公式サイト ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話 感想 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり これまでの感想はこちら 前回はこちら
困った御方とメイドの真似事。料理に挑戦、空も飛ぶ! 懸命な彼女を襲う現実

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物語に、他人の気持ちに。「共感」を知ったヴァイオレットは、また一つ成長する事に
 でも成長こそが、第1話の“火傷”の真意を悟らせて深く傷付くのは
 ホッジンズ氏の予言通りになってしまう事に

 ただ「お父さん」と何千回でも! ただ生きていて欲しかった。オスカー氏が切ない

でも、「物語はハッピーエンド」というのなら…?
 生きている事が素晴らしいなら、奪うという事は、大きな罪であるという事
 彼女自身、遂に「少佐は死んだ」と聞かされ衝撃を受けるのも
 成長を裏腹に感じます(後述

 自発的に料理し、ちゃんと着替えて(?)寝る等も、変化を感じた!

目次 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話 感想

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 前半
 二度と会えないという事は
 後半
 私の火傷
 感想追記
 これまでの感想

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・6ページ目

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※過去記事一覧ページ

可能性を信じ旅立った少年、もう二度と戻らないと改めて知る父親

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 共に「前に進む為に」。前回のリオンと同じであり真逆、切ない。

あらすじ
 ここ数年、新作のない人気戯曲家、オスカー・ウェブスターから「代筆」が依頼された
 彼は、愛娘オリビアを病で失った衝撃から立ち直ろうとし
 彼女に語っていた話を戯曲化する

 ヴァイオレットは意図せず、娘の願いを叶え、オスカーを立ち直らせた

 しかし「共感すること」を知った彼女は
 ホッジンズの言葉の意図、軍時代以前から犯してきた罪に震えた

 際しギルベルトの「死」までも告げられ、完全に動転するのだった

 次回、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第8話

アイリス帰郷事件以降、ヴァイオレットは数ヶ月に渡り各地を旅した

endcard
 彼女は知る人ぞ知るドールとなり、王族の公開恋文に採用されたのも
 既に、実績を得ての事だと「公式あらすじ」にて語られ
 前回は天文台へ向かった

 私は、少佐と会えず寂しいのか。彼女はようやくそれを知るのだった。 

“王”『説得の余地など無い! 愚行を働いた輩に手を下したまでだッ!!』

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 手を下したお前も同類…、咎人の業火に灼かれるがいい…!

象徴するもの
 久々のエリカとアイリスは、王を「善人の皮を被った悪魔だ」と討つ、男の劇を見た
 アイリス…、きっと高いんだから楽しんで!?
 で

 ああ…、私はこの罪を背負って生きるしかない…。この先一生!

 どんな形であれ罪は罪だ。
 罪は背負うものだと…、ヴァイオレットを象徴するような劇でしたね

 エリカ先輩、劇に見入ってて最高に可愛い!

エリカ『昨日のお芝居、すっごく良かった~』

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 久々のHC郵便社、ヴァイオレットは、今の「赤い悪魔」の戯曲を読んでいた
 というのも、なんと同じ作者が手がける作品をば
 代筆する事になったのだ!

 そりゃ、エリカ先輩が羨ましがるのも当然よ!

エリカ『真っ先に彼の新作が読めるって事でしょっ♪』

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 完成したら、久しぶりの新作になるわねっ!

オスカー・ウェブスター
 興奮冷めやらないエリカと、平常運転のヴァイオレットだったが
 あの一文、やはり引っかかるらしい
 と

 ああ…、私はこの罪を背負って生きるしかない…。この先、一生。

 前々回から迫り来る「罪」…!
 また季節が流れた事で、二人とも温かそうな服になりましたね

 ヒラヒラがやたら多いのは、ドールの象徴なんでしょうか

ホッジンズさん『はいコレ、代筆依頼書ね~』

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 どさっと渡され驚くカトレア、特にヴァイオレットは「公開恋文」で依頼が増えた。
 また、彼女も長袖に変わっており
 やはり寒くなったらしい

