公式サイト ゴールデンカムイ 第19話 感想 カムイホプニレ レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり アイヌ語 21時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
尾形の過去、アシㇼパ“再出発”! 二瓶鉄造の親子愛、犬ちゃん! 犬ちゃん!!

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父の罵声に笑った尾形。彼は、“自分は歪む以外なかった”と確かめたかった気がします
 歪んだ生まれでも、跡継ぎとして祝福されたら、歪まなかったのかもしれません
 でも尾形は、自分は歪む以外なかったと信じたくて
 父を怒らせたんじゃないでしょうか

 自分は歪んでる、父は自分を愛さない、可能性はなかった。そう信じる為だったと

歪みねえ
 いくら歪んでても、自分は自分ですから、弟を見て生じた不安を消したかったのかなって
 孫を思うフチ、息子を信じ「一緒に猟をする」ように村田銃を使った二瓶
 父を思うアシㇼパさん、杉元の姿が好対です
 湯たんぽ! 湯たんぽ!!

 にしても鯉戸少尉は歪みねえな! 歪みきってて歪みようがねえな!

ゴールデンカムイ 第19話 感想

 金カム 第19話「カムイホプニレ」
 カムイホプニレ
 夢占い
 二瓶鉄造の遺産 
 Bパート「月島ァ!」
 そういうところだぞ! 鯉戸少尉~!!
 あんこう鍋
 子供は親を選べません
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ 
 これまでの感想

キエエエエエエエエ!(猿叫)』

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 鶴見にたらしこまれた鯉戸、尾形と好対でしたね! そういうとこだぞ!!

あらすじ
 谷垣らと合流した杉元達は、近くのアイヌコタンで“カムイホプニレ”に参加する
 やがてアシㇼパは、フチは心配だが旅を続けると決断し
 谷垣は彼女を守る事を自らに課した

 鯉登は鶴見中尉どんにガられたものの、小樽勤務が決まってご満悦に

 尾形はかつて父を殺した事を思い出す
 鶴見が彼の想いを利用し、第七師団をまとめる手段として支援した事も

 杉元一行は海岸線に辿り着き、尾形は過去に想いを馳せる

 次回、ゴールデンカムイ 第20話「青い眼」

チカパシ『やっと見つけた! 小樽からずっと、アシㇼパを探してきた!!』

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 前回、谷垣がマタギの道を捨て、鶴見に心酔した過去が語られた
 今、フチをアシㇼパの下に連れ戻す事こそ自分の役目だ
 谷垣は改めて決意する

 釧路湿原で、杉元一行+尾形と合流した谷垣達だったが…?

チカパシ『あっちの森で、狩りをしてるアイヌに聞いたんだっ』

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 行こう杉元、ヒグマの鍋が食べられるぞっ♪

釧路湿原春景色
 実は道中、勃起達はアイヌに出会って、アシㇼパを見なかったかと聞いていた
 小樽から釧路まで、随分遠くへ来たんだなと驚かれたそうな
 しかも遊びに来いという

 それより俺は、町に出てインカㇻマッちゃんに奢って貰いたいな~

 再会と同時に、ガッカリさせる事を言う白石…
 一度、杉元に刺されるべきだよ…
 そういうとこだぞ!

 お狐さん、どうかわすかと思いきや、少し意外な方向へ飛び火に

チカパシ『ダメだよ! インカㇻマッは、俺の家族なんだからっ』

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 視聴者には短い期間ですが、3人は、小樽から釧路まで歩いてきました
 道中、きっと色んな事があって絆を深めたのでしょうね
 あんな事 そんな事 あったでしょう。
 すっかり懐いた勃パシ。

 しかしインカのめざめㇻマッを嫌うアシㇼパさん、ご機嫌ナナメに。

白石『家族ぅ?』

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 うん! インカㇻマッは、オッパイ触っても怒らないお姉ちゃんで~♪
 谷垣ニシパはヒモなんだ♪

 インカㇻマッ「ですね♪」

 谷垣「(…何故ここに(尾形が)?」


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 ヒモ…?/あ、…いや……

超ヒモ理論~谷垣編~
 子供とオウムは、ロクでもない言葉に限ってさっさと覚えてしまうものですが
 インカㇻマッにまでヒモ、女にたかって働かない人…扱いされる谷垣
 前回、あげん格好良かったとに!

 そこで軽く口を曲げつつも、尾形を警戒する谷垣は立派なおちんちんですよ…

 マタギらしい警戒心を見せる谷垣
 子供らしい「ヒモなの?」顔で、谷垣を警戒するアシㇼパさん

 谷垣の不憫さが、開幕から視聴者の腹筋を責める…!

 世界は谷垣に厳しい…!

アイヌ語で、賑やかに歌うコタン(集落)を訪れた杉元たち

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 彼らに気付くや、チカパシが会ったというアイヌ二人がにこやかに出迎える
 口々に、「会えたのか」「良かった」という男達
 え…、良い人だったの…?

 なんだか、すごく刺青彫られてそうな人相の悪さですが…?

『もうじき、カムイホプニレが始まる』『楽しんでくれっ』

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 カムイホプニレは、“神の出発”という儀式で
 狩りによって獲ったヒグマを送るものだ

 檻で育てた飼い熊を送る、イオマンテとはまた別の儀式だ

  男達「ォオォホホホホーイ!
  男達「ォオォホホホホーイ!

