試し読み 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 15巻 感想
 レビュー 考察 画像 ネタバレ 夏元雅人 今西隆志
 目次へ。これまでの感想はこちら 前回はこちら
コウとガトーに決着、コウが下した決断とは
星の屑作戦の真なる狙い

ガンダム0083 REBELLION 15巻 感想
ガンダム0083 REBELLION 15巻 感想
ガンダム0083 REBELLION 15巻 感想
ガンダム0083 REBELLION 15巻 感想

 ケリィ生還、ガトーも生き残っちゃったよ?!

 でも戦えない者は、捕虜にするのが「軍人」か

 ガトーは大局を見る指揮官、武人として生き
 コウでは、決して見えない視点から
 星の屑作戦を成功させた

 でもコウの、一軍人視点こそ救えた命もあった

 両者の正しさ。良き決着だった!!

GP-03 WSに欠陥!?
 無論この後、ガトーが処刑されるとするならば
 その時、コウは何も出来はしないでしょう
 ただの一軍人ですから

 でもお互いの視野から、最善を尽くした

 しっかり対なのが良かった!!

機動戦士ガンダム0083 15巻 感想


・あらすじ
  …MS戦特化、GP-03ウェポンシステム!!

・第79話「対決」
  …ノイエ・ジールvs.GP-03 WS!!
  …もう一人の首謀者、ジャミトフの狙い
・第80話「激闘」
  …ニナが理解した、己の「間違い」
  …3号機WSの欠陥!!

・第81話「二人の闘争」
  …アルビオン脱出の鍵
  …コウとガトー、死闘に決定打
・第82話「重力圏」
  …バニング大尉の教え
  …コウvsガトー、重力の井戸

・第83話「コロニー断裂」
  …星の屑作戦の真実、デラーズ真の狙い
  …今 戦いに決着がつく
・第84話「コロニー再び…」
  …ガトーが終えていた「決断」…
  …コウの選択

登場メカニック
・GP-03S&ウェポンシステム
  …今回「欠陥」に言及
・AMA-X2 ノイエ・ジール
  …怪物的な性能を支える大出力
※設定画などは未掲載

・これまでの感想

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※過去記事一覧ページ

以下、公式あらすじより引用
及びブックウォーカー試し読み


 あらすじ・内容
 コウとガトーの完全決着!?ケリーの復活?落下するコロニーで男達が叫ぶ!



全体あらすじ
戦闘も戦争も終結。次巻、いよいよ最終回へ

ガンダム0083 REBELLION 15巻 感想

 モンシアも苦悩を吐露、AOZに繋がる

あらすじ
 U.C.0083、コウとガトーの戦いに決着がつく

 コロニー落下の影響が、機体性能を左右

 だがケリィの生存、ニナ説得、コウの判断
 コウに、ガトー投降を呼びかけさせ
 ガトーはコウに身柄を預けた

 アルビオンは、ケリィの助言で脱出成功

 コロニーは、デラーズの計画通り落下し
 地球圏の政治バランスを変化

 コウ達もニナに助けられ、無事に生還する

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第79話
焼け落ちるコロニーで、コウとガトー最終決戦!!

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 片腕でGP-03並み、大型MAノイエ・ジール!!

第79話「対決」
 鬼気迫る戦い、巻頭から大迫力ゥ!!

 前巻、イオン・ドライブを解禁したGP-03

 しかしいかに、機動力が化け物じみてようとも
 対するノイエ、全身これ火器ときた!!
 乗りこなすガトーも凄い

 またノイエのIフィは、ごく近距離さえ防御

 攻めあぐねたのはコウの方か
 優れた機動力は、むしろ回避の妨げにも

 高速で敵弾幕に入ったら最期よ!!

だが弾幕を回避し、ガトーを驚嘆させるコウ
他方、連邦ジャブロー基地では

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 宇宙ではキースが突撃、地球では連邦兵が逃亡

コロニー落とし
 ここで連邦も、狙いがジャブローでないと理解
 
 でも被害が、どれだけ恐ろしいかは解る!!

 何せ連邦、一度「それ」を体験してるからか
 デラーズは何故軌道を変えさせた?
 それは今は解らないも

 被害が具体的に頭に浮かぶ「怖さ」

 現代でも、震災とか大雨を経験すれば
 地震、雨が段違いに怖くなる

 後から思えば、この「怖さ」を利用されたか

自分のガンダム開発計画が原因だと
コーエン(コーウェン)の苦悩、極まるも

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 事態を読めなかったのは、人間的だからこそ

もう一人の首謀者
 協定上、アクシズ艦隊まで辿り着けば助かる!!

