試し読み 漫画 THE BLUE DESTINY 機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルーディスティニー 5巻 感想 レビュー 考察 画像 ネタバレあり これまでの感想はこちら 前巻はこちら
イフリート・ナハトを解析、“ステルス仕様”! しかし、それ以上と呼べるのが…?

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2018年版ブルーディスティニー2号機、3号機は、“最新MS”の改造機だった!?
 EXAMに耐え得るMSを求め、ジオンから亡命したクルスト博士らしい設定!
 イフリート・ナハトから得たステルス機能も登場!

 2号機は汎用型、3号機は高機動型、2機“異なる設計”へ再設定に!?

外見は陸戦型ガンダムのまま
 従来の設定は、“外見から誤認された”という事にするのか、内部的には別物という設定に
 巻前半は、宇宙世紀におけるセンサー能力の話を描き
 ステルスの有効性と弱点を描写

 対し後半、超感覚で敵の位置を掴み取る! ニュータイプの感覚ってやっぱりスゴい!!
 
暴走ブルー1号機”に乗っていた試験パイロット、クレア・キルマー少尉も登場

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 ユウ達が止めた事で命を取り留め、テスト要員として登場。痛々しい…。

あらすじ
 作戦“プロジェクトレガシー”、UC.0060年代のある絵画は、未来を予測したと評された
 いまや、スペースノイドの財産となった絵画「フューチャー・ワールド」を巡り
 ユウ達は乗機をステルス戦対応へ

 性能を抑え込む事をユウは疑問視するが、“マリオン”を知る手がかりを掴む

 やがてユウは、完成間際のBD2号機と3号機に引き合わされ
 クレア・キルマーと模擬戦を行う

 クレアはマリオンの意思を尊重、NT殲滅モードを使わせないで欲しいと懇願し…?

シミュレータで外装を与えられた2機、実は“競作”だった…?

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 内部的にはオーガスタ製の最新型、外装は上層部にアピールすべく設定された

ブルーディスティニー2号機/3号機
 従来設定では、陸戦型ガンダム改造で、3号機は2号機のパーツ取り用予備機。
 しかし性能向上に余念ない博士は、2機を異なる設計にする事で
 更なる性能向上を図っていたという事に

 2014年にはサイドストーリーズで、“HADES”システムが本作から派生

 この時、政治的圧力で、オーガスタに簡易版EXAMを提供した事になっており
 代わりに最新鋭機を譲り受けた。

 2号機はジオン技術を取り入れたオールラウンダー、3号機は高機動型という設定に

異なる性能を持つ2機は、EXAMセッティングも大きく違った

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 ブルー3号機のカラーは、ユウが昔乗ってたセイバーフィッシュを踏襲した事に

EXAMシステム
 こちらも更なる発展を期して、2号機は“サイコミュ受信機能”を縮小し
 ニュータイプを感知し、性能を解放するという現挙動を抑えて
 意図的にシステムを発動させる仕様

 対し3号機は、現1号機の仕様を踏襲した仕様に

 この変更、ニムバスは何を思うのでしょうか

一年戦争、連邦が持っていた話がなかった“ステルス”技術

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 頭部追加ユニットは、イフリートナハトを参考にした、ジャミング装置となっている

ブルーディスティニー1号機「ステルス」
 イフリートナハトを鹵獲した連邦も、ステルスを研究開発していた設定が誕生
 先日に続き、今度も胸部ユニットを換装し
 廃熱を抑えることが可能に

 旧ガンダムゲームでは、“熱センサー活用”がフェンリル隊などで語られました

 なら逆に、それらに探知されない研究も進められていても
 おかしくないというワケですね

 しかし探知を避ける為、性能を犠牲にし、ユウに不満を感じさせる事に

敵MSとして、MSV-Rからグフ系が参戦!

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 上がグフ・ヴィジャンタ、下がグフ戦術強攻型

MS-07Gシリーズ
 これらは同時期に開発、ヴィジャンタは、グフの軽快さを活かした特殊装備
 08小隊で、ノリスが空中戦を演じた事を下敷きにしたのか
 ワイヤーを登坂用に用いる

 対し戦術強攻型は、MSV“重装型”の発展型とも呼べる機体か

 グフの特徴、固定装備による大火力を更に伸ばし
 全方位に弾丸をバラ撒いた。

 共に、MSV-R「ザク編」に収録されている

宇宙世紀はミノフスキー粒子の登場で、有視界戦闘が主流となった

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 原作ゲームから20年、その間に積み重ねた設定をフィードバックへ

宇宙世紀のレーダー事情
 ナハトは2009年ゲーム初出で、オデッサ作戦時に鹵獲した事になっている。
 本作では、同設定を取り入れ、機体を連邦軍も研究し
 ステルス仕様を生み出したのだ

 粒子による阻害で、視覚・熱・音に頼って敵を探す時代、ステルス機は有効!