  杉元「ォオォホホホホーイ!

 オココクセという叫びだ。
 火の神様に、熊が捕れたことを知らせる意味もある。


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 奇妙な叫びもすぐに真似する杉元、気のいいアンちゃんである

カムイホプニレ
 いきなりサブタイ! ヒグマは肉や毛皮など、たくさんの“恵み”をもたらしてくれます
 そこで、お祝いと弔い(?)を兼ねた儀式を行うんですね
 第3話の飼いグマ送りとはまた別

 アイヌの教えでは、クマなどは神様、神が富をもたらす為に姿を変えたもの

 また、何度でも来て頂けるように祭事をする
 解釈が独特で面白い

 アシㇼパさんがこうやって話すのも、杉元が理解しようと努めている賜物か

アシㇼパさん『カムイと呼ばれるのは、人間が出来ない事…』

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 カムイと呼ばれるのは、人間が出来ない事…
 役立つモノや、災厄をもたらすモノだ

 火は私達の生活に欠かせない
 刃物は、手で切れないものを奇麗に切ってくれるから…、カムイが宿ってる

 木も山に座ってるカムイ、天候や疫病は人間の力が及ばないからカムイだ


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 でも、決して人間よりも物凄く偉い存在ではなくて
 私達と対等と考えてる

 狩猟というのは
 人間が獲るんじゃなくて、カムイの方から弓矢に当たりに来ると考えられてきた

 人間に招待されて
 肉や毛皮を与える代わりに
 カムイは人間にしか作れない、酒や、タバコなどが欲しい

 私達はカムイを丁重に送り返し

 人間の世界は良いところだと、他のカムイにも伝えて貰わなきゃならない


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 酷い扱いをすれば、そのカムイは降りてこなくなる…

 この後、ヒグマの頭は家の外のイナウがたくさんある祭壇に移動する

 木の削りかけであるイナウは人間からカムイへの贈り物だ
 カムイはイナウを沢山持っていると
 神の国で地位が高まる

 貰ったイナウは、金や銀のイナウに変化して、財宝になるといわれている


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 あっちの世界でも金には価値があって、たくさん持ってりゃ幸せになれるってわけか

カムイホプニレ
 カムイ講座、“人にはどうにもならないもの”を崇め、宥めるのは普遍的ですね
 特に、自然災害を神の意思だと捉えるのは普遍的に感じますし
 本州でも、非業の死を遂げたものを神として扱い
 祟らないでくれと祀ったりしますし

 金銀の話に、杉元は暗い表情となり、アシㇼパさんがいぶかしむ様子も

 あの世にいっても、金がなければ幸せになれない
 下らないと感じたのでしょうか

 今、親友の妻の眼が“カネ”に左右されるように、人間は金に振り回される

 あの世でもそうなのか、馬鹿馬鹿しい。って感じでしょうか…

『あっはははははははっ…』

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 厳かな儀式の後は、楽しい祭り! この感覚も本州と変わりませんね
 ヒグマの鍋が美味しそうに煮え、貴重なご飯が炊かれて
 杉元、谷垣らは酒を勧められています
 また「酒」はやや特殊

 アイヌでは酒は、神と共に皆で味わうものとし、手酌はありえなかったそうな

 材料の麹などが、日本人との交易でしか手に入らぬ貴重品だったからでしょうか

アシㇼパ『(何を考えているんだ…、チロンヌプ)』

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 アシㇼパ、お前に大事な話がある

第七師団達
 フチが死に装束を作っている、アシㇼパを心配している件を伝えた谷垣
 特に杉元は、苦しそうに唇を噛んでいます
 迷っているのでしょうか

 そんな事を伝えにわざわざ小樽から来たのか、谷垣一等卒…

 しかし尾形は違った
 前回の回想、谷垣が鶴見に心酔する様を見ているからか…?

 未だ鶴見に内通し、彼にヨシヨシペロペロされがっているんじゃないか?

 そう考えるのが自然でしょうか。

『世話になった婆ちゃんの下に、孫娘を無事に返す! それが俺の役目だ!』

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 俺の役目。命を賭してでも、成し遂げたい事だと反論する谷垣ですが
 尾形には、「役目」にこめた想いは伝わりません
 さすが尾形というべきか。

 想い云々より、実際に起きた事が全て、といったところか。

尾形『どうだかなァ~、貴様は鶴見中尉を信奉し、山で3人の戦友を殺した男だ…』

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 あいつらを殺したのはヒグマだ、俺がその場に居たんだから間違いない

たかが夢
 尾形が信じない原因は、谷垣初登場回への事実誤認が一番の原因
 しかし杉元、「え? そうなの?」とばかりに否定してくれます
 意外な話が繋がった!