 それほど経っても、未だ「少佐」の事を伝えられていないのだ…、と。

カトレア『最近のあの子、時々何か、考え込んでるみたいだから…』

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 自動手記人形サービスです

ゲネトリクス国ロズウェル地方
 心配する二人を他所に、ヴァイオレットはUFOでも落ちそうな地方へ向かった
 小さな港に寄り添う、小さな町が美しい…
 が

 何だ? それは……。

 依頼人、最近、すっかり断筆状態だという作家オスカー・ウェブスターは
 家もすっかり荒れ果てちまっていた

 しかし彼、ヴァイオレットを見た途端に表情が…?

そこには 少女がいた…。もう一度会いたかった

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 名前すら哀しくて囁けない…、あの子と、同じ髪の色の少女が…。と。
 オスカー氏は、ヴァイオレットの髪の色に
 懐かしい少女を思い起こしたのだ

 唐突に美しい台詞回しに、視聴者を困惑させる作家の鑑…!

オスカー『しかし驚いた。まさか、こんな子供が来るとはな』

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 ご希望に添えませんでしたら、別のドールを手配します。

震える
 しかし内心の感動と裏腹に、作家様はいきなり文句、いきなり飲酒の連続コンボ!
 ヴァイオレットは、お酒は控えて下さいと頼むも…
 と

 困った御方ですね

 ホント、歯に衣を着せない子だよ!
 全裸か!

 オスカー氏、アル中で手が震え、書けなくなっているらしい

『…その手は?』『戦争で失いました』

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 やはり目に止まった機械義手に、更に曇る作家の目…!
 彼は、今日は飲みたいから「明日から」と言いだし
 ヴァイオレットは整頓する事に

 この服で掃除とか、作った人も想定してなかろうと思うなあ…。 

ヴァイオレット『……困ったお方です』

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 これを…、どうやって調理すれば良いのでしょう?

卵割り人形 
 結局、オスカーはそのままグースカと眠ってしまい、彼の注文で夕食の支度へ
 しかしやっぱり、ヴァイオレットちゃんに料理は無理だった!
 と

 何やってるんだ?/料理に挑戦しております

 ドールはメイドじゃありません
 抵抗したヴァイオレットだが、挑戦してみたのは良い傾向なのか悪い傾向なのか

 少なくとも、料理しようという意気や良しだぞ!

こうして、ヴァイオレットの「挑戦」は結実した

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 卵が固まってしまったのか、麺全体が持ち上がるカルボナーラ!
 旦那様、最初はわがままだったものの
 これは想定外だったらしい

 意を決し、バクリと喰ったチャレンジスピリッツ!

『…ン。初めてにしちゃあ、上出来じゃないのか』

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 君は食べないのか?

私は遠慮しておきます
 冷や汗交じりだったオスカー氏だが、不器用に褒めてくれる様はちょっと嬉しい
 この人も、顔面筋が不自由なだけなのだな…。
 で

 私は後でいただきます

 いつものヴァイオレット節
 しかしオスカー氏は、「からっぽの席」に嫌でも悲しい想いが蘇ったらしい

 思い出が染み付いた家から、離れられない男…!

じっと、その様を見ていたヴァイオレット

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 この時点で、彼女が何を思ったのかは視聴者には理解しかねますが
 言葉から、相手の真意を汲む「ドール」として成長した彼女は…
 前回、知った想いを感じたのでしょうか

 独りぼっちは寂しいもんな…。

少し打ち解けた。だが夜中、棚を次々と開いていくオスカー氏

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 酒をどこへやった?/隠しました。執筆作業の妨げになりますし…

就寝モードの彼女
 アル中あるある…、と思いきや、彼のヴァイオレットを見る目を変えるきっかけとなった
 見た目通り、ヴァイオレットは事務的に告げた
 が

 旦那様ご自身にとっても、よくありません

 続く言葉で「気遣った」。
 職務の為だけでなく、オスカー自身を気遣う様は、これまでの印象を大きく変えたらしい

 ヴァイオレットは、もうこういう気遣いが出来る子なのね…!

