公式サイト るろうに剣心 明治剣客浪漫譚・北海道編 5巻 感想
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相楽左之助&阿爛編
雅桐刀の男、滔々と「金の価値」を語る

るろうに剣心 北海道編 5巻 感想
るろうに剣心 北海道編 5巻 感想
るろうに剣心 北海道編 5巻 感想
るろうに剣心 北海道編 5巻 感想

 どっこい生きてた武田観柳、改め雅桐倫具?!

 ホントに「お金様」の力で生きてたとは。

 損得で動く阿爛達、明治の子供達にとっては
 無私に、見返りを求めない剣心より
 よほど肌に合った先生か

 モットーはギブ・アンド・テイク

 アレこの観柳、信頼できるぞ?

二重の極み
 極み破り、刺激的なサブタイも見所でしたが
 ひとまず、極みに欠陥がある訳でもなく
 なかなか複雑な気持ち

 世界に学び、日本を変えようという劍客兵器

 対し「世界」を見てきたのが左之助

 世界放浪が活きたなぁ!!

るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 北海道編 5巻 感想


・あらすじ
  …阿爛、師匠を得る?

・第24話「その男 雅桐!」
  …小樽住民、誰もが刀を持つ異常事態
  …元締め「雅桐」に接触…?
・第25話「その男 倫具!」
  …雅桐刀、その本当の名は
・第26話「金の価値」
  …金の価値とは 何だと思いますか?

・第27話「エゾマツの球果」
  …斧號 於野冨鷹vs喧嘩屋 相楽左之助!!
  …劍客兵器vs喧嘩屋!!
・第28話「二重の極み破れたり」
  …劍客兵器、“標準装備”にして奥の手

・第29話「潜入・小樽拠点!」
  …記號 本多雨読
  …左之助へ、劍客兵器から提案
・第30話「喧嘩の締め」
  …左之助の原点、望み

・これまでの感想

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以下、公式あらすじより引用
及び集英社試し読み


■あらすじ
 治安が悪化し、住民の大半が雅桐刀と呼ばれる刀を所持するようになった小樽。剣心と左之助が刀の元締め・雅桐を追う中、明日郎達が、雅桐と遭遇し、儲け話を持ちかけて面会の約束を取り付ける。面会の場に臨んだ剣心は驚愕。

 雅桐の正体は脱獄囚で、剣心がかつてその悪事を叩き潰した男だった!!



あらすじ
舞台は小樽、ニシン漁で発展真っ盛りの街!!

るろうに剣心 北海道編 5巻 感想04

 モッコ、ゴールデンカムイを思い出しますね

あらすじ
 雅桐倫具、ガトーリングの正体は武田観柳

 脱獄で部隊将・霜門寺 瑠璃男と接触した彼は
 市中へ、刀をばら撒く実検に協力し
 脱法商売に目覚めていた

 だが劍客兵器は、観柳の切り捨てを決定

 観柳も、新たな名・雅桐倫具を守り
 商売を続ける為に反攻

 最中左之助は、斧號 於野冨鷹と交戦

 撃破し、協力したいと訴える
 
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第24話
小樽住民全員が刀を持つ異常事態、売りさばいた「雅桐」とは?

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 雅桐とは壺に入った変人だった

第24話「その男 雅桐!」
 変人と謳われた哲学者、ディオゲネスかよ!!

 実際今巻、大した「哲学」でしたわ

 住民全員が刀を持つ異変、米国のオマージュ
 刀があるから、争いが過激化するも
 刀なくば自衛できない

 原因はやはり、劍客兵器の社会実験

 が、これを「商売」と見ようとする阿爛
 イキイキとしてたなあ!!

 住民全員に刀が供給され、需要がなくなった

 これは“商機”と、目の付け所が商売人だ!!

第25話
阿爛を気に入った雅桐、その下の名は「倫具」

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 なおガトリングも発明者の人名である

第25話「その男 倫具!」
 開幕から笑わせんな!! 最高ですか先生!!