 その一心で、ジオン残存は艦隊に殺到

 だが協定をあざ笑い、連邦兵は屁理屈で殺戮
 これも全ては、もう一人の首謀者
 ジャミトフの指示か

 彼の指示で、アクシズ艦隊を挑発

 コーエンは、自分の計画のせいと悔いたも
 決して彼のせいだけじゃない

 ガンダム開発計画、星の屑の両方を利用してる奴がいる!!

 それでもこの後悔は重すぎる…

コロニー落としの恐怖を知るなら
万が一にも、落ちる可能性は避けるという「盲点」

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 ガトーの部下カリウス、気迫の2キル!!

次なる戦争
 非人道的な蹂躙が、目に余る連邦艦隊

 でも合理的な側面もあるのか

 この場で、アクシズ艦隊が逆らったら最上!
 全艦隊で、ボッコボコに出来るし
 開戦の口実に出来る

 アクシズも解ってるから歯向かわない

 でも、いずれ戦争になると解っている今
 優位な内に戦力を削るのは大事

 また怒らせれば戦争が早まり、現状「連邦優位」な内に戦える

 外道で合理的!憎たらしい話

イオン・ドライブは、超越的な機動力を実現
だが推力は諸刃の剣だった

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 なんと生きてたケリィ・レズナー!?

ケリィ生還
 今巻の驚き! 劇場版だと死なないとはいえ

 死んだ軍曹のヘルメットが救ってた

 軍曹の死は、無惨で許せないと感じたものの
 それが活かしてくれるとは因果
 伏線だったのか

 またコウ、破格の推力に昏倒

 前巻、類を見ない新装備に驚かされたも
 新機軸なら負荷も最悪か!!

 新式の耐圧構造、リニア・シートでも耐えられるハズもなく

 ケリィが蘇り、コウが倒れるとは皮肉
 
ウラキの昏倒は、無論ガトーも気付いたも
叫ぶガトーを阻んだものは

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 キースの叫びが、コウを正気

乱入者
 これが決闘と考えれば、とんだ乱入者

 だがキース、すげえよお前!!

 デンドロでさえ、ビームが全く通じない中に
 ほぼ、ビームだけのジムキャⅡ
 死にに行くのと同じだ!!

 コウの野郎、いいダチ持ったぜ!

 もし自分ならと思うと拍手しかない!!
 ブラボー、おお…ブラボー!!

 系列機ネオ・ジオング連想の、ダブルバズーカもくそ男前!

 初代ガンダム最終決戦時みてえ!!

第80話
蘇ったコウ、“脱出不可能”に陥るアルビオン

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 曰くアルビオン、奇跡がなくば助からない

第80話「激闘」
 復活のコウ、ダブルバズーカはキいた!!

 実弾直撃で、ノイエ左側のIフィが激減

 でもここで凄いのは、単に実弾だからでなく
 発射前に潰そう、と迫るノイエに
 怯まず撃ったクソ度胸!!

 34Pの見開き、大迫力だった!!

 あの迫力を前に一撃離脱
 コウ、まさに「ヤるようになった」だ!!

 以後バズが尽きるまで、避け切ったガトーも達人技

 これで趨勢は03に傾いた、と思ったも

見届けようとするキースに悪罵
居ても邪魔なだけだ、と言い捨てるウラキ

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 ビルをたった一振りで斬り捨てるノイエ!!

ありがとう
 コウの罵倒に罵倒で返し、感謝するキース

 互いに口に出さず、解ってるのが男前

 短くも濃い付き合いだから、ワザと解るのか
 しかし、アルビオン自体脱出不能
 完全に詰んでいた

 バスク艦隊が包囲し、外に出れば轟沈

 コロニーと落下は論外も
 外に出るのも、あまりにも難しいのね

 そこまでさせるバスク大佐、執念深さも際立ちます

 あのヒト、怨念で生きてるからなあ…

同じくコロニー内も、ジオン艦長は余裕がある
余裕があるからフト聞いてしまう

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)ナーウェスト艦長
 ちなみに聞きたいんだが―…

 あんたが応援してるのはどっちなんだ?


)ニナ・パープルトン
 え?