『“この、火の谷を越えないと、怪物を倒す剣が手に入らない”』

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 翌日、ヴァイオレットが片づけてくれた居間で仕事を始めた有名作家
 またこの時、彼が結婚指輪をつけていると描写
 あっ、と視聴者に察させる事に

 部屋、見違えるように奇麗になってる…

『“私がこの火を消してあげる、そうすればこの谷を越えられるわ”』

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 越えられるのですねっ。良かったです

どう思う
 傍目に黙然とタイプしていたヴァイオレットだが、感想や表現を口に出す様に。
 これは驚きだ! 何とも驚きだ!!
 で

 なあ…、どう思う? 面白いか?

 作家としても気になるところ。
 ただ視聴者としては、実用一点張りだった彼女の、わくわくしてる声にビックリだ!

 まるで童話の続きを親にせがむ、子供みたいじゃないか!

『…何と言うか』『何というか?

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 本当の話ではないのに、自分が体験しているようです。
 自分が…、このオリーブという少女と同じように
 喜んだり、悲しんだり、不安になったりするのは…

 どうしてなのでしょうか?


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 君が主人公と、オリーブと同じ気持ちになっているって事だよ。…共感してくれているんだ

オリーブの首飾り
 他者に、物語に共感するという事。ヴァイオレットは初めての実感に戸惑い
 オスカーは、己の“仕事”が上手くいったとホッとする
 と

 キミがそう感じてくれてホッとした…、子供向けの芝居を書くのは初めてでね

 子供向けなのかよ!
 ヴァイオレット、通りで妙に子供っぽい反応だと思った!!

 そりゃオスカーさんホッとしたろーなー!

ヴァイオレット『この後オリーブは…、怪物を倒すのですよね?』

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 子供向けと言われ、怒らないどころか、素直に続きを聞きたがるヴァイオレット
 オスカーは、得々とあらすじを話して聞かせるのだったが
 ここで彼女を仰天する

 主人公は、旅する中「代価」を次々払い、帰る手段さえ失ってしまうというのだ
 
考えなければ、父親が待つ家に帰れませんっ!』

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 いい天気だな……、いや、良過ぎるか

もう、戻れない
 このままでは主人公は、オリーブは、父の待つ家に帰れません!
 その一言は、オスカーの地雷を踏み抜いてしまった!
 が

 ただの傘だよ。…どうして?

 風向きは再び変わってきた
 物語上、「困難=見せ場」を次々作ったオスカーは、主人公を帰れなくしてしまった

 娘が帰らない事、そして「傘」にオスカーは態度を変える

ヴァイオレット『綺麗な傘だと思いまして』

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 一瞬、「もしやヴァイオレットの父さん?」と頭に浮かんだ瞬間
 彼は、全く異なる目を持つ少女を回想したので
 少し意外に感じました

 タイミング的に、彼女の親とか出てきても不思議じゃないですし

オスカー『少し…、休ませてくれ』

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 いつか…、いつかきっと、見せてあげるね♪

見たかった光景
 再び激しく落ち込むオスカー、彼が筆を追った理由、カラッポの食卓の理由
 娘さんが、「見せてあげる」と約束したものは
 と

 やめろ! …やめてくれ……

 何と勝手に傘をさしていた!
 ヴァイオレットは、オスカーを激昂させてしまう事に

 そりゃアカンよヴァイオレットちゃん!

ヴァイオレット『申し訳ございません、勝手に傘を…』

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 もういい! …帰ってくれ。激昂したオスカーは消沈し、再び筆を折る。
 彼の中で、書き続ける意欲が完全に折れてしまった
 が、私(視聴者)も驚いた!

 あのヴァイオレットが「日傘」を興味を!? そして「続き」を、強く欲しがったのだ!
 
