藤田和日郎。双亡亭壊すべし 7巻 感想 考察 画像 レビュー 内容 ネタバレあり あらすじ これまでの感想はこちら 前巻
脳を揺らすのは、とても良い事なのだ…! 「双亡亭の始まり」が始まる!!

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坂巻泥努、名乗った! 思った以上に狂った様子、でも臆さぬタコハに心を許す辺り
 理解者を求める、普通の心を持っている事も感じます
 建てた動機、原動力は“感動”か?

 欧米の建築物に感動、創作意欲を刺激され、“再現”を求めて建てた…?

信号機から始めよう
 彼と同世代、昭和初期「五・一五事件」頃の軍人、特殊能力者とも遭遇
 屋敷内、時の流れが関係ないって事なんでしょうか?
 メンバー交代ですね

 現代の紅、数十年前の青一、少佐初期の黄ノ下残花、赤・青・黄が揃ってしまった…!!

ぺろり、舌を出す姿が可愛い新ヒロイン・帰黒も参戦

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 彼女も昭和の人。どうも「残花隊長」の同行者らしいが…?

あらすじ
 フロルの決死行は報われ、窒素爆発で敵を掃討、彼女と教授たちは地上に救出された。
 しかしタコハは、絵描き「坂巻泥努」に招かれて邸内に戻り
 彼と美術談義を交わす事に

 録朗も窒素瓶を手に邸内へ飛び込み、“祝言の間”に辿り着く

 青一は、5・15事件時より邸内に囚われた「残花班」と交戦
 隊長、残花に助けられる

 紅は残花の同行者、同じく昭和初期の帰黒と行動を共にする事となる

バカどもめ。賞賛の毒づき、博士達も死地へ…!

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 前回、フロルが命を賭して転移させた「窒素」を、全員で着火!

破壊者たちの死地
 当初、「他の奴らなんかどうでもいい」、といった風だったメンバーの合力!
 命を賭けたフロルに、命を賭けて報いる大人達
 こういうのに弱いよ私!

 特に公務員の宿木さん、火器を持っていない紅を逃がす場面も

 彼らの決死で窒素瓶は爆破、ひとまず危機は脱することに。
 しかし「アンキョ」を破られれば終わり…

 地下水道・暗渠の事と思われ、破滅と隣り合わせ、って緊張感は続く!

何だかムショーに太陽が見たくなる。辛くも助かったフロルは…?

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 背中にぞわっと黒い手!

行く者/戻る者
 能力の反動で、全身から血を流しているものの、まだ息があるフロル
 タコハの、「太陽が見たい」が沁みます
 黒くて重苦しいから

 でも言った当人、「さあ約束通り」とばかりに連れ戻される事に

 涙を拭き、自分も行くと飛び出した録朗
 今井さんも良かった!

 やっぱり、理屈を越えて「応援してえな」って気持ちはあるよね!

破壊者の面々、謎めく「黒子」に救われることに

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 髪を繭のように広げ、博士たちを護ってくれた帰黒。かわいい

美少女、遭遇する
 現状、二つの謎能力を持つ「帰黒」の協力を得て、博士達は地上へ脱出。
 これらの事から、アンキョと窒素の事が地上に伝わり
 対策が練られる事に

 となると問題は、中にタコハ達がいる事で、思い切った手を打てない事か…?

 表紙でも舌を出してる帰黒
 作中、泥努と組む「黒い星の者」がいるので、そっち側かと思いきや。

 戦前の探索者、青一同様の別時代人か  

総理達はいったん官邸へ。人の配置がどんどん変わる!

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 総理めっちゃ怒られてるやん!

「上位者」不在
 結果、問題を深刻に捉える上位者が不在に。残ったのは前巻の自衛隊みたいな。
 あくまで、常識的なレベルでしか考えてない人が
 現場トップに残ることに

 これは正直マズい、博士達が目覚めるには時間がいるだろうし

 せっかくの情報も、「何をバカな」で握りつぶされると
 致命的な遅れになりかねません

 めっちゃ、心配しつつ去っていく総理達いいキャラすぎる!

知恵を持つ“戦前”の更衣者、残花班参戦!

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 彼らは、現在が平成だと理解しているのでしょうか?

憲兵隊・残花班
 詩的なネーミングですが、まさか個人名だったとは! 彼らは「アイツ」を知る。
 青一らに力を貸した、あの「おじいちゃん惑星」を知っている
 黒い星残党が更衣した者達か

 地球を我が物とすべく、青一駆逐を図る残花班!

