公式サイト 異世界食堂 第8話 8話 感想 ハンバーグ/クッキーアソート レビュー 考察 画像 内容 ネタバレあり 22時末尾追記 原作未読 前回
銀貨10枚!! 美しい見た目とギャップな要求、人魚も夢中のハンバーグ!

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幻想的な容姿で、語尾を食う勢いで「お礼」要求、運ばれた次の瞬間には食べてたり!
 マイペースな人魚と、魅了された漁師の青年が甘酸っぱい!
 後半の作画が動かない!

 また食べたい! 食べたいとお金、切り離せない関係が光る回だった!!

おいしいね!
 どれが旨いと喧嘩ばかりな本作、前半も後半も、「これ美味しいよ!」って珍しい共感回
 アレッタさんも、あっちで良い就職先が決まって何より
 妹さんとまで仲良くなるとは

 クロさんを気遣ったり、アレッタさんは人間関係の潤滑油やで…!

王国随一の名家の娘も、食べた事のなかった「クッキー」

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 散々きっと高い!と悩んだ末、銀貨2枚!? で仰天するラストに笑う

チョコレート・クッキー
 そも現実の西洋でも、十字軍が持ち帰るまで、砂糖は中東からの輸入が主だったそうな
 本作でも貴重、それゆえ「砂糖はたっぷり使うのが贅沢!」として
 高級品はめったやたらと甘いとか

 なので、「ほどよく甘いサクサク焼き菓子」はメチャクチャ美味しかったらしい

 日本でも砂糖は輸入が主、国産登場は江戸時代だとか。

赤の女王やクロ、六色竜は信仰の対象に

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 祈る事で、竜の力を得られる神官や信仰の話が…、一方クロは今日もモリモリ。

あらすじ
 漁師のロウケイは、人魚のアルテに助けられるが、「銀貨10枚」を要求され当惑する
 実は彼女、ねこやに行きたかったが、北の海では交易が無い。
 二人の出会いは“デミグラスハンバーグ”へ

 また食べに行こう! 甘酸っぱい「これから」を約束する二人

 一方アレッタはサラの家政婦の職を得る
 彼女の妹、シアにクッキアソートをお茶菓子で出したところ、大層に気にいられてしまった。

 また買ってきて! サラも加えた3人、お茶を囲む仲となる

 次回、第9話「シーフードフライ/クリームソーダ」

前回、遂にカレーライスとチキンカレーも登場に

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 カレーライス登場で、第1話冒頭のメンバーは、全員が再登場を果たし
 また、チッキンカレーこと「クロ」さんが雇用され
 ねこやレギュラー勢揃いに

 あと余談ですが、OPに先代店主いたのね。

“青年”『あの、…あのさ? 本当にここに? ここ、無人島だけど?

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 見つけたときは、持ち合わせがないからダメだった。ロウケイのおかげ。感謝する

無人島にて
 青年の名はロウケイ、「人魚」の名はアルテ。人魚ゆえに“恥じらい”を彼女は知らない
 裸が人魚のユニフォームである。
 で

 前回のカレーライス島とは、別の無人島に、彼は案内してもらったらしい

 出会ったのは三日前
 彼は、父から譲り受けた船を使い漁をしていたという。

 漁師と人魚! この世にこれほど相性のいいものがあるだろうかッ!?
 
ロウケイ『けどその日、急に天候が代わり、嵐となった』

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 嵐を物ともしない人魚の泳ぎで、僕を船まで運び

嵐の中で輝いて
 小船で漁していた若き漁師、ロウケイは、嵐で死ぬ所だったが
 アルテに救われ、どころか嵐まで鎮めて貰った
 と

 水の神に祈りをささげて、波を治めて見せた

 人魚すげえな…。
 後で語られたところ、それも納得の立場だったよう思えます。

 とまれ、人里に帰して貰ったらしい

ロウケイ『嵐が澄んだ後は、アルテは人の住む島まで、僕をはこんでくれた』

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 彼は、命を救ってもらった感謝をし、何か礼が出来ないかと言った
 普通、こういう時「人魚」は困惑するのがお約束。
 価値観が違いますし。

 ところが彼女は、語尾を食う勢いで、こう返したそうな。

アルテ『銀貨10枚

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 それ、一体なにに?/ある場所で使う。/ある場所?