 たかが夢だろう? 手紙でも送っておけ…

 悪びれない尾形
 これで、疑いは解けたようですが「たかが夢」だと

 フチは「二度と孫と会えなくなる夢を見た」と、うなされているという

アシㇼパ『夢というのは、カムイが私たちに何か伝えたくて見せるものと強く信じられてきた』

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 夢というのは、カムイが私たちに何か伝えたくて見せるものと強く信じられてきた
 私は信じなくても、フチは古い考え方のアイヌだから…
 それにフチは昔…ある夢を見た

 自分の娘のまわりに、熊がたくさん集まって送っている夢だった

 そのあとすぐに、私の母は病気で亡くなったと…、フチが話していた

 だから尚更、夢占いを信じているんだ


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 大事なのはフチ当人がどう思うか

私の夢は現実です
 アシㇼパは、祖母が実際に夢占いがあたり、今も苦しんでいるとよく解るし
 谷垣は、心が弱ってしまった人は簡単に死ぬと知っている
 たかが夢じゃないのだ

 今まさに、教えに基いて祭りをやったの同様、信じているかどうか

 また、尾形が「ならアシㇼパは谷垣と帰れ」とは言わない辺り
 彼女を信頼してるよう感じます

 杉元との関係もあってかもですが、彼女は共に行くべきだと思ってる

 大雪山とか、彼女の知恵に助けられたからでしょうか

杉元『アシリパさん…一度帰ろうか?』

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 アシリパさん…一度帰ろうか?
 一度顏を見せりゃ、孫娘とは二度と会えないってフチが見た予言は無効だろ?
 元気になるさ

  アシㇼパ「……」

 我慢しなくっていいんだよ…?

  アシㇼパ「! 子供扱いするな杉元! 私にはどうしても知りたいことがある


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 知るべきことを知って、自分の未来の為に前に進むんだ!

未来の為に
 ここに至って、持ち前の優しさで、アシㇼパと共に帰ろうとした杉元でしたが
 続け、「我慢しなくていい」と言われた彼女は激発
 これは自分の未来の為だと

 戻るか進むか、本心を見透かされ、前に進もうとするアシㇼパさん

 決意と、本心不明なインカㇻマッが重ねられてるのも意味深
 彼女も「確かめたい」のでしょうか

 決意を感じた谷垣、“彼の役目”は、これでますます過酷なものに変わったのね

 白石と勃起、お気楽コンビがちょっとした癒し

『オイ、谷垣ニシパ。その村田銃、気になってたんだが…』

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 二瓶鉄造のだろう? と指摘する猟師。なるほど、そう繋がるのか。
 十年前の、「ヒグマがいなくなるかと思った」二瓶の代名詞に
 同行した猟師だったという

 ただ、なんで銃が見分けられるんだ?と思ったら

『二瓶は山で死んだ…、この村田銃は俺が引き取った』

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 男「そうだったか…、しかし、アンタにはそんな古い銃扱いにくいだろ?
 谷垣「二瓶鉄造が、俺を兵士からマタギに戻してくれた

  谷垣「獲物を撃つときの心の持ち方を忘れないために…、持つことにした

 男「勝負は常に最初の一発で決めろ、か?

  その銃床に、小さな七本の傷があるだろう?
  二瓶が俺に話してくれた


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 俺には子供がたくさんいるが、息子はひとりだけでね
 これはその息子が日清戦争で使っていた銃だ…

 届けてくれた息子の戦友が、この銃床の傷は息子さんが敵を撃つたび刻んでいたと…

 7人目で刻むのをやめたのか…
 7人目であいつの方が死んだのか…

 どちらにしろ息子は楽しんで人を撃つような奴じゃない

 殺した責任を背負い込むような甘ったれは
 兵士なんぞにならないで俺と熊撃ちをしていれば良かったんだ…
 

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 二瓶は“古い銃”だと度々語られますが、形見だったからなのか…

猟師の魂
 銃は決して撃墜マークじゃない、息子が、他人を殺した罪を背負った証だと。
 銃の傷は、息子の優しさの証なんだと語っていた二瓶
 息子が人を殺した銃を、“猟師”として使う事で
 慰霊をしていたのでしょうか

 せめて魂を、猟師に戻してやりたい。そんな想いがこもってるのでしょうか

 前回、あれほど苦しんだ谷垣が「元の谷垣」に戻れた理由
 二瓶の勃起の深さを感じます

 と共に、二瓶が猟師殺しを返り討ちにし、投獄された逸話改めて深い

 そこまで大事な“猟師”を、バカにされたんですものね

谷垣『ン…? お、お前リュウか?!

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 谷垣「ン…? お、お前リュウか?!
 アシㇼパ「リュウ!?
 チカパシ「ホントだ、リュウだ!

 杉元「なんで二瓶の犬がこんなところに…

 男「連れてきていたのか?


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 谷垣「いや…!

 杉元「もしかしてリュウ、お前まさか…

 谷垣が持っていった二瓶の忘れ形見を、ずっと追いかけて…!?

 リュウお前なんて健気な…!


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 イ痛ででででッ…、トォウ! 痛えなクソ犬ッ! あっち行けよ!!

形見一つを標にして
 また杉元の優しさが…、からのトォウ! まで僅か20秒! このスピード感ッ!
 厚い雪から脱獄王が芽吹くように、突然現れた忠犬リュウ
 実は、ずっと追いかけてきてたのね…

 チカパシと合流した理髪店、江渡貝くぅんの元剥製屋、犬ちゃん! 犬ちゃん!

 安住より、主の形見を追ってきたリュウ
 根性ありすぎる…

 また杉元を噛んだのも、単なるボケではないと。

不忠義王・白石『リュウは忠犬だぜェ~』

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 杉元が、二瓶と敵対したのを忘れていなかった、だから噛んだのだと。
 とまれ、レタㇻも居ない今「匂いを嗅ぐ」リュウは心強い
 頼もしい湯たんぽが増えました

 是非、お礼に白石の臭いをかがせてあげたい…!

 噂の「動物が大好きなフレンズ」が、ここにいなくて本当に良かった…!

