試し読み 新九郎、奔る! 2巻 感想 レビュー 考察 画像 ネタバレあり あらすじ 内容 ゆうきまさみ これまでの感想はこちら。前巻はこちら
新九郎は元服、伊都は嫁入り?! 応仁の乱は、“戦”を新時代へ

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意外や細川勝元様こそが、ゲリラ兵・足軽や、発石器という“兵器”を導入
 作中、誰より生真面目だからこそ、心を鬼にしてしまうのでしょうか
 武士の戦かくあるべし、理想が崩れていく様
 戦国時代の先駆けですね
 
 破天荒イケメン今川義忠も登場! 伊都様16歳、早くもお輿入れかぁ…

地獄の釜の蓋
 2019年4月、“改元”が話題な中、応仁への改元に触れるのも面白い!
 新九郎、戦国の世へ移ってゆく元年に元服し
 後に、戦国大名の先駆けになるのね
 時代を感じるわ!

 どんどん燃える京都! ゆうき先生節の“戦争”も光る!

新九郎、奔る! 2巻 感想

 第7話「戦下の元服」
 第8話「父還る その1」
 第9話「父還る その2」
 第10話「伊都の縁談」
 第11話「鬼火 その1」
 第12話「鬼火 その2」
 白暮のクロニクル 感想
 これまでの感想
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新九郎。“姉の夫”義忠殿とも、ぐんぐん仲良く…

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 いやお前が結婚するんだよ! 案件

あらすじ
 1467年“応仁”に改元、京は将軍を抱える東軍と、西軍が対峙する大乱へ
 東軍の千代丸は、母の再婚を機に「新九郎」へ元服
 伯父・伊勢貞親も京に戻った
 
 しかし8月、大内政弘が数万もの軍を伴って西軍に参戦

 劣勢の細川勝元は、発石器や“足軽”導入に踏み切り
 なりふり構わぬ戦術を選んだ

 1468年、伊勢貞親は赦免。伊都が今川義忠に嫁ぐ事が決まる

 やがて9月過ぎ、次期将軍・足利義視がようやく京に戻り…?

第7話前巻、千代丸らの守護者“細川勝元”、ぐっと我慢の子…!

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 前巻ラストは1月、そして3月「応仁」へと改元された

第7話「戦下の元服」
 戦っては逆賊になる、と味方の援護に迎えなかった細川勝元
 管領、将軍に次ぐ幕臣筆頭は“3家”あるのですが
 内2家が山名宗全の派閥へ

 しかも勝元は、この件で市中の評判までガタ落ち

 ルールよりも義を果たせ
 今も昔も、そういう輩が外野で騒ぐんですな…

 それが1月、3月に「応仁」へ、五月に“何故か”騒乱が常態化

 暗に、勝元が暗躍したと示唆しています

1467年5月26日、遂に都でも戦火があがった!

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 更に千代丸の実母に再婚話! 更に落ち延びた伯父が再びッ!!

壮絶、トリプルショック
 最初の戦いは千代丸ン家の隣、ただの騒ぎかと思いきや
 事実上、細川勝元が仕掛けた宣戦布告でした
 山名宗全も受けて立つ!

 そのドサクサで、都落ちした元有力者・伯父の“伊勢守”まで帰還!

 機を見るに敏よね!
 勝元も、今度こそ将軍を抱え込んで“牙旗”をゲット!

 牙旗とは将軍旗、つまり錦の御旗

 平和な家の隣が戦場、“限定的な戦い”にも時代を感じます

堀川を挟み、勝元&将軍の「東軍」と、宗全の「西軍」が成立

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 そして千代丸は、「伊勢新九郎盛時」となったのだったッ!

