試し読み らーめん再遊記 3巻 感想 レビュー ネタバレ
 作・久部緑郎 画・河合 単 協力・石神秀幸 考察 画像
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アレンジと創作、新メニュー開発へ芹沢の答え
ラーメン自販機で創作対決!?

らーめん再遊記 3巻 感想
らーめん再遊記 3巻 感想
らーめん再遊記 3巻 感想
らーめん再遊記 3巻 感想

 流行らないラーメン屋には炒飯と餃子?

 シリーズ定番、食事満足度の解決か

 アレンジと創作、メニュー開発に四苦八苦
 結局、大事なのはお客さん目線
 簡単なようで難しい

 昔取った杵柄、わくわくする老兵も素敵だ!!

まあ性格が悪い!!
 後半は「スター店主の今」といったところで
 地獄のような回想に胸が痛みます
 これも客観視の不足か

「今日もいい天気だな」

 穏やかに言えたシーン、切なく清々しいです

らーめん再遊記 3巻 感想


※正式サブタイありません。以下便宜名です

・あらすじ
  …自販機ラーメンで、元スター店主対決!?

・第18話「牡蠣ラーメン対決!!」
  …新メニュー開発、“創作”加納の回答
  …乱入者、芹沢のラーメン
・第19話「本心」
  …意外な人の謝罪と「教育」

・第20話「流行らないラーメン屋を救う最終兵器!!」
  …バイト編・完

・第21話「夢の後」
  …東北地方 Q県の大学で臨時講師
  …芹沢と同じ夢をみた男
・第22話「理想の敗北」
  …20年前、スター店主が願った理想

・第23話「ラーメン自販機」
  …30年ぶり、芹沢の評価は…?
  …20年ぶりだからこそ
・第24話「自販機祭り!」
  …再会

・第25話「自販機の仕組み」
  …ラーメン自販機、内側を紹介!!
  …講師芹沢、ラーメン論
・第26話「終活」
  …彼が「終わり」を自認する訳

・これまでの感想

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以下、公式あらすじより引用
及び小学館試し読み


”懐かし”自販機とカリスマがコラボ!?

 社長職をあっさり捨てたラーメン界&フードビジネス界のカリスマ・芹沢達也。

 次に現れたのは、とある地方の大学!?

 山に囲まれたクルマ社会の地、ロードサイドの自販機で、

 遙か昔に世話になった大先輩の、「あの味」に出会った――!?



あらすじ
創作と縁が遠そうな意外なテーマ

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 懐かしのラーメン自販機も現代で進化?

あらすじ
 醤油やとんこつのような「形式」を生みたい

 その挑戦へ、ラーメン屋バイトを始めた芹沢

 勤め先では、新メニュー騒動に巻き込まれる
 持ち前の性格の悪さが頭をもたげつつ
 解決へ導いた 

 続いて東北地方、Q県の大学

 短期集中講座の講師を受け持つが
 20年前の部下と再会

 気の合うスター店主だった宇崎彰正とも再会、彼の「ラーメン職人の終活」に付き合う事になった

「自販機ラーメン祭り」で二人は激突する

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第18話
新メニュー開発対決、“創作”・加納の答えは

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 この扉絵、性格の悪そうな顔!!

第18話「牡蠣ラーメン対決!!」
 創作に強い若手・加納、テリーヌを具に!?

 油煮した牡蠣を潰し、成型した

 これが溶け出す事で、味が変化するラーメン
 お馴染みのテクニックですが
 テリーヌとは斬新!!

 しかもコンフィ、油煮でコクもありそう

 また加納は、解る人だけ解ればいいと
 敢えて主張しない人でした

 彼が「牡蠣だと解りやすい味」にしたのも成長なんですね

 物事、まずは伝わってナンボだと

斬新でしたが、点は「アレンジ」鹿内と互角
対し、乱入した芹沢さんは…?

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 めちゃくちゃ敬語を使う社長。尊敬してるのね

バイトのおっさん!!
 芹沢さんは、牡蠣を使った担々麺

 ポイントは「出汁」の改善

 人気の担々麺は、肉味噌に工夫を凝らしてる
 出汁は変わり映えしないのでは?
 との着眼

 ラーメンも昔、そうだったからか

 そこで、“追いガツオ”を応用したのも
 ベーシックながら強力!!

 鳥白湯のコクに牡蠣の強烈な風味個性になるし旨そう…

 当然、結果は芹沢さんの圧勝でした

第19話
戦い終わって、意外な人から謝罪と「教育」が

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 実は密告・左遷騒動は、社長の思いやり!?

第19話「本心」
 自社チェーン看板商品を批判、左遷された加納
 
 実は左遷は、その見識の甘さを気付かせる

 第一作で、主人公・藤本がそうだったように
 加納は、“現実に売れている”事実に
 無関心すぎたのか

 批判でなく、分析が必要だったのだと

 ベタに思えた左遷劇も
 第一作の名言、“アマとプロの差”だったと…
 
 また改良ラーメンで、“売り”を目に見える形で商品化した発想が面白い

 目立つ具が、そのまま訴求力になる訳か

第20話
流行らないラーメン屋を救う二大キラーメニューとは!?