君の知らない物語
 まさかの金銭要求! 当惑したロウケイだが、「一緒に行こう?」と誘われる
 ヒヒヒ、こいつ誘ってやがるぜ!
 で

 人魚が人間のように、カネで買い物するなんて聞いた事がなかった

 約束は「三日後のドヨウの日」。
 なるほど、それで冒頭に…、しかしまるで海難救護みたいな話ですね

 人魚はライフセーバーだった…? 

ロウケイ『人魚に限らず、人の姿に近くとも』

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 銅貨10枚で1銀貨、銀貨100枚で1金貨、というのが「東大陸」の通貨らしい
 また、偉大な勇者ガガンポが「ギンカ石」と呼んでいたように
 魔物は貨幣価値が分からない

 人の姿に近くとも、魔物は独自の文化を持つ

『彼らにとっては、…“それ”をありがたがる意味が理解できない』

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 貨幣は人間とエルフ、それにドワーフの間で用いられるものであり
 魔物の多くは、武器にも食べ物にもならない「貨幣」など
 価値が分からないのだ

 装飾品としても、花や宝石や鱗に劣るし、と。 

ついでに余談だが、「魔族」とは

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 魔物と魔族は異なり、アレッタさんがそうであるように、基本的に人に近いらしい
 魔族の神の加護次第で、小さなヤギの角があったり
 見た目がライオン丸だったりする

 たとえば勇者王カツ丼は、「すごい加護が強い魔族」で、魔物ではないのだ。

ロウケイ『だけどアルテは違った』

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 彼女は南の海の人魚、チョコパフェ帝国より下、リザードマンたちより更に南らしい

北方「海国」の物語
 南の海では、人も人魚も「青の神」を信奉し、交易しているので通貨を用いる概念がある
 だがここ、カレーライス公国の更に北、海国近辺では…
 と

 この北の海では、…お金を持っていても使い道がないらしい

 ここはアルテが、神官修行に訪れた「北の人魚」の郷
 北の人魚は人間と関わらない。

 なので、ロウケイは驚いたってワケだ。

『それでこの島の何処に? …でも』『問題ない

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 再び三日後の無人島、アルテは、森の先に行こうとロウケイを促す
 ちなみに、カレーライス島は小高い山があったし
 扉の場所も違う

 まだまだ、海を渡るのが困難なご時世、無人島も現代より多いのかもしれない

『青の神に祈れば、竜の足が手に入る。…行こう、遅くなるとヒトが多くなる』

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 こんなところに…、扉?/いくっ!

逸るアルテさん
 青の神官は、祈る事によって竜の足、より高位なら翼さえ得られるという
 服と足を得たアルテは、いそいそと連れて行き…
 で
 
 いらっしゃいませーっ♪

 青の神とは「青竜」の事
 前回語られた、赤の女王やクロさんら「6色の竜」は信仰対象なのだ

 不可解な! 何故か服まで手に入るとは!!

店主『いらっしゃい! おや、ひさしぶりだねアルテさん』

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 めちゃくちゃそわそわしてるアルテさん! 貨幣価値を知る南の人魚だが
 北の海に修行に来て以来、金を手に入れられず困っていた
 それで食いつくように頼んだ訳だ

 ちなみに「北の湖」だと、2015年に亡くなった第55代横綱、仇名は“不沈艦”であった

アルテ『デミグラスハンバーグ、ライスで二人分っ!』

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 ここは異世界食堂、七日に一度来られる。

奇妙奇天烈
 あまりに奇妙な場所、魔族の少女、見たこともない格好をした親しげな男性
 奥では貴婦人と、リザードマンが並んでる!?
 で

 そして、ハンバーグが食べられる場所!

