公式サイト このはな綺譚 第12話 12話 感想 大晦日の奇跡【最終回】 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 14時追記 前回はこちら
神さまたちの繁忙期 偶然出会った過去、叶った願い、マーライオン!?

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おかえりが言える人たちが居る。それがどれだけ幸せか、噛み締めるようだった椿さん。
 帰っておいで、と誰も居ない此花亭で呟いたり
 ハンサム女将の寂しがりやな内面

 一緒に居たい、居て欲しいと願われる両方揃うって素晴らしい

自分の望みは自分で叶える!
 男前に言い切るくせに、他に頼れない人の為、奔走してしまう椿さんハンサム!
 幼い日、何気なく願った“自分以外”の幸せが返ってきた女将
 あたたかい話でした

 ラストは、まるで視聴者自身が訪れたかのような…、奇麗な〆だった!

此花亭誕生、夢にも思わなかった賑やかで“あたたかな家”

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 特殊ED、四時・草の縁。歌詞の「もうきっと戻れない」が温かい。

あらすじ
 大晦日、煤払い中に見つけた巻物が気になり、柚は二年参りに持っていく。
 だが、これが原因で数百年前の稲荷神社に飛ばされ
 帰れなくなってしまった

 眷族の椿たちの協力で、奇跡的に帰る事が出来た柚

 実は椿こそ若い頃の女将であり
 宇迦之御魂神さまが、この一件で始めたのが“此花亭”だったのだ

 柚の頭巾に、事件をおぼろげに思い出した女将は、懐かしさと幸せに浸る

 今日もお客はひきもきらず、此花亭、お正月も元気に営業中()。

ゴホッ! 今年中には片付くかね、この屋根裏は!!』

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 前回、化粧で大変身してしまった女将さんと、屋根裏掃除をする柚
 女将ってば、何だかとっても良くお似合いです
 赤頭巾ちゃんの狼みたい!

 しかし、「外に出して」と頼まれたつづらは、中に巻物やら入っており…?

女将『ああ? どうせ何百年も使ってないんだ、全部捨てちまっておくれ』

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 何でしょう、これは…? 巻物?

不思議の巻き物
 というワケで、女将さんの額と同じ印が書かれた、巻物を見つけてしまった
 大掃除、面倒になってバンバン捨てたいのが人情ですが
 子供には宝の山だったり。

 物を知らない事は、驚きや不思議がたくさんある幸せ

 てか、女将さんのハタキ捌きすっげー!

ほほを掠めた ひらひら まるで今日の♪

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 優しい歌声のOPも見納め、OPでは、ふわふわした髪の作画も見所で
 背景美術といい、本当に作画も美しいアニメでした
 取材も制作も大変だっただろうな
 と

柚『これ、蓮ちゃんが作ってくださったんですかー!?

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 蓮ちゃんはお料理上手で、素敵なお嫁さんになれますね♪

照と感動と黙々と
 もう調理場の面々が休みなので、年越し蕎麦は蓮が作ってくれたという
 すぐにお嫁にいけますよ!
 他方

 帰っても、甥っ子たちにお年玉せがまれるしなー。

 作れるだけ大したもの
 そんな蓮と、ひたすら喰ってる皐と櫻、さの字コンビはこれだから!

 棗も、お年玉を「やる」立場は辛いですしねえ

桐『じゃあ、久しぶりに行こうか?』

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 二年参り♪ 大晦日の深夜零時をまたいで参拝する事。
 つまり、年をまたいで行うので、「二年参り」というワケ。
 除夜と元旦に2度参詣するパターンも

 ちなみに報復を「お礼参り」、カンチョーの事を「三年殺し」ともいう。

蓮『呆れた…、柚ちゃん羽織も持ってないの?』

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 おい? それ“眷族”の巻物じゃないか?

けんぞくぅ
 女将さんは処分して良いと言ったが、気になって持って来てしまった巻物
 本作では、神社に仕えるものが“眷族”だという
 で

 女将さんの、知られざる過去が解るかもっ♪

 なら神社で聞いてみよう!
 女将さんは、もちろん神社務めじゃありませんし、面白い事が解るかも…?