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 目立ちすぎて自主退職。内心の侮蔑もヒドい

第20話「バイト編・完」
 でもその一方で、どこか温かみも残す締め

 芹沢さんの人柄そのものですね

 キラーメニューは、意外や炒飯と餃子でした
 第一作以来、定番の“食事満足度”が
 流行らなかった原因

 客はお腹一杯になりに来ている

 特に今回は、“客は定番も求めている”事
 ハズレのないメニューの大切さか

 他の店にはない「ここでしか食えない」を満たしつつ、初見にも敬遠させず来店して貰う

 あらゆる商売に通じる考え方なんですね

第21話
東北の大学で、“現代食文化”の短期講師に

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 一巻にもあった、旧世代への強烈な反発!

第21話「夢の後」
 ラーメン業界を変えよう、と願った先輩の話

 芹沢さん、文化としてのラーメンを講義

 ラーメンは戦後窮乏、元手の安さからも繁栄
 経済的に追い詰められたからこそ
 色んな工夫をしてきた

 それは自己表現、ハングリーアートだと

 前章の社長も、独立した加納さんも
 生き残るべく必死に開発

 そうした「追い詰められたからこそ生まれた」文化か

「戦後」の影響って改めてデカい

東北で再会したのは
20年前、意気投合したスター店主の「弟子」

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 東京で成功、地方移住した店主の店跡

スター店主・宇崎彰正
 20年前。都内の繁盛店は、とにかく忙しすぎる

 忙しさで、創作メニュー開発が難しい

 そこで宇崎氏、敢えて繁盛している店を閉め
 ゆっくり創作麺料理に打ち込むべく
 地方移転した人物

 が、悪立地が祟って僅か二年で閉店

 ですが、芹沢さんも志が羨ましかったと
 発想がアートなんですね

 第一巻で、芹沢さん達が「ラーメンというジャンル自体を高めたい」と願ったのと同じ自己表現

 そこが講義とも重なるテーマな訳か

第22話
理想を信じられたのは、二つ星シェフが絶賛してくれたから

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 20年前の回想。芹沢も挑んだ「1000円の壁」

第22話「理想の敗北」
 高級フレンチコースだったら何万円とする

 5000円のラーメン・コースも可能なハズ!!

 そこで高級食材、コース仕立てで単価を上げ
 理想のラーメンを作った宇崎ですが
 結果は惨敗

 自信の源だった賛辞も、ただの方便

 この、たかがラーメン屋という罵倒こそ
 芹沢さん達は変えたいんですよね

 またラーメンが「珍しい」NYでは、一杯2000円以上にもなるそうな

 国内では良くも悪くも大衆料理なのが壁か

第23話
結局、平田も宇崎を見捨てざるをえなかった

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 元バイト平田のラーメンを、芹沢は賞賛

第23話「自販機ラーメン」
 平田が見捨てた一か月後、店は火事で全焼

 以来、店主・宇崎の行方は知れない

 平田は悔いつつも、居酒屋バイトに精を出し
 以後、真面目に働いて出世し
 十年前に脱サラ開業

 彼も、本当にラーメンが好きなんですね

 彼は、“普通のラーメン屋”にした為
 すごく恥じていました

 が、芹沢さんは「下手な個性より長生きする」と賞賛

 ある意味、皮肉な話ですね 

芹沢さんとは、20年音信不通だった平田氏
だからこそ解る事

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 平田さん曰く、芹沢さんも変わった

20年ぶりの芹沢さん
 本シリーズの芹沢さんは、老いを実感

 でもラーメン馬鹿と自認し再発起

 店長以外に、長らく飲食アドバイザーもやり
 業界古参に噛みついてた昔より
 懐が深くなったのか

 いや性格悪いのは健在なんですが

 また宇崎氏、理想と現実の苦しみは
 芹沢さんも味わった事

 同じスター店主、宇崎氏も「折り合い」をつけてやってきたはずだと

 氏も本来、頑迷固陋じゃないんですな

平田の勧めで、“ラーメン自販機”にも挑戦!
芹沢さんの学生時代!?

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 この自販機、地元の若者・カンナが担当

30年ぶりの味
 第一巻は結婚した頃が描かれた芹沢さん

 学生時代は、ゲーセン通いだったのか…

 つくづく本作は、芹沢さんが等身大に描写
 そんな彼が久々に食った自販機麺
 これが旨かった!!

