公式サイト 異世界食堂 第9話 9話 感想 シーフードフライ/クリームソーダ レビュー 考察 画像 内容 ネタバレあり 20時追記 原作未読 前回はこちら
恋と食欲が繋ぐ“交易路”。口調と好物がギャップなラナーさま可愛い!!

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大酒食らいが、ねこやの後、横になれる場所欲しさに作った小屋が、交易路に役立ったり
 奥手な王子が、恋した皇女にいつか結婚を申し込もうと交易に
 個人的な気持ちが世界に繋がる!

 理屈っぽいのに、大好物は子供っぽいクリームソーダ、ラナー様も可愛い!

圧倒的コンビ回
 まずはビールの大ジョッキ! 山道をひたすら歩いた後、冷たいビールでまず一杯!!
 熱々フライを、ビールで流し込むドワーフコンビが楽しい!
 だから小屋を作ったのね!

 足をバタバタ、後でタルタルに怒ったり、どっちの二人組も楽しかった!

ビールを冷やして飲むのって、世界・歴史的には「珍しい」らしい

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 ビールは3度注ぎすると、泡がしっかり出来て美味しい! そこには科学的な理由も。

麦酒 
 異世界ファンタジーでも、「麦酒」「エール」がよく出てくるように、海外でポピュラーな飲み物
 しかし、ビール後進国である日本は「冷蔵庫」登場と共に普及したせいか?
 常温、独では温めて飲むビールも。

 日本でも当初は高級酒で、廉価版の“ホッピー”が生まれた、という経緯も。

タルタルソースを黙っていたギレム、それじゃ戦争だろうが…!

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 フライは、タルタルでもソースでも、はたまた醤油でも合うんだよ…!

あらすじ
 硝子職人のドワーフ、ガルドは、酒職人のギレムに「旨い酒と魚がある」と誘われ山登りに
 怒ったガルドだが、待っていた酒の桃源郷にしこたま飲み
 そのまま眠ってしまった

 こうして寝る場所欲しさに作った小屋が、ドワーフと他人種の交易に役立ったとか。

 同じく「交易」を指示する砂の国の王子シャリーフ
 というのも、ねこやで見た帝国皇女、アーデルハイドに惚れてしまったからなのだ。

 奥手な兄の為、異母妹ラナーは、今日も背中を押し続ける。

 次回、第10話「クレープ/納豆スパ」

アレッタさん、サラの私宅で家政婦を始める

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 銅貨10枚銀貨1枚、銀貨100枚で金貨1枚! 自分の世界にも居場所が出来たアレッタ
 また、サラの妹は、アレッタのクッキーを「銀貨50枚くらい」と予想。
 そこには異世界の事情があった

 異世界というか、“十字軍以前の中世”の事情というか…。

『なあ、…何故! 儂らは山に登っとるんじゃ!

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 何故って? 飯を食いに行く為じゃよ…

ガルドとギレム
 相棒に、「この世のものと思えない魚と、酒を出す店に行こう!」と誘われたガルド
 だが、彼の疑問もごもっとも!
 と

 何で魚を食いに行くのに、山ン中を歩いとるのかと聞いとるんじゃい!

 彼らは、土の民ドワーフ
 こう見えて、鉱物などの加工を、どの種族より得意とするファンタジー定番の一族である

 酒をかっくらうのが、大好きな一族としても知られる!

この…、ボケが! ぅおっと!?

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 殴ろうとして思わずズッこけてしまうガルド
 また基本、ドワーフは江戸っ子気質というか
 ケンカっぱやいところもある(偏見)

 どわあふ…、で、あるか。
 
『こんな山の中で、旨い魚を出せる店などあるか…!』

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 ギレム…、あそこにあるのは、ただの掘っ立て小屋にしか見えないんじゃがなあ

怒りの戦斧
 友人、ギレムにかつがれたと思ったガルドは、いよいよ殺気立つ
 ギレムはニヤッと笑って言う
 と

 異世界食堂の入り口じゃよ!