オリーブの物語が、完結しません!』

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 それでは、お芝居が完成しません!
 オリーブの物語が、完結しません!
 旦那様は、心に何か隠していらっしゃるのではないですか?

 私には、それを汲み取る能力がなく…、本当に申し訳ございません


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 俺は…、もう何も書けない
 だが、このままじゃダメだ
 そうやって、あの子に、オリビアに聞かせてやった話を完成させようと思って…


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 娘だ…。

彼の物語
 仕事としてでなく、純粋に続きを聞きたがったヴァイオレット!
 また今回は、「手紙を書く」仕事ではないのだが
 彼女は心を汲み取ろうとする

 相手の行動に言葉に、疑問を持つようになった

 教えられた「言葉は裏腹」である事
 かつて、額面通りに捉えては、理解できずにトンチンカンだったヴァイオレット

 しかし今は、「隠している」と感じられるようになった…!

『妻が亡くなって…、夏の別荘だったこの家に、俺は娘と越してきた』

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 小さな町だと思ったら、元々、別荘地だったのね。
 そして、彼が座って欲しがった椅子
 テーブルの反対側

 娘の定位置、そこがカラッポなだけで、彼は傷付いてしまうのだと。

母親が居なくて…、寂しかったと思う』

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 母親が居なくて…、寂しかったと思う
 けど…、けどそんな様子はこれっぽっちも見せず!

 むしろ、俺が仕事を頑張れるようにと、いつも色々と手伝ってくれたんだ

 そんな娘の好きなものが
 フリルの付いた日傘と、水鳥で…
 

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 あー、いいなぁ…、私もこの湖を渡ってみたい! この落ち葉の上なら、歩けるかなぁ?

私の大切だったもの
 妻を失った時、彼は辛かった。しかし娘が支えてくれて、頑張ることができた。
 さっきの回想は「叶わない約束」だったのだ
 と

 私が湖を歩くところ…、いつかきっと見せてあげるね♪ お父さん♪

 風を掴まえれば出来るかも!
 娘の空想じみた問いに、おどけた答えを教えた父

 健気な娘が、妻を失い落ち込んだ、彼の想像力を支えてくれたんですね

『医者との不毛な押し問答を繰り返し…』

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 久しぶりの…、娘の笑顔…、穏やかで優しい日々、だが

再びこぼれ落ちたもの
 しかし時間は飛ぶ。娘は病気となり、病院は延命を試みるも苦しめるばかりだった
 彼は、娘と最後の時間を「ここ」で過ごしたのだった
 と

 たった一つの希望が…、神は、どれだけ俺の大切なものを

 戦禍による、「行方不明」かと思いましたが
 目の前で徐々にか…。

 それでも、「娘に語った物語」を完成させたくて、再び筆をとったのね…。

ヴァイオレット大切な人と…、別れるという事は』

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 大切な人と…、別れるという事は
 二度と、会えないという事は
 こんなにも寂しく…

 こんなにも、辛い事なのですね…。


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 ヴァイオレットは「共感」し、涙まで流した。

自動手記人形
 それはずっと、彼の物語に共感し、また「少佐にもう会えない」と薄々解っている事
 色々な条件や気持ちが、積み重なったものなのかもしれません
 共感し、同じ気持ちを味わうという事

 言葉から真意を汲み取る、それが自動手記人形の仕事です。

 気持ちを汲み取る「仕事」
 相手の気持ちになって考えようとする内、他者に、共感する事が出来るようになった

 彼女の成長は、必然的なものだったのかもしれません

月夜、久々に“宝石を口にする”ヴァイオレット

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 かつて両腕を失い、少佐を口で運ぼうとした名残なのでしょうか
 以前は、手袋も口で外すクセもあったヴァイオレット
 第2話のようにブローチを口に含みます

 少佐が買ってくれた、少佐の目と同じ色の、少佐と彼女を繋ぐブローチ。

オスカー『…さっきは、済まなかった』

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 完成させるよ…。オリーブの物語は、彼女が帰ってきて、父親と再会する

