公式サイト からくりサーカス 第17話 感想 訪れし者 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 23時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
しろがね=エレオノール誕生騒動! フランシーヌ達がそっくりである理由

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最後にサブタイを回収したのは、“この世に訪れた”エレオノールだったのかなってな回
 子に感動した才賀夫妻、親に絶望した子供時代のギイ
 捨てられた自分を責めたフランシーヌ人形
 親と子の関係を感じます

 三人の捨て子達、アンジェリーナ、フランシーヌ人形、ギイが繋がるのが面白い

アンジェリーナの結論
 しろがねを否定するって事は、かつての自分自身を否定するって事なワケで
 今度は、アンジェリーナが“助ける側”に回る事が因果ですね
 作中、命を大切にと鳴海が幾度も叫びましたが
 その始まりを描くのも本作らしい

 特に難産だったとはいえ、“命が一つ生まれる”ってホント大変な事だなって。
 
からくりサーカス 17話 感想

 からくりサーカス 第17話「訪れし者」     
 Aパート「たった一人の我が子」
 養子と実子、ディーン・メーストル
 ギイは語る
 しろがねは人間ではない  
 Bパート「あなたのママに」
 100年前の出会い
 どうか私を捨てないで
 ようこそ この世へ      
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 アニメ「うしおととら」感想
 現行連載「双亡亭壊すべし」感想
 これまでの感想

磔刑のキリストに、“笑う為の人形なのか”と考えていたフランシーヌ人形

00370
 ここがすごく「上手いなあ」って、彼女の考え方を考えさせられました

フランシーヌ人形
 白金は、悪く言えば利己主義の代表で、他人の気持ちを全く考えない
 彼が、「人を苦しめて笑わせよう」とした事が
 彼女の常識を作ってたんですね

 もちろん彼なりの“考え方”の結果ですが、そこまで教育していなかった

 結果ばかり考え、過程をスッ飛ばしがちというか
 白金らしい気がしますね

 なあ貞義ィ!

フランシーヌは、“ルシールのおばさん(親の姉妹)”だった

00403
 だから顔が似ていたんだよ、と劇中で明言へ。

あらすじ
 才賀機巧社を設立、しろがね“ディーン・メーストル”を才賀貞義として養子にし
 才賀夫妻は、しろがねに懸糸人形を提供する仕事を軌道に乗せ
 明治期、二人は子宝に恵まれる

 だがしろがね上層部は、子を“柔らかい石”の保管容器にすべくギイを派遣

 アンジェリーナは苦闘の末に彼を破り
 才賀正二は、己の破壊を望む“本物のフランシーヌ人形”と邂逅した

 やがて彼らは黒賀村に集い、才賀エレオノール、後のしろがねが産まれる

 次回、からくりサーカス 第18話「微笑」

管理人『…というワケなんですが…』

00000
 前回、勝は正二の血を飲み、天保年間の長崎を追体験する
 正二は、アンジェリーナの過酷な運命を知り
 彼女と永遠に連れ添う事を決意

 しろがねの身体で、使命に縛られぬ人生を。“二人の”挑戦が始まった

ギイ『やはり…、マサルはここに』

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 勝の旅立ちを見送ったギイ、ここで動く!

貞義のからくり屋敷跡地にて
 鳴海は“ギイも戦いで犠牲になった”と思っているでしょうから、再会できれば…
 と思ったら、こっちにきていたギイ。
 彼にも因縁深い事件だと

 やたらロケットを気にし、ママン大好き貴族しろがね

 新OPでもEDでも思わせぶり
 彼の過去が、ここで紐解かれるんですね

“しろがね”正二『貞義…、記憶をどこまで見た?』

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 そこまで…、そこまでしらを切るのか!

才賀家
 意外や途中で起きた勝、祖父の口調は優しげで、彼の人となりを感じさせます
 過去を見せれば、貞義が苦しむと本気で信じているんでしょうか?
 悪い事をしてしまったなとさえ言いたげです
 が

 お前は最初から、私の子供ではなかったではないか!

 うーんこのすれ違いっぷり
 勝は、自分は貞義じゃないと言い続けています

 しかし貞義は鳴海を、正二を、嘘の経歴と人柄でだまし続けてきたから!

 勝は否定しますが、“ウソつき貞義”の信頼と実績がデカすぎる!

