公式サイト このはな綺譚 第4話 4話 感想 夢の浮き橋 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 前回はこちら
ああ良い夢だった! と死出の一里を過ごす宿、幸福か否かは“主観”一つ

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卵回から赤子回、自分で決めた事なのに、“空気”に流されたと他人を恨むのはよくある事
 望まれない場所よりも、と、逃げこんだ此花亭で得た「無二」の関係
 皐ちゃん、悪夢が解けて良かった…

 此花亭はこの世、あの世の宿場町、EDと雰囲気が一変する回だった!

蓮ちゃんエッロい!
 いきなりロリ妊娠からの、「一人の身体じゃないです!」ラッシュで、めっちゃ笑った!!
 陽気な冒頭から、皐のトラウマ解消でじわりシリアスに
 最期が優しいホラー

 亡き娘を想う母、癒した狐宿、“旅立ち”を幸福と謳う結末が美しかった!

『人間様の一生も、此花亭で見る束の間の夢も、あたしら狐にゃ大して変わりませんよ?』

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 八百比丘尼様を除けば初めての「人間」、優しく化かす狐の宿。

あらすじ
 ある日、蓮のお腹に不思議な卵がくっ付いてしまった。誰の子だ育てようと姦しい仲居たちだが
 卵は、続いて姉・柊への気持ちに悩む皐に取り付き
 二人の悪夢を取り除く

 実は、悪夢を祓う“獏”なのだが、柚たちはうりぼうと誤解し「瓜乃介」と名付けた

 続いて唐突に現れた赤子に戸惑う柚たち
 彼女らは知らなかったが、ここ、「この世」から「あの世」への宿場に訪れた人間の老婆の娘だった

 二人はもてなしに感激し、柚達の知らぬうちに穏やかに旅立ってゆく

 次回、第5話「梅雨送りし」

我が妹 皐へ。先日は、大桜の宴に来てくれて嬉しかったぞ”

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前回は、がらりと変わって蓮と棗の、これまでとこれからを描くふんどし回でしたが
 再び、第2話で描かれた「大桜の宴」をきっかけに
 皐姉妹が…? 

今もお前が、巫女を目指してくれているのは嬉しい。それから…”

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 しかし皐、トラウマを抉られ、手紙を読むのを中断してしまう。

それから綺譚
 皐が切望する「巫女」に、自ら望まずとも選ばれてしまう、才能あふれる姉。
 自分より、皐がなるべきだと公言していたくらいで
 苛立ちは募るばかり…。

 自分が欲しいものを貰ってしまう誰か、その誰かが、「こんなのあいつにやれ」と言ったら…

 げに恐るべきは、すれ違いという話。

蓮『え、えええええ!?

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 なっちゃんの莫迦! 助平! 私に何したのよー!?

動物奇想天外
 朝、巨大卵に追いかけられる柚の「夢」を見て、目覚めた蓮は、笑顔のち仰天動転!
 何とまあ、ご立派なお腹だろうか!
 で

 待て待て待て待て!?

 迷わず「棗の子だ」と
 いやいやいや、蓮ちゃんの発想はおかしい! ロリ妊婦とはたまげたなあ…

 そのジャンルは不味いですよ先生!

棗『いや、責任はとるけど?

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とるのかァ!? いや問題はそこじゃなくて…、とノリツッコミする皐
 おい、冒頭のドシリアスな雰囲気どこいったの!?
 同性愛なのに生産的な!

 いつになく、ブッ壊れてる皐ちゃんさん!

た?』『ま?』『ご?

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 冗談じゃないわ?! 何で私が、こんな得体の知れない卵を温めなきゃいけないのよ!?

ミラクルエッグ
 しかし、意外にバストが豊かな蓮に「卵」はくっつき、どうしても引き剥がせなかった
 こうなったら、孵すしかないね
 と

 蓮、この卵が何者でも、君のお腹に宿ったなら、僕らの子も同然だよ?

 冒頭から全てがおかしい!
 何より、蓮ちゃんさん、あんなに胸があったの!? びっくりだよ!

 下手すっと、作中トップクラスだよ!

