、別の世界の「現代」に於いて
 由太郎は「Deido」に

 彼が描いたあったかい絵は、今もこども食堂で子供達を温めているようです

 温かい絵、描けるようになったんだなあ

あとがき
製作スタッフにもことこまかにコメント

双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 141
双亡亭壊すべし 25巻 最終回 感想 142



 特に「絵」担当のはこたゆうじ

 タコハの「キスねこ」は実在、Amazonでは品切れ

 幸せがにじみ出てるあとがき絵でしたわ

刊行
 少年サンデーコミックス
 双亡亭壊すべし 第25巻。藤田和日郎
 週刊少年サンデー連載

 小学館。2021年8月(前巻2021年6月)

双亡亭壊すべし 25巻
 あらすじ
 第239話「同じ絵描き」
 第240話「燃える川」
 第241話「最後の哄笑」
 第242話「スランプ」
 第243話「紅 作戦」
 第244話「ファム・ファタール」
 第245話「肉薄する海」
 第246話「制作活動の終焉」
 第247話「展覧会」
 第248話「残りし花」
 第249話「双亡亭 壊す可し」
 第250話「いとまごい【最終回】」
 あとがき
 アニメ版 からくりサーカス 感想
 これまでの感想

※トップに戻る

※双亡亭壊すべし感想記事一覧
  …2016年連載開始
※アニメ版からくりサーカス感想一覧
  …原作未読。2018年10月~2019年6月


アニメランキング

からくりサーカス 感想 2018年10月~2019年 公式ツイッター




 からくりサーカス 第1話「開幕ベル」 月虹
 からくりサーカス 第2話「約束」
 からくりサーカス 第3話「奈落」
 からくりサーカス 第4話「コラン」
 からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」
 からくりサーカス 第6話「地獄」
 からくりサーカス 第7話「Demonic」
 からくりサーカス 第8話「一瞬の始まりと終わり」
 からくりサーカス 第9話「記憶」
 からくりサーカス 第10話「フランシーヌ」
 からくりサーカス 第11話「ファンファーレ」
 からくりサーカス 第12話「「顔無し」司令」
 からくりサーカス 第13話「ルシール」
 からくりサーカス 第14話「夜更けの海」
 からくりサーカス 第14.5話「幕間~そしてまた開幕ベル~」
 からくりサーカス 第15話「はじまりの場所」
 からくりサーカス 第16話「出会い」
 からくりサーカス 第17話「訪れし者」
 からくりサーカス 第18話「微笑」
 からくりサーカス 第19話「影の正体」
 からくりサーカス 第20話「黒い太陽」
 からくりサーカス 第21話「銀色の女神」
 からくりサーカス 第22話「「ハリー」へ向かう!!」
 からくりサーカス 第23話「悪魔再び」、第2期OP「ハグルマ」歌詞、第2期ED「夕立ち」歌詞
 からくりサーカス 第24話「脱出へ」
 からくりサーカス 第25話「モン・サン・ミッシェルにて」、第3期OP「Over me」、第3期ED「月虹 2番」
 からくりサーカス 第26話「アニマル・ショウ」
 からくりサーカス 第27話「転送(ダウンロード)」
 からくりサーカス 第28話「ぶたちゃんはあるいていった」
 からくりサーカス 第29話「しろがねのやったこと」
 からくりサーカス 第30話「Pieta」
 からくりサーカス 第31話「黒の流星」
 からくりサーカス 第32話「暇乞い」
 からくりサーカス 第33話「仲町三人vsレディ・スパイダー」
 からくりサーカス 第34話「背中を守る者」
 からくりサーカス 第35話「抱擁」
 からくりサーカス 第36話「閉幕【最終回】」

※トップに戻る

双亡亭壊すべし 感想




























 双亡亭壊すべし 1巻“壊れずの家”。
 双亡亭壊すべし 2巻“<双亡亭>進入”
 双亡亭壊すべし 3巻“更衣室”より出でるモノ
 双亡亭壊すべし 4巻“真相は二つ星にあり”
 双亡亭壊すべし 5巻“笑うしかないのじゃ”
 双亡亭壊すべし 6巻“お願いだから” 双亡亭の目的
 双亡亭壊すべし 7巻“だから私は建てたのだ”
 双亡亭壊すべし 8巻“双亡亭誕生秘話”
 双亡亭壊すべし 9巻“愚か者の最期はいつも悲鳴”
 双亡亭壊すべし 10巻“双亡亭壊すべし”
 双亡亭壊すべし 11巻“脱走事件”肖像画の描き方
 双亡亭壊すべし 12巻“泥努誕生の過去”
 双亡亭壊すべし 13巻 “帰黒の正体”
 双亡亭壊すべし 14巻 “双亡亭は壊させぬ”
 双亡亭壊すべし 15巻 “鬼離田姉妹哄笑”
 双亡亭壊すべし 16巻 「絵」を描くこと
 双亡亭壊すべし 17巻 “双亡亭から帰れたら”
 双亡亭壊すべし 18巻 “アウグストの「線」”
 双亡亭壊すべし 19巻 “エレクトリック・フレイム”
 双亡亭壊すべし 20巻 “泥努に迫る死”
 双亡亭壊すべし 21巻 “計画”双亡亭に込めた美学
 双亡亭壊すべし 22巻 “応尽決戦”双亡亭で最強は
 双亡亭壊すべし 23巻 “泥努の笑顔”二人の死
 双亡亭壊すべし 24巻 “タコハだから出来るコト”
 双亡亭壊すべし 25巻 “双亡亭壊す可し”【最終回】

※双亡亭壊すべし感想記事一覧

※トップに戻る
PVアクセスランキング にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へ
アニメランキング