 大工は専門外のギレム
 とある目的で、彼がとりあえずこしらえておいたらしい。

 とりあえず建てる辺りが、実にドワーフであった

『“いらっしゃいませ”』

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 しかし脳内に響いた“クロ”の声に、二人は当惑を越え戦慄する
 事情を知らないガルドなど、またも戦斧を握ったほど。
 彼らは、割と迷信深い事も多い

 前回のハンバーグコンビが、割と、サラッと流したのと対照的であった。
 
『注文はもう決まっておる、今日のシーフードフライの組み合わせは何じゃい?』

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 タラとイカリング、ホタテです

火酒
 珍しく盛況なねこや、当惑したが、気を取り直してフライとビールのジョッキを2杯
 それに、ウィスキーのボトルをロックで!
 と

 早めに頼むぞい! 山ン中登ってきて、疲れとるからなっ

 決して客が多いとは言えないが
 そこはそれ、作画するのも大変だから仕方ないよね!!

 口すら動かさないクロ様、作画に優しい!

『“かしこまりました”』

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 余談ですが顔の作画は、「口が開く範囲」を計算して描かれるので
 閉じた、或いは開いた状態だとおかしい事も多々
 対しクロさんは喋らない!

 クロさんの作画が、割と美しく感じるのは、その点で優しいからなのかも(作画に)。

『ビールとウイスキーとやらを頼んどったが、そいつが“旨い酒”かのう?』

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 ドワーフ一の、酒職人であるお前さんが言う程のものなのか?

本当か!
 ガルドが、彼を信じたのももっともな話、ギレムは酒職人だったのね!
 曰く、知らない酒がゴロゴロあり…
 そして

 どれもこれも、とてつもなく旨いッ!

 色めきだつオッサン二人!
 足をブラブラ! そう、ドワーフってのはホントに酒好きなのじゃよ!!

 現代日本程、沢山の酒がある国は滅多にない!!

『“シーフードフライ二人前と、ビールをジョッキで2杯、ウィスキーのボトルをロックで”』

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 前回のやりとりを引継ぎ、二人に注文を伝えるクロさん
 調理場では、ひき肉がごろごろと煮えて
 実に美味しそう。

 これって、ご飯と食べても美味しいんじゃないか…?(錯乱)。

アレッタ『はーいっ! ビール、私がやりますねっ!!』

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 ねこやのビールは、3対7の3度注ぎ

家でも出来るよ!
 生ビールをサーバーから注ぐアレッタ、作画低減かサーバーが新しいのか、傾けずに!
 3対7とは、泡が3割になるよう注ぐ事
 で

 クロさん、これ、覚えて下さいね?

 3度に分ける事で「泡を立てる」。
 泡がふたをし、また、“泡に馴染み易い”成分がたっぷり残って美味しく!

 小さなコップ、缶そのままより、美味しく飲める理屈。

ほほーっ! こいつが異世界の酒かぁ!!

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 食いつくように感心するガルドと、笑顔で運んでくるアレッタさん
 アレッタさん、球場のビール売りでも似合いそうである
※感想。

 なお扉の魔法は、「異世界人は、ビルの外には出られない」よう仕組んであるそうな。

おおーっ、ずいぶんと奇麗なモンじゃのう♪

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 おおーっ! 随分と旨いもんじゃのう! この“びーる”っちゅう酒はっ!!

もちろんじゃ!
 しゅわしゅわと心地よい音、透け見える黄金、キンッキンに冷やした器の素晴らしさ!
 ガツン! と鳴らすと、一息で飲み干してしまった!
 で

 このびーるっちゅう酒を、もう2杯頼むわいっ!

 お前ら自重せえよ!
 と思ったが、山道を登ってきたところに、冷たいビールとか拷問じゃねえか!!

 あ、だから今回“山の扉”だったワケか!

アレッタさん『ああ、はい! ただいまー!!』

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 バコンバコンと、嬉しそうに靴を鳴らし、たまらず2杯目を頼む二人
 昔にしても、山などに人工、天然の冷蔵庫がありましたし
 江戸時代も「氷」が献上されていました

 しかし、“キンキンに冷やした麦酒”等、そりゃあ初めてに違いない!

『うーん…、しかし、この硝子の盃は中々に良いのう……』

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 また量産品とはいえ、中世期と比べれば工芸品に見えるジョッキ
 特にねこやは、よく手入れされているのか
 ピッカピカだよ!

 どわあふも感心するレベル。

『透明で…、澄んだ酒の色がよう見える…』

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 手の込んだ細工が得意なお前さんには、ちと退屈ではないのか?

黄金の魂
 実はガルドは、一流の硝子職人であり、それもギレムが誘った理由だったらしい
 ビールとジョッキが、職人魂に火をつけた!
 と

 いや…、澄んだ酒はそれものが一つの飾り…!