 ちなみに眷族とは、一族や家来など「身内」の意味。

柚『町の神社は、こんなに遅くにまで働いていらっしゃるんですか♪』

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 思い思いにフル武装した仲居連、櫻ちゃんの着込みっぷり可愛い!
 皐は、寒いのが苦手らしくゴッテゴテだったり
 隙の多い人である。

 逆に桐は、どことなくセクシーです。

桐『その頭巾、可愛いじゃない柚♪』

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 あのね? あたしたちは神さまに、“感謝”をしにきたのっ!

詣の意味
 蓮いわく、初詣とは「この一年を無事に過ごせた感謝」を伝えに来る場で
 頼み事なんて筋が違うぞ
 と

 たまに神社にきて、身勝手なお願いするなんて人間くらいよっ

 えっ…?とか言う作者。
 ちらちらと、場面に入ってくるのが愉快な人。

 アニメ化冥利に尽きますねえ

お菊『えー? そうなのぉ?』

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 無事に過ごせたのは、神様のおかげ。「良かった事」は誰かのおかげ
 悪かった事は、「自分が」注意し改善すべき
 それが根底なのでしょうね

 しかし、赤頭巾の柚かわいいな!

柚『…去年の今頃は、こんなに賑やかな毎日が来るなんて、夢にも思わなかった』

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 神さま、この仲間達にめぐり合わせてくださって、本当にありがとうございます…。

無限鳥居
 しかし感謝した途端に、仲間達と引き離されてしまった
 この子ってば、また迷い込んだ!
 で

 ここは…?

 除夜の鐘を鳴らすのは寺
 ここは神社、神社で“神社の身内”の巻物を落っことした結果…?

 無限の鳥居って、まったく怖い!

『『『急がしや…、急がしや…』』』

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 幸いに? 柚は独りではなく、しかし亡霊めいた者達が駆け抜けていく
 何せ年末、師匠も走る年の暮れとなれば
 皆がみんな忙しい!

 またちょっとしたホラーだ!
 
『…ったく、道の真ん中に突っ立ってんじゃないのよっ!

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 ? なんだ同業者か、ならこっち来なっ!

願い叶え給え
 唐突に響いた生気ある声、巫女の少女“椿”に連れられ、柚は飛び出してしまう
 さっきの人影は、「仕事中」だったのだ
 と

 こんな願い、聞けるかってのっ!

 椿って…、見覚えある人も!
 椿の元気な声がまたいい、この演技ってば久しぶり(そして今期キノでも)聞いた!!

 ノースリーブ巫女さん集団、いいよね…。

賽銭の無い奴の願いも却下だ!

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 明らかな自助不足や、賽銭のないもの、二礼二拍手一礼も必須!
 先輩巫女は、礼儀を欠いた輩は無視しろという
 先輩、厳しいッスよー

 この「後ろ頭の人」ってば、昔めっちゃ可愛かったんですね

少年『おっかあの、セキが止まります様に!

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 ここの皆さんは、人の願いを叶えるのがお仕事なのですか?

それほどでも!
 もちろん健気な願いは受け容れるし、咳止めを贈ったり、枯れ井戸を修理したりと
 みんな、「願いを叶える」為に奔走していたのだ
 と

 素晴らしいです! 尊いお仕事ですっ!!

 柚ちゃんのキラキラ猛攻!
 しかしなるほど、ここは「初詣のお願いを聞く側」だったんですね

 そら、年末年始が殺人的なのだわ

椿『誰の願いでも、叶えるわけじゃないよ?』

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 眷属の椿は言う、願いを叶えるかどうかは、彼女達が判断する
 何より、“自分以外の為に願っているか”こそ
 大前提なのだ
 と

 だって「願い」というものは。

だってそれは、自分で叶えるもんだろ?

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 す、素晴らしいお志です! 感動ですぅ~!!

頼まれ者たち
 社会は助け合いで成り立ってる、眷族は「その手助け」をしているだけなんだ。
 自分の願いは、自分で叶えるもんだよ
 で
 
 何、この面白い生き物?