してみせる
 意を決し、夜分彼女を訪ねたオスカーは、「物語はハッピーエンドだ」と言い切り
 哀しく、決然と向き合う事に
 と

 どんなに辛い冒険をしたとしても、最後はハッピーエンドだ…

 この物語は聞かせてあげられなかった
 それだけではない、「娘が、父親の元に帰ってくる」結末に至るのが辛かったのでしょうか

 創作の中で帰ってきたとしても、愛娘が帰ってくる事はないのですから

主人公も観客も幸せになる…、いや。してみせる!』

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 彼の中で、どんな葛藤があったのかは正確にはわかりません
 しかし、娘が聞きたがった物語を完成させる事は
 彼にとって大きな決断

 ヴァイオレットにも「どんなに辛くても帰り、幸せになる」事は、少佐を連想させる!

私達は帰らなければ、精霊の世界に…』

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 さて、ここからどうやってオリーブを帰すか…。

さっかさんのおしごと!
 怪物を倒し、役目を終えた精霊たちは帰ってしまい、オリーブはただの少女に。
 来る時に使った船は壊れてしまったし…
 と

 もっと、夢がある方法で…

 ヴァイオレットは、「飛行機ですか?」というが
 そういう話じゃないのだ

 特別な力を失った少女が、どうやって…。「あっ」と言わせる夢を描きたい!

ヴァイオレット『鳥でしたら、飛んで帰れますが』

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 情緒に欠け、実質本位な性格は変わらないヴァイオレットでしたが
 鳥でしたら、と彼女が口にしたことで
 ハッとアイデアが固まる

 そう、娘が見せたいと言ってた“不可能”を、想像上で叶えてみせるのだ!

傘で飛ぶのはどうだ!

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 父「傘で飛ぶのはどうだ!
 ドール「傘では飛べません
 作家「飛べるんだ!

 風の精霊がもう一度現れて言う、“オリーブ、あなたの傘を広げて?”

 キミ、傘を広げてみてくれないか?


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 その傘が、あなたの翼よ。高く飛ぶと風に流されるから…

落ち葉を踏んで
 想像は思い出と繋がった、娘がそうしたいと願ったように傘で飛ぶのだ
 落ち葉を踏んで、湖を歩くのだ!
 と

 海では波を、川では岩を、湖では…、落ち葉を踏んでいきなさい

 飛べません
 と、一度は言い切ったヴァイオレットも、「素敵な発想です!」と目を見張る

 なんだ、彼女も“ありもしないもの”を素敵と思えるんじゃないか!

オスカー『再会して、何を言うかな…。ただいま? お父さん?』

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 また、行き詰ったのですか? と直球で言われてムッとするオスカー。
 娘が帰ってくる状況、それを想像するのは「彼」には難しい
 何より、作家は行き詰る生き物だ!

 ムッとした彼は、「ちょっと落ち葉の上を歩いてきて」と、無茶振りする

『了解しました』『え!? いや今のは…!?』

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 いいなあ…
 私もこの湖を渡ってみたいっ
 あの落ち葉の上なら、歩けるかな?

 いつか、いつかきっと…、見せてあげるねっ♪ おとうさんっ


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 あと何千回だって…、そう呼ばれたかった!
 死なないで…、欲しかったな…
 生きて…、大きく、育って…

 欲しかった…、な…


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 いつか、いつかきっと…、見せてあげるねっ♪ おとうさんっ

何千回でも
 第1話で見せた通り、超人的な身体能力を活かし、湖を飛んで見せたヴァイオレット
 素直な跳躍に、何より聞きたかった言葉を思い出す
 と

 あと何千回だって…、そう呼ばれたかった!

 お父さんと、呼び続けて欲しかった
 生きて欲しかった

 何でもないたわいない言葉だけど、彼には今、無性に恋しくて仕方がなかったと

健やかな娘と向き合い、淡く消え去ってしまう

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 前回リオンには、可能性があると信じ、踏み出す大切さを感じました
 たとえ、200年に一度しかこないとある彗星だって
 出会えないとは限らない

 でも彼は本当に失われ、決して戻ってくることはない。

ご覧になられましたかっ!