 調理担当の勧めで、また食べに行く事に

 一巻の醤油ラーメンも
 昔ながらの奴を、現代的に改良したもの

 そうした「改良」は、色んな分野で起きているって事ですね

 今は自転車の遠乗りでも利用されますし

第24話
自販機祭り! そこで口にした懐かしい味は

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 どこでも、注目を集めてしまう芹沢さん

第24話「自販機祭り!」
 前巻の飲み屋といい、目立っちゃう人なのね

 自販機イベントは盛況で、味もなかなか

 どれも、本作的にはシンプル過ぎる味ですが
 唯一別格の味は、宇崎氏の作品!
 ホームセンター勤務と判明

 過去を悔い、すっかり渋くなってました

 平田氏も、本当よく顔を出せました
 作るラーメン同様に誠実

 いつも、こういう場面に毒づく芹沢さんが黙ってるとは…

 何か言いたげではありましたけども

第25話
講師・芹沢が語る、ラーメンの持つ特殊性

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 やっぱりスーツが似合いますね芹沢さん

第25話「自販機の仕組み」
 今回の講義は、“相反する特徴”を持つ特殊性

 これら全部、“特徴”なんだから面白い

 元は中国料理で、エキゾティック=異国的
 同時に、ドメスティック=国内的
 多様な価値観を包括

 この講義も、何かの前振りなのかしら

 カンナも、芹沢・宇崎の正体に気付き
 自販機対決を要請

 タブレットですぐ調べ、イベントとして「活用」したり

 この人、ホントに優秀なんですな

自販機ラーメンの内側大公開!
その構造上、メニューは困った制約が多数

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 この回ラストといい、“ヒキ”が強くて面白い

自販機の内側
 前扉を開け、実演してくれたカンナさん

 冷蔵保存し、二回湯がいてタレ投入

 問題はスープで、タレのお湯割りが限度な事
 途中二回、熱湯を入れて湯がき
 回転させる湯切りが問題

 何を仕込んでも、ここで溶けるのか

 また、タレはサラサラしてないと
 目詰まりを起こすので不可

 二回の熱湯に耐え、味を残す仕込みが必要?

 麺? ソーセージの要領で腸詰?

 隣の自販機で別添え?

第26話
宇崎が手伝うのは、情熱が蘇ったからではなく

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「良い子」が嫌い。ひねくれ具合もそっくり

第26話「終活」
 そんな宇崎、カンナの前向きさにも冷ややか

 ですがカンナ、祖母が倒れ大学進学を断念

 自身の将来を閉ざされ、なお彼女は前向き
 対し、いじけ続けている自分が
 急に恥ずかしくなったと

 宇崎氏の終活とは、過去の清算

 手伝い、ノウハウを譲りたいだけ
 終わったら別の事をしたい

 職人に未練はない。一巻、千葉さんがそう言って本当に引退しました

 宇崎さんも引退するのでしょうか?

20年前、創作麺料理にこだわりすぎた理由
それは芹沢だったと

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 しかし宇崎氏、燃えてるよう見えますが…?

最高の引退試合
 後進、芹沢に追い抜かれて焦ったのが原因

 20年越しに話せ、心晴れ晴れ!!

 平田曰く、“一軒成功させただけの人”なのが
 そのまま答えだったんですね
 前振りが細かい

 そんな負けず嫌い、明らかに再燃!!

 宇崎当人は、全て「終わる為」だと
 動機を語っています

 でも“芹沢に似た男”が、これで終わるのか…?

 なんか芹沢さん煽ってません?

収録

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 次巻、宇崎曰く「ラーメンの中に俺はいない」

 奇しくも二巻、芹沢さんが目指した境地か

 そのヒントから何を掴むのでしょう

刊行
 ビッグコミックス『らーめん再遊記 3巻』

 作・久部緑郎 画・河合 単 協力・石神秀幸
 小学館 ビッグコミックスペリオール連載
 2021年6月(前巻2020年12月)

らーめん再遊記 3巻
※正式サブタイありません。以下便宜名です

・あらすじ
  …自販機ラーメンで、元スター店主対決!?

・第18話「牡蠣ラーメン対決!!」
  …新メニュー開発、“創作”加納の回答
  …乱入者、芹沢のラーメン
・第19話「本心」
  …意外な人の謝罪と「教育」

・第20話「流行らないラーメン屋を救う最終兵器!!」
  …バイト編・完

・第21話「夢の後」
  …東北地方 Q県の大学で臨時講師
  …芹沢と同じ夢をみた男
・第22話「理想の敗北」
  …20年前、スター店主が願った理想

・第23話「ラーメン自販機」
  …30年ぶり、芹沢の評価は…?
  …20年ぶりだからこそ
・第24話「自販機祭り!」
  …再会

・第25話「自販機の仕組み」
  …ラーメン自販機、内側を紹介!!
  …講師芹沢、ラーメン論
・第26話「終活」
  …彼が「終わり」を自認する訳

・これまでの感想

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らーめん再遊記 感想







 ラーメンハゲこと芹沢さん主演「らーめん才遊記」実写ドラマ化!女体化!!
 らーめん再遊記 1巻“芹沢さん2020”
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 らーめん再遊記 3巻“自販機ラーメン対決!?”

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