 細工こそ職人の見せどころ!
 からかうようなギレムに、だがガルドは真顔で、「他の飾りは邪魔になる」と答えた

 透明な杯に、透ける黄金、それこそ最高なのだと。

ギレム『お前さんなら、そう言うと思うたぞ!』

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 狙い通りの答えに、ニヤッとするギレムだったが、「職人」ギレムは続ける
 これほどの透明度、均一な形を実現したのは
 手間暇、というだけじゃない

 きっと何か、特殊な技術を用いたに違いない、と。

『お待たせしましたー♪ 生ビール“大ジョッキ”です!』

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 グラスを鳴らす音が、ゴォン!と、ちゃんと鈍いのも素晴らしい!! 音のこだわり!

地獄のヒゲ泡コンビ
 注文時、アレッタが気を利かせた大ジョッキ、その正体はご覧の大きさ!
 だが安心して欲しい、彼らは酒豪だから…
 で

 おぉー! こんなにも大きいとはっ!!

 嬉しげに流し込む二人!
 一族独特の体型で、「酒樽」とも呼ばれるドワーフならではじゃのう!!

 身体は酒で出来ている

『“お待たせしました、シーフードフライです”』

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 いよいよご対面となったが、依然「山の中なのに」というガルド
 だから、ここは異世界だと言ってるのだが
 酔っ払いだから仕方がない

 輸送技術も、“活け締め”もない中世なのだから。
 
『葉っぱみたいなのが魚で、後は貝と、イカとかいう儂もよく知らん海の生きもんじゃ』

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 うひょー! こいつが魚の味かーーーーー!?

別物
 ぐしゅさくっ! と衣を破り、舌を転がるタラフライ! 白身のほろほろした旨さに感動するガルド!
 日頃の、保存用に塩漬けされた魚とは別物!
 で

 これはいかん! ビール、おかわりー!!

 肉厚なタラがあっつあつ!
 キンと冷えたビールで、キュッと冷やす温度差の快感、ビールとフライは格別だ!!

 魚なのに骨もなく、旨いとこだけ味わう悦楽!

まだじゃ! まだ喰いたりん!

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 噛みごたえが堪らないイカリングは、噛むほどに旨みが出るし
 バリバリッと、脂を吸った衣がほどけて
 ますますコクが増す!

 揚げて、熱を通した事で、心地よく噛み千切れるのも嬉しい!

『っあーっ! うまいのー!! ビールおかわり!!

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 さっきのイカより、数段柔らかく歯応えも独特…! そしてこの旨味は何という…

ホタテフライ
 イカの後なら、その柔らかさが際立つが、舌で踊る独特の弾力
 熱を通し、旨味も活性化!
 で

 まさに、海の味とでも言うべきか…!?

 刺し身も旨いよ!
 タラ、ホタテ、全体に淡白な中で、旨味が一番強い気がする!!

 これを最後にした慧眼…!

『ずるいぞギレム! お前さん、いつもこんなもんを?!』

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 矢継ぎ早に熱々のフライをかきこみ、ビールで流したガルドだったが
 人心地付くと、「ずるい!」と言いたくなるのも人情!
 文句たらたらだったのと別人である

 しかし、フライ初心者のガルドは、相棒が「タラフライ」を残したのに気付かなかった…!
 
ガルド『ん? ……ん!?

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 こいつはタルタルソース、っちゅうてな? 魚を食うには欠かせない、最高の味付けじゃあ!

ガッハッハッハ!
 ギレムは、わざわざ見せびらかすように、タルタルソースたっぷりで一噛み2噛み!
 これが旨いんだ、とか言い出す
 で

 先に言わんか! そういう大事なことはー!?

 ガルド怒りの机ドン!
 大事なことは、いつも最後に明かされるから仕方ないね。

 ほくほく白身に、タルタルは最高だよ!

『ウィスキーをお持ちしまし』『おい娘ェ!

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 気の毒なのは、ちょうどウィスキーを持っていたアレッタさんで
 今度は、フライ3皿と3皿、計6皿の追加注文であった
 このお客、大食漢すぎるよ!

 これだから酔っ払いは!

ギレム『この店の飯は旨いが、ドワーフに出すには、量が少なすぎるわい♪』

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 おおいに喰うて飲むぞ! 今回はワシのオゴリじゃ!/おう! お前さんなら言うと思うたぞ!

極楽食堂
 名調子でやりあい、続いてウィスキーを一杯…、「ドワーフ一の酒職人」とされるギレムだが
 どうも、これを参考にしたらしい…?
 とまれ!