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 奇跡を叶えてくれた彼女に、俺は言った

形は違えど
 3歩は歩いていたと思います! 息せき切って、無邪気に叫ぶ彼女の姿に
 オスカーは「奇跡をありがとう」と礼を贈るのだった
 と

 神さまなんていないと思っていたけど、いるならキミの事だろう、と

 幾度もふて腐れてたオスカー
 本心は、自分の願い、娘に会いたい想いは決して叶わないと思ったからでしょうか

 でもヴァイオレットは、娘の願いを叶えてくれた

…本当に、この傘を頂いてよろしいのでしょうか?』

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 執筆は終わり、ヴァイオレットは「もっと飛べると思っていた」と悔やむも
 オスカーは、「君は、娘の“いつかきっと”を叶えてくれた」
 お礼だと傘を譲ることに

 死蔵するよりも、使って欲しいという想いでしょうか。

ヴァイオレット『いつか…、きっと

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 少佐兄「多くの命を奪ったその手で、人を結ぶ手紙を書くのか?

 ホッジンズ「キミは、自分がしてきた事で、どんどん身体に火がついて…
 燃え上がっている事を、まだ知らない
 燃えてるよ、いつか、俺の言った事が解るときが来る

 そして初めて、自分がたくさん火傷している事に気づくんだ。


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 ヴァイオレットはかつて、たくさんの命を奪ってきた。

いつか、きっと
 その罪は消えない、だが成長し、「罪の意識」を持った事で彼女は苛まれる
 だから、ホッジンズは第1話で言ったのだ
 と

 だけど知らない方が、学ばない方が、ラクに生きられるかもしれない
 
 ホッジンズ元中佐の言葉を理解できた
 彼は苦悩していました、殺戮兵器として扱われる姿を、軍時代に見ていたからです

 止められれば、ここまで苦悩しなかったかもしれないから…?

ヴァイオレット『少佐…

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 ヴァイオレット「少佐…」
 少佐「生きて…」
 ヴァイオレット「いいのですか?」
 少佐「自由になりなさい」
 ヴァイオレット「武器として、人を殺めてきた私が、それでいいのですか…?

 私は誰かの
 “いつかきっと”を奪ったのではないのですか? 
 そして、その人たちにも、愛する相手がいたのではないですか?


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 過去「燃えていません」
 現在「燃えています!

 自分のしてきた事で、どんどん身体に火がついて…
 燃え上がっています!


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 少佐は最後に、何と命令したのか?とホッジンズは問いました

ホッジンズの忠告
 対し彼女は、生きて自由になりなさい、そして「あ…(愛してる)」と言いかけましたが
 少佐の「命令」が、こうやって彼女を苦悩させるのだと。
 ホッジンズは心配していたんですね

 ちょうど、ほっといたら真っ暗になるまで仕事する彼女に驚いた直後

 他人の言葉を真面目に聞きすぎる性格
 しかも直後の食事で、ベネディクトの無思慮な一言に、ショックを受ける場面もありました

 併せ技で、こうなってしまうと感じていたのかもしれませんね

あの時ホッジンズは、妙に詩的な言い回しをしました

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 でも彼の視点で考えると、1話時点で、彼女の生真面目な性格を察することも
 ロボットのように、無感情に感じるのは一面だけに過ぎず
 強い感情をぶつけられていました

 いつか解ると確信して、敢えてものすごく遠回しに伝えたんだろうなって。

あら? あなた、ヴァイオレット!』

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 いつ上は、大変失礼を致しました。

 奥様のお心を傷つけてしまい
 誠に申し訳ございりませんでした…


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 良かった…、あなたが立派になって……。

瓢箪から機動大隊
 久々! 彼女が養女となる予定だった、エヴァーガーデンの奥様との再会劇!!
 ヴァイオレットは、本当に無礼だったと今なら解る
 が

 浮かばれるわね、亡くなったギルベルトも。

 まさかの。
 奥様、そうかご親戚だから知ってておかしくないんだよ…。

 感動してる場合じゃなかった!?

