公式サイト ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話 感想 どこかの星空の下で レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 感想20時追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
彼女は少佐を愛している。“恋愛は人をバカに変える”が、持論だった少年の気付き

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パンを千切る片思い良いよね! 200年に一度の彗星とは、二度と出会う事はない
 星じゃない彗星、星が、見えなくてもそこに在り続けるのとは違う
 一生一度の奇跡の出会いなのだと

 でも奇跡だろうと、また会いたいと願い踏み出す姿が美しいと感じた!

恋愛は人をバカに変える
 彼の持論は、“母が大切だ”こそが要旨。見抜くヴァイオレットに成長を感じる!
 また、ラストは彼自身が、「バカ」をやる気になったんだと
 可能性がない事を願うのですから

 言葉から本心を抜き出し、言葉で、「やりたい事(本心)」に向き合わせた。成長だよ!
 
目次 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話 感想

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 前半
 後半
 「それが寂しいって事だよ」
 ヴァイオレットにとっての「少佐」
 エンディングテーマ「みちしるべ 茅原実里」歌詞
 感想追記
 これまでの感想

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※過去記事一覧ページ

世界を見る。“景色”を見るライフワークを得たヴァイオレット

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 彗星は素晴らしいと言われ、食いついた事からも、ライフワーク化を感じました

あらすじ
 ドールとは世界中を飛びまわる仕事。ヴァイオレットは、ユースティティア天文台へ飛んだ
 写本科の大量の傷んだ本を、早急に写本せねばならず
 約80名ものドールが集められたのだ

 彼女と組んだリオンは、両親を失い、「恋愛は人をバカに変える」が持論

 しかし彼は、その忌避する気持ちは、母を大切に思うゆえだと見破られ
 彼も、ヴァイオレットが「少佐を愛している」と見抜く

 彼女の姿勢に、少年もまた、夢へ立ち向かう決意を固めるのだった

 次回、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話

アストレア王国、ユースティティア地方へ向かうヴァイオレット

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 前回、戦争再燃の気配がくすぶる大陸に訪れた、婚約騒動が描かれた
 自動筆記人形として、一人前といってよい技量を得たヴァイオレットは
 初めて、“愛が成就する”瞬間を目撃する

 しかし直後、敬愛する少佐の実兄に、“殺人者”だった頃を突きつけられて…?

見てみろよ! 大陸中からきた女たちが、こっちに向かってくるぜ!』

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 ふん、美しく飾るのは、金持ちとの結婚を夢見る女がなる職業だからだと聞いたがな!

(ガンダム)アストレア
 高山に築かれた天文台に、続々集まるドールたち! 彼女達全てがドールなのだ!
 ドールは、請われれば世界の何処へでも飛ぶという
 が

 そのドールと言う職業を、俺は最初、訳も分からず嫌悪し…。

 美女だらけに盛り上がる状況!
 しかし「働く女性の象徴」が、結婚相手を捜し歩く、卑しい連中にしか見えなかったと

 確かに、そういう目的でやる人もいそうですけれども…。

『そして、苛立つ自分に戸惑っていた』

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 何より、「何故自分は、こんなにも苛立つのだろう?」と彼は困惑していた。
 直感的な嫌悪感が、理解より先に生じていたと。
 感覚の言語化、難しいですね

 ヴァイオレットだって、「愛」という感覚を、理解が出来ないのですし。
 
『ヴァイオレット?』『久しぶりねー! 元気してた?』

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 ブルーベルさん、イベリスさん。……ルクリア?

おひさし!
 集った中には当然というか、同期の中でも、目だってた二人とルクリアの姿が
 あれから、もう数ヶ月経ったはずですよね
 でも

 大丈夫? ちょっと元気がないようだけど

 やはりルクリア優しい…
 それに、好き嫌いはともかく「都会的」、って感じの身なりになりましたね

 また前回の“王女代筆事件”で、一躍有名ドールになったそうな

ヴァイオレット『………』

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 無言で笑顔を作るヴァイオレット。すっかり必殺技になってしまった…。
 前回では、自然に笑うことが出来た彼女ですが
 中々難しいもの

 そも彼女、笑うという感覚がイマイチ掴めないんでしょうか。…また感覚か!