 柚ちゃんガン泣きィ!
 それに、年に一回だけ訪れて頼み事して帰る、なんてのも身勝手といえばそう。

 神頼みには、神さま側も思うところがあるんだよ的な。

椿『いやあ、巻物持ってたから、仲間だと思って…』

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 柚、大変言い難いんだけど…、多分、この世界に此花亭はないんだよ

お嬢ちゃんよくお聞き
 しかし、巻物を差し出すと雲行きが変わった、これは封印がされている。
 椿のミスで大変な事になった
 と

 だからね? あんたはもう、帰れないんだよ

 今度こそ「来て」しまった!
 今まで散々、異界側に踏み込んだ柚、今回ばかりは行き着いてしまった…

 異界は異界でも、ちょっとばかり毛色は違うけども!

アイキャッチも柚と椿!

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 ノースリーブ巫女服いいよね…、厳しくて、そのくせ調子に乗りやすい先輩と
 椿さん、当時も忙しく芯のある日々だったようで。
 人に歴史あり。

 いや狐娘だけども!

桐『はぐれたら此花亭に戻るように言ってあるし? 子供じゃないんだから』

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 私、読み書きなら出来ますっ! 何かお役に立てるようでしたら…

ぎらり!
 しかし困惑する間もなく、眼鏡の「梢」が倒れ、茶髪の「土筆(つくし)」が心配
 柚は、持ち前の心がけで助力を申し出てしまう
 と

 参拝者の願いと名前をここに書いてっ!

 まるで締め切り前の漫画家だ!
 読み書きできる、即戦力と聞き、ギラリ光る巫女さんたち恐ろしいね!!

 梢さん、書記としてフル回転してたらしい。

あいつが消えれば、俺が出世できる!

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 しかし尊いと思った仕事は、人の念、悪意も本心も流れ込んでくる
 何を願うか、そこには毒々しい本心が表われ
 柚は傷付いてしまった
 
 これは病む…。
 
『おっかあの病気を治してくれて、ありがとうごぜえますっ』

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 お稲荷さんのおかげで、働き口が見つかりました…

大変な仕事
 しかし、今度は拍手を覚えた子供が戻ってきて、「ありがとう」を伝えてくれた
 他の人たちも口々に、ありがとう…
 と

 ごめんなさいねえ? あたしが倒れたばっかりに…

 ようやく願いが一息つくころ死屍累々
 柚が病まずに済んだのも、そんな「ありがとう」の連続があったればこそか

 冒頭の蓮が言葉は、ここに繋がったんですね。

椿『大変だけど、神社に来る人なんて他の誰にも頼れなかった人だしね?』

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 ほっとけないだろ? という椿。
 貧乏だとか、或いは他人に言えないような願いだとか。
 まさに「困った時の神頼み」なのだ
 と

 願う側の気持ちも解るから、「ほっとけない」人たちなんですね。

『しかしお前、どこで読み書きなんて教わったんだ?』

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 八百比丘尼(やおびくに)…、とな? あの尼ならよく知っておる。

神さまのご相談
 眠たげな美女は、稲荷大神(いなりおおかみ)、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
 柚は、自分は仲居だと説明する
 で
 
 なるほど、この者が神の道に迷い込んでいた所を、連れてきてしまったと?

 さすが800年を生き、各地に伝承の残る比丘尼様
 思った以上に顔が広かった…。

 実際の「伏見稲荷大社」も、さっきみたいな無数の鳥居の列で有名。

『あの…、その“神の道”とはどういうものなのでしょうか?』

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 稲荷神社は各地に点在、全ての分社に神さまがいらっしゃるのは
 神の道を通じ、時と空間を越え移動しているからだ
 と

 帰ろうにも時代と場所、「座標」が分からない!

『おんせん…、そうじゃ! 温泉を掘ろうっ!!

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 最近、稲荷神社が増えすぎじゃー…、管理しきれぬわー………。

ざっくりと!
 神さまの温泉宿なんて聞いた事がない! だが食いついたのが神!
 金ならあるし、掘ろうぜ温泉!
 と

 ここへ来たのも定めと思って、このまま居れば良いではないか?