『私の子供はエレオノール…、ただ一人の娘だ!』

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 勝には仰天ですが、だからこそ四人ほどそっくりさんがいるんですね
 祖父・正二と、アンジェリーナが結婚し
 生まれたのが「しろがね」。
 エレオノール

 母アンジェリーナが、フランシーヌ(及び人形)そっくりだったので容姿を受け継いだと

 そして“フランシーヌの出自”も、今回で明言へ。

正二『あるるかんを研究し、独自に懸糸傀儡を作り始めたのだ…』

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 この文字はきっと人形に力を与えてくれる!

才賀夫妻
 鳴海を絶望させた“フランシーヌ人形の出奔”、原因となった文字は「お守り」
 アンジェリーナが、日本語で祈りのメッセージを書き
 懸糸傀儡に組み込んだと

 そして、きっと世界中のしろがねの役に立つ!

 遠回りながら大いに役立ちましたが
 ロッケンフィールド博士、トーア、ティンババティらの人形は“正二製”だったのね

 しろがねをバックアップする道を選んだ

 戦わずに関わる、“観客フウ”に近いスタンスだったのか

祖父・正二『そんな時、“貞義<お前>”が現れたのだ…』

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 こんにちはッ! ムッシュ・ショウジ! ありがとう!!

西の国から来た男
 当時の名は“ディーン・メーストル”、同様に変装したのか見た目は普通ですが
 跳躍、高い身体能力で「しろがね」だと視聴者に示し
 アンジェリーナとは昔からの知己

 ありがとう! アンジェリーナを幸せにしてくれてッ!

 懸糸傀儡、すなわちマリオネットの運搬・制作を手伝うよう派遣
 ルシール“先生”の信頼も厚かったんですね

 正二と意気投合、養子として“才賀 貞義”と改名へ

 視聴者にとってはもう声だけで怪しい!

正二『私は、幸せの絶頂だった…』

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 まさに私は有頂天だったよ…

ご懐妊
 やだお盛ん…! どんだけ遅い生まれやねん! とツッコみたくなる“妊娠”があった!
 元気! アンジェリーナの羊水はとっても元気だったのね!
 正二自身も

 この手で自分の子供を抱けるとは、夢にも思っていなかったからな

 赤ん坊が出来た“しろがね”は初めて
 よく「人ならざる」と言いますが、子供も出来にくくなっちゃうんですね

 てか実際、ここまで数十年単位で例がなかったのにご懐妊してしまったと

 子が生まれないと思い、貞義を“養子”にしたのか!

黒賀の人『申し上げます! 得体の知れない外国人が!!

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 君達がメイジと呼ぶ時代にも、僕はこの黒賀の村を訪れている。ある目的の為にな

語り部交代
 先日、勝を信じ送り出したよう描かれたギイでしたが、ここでは“貞義”と断じます
 曰く三年前の戦い以降、貞義は姿を消してしまった為
 人格転送がどうなったか解らなかった
 が
 
 全てを知った時、お前はまだ自分を勝だと言いはれるかな?

 信じてなかったんかい!
 と素直に感じつつ、「まだ早いか」と思えてしまうワンシーン

 ほらギイさん顔面筋がサボりがちだから、本気かウソか解らないですものね!

※原作は「耐え凌ぐ場面」等、もっと表情豊かなんだそうな
 
ギイ『僕がゾナハ病を発症したのは12歳の頃…』

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 そして、母は僕を棄てた

廃棄少年
 いきなりちゃぶ台を返していく“ママっ子”ギイの過去、治療名目で“預けられた”と
 現実に、こういうのは決して珍しい話ではありませんが
 当人には辛すぎる

 愚かな人だった…、キャンディを子供に渡して、うしろめたさを誤魔化していたよ

 貴族出身と自画自賛するギイ
 多分「貴族である事」、体面を気にして捨てられた面もある気がします

 ジョジョでも、同様に捨てられるヒトがいますしね…

 それはもう鉄球走る感じに

『医者は何も出来ない、母は見舞いに来ることさえなかった…』

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)ギイ
 苦しみの中で僕は痛感した
 生まれた時から、ずっと独りきりだったのだと…

 その後、ルシールに導かれ、しろがねになったんだ。

 そして10年の訓練を終えた後、初仕事の時がやってきた


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 あなた、しろがねね! フランス人でしょう? なんて嬉しいのかしら~♪

初任務
 思うにギイは、生まれてからの愛情すべて“偽物だった”、と断じたのでしょうか
 病になった事で、ただ浮き彫りになっただけに過ぎない
 愛なんて最初からなかった
 独りだったのだと

 さてそうと知らぬアンジェリーナ、黒賀の村で“安らかに”過ごしていたようです

 理解者だけが住む黒賀
 ここでなら、気楽な服装で過ごすことが出来たんですね

 しかも同郷と出会えた! そりゃはしゃぐさ! オレだってはしゃぐと思う!