後の北条早雲である
 応仁元年に元服し、後に戦国大名の先駆けへ…、ドラマチックだわ!
 野次馬としては、まさに時代そのものだと言いたい!
 北条の名もチラッと登場

 かくて12歳で元服、“一人前”になりました

 子供だと、再婚した母方に引き取られる恐れがあり
 必要に迫られたのね

 元服って「烏帽子親」、儀式での仮親役も必要なのか

 厳しいながら、役を奪い合う貞宗さま達も楽しい

第8話。将軍登場! 元服した新九郎、「御目見え」で御所へ

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 しかし将軍、いきなりヒデエこと申されやがった!?

第8話「父還る その1」
 現将軍、八代将軍・足利義政公と、次期将軍・義視のコンチクショウ
 成人儀式の延長で、わざわざ将軍に挨拶させて貰えるとか
 ホント伊勢家って偉いのね

 しかし将軍、“戦時だから役立ちたい”との元服理由に手厳しい

 確かに義政公の、“もっと遊べば良いのに”も解るし
 それに和平派なんですよね

 誰もが戦と言い、平和を望む将軍の声が届かない現状

 義政公、新九郎に「お前もか」と思ったのかしら

見参!見参! 備中から走ってきた忠義者たちが参戦ッ!!

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 GoGoGo! わぁい! 悪ノリするゆうき先生だいすき!!

船が七分に海が三分!
 と、岡本喜八監督パロディを飛ばしつつ、大軍到来が判明
 将軍を抱え込み、勝元が勝ったも同然に見えるも
 圧倒的軍事力が参戦!

 勝元も合点承知之助で、到着前にケリをつけると意気込みます

 しかし、緊迫の状況は大胆にもあっさり終了
 大内政弘が入洛

 山名宗全の西軍、土俵際に指一本残して形勢逆転ッ!

 ところが、これが意外な方向に波及

8月22日深夜、勝元が“奉公衆”に襲撃を受けた?!

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 そしてサブタイは伊勢守の帰還、食っとる場合かー! でも旨そう

えらいこっちゃ!
 危機一髪! 正直勝元様、殺られたかと思いましたが無事
 奉公衆とは、いわば将軍親衛隊であり
 不意討ちもいいところ

 とまれ首謀者として、“母の再婚相手”が浮上

 新九郎ショック! 
 この子、つくづく“時代”と密接に生きてた方なのね

 勝元の形勢不利に、「切り捨てましょう(意訳)」とか言ってたのに…

 ホント、生き馬の目を抜く時代なのね

第9話。親衛隊反乱は、将軍御所に疑心暗鬼を広めてしまう

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 ここで次期将軍、義視が行方不明に! 八郎兄貴を連れて?!

第9話「父還る その2」
 新九郎の母は、再婚相手・貞藤の京追放に、共に落ち延びました
 元服と共に、あれほど慕っていた母と離れ離れに
 哀しくも運命的

 ここは兄弟頑張ろう! と言った途端に兄も消息不明!?

 幸い、義視の伊勢落ちにつき合わされたと判明
 兄ちゃんフラグすぎィ!

 とまれ劣勢な勝元は、更に“天皇陛下”をも味方へ

 ただ“賊軍扱い”でも士気が高い西軍・宗全こそ、ある意味スゴいのね

しかし西軍は止まらず、御所と隣接する“相国寺”まで陥落!?

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 この大惨事に笑っていた将軍、果たして何を思うのか…?

父、今度こそ還る
 意外や活躍したのが畠山政長殿! 1巻ラストでの敗将で
 今巻冒頭、「生きてた」とか雑な扱いでしたが
 戦に出ればキレッキレ!

 なんと数に劣りながらも大暴れし、失った陣地をほぼ奪還

 新九郎はといえば、元服しても消火作業など雑務!
 まだ12歳だからでしょうか

 そしてどんどん燃えていく京都…、ああもったいない!

 百年後、信長上洛時も粗末だったらしいですし

第10話。父、戻る。伊都は言いたい事がたんとあります!

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 新九郎の母も「戦っていた」と吼える父・盛定! かっこいい!