 異世界の酒はどれも美味いのう! なんじゃここは神の園か?

 喉が焼ける旨さ!
 火酒、ブランデーほどじゃないが、アルコールが強いのは伊達じゃあないよね!!

 これをロック、氷がほどよく溶かしてくれる!

『もしかしてあれか!? 酒も魚もまだまだ美味いもんがあったりするのか!』

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 勢い込むガルドだが、答えるギレムもニヤリとしたもの
 打てば響く、聞けば聞くほど言えば言うほど
 涎が出てくる!

 酒で、適度に理性がフッ飛んだ二人、ドワーフとは陽気な一族よ!

ギレム『特にアレ、西の大陸の、コメとやらを使ったセイシュちゅう酒は美味い!』

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 もう、毎日でも来たいくらいじゃよ!

宴の日々
 ワインにしても中世期とは、醸造技術が違うし、「セイシュ」好きなテリヤキもニッコリ
 こうして、ドワーフの宴は過ぎて行く
 と

 それはワシも同感じゃ! ガッハッハッ!!

 旨いものも盛り沢山!
 感動したフライさえ、「タルタル」という食べ口一つで、更に旨くなると知ったガルド

 俄然、盛り上がらないはずがなかったのだ…!

『…おおっ!

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 あれは…、夢ではないようじゃ…!

感謝の決意
 翌朝、猛然と飛び起きたガルドは、あれが夢だったのかと疑ったが
 幸いに、ウィスキーという名残が残っていた
 で

 まずは…、次までにこの小屋を、もう少しマシなモンにするかのう…

 丸くなったギレムへ感謝を!
 つまり彼は、たっぷり飲んだ後、そのまま寝られるように小屋を建てていたのだ

 さすがドワーフ、やる事が土木工事…!

その後、この山の中に、場違いなほど立派な石の山小屋が誕生し…

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 一つ謎があった、ドワーフ自慢の斧の一撃を受けても壊せぬ程に、分厚く頑丈な鋼の扉である

秘密の交易地
 ガルドは、そのまま寝られるようにしつらえた、完璧な休憩所を据えると共に
 他の誰も入れないよう、部屋を作った
 と

 その意図を知るのは、作った張本人だけである…

 二人のよっぱらいの休憩所!
 それは、険しい「ドワーフの郷」への休憩所となり、旅人を憩わせ、戸惑わせる場になったという

 酔っ払いの執念が、交易に寄与したという好例であった…!

余談、どわあふの郷

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 もっとも有名なのは、ロード・オブ・ザ・リング、指輪物語に出てきた「モリア」
 同世界で、大陸唯一の“魔法の銀<ミスリル>”産地で
 ドワーフが大王国を築いた

 結果、古の怪物“バルログ”を掘り当て、滅びちゃったという…!

 皆! ミスリルを掘る時は程々にな!!

アレッタさん『ありがとうございましたーっ♪』

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 扉で締めて、扉で始まる、Bパートは“コロッケ離宮”よりお送りします。

小さな恋のメロディ
 続いてチョコレイトパフェ姫、未だに静養中なのか、すっかり根が生えてしまったのか
 笑顔で離宮に戻ってゆく。
 が

 やはり…、美しかったな…

 実は彼女に恋する青年が
 いかにも中東風、生まれも育ちも違う客が集う場所、そこがねこや

 時には、ロマンスが生まれることも…?

『(麗しの君…、君は私の愛に、応えてくれるだろうか…?』

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 なお青年自身が、こうして見つめられる、というオマケ付きであった…!

小さな濃いメロディ
 これはひどい。でもチョコパフェ姫ってば、可愛いから仕方ないね!
 今回は、そんな恋のお話なのね。
 異国情緒である。

 あと、この場面の姫様かわいい。

『さあさあ、お立会い! 冷やしたての、冷たいカッファだよ!!』

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 うん…、いつの間にやら、“アイスコーヒー”が広まっているなっ♪

砂と魔法の国
 ここは「砂の国」、東西大陸を見渡しても、最大の国土を誇り、魔法にも長けた国だ
 だが住みよき土地は少なかった
 と

 砂の国と呼ばれる我々の国では、魔法が他国より多く普及している

 砂漠だらけの魔法国
 というのも、特に“町同士の交易”に、魔法が欠かせないからだと

 魔法技術は、古代エルフの遺産であった。

『魔法が発達したのは、その国柄ゆえの必然だったのだろう』

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 馬ならぬ「砂トカゲ」に、元気の付く水を飲ませたり、砂に沈まない魔法の網の靴
 また、旅に際しては人里を遠く離れて歩くことになり
 怪物との遭遇戦も多い