※略


)ニナ
 …こんな状況になるまで わからなかった


 ヒトとして間違ってるわ

 いま あたしの頭にあったのは MSのことだけだった―…


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 ナ艦長も、思わず失言と恥じる反応

ニナの気付き
 自分が、人として間違ってると気付けたのか

 こんな状況に陥ったから気付けた

 その気付き、今後のニナの生き方を決めたなら
 敢えて言えば「良かった」と思います
 自分を知るのは大切。

 本作ニナは、“兵士の為”に精一杯やってた

 これが、MSエンジニアとしての責任だと
 戦場に残る事を選んでた

 でも頭で考えた理屈より、強い動機があったと気付かされた

 そんな自分自身に、ニナはどう応えるのか

思うに、きっと「対」として描かれたのが
ケリィ・レズナーでした

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 コウ達が今なお、戦ってると知ったケリィ

パイロット
 彼が映像を断ったのは、応援できないからか

 二人、どちらにも死んで欲しくない

 きっとケリィは、真っ先に「人」が思い浮か
 ずっと、MSしか頭になかったニナと
 好対だったのだと

 どちらか死ぬ、ケリィはパイロットだから解る

 また、断固コロニー落とし阻止など
 今の彼は人道的です

 彼を通じ、ニナの異質さを際立たせたのか

残り僅か二基、命綱のミサイル・コンテナを
敢えて囮にする度胸!!

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 しかし度胸試し、ガトーの辛勝

痛恨の「やったか」
 コウ、敢えて一基を囮にして命中させた

 ガトーも目を剥いた奇手!!

 しかしガトー、機体をズタズタにされつつも
 なおも機体を突貫、煙幕状態を利用し
 メガ・ビーム砲を両断!!

 この気迫! ガトーの執念だ!!

 これで、GP-03は主な武装を失った上
 問題はここからだった!!

 実は03WS、常軌を逸した「絶え間ない判断」が試されるMSらしい

 もしIフィを張れば、ビーム砲を護れてた

ニナは察した
ガトーは、ウエポンシステムの欠陥に気付いたと

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 ノイエと違い、Iフィを張り続けられない

ウエポンシステムの欠陥
 GP-03現形態は、巨体を捨てて軽量化

 結果Iフィールドか、イオン・ドライブ

 出力低下で、どちらかしか使えなくなっていた
 小回りこそ抜群に上がったものの
 操縦難度が高すぎた!!

 Iフィを強いられれば、推力が使えない

 対しノイエ、Iフィもメガ砲も使い放題
 まあ贅沢だこと!!

 おまけに有線アームまで

 多武装を、的確に使えるガトーも化け物!!

第81話
有線アームに貫かれたかに見えた3号機は

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 メガビーム基部を展開、ビーム・サーベル

第81話「二人の闘争」
 最後の戦いは、ビームサーベル同士の白兵戦

 有線アーム全滅、ここが正念場だ!!

 際しガトー、改めてコウを対等の敵だと認定
 対しコウ、そんな落ち着いた心境でなく
 両者の気迫が好対

 共に「絶対に倒したい」のは同じ

 既に、“仲間の為の戦い”を終えたベテラン
 仲間の為にも勝ちたい若手!!

 ガトーは既に、大義の為の戦いは終えてますものね

 両者に温度差があるのは当然か 

コロニーは地球各地で観測
GP-03のコウも、“欠陥”を補う戦い方に気付く

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 再び、トランス状態に入ってしまうニナ

チベットのラサ基地
 後に逆シャア時代、地球連邦首都となるラサ

 この頃は「08小隊」後で、サンダースの姿

 03は、01フルバーニアンにも匹敵する機動性
 出力負荷が少ない、通常推進にて
 何とか持ち直すものの

 自慢のイオン・ドライブなしは厳しい

 推力選択、武器と防御への出力バランス
 応じた戦術の展開と

 武装こそ減ったも、操縦難度タカすぎですわ

 そら欠陥と称されるのもやむなしか

コロニー最後の制御を終えたケリィ
ジオン、ナーウェスト艦長に異例の頼みごと

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 ケリィ、“戦士から人間に戻った男”は生還へ

ジオンと連邦と
 彼の頼みで、アルビオンにも脱出ルート伝達

 星の屑作戦、いよいよ最終段階

 本作では、コロニーを爆砕させる展開が追加
 工兵の活躍、アルビオン脱出不能
 ジオンからの助け等々

 両軍が手を取り合う展開に

 情報をアルビオンに伝える際
 ジオンのナ艦長、一言も添えませんでした

 アルビオンが助かるのは「彼の判断」ですが、恩を着せないのが男前

 工兵、戦争の裏方活躍もまた良かった!!