第10話「伊都の縁談」
 姉の伊都は正妻の子、新九郎は側室の子で肚違いですが
 遠慮がちな弟に、不憫に思った伊都も吼える!
 彼の分までマシンガン!

 しかし母とて、京追放で“落ち目”の盛定より貞藤を選んだ

 母は、振り回されたんじゃなく“自ら選んだ”
 武家の女の戦いなんですね

 政略結婚とは、自分を駒にして大切な人を守る“女の戦い”

 盛定様、影は薄いけど時々かっこいい!

前回ラスト、やたら大声で駆けつけた人はスゴい人だった…?

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 しかも伊都の嫁ぎ相手に! さすが婚期が早い

今川治部少輔義忠
 チラッと現将軍の子、後の足利義尚、1巻で渦中だった春王様登場
 今川義忠様とは、12年前の「鎌倉攻めの英雄(1455年)」
 鎌倉御所を攻め落とした男!

 手勢は一千騎、こんな英雄がくれば士気も大いに上がります!

 居るだけで場を明るくするタイプ!
 なのは解りますが、「勝元殿とは大違い」とはひどい!?

 また新九郎の父は、東国守護・義忠と京の取次ぎ役だったとか

 西軍にも誘われたものの、蹴って参戦したそうで…?

第11話。好漢・今川義忠と新九郎。しかし、義忠も“土産”を欲しがっており…?

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 後に信長と戦う、「今川義元」の祖父にあたる

第11話「鬼火 その1」
 戦は小康状態に陥り、子供達の為に心を砕く新九郎が素敵
 が、これを気に入ったのが今川義忠!
 面白い31歳だわ!

 子供達に全力対応、フル武装で遊んでくれる好漢!

 ただ彼も、「先祖が失った遠江領」を取り返したい
 政治的な使命が

 話の流れ上、陽気なのは生来でしょうが、やはり“お侍”

 この人も、しっかり政治家なのね

劣勢な東軍。憔悴した細川勝元は、不動明王と睨み合う

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 勝元の“武士らしからぬ”兵器投入は、宗全を激怒させた

地獄の釜の蓋
 数万もの無傷の軍勢の流入に、よく堪えている細川勝元
 しかし、このまま座して敗北するくらいならと
 外道の覚悟をした模様

 兵器・発石器と、ゲリラ盗賊兵“足軽”の導入

 前巻、勝元は堅物で真面目と見えましたが
 だからこそ追い込まれたのか

 この“新戦術”は有効で、戦術書、戦いの基礎から変えていきます

 一度有効と解った以上、避けては通れなくなるんですね

第12話。“足軽大将・道賢”は僅か6日で散るが、新時代を招くのだった

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 足軽とは兵士ではなく人足、労働者をさす言葉だったらしい

 ■第12話「鬼火 その2」
 いきなり襲撃し、迎撃すれば逃げ去る。これほど厄介な敵はない!
 西軍も導入、足軽は「兵士を疲れさせ物資を奪う」為
 戦争を更に長引かせる要因に

 姉・伊都(16)も、“自分の戦いをしよう”と結婚を決めました

 彼女らしい「戦う」為、家に使われるだけじゃなく自ら戦う!
 31歳と16歳、現代じゃ犯罪よねー

 当時は珍しくもないですが…、歳の差よね!

 伯父・伊勢守も赦免、でも彼を恨む義視が帰還して…?

収録

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 兄・八郎帰還! 壮絶な刀傷、僅か1年ですっかり別人に…

 ビッグコミックス「新九郎、奔る! 2巻」。ゆうきまさみ。
 週刊ビッグコミックスピリッツ連載、小学館発行。
 2019年4月(前巻2018年8月)

新九郎、奔る! 2巻 感想
 第7話「戦下の元服」
 第8話「父還る その1」
 第9話「父還る その2」
 第10話「伊都の縁談」
 第11話「鬼火 その1」
 第12話「鬼火 その2」
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