仲居頭・桐『あれ? 蓮は今日は休みなの?』

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 桐にも、しれっと「おなかが痛い」と、言ってのける棗だったが
 皐曰く、これを計算でやってないらしい
 棗、恐ろしい子!

 伊達に、NEW GAME!のはじめちゃん似じゃない!(こっちの方が4年ほど早いらしい)

柚『蓮ちゃんの分まで頑張りますね! お腹の子の為にもっ!!』

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 皐! ちょうど良いところに~、こちらのお客様、このあいだの大桜の宴、を見たんだってさ?

世界を狙える腹パン
 布団で団子虫の蓮を後に、接客に励む柚たち、しかし「巫女さん」を気に入ったお客に
 棗が、デリカシーゼロの言葉を…
 と
 
 知ってるも何も、柊さんは皐のおねぇさ!?

 まあ棗ったらいけない人!
 当人から手紙が来て、今度はお客から「柊」の事を尋ねられた皐

 つまり、ハサミ討ちの形になるな…

ぼく、なにか悪いこと言ったぁ!?

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 ご姉妹の間の事ですから、私たちでは、分かりかねます…

間違っている以外は正解
 逆に、意外に気遣い出来るのが柚、伊達にお寺で育てられたわけじゃないんですね
 見た目的に、考えなしに振舞うタイプなように見えて
 二人を取り持つ柚

 お客さんこそ、暴力コントにポカーン、といったところでしょうか。

 ていうか、卵が出てきて「鳥」の客て。
 関係があるのかと…

 最初、めっちゃ怪しく感じた!

蓮『なあに棗? そのすっとんきょーな格好は?』

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 お別れだよ、蓮…。ボクは星の王子様だったんだッ!

後のヒイロ・ユイである
 皐がシリアスしている頃、スットンキョーな夢を見て混乱してしまった蓮は
 スットンキョーな言葉で必死に引き止める
 と

 待って!? なっちゃんが嫌いな人参たべてあげるから!

 色々キレッキレすぎる。
 なっちゃん、どんだけ子供っぽいイケメンなんだよ!! 

 欠点さえも愛されてしまうタイプ!

だから、どこにも行かないでー!

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 ボクは、どこにも行かないよ…

愛は卵を救う
 しかし、蓮が本音を叫ぶと共に、重苦しい闇は取り払われてしまい
 百合の世界には愛だけが残った
 と

 この卵、罪深い…!

『蓮? だいじょうぶ、蓮? うなされてたけど…?』

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 んなぁ~!? 何で私にくっつくんだ!? と、取れん!?

愛は皐に二次被害
 しかし、ぽろりと取れた卵はワンバウンドし、皐のお腹にくっついてしまう!
 こうなると、また仕事が出来ない!
 で

 身重の体で無理しないで下さい/もう、皐一人の体じゃないんだから~

 スムーズに話がおかしい!
 ただ「蓮⇒皐」、また蓮が見た夢の内容から、“外す条件”も察せられますね

 迷惑だけど、ありがたい卵だったか…。

『…なるほど、良いわ。一晩様子を見ましょうっ』

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 桐にしてみれば、日頃、ワーカーホリックな皐を休ませる好機なのか
 あっさりと、彼女を一晩休ませることに
 相変らずの気遣い上司。

 そして柚ちゃん、どんだけ赤ちゃん楽しみなんだよ!

『産気づいたら教えて下さいね?』『その表現やめろぉ!

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 あ゛ー! 気になって眠れない?!

IN MY DREAM
 しかし大雑把な棗と、素人に産毛が生えた程度の柚では、悲鳴しか上がらない!
 女将、仲居の教育が足りてないよ女将!
 で

 “卵<おまえ>”一体、何が目的なんだ…?

 どこから来てどこへ行く?
 迷惑な卵に問う皐、働けないって辛いね…。

 やがて、蓮同様“夢”に落ちて…?

皐! 新しい着物だ! 似合うか?

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 あなたは、気丈で、器量がよくて、大輪の花が咲いたように周りを明るくする…

だから
 皐の心のしこり、姉が行くはずだった此花亭への奉公に、皐が代わりに行った
 しかし父は、皐にも意思を問うていた
 と

 どちらでも良いのなら、姉がなるほうが良い…、皆そう願っている。だから

 了承したのは皐自身
 いちおうの「選択肢」は提示され、自ら選んだんですね。 

 泣き濡れる皐ちゃん可愛い…

だから? “だから譲った”とでも言いたいか?