 こうした困難の打開に、“古代エルフ”の魔法技術を取り入れ、発展したのだという。

『質さえ問わなければ、他国の倍以上の魔術師がいる』

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 そんな国だからこそ、アイスコーヒーは爆発的に普及し、新たな名物となった

オリエンタル・マジック!
 魔術使いの多さが、「コーヒーを冷やして飲む」という、贅沢な発想を日常レベルまで!
 おかげで、他国にもアピールできる名物に
 魔法万歳!
 
 考案したのが、この砂の国の王子であり、ボクの兄、シャリーフであった

 ボクっ子だと…!?
 そして、嫉妬の目だと思いきや、兄を「心配する」目線だった、と

 オリエンタルなボクっ子とは新しいな…!

『兄君は、いささか奥手すぎると思うんだが?』

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 モノローグだけでなく、実は日常会話まで理屈っぽいというか
 男っぽい口調だった妹姫。
 かわいい。

 見た目とのギャップで、完全にフェイント。

シャリーフ『そ…、そうは言うが、相手は東大陸の姫だぞ!

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 故郷を離れ、砂の国に嫁げ、というにはそれなりに準備が要る!

交易都市と恋のリスク
 既に姫君の正体を突き止めた彼は、大陸さえ違う、「東大陸の帝国」へと使者を出し
 同盟、交易を求めたという
 が

 そうではない! 兄上自身のことっ…。

 とは妹君のツッコミ。
 王族として、“恋愛”なんて軽々しくすまない、というのも理解できますね

 王族はめんどくさくてすまない…!

『ボクには、兄君が彼女を口説き落とそう、という気概が感じられないっ』

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 と、公然と説く妹君、いかに兄妹とはいえ、肌丸出しの格好と相まって異質感も。
 顔を隠せとか、その辺の「現代中東」とは
 価値観が大きく違うらしい

 というのも、顔を隠すのはイスラムの教え、その誕生は西暦600年ごろなのだ。

 トンネルで変わる反響、音の演出がホント凄い!

賢い妹君『しかし、…国力が違いすぎる』

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 とまれ問題は、「砂の国」の国力が、せいぜい有力国程度で、帝国とは釣り合わないこと。

政恋
 さいわいパフェ姫は「療養中」、しばらくの間は、他に結婚話が出ることもないだろう
 でも、彼女がイヤといえば成就しない
 と

 だからこそ、病が癒える前に親しくなっておくべきだと思うんだっ

 もし国力が釣りあう国なら
 言っちゃ何ですが、政略結婚でスムーズに成就するでしょう

 でも現実は違う、もっと熱くなれよ!と

諭すように言葉を紡ぐラナーは、俺の妹だ。だが、母親は違う

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 ラナーの母は、下級貴族の娘ながら、周囲より頭二つは飛びだす程優れた魔術の才を持っていた

俺の妹がこんなにも賢い
 太陽が焦がす灼熱の、魔術を尊ぶ風土ゆえ、才能を買われて宮廷に上がる事を許された
 貴族ながら、母は低い身分だった
 が

 やがて王の心を射止めて、ラナーを産んだという
 
 才能と身分
 賢いのも、恋に積極的なのも、母を思わさせる面影なのですね

 若いころのお母さん美人!

『そして彼女は、宮廷魔術師として、俺達二人に魔術を教えた』

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 同じ父いっても、母の身分の違いは、そのまま亀裂になる事がありますが
 母は、宮廷魔術師として二人の「師匠」になった事から
 兄妹仲を取り持つことに

 遠慮会釈ない妹、でもそんな妹さんが、可愛くて仕方ないのね!

『行こうか?』『そうだね、昼の砂漠は暑過ぎる…っ♪』

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 こんにちは、お世話になりますわね♪

スイッチ
 店主に向かっては、急に女性言葉、笑顔で応対するラナー姫様。
 見事な切り替え、育ちの良い子であった。
 で

 ご注文がお決まりになりましたら、お伺いしますね♪

 実は砂漠のど真ん中だった!
 さっきの地図ってば、扉の場所を記したものだったのですねえ。

 太陽ギラギラ真昼間、なのに砂漠を渡る王子…!