 ざっくりした神!
 さすが神、人とは感覚が違うからしゃーない!!

 椿も、こうなるだろうと思ってた!

椿『せめて、この柚を眷属として、ここに置いてはくれませんか?』

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 申し出てくれたのは、椿なりの善意で、他の面々も一斉に賛同してくれた
 柚の仕事っぷりは、早くも皆に気に入られたのか
 口々に「名誉なことだ」
 と

 旅籠(はたご)、旅館の下働きより、ずっと素晴らしい事なんだよという。

柚『で、でも! 私は此花亭に帰りたいんです!!

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 す、すみません!/謝る事なんてないよ、下働きなんて言ってごめんね?

俺が悪かった!
 思わず叫んだ柚に、「そうか、きっと大事な役職なんだね?」と謝る一同。
 しかし、柚はしどろもどろで下っ端です…
 と

 お前がいなくったって、誰も困らないだろー!

 言ったら怒られた!
 その上、返す言葉もございませんなのだった!!

 この俺っ娘さん、ホント良い人だな!

柚『そ、そのとおりですぅ~~~

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 柚が拾われた過去回でも、「稲荷神社の御使い狐」というのは
 大変名誉なことだ、という話がありました
 だから彼女らなりの善意。

 てか八百比丘尼様、マジで稲荷様にツテがあったんかい! 

柚『それでも、私が帰れる場所は此花亭だけなんです!

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 じゃあさ柚? 帰れたとして、その仲間達とはいつまで一緒に居られるんだい

先を見据えて
 大切な仲間だという柚、だが「職場」から、皆いずれは独り立ちする
 感情的な柚に、椿は少し突き放した言葉をかけた
 と
  
 いつかは離れ離れになる仲間なのに、何故そこまで帰りたがるんだい?

 条件の良い職場からの誘い
 もっと将来を見据えて、冷静に考えてみちゃどうだい?と

 柚とて、皐が巫女志望なのを知っていますし。

柚『それは…、出会ってしまったからです

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 それは…、出会ってしまったからです
 皆に出会う前の私には、戻れないからです。

 過去「きっと私が、稲荷神社の御使い狐なら、あんな事いいません!

 いつか別れる日が来るとしても
 それでも、此花亭で出会った仲間を
 たくさんの方たちを

 好きにならずにはいられないのです。 


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 バカだね、アンタ…。

その手にないもの
 出会いは変化、何故と言われても、柚自身が「此花亭の皆を好き」になった
 だから、帰りたくて仕方がないんだよ
 と

 他の誰かの為に帰りたいって巻物に願いを書けば?

 二重に呆れた様子の椿さん
 ここは願いを叶える場所、だから願ってみればいいじゃないか!

 もちろん椿自身、そんな力なんてない。

椿『願いを聞いてくれる人なら、いるかもしれない!』

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 うむ、せいぜい頑張れ!
 ダメだこの人、もう温泉しか頭にない!
 解ってる解ってるんだ!

 でも、こういう存在だからこそ、公平でもあるっていう。

『椿もここじゃ、お前と同じ新入りなのさ』

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 元々務めていた社が土砂で流されてね…

ほっとけない
 小さい頃に居場所を失い、各地を転々として、ようやくここに居ついたという椿
 だから、「ほっとけない」んだろうよ
 と

 だから、お前の言う「帰れる家」ってのが、あいつには無いのさ…

 椿には帰れる家が無い
 だからこそ、「帰れる奴」は帰してやりたいんだよ、きっと…。

 帰れない辛さを、誰より知ってる奴だから。

『っと、喋りすぎたな? また怒られちまう』

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 これを聞いた柚は、とっさに近くの巻物に「願い」を捧げます
 答えは、もう想像がつくというもの
 が

 さしあたっての問題は、「霊力の高い眷族」。

『やっぱり無理かぁ、時間移動なんて、何百年も生きてる眷属でなきゃ…』

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 そんなすげー霊力もった狐、どこにいるんだよ…。

叶える人
 神の道で訪れたが、帰るには、時と場所が分からないため使いようが無い
 しかし、願いで帰るには「霊力」が必須だ
 が

 あいつら…、こんな遅くまでどこ行ってるんだい?