 ところが、どんどん雲行きが怪しくなって…

『私の赤ちゃんを、柔らかい石のただの入れ物にしようというの…?!』

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 しろがねを増やす為、柔らかい石を体内に宿した子をフランスに送れと。
 元々、「柔らかい石」は子供の体内でしか保存できないとされました。
 だから幼い頃、アンジェリーナの体内に埋め込み
 以降はずっと保管できてます

 この“結果”を応用し、新しい入れ物に移し、長持ちさせようって寸法か

 理屈は分かるが、せっかく心待ちにしてた人になんて事!

アンジェリーナ『……解りました。裏で待っていてください』

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)才賀アンジェリーナ
 昔から思っていました
 しろがねは人なのか、それともオートマータを倒す為の、ただの機械なのかと

 しろがねは人間ではありません!

)ギイ・クリストフ・レッシュ
 フン…、あんただってしろがねじゃないか!


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 いいえ…、私は母親です!

“かつての自分”を否定する
 新OPでの一場面、てっきり協力して敵と戦っているのかと思ったら!
 前回、「しろがね」から弾き出されて苦しんでいた彼女は
 こうして結論を得たのね

 お腹の大きなオバさんが何をするつもりさ!

 しろがねは、確かに人類全体にメリットを与えています
 でも機械的なのもその通りで
 鳴海も苦しんでました

 サーカス編で多くが最後に、「人間らしく」散っていったのを思い出しますね

 同じ“他人の為に生きて死ぬ”にしても、相手くらい自分で選びたいみたいな

アンジェリーナ『この子に…、私のような人生は絶対に送らせません!』

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 プッハハハハ! お腹を庇って頭から落ちたよ!

子供の戦い
 しろがねは不死身だから、手加減などする必要がない! とギイは吹きますが
 いいえ! 実際しろがね死にまくってますよ!?
 いや

 これが母の愛って奴かねえ!

 彼にすれば格好の敵だったのか
 母の愛こそ、きっと一番“憎みたい”と思ってるものだから

 なるほど彼を派遣したしろがね上層部、冴えた選択じゃあないですか!

 性格が悪いとも言う!

アンジェリーナ『あなたに…、おかあさんはいないの!』

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 アンナ「こんな事をして…、おかあさんはなんて思うかしら!
 ギイ「フン!

 ギイ「母などいないッ! あの女はぼくを捨てた!

 ぼくはひとりなんだ!


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)アンジェリーナ
 ならばこの子も、同じようにしたいのですか…
 母を知らずに生きる…

 ひとりぼっちに!


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 それがどうしたのさ…! ……僕は慣れたよ

ひとりぼっちが二人
 戦列を離れて久しいとはいえ、歴戦のアンジェリーナに新米を派遣した上層部
 ギイの実力、医師である事、子供相手なら「母親」は満足に戦えない
 そんな判断もあったのでしょうか

 その子もすぐに慣れるさ!

 母親を憎んでいる
 母親は要らない、慣れたと呟きキャンディを齧るギイ

 彼が未だ、母親を大切に思っている証なんでしょうね

 前回アンジェリーナが“母に捨てられた”と思った事と、重なってる気がします

アンジェリーナ『あなたは勝てないわ…』

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 オリンピアも他のマリオネットも、全て私と主人が作ったもの!
 決して、赤子を母から取り上げる道具ではない!

  私にあるるかんがある限り…
  いいえ!

  たとえ私独りでも、この子に柔らかい石を埋め込む事などさせません!

 ギイ「…なに勝った気でいるのさ!


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 お祈りどころか、例の“サイン歯車”が停止した事でアンジェリーナ勝利に!?