一同『『お初にお目にかかります、旦那様』』

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 先日、大変に貴重な、しかし非常に保存状態の悪い書物が、大量に運び込まれました

ユースティティア天文台
 天文台は、シャヘル天文本部を併設し、傷んだ資料本の“維持”を担う写本集団が常駐
 しかし今回、人手不足を補うべく彼女らを招聘したのだ
 と

 期間は二週間! 失う事の許されない、貴重な書物を後の世代に残す為…

 写本科80名とドール80名!
 タッグを組み、期間二週間、地獄の復元デスマッチを行うべく招聘したのです、と。

 なるほど、男が色めきだつわけじゃのう写本科マン!

フジミ郵便局、イベリス・コノウエ様』

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 冒頭で登場した軟派イケメン、カイル・ゼーニヒは、中国美女風イベリスとタッグ
 ここ最近、ヴァイオレットが決めポーズとしている「お辞儀」は
 ドール全般のモノだったらしい

 依頼主は、「旦那様」呼びが通例。ところで、カイル君はもげるべきである!

、リオン・スティファノティス』

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 自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです

ノイエ・シルシス的な
 しかし、頑なで「苛立ち」さえ感じていたリオンも、絵にも描けない美しさに仰天
 呆然、立ち尽くしてしまう事に
 と

 どうしたのかね? リオン君

 毎度ながら、ヴァイオレットの美しさは本当一級品ですね
 他人の感情には、からっきしだよ三級品!

 リオン君、乙女みてえな子だね!

いい、座ってろっ!』

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 写本科が詰める部屋、ヴァイオレットはリオンを手伝おうとするものの
 専門家の彼は、下手に触って欲しくない様子。
 いいから座ってろと

 本はボロボロ、触れなば落ちん禁断の果実状態らしい。

リオン『…では手始めに、共通古典語で書かれた、この本からだ』

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 400年前に観測された、アリー彗星の記述から入る

そうよ! そのまさかよ!!
 彗星は、200年周期で巡っているもので、間もなく再観測できるといい
 楽しみなのか、リオンは興奮した様子
 が

 では、始める/はい

 一瞬、「天文家」の顔になったリオン
 しかしヴァイオレットの、あまりに質実剛健な佇まいに我にかえることに

 ガードが固いようで、好きな事には一直線な子なのね

言っておくが、俺は解読が速いっ!』

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 威圧するように、自分の解読に追いつかないなら、お前なんか要らない
 お前なんか、要らないから出てけと言いたげなリオン
 精神戦は基本!

 が、やっぱり彼も“機械義手”の彼女に、まずは目を釘付けにされてしまう
 
リオン『…な、ならお手並み拝見だっ』

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 光の矢、不吉の前触れなり、その輝く光の去りし後…

フェアリオン
 無論、タイピングに優れたヴァイオレットは、リオンをムキにさせてしまう事に…
 ヘイヘイ、リオンくん追いつかれてる!
 で

 光の矢の所以は、妖精国の王ラインハルトの嫁取りともいい…

 彗星は古代は凶兆
 妖精の王が放ち、高貴な者が倒れた場合、女ならば妖精王の側室にされるという

 また男の場合も「宴の貢物」にされる(アッー!)