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 だから「話」は、第2話とはガラッと変わる、皐は空気を読み身を引いてしまった
 でも自分で選び、身を引いてしまったのなら
 恨むのは筋違いじゃないのか?

 本当にやりたいなら、図太くあるのも必要ではなかったか?

柊『“お前の気持ち”は、どうなんだ…?』

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 誰でもいいなら…、じゃあ、私でも良かったのに!

素直
 たぶん皐自身、頭では解っているから、こんな夢を見てしまったのでしょう
 あのとき、勇気を出せなかった自分を見たくないあまり
 姉のせいにしたのかも。

 姉を恨む不毛さを、解っているからこそ素直になれなかったのかもですね

 仮に無理に巫女になったら
 そしたら、「柊さんなら良かったのに」と針の筵なのは明白でしたから。

 とまれこちらも「素直」に。

『誰でも良くなんて、ないです!』

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 私達にも此花亭にも、あなたが必要だから!

誰でもない
 皐にとって此花亭は、悪く言えば「逃げ場」、姉を押しのけ針のムシロに座るよりも
 奉公に行った方が良かった
 けど

 他の誰かじゃ、ダメなんですよ?

 逃げた先で“唯一無二”に。
 真面目にやった結果、周囲が「皐じゃなきゃダメだ」と思ってくれる場所になった

 前回の桐と蓮、頑張りは周りも見ててくれるから。

卵が!

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 なんだ…?/ブタ、でしょうか…?

後の焼豚定食である
 結局、孵った「動物」は正体不明だが、棗によって瓜乃介と名付けられ飼うことに
 何てフレキシブルな対応!
 また

 たすかったー♪ 皐がいないと、仕事回ンなくてさー?

 自分じゃないとダメ
 夢と同じ言葉に、冒頭の姉の手紙、たまには神社に顔を出せという「続き」を思い出す

 姉も、皐の仲間を見てみたいのだ、と

柚『そういえば先ほど、何か悪い夢でも見ていたんですか?」

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 さっきの蓮のように聞かれ、彼女も皐も、悪い夢の方は忘れてしまったと
 悪い夢を忘れさせる、昔の人は“神獣”の仕業としました
 それは、ブタを立派にしたような動物
 と

柚『で、どんな良い夢だったんです?』

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 わ、忘れた! くどい! 忘れたんだっ!!

夢枕獏
 実は、瓜乃介こそ「神獣・獏」だったのだが、誰も気付くことはなかったのだった…!
 卵胎生とは斬新だわね!
 で

 悪夢を食べてくれる神獣がいましたよね? 何て名前だったっけ…?

 元は中国の伝説
 しかし、日本に渡ってきて「悪夢を食べてくれる」神話が付いたらしい

 また、実在のバクは「神話の獏に似てるから」だそうな。

アイキャッチは、櫻ちゃん! 瓜乃介の定位置に…!!

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 最初あまり喋れないのか、とか「見た目に反して最長老?」とか思いましたが
 フツーに幼女で、心を許してる桐とはペラペラ喋ってましたね
 たくさんの塩煎餅をあげたい…!

皐『柚! 良いところに来たっ!!

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 瓜乃介、すっかりいついちゃったわね?/良いんじゃない? 女将さん、何も言わないし

迷子の迷子の
 卵に続いて、今度は赤子が! お客様の中にも、親っぽい人が見つからなかったのだが
 幸い、柚が泣き止ませた
 と

 お饅頭、歯が生えてたのであげてみました♪

 瓜乃介が優秀…。
 スキル、赤子も易々とあやせてしまう柚ちゃんすげえ…!

 櫻ちゃん、頭重くないの…?

皐『よし! 泣き止んでる隙に母親を探すぞッ!!』

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 昔の子供はね? 七つまでは、“神さまの子”だとされていたのよ?