 雅桐の正体は、旧作の武田観柳

 劍客兵器部隊将・宝號 霜門寺 瑠璃男が接触し
 彼が、刀をバラ撒きたいと言うので
 商売してただけ

 雅桐倫具の名を相当気に入った様子

 旧作では、剣心の痛烈な皮肉が印象的も
 ホントに「金」で生きてたとは

 本当に金で罪を減じられ、これからは脱法商売で頑張ろうと奮起したらしい

 なにこの変態、ピッチピチしてやがる…

先の大脱獄で逃がされた後
獄中、ポットン便所からかき集めた小銭で再起

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 妙に笑顔な霜門寺、どんなツラしてんでしょ

金と阿爛
 自販機の下をあさるように、便所で小銭を回収

 文字通り「金に奇麗、汚いはない」を実践

 そのせいで、劍客兵器達には糞商人と呼ばれ
 脱獄仲間にも便所係と呼ばれる等
 作中評価は最低

 最低すぎて輝いてるよ雅桐倫具

 雅桐刀とは、単に「それっぽい」名で
 購買意欲をそそるブランド名

 でも今や、その「ブランド」を悪用させたくない一心で対・劍客兵器に参戦

 ガトリング事件、今や誇りなのか?

第26話
阿爛君、金の価値とは何だと思いますか?

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)雅桐倫具(武田観柳)
 そう確かに

 買えないモノもあります

 才能 血統 家柄 容姿 肌の色 髪の色


 金で買えないモノは 差別を生みます


 だからこその 金なのです


 凡庸でも!
 馬の骨でも!
 下賤でも!
 不細工でも!

 何一つ持たざる者に生まれても!


 人並みに金さえ稼げば人並みに!

 それ以上に稼げば それ以上に成れる!


 金こそが この世で最も平等で公平!!

 それこそが金の価値なのです!!


※略


 私と一緒に金を稼いで

 金で買えるモノ全てを買ってみませんか?


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 自らの哲学を語り、相反する哲学に怒る

第26話「金の価値」
 武田観柳、すっかり突き抜けちゃって…

 小樽で劍客兵器が「雅桐銃」を流通

 街は大混乱、更に剣心達と雅桐を始末すべく
 斧號 於野冨鷹が新たに襲来
 左之助と交戦へ

 金で買える全てとは大きく出たな!!

 実際、阿爛が抱える髪と肌の苦痛
 解決策は「渡航」でした

 だが「買う」事で、人生を変えてやろうとはアグレッシヴだ!!

 遠大過ぎて、貫くに値する信念だわ!!

第27話
戦闘のプロ劍客兵器vs.最強の素人・喧嘩屋、開戦!!

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 さすが劍客兵器、戦い方も理屈っぽい

第27話「エゾマツの球果」
 対し左之助は、婆娑羅なまでの突貫が魅力!!

 楽しむ為の喧嘩と、護国の鬼が対決か

 観柳と阿爛、商人師弟コンビもいよいよ好調!!
 阿爛は、頭脳労働専門なんですから
 観柳とは好相性!!

 参謀、指揮官としての成長が必須

 剣心に反発、同行する明日郎よりは
 よっぽど「師弟」してますわ

 元々価値観が違う上、剣心達に感化されてる感じも薄いアの三馬鹿

 これは独立への第一歩…?

第28話「二重の極み破れたり」
刺激的なサブタイの意味は

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 忍者な口真似で、旭が奥の手を聞き出した

第28話「二重の極み破れたり」
 極みの弱点は、右拳で一発しか打てない

 対し「赫力」ブーストが圧倒

 人が無意識下で使っている筋力、血流を活用
 血は、凄い勢いで噴出する点に着目
 活用しようとはアイデアです

 生粋の劍客兵器なら誰もが使える

 対応し、生還した左之助も流石ですが
 今後は一層厳しいのね

 今後の敵は、ブースト標準装備な訳

 無論、連発は自滅を招く諸刃の剣らしい

第29話
観柳絶好調!! しかし劍客兵器、第三種が出現

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 前衛型でも後衛型でもない、暗器タイプか

第29話「潜入・小樽拠点!」
 強襲した観柳組、記號 本多雨読と交戦

 普段は、非戦闘員のフリをしてる劍客兵器

 隠し武器、人誅編の乙和瓢湖を思い出します
 書物を、ペンで飛ばして刃にする
 戦型 書・裏・剣 が武器

 これが本当のペーパーナイフ?!

 観柳の動機は、今後も雅桐紋で商売する為
 権利を返せというもの

 あの観柳が、こんな非合理に命を懸ける男になろうとは

 今後、どんどん富豪になるのかしら

暴徒を叩きのめす剣心
左之助は、劍客兵器に勧誘を受ける

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 やっぱり隻眼の男、土方歳三っぽいですね

劍客兵器
 明治政府に任せておけない、その点は同じ

 左之助を部隊将に推挙するという冨鷹

 自分より上、幹部クラスで勧誘とは大した男
 また、小樽の騒動を剣心が鎮圧も
 希望も感じる流れです

 住民も平和を望んでいる証ですから

 必要に応じ、刀こそ手に取ったもの
 自衛と平和が頼もしい!!

