公式サイト このはな綺譚 第5話 5話 感想 梅雨送りし レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 19時追記 前回はこちら
怖がらせたかった訳じゃない、ただ完成させたかった訳じゃない、笑顔に転じる狐宿!

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開幕ホラー! 揃って“怖い顔”だった二人が、笑顔を取り戻していく日々が楽しかった!!
 機織のお姉さん、駆けつけた柚に笑顔満面
 せっかちなのが可愛い!

 虹の反物、柚がどんな顔をするか、楽しみで待ちきれないって顔だった!

怖い顔と原点
 人形として、皆と楽しく遊びたい、機織で「誰かが笑顔になる喜び」を思い出した二人
 前半、定番ホラーをドッタバタにしてると思ったら
 芯が温かい話で素敵です

 ゴスロリお菊ちゃん、暴れん坊ハサミマスター櫻ちゃんが最高だった! 怖い!!

人形供養に、しみじみ十分と告げた和尚さま

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 たぶん預けた人は、「厄介払い」「悪霊をやっつける」的な意味で渡したんだと思います。

人形供養
 でも和尚はそうじゃなく、苦しんでいるのを、どうにかしてやりたかったんだなって。
 トボけた和尚さまの、すごく気遣ってた事が伝わるようで
 前半、締めが穏やかで素敵

 大事なのは、相手の心を労わる事なんだなー、って、しみじみ感じました。

終始、モノクロで過ぎていったBパート

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 ラスト、一気に色を取り戻すのが鮮烈! 「夏到来だ!」ってラストだった!!

あらすじ
 常連、和尚に持ち込まれた「呪いの日本人形」を、物怖じしない此花亭の面々は玩具にしてしまう 
 でも本当は、“遊んで欲しかった”と思い出した彼女は浄化され
 お菊と名付けられて従業員に

 そんなお菊の初めてのお客は、難しい顔で機を織り続ける少女。

 一心不乱に織り続ける少女だが
 彼女も、昔は「誰かの笑顔」の為に織っていた事を思い起こす

 織り終えると共に、鬱々とした梅雨は終わり、色鮮やかな夏が訪れる!

 次回、第6話「此花亭怪談」

だぁれもいないはずの 薄暗い廊下を… ずるり… ずるりと音を立てて歩く子供の姿が

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 此花亭は宿場町、あの世と、この世の“旅”の中継地に作られた温泉街
 そこで、一時の夢を楽しんだ“旅人”との出会いから
 今宵は怪談にございます…。

 ずる…、ずる…、ああ…、ラーメン食べたい。

その肌に血の気はなく 硝子で出来た冷たい瞳が… ぎょろり

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 そのはずが…、どうしてこんな事に?

どうしてこうなった
 誰も居ないはずの廊下を歩く人影、その正体は、“呪いの日本人形”であった
 が、女子供は人形遊びが好きだから。
 ご覧のザマでございます

 いや、棗ちゃん、小学生男子アンタは!?

 謝って!
 ねえ、全力でホラー作画した人に謝って!!

 もうホント、デリカシーがないわね!

『和尚…、このお人形は?』

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 此花亭の常連客、度々、モブで映っていたロングヘッドな坊主に持ち込まれた
 歩き、喋り、髪が伸びる「程度」の呪いの人形
 彼は供養を頼まれたのだ
 が

 彼にすれば、「その程度」だと。ククク…、奴は呪いの人形でも最弱。

棗『ねえねえ! 机飛ばしたり、皿投げたり出来ないのっ!』

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 そういう、品のない怪現象は、南蛮人形にしか出来ないのっ!

なるべくしてこうなった
 棗にがっかりされた人形を、「貴方には貴方の良さ」があると、慰める柚だが
 それでは、人形側も当惑するばかり
 で

 お前の気遣いは、たまに残酷だ。

 とは前回で救われた皐。
 むしろ、「あれ? 私そこが悪いと思われてる?」と抉り出してしまうのである

 抉り取り系ヒロイン・柚である。

『腕とか足とか外れて、がしょーんって変形したり!』『するかあ!?

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 お菊ちゃん、ずいぶん髪伸びてるね?/お菊さんと仰るんですか?

※違います
 今まで、自分が夜中に歩くだけで、みんな怖がって泣き出したのに! と不服な「人形」
 歩くどころか、ブレイクダンスしようがダメでしょうねえ
 で

 雰囲気で名前つけるなー!?