 亡命者クルスト博士が開発するブルーは、急遽始まった開発計画である為
 資金調達の為、様々な装備試験を代行している

 今回、ステルス装備試験まで押し付けられた、というワケ。

作戦“プロジェクト・レガシー”とは、ある絵画の奪還計画である

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 宇宙世紀0060年代、ある無名画家が描いた絵画フューチャー・ワールド

フューチャー・ワールド
 発表当時、スペースノイドは「これは地球と宇宙、支配構造の逆転だ」と受け取った
 絵は政治的意図を帯び、スペースノイドの戦意高揚の為
 ジオンのマ・クベ司令が持つ事になった 

 しかしオデッサ陥落で、マ・クベは絵を捨てて脱出、争奪戦が始まった

 もし絵が焼けてしまえば、連邦が絵を否定した事になり
 宇宙移民抑圧だと難癖を付けられる

 たかが絵でも、象徴となれば、大きな政治的価値を持つ事になるのだと。

絵を護送するジオン部隊、彼らが廃墟と化した町に隠れていた

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 そうと知らず現れた別のジオン部隊は、町の惨状に息を飲む

地上のジオン兵
 機動性、小回りの良さが最大の武器であるMSですが、市街戦では活かせません
 相対的に小さな連邦戦車に対し、不意討ちを貰い放題となってしまい
 半年以上も戦争が停滞する理由に

 元々コロニー落としで蹴りをつけるはずが、地上戦になったのが停滞の原因

 文字通り温室育ちのコロニー育ちたち
 虫が多く、天候も安定しない地球環境なんて暮らしにくい事この上ない!!

 明日は我が身、帰りたいというジオン兵が切実…。

廃墟に潜伏し、いつまでも来ない迎えを待つ“絵画護送部隊”

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 先手は最も視覚センサー性能が高いブルー、しかし狙撃に失敗し…。

闇夜の争奪戦!
 敵は生産数が極端に少ないG型グフ! 連邦側にはデータが少ない為
 直撃させたのに、思ったよりダメージが通らないなど
 切実な焦りが面白い!

 他方、来ない増援と連邦出現に焦り、ジオン指揮官が降伏を考える場面も

 元々は画商だそうで、人材不足だったジオンっぽいですね。
 どんな人材でも適材適所で使うしかなく。

 絵の扱い方を知ってないと、台無しにする怖れもあるのですから。

連邦の隠密攻撃で、一気に蹴りがつくはずだった戦闘なるも…

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 ジオン守備側が、思った以上に優秀だった為作戦は破綻する事に

ニムバス・シュターゼン
 スパイを通じ、連邦EXAM機を観戦に来たニムバス隊も、その様に驚く事に。
 グフ・ヴィジャンタは、ヒートロッドならぬワイヤーを懸架しており
 ワイヤーアクションが可能

 縦横無尽に空中を跳ね、MSにありえない挙動に翻弄されるユウ達!

 かたや戦術強攻型も、大型ガンパックとガトリングガンを連射し
 身軽&重火力で翻弄するグフ!

 現場の抵抗に、戦術を覆された連邦! MS戦ならなおさらなのでしょうね
 
ステルス装備が普及しなかった理由? 乱戦の中で

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 電力を消費し、カメレオンのように色を変える塗装らしい

ステルス戦機の弱点
 特殊塗料は熱に弱く、戦闘中も維持し続ける事が難しかったらしい。
 また、足音を消す衝撃吸収素材も容易に磨り減るので
 短距離が限度

 消音器付きライフルも、通常型より射程が短いなどデメリット多数

 先手必勝には有効であるものの
 G型グフの予想外の性能、使いこなすパイロット達に押し返されるユウ達

 実験とはいえ、一戦でどんだけコストを費やしたんでしょうね

お前は(絵を)守るつもりか (絵に)守られる気なのか?』

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 私の「フューチャー・ワールド」が私の手に戻るんだ 私が意図したその通りの絵として

ユージーン・スクッラ
 しかし、この町を指定したのは偶然か、それともマ・クベ大佐の意図だったのか
 町は、絵を描いた画家スクッラの生まれ育った場所であり
 彼の手で焼かれる事に

 元々そんな絵じゃない、政治的解釈で捻じ曲げられ哀しかったのだと

 ガンダムUCで、宇宙世紀初年、希望を込めて作られた言葉が
 偶然に意味を持って惨禍を生んだように。

 宇宙世紀らしい悲しい事件。

予期せぬ強敵は、ユウ達モルモット隊を「チーム」として大きく成長させた

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 暴走ではありません 必要な時だからこそ です(ユウ・カジマ)

マリオンへの第一歩
 また、EXAMシステムに振り回されていたユウも、マリオンの協力を受け
 力を必要なだけ引き出す、新しい第一歩を踏み出す事に成功
 目撃したニムバスも嬉しげに撤退に

 マリオンを哀しませない、EXAM使いに相応しい男と認めたのでしょうか

 本作のニムバスは、マリオンの事を深く思っているようですが
 彼ともいよいよ直接対決ですね

 旧作通りなら、“あの人物”もじきに死亡ですが、どんな形を辿るのでしょうか…?

