試し読み 河合 単 銀平飯科帳 7巻 感想 レビュー 考察 画像 ネタバレあり これまでの感想はこちら
名物男がやってきた! ふいご祭りに十三里、多種多様、からすみ食べ比べだ!!

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拙者もこの街では、迷子みたいなものだから」と、迷子に優しかった平山殿が切ない
 江戸時代に帰れなくなった平山殿、一見、現代を謳歌し人気者になったけど
 時折見せる寂しそうな姿、最後は戻って欲しい

 また、江戸ジビエ、獣王焼きって“アナグマ”!? 脂が旨いってマジらしいぜ!

江戸イベント「ふいご祭り」も楽しい!
 針供養のように、鍛冶道具「ふいご」にみかんを供え、これを町中でバラまくのだとか
 食べると縁起がいいってんで、今もあるそうですが面白い!
 大掃除といい、何もかもが賑やかで。

 落ち葉を集め「十三里」を蒸したり、江戸の日常が、本当に楽しそうな巻でした 

口癖は「前例がない!」。江戸のエリート公務員、事なかれ主義の権化だった平山殿

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 でもそれは、地道な努力の積み重ね。この人、実は銀次さんと正反対なんだなって。 

あらすじ
 現代に迷い込んだ江戸城・賄頭、平山堅衛門は、一晩過ごしてしまい帰れなくなった
 設楽氏に事情を聞き、銀次は彼を「居酒屋・銀次」で雇う事に決め
 江戸知識、達筆、料理人として彼に多くを学ぶ

 満腹鯛に磯雪、鯵膳、江戸からすみに獣王焼き、ふいご料理に十汁!

 幸い、平山家は弟が家督、賄方を務める事になり
 平山殿自身も現代へ馴染んでゆく

 外国人クレアと平山殿、鮭の徳川ロール! 今日も居酒屋・銀次は絶好調…?

前巻ラスト、酔っ払って「現代」に迷い込んでしまった平山殿は

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 設楽さん、いつか再会できないかって、井戸の傍で過ごし続けてるんでしょうか

帰れない!
 予告通り、やっぱり江戸に帰れなくなってた平山殿! 予告がネタバレしすぎ!
 幸い、図太い性格だからと銀次も受け止め、彼の店で働く事に。
 住民票とか、警察が来たらどうするんでしょうね

 この件で、一晩過ぎたらアウト、設楽さんも経験者と銀次は知る事に

 従業員も増えましたし
 銀次には、得る事が多い事件となりましたが、やっぱり平山殿はなぁ…。

 正直、私だったら途方に暮れるわ…。

鯛に詰め物した美味しい料理? “満腹鯛”でございます!!

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 ホロホロと揚がった鯛の作画、すごいなこれ…。

鯛の丸揚げ
 何でも、小鯛の内臓とエラを除き、醤油で下味、これに「崩した豆腐と葛粉」を詰め
 小麦粉をまぶして、カラッと揚げたんだそうな。
 外と中の対比が妙!

 現代アレンジは、カッテージチーズを詰め、オリーブオイルで揚げる!

 同じ対比だけど、中身のコクが増してて旨そう!

帰れなくなった平山殿と、連れ立ってラーメン屋にいったところ

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 ラーメン論評パート、完全にラーメン発見伝だからちきしょう!

旨くないわけがない!
 昆布水つけ麺、これは昆布出汁に漬けた麺を提供し、つけ汁で頂くというもの。
 つけ汁に加え、昆布出汁の旨味が加わるんですから
 旨くないわけがない!

 応用し、古典料理「磯雪そば」を提供する平山殿! この人も凄いヒトだった!!

 共通項は「麺が固まらない」事
 ざるそば、つけ麺の、麺が乾いて固まっちゃう難を克服する料理法なのね

 豊富な知識で、平山殿は居酒屋・銀次を支えてくれる事に。

現代人となった平山殿、早くも「インターネット」に通じる

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 幕府が滅ぶ? あの偉そうな奴らが路頭に迷うのか!! とか笑う畜生の鑑

実は20歳だった…、だと…?
 でも一見、未練がないようで、唐突に取り寄せた「鯵の干物」が大きな縁に。
 活用法を探していると、これが彼の好物だった事に行き当たり
 ご母堂にご馳走してもらう銀次

 家では真面目、それに倹約家で勉強家、立派な人だったんだ

 息子を想い、母が作ってくれた鯵尽くしが美味しそうで
 彼が家を思っている事も判明して。

 軟弱なようでやっぱり武士、人前では平気ぶっている面もあるんでしょうか

イタリア人を納得させろ! 江戸、からすみ食べ比べ回!!

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 からすみパスタって、イタリアに実際にある料理なの!?

からすみ祭り
 イタリア人を唸らせるからすみを…、と、のび太くんみたいに頼みにいく銀次さん!
 からすみ大根、からすみ茶漬け、贅沢な食べ方してらっしゃる!
 すると「試作」に居合わせてしまう二人

 色んな魚卵でからすみ! まあ贅沢!! “魚八”が今回の焦点に

 それぞれ、独特な美味しさだったそうですが
 この「魚八」とはタコ。

 タコの卵のからすみとは、卵黄のような、ねっとり濃厚な美味しさになるとか…。

濃厚なイクラのような、白子のような…、タコの卵!

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 この回のオチ、ビンテージワインを飲んじゃった平山殿もズルい!