『………されば、その別離は悲劇に非ず』

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 リオンは、この彗星で亡くなっても悲劇でないという節で考え込む
 すなわち、妖精の国で新しい器を与えられ
 魂は未来永劫守られるからだ
 と

 むしろ亡くなったことは、妖精王に選ばれた幸運なのだと。
 
ヴァイオレット『旦那様、どうぞお続けください』

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 旦那様、予定のおよそ3日分の仕事量です。素晴らしいお仕事ぶりです

言葉の一方的ドッジボールの結果
 リオンは、ムキになって速読し続け、ヴァイオレットは淡々と打ち続けた
 結果、喉が痛む頃には3倍もの仕事量が!
 と

 あっ…、そう

 口元ドアップいいよね…
 目を逸らすリオン、無表情ながら美しい少女に褒められ、満更でもない様子

 でなきゃホモである。

『この調子で、是非、明日からも頑張って下さい!』

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 ヴァイオレットたちの3日分は、やはりというか本日トップの量
 そうでなくても、やはり男達は良いところを見せたいのか
 全般に進みは良好

 密室で男女二人、仕事しないはずがなく…!

『何であれだけの代筆をこなして、そんなに元気なんだ?』

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 代筆は、移動に比べればさほど疲労する事はありません

少女年中旅行
 夜、リオンの疑問にヴァイオレットは、ドールは、年中飛びまわっていると答えます
 口上は伊達でなく、「呼ばれたら駆けつける仕事」ですから
 と

 何でそんな大変な仕事をしてるんだよ?

 呼ばれたら飛んでいく
 なので実は、あらゆる交通手段で「移動」する事にこそ、年中殆ど費やしていると。

 ああ、だから本作のメインビジュアルは「歩く」姿なのね! 

ヴァイオレット『与えられた役目だからです』

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 ヴァイオレットは、「最初は任務だと思っていた」と素直に打ち明け
 でも世界を飛び、人の気持ちを文書として受け取るのみならず
 時を越え、古の人々の考えまでも受け取る事

 今回の仕事は、「書物」で、昔の人々の考えを受け取っているのだと。

とても、特別で、素晴らしい事だと思えるようになりました』

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 果たして、私はそのような素晴らしい仕事に…、相応しいのでしょうか?

言葉の魔力
 しかし前回、兄大佐から「受け取った言葉」に、ヴァイオレットは傷付き
 素晴らしいと感じた仕事に、迷いを感じめていたと
 言葉は凶器

 受け取った言葉が彼女を変え、そして今、傷つけているのだと。

 誤解で始めた
 でも今は思う、これは素晴らしい仕事だと

 そう思う事が彼女を傷つけている、と。

…何が、仰りたいのでしょうか?』

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 心を触れ合わせ、やがて9日目、今度は心ない言葉にヴァイオレットは接する
 周りの男が、リオンがパートナーだなんて可哀想だ
 あいつは鼻持ちならない奴だからと

 リオンは孤児で、奨学金でようやく就職できた、付き合っても貧乏で得がない。

男共『だから仕事が終わったら、僕たちのところへ?』

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 私も孤児です。……生まれや育ちで、会話する相手が限られるのでしたら

生き方で選ぶなら
 しかしヴァイオレットは、「ロクな生き方してない」なら、私こそそうですと返し
 生き方云々なら、私にこそ関わるべきじゃない
 と
 
 私に、関わらない方が良いかと思います。

 リオンが冒頭で苛立ってた理由
 他人は、「お金持ちの家の人間か」を気にする、だから孤児の俺は嫌われる…、と?

 だから他人に負けまいとして、余計に孤立してるのね

『いや…、君は違うよ?』

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 男達は動揺し、次は「リオンの母親は」と言いかけるも
 ヴァイオレットは、語尾を食うように遮ります
 私なんて親の顔も知りません
 と

 リオンがハッとしたのは、「愛情を知ってるだけ自分は幸せだ」、という事でしょうか…?

男『キミ、リオンがパートナーだから庇ってるんだろ?』

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 男達は、仕事上の義務感なんだろ、別にそんな事を言い募るも
 ヴァイオレットが、「事実を言ってるだけ」と真顔で返すので
 気味悪がって去って行く事に

 仕事をナンパの場としてる男達。イヤな話でしたね…。

ヴァイオレット『旦那様。…怒っているのですか?』

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 怒ってない! …こういう顔なんだっ

「こういう顔」でも誤解しないで
 降りてきたリオンの言葉、「こういう顔」とは、そういえば彼女の専売特許ですね
 ヴァイオレットこそ、「何で無表情なの?」とよく言われますから
 と

 少し、似ていますね?