ラナー『うん…

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 来店中なのはガガンポにカレーライス、そしてcv杉田。

愛の不統一
 残念ながら、一人だけエビフライが混ざっていた。せめてカツ丼からハンバーグ辺りだったら
 ライス勢という、美しい統一感が生まれていたのだが…
 が

 麗しの君は、まだのようだね?

 ともかくチョコパフェ姫はいない
 察するに、王子殿は、「この時間に姫が居る」と見越して来店しているらしい

 昭和の恋愛漫画みたい!

シャリーフ『ラナー、決まったか?』

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 珍しくメニューに悩む常連客、それがこの二人。
 フツーに悩んでてちょっと笑えますね。
 当たり前なんですが。

 まるで、仲の良いただの学生さんみたい。

ラナー『(今日のクリームソーダは…、どうするかっ?)』

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 炭酸は…、ジンジャーエール、コーラ、オレンジ、グレープ…! やはり、メロンソーダか!

決まったぞ兄君♪
 上はアイスかソフトクリーム、それにコーヒーでも炭酸でも、好きな飲み物を選べる嬉しい仕組み!
 あと、「決まったぞ♪」がめっちゃ可愛かった!
 で

 俺は、コーヒーフロートをアイスクリームで、“カッファ”は甘みを強くしてくれ

 妹はメロンソーダとソフトクリームで。
 またポイントは「甘み」、実際、中東辺りは甘いものが好物なんだそうな。

 インド式の紅茶“チャイ”は、死ぬほど甘いと評判。

一方異世界砂漠では、今日もひたすら太陽が昇っていた

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 中東で、チャイなど飲み物がひたすら甘いのは、こうした暑さで奪われる体力に
 糖分を取って、しっかり身体を供えておく!
 という積み重ねでしょうか

 またイギリス植民地時代、良質な茶葉を奪われ、クズ茶を美味しく飲む為に考案されたらしい

『おまたせしましたー♪ コーヒーフロート、メロンソーダですっ♪』

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 うむ…、いつもながら美しい♪ まず…、最初の一口は、クリームでなくてはならないっ♪

メロンクリームソーダ
 まずは目で楽しみ、アイスクリームを堪能し…、ついでシュワッとメロンソーダを頂く!
 この3連コンボの素晴らしさ!
 が

 炭酸が苦手とは…、兄君も損な事だなあ?

 略して兄損。
 慣れないものは苦手、それも一つの感じ方ですよね。
 
 もちろん、敢えて兄には言わない優しさ。

『(私からすれば、カッファの甘みと苦味の混ざった風味のほうが、違和感を覚えるのだが…)』

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 つまりラナー様は、コーヒーを飲むならブラック派…? うっすら結露したグラスが涼しげ
 わかんないなぁ…、という表情がホント素直で
 兄弟仲の良さを感じます

 色恋に、さっさと白黒つけなさい! という言動とも通じてますね

『(さて…、そろそろ行くかっ♪)』

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 うん、この味だ! ソフトクリームの滑らかな甘さと、メロンソーダの刺激的な甘さ♪

調和
 両者を立て続けにする事で、口内調味する美味しさ!
 とろり、しゅわしゅわっと一緒に!
 で

 この調和がたまらないっ♪

 単に乗せてるだけじゃない
 カレーライス同様に、「一緒に」って事に意味がある!

 ビール同様、“フタ”になって香りも逃げない!

『(…で、やはり最後は…、これだっ♪)』

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 狙いは炭酸に浸り、アイスが溶け混ざった氷!

完成する味
 これをカリコリ噛むのが、ラナー王女の至福の時間、滑らかなソフトクリームのふわふわ感と
 シュワシュワ、口内で騒ぐメロンソーダ!
 氷!

 この三種類あって、初めてクリームソーダは完成するのだ…♪

 子供も大好きなメロンソーダ!
 理屈っぽい彼女、子供っぽい好物がちょっとした対比です。そこがいい!

 そこが調和!

『こんにちは~、アレッタさん♪』

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 ラナアさん、ご機嫌麗しゅう♪

ご来店
 実はラナー様、同じ「雲」好きのつながりか、既にアーデルハイド様と親しくなっている
 そこで、ちょいちょいと兄を小突くのが日課らしい
 で

 うむ…、その、なんだ…、元気そうで何よりだ

 奥手な王子。
 これは、応援というか、ケツを叩きたくなる気持ちも分かる気がします。

 よそよそしいよ兄さん!