杉元『谷垣は、これからどうするんだ?』

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 アシㇼパが目的を果たすまで、俺もついていく(谷垣)

ォォホホホホーゥイ!
 谷垣の“役目”は、彼女を鶴見中尉達から守り抜く、より過酷なものに変化
 フチは、ひとまず谷垣が電報を打って安心させるとし
 杉元のオココクセが響くのだった

 じゃあ、網走に向けて出発だな? アシㇼパさんっ!

 セクシーな谷垣や、温かい湯たんぽが加わって戦力も精力も増強
 と共に、インカㇻマッの謎が深まります
 目当ては父でしょうか

 二度に渡り、“顔に傷のある男が好き”とし、アシㇼパの父も傷がありますから

 しかし、彼女も鶴見中尉と内通してるのが気になるところ

『ああ…、鶴見中尉殿に叱られる…(標準語)』

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 場面転換、鶴見中尉どんにガられる…、とそわそわしてる鯉登少尉
 前々回、鮮烈過ぎる登場を果たした鯉登氏
 久々の出番です

 もう、出てくるだけで腹筋に微動を感じざるを得ません。

 頑張って鯉登くぅん!

鯉戸『白石由竹を逃したと聞いて、さぞかしお怒りだっただろう?』

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 白石由竹を逃したと聞いて、さぞかしお怒りだっただろう?
 どんな様子だった?
 月島軍曹ぉ…

 鶴見中尉殿は私の事を何か言っていなかったか?

  月島軍曹「あー…

 言わなくていいッ! わかってる月島ぁッ!!


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 きっと私は…網走にでも行かされて犬童四郎助の監視でもやらされるのだーッ!

写真
 指を突き合わせ、足をそわつかせ、遂には正座したままゴロンゴロンする少尉
 こいつ! 正座したままの姿勢でダダをこねている!
 これはプロの犯行ですわ

 月島軍曹も、既に慣れているけど困っている的な対応

 苦労が絶えない素敵な職場です。
 ガンダム的に言えば「慣れていくのね、自分でもわかる」。

 なだめる為、鯉戸に頼まれていたという写真を取り出す月島さん

 前回の回想にも登場した、負傷前の鶴見中尉ですね

『おほォ! 良い良いッ! 良いではないか! 月島ァッー!!』

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 おほォ! 良い良いッ! 良いではないか! 月島ァッー!!
 鶴見中尉殿のお顔に傷が無いから
 奉天会戦の前くらいか?

 はぁ…、私は月島軍曹が羨ましい

  月島さん「ん?」

 後ほんの少し早く生まれていれば…、私もお供することが出来たのに…


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 従軍で“傷”を負った兵士が聞けば、白石でブン殴りたくなる事を言う鯉登

エリート
 月島軍曹も表情を強張らせた気がしますが、さすが冷静な人で何も言いません
 鯉登はエリート、つまり“実家が権力を持つ”訳だから
 無碍には、扱えないのでしょうから。
 彼は日露戦争未参戦…。

 杉元が聞いたら、ブッ殺スイッチが入りそうな事を羨ましがる鯉登

 とはいえ、男は戦争に行って手柄を立てるべきとする風潮があるなら
 鯉登は縮図なのかもしれません

 杉元は、上官ブン殴ってチャラにしちゃいましたが。

『いいぞぉ~、ぴったりだ!』

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 月島ァ、米をつぶして糊を作ってくれ!/嫌です

アイコラマスター
 月島さんでも断わるレベル。やっぱり変態さんじゃないか!
 貰った写真で、さっそくコラージュを作る鯉登
 ぴったりだぁ!

 さすが鯉戸少尉、新しい時代のアイドルオタの男ですよ…

 当時の写真は貴重品、月島さんが焼き増しできるとは思えません
 大事な写真だったでしょうに。 

 尾形にお坊ちゃん扱いされてたらしいのも、解る気がしますね

鶴見中尉『来てたのか、鯉戸少尉?』

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 知らなかった様子で、何気なく入ってきた鶴見中尉
 仰天した鯉登、「キエエエエ!」と猿叫し…
 もー、少尉謝って!

 鹿児島県民に謝って!

鶴見中尉『やあ』

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 落ち着け! 早口の薩摩弁だとまったく聞き取れんぞ? 深呼吸しろ

わからん
 芥子の花咲く恋がある。阿片をばら撒きかねないカリスマを放出する鶴見
 鯉登は、例によって早口の薩摩弁になってしまった上
 今回はテロップも入らない

 早口の薩摩弁/わからん!

 深呼吸しても解らん!
 相変らず、薩摩弁コントが面白すぎる鯉登少尉

 スパッと言い切る鶴見中尉!

鯉戸『月島ァ!

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 鯉登「月島ァ! 白石に逃げられはしましたが、入れ墨は写しておきましたと言え
 苦労人「白石の入れ墨は写してあるそうです

 鶴見「どうして私にだけ早口の薩摩弁になるのだ? 鯉登少尉

  白石という男に利用価値があると判断したから、殺すなと命じたのだ
  それをみすみす敵の手に渡すとは~

  失望したぞ鯉登少ォ尉…。


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 わざわざドラマティックに言う鶴見に、ガーン、とショックを受ける鯉登少尉…!