 でもリオンには衝撃。
 だって、「孤児だ」「鼻持ちならない」「怒った顔」と、周りに決め付けられ嫌な思いをしてます

 そのリオン自身、彼女をイヤな奴と「決めつけてた」んですから。

彼女、なんて言ったと思う? “あなた可愛いわね?”だって! くぅ~!』

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 同室のカイルも、めちゃくちゃ純情で素敵な少年、すっかり燃え上がっており
 あの! 悪態ばかりのリオンが、無言で夢見る瞳だと気付くや
 彼を激励するのでした

 カイル、「嫌われ者リオン」へこの接し方、すんげえ良い奴だったのね!
 
カイル『…お互い、頑張ろうぜ? あの子が帰る、四日後までに』

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 昼食の時間だぞ? どうしても皆と一緒に食べないんだ?

言葉はいつでも着火剤
 リオンは奮起した、彼女を避けるどころか、探して一緒に食べようとし始めたリオン
 人嫌いのリオン、「お前が言うな!」って話である!
 さて

 習性です。食べている時と寝ている時というのは、無防備です

 そういえば、いつも「食べないの?」と言われています
 それは危険を避ける為!

 食べる時、寝る時は無防備になるから、最小限にする習性なのだと

『私は昔、軍人でしたので』

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 仰天するリオン! 世俗と離れているからか、えらく大げさに驚くリオン
 というか、「こんなに綺麗なのに!?」という意味で
 普通より驚いたのでしょうか

 軍人には見えない、と困惑するリオン

リオン『お、おかしい! どっから見てもただの女だろ!?』

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 ただの?/……ああ、ただの、女だよ………。

高山寺純情商店街
 正確には「ただごとじゃなく美しい女」、だが口に出来ないリオンは純情!
 代わって、彗星を見よう!と話題を変えた
 と

 見たくないか! 200年周期だから、生きてるうちにもう見る機会はないぞ!

 さっきのアリー彗星の事だ
 カイルも言ってたが、気に入った子を観測に誘おう、というのが天文台の総意!

 やめて! 罪もないフランスパンを粉砕しないで!!

リオン『…そうか、なら三日後の夜2時に、宿舎に誘いに行く』

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 やけに力強く「見たいです!」と言ったヴァイオレットに、そのまま去るリオン
 実は彼女は、ここで景色を見ていたのだ
 彼女は「見たかった」のだ

 ヴァイオレットは、旅先で「景色(世界)を見る」事が、すっかりライフワークになっていた!

かくして日々は加速する。あっと言う間に“三日目の夜”を迎える事に

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 ここに座れ。…アリー彗星だ。…彗星の尾が一番奇麗に見えるのが、明け方の東の空だ

「きれい」を待つ時間
 活気付いたBGMと共に、写本の時間が見る見る過ぎ去って行く楽しさ!
 見たまえ、リオンの焦がれる気持ちそのものだ!
 で

 いい、遠慮するな。…スープも飲んでろ

 至れって尽くせっていくリオンさん
 初日と別人だコレ!

 でも尽くし慣れてなくて、普通なら女の子が怒る奴だコレ!

ヴァイオレット『旦那様は、お優しいのですね』

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 直球の言葉に照れるリオン、ただ悲しいのは経験的なギャップか
 ヴァイオレットは、幼少期はあんなだったし
 機械的だと困惑される事が多い

 彼、私を好きなの…?と感じるより、「珍しい体験」というのが先立ってる気がします
 
リオン『女は苦手だ! 冷たくしているっ!!』

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 俺の母親は、流れ者の旅芸人だった。踊りや歌…、自分の才を披露する