母は強し
 人間、一番可愛いのは自分。“己より子供を大事する母親”なんていないと。
 多分ギイは、そう思いたくて戦ってたのでしょうが
 結果は母の愛が完全勝利

 己を犠牲にしてでも、子を守ろうとする母に敗れたのね

 不幸な偶然で、自ら必殺技を食らったギイ
 負傷に定評あるギイ!

 アニメ版での登場期間中、負傷してる期間がホント長いですねギイ!

 指から体液を吸ってファンで排出! まあエグい事!!

アンジェリーナ『…良かったら、私があなたのママになってあげましょうか?』

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 私は、既に一つの命を抱いているの。もう一人くらい、いつでも抱きしめられるわ

あなたのママに
 無論、ギイは一笑に付した挙句ドリフのように大爆笑しましたが
 アンジェリーナは粘り強く彼に愛を説いた
 と

 !? …うるさい!

 バブみを感じる…
 彼女は、彼の母になってくれた女性だった…?

 正直かなりパワーワードでしたが、自然な言葉だったんでしょうね

 親に捨てられた子の気持ち、痛いくらい解る筈ですもの

『僕は諦めてなかった。赤ん坊を手に入れるなら、彼女が出産してからでいい…』

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 いいの? キャンディがなくなってしまうわよっ!

卒業
 一人一つなんだからね! 勘違いしないでよね! と子供らにあげるギイ
 正直、あれじゃすぐ無くなっちまうじゃないか!と思いました
 が、そうしたかったのね

 なんだかもう…、いらなくなったのさ

 飴は「母から子への愛」の象徴というか
 舐めるのは、信じたい、と思った時の無意識の行動だったのでしょうか

 信じたいから舐める、物理的な刺激で落ち着く

 でもそんなもの無くても、愛を信じられるようになったのかなって。

祖父・正二『私はある意外なモノと出会っていたのだ…』

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 何故…、人が苦しむ姿を飾るのですか?

彼女の学び
 視聴者には丸分かりな“女性”を、正二は心底困惑して追いかけることに
 勝は再び正二の過去を追体験します
 で

 この動かぬ人形を見て、人は笑うことを覚えるのですか?

 発想が自動人形らしいですね
 イエス・キリストの磔刑像、白金が“人を苦しめて彼女を笑わそうとした”事

 人間が苦しむと笑える、そういう風に学んでしまったのか

 だいたい白金が…、貞義! お前のせいだ貞義!!

正二『いや、笑う事はない。むしろ逆じゃないかな?』

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 (罪とは)人を殺す事や贅沢…、そういえばこういうのもあったな

外の世界
 非道な真夜中のサーカス首領は、極端な“箱入り娘”だったのかもしれません
 彼女は、キリストが背負った“罪”を聞かされます
 人が罪だと考えるべき諸々を。

 !? …ならば、人形も罪なのですね?

 人形職人である正二は苦笑しますが…
 とまれ彼女は、そもそも「何が悪い事か」を知らないんですね

 つまりだいたい貞義! お前のせいだ勝のふりをするんじゃあない!!

 さだよしがだいたいわるい!

正二『人形作りで財を為したものだから、罪人中の罪人だがな?』

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 自分こそ一番の罪人だよなー、と呆れてみせる正二さん
 いや実際、この台詞ってちょっと面白いですね
 思えば罪なんだなー的な。

 フランシーヌ人形に限らず、誰しも“罪だと知らずに罪を犯してる”的な

 考えてみれば、これは罪なんだなって自覚するという事。

『人形作り…? では知っていますか? 才賀アンジェリーナという人間を?』

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 私はその者に会う為にここに来ました
 私は、フランシーヌのオートマータ

  正二「!? ではお前が真夜中のサーカスの団長か!

  正二「我が妻に何用ぞ!