「剣心が戦わなくていい」世界になるのが一番望ましいんですよね

 歴史的には難しいコトではあるけども

第30話
左之助は、維新政府を気に入らない

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 ここにきて、左之助の原点を掘り下げ

第30話「喧嘩の締め」
 赤報隊に参加、維新政府に裏切られた
 
 実は当時、“楽しい戦い”にワクワクしてた

 勧善懲悪の、おとぎ話に中にいるような感動
 が、終わってみれば現実は非情
 楽しい戦いなんて無いと

「楽しい喧嘩」を望む悪一文字の一因か

 劍客兵器は、革命をしようと訴えるも
 革命家嫌いなんですよね

 戦いでなく喧嘩、一井の一暴力でいたい

 同じ政府嫌いでもスタンスが違う!!

同じ「維新政府嫌い」でも
正義の為と、犠牲を出す時点で相いれない

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 〆は頭突き、なんでもありの“喧嘩”だった!!

旋拳 二重の極み
 極みの問題は、一度に一回しか殴れない事

 そこで冨鷹は左腕を盾に、右で殴る構え

 対し左之助、極みの構えのまま回転させ殴り
 回転で、威力を補う「旋拳」により
 ガードを弾いた

 そのまま極みに移行、直撃へ!!

 極みは、壊される覚悟でガードされたら
 二発目がすぐ打てないのが難点

 それを右腕一本で突破する強引さ、足に頭突きと何でもする乱暴さ

 喧嘩屋の本領発揮って奴を見たのう!

函館戦争の戦訓
冨鷹は、冨鷹なりに国を憂いて立ち上がった

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 劍客兵器は、政府の見通しの悪さを非難

函館戦争の戦訓
 五稜郭落城も、日本の対応の遅さの象徴だと

 本来五稜郭は、艦砲の射程外に築城

 しかし築城開始から11年で、大砲性能が向上
 海外の、技術進歩を甘く見たが為に
 砲火を浴びたと辛辣

 先を見越した対応が出来なかった

 大砲の脅威は、そっくり「海外」の脅威
 アレが敵に回ったら?

 冨鷹は現政府では対抗できないと焦り、彼なりに奮闘してる

 敵中でも真面目そうな人なんですよね

ただ問題は、世界は脅威だと焦る冨鷹自身
海外を見た事がない事と

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るろうに剣心 北海道編 5巻 感想

 左之助が世界放浪、ここで活きるのね!!

しぇいくはんど
 旧連載時、スケールがデカいと笑ったものの

 左之助は「世界」を実際に見て来た

 だから非情さ、対抗しなきゃという危機感
 日本の現在が、平和で得難い事も
 両方解っているのね

 今の平和こそ、守るべきとよく解った

 この視点は、旅してきた男ならでは
 かっこいいじゃないの!!

 冨鷹は「海外のように残忍に迅速に」というも、それじゃ世の中つまらなくなる

 エンバーミングも思い出すのう

収録

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 先端の柄に見える部分に、実は刃が隠れてるのか

 ジャンプコミックス「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚・北海道編 5巻」
 和月伸宏 月刊ジャンプSQ.連載、集英社発行。
 2020年12月(前巻2020年5月発売)

るろうに剣心 明治剣客浪漫譚・北海道編 5巻
 あらすじ
 第24話「その男 雅桐!」
 第25話「その男 倫具!」
 第26話「金の価値」
 第27話「エゾマツの球果」
 第28話「二重の極み破れたり」
 第29話「潜入・小樽拠点!」
 第30話「喧嘩の締め」 
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エンバーミング 感想




 エンバーミング 8巻
 エンバーミング 9巻
 エンバーミング 10巻【最終回】










 るろうに剣心 北海道編 1巻“明治十六年 神谷道場”
 るろうに剣心 北海道編 2巻“劍客兵器”その目的
 るろうに剣心 北海道編 3巻“十本刀と死に損ない”
 るろうに剣心 北海道編 4巻 劍客兵器が“敵”である事
 るろうに剣心 北海道編 5巻“その男、雅桐!!”
 るろうに剣心 北海道編 6巻“小樽・完”さらば愛しの…

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