 再び現代の此花亭
 瓜乃介と、独り残った女将が小さく囁いた事が転機となった

 即ち、“何百年も生きた眷族”が!

“女将”『帰っておいで

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 柚に、帰ってきて欲しいという人の為に帰りたい、他者の為の願い
 条件は、女将が寂しがったことで満たされ
 女将の霊力で起動した

 あの巻物が輝き、我知らず“書いた当人”が触れ、願いは叶えられる事に。

椿『なんだ? あっちでもアンタの帰りを願ってる奴がいるじゃないか』

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 柚が持っていた巻物は、「眷族である女将」が大昔に書いたもの

願う者
 冒頭によれば、巻物には、書いたもの自身で封印が施されていたのだが
 椿こそ、“若い頃の女将”であったのだ
 と

 いっちまいなっ!

 あっちでも願ってる奴が居る。
 その言葉は、「こっち」の椿自身も願っていたんだよ、って。

 そんな意味に感じました

皐『…早く、帰って来い!

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 あけましておめでとう!

何ででしょうねえ
 再び現代、棗と蓮がイチャつき、またお菊がむしゃむしゃやって咎められた頃
 柚は、なんとか現代に帰還!
 と

 何故、お前はいつもあらぬ方向から出てくる!?

 親方、空から女の子が!
 すごいぞ、百合の園は本当にあったんだ!!

 皐ちゃんは最後まで災難ですね!

皐ちゃん! 皐ちゃん! もう会えないかと思いました!』

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 傍から見れば、迷子になった事にガチ泣きする柚
 ガチで、心配していた皐
 相思相愛である

 冗談抜きで、数百年前だったんですけどね!

桐『では、改めて……』

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 あけまして、おめでとうございます!

まあいいさ
 揃って帰った仲居一同に、女将はいつものそっけない態度で迎えるのだが
 柚の頭巾に、奇妙な既視感を覚える
 が

 まあいいさ、明日も仕事なんだ。寝坊するんじゃないよっ

 直ぐに向き直る女将
 でもいつものつっけんどんな態度も、今までと違って感じます。

 額のは、眷族である証だったんですね。

『あの…、女将さん! ただいま帰りましたっ!!』

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 ああ、おかえり…。

まさかね?
 柚の改まった言葉に、女将“椿”は、柚が帰ってしまった後の事を思い出す
 あの後、稲荷神は「温泉を掘りたい」ときかなかったのだ
 が

 では他の神にも貸し出せば良い、いっそ温泉宿にするのはどうじゃ?

 温泉掘っても持て余すだけ!
 そう取り合わないでいると、「此花亭」そっくりのアイデアとなったのだ

 むろん、「まさかね?」と取り合わなかったが…。

柚『椿さんに、あたたかな家が出来ますように』

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 去り際、柚が書き残した願いを、上司の「柳」がそのまま保管していた。
 二人に呆れながら、椿は“おせっかいな子狐”の願いの横に
 新たな一文を書き足していた

 以来、柚の名前と共に、数百年の間すっかり忘れ去っていたのだ。
 
『右の者が道に迷った時、この者の帰りを待つ人たちの元へ戻れますように。椿』

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 随分、昔の事で…、もうすっかり忘れちまってたよ

噛み締めて
 女将、椿は思い出した訳じゃない、そんな願いをしてくれた奴が居たんだと
 子狐の名前も顔も、すっかり忘れてしまった
 が

 ああ…、おかえり。

 噛み締めるようにもう一度。
 おかえりが言える、あたたかな家を願っていた、願ってくれた人がいた。

 今の自分は、本当に幸せなのだ、と。

どんな昨日にも もうきっと戻れない♪

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■四時・草の縁 歌詞
 迷い込んでついたのは
 素敵な 居場所だったけど
 私には待ってくれる 人がいる
 だから行きます
 雪の降る 夜空からも
 呼ぶ声がする

 こんなにも 確かに
 心へと寄り添ってる
 どんな昨日にも もうきっと戻れない
 胸の中には
 たくさんの ありがとう
 大好きな ひとたちに
 届きますように

 また会う日まで


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 椿さんに、温かな家が出来ますように。

また会う日まで
 最後は柚の特殊ED、四時・草の縁 歌詞の一つ一つは今回の話を辿るもの。
 やがて、本作最後のお客が此花亭へ
 と

 いらっしゃいませ、此花亭へようこそ♪

 視聴者自身が最後のお客
 そう感じさせる演出で、アニメ版このはな綺譚は閉幕

 いい最終回だった!