 私は、才賀アンジェリーナに、この身を分解してもらう為に来たのです


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 では…、お前の力を人間以下にする為に手を加える

金の産物
 正二をして気付けなかった、人に迫る完成度! しかし正二は二度仰天
 彼女は、単に壊される事は望んでいなかったらしく
 正二は改造を施します

 しかし…、お前を作った者は凄い技術の持ち主だな…

 正二自身、高度な技術者だから余計に解るんでしょうね
 また、師の兄・白銀は研究を一旦放棄

 対し白金は、兄と生き別れ飛騨山中に篭もって十余年研究し続けた

 技術的に見て、より高度だと考えるべきなのか 

“人形”『でも造物主様は、私を一緒に連れて行ってはくれなかった』

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 私が笑えないのがお気に召さないなら
 私は…、笑う事を学びます

 だから…、私を捨てないで下さい

 どうか…、捨てないで……。


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 はい…、仲間達と共に、長い旅に…。

三人の捨て子
 日頃、文字通り人形のような、人形その者であるフランシーヌの独白
 このヒトは、アンジェリーナやギイと同様だったんですね
 親に捨てられてしまった子供

 特に“存在意義を与えられ、取り上げられた”事はアンジェリーナ同様

 アンジェリーナと似ているのは
 姿形だけでなく、在り方に至るまでそっくりだったのか 

 罪は事実でも、それが罪だと知らなかったと思えば印象が変わります

 なんて壮大な育児放棄…

“人形”『しかし100年旅をしても、笑う方法は分からなかった』

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 私は疲れてしまった…
 だから、消えようと思ったのです

 破壊したしろがねの使う人形の部品に、名があったので

 その者に会えばもしや…、と。


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 私は、フランシーヌ人形をアンジェリーナに会わせる事にした

彼だから
 正二は当時者ではない、ゾナハ病に苦しめられた者だけが正当な裁きを下せる
 騙し、改造して破壊してしまえば事は済んだでしょう
 しかし

 だが…、私はこの人形は本当に悪いものだろうかと思い始めていた

 わざわざ“ちゃんと改造した”と
 正二も難儀ですが、きっとそんな彼だからアンジェリーナは立ち直れた

 アンジェリーナの苦しみは怪物だった事。同様に人形の苦しみを思いやったのね

 もちろん、事前に手紙で全部を伝えておいたそうで

アンジェリーナ『ああ…、本当に私とそっくりなのね?』

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 なんというか、親戚のお姉さんに会った風に驚くアンジェリーナ
 曰く、ルシールには「おばさん」がいた。
 親の姉妹にあたる人

 その人こそが、フランシーヌだったのだと。

 口減らしの為に遠くにやられ、あれこれあって百塔の街プラハッ!に住んでたと

アンジェリーヌ『当時の村では、ひどい飢饉が続いて…』

00425
 ルシールの親の姉妹、それがフランシーヌの正体だった
 何せ、ルシール達が襲われたころ白金はお爺ちゃん
 世代が変わってたんですね

 あのフランシーヌが、そんなに歳上だと思うと少し面白い話。

 白金は、彼女を故郷へ連れて行ってたと。
 
『フランシーヌ! 何故お前が…、ギイ・クリストフがばらばらにしてくれる!!

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 ギイ…、あなたのお願いするわ…!

とりあげる
 怒ったのは新米しろがねギイでしたが、陣痛が起こってしまい戦いは中断
 ギイ、中断してくれた時点で優しすぎる子ですよ!
 そのギイに“産婆”をやって欲しいと

 お願い…、あなたに、とりあげて欲しいの…!

 いや確かに、ギイは医療を修めているとは言ってましたが
 まさか産婆する事になるとは

 本来文字通り、“取り上げる”為に村に来たのに!

 とりあげるの意味が変わっとるじゃないか!

ギイ『……ええいッ! やってやる!!

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 アンジェリーナは、何をしているのですか? 病気ですか?

大混乱
 正二も医者ですが、事情を飲み込めてないのか“妻がああ言ってるから”と懇願
 根負けしたギイ、「子供を奪いに来た」のに信頼され
 憎むべき人形に「分娩」を教える事に

 そんな事も知らなかったのか!

 人形は、「人間」がどうやって生まれるか知らなかったし
 聞いても「作りだす」と表現

 すごいですね! と感心され、思わずツッコんでしまうギイ

 もうこの人、どんだけ忙しいのよ色々と! 

ギイ『…!? これは骨盤位だ!