探せ! 命ある限り!!
 さて、お客様に「七五三」の由来を教わる柚、今よりずっと医療が未熟だった昔は
 子供は、いつ死んでもおかしくなかった
 と

 素敵です! きっと志乃さんも喜ばれますっ

 いつ死ぬか分からない
 たとえ死んでも、「神さまのところへ戻っただけだ」と自分を納得させていた

 七年を生き延び“人になる”のは、本当に尊かったのだ

柚『さっきの赤ちゃんは?』 

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 さて戻ると、赤ん坊は目を放した隙に消えた、親御さんが回収したのだろうと
 ちょっと残念だが、無事助かったなら良かった…
 なんて思うのも束の間。

 今度は、“さっきの衣装”を身につけた子供が…!

『この子、志乃ちゃんです!』

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 またね! じゃない、まったく、てこずらせおってっ!!

マーライオーン!
 さては、「お婆ちゃん」の孫だろうと柚は言うが、うっかりしかぶって入浴に。
 だが、おかげで皐の笑顔を見る事が…
 と

 さつきちゃんの笑顔って、とっても可愛いんだなぁ…♪

 着物を乾かす前に、消える子供
 皐ちゃんすぐ泣かす!

 マーライオン!って、本当に叫んじゃう柚かわいい!

『あら志乃? 着物はどこに置いてきたの? …仕方ないわねえ』

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 やがて、帰ってきた「志乃」だったが、人影にしては奇妙で
 老婆の様子も、どことなくおかしい
 と

 それに着物も完成させたのに、また作っており…?
 
棗『うーん…、良い天気だなぁ♪ …?』

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 ありがとう…、おにいちゃんっ

エースアタッカー
 やがて、また大きくなった「志乃」が、今度は手鞠を木に引っ掛けてしまい
 イケメン王子に助けられる
 が

 ボク…、お姉ちゃんなんだけど

 ハイお約束!
 こうして、次々と落としていくんですねえ

 撃墜王って奴だ!

『あら…? どうしたの? 志乃』

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 早く大きくなりたいの? いいわよ? あなたが早く素敵な女性になるように

志乃
 再び老婆、異常に使い込まれた道具と、はっきり「人形」だとわかる志乃
 さっきから少しずつ成長してるのは…
 と

 次は、振袖を仕立てましょうねえ…

 志乃の正体は人形…。
 子供は、七つまでは神さまの子供、つまりそういう事。

 とっくに彼女は亡くなっていたのだ。

蓮『…あなた、どうして泣いてるの?』

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 お母さんが振袖を仕立ててくれたの…、でも、お母さんの趣味、古くさいんだもん!

こんなのやだぁ!
 続いて振袖を着た志乃は、蓮にぶっちゃける…、そりゃセンスが古いのも仕方ないよ!
 志乃のお母さんは…、お母さんはね!
 と

 私も、お姉ちゃんみたいに奇麗になれるかな?

 女は器用!
 蓮は、振袖を「自力で」アレンジする術を、自分で可愛くならなきゃダメだ!と

 彼女の「女」っぷりは、清々しいもんがあるな!

『れーん、ボクの寝巻きしらなーい?』

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 今の子って? …あの子の、お姉ちゃんかなあ…?

ユアッシャー!
 しかし折悪しく棗が現れ、「彼」が連に抱きつくところを見てしまう志乃ッ!
 ショックだった彼女は“光”に
 と

 知らないわ、お客様の子でしょっ!

 うーん蓮ちゃん可愛い
 てか棗ちゃんさん、反応がダイナミックですね、欧米か!!

 寝巻きは、脱ぎ散らかしたので洗ったとの事

老婆『いらっしゃい、“お姉さん”。散らかっててごめんなさいね?』

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 いよいよ異様さを増した「老婆」は、柚をお姉さん、桐をお母さんと呼び
 志乃は、すぐ大きくなるから大変だ…
 と

 対し仲居頭・桐は、わかった風に笑顔で対応する。

『最近は、好きな人もできたみたいで…』

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 ああ、これは二郎さんには内緒にして下さいね?