『よければ席をご一緒しませんか? 帝国のお話、聞かせてくださいな♪』

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 ええ、良いですよ? それじゃあ、失礼致しますね?

俺の妹がこんなに出来た子のはずがない
 それと知らない皇女さまは、今日も元気に、チョコレイトパフェを頼むのですが
 兄上様は、やっぱり何も言い出せず
 と

 俺は身体が冷えたので、ウインナーコーヒーでも頼むとしよう!

 ウインナーコーヒー。
 別に、太いウインナーが入っている訳ではなく“ウイーン風”の意味

 生クリームを、たっぷりと浮かせたコーヒー!

『(まったく…、普段の凛々しさの半分も出せれば、彼女を口説くのも容易かろうに)』

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 まあ…、多少なりとも言葉を交わせるようになったのは、大いに進歩だと思うけど

兄と私と 
 チラチラ見る奥手と、そんな好意に気付かない鈍感に挟まれるラナー 
 とはいえ、普段の凛々しい兄を尊敬もしてるそうで
 ギャップも感じているそうな

 出来た妹と、ちょっぴりヘタレなお兄さん、ご兄妹のお話でしたとさ!

 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。(2013年完結)

次回、色めく妖精たち…? エルフ回再び!

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 納豆スパとは、また過激な!

クレープ&納豆スパ
 菜食で、コクのある旨みを出すには、発酵熟成させた食べ物が一番!
 醤油に続き、次回は納豆、独特の臭みで嫌われますが
 海外にはもっと臭いのもあるし…?

 オープニングでも華やかなフェアリーたちも参戦、OP担当の声優さん達が演じるそうな。

 宇宙一かわいい姫様と、何か言ってますが…?

漫画版九月先生イラストでも、兄の背を押すラナー様!

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 アニメイトのキッチンカーで、女王シチューが売り切れ。さっそく反応する九月先生すげえ

かわいい×4
 直前イラストでも指差して笑ってる、ドワーフコンビがホント良かった! 
 あれだけ、好きに飲んで笑って食べてとやると
 こっちも楽しくなるね!

 ドワーフは陽気で酒好き、でもチラッと職人魂を見せたのも格好良かったです

 休憩所なのに本格的に作っちまうスタイル。

砂糖たっぷり、冷やした「カッファ」の流行

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 魔法で冷やしてしまうのがさすが。

カッファ
 コメントで頂いたところによれば、魔法は才能に左右、冷風魔法があれば食いっぱぐれないとか
 また、コーヒーと言えば、先日アルフェイド孫子も飲んでましたが
 あくまで「彼らの認識の中」

 中東に相当する、西大陸南部では定番なんですね。

「こちらの世界」と似た歴史を歩む、カッファとコーヒー

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 西の山国がタツゴロウの国、右上の海国も日本モチーフで前回の国。

砂漠のコーヒー
 現実に、コーヒーと言えばエチオピア=アフリカで、「焙煎して飲む」方法が13世紀に発見
 中東・イスラム世界から、ヨーロッパへと伝来していったそうで
 異世界も似た流れなワケね。

 年代は違いますが、ヨーロッパの砂糖は、中東からの輸入品だった時代も

 異世界では砂糖が高価ですが
 ここ砂漠の国では、近くの島から取れた砂糖が、一般人でも食べられるそうな。

 なお日本へのコーヒー伝来は18世紀、江戸時代中期との事 

あと本作、ホント「音」が良いですよね

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 いつも特に揚げ物を食べた時の音が、すごく食欲をそそる音!
 今回、それに加えて「陸橋の下の反響」が再現されて
 おおって思いました

 音響監督は土屋雅紀氏で、1999年からご活躍中。

甘めのカッファを頼んだ王子、中東の人は甘いものがお好き?

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 揃って甘い飲み物を頼んだ兄妹、「チャイ」の話は前述しましたけど
 同じくインドは、料理が何でも辛いといわれるカレー王国。
 そう思うと不思議ですね

 某・伊藤勢先生いわく、日差しも甘さも辛さも激しい、何もかもが激しいお国柄。天竺!

お姫様も大好き、クリームソーダ!

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 現代では、むしろ懐かしい感じさえする、これも「洋食」の味か

メロンソーダ
 もちろんメロン果汁は入っておらず、孤独のグルメでも「この わざとらしいメロン味!」が有名
 また、沖縄や外国では「バニラの香りがする炭酸飲料」が
 クリームソーダなんだとか。

 ちなみに、カキ氷用メロンシロップを、炭酸水で割ると家でも再現できるらしい。

 確かに、シロップって濃いですものねー。

ビール!ビール!まずは生ビール!!