生餌王・白石
 白石は長い時間捕まってましたから、移動中にでも写しを作っていたらしい
 鯉登、ちゃんと仕事しましたアピールをさせますが…
 月島さん大変だな…

 ですが白石を殺さず捕える、戦略的価値鶴見は理解してるのか

 偽刺青を知った土方達は、網走へ向かう他なくなりましたが
 鶴見なら察しているように思えます

 さすが鶴見中尉、他人の嫌がることを、進んでやろうとしているんでしょうか

 生きた白石は、“刺青を持つ男達”を集める格好のエサ!

ハッとした鯉戸。まず、服を脱ぎます

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 ホホー! 似合ってるじゃないか 犬童に化けていた囚人の皮だな?
 確かにこれは思わぬ収穫だったな?

 情報を総合するに この刺青人皮は詐欺師の鈴川聖弘とみていいだろう
 
 よくやったぞ鯉登少尉


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 ただ……“せん”が甘いな。そういうところだぞ! 鯉登少尉

そういうとこだぞ!
 ドヤ顔で人皮シャツを明かした鯉戸少尉…、どうも自分でやったらしい
 憧れの中尉どんと、同じシャツだと意気揚々やったんでしょうか
 やだこの男の子こわい。
 マッハ謝罪!

 思わぬ成果にほころぶ鶴見ですが、さっそく江渡貝くん譲りのツッコミ

 学んだ知識を、的確に使う情報将校の鑑ですね
 つまり何事も雑だと。

 鯉戸少尉の課題そのもの、上手く絡めて𠮟るのが、良い上司に思えます

 せんとは、皮から余計な脂などを削ぎ落とす行程の事。

鶴見中尉『お前は、旭川での任務を外れろ』

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 鶴見中尉「お前は、旭川での任務を外れろ
 鯉登「(ガーン!)

 鶴見「これからはッ! 小樽で私の囚人狩りに参加するのだ

 鯉登「(ひそひそひそ)
 月島軍曹「精進いたします、と言ってます


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 面倒くさい…!(月島軍曹)

鶴見の立場
 月島さんの心労がマックス…! 一時は、網走送りを覚悟した鯉登は救われた!
 鶴見中尉は、例の試作・三八式歩兵銃の量産化など
 課題が多い為か小樽に駐留

 何より小樽は、のっぺら坊が「集まれ」と伝えた場所

 鶴見自身は、まだまだ小樽に滞留するようです
 てっきり網走へ行くのかと…。

 ただ当時の網走典獄は、刑務所長だけじゃなく、駅長など多数を兼務したそうな

 下手に動けば、犬童を刺激するという判断なのでしょうか

鶴見『旭川で、白石と杉元と共に、飛行船に乗っていたのは』

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 旭川で、白石と杉元と共に、飛行船に乗っていたのは
 間違いなく尾形百之助だったんだな?

  月島@鯉登「はい

 尾形の父である元第七師団団長
 花沢幸次郎中将の自刃に、泥を塗る行為であります、と

 私の父ですら花沢中将の自刃を第七師団の責任とした中央へ
 強い不信を持っているのに

 尾形は一体どういうつもりなのか、と


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 鯉登少尉の父君は、花沢中将と同じ薩摩の生まれで、ご親友同士であったそうだな?

 自刃は、二〇三高地の甚大な被害を、中央が全て花沢中将になすりつけたのが原因だ

 尾形百之助も、当ォ然、父君の名誉と、第七師団の為に戦ってくれると
 私は信じていたのだが…


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 珍しく鶴見の思惑を外れた男、それが尾形百之助だったのか

尾形百之助
 尾形の衝撃的な出自、彼は“自刃に追い込まれた”、不遇の師団長の遺児
 と共に、鯉登が上級将校の子息だとも示唆され
 重用される理由も深まります

 むしろその立場を狙われ、鶴見に篭絡されたんじゃという疑いさえ

 とまれ鶴見は、尾形が人一倍“第七師団の為に”戦うと思っていたのに
 ふたを開けたら裏切り山猫に。

 どうしてこうなった? そも、鯉戸が妙に尾形を気にしてたのもその繋がりか

 尾形の心境が解らず、鶴見に目をかけられムカついてたのか?

尾形『当時…、父上は近衛歩兵第一連隊長陸軍中佐』

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 当時…
 父上は近衛歩兵第一連隊長陸軍中佐
 世間体を考えれば浅草の芸者と、その子供は疎ましく感じたでしょう

 本妻との間に男児が生まれると、父上はぱったりと来なくなったと祖母から聞きました

 祖母は母とまだ赤ん坊の俺を茨城の実家に連れ戻した…


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 股火鉢し、誰かに昔話をする尾形。その手は、べっとりと血に塗れている

禁闕守護
 尾形は一般兵でした。鯉戸とは違うんです。何故なら彼は妾の子だった。
 父は近衛、…近衛?! 陸軍最精鋭じゃないですか?!
 要は、天皇を警護する近衛部隊
 儀仗部隊でした

 薩長土肥が上層部を占めた明治政府、薩摩出身なのが良かったのか

 その立場ゆえ、芸者遊びなんて派手な事が出来たけど
 世間体を気にしてしまった

 祖母は“捨てられた”母を気にかけ、故郷の茨城に引っ張り帰したんですね

 悲劇の師団長のはずが、どんどんきな臭い…。

尾形『母はよく、あんこう鍋を作ってくれました』

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 母はよく、あんこう鍋を作ってくれました
 西のふぐに東のあんこうってね
 地元の庶民的な鍋です
 
 俺も好きで食べてました

 でもね…、それが毎日なんですよ…。


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 美味しそうなあんこう鍋、しかし「それが毎日」という言葉で急激に…!