また会う日まで…♪

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 マーライオーン! そしてエンドカード!
 ていうか、柚ちゃんのマーライオン押し!
 ホント懲りない!

 柚の絵日記みたいな〆だコレ!

柚『…去年の今頃は、こんなに賑やかな毎日が来るなんて、夢にも思わなかった』

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 冒頭での柚の感謝と喜びは、まんま女将さんに通じるものだったんですね

思いがけない日々
 最後は此花亭誕生篇、実は神様の気まぐれで建てられ、眷属だった椿が任せられたもの
 当時、孤児となって各所を転々としていた椿さんの願いが
 時を越えて「叶っていた」物語

 あの頃は、こんな幸せな出会いがあるなんて思いも寄らなかった

 これもまた、日々の忙しさの中で
 つい忘れそうになる事

 今の自分が、どれだけ幸せなんだろうと思う事か。

女将さん、椿自身も“居場所”を失った事があった

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 帰りたいというけど、どうせ、いずれは別れるんだよ? と。

椿の助言
 もう帰れない、帰りたいと泣き出した柚への助言が、後から思うと印象的です。
 だって、椿自身が一度居場所を失って
 各地を転々としてた

 辛いかもしれないけど、人生、唐突な別れがつきものだと知ってる。

 あの言葉は、椿の「経験者の言葉」だったんだなぁ
 と、思うとちょっと重い。

 本心からの、優しい助言だったのですね。

確かに、別れはつきものかもしれないけれど

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 でも出会ってしまった、大切な仲間だと思う気持ちは、芽生えてしまったから。

一期一会と一生一緒と
 確かに、いずれ別れは来るかもしれないけど、でも諦めたくなんかない。
 そのくらい大切になった、自分は「出会って」変わったから
 柚の返しも大切

 割り切るのも生き方だし、柚は「バカ」かもしれないけれど。

 それでも、そんなに帰りたいならと手を貸した椿さん
 ハンサムだったんですね。

 今もハンサムですが(獣的に)。

一期一会、人生は別れの連続かもしれないけれど

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 過ぎ行く出会いを心に残したり、大切に思う人と居たいと思ったり
 流れる回想に、一つ一つの出会いを思い返すのも
 懐かしくて温かい

 ポジティブな別れの連続も、素敵なお話でした

女将もすっかり忘れて、屋根裏に放り込んでいた荷物

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 おむすびころころみたいに、巻物を追っかけてトラブルに。
 女将自身は、捨てちまえって本心から思ったろうし
 どれだけ大切か忘れてた

 昔の願い、昔の出会い、今の幸せ、人間って本当に忘れやすいし鈍感。でも悪くない。

『『『急がしや…、急がしや…』』』

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 しかし、あのコミケ前の印刷所見たいな集団って、神さまや使いだったのね
 キャストを見たら、「なまはげ」とかあって笑えます
 年末って忙しい!

 前回、「神さまは直に繁忙期だ」って話、前振りだったんですねえ

初詣というのは、「去年ありがとうございました」を言いに行くのだ!

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 たまに神社にきて、身勝手なお願いするなんて人間くらいよっ!

初詣の舞台裏
 神さま、というか「願い叶え部隊」の眷族さん達、舞台裏がちょっと笑えました
 蓮ちゃんの考えは、伝統的なものでしょうけれども
 実際に大変な有り様だった!