 対し「人間だから」手を出せない青一
 現状の最強クラスながら、双亡亭内での戦闘、急激に難しくなりましたね

 いじらしいけど、それじゃ一方的に殺されちまう!

『新たな命令を与える。残花班は即時地獄へ撤収せよ

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 かつて生真面目だったという部下、欲望を解放され、のっとられた様子

参戦、残花隊長
 隊員が「更衣」されたのに対し、隊長の残花のみ、意識を保ったまま参戦!
 しかし、生きながらに皮を失ってしまったとかで
 長時間戦闘は困難

 青一と黄ノ下残花、昭和初期の隊長と凸凹コンビが結成に

 帰黒の同行者らしい
 一度屋敷を出て、彼女の協力を得て再探査に?

 即時地獄に撤収せよ、部下を死なせてやる為の熱い軍人!

約束を果たす為、「絵描き」と再会したタコハ

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 なおも自分を恐れないタコハに、静かに仰天した様子の絵描き

双亡亭・新章
 まったく物怖じしないタコハは、「黒い腕をくれてやった」絵描きと再会
 一方で録朗は、奇妙極まる双亡亭の様子に
 改めて怯えています

 何でこんな作りなの? 理解できない、その一点で果てなく怖い!

 絵描きも、自分の言う事を誰も理解してくれない事に
 そろそろ納得している様子

 なのに、タコハが普通に話しかけてくるので、どうもビックリしてるみたいで…?

タコハ『そんな面白そうな絵を描いてるのによー!』

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 建物を見て 脳を揺らすことは、特に「身体に良いこと」なのだ!(泥努)

だから私は建てたのだ
 泥努は、ただひたすら描き続けているだけで、他に何もない様子。
 彼は洋行で刺激を受け、刺激的な建物に住む事が
 創作意欲を増すと考えたらしい

 また、歳を食うと物の見方が変わる」事に、泥努は共感

 そも彼は「本を残した」はず。
 食い違うのは、彼が泥努だと思い込んだ別人だから、と私は思うんですが…?

 一見ホラーな絵も、彼なりの美術理論で描かれてるんですね

今なら解る。録朗の父さんが、どれだけ必死だったのか

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 録朗の父は、のっとられる前に自害していた…。

父の愛
 自分から録朗へ、更に広がろうとする「更衣者」をせき止めたり
 父さん、見た目の完全に狂ってしまった様と
 行動の理性

 頭を半ば奪われ、ぎりぎりで抵抗している様が壮絶でした

 録朗、紅の父だけに立派な人だったんですね…。

落ち着いた録朗は、ここが「異質な部屋」だと気付く

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 この少女、5巻で泥努の傍にいたアレか!

祝言の間
 脳を揺らす奇怪な内装、なのに、初めて「普通」の空間に遭遇した録朗
 そこは、祝言の真っ最中のまま止まってしまったような部屋
 泥努の「娘」の結婚式場?

 また婚約者、泥努の「まともな部分」が建てさせた部屋なのか?

 彼女の死が泥努を狂わせ
 今のおかっぱは、彼女に化けた「黒い星」が、泥努を騙しているのか?

 泥努自身、老いた肖像画があったし…?

平安時代、“沼地”に星が降ったことがすべての始まり

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 顔を隠すのは、「お前は醜い」という、教祖の教え。昭和の時代に…?

星降りの地
 黒の星の最期、飛行機で脱出した青一たちから、「振り落とされた」者達がいました
 彼らは、平安時代に沼地に落っこちて生存する事に成功し
 泥努と出会って外界進出に?

 同じく機外に放り出された弟、彼が泥努なのかと思いましたが…?

 でも、幼少期の泥努が出てきていますし
 単に似てるだけなのか

 それとも似てるから、「入れ替わった」のでしょうか?

五・一五事件、1932年(昭和7年)5月15日に事態は動いた!

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 ちなみに犬養首相は約6時間生存、「3発しか当たらなかった」、訓練不足だと嘆いたそうな

昭和の双亡亭
 残花は、五・一五事件の犯人を追い、幼馴染だった泥努に(泥努は覚えてない)再会
 しかし泥努は、既に現在と同程度の狂い方をしており
 憲兵班を「更衣」させてしまう

 思えば、絵画による移動、泥努との出会いで「黒い星」は行動半径が拡大

 彼が双亡亭を建てた事で
 単に、誰も近寄らない場所だった「星降りの地」は変貌する事に

 残花隊長、皮を剥ぎ取られながら生還したのか…?