互いに、Iフィールドがある限り埒が明かない
ウラキ決死の決断

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 しかしガトー、咄嗟に機体を捻り両断を回避

そして重力の井戸へ
 Iフィールド展開と思わせ、被弾覚悟の突撃!!

 命綱、Iフィ発生器を囮に一発勝負!!

 王道の戦術も、これをやったらコウは後がない
 ガトーでさえ予想出来なかった!!
 ダブルノックアウト!!

 ガトーも斬られつつ避け、反撃まで

 ガトーもただでは被弾しない
 もし火力が健在なら、コウが死んでたか

 一瞬一瞬が死命を別ちますね

 だがいよいよ幕…!!

第82話
地球の重力に捕まったコロニー、その時二人は

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 コウは動けと叫び、ガトーは大義を思った

第82話「重力圏」
 こんな時も「一兵士」と「指揮官」

 12巻“シーマ達と、デラーズ”の構図再びか

 重力に捕まり、パイロットとして奮起のコウ
 重力、地球という揺りかごこそ
 争いの源と考えるガトー

 地球vs宇宙は、これからも続く

 今後、約一万年後の∀ガンダムに於いても
 宇宙育ち、地球育ちは対立

「まず皆が、同じ環境に身を置く事が必要だ」というのも解る気がします

 だからシャアも隕石落としをした訳で

無論「目の前に敵に勝ちたい!」のも正しい
何より、コウが主張する事は

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 目的が、手段を正当化する事は無い!

コロニー落とし
 最後、コウの視点は「人として」

 あの惨劇は、繰り返してはならない

 シャアの隕石落としに、離反者が出たのと同じ
 頭、思想上は「正しい」と思えても
 感情的にいけない事

 それもまた「正しい」と思えます

 正しさ三つ、正しいもの同士せめぎ合う
 これも「ガンダム」ね!!

 作画も相まって、GP-03史上屈指に男前だ!!

コウとニナの帰りを待とうと促すモーラ
他方「帰らない者」と某小隊

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)ベルナルド・モンシア
 やっぱコレって

 大尉の教えを無視した報いってことナンですかね


 大尉の仇をとってきたんですよ

 アンタを殺したケリィ・レズナーをぶち殺しました!!

 きっと大尉はそんなことを望んじゃいなかったでしょうけどね


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 バニングの教え『戦場には憎しみを持ち込むな!!』

不死身の第四小隊
 正直意外なくらい、苦悩していたモンシア

 前巻の行い、バニングが戒めてたのか

 モンシアは重々、やっちゃいけない事と悩み
 また、この時点では知らない事ですが
 まさに「言う通り」だった

 殺したら、アルビオンは沈んで

 もしケリィが死、またはモンシアを憎み
 情報を伝えなかったら

 まさに連鎖、報復が更なる犠牲を生んでいた

 大尉、死してなお正しかった…
 
原作通り、亡くなってしまったバニングだが
その「教え」は生き残る

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)モンシア
 大尉の仇を討ち損ねた挙句に…

 あいつが俺らを助けてくれるってか?


 できねぇ…

 納得なんてできねぇぞ!!

 どういうことなのか教えてくれよ なぁ――…!!


 これが…

 あんたの言う生き残るってことなのかよ

 バニング大尉―…


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 これが、AOZ-Reベルナルドに繋がるのか

ベルナルド・モンシア
 ケリィ生存、彼に救われた事への苦悩

 でも悩むのも、生きてるから出来る事

 また、死んだ大尉にいくら問うても答えはなく
 結局、生き残ったモンシア自身が
 考えて答えを出すしかない

 本作で解り易く「敵役」なモンシア

 でもだからこそ、コウ達では辿り着けない
 でっけえ苦悩を描いてた!! 

 人となりは変わらないにせよ、今後はきっと他人を生かす男になるのか

 変われるのも、生きてる人間の特権よな!!