 日本人形と言えば「お菊」
 これは古来より伝わる、伝統的命名法だけど違ったらしい

 さっきから、じっと見てる櫻ちゃん可愛い!

棗『さくらー? はさみ持ってたよね? 切ってあげなよ?』

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 何故か死んだ目で即応する櫻さんマジかわいい。
 いや、いつも大体こんな感じだけど
 3割増しで目が死んでる!

 人形の方が、よっぽど活き活きしてるじゃねーか! 

人形『なんか…、目が怖い!?

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 櫻ちゃんの笑顔、初めて見ましたっ!

柚とハサミは使いよう
 かつて子供を泣かせ、親御さんを怯えさせ、お寺に預けられた程の猛者をして
 ビビらせる櫻ちゃんマジ可愛い!
 で

 せめて…、この子以外に頼んでー!?

 無理でした…。
 今週、柚さんの台詞がいちいちひどい。

 ずっと大聖人だった反動ですね!

こうして、こうなった

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 何という事でしょう、長かった髪の毛は、姪っ子が遊んだ後のような
 テキトーに、切り揃えられてないワイルドヘアに!
 櫻ちゃん不器用だった…!

 本来、匠が作った一級品の人形らしいが、バービーちゃん人形以下だよ!

こんなにブサイクじゃ、お人形として用なしだわー!』

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 その卑屈な考え方が、ブスなのよ!
 あのねアンタ、女に生まれただけで奇麗になれるなら、誰も苦労はいらないのよ!
 女は 磨いて、努力して「女」になるの!

 櫻ちゃん、ハサミ貸して!


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 これが…、私?

劇的ビフォーアフター
 女に生まれるのではない、人は磨いて「女になる」のだ…、全国の女装男子も納得の言葉。
 てなワケで、完成したのがツインテール
 と 

 って、人形の種類変わってるじゃないー!?

 ツッコミがいねえ!
 今回ばかりは、実はロリ巨乳の蓮さんさえ、率先してボケていくスタイル

 此花亭は、狐の宿だから仕方ないね!

蓮『うーん…、気に入ってたけど、この帯揚げ、使っちゃうか』

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 しかし「着物」作りに、気に入っているという帯揚げを切り始めた蓮に
 人形も困惑、そこまでしなくてもと止めるのだが
 蓮は、もちろん止まらない

※帯揚げとは、帯の上辺を飾る小さな布で、当時のお洒落ポイントでした。

『…私のお古も使いなさいっ』『確か、端切れならあったはずだ』

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 奇麗な瞳ですねえ、硝子がきらきらして、陶器のお肌も真っ白で透き通るようで…

戸惑い
 いつしか、仲居たちの総力戦となって、「人形」に似合う新しい着物が仕立てられてゆき
 人形は“好意”に戸惑う
 と

 きっと大切な女の子の為に、丹精こめて作られたんですね

 他人の好意に戸惑う心
 それがある者は、決して「悪いもの」じゃ、ないのではないのでしょうか

 和尚、桐さんもにっこり…、と。

回想『“イヤだわ…、日本人形なんて薄気味悪くて”』

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 人形は、自分で言ってたように、「周りを怖がらせる」ものでした
 けど本当は、初孫の為にと丹精込めて作られた
 一級の人形です

 彼女自身、愛情と善意で作られたはずだったのです。でも…。

『“特に、この眼、じっと見られているみたいで…”』

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 ねーっ! おかあさん、着せ替え人形買ってーっ!! 今、はやってるやつー

幾年月
 人形の役目も果たせず、気味悪がられ、幾年にも渡って物置に仕舞われた
 それでも、「初孫」自身が見つけてくれれば…?
 が

 まみも買ってーっ!

 古くさいからと放置され
 気付けば、初孫どころか二人目が生まれるほど、外では時間が過ぎていて。
 
 必要とされるのは、流行の「南蛮人形」。

『ねえ…、私と…、あそびましょう?』

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 彼女が「動き出した」のは、自分も必要として欲しい一心だった
 けど、子供も大人も怯えるばかりで
 呪いの人形扱いに

 根底にあったのは、善意と寂しさと“時代の流れ”だったのね…。

『人形も寝るんですね?』『瓜乃介、起こしてはいけませんよ』

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 何で給仕服なのよ!?