志乃
 やはり「志乃」は人形、彼女は、ずっと“人形の着物”をせっせと作っていたのだ
 それに、出てこない“お父さん”というのも…
 と

 志乃? お母さんとの秘密だものね~

 志乃と思われる子 
 彼女を生んだ時、「お母さん」はつやつや美人で、以来ずっと心を囚われていると。

 旦那さんは旧軍、その頃に生んだ子なのだ…、と

桐『柚、あんたは人間に育てられたんだったわね?』

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 桐は人形を死んだ娘に見立てて、花嫁衣裳を着せる風習を語る
 娘があの世で、お嫁入りする為に…。
 老婆は更に重篤だった

 桐は、「現実」を見ていない老婆をどう思うか、柚に問う。

桐『“ここに居ない人たち”と過ごす、あのご婦人…、可哀想だと思う?』

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 それを…、お客様が望まれたのなら。お客様に見える世界が真実です。

お客様は
 志乃は、はやくに「神さま」の下に帰ってしまった、人になる前に死んでしまった。
 だが柚は、それを商売文句とかける
 と

 だって、お客様は神さまですから

 あの老婆はお客様
 老婆も、「神さま」になれたなら、神に返された子と一緒に過ごすことが出来る…?

 此花亭なら、一緒に過ごすことが出来るのだ、と

志乃『でたわねっ、狸っ!』

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 どっちでもいいわ、お母さんを化かすのをやめて頂戴っ!

狐のお宿さ
 いよいよ美しく成長した志乃、このまま、レギュラーでも良い可愛らしさで怒髪天!
 彼女は、母が「化かされている」
 と

 今は反抗期かぁ~、人間の中でも一番面倒な時に当たっちゃったな~

 桐さんも性格ひどいな!
 とまれ、ここは実は「この世とあの世の境目」にある。

 公式の1話あらすじでも、そう書いてある!

『お客様は、自ら望んで此花亭の暖簾をくぐって来られました…』

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 ここは狐の宿びしょ濡れで、人形一つ抱えていらっしゃったお母様
 入水自殺でもなさったのでしょうか…?
 とまれ「楽しんでは?」
 と

 志乃が、「人」でいられるのも、此花亭だからこそ。

志乃『どうせこんなの夢なんだから!

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 人間様の一生も、此花亭で見る束の間の夢も、あたしら狐にゃ大して変わりませんよ?

一炊の夢
 ずっと若い頃に志乃をなくし、数十年を経て、自身も天寿を全うしたらしい老婆
 此花亭は死の間際の夢のようなもの…?
 と

 ああ良い夢だった! …それじゃいけませんか?

 見ている者に真実であれば。
 それが現実でも、夢でも構わない、「見ている者」に真実であればそれでいい

 夢だって、見ているときは「現実」じゃないか!

『今、言ったこと…、黙ってて…』

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 私、ここで恥ずかしい所ばかり、あなた達に見られているわ…

人の一生
 自分の浅はかさを恥じた志乃、お漏らしや、手鞠を気に引っ掛けてしまった事同様に
 後から思えば、それは「恥ずかしいこと」だった
 でも

 人が成長するってのは、そういう事でございましょう?

 たくさん恥をかいて。たくさん後悔して
 そして素敵な女性になる…

 桐は言う、あなた、今まさに「人生」を送っているのですよ? と。

『奇麗な花嫁さんねー?』『どの部屋のお客様?』

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 大丈夫? ちいさな仲居さん?。ありがとう

お役御免
 今も同様ですが、「お嫁に出す」までが、親として過ごす最後の一区切りでした
 お母さんも、母としてやりきったのです
 と

 今朝、最後の着物が仕上がったと仰ってました

 生前は出来なかった
 今、本当に「志乃」と過ごすかけがえない時間に、老婆は終止符を打つ。

 娘を送り出せば、「母」はお役御免だから

母『今日は良い天気ねえ、…まるで、あなたが生まれた日のような』

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 私はずうっと、あなたの娘でした。本当に、夢みたいな一生でした

あなたが知らなかった事
 お母さんは、生前「我慢」しました。志乃を喪ったけど、それは“神さまの子”だったからと。
 でも志乃自身は、ずっと「あなたの子」でしたよ?
 と