色を変えた追憶
 先日、彼女はリオンの境遇を聞いてしまった、彼は自分の口から話したくなった。
 自分は「今思えば」、幸せな家庭に育ったんだなあと
 が

 だがある日、父が帰ってこなくなった

 流れ者だった母は父に恋をした
 定住して自分が生まれた、今思えば幸せな良い家族だったのだ。でも父が。

 文献収拾を担っていた父が、消息を絶ってしまったと。

『危険な場所に行くことも、少なくない仕事だったんだ』

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 シャヘルの文献収拾を担って、世界中を飛びまわっていた
 旅をやめた女、旅をするのが仕事だった父
 旅人ヴァイオレット

 世界中を飛びまわるという点で、ヴァイオレットは共通項も持っていたのね。

待っててねリオン! きっと父さんと一緒に帰ってくるから!!』

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 いやだ! 行かないでお母さん!? お母さん!

彼の恋愛観
 やがて、2年経ち捜索も打ち切られ、母は「愛する夫」を探す為、彼を置いていった
 愛ゆえの行動だ、リオンは納得している
 だが

 恋愛というのは、人をそんな風なバカに貶めてしまう…。

 残されたリオンがどう思うか?
 母は、考えが回らない「バカ」になっていた、恋愛は人をバカに変えるのだと。

 さっきの男達も、恋愛の為、平気でリオンを傷つけてましたし…。

『旦那様は、お母様のことが、とても、大切だったのですね』

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 しかし自動筆記人形ヴァイオレットが、汲み取ったのは一言。
 今の話を、リオンは自分の恋愛観の話だと思っていた
 でも違うのだ

 彼の想い出の要旨が、「母が大切だ」って話だと。リオンは見抜かれてしまった。

リオン『そっちはどうなんだ?』

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 その人と離れて、寂しくないのか?

定義と実感
 家族の話を促したリオンは、「庇護してくれた人がいた」、離れ離れだと聞き出す。
 お前こそ、寂しくないのか?と問うリオン
 が

 寂しい、というのがどんな気持ちなのか、私には理解できないのです

 もちろん定義は解る
 でも実感として、どんな気持ちを「寂しい」と呼ぶのか、彼女には掴めなかった

 その当惑こそ、普通は「理解できない」ってものでしょう。

私は嘘はつけません』

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 ヴァイオレットが裏表なく、ズケズケ言う性格なのは接してれば解る
 彼女が、「愛している」を捜している事にしても
 きっと言葉の定義は解る

 彼女が日々学ぶのは、「愛しているという実感」を探る、小さな共感の積み重ね。

リオン『じゃあ、その人の事を思い出す事はないか?』

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 リオン「じゃあ、その人の事を思い出す事はないか?
 ヴァイ「いつも、思い出します
 リオン「会えない日が続くと、胸がぐっと重くなったりしないか?
 ヴァイ「なります!

 リオン「…それが、寂しいって事だよ

 ヴァイ「それが、寂しい」
 ヴァイ「私は、あの方と離れて、寂しいと感じていた」


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 なあ…、もし俺との契約期間中に、その人が危険な状況に陥っていると聞かされたらどうする

寂しいという気持ち
 リオンの説明に、ヴァイオレットは初めて「とっくに寂しいと感じていた」と、理解した
 彼女にとって大きな学びを得る事に
 が

 その問いには選択肢がなく、旦那様にどう謝罪しようかと

 俺とそいつどちらを選ぶ?
 リオンの問いは、「助けられるか解らない」という注釈が設けられていた

 だが彼女は、迷わず「行く」と答えてしまう

ヴァイオレットの返答には、一切の迷いがなかった

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 幼いとき、母が自分でなく父を選んだ、その事に傷付くリオン
 しかし、ヴァイオレットは機械的な言動を繰り返し
 感情には乏しかった

 彼女が、「寂しい」と「(契約期間という)義務」、どっちを選ぶか興味が湧いたのか。

ヴァイオレット『私にとってあの方の存在は、まるで世界そのもので』

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 私にとってあの方の存在は、まるで世界そのもので
 それがなくなるくらいなら

 私が死んだ方が良いのです


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 いや…、驚いた。お前、そういう事、言わなそうなのに。それじゃ、まるで…

君がいるから 明日があるから
 リオンの言葉を借りれば、彼女は「バカ」になる、仕事を蹴っ飛ばすと言ったのだ
 驚いたリオンは、ふと思い至る
 と

 あ、そうか…、お前そいつのこと愛して!?