人形供養
 必要とされなかったのは辛いけど、でもそれも、悪い夢だったと思えば良いのでしょう
 もう「それ」は、過去にしてしまえば良い
 と

 ああ…、あの人形でしたら。もう十分供養になったでしょう。

 何て立派な給仕服!
 獏の瓜乃介に、「悪夢」を食われた人形は、すっきりと再出発する事に

 EDのトーテムポールは、彼女だったんですね!

アイキャッチは、「お人形」と瓜乃介

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 供養とは特に日本では死者への冥福を祈る、心安らぐよう祈る事
 和尚さまは、何とかこの子の魂が安らぐようにと
 此花亭を訪れたのでしょうね

 期せず、“子供が欲しがりそうな”現代人形風に、さすが蓮さんというべきか! 

女将『ふーん? なるほどねえ…、和尚からの頼みじゃ、断る訳にはいくまいよ』

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 あの…、名前は特に…/お菊、と言います!

君の名は。
 しかし、自我を得てしまったからには、居場所が必要となってしまった「お菊」さん
 半ば強制で、強面女将に面通し!
 で

 お菊! …まあ小間使いから頑張るんだね?

 人生、流されてなんぼですよ?
 怖いから仕方ない!

 和尚さんてば、今後の身の振り方まで、頼んでいっちゃったのね!

お菊『なんで私が、働く流れになってるのよ…』

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 お菊に言わせれば、自分は一級品の日本人形、つまり「求められる」側
 本来なら、彼女欲しさに高い金が飛び交い
 求められ飾られるもの

 食い扶持欲しさに、働くなんて筋が違うんじゃないか?と

桐『(日本人形…、には見えないわね……)』

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 じゃあ、お寺で供養して貰う?/それはイヤ!

貴重な西洋系
 こうして流されるままに、新たなロリが、此花亭に加わる事になったのでした。 
 教育係は柚が
 と 

 あ、柚ー? お菊に、仕事教えてやって?

 柚が「教える」側に!
 これは柚ちゃん、ちょっとしたマイレボリューションですね!!

 そして今回、ここまで風呂パートなし!

『他所は明けたのに、どうしてここは明けないんだろう?』

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 さてBパート妙に薄暗い理由は、ずっと雨が降っているから
 当然、照明は「ろうそく」などに限定される舞台ですから
 空が暗いと家も暗い!

 サブタイ通り、何故かここだけ、梅雨が明けないという異常気象に。

蓮『庵…? ああ、あのお客様……

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 でも何でわざわざ庵なの? 部屋、まだ空いてるみたいだけど

「お菊」定着
 食事を届けるのも大切なお仕事、ちょこんと肩に乗せ、紫陽花の小道を登る柚
 庵には、“足踏織機”が据えつけてあるのだ
 と

 それはここが、機織小屋だからですよ

 かったんかったん
 独特の音を立て、脇目も降らないお客様、この機織目当てに「庵」を使っているのだ

 どうも音がうるさいので、できるだけ離れた場所にしたらしい。

『部屋の片付けも適当でいいわ、邪魔しないでね?』

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 しかしお客さま、没頭する辺り、やはり食事もしておらず
 また、「邪魔しないで」とそっけない態度に
 お菊を怒らせる事に

 OPの眼鏡さん、機織さんだったのか…。

お菊『あのさあ、そんな言い方!

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 何なの…、あの態度!

一心不乱
 こちらを見ようともしないお客に、新人のお菊は怒るが、柚ももう慣れたもの
 きっと、お仕事に没頭されているのでしょう
 が

 実の所、昨日も殆ど食べてないのよ

 初めて料理人さんが!
 桐も、お客さんの事に悩んでいたが、今のところどうしようもない

 けどあれじゃ、早晩参ってしまいますよね…。

桐『困ったわ、あのヒトは特別なお客様だから』

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 思わせぶりな桐、またBパートは、どこか一枚絵めいた演出で
 暗い絵面と、ぴったりの静かな雰囲気に
 どこか非現実的。

 Bパート、昔のモノクロ写真みたい。

皐『どうした柚? …お囃子みたいだな、あの音』

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 諦めたわけじゃないぞ? 年季が明けたら、また巫女を目指すさ

別れが待つとしても
 他方、響いてくる機織の音に、気負いなく神社の事を口にした皐を思う柚
 第2話の台詞に、今なら意味が解るから
 と

 そうですね

 前回、キレて棗を殴った皐
 でも今は、第2話の時のように気負いなく、“お囃子(巫女の舞の伴奏)”を口にする皐

 心境の好転を察したか、柚さん嬉しそうであった

お菊『これを庵に? …私一人で?』

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 桐は、忙しくてもつまめるようにと、お握りをこさえてお菊に持たせる
 これなら、お菊にだって持って行けるから
 一石二鳥!