キャリフォルニアベース奪還作戦を前に、連邦は優勢を奪っていた

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 陸戦型ガンダム、陸戦型ジムの肩に、ミサイルを固定する装備が開発

EXAM研究所
 オデッサ基地が陥落し、ジオン軍は、北米最大の拠点キャリフォルニアベースに敗走
 ユウ達から見て、ジオン兵たちには疲労感が濃く
 地上の戦いは終盤に。

 際し、ユウ達の実戦データを元に、味方部隊機も改良され絶好調!

 前巻では、ガンキャノンⅡのビームキャノンを換装するなど
 多彩なテストを担ったブルー1号機

 胸部換装機構も、他の陸ジムに取り入れられたそうな

EXAM研に呼び出され、ユウはブルー2号機・3号機と邂逅に

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 原型はオーガスタ製の“最新ガンダム”、NT-1アレックスなのか?

ブルーディスティニー2号機と3号機
 前述の通り、より強力な機体を欲してジオンから亡命しただけに、クルスト博士は貪欲
 陸戦型ガンダムに留まらず、MS試験への積極的な参加を繰り返し
 更なる高性能ベース機を手にしてしまった

 しかも別々の設計を施し、少しでも多くのデータを得ようとする博士

 第1巻の戦いで傷を負い、実戦参加できないクレア・キルマー少尉と
 ユウで“EXAM”の模擬戦を行わせる博士

 EXAMと連動させたシミュレーションは、博士を満足させるも…?

本来“対ニュータイプ機”、仮想NTとしてEXAM同士の模擬戦に

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 際し、同じマリオンを介して作動する機体、イフリート改も反応に。

EXAMの模擬戦
 際し、先の戦い以来EXAMシステムが制御可能となり、ユウはNTめいた感覚を獲得
 目視することなく、敵の位置を感じ取る“EXAMの力”さえあれば
 ニュータイプとでも戦える!

 戦闘後も、システムに呑まれていない彼を、クレア少尉は信用する事に

 今巻、ステルス戦が大きなテーマでした
 しかしNTやEXAM機は、そうした“誤魔化し”を意に介さず知覚する事が出来ます

 だからこそNTは怖い、だからこそ対抗する力が必要なのだ、と。

テスト終了、満足いく挙動を示した“EXAM”に博士もニッコリ

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 もちろん後ろでは、ジオンのスパイであるジルが顔芸で見守っていた。

EXAMの実証
 これまで連邦上層部でも、暴走を繰り返すEXAMに、利用価値が危ぶむ声があった
 しかし今回、ユウやニムバスのような“適切なパイロット”を見出せば
 非常に有効だと実証できたのだ

 パイロットの発見、コア・ユニット量産さえ出来れば悲願は叶う!

 現時点では、コアはBD1~3号機とイフリートの4つのみ
 ユウが交戦した際のコアは“HADES”原型に

 HADES原型コア“オルタ”は、量産を前提とし、欠陥品となってしまっていたという。

“Dフェイス”。新たに発覚したシステムを、クレアは使うなと懇願する

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 マリオンは戦いを望みません、なら何故EXAMは暴走するのか? その答え。

Dフェイズ
 前世代機イフリート改のような、リミッターなしのEXAMは、搭乗者に負荷をかけます
 しかし、それと別に、“強制で暴走させNTを殲滅する”という
 NT抹殺フェイズが存在すると判明

 パイロットでなくEXAMが制御、感知したNTを殺す! 博士の本懐!!

 しかし、暴走はマリオンの心を苦しめると感じているクレアは
 決して使わないでと頼む事に。

 次巻イフリート改と対峙し、“Dフェイズ”に飲まれる…?

収録

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 カバー下ではステルス機構解説! ノリノリだな!!

 角川コミックスエース「機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー 5巻」。漫画:たいち庸
 シナリオ:千葉智宏。月刊ガンダムエース連載、角川社発行。
 2018年3月(前巻2017年8月)

収録
 第21話「プロジェクト・レガシー」
 第22話「深夜の市街戦」
 第23話「混戦の街」
 第24話「EXAM研究所」
 第25話「クレア・キルマー」
 カバー下オマケあり

 誕生20年を経て、蓄積された“一年戦争”をフィードバック。確かに頷ける気がします

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