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 下戸でも飲みたくなる、熱く激しい飲み会だった!

麦酒
 ピラミッドの建造時、労働者に支払われていた、というエピソードも有名で
 紀元前4千年紀、メソポタミア文明で作られていた記録が現存
 中国でも、紀元前3千年前の「痕跡」が。

 ヨーロッパでは、元々ワイン文化があったので、「野蛮人の飲み物」として普及が遅れたそうな

 日本では江戸時代に知られ、明治時代に「高級品」として広まったとの事。

ビールと言えば、面白いのが「子供の飲み物」だった事。

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 五世紀のフランク王国成立で、ヨーロッパでもビールが盛んに作られるようになった頃
 ちょうどワインの醸造も進歩し、アルコール度数がグッと上がったそうな。
 そこでビールが「子供にあった飲み物」になったとか

 ビールが子供に合う飲み物、とか今じゃ考えられないですよねー。

今も生きている「ビール純粋令」

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 日本では、「麦100%」が売り文句になるほど、色んな材料が用いられます

ビール純粋令
 対し1516年の現ドイツでは、「小麦がビールの材料にされて飢餓が起こっちゃう!」と考えられ
 原料に、麦芽以外にはホップと水しか使わないように
 という命令が出たそうな。

 その後、1906年ドイツ帝国が全土に施行し、今も効力を持っているとの事。

 当然、これは「粗悪な材料を使うな!」という理由もありますが
 飢餓になる…、とか時代を感じますね。

 小麦を使った白ビールは、許可を得ないと醸造できなかったとのこと。

何にせよ今回、異世界食堂っていうか

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 異世界酒場って、感じで、バリバリ飲んで騒ぐ二人が本当に楽しそうでした
 まさに、夏場に相応しい回ですぜ…!
 たぶん。

2017年8月28日 異世界食堂 第9話「シーフードフライ/クリームソーダ」

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 CONNECT | アニメーションスタジオ コネクト社が制作協力し、作画復活!

スタッフ
 脚本:神保昌登
 絵コンテ:島津裕行
 演出:和泉志郎
 作画監督:向川原憲、林隆洋、中重俊祐、佐々木幸恵、木下ゆうき、井本由紀
 総作画監督:大塚舞、井本由紀、佐野隆雄
 アニメ制作:SILVER LINK.
 原作:犬塚惇平(犬派店主)/ライトノベル
 制作協力:CONNECT | アニメーションスタジオ コネクト

あらすじ
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OPのキャラもほぼ回収、次回フェアリーズ・ストーリー!

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 誘ってくれたドワーフのギレムは稲田氏、スパロボ的に言えばトロンべの人

あらくれ!
 今回はコンビ回で炭酸回、そして交易回! それぞれの小さな欲で始めたことが交易に
 ねこやをきっかけに、異世界でも繋がりが広がると思うと 
 ちょっぴり笑えますね。

 まさに愛の活動! 略してアイカツ!!ってところですが、もう二桁話数か…。

 ギレムの酒が「ねこやの真似」なら
 その点でも、アイスコーヒーを真似たエピソードと重なるのでしょうね

 毎度、エピソードの重なり方も面白いです。

 次回、第10話「クレープ/納豆スパ」


 異世界食堂 第1話「ビーフシチュー/モーニング」
 異世界食堂 第2話「メンチカツ/エビフライ」
 異世界食堂 第3話「ミートソース/チョコレートパフェ」
 異世界食堂 第4話「オムライス/豆腐ステーキ」
 異世界食堂 第5話「カツ丼/プリンアラモード」
 異世界食堂 第6話「サンドウィッチ/じゃがバター」
 異世界食堂 第7話「カレーライス/チキンカレー」
 異世界食堂 第8話「ハンバーグ/クッキーアソート」
 異世界食堂 第9話「シーフードフライ/クリームソーダ」
 異世界食堂 第10話「クレープ/納豆スパ」
 異世界食堂 第11話「カルパッチョ/カレーパン」
 異世界食堂 第12話「とん汁/コロッケ【最終回】」

 参考:たいめいけん 公式HP
 煉瓦亭 公式ホームページ
 カレー粉とガラムマサラの違い:ヱスビー食品
 ビールの3度注ぎと味の関係:キリン

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