重力圏では、イオン・ドライブには出力不足
無重力仕様機は「溺れて」しまう

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 原作とは違う形ながら、遂に「素の03」

重力下の決着
 前コウは、無重力で陸戦用01を使って自滅

 今回の03も、全く同じ状況と明言

 ですがノイエも、同じ状況に陥っている上に
 重い機体は、重力下では致命的
 勝負はついた!!

 アースノイドが「重力」で勝つとは因果

 GP-03は、要は連邦版モビルアーマーも
 連邦は中枢をMSにした

 今回、“MS”にこだわった連邦系思想が勝たせたとも言えるかも

 センチネルのP112とか面白いですよね

かくて「勝者コウ」に終わるハズだった戦い
またも激変へ

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)ニナ・パープルトン
 二人の戦いをみていて

 はっきりと気付かされた

 あたしが成すべきことが何なのかを―…


 だからあなた達も 生きるための戦いをして!!

 あたしも あたし自身の戦いをする


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 コウ、ただのコロニー落としではないと知る

コロニー爆砕
 このまま決着したら、コウは多分後悔した

 しかしコロニーの変化、ケリィ生存を知る事に

 たとえこの先、結果が変わらなかったとしても
 論戦は、コウの真面目な性格からして
 大きな糧になるハズ

 ニナの関わり方、つくづく深くなりました

 また、ここでコロニーが爆砕を始め
 一気に外界が広がった

 コウとガトー、二人で閉じていた視界が広がるようでもありました

 そのP130の見開き、演出も美しかった!!

第83話
再び激論を交わすコウとガトー、しかしニナは

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 内容は同じも、ニナの「解釈」が加わる

第83話「コロニー断裂」
 コロニー爆破で、コウに生じた新たな疑問

 二人「指揮官」「一兵卒」の図式は変わらず

 ただ、ニナに言わせれば両者はそっくりだと
 確かに、正反対で物を言ってるも
 正反対に過ぎる

 心根が同じだから、噛み合わないのか

 揃って、真面目に責務に向き合うから
 責務が違えば不倶戴天!

 でも考え方が似てるから、互いを理解して良き相棒にもなりえた

 ニナ、理解が深い…
  
ジオンにも忌まわしい『コロニー落とし』へ
工兵、海兵隊の想い

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 あの砲術用も吠えた!! アルビオンかっけえ!!

これぞIGLOOの大西監督!!
 回想。工兵も海兵隊も、戦争犯罪人部隊。

 上の命令で、罪を負わされた被害者達

 その彼らが、また落とすつもりになったのは
 本作戦が、ただの虐殺ではなく
 戦略的な行動だからか

「勝てない」者達なりに戦う術だと

 結局シーマ様は離反も
 だからデラーズ艦隊は結束が強いのね

 連邦本部を潰しても、それで「勝ち」にならないと解ってる

 解った上での戦略を教えられ結束してた
 
星の屑作戦の最終目的
爆破で、重い先端以外は大気に弾かれていく

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 原作と同じ狙いも、より効果的な結果に

星の屑作戦の真意
 北米穀倉地帯を潰し、食料依存度を上げる

 コロニーへ依存させ、発言権を上げる為の策

 被害を減らしたのも、地球人口が多いほどに
 この策は、効果を増す仕組みですし
 残党側の抵抗感も減る

 小戦力で最大の恐怖を与える事も成功

 ガトーが言う通り、残党の士気高揚
 戦力温存にも繋がりますし

 連邦には恐怖、圧力としての機能すると期待した訳か

 その「結果」を思うと皮肉でもあるものの

同じ頃、コウvsガトーも遂に決着を迎える
最後はただただ静かだった

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 睨みあうガンダムとノイエ・ジール

気概
 しかしコウ、止めを刺すには至らず

 かえってガトーに叱咤された

 状況的不利など、ガトーは一切愚痴りはせず
 言葉も実に彼らしいものでした
 対しコウは?

 読者に問うような結末でした

 前巻、ガトーは軍人の責務を終え
 今巻は「武人」として対峙

 対しコウは、ここに至っても「一パイロット」なんですね

 崩れゆくコロニー、無言演出が美しい 

第84話
勝利を収めた今、コウに去来した感情とは

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 どこまでも若い。だがそこがいい

第84話「コロニー再び…」
 対しガトー、既に決断を終えていたと描写

 敢えて未帰還に。軍人としての判断

 ノイエは、アクシズ艦隊に合流してはならない
 連邦が、あのMAを帰すはずがない
 合流すれば艦隊が危険

 受領した時点で、未帰還を決意

 強力な機体を操る者の覚悟か
 無論、機体を捨て合流する途もあったも

 今やデラーズも戦死し、ガトーを改めて繋ぎとめるものもなかったか

 命を預かったデラーズも死んだものな…

コウが感じていた苛立ち
その視野の狭さに、ガトーはまた「大局を」と促すも

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 簡単に命を投げ出す様が、許せなかったのか

一兵卒の感情
 だってガトーの命は、ケリィが救おうとした

 それを簡単に投げ出すな!