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 しかもよりによって逆子だった! 子供で一番大きいのは頭なので
 尻が下だと、「頭が引っかかって」しまう等して
 死産に陥る恐れもある

 しかもギイは初めての事、焦って、慌てて、落ち着いて。大変な出産でした

 腕がない!? と仰天してしまう場面もありましたが…

正二『どうした?! 泣かないぞ!?』

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 こうして、この世に生を受けたんだ…、一人娘のエレオノールが

金髪の赤子
 難産の見本市! トラブル続きだったエレオノール、最後に決め手は意外や“人形”
 彼女が、「逆さにして叩く」対処を咄嗟にとった事で
 無事エレオノールは生を受けました

 赤ん坊は“泣く”事で、肺の中の羊水を排出し、自力呼吸を始めるそうで

 人為的に促すのが“逆さにして叩く”事だと。
 まさか知ってたはずもありませんが、彼女も恩人になってしまったのね

 そしてフランシーヌ人形は、命の営みの大変さを知り…?

感想追記。ギイ、本物フランシーヌ人形、アンジェリーナの出会い!

00236
 特にギイがねー、この子「お母さんを憎みたいんだろうな」って

ママン!
 母の思い出のキャンディを舐め、「愚かな女」と言いつつ大切なんだろうなって
 前回アンジェリーナも、生き地獄に落としたのは「母」だったですし
 同様に、母が悪い! と思いたくてツッパッたのを
 彼も癒されたのかなって。

 前回アンジェリーナも、「お母さんは君を大切にしてたんだ」と言われて泣いちゃって

 状況的に憎みたくて
 それでも内心、「お母さんは悪くないよ」って言って貰いたくて。みたいな

 ママ発言もですが、子の為に頑張る母の姿に何より癒されたのかなって思いました

 私が! 私達がママになるんだよ!

母を憎みたい、でも愛してる。そんな気持ちに一番敏感だったんじゃないかなって

00320
 ママになってあげる発言! アンジェリーナこそ一番の理解者なのかなって
 自分が苦しんだ事で、同じように苦しんでいる少年を見て
 何かしてあげたいって思ったのかなあ…
 と

 OPとEDで示唆していましたが、そういう事だったんだなーって回でした

子から親を取り上げようとしたギイ、命を踏みにじってきたフランシーヌ人形

00491
 本作、すぐ人が死ぬし、とにかく命がびゅんびゅんフッ飛ぶ状況ですが
 そこにあって、「やっぱり命って大変なものなんだな…」
 って描くのが快いです

 命一つでこんなに大変、だから踏みにじっちゃいけないよなみたいな

 踏みにじる側の人間を許しちゃいけないのもホントでしょうが

後やっぱりラストシーンは

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 ちょっと謎ポーズだなー、って思いました!
 感想には個人差があります!
 個人差はありまぁす!

 いやけなすんじゃなくて、こういうポーズを入れられるセンスってすげえな的な

 仮に私だったら、絶対もっと無難なポーズにするよね的な。

公式ツイッターより



























































2019年2月14日 からくりサーカス 第17話「訪れし者」

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 スタジオライブ協力で、韓国のMARUアニメーション社が下請け制作
 
スタッフ
 脚本:井上敏樹
 絵コンテ:今泉賢一
 演出:吉田大輔
 作画監督:吉田大輔、尾之上知久、大槻一恵、Lim Keun soo、Ahn Hyo jeong
 アニメ制作:スタジオヴォルン
 原作:藤田和日郎/漫画/週刊少年サンデー 1997年|2006年
 制作協力:MARUアニメーション

あらすじ
 正二の記憶を旅する勝が見たもの。
 正二は、生命の水を飲み干し、アンジェリーナと共に生きることを決意する。
 しろがねの力になるべく、懸糸傀儡の研究に励む正二。そして正二に寄りそうアンジェリーナ。
 ある日、正二が作った懸糸傀儡を世界中のしろがねにもたらすため、ルシールの命を受けたディーン・メーストルという男がフランスから訪ねてくる。

次回、軟化しはじめるギイとフランシーヌ人形、そして…?

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 毎度思うんですが、全体に名前が長い(迫真)。ギイは良い子ですね…

子をとりあげるという事
 ギイ、“とりあげる”の意味が、一味違う事になってしまうのがちょっと面白い。
 とまれ今回の回想を、「貞義」に辿らせようとしたと思うと
 つくづく正二さんは優しいというか

 命って、こんなにも大変なものだぞ!みたいな

 正二さんが、貞義=白金とまで知ってるかは劇中で語られていませんが
 白金が放置した人形がこんなに苦労したんだぞ的な。

 なんかもう今回、ちょっとした大河ドラマですね!