なくなった…

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 生きていると、仰いましたよね?!
 少佐は、ご無事なのですよね!

 生きて…、いらっしゃるのですよね?


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 すまない…、どうしてもキミに言えなかった…。

辿り着いた始まり 
 彼は戻らない。以前そう悩んだホッジンズだが、戦死したと確信していた
 ヴァイオレット回収時、周りにいなかった
 と

 では、分かりません。

 認識票だけ落ちていた
 おそらく、咄嗟に君を突き飛ばしたのだろうとホッジンズは言う

 ロクな重機もなく、瓦礫の撤去も難しいでしょうし

ホッジンズ『でも、あの状況では…』

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 少佐はきっとご無事です
 ご無事です!

 ホッジンズ「ヴァイオレットちゃん、分かってくれ。あいつはもう…」

 わかりません…、わかりません!
 おかしいです!

 傍には少佐がいらしていたのに、そして私に…!


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 ヴァイオレットちゃん、辛くても受け容れるんだ…

「   」
 そして私にと言いかけたのは、「生きろ」か、「愛している」と言った事か
 いずれにせよ、彼の思いを分かりかけているはずです
 が

 ヴァイオレットちゃん!

 第1話時点で、重傷だきっと生きてないと半ば分かっていたヴァイオレット。
 しかし、「感情」を得た事で衝撃はより強く

 もっとも状況と伏線的に、生きていると見るべきでしょうか

瓦礫の下敷きになった、と思われる少佐

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 彼女の向き云々は、倒れこむ時、転がったとか思われるので無意味として
 瓦礫に、血の気配が全く無い事からして
 おかしく感じます

 今回の「物語はハッピーエンド」、という言葉も示唆している気がします

言えなかった気遣いが、彼女をより深く傷つけた…?

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 ホッジンズは長らく言い出せませんでした、それは正解だと私は思います。
 しかし彼女の場合、人間らしい感情を獲得した事で
 前より深く傷付いた気がします

 でも、きっと以前なら、「道具」として素直に後を追って死んだ気がしますから。

2018年2月21日 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話「   」

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 シリーズ構成の吉田女史、再び。

スタッフ
 脚本:吉田玲子
 絵コンテ&演出:山村卓也
 作画監督: 門脇未来、植野千世子、角田有希
 アニメ制作:京都アニメーション
 原作:暁佳奈/エスマ文庫(京アニのライトノベルレーベル)
 制作協力:アニメーションDo

あらすじ
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ヴァイオレット、言葉にならない思いを叫ぶ。次回…?

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 もっと呼ばれたかった、育って欲しかった。ここが本当に好き。

知ってしまった
 もちろん、彼女自身が生きる為にした事だとか、「軍隊だから」云々はあります
 でも、それでも「きっと」を受け止めてしまう生真面目さを
 ホッジンズは心配したんじゃないかって

 また本作、「俺が生きて帰って良かったのか?」と悩んでたルクリアの兄とか

 全ての話が、一つ一つ繋がるストーリーな気がするので
 生きているとは思うのですが…

 ギルベルト少佐の兄が、匿っているように私は感じます。

 次回、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第8話

目次 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話 感想

 前半
 二度と会えないという事は
 後半
 感想追記

















 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第1話「「愛してる」と自動手記人形」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第2話「 戻って来ない」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第3話「あなたが、良き自動手記人形になりますように」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第4話「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第5話「人を結ぶ手紙を書くのか?」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話「どこかの星空の下で」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話「    」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第8話
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第9話「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第10話「愛する人は ずっと見守っている」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第11話「もう、誰も死なせたくない」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第12話
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第13話「自動手記人形と「愛してる」」【最終回】

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