 ありがとう…、お母さん

 ここは「夢」かもしれない
 けど生前、伝えようもなかった本当の気持ちを、伝えられたんじゃないでしょうか

 出来なかった事、それが出来るのが“夢”の素晴らしさ。

お母さん『仲居さん…、ありがとう。あなた達のおかげで、幸せな時間を過ごすができたわ』

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 本当に夢のような…、亡くした娘と過ごせなかった夢のような日々を
 今、「お母さん」はすごすことが出来た
 と桐に礼を言う
 が

桐『夢ではございません』

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 これからは、ずうっと、娘さんと共に過ごすことが出来ますわ。

五月晴れの日に
 共に過ごすことが叶わず、悔やんで過ごした数十年を経て、ようやく出会える
 これから先は、ずっと一緒に過ごせますよ
 と

 ああ…、本当に、今日は何という良い日なんでしょう

 志乃は幼くして亡くなった
 けれど、数十年経って、ようやく“同じところ”へ行けるのですから

 だから「夢」は、これからなんですね

お客様、ご昼食をお持ちしました♪

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 さっきは正解を応えた柚だが、事情は理解しきっていなかった
 老婆が、「旅立った」ことを知った柚は
 見送りたかったという。

 ここは、あの世とのこの世の境目、今日は「あの世」へ旅立つお客様。

桐『そういえば、お礼を言われたわよ?』

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 あなたたちのおかげで、夢のような日々だった…って、。

夢の場所
 現世を終えて、様々に抱えた魂を、いったん休める夢のような場所
 此花亭は今日も大忙しです
 と

 さあて、今夜は宴会だ! 大仕事だよ柚っ!!

 この世じゃない宿場町
 日頃は、妖怪変化やらが立ち寄る此花亭ですが、時にはこんな事もあるんですね

 夢の非日常を過ごす、狐の宿だと。

夏咲き恋よ 夜空にあがれ

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 先のエンディングテーマ曲は、春ウララ、君ト咲キ誇ル、でした。

夏咲き恋花火
 一転し、賑やかに恋をしまくる「夏」の歌! 早くもエンディングが変わった!?
 3話ごとに変わる四季の曲だそうな。
 で

 繋いだてのひらが愛しい 言わないけど伝わるね 今年の夏の二人

 すごくラブソングだコレ!
 此花亭は、「あの世とこの世の間」だとハッキリ描く第4話での変更に

 てか柚の頭がタワー状態だよ!

七つ前は神のうち、身近で神秘的な“七五三”

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 七つまでは神さまのうち、それは「七つ前は神のうち」と言い伝えられている

七五三
 まれに創作にも出てきますが、最近では、Fateスピンオフ「プリズマイリヤ」の重要ワードにも登場
 当時は、「まだこの世に命が定着していない」とされ
 七歳でようやく“人”に

 何と人別帳、当時の戸籍帳も、七歳未満は載せなかったそうな。

 七歳で「一人前」。
 医療、栄養面が満足でなく死亡率が高かったのが原因と思われますが…。

 戸籍帳にさえ、ってのは、ちょっとびっくりですね

終わってみると、ふと思う事

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 最初に、婆ちゃんに反物を持っていくとき、部屋が離れだったんですね。
 この時点で、「ちょっと変わったお客ですよ」って
 示してたんだなー、と

七五三の起源は、お公家さんの儀式?

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 今日のような七五三は、江戸時代からとされます。

七五三の起源
 平安時代中期、公家で三歳~八歳くらいまでの、男女のお祝い儀式が行われており
 中世には、三歳になると髪を伸ばし始める「髪置」の儀式が。
 三歳が区切りみたいな。

 これは、「奇数は縁起が良い」という、中国の思想の影響もあると考えられるそうな。

今の七五三の始まりは、あの有名な徳川将軍!?

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 あの「生類憐みの令」の、犬公方・徳川綱吉、その子供の健康祝いだったという。

現代の七五三
 あの徳川綱吉の息子、徳松の健康を祈って始まったもので、あやかって庶民にも広がり
 関東を中心に、また呉服問屋が商戦を立てるなど
 盛んに行われるようになった

 やがて明治時代に「七五三」となり、現在の賑わいは大正頃あたりらしい

 公家の儀式を武家が取り入れ
 将軍家にあやかって、関東の庶民にひろがりやがて関西へ…。

 なお当の徳松様は、五歳で亡くなられています

コメディたっぷりな「卵」騒動! 楽しかった!!