 もちろん渋られるが、「こんな簡単な事も出来ないのかい?」と

お菊『運ぶのは良いんだけど、気が乗らないのよねえ…』

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 これ、庵のお客さんに! おねがいっ!!

髪は刹那のお友達
 ところがどっこい、櫻さん! 笑った、櫻ちゃんが笑ったよすごい顔で!!
 お菊さん、すっかり瓜乃介を乗りこなして…
 で

 もー! 髪は切らなくて良いんだってばー!?

 付き合いが良い瓜乃介!
 いやあ第1話以来に、櫻ちゃんが存在感を増してくれて、本当に嬉しい!!

 ありがとう…、お菊ちゃんの髪!

という訳で、庵リターンズ

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 庵には簡素な、草ぶきの小屋という意味があるんだそうで
 瓦じゃなく、かやぶきの屋根である模様
 草庵という言葉も。

 僧や風流人が、人里を離れ住む建物。そんな赴きの立派な建物!
 
『失礼します、おむすびを持ってきました』『頼んでないわよ?』

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 これなら食べやすいのではないかと、仲居頭から…

折りよく
 やはり食べていないお客に、心配げな柚、本当に食べてくれるだろうか?
 お客は、やはりこちらを見もしない
 と 

 後で食べるわ…、置いておいて

 一心不乱に反物を織るお客
 果たして何を、何で織っているのか不思議になるのが人情というもの

 桐は、彼女を“特別なお客”だと言いました。

柚『わぁぁ…、見事ですねえ!』

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 実は、糸の正体は雨、彼女は、ずっと雨を糸にして織り込んでいたのです
 空から下る、途切れない“糸”を紡いで
 糸巻きに留める

 彼女は、この梅雨空を反物にしていた、と!

これはまだ未完成! 出来上がったら、もっと奇麗に…』

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 あ、いえ! 反物も美しいのですが、お客様の手さばきが見事で、見惚れてしまいました!

鼻歌三町
 見たままを直球に褒める柚、思いもよらぬ賛辞に、真っ赤になったお客さん可愛い!
 何これ、イメージが一変しますわ!
 で

 皐ちゃんの言った通りだ…♪

 鼻歌を始める柚
 お客さんは、自分の仕事に懸命なあまり、自己嫌悪状態なんでしょうか

 そんな時、こんな褒められたら照れちゃいますよ!

『あ、あの、機(はた)の音が、お囃子のようだったので!』

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 もちろん「雑音」にお客はキレかけますが、それが“お囃子”と気付いて一変
 自分の機織で、心地よくなる人がいるだなんて
 お姉さんは想像もしなかった

 あなたの手さばきが奇麗だとか、音が心地よいだとか… 

『す、すいません! 今』『いいわ!

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 雨音ばかりで、飽き飽きしてたところよ。…少し、そこで歌ってて!

こほんっ!
 慌てて戻ろうとした柚を、咄嗟に呼び止めたお姉さん、この人こんな人なのね!
 照れ、笑顔で、和らいだ表情で織り上げる事に
 と

 見る間に出来上がっていきます、すごいですっ!

 柚の囃し歌
 終始、気を張っていたお姉さんは、おかげで緊張がほぐれたようで。

 歌声は、機織音と共に広く響くことに。

お客さん『ううん…、この程度じゃダメよ!』

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 柚の絶賛否定、厳しい顔の本音は、「姉たち」と比べて焦ってたのだ
 上の姉は仕事が速く、下の姉は器用で奇麗に織る
 もっと早く奇麗に織らなきゃ!

 この人は、姉「たち」の長所に追いつきたい、って張り詰めてたのね

『早く、奇麗に織れるようにならないと…、私は、どちらでもないから

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 でも、早くて奇麗は、お姉さま方にも出来ない事ではないでしょうか?

引き比べ
 ただ柚は「皐」を連想する、彼女だって、姉に負けないと息巻いている
 柚は、どのお姉さんも知らない
 が

 お客様の手で、みるみる雨糸が織りあがるのは、見ていてわくわくします!

 お客さんはすごい
 皐だって、柚から見たらとっても凄い人であるのと同様に。

 ストレートな指摘と賛辞、こんなの照れる!