収録

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 青一がやるみたいに、記憶の追体験、コピーも可能なんですよね。

 少年サンデーコミックス「双亡亭壊すべし 7巻」。
 藤田和日郎。週刊少年サンデー連載、小学館。2018年1月(前巻2017年10月)

収録
 第59話「窒素爆発」
 第60話「あの男が言っていた」
 第61話「新たな敵」
 第62話「帰黒」
 第63話「残花」
 第64話「残花戦闘」
 第65話「双亡亭を建てた者」
 第66話「双亡亭の中で」
 第67話「新しい事実」
 第68話「5月15日」

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※双亡亭壊すべし感想記事一覧
  …2016年連載開始
※アニメ版からくりサーカス感想一覧
  …原作未読。2018年10月~2019年6月

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 からくりサーカス 第1話「開幕ベル」 月虹
 からくりサーカス 第2話「約束」
 からくりサーカス 第3話「奈落」
 からくりサーカス 第4話「コラン」
 からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」
 からくりサーカス 第6話「地獄」
 からくりサーカス 第7話「Demonic」
 からくりサーカス 第8話「一瞬の始まりと終わり」
 からくりサーカス 第9話「記憶」
 からくりサーカス 第10話「フランシーヌ」
 からくりサーカス 第11話「ファンファーレ」
 からくりサーカス 第12話「「顔無し」司令」
 からくりサーカス 第13話「ルシール」
 からくりサーカス 第14話「夜更けの海」
 からくりサーカス 第14.5話「幕間~そしてまた開幕ベル~」
 からくりサーカス 第15話「はじまりの場所」
 からくりサーカス 第16話「出会い」
 からくりサーカス 第17話「訪れし者」
 からくりサーカス 第18話「微笑」
 からくりサーカス 第19話「影の正体」
 からくりサーカス 第20話「黒い太陽」
 からくりサーカス 第21話「銀色の女神」
 からくりサーカス 第22話「「ハリー」へ向かう!!」
 からくりサーカス 第23話「悪魔再び」、第2期OP「ハグルマ」歌詞、第2期ED「夕立ち」歌詞
 からくりサーカス 第24話「脱出へ」
 からくりサーカス 第25話「モン・サン・ミッシェルにて」、第3期OP「Over me」、第3期ED「月虹 2番」
 からくりサーカス 第26話「アニマル・ショウ」
 からくりサーカス 第27話「転送(ダウンロード)」
 からくりサーカス 第28話「ぶたちゃんはあるいていった」
 からくりサーカス 第29話「しろがねのやったこと」
 からくりサーカス 第30話「Pieta」
 からくりサーカス 第31話「黒の流星」
 からくりサーカス 第32話「暇乞い」
 からくりサーカス 第33話「仲町三人vsレディ・スパイダー」
 からくりサーカス 第34話「背中を守る者」
 からくりサーカス 第35話「抱擁」
 からくりサーカス 第36話「閉幕【最終回】」

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双亡亭壊すべし 感想
























 双亡亭壊すべし 1巻“壊れずの家”。
 双亡亭壊すべし 2巻“<双亡亭>進入”
 双亡亭壊すべし 3巻“更衣室”より出でるモノ
 双亡亭壊すべし 4巻“真相は二つ星にあり”
 双亡亭壊すべし 5巻“笑うしかないのじゃ”
 双亡亭壊すべし 6巻“お願いだから” 双亡亭の目的
 双亡亭壊すべし 7巻“だから私は建てたのだ”
 双亡亭壊すべし 8巻“双亡亭誕生秘話”
 双亡亭壊すべし 9巻“愚か者の最期はいつも悲鳴”
 双亡亭壊すべし 10巻“双亡亭壊すべし”
 双亡亭壊すべし 11巻“脱走事件”肖像画の描き方
 双亡亭壊すべし 12巻“泥努誕生の過去”
 双亡亭壊すべし 13巻 “帰黒の正体”
 双亡亭壊すべし 14巻 “双亡亭は壊させぬ”
 双亡亭壊すべし 15巻 “鬼離田姉妹哄笑”
 双亡亭壊すべし 16巻 「絵」を描くこと
 双亡亭壊すべし 17巻 “双亡亭から帰れたら”
 双亡亭壊すべし 18巻 “アウグストの「線」”
 双亡亭壊すべし 19巻 “エレクトリック・フレイム”
 双亡亭壊すべし 20巻 “泥努に迫る死”
 双亡亭壊すべし 21巻 “計画”双亡亭に込めた美学
 双亡亭壊すべし 22巻 “応尽決戦”双亡亭で最強は
 双亡亭壊すべし 23巻 “泥努の笑顔”二人の死

※双亡亭壊すべし感想記事一覧

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