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 やたらウッキウキしてた柚ちゃんとか、育てる気まんまんの棗さんとか!

望まれた子
 やがて皐の悪夢、トラウマを癒してくれる流れだったのは、意外だし素敵でしたが
 後から思うと、「みんな子供が楽しみだ!」ってことが
 後半とも繋がってたんですね

 たぶん、お婆ちゃん夫婦も、あんな風に楽しみにしてたんだろうなって。

 柚たちが楽しそうなほど
 子供を失った奥さんが、どれほどショックだったかを考えさせられる気がします。

 思い返すと、その一連が流れになっていたんですね

皐と蓮の悪夢を食べてくれた獏、瓜乃介

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 まさかの卵生、ちなみに「うりぼう」とは、イノシシの子供のこと。

獏とウリ坊
 ちなみに何故かといえば、背中の縦じまが瓜と似ている事から、ウリ坊と呼ばれるそうな。
 ちょうど「鉄腕!DASH」でも、150年前のマクワウリが育ちましたが
 確かに、縦じまが走っていましたね

 また、獏は夢を食べる霊獣ですが、日本では室町後期には縁起物に定着

 江戸時代に獏の絵札が流行
 枕に獏の絵を描いたり、はたまた獏の形の「獏枕」まで作られたそうな

 この辺、現代人と同じノリを感じるでござるよニンニン。

2017年10月25日 このはな綺譚 第4話「夢の浮き橋」

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 やはりエロいな…。

スタッフ
 脚本:吉岡たかを
 絵コンテ:鈴木行
 演出:福井洋平
 作画監督:山本由美子・難波聖美・安形佳己・樋口博美・佐藤綾子・吉田みずき・黒澤桂子
 総作画監督:黒澤桂子
 アニメ制作:Lerche/ラルケ
 原作:天乃 咲哉/漫画/月刊バーズ・幻冬舎コミックス刊
 制作協力:なし

あらすじ
 ある日の早朝、いつも通りに目覚めた蓮。いつも通りの一日が始まるはずでした。
 しかし、お腹に違和感が、、、なんと蓮のお腹に卵が張り付いていました!
 まさか棗との間の、、、柚たちも卵を剥がそうとしますがびくともしません。
 とりあえず蓮を休ませてお仕事をする仲居達。
 果たして蓮はどうなってしまうのか?そしてこの卵は一体…?

次回、梅雨の季節に送るのは…?

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 冒頭のドタバタが、ウッソみたいなしっとりした元気ラスト。

此花亭
 日頃、宴会や温泉など、温泉宿は「非日常」の楽しさを提供する場所。
 旅だけではなく、それそのものを目当てにするような
 非日常の「ハレ」の場所

 そして狐は“化かす”、楽しい夢を提供する、その併せ技が此花亭なんですね

 悪夢を食う「獏」も加わって…?
 現世で疲れた魂が、あの世に行く前に一休み。「お客様は神さま」か。

 色々言葉が重なった、素敵でエロくてバカな回だった!

 次回、第5話「梅雨送りし」


 このはな綺譚 第1話「さくやこのはな」、柚、※春ウララ、君ト咲キ誇ル
 このはな綺譚 第2話「春の旅路」、皐
 このはな綺譚 第3話「恋待ち焦がれ」、蓮
 このはな綺譚 第4話「夢の浮き橋」、櫻、※夏咲き恋花火
 このはな綺譚 第5話「梅雨送りし」、お菊&瓜乃介
 このはな綺譚 第6話「此花亭怪談」、桐。※オープニング小変更
 このはな綺譚 第7話「夏祭りの夜」、棗。※茜空、君舞フ紅葉ノ散歩道
 このはな綺譚 第8話「かりそめの訪客」、椿。
 このはな綺譚 第9話「泡沫の…」、蓮&棗
 このはな綺譚 第10話「姉上襲来」、皐&柊 ※雪華煌めく家路にて
 このはな綺譚 第11話「神様の休日」、桐&櫻
 このはな綺譚 第12話「大晦日の奇跡【最終回】」、若椿&柚 ※四時・草の縁


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