『やはり、長い鍛練が必要なのでしょうね? 私が習っても無理でしょうか?』

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 自分もやってみたいという柚、だが、“雨糸織り”はお客さんの職能
 桜前線姉妹と同様、“天津神の神さま”に仕える
 三姉妹だけが出来るのだ

 お姉さんは、「だから無理だよ」という意味で、説明するのだったが…。

『ではこれは、天の神さまへの贈り物なのですね♪』

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 こんなに素敵なのですもの、早くお見せして、喜んで頂きたいものですね♪

誰が為か
 きっと彼女は思い出した、試行錯誤し、「うまく出来たよ!」って喜んでた時を。
 誰かに見せる喜びを
 と
 
 そうね…、喜んで貰えると嬉しいわね?

 そんな事さえ忘れてた
 今の彼女は、「織り上げ提出する」、機械的にやっていたに過ぎなかったのでしょう

 幼い頃、がんばってたお客さん可愛過ぎ!

お客さん『でも、これは未完成なの』

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 茶目っ気を取り戻した彼女は、ナイショで一番に見せたげる、と。
 だから、完成を楽しみにして欲しいって事
 そしてそして。

 彼女自身、柚が喜ぶ顔が見たい、と新しい原動力に。 

『もう少しで完成するから…、内緒で一番に見せてあげる♪』

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 お腹がすいたら食べて、疲れたら休んで…、そうすれば、また

おかか!
 夜を徹し織り続けるお姉さん、際し、柚の「根を詰めないで」という言葉が過ぎった
 頑張り過ぎて、忘れてた“休息”を取り戻す
 と

 うん…、がんばろうっ

 無言で延々でなく。
 一息ついて、小さな幸福を得て、また頑張ろうともう一度。

 おむすびは「見守られている」証!

完成したんですねっ!

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 翌朝ずっと機織の音が止まったままな事に、完成だと走ってきた柚
 しかしお姉さん、何故か「反物」の片端を握らせ
 二人で持つことに。

 梅雨の雨糸、その反物で…?

『はい、こっち持って? 手を離しちゃダメよ?』

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 見て!/やっと晴れたなっ!

梅雨を編む
 にこにこ待ってたお姉さん、きっと待ちきれなかったのだ、この「完成」を見せたくて!
 柚の笑顔が、どれだけ楽しみだったのか!
 で

 いよいよ、夏本番ね!

 梅雨を織って虹を編む
 彼女ら3姉妹は、“梅雨の終わりと夏の訪れ”、季節を司る人だったのね!

 鮮烈に変わる景色、とっても素敵なラストだった!

大惨事となった「人形供養」。櫻さん、何が琴線に触れたの!?

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 櫻ちゃんの笑顔、初めて見ましたー♪ とか柚ちゃん鬼畜ゥ!!

晩春、鬼畜こけし祭
 でも後から思うと、“一緒に遊んで欲しかった”っていう、お菊さんの望みまんまだったという
 違う、ワイが望んだ「遊び」はこんなんやない!
 違うんや!

 皐と棗の連想、姪っ子の人形みたいにされたお菊さん

 後から思うと、伏線的なものだったんですね
 お菊さん嫌がってたけど!

 大惨事だったけど!

「怖がらない」棗たちに憤慨、自信をなくしてしまったけれど

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 元々は、呪い人形として、怖がられたくて動き出したわけじゃない
 ただ遊んで欲しかった…
 と

 お菊回は、前半の彼女の台詞が、ひっくり返っていくのが見事でしたね!

私は一級品の日本人形! そんなお菊さんの自負

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 でも精巧すぎた、一級品だったからこそ怖がられ、死蔵されてしまった

お菊人形
 後から思うと、冒頭ドタバタに、お菊さんの捻じ曲がってしまった部分が詰まってて
 前半ラストで、真相を知った後に見直してみると
 切なく感じます

 高級品である事より、ただ一緒に遊んで欲しかっただけだろうに…、みたいな。

着せ替えされるお菊さん、それって彼女の本懐なのかも

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 前半と後半でも、別の給仕服に変わってたりする

市松人形
 実は、ああいう市松人形って、昔の子供が使う「着せ替え遊び人形」だったそうな。
 時代が下るにつれ、リカちゃん人形などにとって代わられ
 現在はすっかり観賞用に。