 次回、からくりサーカス 第18話「微笑」

からくりサーカス 17話 感想

 からくりサーカス 第17話「訪れし者」     
 Aパート「たった一人の我が子」
 養子と実子、ディーン・メーストル
 ギイは語る
 しろがねは人間ではない  
 Bパート「あなたのママに」
 100年前の出会い
 どうか私を捨てないで
 ようこそ この世へ      
 感想追記
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アニメ版 うしおととら 感想 2015~2016年

 第壱話「うしおとらとであうの縁」
 第弐話「石喰い」
 第参話「絵に棲む鬼」
 第四話「とら街へゆく」
 第伍話「符咒士 鏢」
 第六話「あやかしの海」
 第七話「伝承」
 第八話「ヤツは空にいる」
 第九話「風狂い」
 第拾話「童のいる家」
 第拾壱話「一撃の鏡」
 第拾弐話「遠野妖怪戦道行~其の壱~」
 第拾参話「遠野妖怪戦道行~其の弐~」
 第拾四話「婢妖追跡~伝承者」
 第拾伍話「追撃の交差~伝承者」
 第拾六話「変貌」
 第拾七話「カムイコタンヘ」
 第拾八話「復活~そしてついに」
 第拾九話「時逆の妖」
 第弐拾話「妖、帰還す」
 第弐拾壱話「四人目のキリオ」
 第弐拾弐話「激召~獣の槍破壊のこと」
 第弐拾参話「永劫の孤独」
 第弐拾四話「愚か者は宴に集う」
 第弐拾伍話「H・A・M・M・R~ハマー機関」
 第弐拾六話「TATARI BREAKER」
 第弐拾七話「風が吹く」
 第弐拾八話「もうこぼさない」
 第弐拾九話「三日月の夜」
 第参拾話「不帰の旅」
 第参拾壱話「混沌の海へ」
 第参拾弐話「母」
 第参拾参話「獣の槍破壊」
 第参拾四話「とら」
 第参拾伍話「希望」
 第三十六話「約束の夜へ」
 第三重七話「最強の悪態」
 第三十八話「最終局面」
 最終回「うしおととらの縁」


 双亡亭壊すべし 1巻“壊れずの家”。
 双亡亭壊すべし 2巻“侵入”
 双亡亭壊すべし 3巻“更衣室”
 双亡亭壊すべし 4巻“真相は星にあり”
 双亡亭壊すべし 5巻“笑うしかないのじゃ”
 双亡亭壊すべし 6巻“お願いだから”
 双亡亭壊すべし 7巻“だから私は”
 双亡亭壊すべし 8巻“わたし達は怖いのだ”
 双亡亭壊すべし 9巻“タコハが見たモノ”
 双亡亭壊すべし 10巻“双亡亭壊すべし”
 双亡亭壊すべし 11巻“脱走事件”肖像画の描き方

からくりサーカス 感想 2018年10月~2019年 公式ツイッター

 からくりサーカス 第1話「開幕ベル」 月虹
 からくりサーカス 第2話「約束」
 からくりサーカス 第3話「奈落」
 からくりサーカス 第4話「コラン」
 からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」
 からくりサーカス 第6話「地獄」
 からくりサーカス 第7話「Demonic」
 からくりサーカス 第8話「一瞬の始まりと終わり」
 からくりサーカス 第9話「記憶」
 からくりサーカス 第10話「フランシーヌ」
 からくりサーカス 第11話「ファンファーレ」
 からくりサーカス 第12話「「顔無し」司令」
 からくりサーカス 第13話「ルシール」
 からくりサーカス 第14話「夜更けの海」
 からくりサーカス 第14.5話「幕間~そしてまた開幕ベル~」
 からくりサーカス 第15話「はじまりの場所」
 からくりサーカス 第16話「出会い」
 からくりサーカス 第17話「訪れし者」
 からくりサーカス 第18話「微笑」
 からくりサーカス 第19話「影の正体」
 からくりサーカス 第20話「黒い太陽」
 からくりサーカス 第21話「銀色の女神」
 からくりサーカス 第22話「「ハリー」へ向かう!!」
 からくりサーカス 第23話「悪魔再び」、第2期OP「ハグルマ」歌詞、第2期ED「夕立ち」歌詞
 からくりサーカス 第24話「脱出へ」

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