 ヴァイオレットと母と同じなのだ
 後先、周りの気持ちとか、それを全部蹴っ飛ばせる感情

 それが、愛でしょう、と

旦那様! あの彗星、尾が長くなっている気がします!!』

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 語尾を食うように叫んだヴァイオレット、現れた彗星への感動!
 彼女は、「初めて間近に星を見ました」と口にするが
 これをリオンは遮ります
 
 星じゃない彗星! 

リオン『俺たちは、もう二度とアレに出会う事は出来ない!』

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 人生で、たった一度きりの出会いなんだ!

恋は彗星
 見守る天文台の人々、興奮する二人、ヴァイオレットは「文献」の言葉を紐解いた
 アリー彗星は、人の命を刈り取る星だと言われていた
 が 

 その別離は、悲劇にあらず

 たとえ別れても、時の流れが違う妖精の国で新たな器を授かり
 魂は、未来永劫守られるが故に

 文献は、死を悲しむな、その人は幸せに過ごしていると語られたものでした

リオンにとって、その恋は彗星だったろうか

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 星は見上げればいつも出会える、見えなくても、そこで見守ってくれるもの。
 彗星は違う、移動し過ぎ去って一生一度しか会えない
 だが大きな感動を残す

 リオンにとって、この恋は、紛れもなく「彗星」だったんじゃないでしょうか

別離は悲劇ではない、形を変え、未来永劫に守られる

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 彗星の言伝えも同様、両親や、ヴァイオレットとはもう会えないかもしれません
 でも、それは「思い出」という形になって
 色褪せず残るのです

 時間がいくら過ぎようと関係ない、胸の思い出として残る、そう感じました。

皆様、ありがとうございましたっ!

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 俺は今は写本科にいるが、本当は父さんと同じ文献収拾をやってみたかったんだ

旅立ちの日
 やがて写本は完遂、特にリオンの室友、カイルは気持ち良くイベリスと別れたが
 リオンは、今まで「踏み出せないでいた」事を打ち明けた
 と

 待っていれば、いつか母が、父を連れて帰ってくるんじゃないと期待して…

 リオンは消極さを思い知った
 思えば彼は、他人に対しても一方的で、他人も彼に一方的でした

 でも、打開しようとしなかったのもリオン自身でした

でも、今決めた!

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 自分も写本科を出る、夢を追い、収拾科となって世界を回ると告げるリオン
 受動的だった彼は、ヴァイオレットとの出会いで
 自ら動く事にしたのです

 危険な仕事です、命を落とすかもしれない…、でもそれでもやるのだと。

いつかきっと、どこかの星空の下で会う事があるかもしれない!』

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 その時は! また一緒に星を見てくれるか! なあ、ヴァイオレット・エヴァーガーデン!