 でも昔は、それこそ「遊び道具」で、また裁縫の練習台になってたそうな。

 人形用に服を作り
 それが、やがて自分の服を作る技術に繋がっていったのでしょうね。

 柚たちの、「遊び」は正しかったワケか。

実は「現代」が舞台でもある、本作

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 前回の「お母さん」も、明らかに戦前生まれっぽかったですしね。

此花亭
 本作は、この世とあの世の中間として、江戸時代の宿場町風に描写
 でもやっぱり、「この世」は現代なんですね。
 だからかもしれません

 この町には、「人間」が滅多に居ない、何故それが解るのか

 だって人間は現代人だから。
 ギャップが強すぎて、もし町にいたら、一発で解ってしまうのでしょうね。

 OPの健康美お姉さんが楽しみですねー。

供養といえば、「針供養」ってありますが

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 和尚のおじーちゃん、七福神の「福禄寿」なのかしら?

針供養
 ご存知、折れた針などを供養するという行事で、12月もしくは8月に行われます
 柔らかいもの、豆腐などに刺して供養する事で
 裁縫上達を願うもの

 中国の古いならわしを元に、平安時代ごろには伝わっていたそうな

 全国へは江戸時代中期に拡散
 そもそも、「針」の量産が可能になったのが、室町時代に入ってという話も。

 現代も東京、浅草寺の 針供養などが有名。

お姉さんが織った、みずのはごろも…、ならぬ「虹」

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 陽がなく暗いだけに、紫陽花が一掃、色鮮やかに感じた梅雨回
 梅雨の糸に、ついつい「ドラゴンクエスト」を連想した人も
 多かったんじゃないでしょうか

 梅雨を終わらせる為、織っていたお姉さん、正体が「虹」なのは吃驚で素敵だった!

2017年11月1日 このはな綺譚 第5話「梅雨送りし」

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 アレだ、「りぼん」にいそうな子だ!! ※少女漫画雑誌

スタッフ
 脚本:吉岡たかを
 絵コンテ:高橋亨
 演出:鈴木拓磨
 作画監督:安形佳己・山本由美子・樋口博美・黒澤桂子・成川多加志・佐藤綾子・星野真澄・難波聖美・小沼克介
 総作画監督:黒澤桂子
 アニメ制作:Lerche/ラルケ
 原作:天乃 咲哉/漫画/月刊バーズ・幻冬舎コミックス刊
 制作協力:なし

あらすじ
 ある日、和尚から此花亭に持ち込まれた髪が伸びる呪いの日本人形。
 柚たちは、どうにか供養をしようと勝手に伸びる前髪を揃えたり、化粧をしたりと人形を散々な目に合わせてしまいます。いつもなら怖がられるはずなのに、、、、と目を白黒させる人形の名は「お菊」。
 そしてついには何と仲居のお仕事までさせられる事になってしまいました…。

開幕ホラーで次回がホラー! 夏の訪れ、稲川淳二回!?

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 タイプは違えど怖い顔だった二人、笑顔との対比が素晴らしい!

モノクロからフルカラーへ!
 今回、お菊さんの悪夢を吸っちゃったのも、「あんな過去、悪夢みたいなもんさ」みたいな。
 誰かと遊びたい、出来上がりを見せたい他人の笑顔の為だったはずが
 ままならないものですね

 前半はドタバタ、後半はずっと重苦しい雰囲気とかも面白い

 新レギュラーお菊さん
 ここにきて、柚が「教える側」になるのも、折り返し感がある回だった気がします

 次回、第6話「此花亭怪談」


 このはな綺譚 第1話「さくやこのはな」、柚、※春ウララ、君ト咲キ誇ル
 このはな綺譚 第2話「春の旅路」、皐
 このはな綺譚 第3話「恋待ち焦がれ」、蓮
 このはな綺譚 第4話「夢の浮き橋」、櫻、※夏咲き恋花火
 このはな綺譚 第5話「梅雨送りし」、お菊&瓜乃介
 このはな綺譚 第6話「此花亭怪談」、桐。※オープニング小変更
 このはな綺譚 第7話「夏祭りの夜」、棗。※茜空、君舞フ紅葉ノ散歩道
 このはな綺譚 第8話「かりそめの訪客」、椿。
 このはな綺譚 第9話「泡沫の…」、蓮&棗
 このはな綺譚 第10話「姉上襲来」、皐&柊 ※雪華煌めく家路にて
 このはな綺譚 第11話「神様の休日」、桐&櫻
 このはな綺譚 第12話「大晦日の奇跡【最終回】」、若椿&柚 ※四時・草の縁


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