三鳥二魚
 茨木といえばあんこう、期せず「ガルパン」で、アニメファンにはすっかりおなじみです
 共に庶民料理、特にフグは禁止令があったので偉い人は食べません
 豊臣秀吉が、朝鮮出兵で西日本に軍を集めた際
 食中毒が続出したからです

 対しあんこうは、水戸藩で“三鳥二魚”の一つ、名産として愛されました

 頭と背骨以外はすべて美味!
 吊るした状態で、肝や胃袋など「七つ道具」に切り分けられるのは見所です

 作中は旨い肝を切り分け、汁で頂くというもの

 肝はすり潰し、コクを全て汁に溶かしこんだどぶ汁もオツなもの。

尾形『でもね…、それが毎日なんですよ…』

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 冬の時期はね、
 母は毎日…、あんこう鍋を作ろうとするんです

 父上が美味しいと言ってくれたから、また食べに来てくれると信じて…

 毎日毎日…

 頭がおかしくなってたんです…。


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 俺は、祖父の古い銃を持ちだして畑へ行って鳥を撃った
 鳥があれば、母があんこう鍋を作らないと思って…

 でもいくら鳥を撃っても、あんこう鍋を作り続けるんです

 だから俺は…


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 母は芸者姿で待っていた…、本当に「まとも」じゃない

賞味期限
 もう母は、過去しか見えなくなっていた。彼の銃は母の為に鍛えられたものだったのか
 母は、あんこう鍋を喜んでくれたという過去だけを頼りにし
 旦那が来るのを待ち続けた

 母が旦那を思うのも、尾形自身が母を思うのも、無駄に終わり続けた

 会いにきてくれないのは寂しい
 寂しさで、尾形の母は、我が子さえ省みる事が出来なくなってしまった

 尾形が感情薄そうなのは、他人に情を持つ苦しみを知っているからでしょうか

『祖父母が留守の時、殺鼠剤をあんこう鍋に入れて、母に食べさせた』

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 だから俺は…、
 祖父母が留守の時
 殺鼠剤をあんこう鍋に入れて、母に食べさせた

 少しでも母に対する愛情が残っていれば、父上は葬式に来てくれるだろう

 母は最期に、愛した人に会えるだろう…、と。

 でも…、あなたは来なかった


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 尾形の返り血は、実父、花沢中将を刺した返り血だった

徒労の果て
 母を父を手にかけた。二瓶鉄造の、フチとアシㇼパ達のエピソードとあまりに遠い
 冷たい言い方をすれば、まともじゃなくなった家庭で育ち
 彼も一緒にまともじゃなくなったのか

 現代と違い、幼い子供が茨木から父に会いに行けるはずもないですし

 母は父にあんこう鍋を作り、尾形は母の為に銃を撃ち続けて
 遂に母を手にかけてしまった

 でもそれは母と違い、彼が“まだまとも”な証だと私は思います。

 徒労を繰り返す日々に、耐えられなかったのですから。

中将『自分たちを捨てた恨みとでも言うつもりじゃあるまいな?』

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 貴様も頭のおかしくなった母親が哀れで、疎ましかったのだろう? 私と同じじゃっ

花沢中将
 父にも言い分があった。どうも母は、父と別れる前からおかしくなっていたらしい
 本妻に子が生まれ、捨てられると察しておかしくなった彼女が疎ましくなり
 見捨ててしまったのでしょうか

 おかしな奴とは付き合っていられないその想いは自分と一緒だと

 命乞いどころか挑発、父も既に覚悟は出来ているのか。

尾形『子供は…、親を選べません』

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 子供は…、親を選べません
 愛という言葉は、神と同じくらい存在があやふやなものですが…

 仮にあなたに愛情があれば、母を見捨てることはなかったと思います

 愛情のない親が交わって出来る子供は、何かが欠けた人間に育つのですかね~?

 どんなにご立派な地位の父親でも


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 父上と本妻との間に産まれた息子さん…

 花沢勇作少尉が、高潔な人物だったことも証明している気がします

 入隊して初めて会いましたが、面を食らいましたよ…


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 規律が緩みますから
 と、何度注意しても、部下の俺を「兄様」と呼ぶのです…。

 一人っ子育ちで、ずっと兄弟が欲しかったと、俺にまとわりつくんです…

 あの屈託のない笑顔…

 ああ~…、これが両親から祝福されて生まれた子供なのだ…、

 と、心底納得しました…。


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 真っ当に生まれた人間は、こうも真っ当に育つのかと。

花沢勇作
 弟は何も知らず、尾形を慕ってきた。鶴見と鯉戸もどこか連想させる気がします
 尾形は、弟と出会って決定的に歪んだのかもしれません
 自分が歪んでると自覚させられた。
 羨望を抱いた

 なら生まれが真っ当じゃない自分は、こうなれなかったのだろうか?

 そう思ったのでしょうか? 尾形は実験してみたんだそうな。
 立派な弟さんだったんですね

 そして尾形は、死の真相を“父は知らないはずだ”、と少し独特な言い回しをします

 故・勇作少尉も、本当に血縁と知らなかったのでしょうか…?