 ケリィはジオン、仲間と敵対しても救おうとし
 また、ガトーが虐殺を犯す前に
 解らせようとしていた

 彼が解ろうとしない事に苛立ったのか

 そもそも「満足そうに死ぬ」
 なんて、勝負にこだわってないみたい!

 目の前のコウを見てないようで、腹が立つのも当然の事よね!

 ましてやガトー一人の命じゃないんだし!!

勝敗はついた、なら今「一軍人」コウ・ウラキ
採るべき行動は一つ!

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 もー!カイさんったらどこでも出張するー!!

一パイロットとして
 まさかのスタンドプレイも、確かにその通り

 抵抗できないなら捕虜にする
 
 それが「一軍人」として、当然すべき事だった!!
 最終局面、ガトーは「武人」だったも
 コウは「軍人」「私人」。

 ニナが助けるファンサービス付き!!

 ガトーは、間違いなく死を迎えるとしても
 ここからコウが苦しむとしても

「大局」のガトーに見えなかった視点から、コウは他人を救おうと動けた

 両者を対に描く、大切な選択に思えました

ガンダム試作3号機
その「欠陥」は、MS相応の出力に留まる事

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 従来デンドロは、ビーム砲とサーベルは別物

GP-03S基本出力は2000kw
 見ての通り、デンドロだと出力が段違い

 巨体に補助動力があるんですね

 ガンダム単騎なら、小回りが良くなるものの
 致命的に出力が足りない事により
 判断がぐっとシビア

 推力か、Iフィールドかの二択

 しかし単騎の小ささ、高推力が生む機動力は
 重装甲大火力のノイエと好対

 機体特性でも、両者全く異なるのが面白かったです

 ノイエの怪物っぷりも改めて感じた!!
 
対し、Iフィールドもメガ砲も使い放題
潤沢な出力を誇ったノイエ

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 デンドロ比で見ても2倍、10倍だぞ10倍!!

AMA-X2 ノイエ・ジール
 技術的には後のα・アジールなどに繋がる

 なおAMA-01Xはジャムル・フィン

 漫画「C.D.A. 若き彗星の肖像」で設定追加され
 ゼロ・ジ・アールという先代機が登場
 そちらはシャア専用機

 有線攻撃はコンピュータ補助される

 多数の火器搭載など
 後のドーベン・ウルフも連想させますね

 そのドーベンは、多数の武器を制御する為にサイコミュを導入

 操縦難度を緩和する「改良」がされました

余談。コロニー落としを責めるコウ
ガトーは、その責めを「勝者の都合だ」と返した

ガンダム0083 REBELLION 15巻 感想 66

 ガトー達は敗者の都合、それはシーマも共感

都合
 限定的だろうと、被害が大きいコロニー落とし

 でもそれ以外、ガトー達に手段はなかった

 もっと言えば、勝つ事は無理と理解してさえ
 これがコロニー独立に利すると信じ
 行動に出たガトー達

 そして以降「勝者の都合」が更に拡大

 治安維持、極めて正しい目的から
 例の組織が結成

 勝者と敗者の溝は埋めがたく、しかもいつ立場が逆転するか解らない

 月並みですが対話と和解ってやはり大切

収録






 次巻、長かった連載もいよいよ最終回か

 角川コミックスエース「機動戦士ガンダム0083 REBELLION 15巻」。
 夏元雅人。コンセプトアドバイザー・今西隆志、月刊ガンダムエース連載、角川社発行。
 2020年8月(前巻2020年2月)。

機動戦士ガンダム0083 15巻
 あらすじ
 第79話「対決」
 第80話「激闘」
 第81話「二人の闘争」
 第82話「重力圏」
 第83話「コロニー断裂」
 第84話「コロニー再び…」
 これまでの感想

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 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 1巻
 機動戦士ガンダム0083 REBELLION 2巻
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