タコからすみパスタ!
 これは、江戸風という事でそば粉も使ってますが、イタリアもそば粉スパがあり
 濃厚に絡むからすみと合わせ、イタリアオーナーを満足に
 タコのからすみとは…

 塩漬けにして塩抜き、乾燥させるそうですが、そんなに旨いのか

 そもそも、イイダコの卵くらいしか知らなかったよ!

ステーキなんて、高い肉を焼けばいいだろ? とか言ってしまった銀次は

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 迫力の「百獣の王の脂焼き」、これがムジナの事だった!

獣王焼き
 うっかり、高級ステーキ店主を怒らせてしまい、「肉」について江戸で学んだところ
 余熱で焼くとか、オーブンを使うといった現代的な技法が
 長い蓄積で生まれたと再確認

 加えて、“薬食い”と称し、今で言うジビエを食べていた江戸で「アナグマ」を実食

 実際、現代ジビエでも美味しいと評判の肉だそうです。
 こんな見た目で美味しいのか…

 ただ現代は、外来種“アライグマ”爆発的繁殖で、住む場所を減らしてるらしい。

現代でも、一部で生きている「ふいご祭り」とは? 日本料理には珍しい素材が光る!

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 みかん鍋! ちょうど前々期、ラブライブでも知ったけど…?

ふいご祭り
 前述の通り、鍛冶屋さんが道具を休ませる年中行事、その折はみかんがバカ売れし
 街角でみかんが飛ぶなど、なかなか愉快な光景だったようです
 何でも祭りにしちゃう時代ね!

 江戸では、みかんを入れた汁でしゃぶしゃぶする、「湯みかん鍋」も体験

 かなり奇妙な見た目ですが
 具材が鯛なので、臭み消しとして役立つのだとか。

 最後、熱を通したみかんもオツな感じだった!

江戸知識の宝庫として、店に欠かせない存在となった平山殿

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 物知らずな銀次に、平賀と仲良くツッコんでた平山殿。実は…?

血縁判明
 実は平賀の母方が、平山家の子孫だったらしいと判明。
 酒癖の悪さも、しっかり遺伝してたみたいですが
 これって伏線なのか…?

 もちろん、弟さんの子孫なのかもだけど、酒癖悪いのは彼だし!

 後でちゃんと、江戸に帰れるって伏線なんだろーか…?

受験生の夜食を考えよう! お腹を満たし、かつ眠くならないメニューは…?

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 焚き火で「くりより旨い十三里」、すなわちさつまいもを蒸してた長谷川家。

十三里
 答えは、さつまいもから作った麺! 「千の手間がかかる」というさつまいも団子
 これを麺にした「せん汁」を、更にアレンジして「十汁」にする
 省力化アレンジが銀さんらしい

 消化に良い食べ物なら、眠くならないはずということでさつまいも!

 食後に眠くなるのは、消化に体力を消耗する為とされますが
 さつまいもはホント優秀なのね

 もっとも、せっかく考えたのに、「そのままが一番!」って焼き芋ばかり食べてたそーな

「拙者さん」として人気者になる平山殿、しかし彼自身は

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 この人の素直な笑顔って、すごく珍しい気がする。

迷子二人
 休日、外国人の迷子に懐かれ、一緒に食べたカニ大根鍋も美味しそうでしたが
 少女に、「決められた人生」の先輩として、勉強する大切さを説いたり
 肩の力を抜く必要をがなったり

 クレアも、敢えて「悪人に捕まった」とウソ証言したり、賢い子でしたね

 自分は嫌な奴だと自認する平山殿
 真面目だと慕われてたけど、演技に過ぎない自分が、イヤになってたんでしょうか

 自由な生き方や素の自分、今がプラスになって帰れれば良いのですが…

“塩引き”で、江戸でも人気だった鮭! 「おそれおおい料理法」とは!!

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 アスパラを巻き、徳川「葵の御紋」に見立てたシャケの皮!

塩引き鮭
 江戸前の豊富な魚介が入る江戸、しかし、北の地から届く鮭も人気だったとかで
 前期の頃は、まだ武家の贈答に用いられるような高級品に留まるも
 松前藩の開拓で、庶民の口にも入るようになったとか

 特に江戸城は、各地からの贈答品に、鮭も毎年届いてたのでしょうね

 そんな今回、「鮭は皮が旨い!」のが結論なあたり
 美味しんぼを思い出しますね

 しかし御紋に見立てるのが、本作らしい!

収録

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 自分用かよ! ってめっちゃ笑った!!

 ビッグコミックス『銀平飯科帳 巻』
 河合 単。小学館 ビッグコミックスペリオール連載、
 2018年4月(前巻2017年11月)

収録
 第54話「満腹鯛」
 第55話「磯雪」
 第56話「鯵膳」
 第57話「江戸の卵」
 第58話「百獣の脂」
 第59話「ふいご料理」
 第60話「十汁」
 第61話「平山さんの休日」
 第62話「水戸ロール」

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 らーめん才遊記 9巻 久部緑郎&河合単
 らーめん才遊記 10巻 久部緑郎&河合単
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 うんちくラーメン -なぜラーメンのナルトはうずまき模様なのか-

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 銀平飯科帳 2巻
 銀平飯科帳 3巻
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 銀平飯科帳 5巻“蘭学料理” 鹿児島のラーメン狂!
 銀平飯科帳 6巻“膳奉行”決闘! 江戸は牡蠣の名産地!?
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