尾形『ところで花沢勇作少尉が、二〇三高地でどうやって亡くなったか…』

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 ところで花沢勇作少尉が、二〇三高地でどうやって亡くなったか…
 父上は、本当のことはご存知ないはずだ

 俺が後頭部を撃ち抜きました

 少尉殿に対する妬みからじゃありません…
 父上を苦しませたい…、というのともちょっと違う。


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 ただ、一つ確かめてみたかった

 勇作さんの戦死を聞いた時、父上は俺を思ったのか…
 無視し続けた妾の息子が、急に愛おしくなったのではないかと…。

 祝福された道が、俺にもあったのか…?


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 もしも勇作がいなかったら、自分は必要とされ、“祝福された道”を歩めたのだろうか?

光に背を向けて
 歪んだ生まれを持っていても、歪まずに育つ事が出来たのだろうか?
 父は跡継ぎ欲しさに、自分を思い出すだろうか?
 思い出したら“可能性”がある

 勇作がいなければ、自分は必要とされ、真っ当に生きられたと証明できる

 もちろん証明したところで、過去に戻れる訳がない。
 だからあくまで「可能性」です。

 でも「可能性くらいあったんだ」と、確かめることが出来ると。

花沢中将『貴様の言う通り…』

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 貴様の言う通り…
 何かが欠けた人間…、出来損ないの倅じゃ…!

 呪われろ!


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 罵倒を聞くや、ニッと笑って尾形はトドメを刺したらしい

否定が彼を肯定する
 狙い通りだったからでしょうか。だって状況が状況ですから。
 この状況で、父が罵声以外を浴びせるはずがない
 それを聞きたかった

 きっと自分には、祝福された道なんてなかったと証明したかった

 状況的に、それが尾形の本心なんだと私は思いました。
 自分はこうなるしかなかったと。

 ある種、自己肯定だったんじゃないでしょうか

でも一連の会話は、父と弟の思いやりだったかもしれない。とも…?

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 弟が尾形を慕ったのは、実の兄だと知ってたからだと筋が通りますし
 話していたなら、父は尾形を見捨てていなかったとなります。
 生活費だってちゃんとあったんですし。

 父は憎まれ役を演じ、尾形を肯定したんじゃないかなって

 前回が前回なので、私はそうも感じられました。

『…中央は第七師団に、自刃の責任を被せるだろう…』

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 中央は、第七師団に自刃の責任を被せるだろう
 我々にとって厳しい時になるが
 耐え忍ぶのだ

 外敵を作った第七師団は、より結束が強くなる

 第七師団は、ただ一人遺された、花沢中将のご令息を担ぎ上げる!
 失った軍神を貴様の中に見るはずだ

 よくやったぞ尾形百之助ェ~

 よくやったァ~…


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 たらしめが…(尾形)。彼は、“旨い話”に乗らなかったと。

思惑
 どうも鶴見中尉は、尾形の父同様に、彼が復讐を考えたと捉え手を貸した
 師団長を殺し、象徴として尾形を迎える
 師団をまとめる策だったと

 でも尾形は恨まず、また自分が歪んでる事自覚してる

 上に立つ気はさらさらなかった。
 鶴見自身も、今、まんまと尾形に利用されたと気付いた

 よくやったと声をかけたのに反応がおかしい、だから再度「よくやった」と言った?

 尾形が重用されてなかったのは、見透かされてたからな気がします。

再び現在、“最初から第七師団側じゃなかった”尾形百之助は

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 いわゆる海だー! をやっていた。

尾形ァ!
 インカㇻマッでさえ「海だー!」してるのに、一人だけチタタプしてない尾形ァ!
 谷垣パパが、しっかり周りを支えてるよう見えて笑えます
 さすが胸元ニシパ!

 尾形は幼少期から歪み、戦争直前、“可能性”を感じてしまった。

 杉元や谷垣とはまた違う歪み
 果たして彼は、何を思って旅に参加しているのか?

 とても出世や金塊、他人の為、そういうものではないようですが…?

感想追記

 師団長自刃は、鶴見中尉が謀ったものだった
 ますます高まる鯉登少尉
 親と子と
 尾形陣営        
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第七師団の中央への不満要因、師団長自刃は謀略だった

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 尾形は自ら手にかけ、自害した風に遺体を整えたらしい

鶴見の謀略
 第七師団は中央に冷遇されている、だから反乱を起こそう。その根拠の一つ
 師団長自刃が、実は鶴見の謀略だったと発覚し
 ますます真っ黒に

 冷遇は事実としても、鶴見が煽って火をつけた構図な訳ね

 種火を煙に仕立てた鶴見、やっぱりイカれてるって話さ!

尾形は鶴見の策略に便乗、しかし懐柔には乗らなかった

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 月島軍曹は、尾形は中央に反乱を報告する気だと追究しましたが
 実際、鶴見中尉もそれを恐れているのかもしれません
 実行者なんですから。

 さすがの中尉も、尾形の行動原理が読めないのでしょうか

 尾形が、光に背を向けてるのが印象的です

師団長の息子を懐柔し、暗殺者に仕立てたつもりだった鶴見中尉

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 今回の件、ますます怪しくなるのは、鯉戸少尉の忠誠心でしょうか

薩摩出身
 師団長の親友を父に持つ鯉戸、鶴見に篭絡されたんでしょうか
 銃開発者、有坂中将を味方につけていたように
 上位者にコネを築く一環なのかな…
 と改めて感じます

 おかげで心労が増すのは、月島さんなんですけどね!