 前回も、困ったときくらいしか頼られない」とボヤいてた神さま方

 みんなが一斉に願うから、神さまも大変なのね!
 あと梢ちゃん可愛かったです。

 現在も此花亭に残り、食堂を預かっている彼女も「眷族」だったんですね。

社会は助け合いで出来てる、私達はその手伝いをしてるだけだ

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 実際、人のむき出しの心に触れてしまい、心が折れかけた柚。

神様の助け
 自分の願いは自分で叶えろ、自助努力を土台に、それでも「ここしか頼れなかったんだろ」
 ほっとけないんだ、と奔走する椿さんの姿
 姿勢がカッコ良かったです

 自分自身も他人も、甘やかしてはいけないし、かといって見てみぬふりもしない

 匙加減は難しいかもしれないけど、大切な事だと感じました

あとノースリーブ巫女服がエロかったです

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 俺っ子先輩巫女のサターニャもとい、柳さんいいよね…。
 椿の頑張りを見守り、柚の願いをそのまま残しておいたり
 口は悪くて調子に乗りやすくて。

 椿さんも椿さんで、愛されてたんですね

2017年12月20日 このはな綺譚 第12話「大晦日の奇跡【最終回】」

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 岡本監督自身が演出、絵コンテを両方担当!

スタッフ
 脚本:吉岡たかを
 絵コンテ&演出:岡本英樹
 作画監督:河野のぞみ・樋口博美・安形佳己・山本由美子・難波聖美・成川多加志・星野真澄・黒澤桂子
 総作画監督:黒澤桂子
 アニメ制作:Lerche/ラルケ
 原作:天乃 咲哉/漫画/月刊バーズ・幻冬舎コミックス刊
 制作協力:なし

あらすじ
 年の瀬も押し迫り、今日は大晦日。
 蓮の手作り年越しそばに舌鼓を打ち、此花亭の柚たちは二年参りに向かいます。
 思い返せば一年前はまだ比丘尼様と二人きりで…
 柚は、そんな感謝を神様へと伝えます。
 やがて除夜の鐘が鳴り始めたその時柚は…。

皆のお家にかえりゃんせ。いい最終回だった…!

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■四時・草の縁 歌詞
 迷い込んでついたのは
 素敵な 居場所だったけど
 私には待ってくれる 人がいる
 だから行きます
 雪の降る 夜空からも
 呼ぶ声がする

 こんなにも 確かに
 心へと寄り添ってる
 どんな昨日にも もうきっと戻れない
 胸の中には
 たくさんの ありがとう
 大好きな ひとたちに
 届きますように

 また会う日まで


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 宇迦之御魂神はcv桑島法子さん、天然系ボイス最強の一角である(多分)。

このはな綺譚
 綺譚、というタイトルだけに、綺麗な後味を残す物語の連続。
 元々は、普通に「奇譚」だったそうですが
 この方が合う気がします

 女将役、緒方恵美さんの少年を思わせる声素敵でした

 エヴァのシンジ君が時々出すみたいな。
 快活でハンサム!

 あっちでもアンタの帰りを願ってるって言葉が、ちょっぴり泣きそうな声に感じたり。

 此花亭誕生事件、思い思われる幸せ、いい最終回だった!


 このはな綺譚 第1話「さくやこのはな」、柚、※春ウララ、君ト咲キ誇ル
 このはな綺譚 第2話「春の旅路」、皐
 このはな綺譚 第3話「恋待ち焦がれ」、蓮
 このはな綺譚 第4話「夢の浮き橋」、櫻、※夏咲き恋花火
 このはな綺譚 第5話「梅雨送りし」、お菊&瓜乃介
 このはな綺譚 第6話「此花亭怪談」、桐。※オープニング小変更
 このはな綺譚 第7話「夏祭りの夜」、棗。※茜空、君舞フ紅葉ノ散歩道
 このはな綺譚 第8話「かりそめの訪客」、椿。
 このはな綺譚 第9話「泡沫の…」、蓮&棗
 このはな綺譚 第10話「姉上襲来」、皐&柊 ※雪華煌めく家路にて
 このはな綺譚 第11話「神様の休日」、桐&櫻
 このはな綺譚 第12話「大晦日の奇跡【最終回】」、若椿&柚 ※四時・草の縁


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