どこかの星空の下で
 また出会える可能性は、また、あの彗星を見上げるのと同じくらいの事
 ここから、「また会おう」と叫んで聞こえないとの同様に
 と

 歩き出す勇気を、彼女がくれたのだから…。

 可能性なんてありえなくても。
 約束すること、探すこと、まず「動く」事を始め、リオンは人生を切り拓くことに。

 彼もまた「自分から」動く、夢へ歩き出したのでした、と

リオンいつか、きっと』

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■エンディングテーマ「みちしるべ 茅原実里」歌詞

 あなたの声が 道しるべ

 一羽の鳥が 鳴いている
 名前のない空に わたしを探して

 優しさで編み続けた
 ゆりかごで明日へいこう
 晴れの日も雨の日にも
 あなたを守るために

 かけがえのない宝物
 名前のない花は 静かに眠るよ


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 あなたの声が 道しるべ

みちしるべ
 ヴァイオレットといつか星を見る。重なり、流れ出したエンディングテーマ
 この約束が、彼にとっての「みちしるべ」なのだ
 と

 かけがえのない宝物 名前のない花は 静かに眠るよ

 純真な約束
 本当、童謡や子守唄のような歌い方とぴったりです

 貰った言葉は道しるべ、大切な宝物なのだ、という事でしょうか

しかし「よき出会い」を終え、ヴァイオレットは辛そうな顔に

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 ラスト、普通は「幸せそうに見上げる」まま終わるのがセオリー
 敢えて、下を見て表情を変えるワンシンーンを入れたのは
 兄大佐を気にしてか。

 前回の彼の言葉が、今も刺さっている。そう感じさせるラストに。

お呼びとあらば、即参上! 実は“飛びまわる”職業だったドール

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 思えばエンディングでも、「歩く」姿が印象的なヴァイオレット

自動筆記人形
 お客様がお望みなら、どこでも駆けつけます…、とは本作の決め台詞ですが
 本当に、あちこち飛びまわるお仕事だったのは驚きでしたし
 後から思えば納得

 養成校卒業後、第4話アイリス回妙に強調されたのはそういう事なのね

 これは大事な台詞ですよ…、的な。

HQ社では、特に出歩いている印象のないドール達

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 でもカトレアがたまに外出する以外、HQ社はあまり出歩いてる様子がありません

よそはよそ!ウチはウチ!
 でも、HQ社は首都にある会社だし、持ち込み依頼が多いのでしょうか
 エリカは四面四角だし、アイリスは未熟な面が目立つし。
 カトレアも留守できませんよね

 逆にヴァイオレットは、ホッジンズさんが「出歩いて欲しい…」でしょうし。

 あの人の性格的に、情操教育を兼ねてるのかもしれませんね 

前回のWEBエンドカードは、少しもの悲しい一枚

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 もう姫様がいない部屋に、変わらず立ち続けるアルベルタ…。

シャルロッテの恋
 公式あらすじでは、やはり第4~5話で、結構な時間が経っていた事が描写
 既に、ヴァイオレットは貴族の間で有名なドールとなっているそうな
 視聴者感覚ではあまり変わりません

 でもすっかり、「売れっ子ドール」になっているのですね
   
2018年2月14日 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話「どこかの星空の下で」

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 三好一郎氏とは、京アニ取締役「木上益治」氏の別名義。

スタッフ
 脚本:浦畑達彦
 絵コンテ&演出:三好一郎
 作画監督:角田有希
 アニメ制作:京都アニメーション
 原作:暁佳奈/エスマ文庫(京アニのライトノベルレーベル)
 制作協力:アニメーションDo

あらすじ
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兄大佐の言葉が胸に刺さるヴァイオレット、次に彼女が出会うのは…?

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 いつもと逆に、言葉から本心、「寂しい」「愛しい」を抜き出されたヴァイオレット

ドールからヒトへ
 キン肉マン風に言えば、そうした感情を超越するのが完璧超人、「感情」にブレない事。
 でも、いつもは「言葉から本心を抜き出す」のを生業とする彼女が
 手紙を用いず本心を抜きだした

 また彼女の言葉に、リオンは本心を刺激、やりたい事に立ち向かいました

 単なる読解を越えたもの
 ヴァイオレットが、人として成長している事を感じる気がしました

 しかし世界を飛びまわる職業だったのねー。

 次回、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話

















 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第1話「「愛してる」と自動手記人形」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第2話「 戻って来ない」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第3話「あなたが、良き自動手記人形になりますように」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第4話「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第5話「人を結ぶ手紙を書くのか?」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話「どこかの星空の下で」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第7話「    」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第8話
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第9話「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第10話「愛する人は ずっと見守っている」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第11話「もう、誰も死なせたくない」
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第12話
 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第13話「自動手記人形と「愛してる」」【最終回】

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