冒頭、やたらヒモの谷垣を怪しんだ尾形ですが…

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 尾形は、第七師団・鶴見派自体が、鶴見に担がれていると知ってるから
 彼が、巧みに人を操ってくることを「経験」しているから
 余計に疑ったのかなー、と

 終わってから見ると、前半の場面も印象が違って見えますね

全体を通して思うといえば、花沢中将に関してもです

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 二瓶は、「息子は人を楽しんで撃つような奴じゃない」と信じていた

親と子と
 アシㇼパがフチの心配を察したように、親子は、考えてる事がある程度解る。
 もちろん、尾形さん家は遠く離れて暮らしていましたから
 わかり合えないのかもしれません

 ただ父・花沢中将、尾形が欲しかった罵声を投げつけたと思うんです

 弟が不思議と慕ったように、実は全部解ってたんじゃないかなあ…とか。
 前回、谷垣がそうだったように。

 親子の絆を強調した回だっただけに、そんな印象を抱きました

先日、「尾形ぁ、チタタプは?」と絡んだアシㇼパさん

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 尾形も、自分で気付かないところで苦しんでて、変わっていくんじゃないか…?
 そんな風に思える回でした
 おい飛べよ!

 先日、妙に慈愛の表情で、チタタプれと言ってたアシリタプさんを思い出します

谷垣が殺した、と尾形が誤解していた3人は

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 辺見で再び描かれた3人は、反・鶴見派の人間

尾形派閥
 尾形は、谷垣がそれに気付き、鶴見への注意で殺害したと信じてたんですね
 また、この回では「尾形は婆ちゃんっ子」と言っており
 フチを殺す事を避けました

 思えばあれ、めっちゃ本気だったのか

公式ツイッターより



























































2018年11月19日 ゴールデンカムイ 第19話「カムイホプニレ」

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 制作は手塚プロダクションが担当

スタッフ
 脚本:吉永亜矢
 絵コンテ:沖田宮奈
 演出:鈴木卓夫
 作画監督:内田裕
 アニメ制作:ジェノスタジオ
 原作:漫画/野田サトル/集英社/週刊ヤングジャンプ
 制作協力:手塚プロダクション

あらすじ
 谷垣の一行と合流後、杉元たちは近くにあるアイヌコタン(村)に立ち寄る。谷垣からフチのことを聞かされ、その身を案じるアシㇼパ。彼女を気遣い、杉元は一度故郷に帰ってはどうかと提案する。だが、強い覚悟でこの旅に臨んでいるアシㇼパにとって、もはや引き返すという選択肢はなかった。自分の未来のために前に進もうとする彼女の決意を受け止めた杉元たちは、のっぺら坊のいる網走監獄に向けて再び出発するッ!
 一方その頃、小樽を訪れた鯉登少尉は、信奉する鶴見中尉から旭川の本部で起こった出来事の報告を求められていた。白石に逃げられた失態の埋め合わせとして、彼の刺青人皮は写してあり、鈴川の刺青人皮も入手したことをアピールする鯉登少尉。そんな中、尾形が杉元らと行動していると知った鶴見中尉は、尾形と彼の父親である元第七師団長・花沢中将との関係に思いを巡らせる。
 花沢中将は二〇三高地での被害の責任を取って自刃したとされたが、真相は違っていた。妾の子ゆえに父の愛を受けずに育った尾形が、自殺に見せかけて殺害したのだ。裏で糸を引いていたのは他でもない鶴見中尉であり、そこには第七師団の結束を強める狙いがあった。

次回、青い眼ブルーアイズホワイトドラゴンのっぺら坊いよいよ登場か…?

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 次回サブタイ、尾形に「粉砕!玉砕!大喝采!」と叫んで欲しいぞフハハー!

尾形回で親子回
 尾形の過去が明かされ、彼がますます何を考えているのか分からなくなる回
 彼にすれば、父を殺害した事件で「自分は歪んでる」と自覚し
 救いようがないと捉えた気がします

 今はただ、鶴見中尉の邪魔してやりたい感じなんでしょうか

 ただ尾形の行動は、どうしようもなく人間らしく感じます
 状況にもがいた結果というか

 杉元ともまた違う、人間になりたいと思わない(無自覚にめっちゃ思ってる)人間なのか

 次回、ゴールデンカムイ 第20話「青い眼」

ゴールデンカムイ 第19話 感想

 金カム 第19話「カムイホプニレ」
 カムイホプニレ
 夢占い
 二瓶鉄造の遺産 
 Bパート「月島ァ!」
 そういうところだぞ! 鯉戸少尉~!!
 あんこう鍋
 子供は親を選べません 
 公式ツイッターより
 制作スタッフ 
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 ゴールデンカムイ 第2話「のっぺら坊」
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 ゴールデンカムイ 第4話「死神」
 ゴールデンカムイ 第5話「駆ける」
 ゴールデンカムイ 第6話「猟師の魂」
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 ゴールデンカムイ 第8話「殺人鬼の目」
 ゴールデンカムイ 第9話「煌めく」
 ゴールデンカムイ 第10話「道連れ」
 ゴールデンカムイ 第11話「殺人ホテルだよ 全員集合!!」
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 ゴールデンカムイ 第19話「カムイホプニレ」
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 ゴールデンカムイ 第23話「蹂躙」
 ゴールデンカムイ 第24話「呼応」【最終回】