 混乱するロウケイ
 だが、アルテの妙に力強い言葉に、ひとまず気を落ち着けることに。

 まだ慌てるような時間じゃあない…!

お待たせいたしましたー♪ デミグラスハンバーグをお持ちしました♪

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 やがて出てきたのは、ジュージュー、鉄の皿で鳴る香ばしい何か
 しっかり、焼き目がついた香ばしいハンバーグ!
 目玉焼き乗せ!

 孤独のグルメ的にいえば、インペリアル・ハンバーグッ!

『獣の肉か…、えーと、これ』『美味しい! 食べれば解るはず!

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 あ、けっこう柔らかいんだね!


 困惑と生唾のロウケイは、運ばれた瞬間、既に頬張っていたアルテを真似し
 まず一口、そして堪らずライスをかきこんだ!
 こやつ!

 こ…、これは! ご飯が欲しくなるっ!

 こいつは「ご飯」を知っている男だ!
 柔らかく表面は香ばしく、歯への儚い抵抗から、パリッと口内にあふれる肉汁!

 ソースが絡んで、あっという間に喉に滑り落ちる!

こ、これはすごい!

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 口中に肉汁とソースが留まってるうちに、急ぎご飯をかきこめば
 ほおばるほどに、ご飯がそれらを絡めて旨い!
 ご飯が甘くさえ感じる!

 きゅっと酸味もある香ばしいデミグラスソースを、「噛み締める」んじゃよ!

アルテ『卵の黄身もあわふぇるといひ!

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 ナイフを入れると、つぷっと手ごたえ、とろり広がる濃厚な黄身…!

インペリアル!
 加熱され、肉に絡み、持ち上げて落ちないほど濃厚な黄身、肉汁に負けない強烈なコク!
 肉とソースを、まろやかに包む包容力! 
 で

 本当だ! 卵が加わると、もっと美味しいや! 

 笑顔を見て笑顔になるアルテ
 嬉しいな、って気持ちでハンバーグを頬張り、やがて白身で奥ゆかしい香ばしさを味わう…!

 ソースを浸し、味を吸わせたポテト・サラダの幸福感!

『『……』』

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 あっと言う間空になった皿に、思わずうなだれて見つめる二人
 恨めしい…、でも最後の一口を噛み締めるのって
 妙に美味しいですよね…!

 まだ、口も喉もソース中毒で、胃袋は次を寄越せと叫んでいる…!

もっと…、食べたいな』『うん…!

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 かしこまりました、少々お待ち下さい。

我慢の一枚
 直接、脳内に響く「黒い店員」の声に仰天するが、とっくに驚きは度を越している
 だが気になるのは、妙に寂しげなアルテだ
 曰く

 銀貨…、一枚しか持ってこなかった……

 一皿で済ます気だったらしい
 手持ち銀貨は十枚、十皿そこらしか食べられないのだから

 でも今や、胃と喉のデミグラスがお祭り騒ぎ…!

『大丈夫、今日は僕が出すよ!』

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 もちろん! こんな良いところに、連れて来て貰ったんだし!
 掛け値なしの本音と、アルテを悲しませたくない気持ち
 ロウケイさんてば太っ腹!

 再び、鉄板の香ばしさ、てらてら輝くソース、むっちむちのご飯で頬張る幸福な時間が始まる

『…アルテが銀貨を欲しがったのは、あの店に行く為だったんだね?』

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 あ…、あのさ? また今度…、僕と一緒に行かないか?

うん
 あ、甘酸っぱい! デミグラスソースにレモン一日分足したくらい甘酸っぱい!!
 完全に「結婚して下さい」って感じの告白だよ!
 で

 じゃあ、また次のドヨウの日に!

 もちろん「うん」。
 合言葉は、ドヨウの日にはんばぁぐ!

 甘酸っぺぇーーーー! 

また、次のドヨウの日に!

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 寄せて返す波間、運ばれた瞬間、思わずガッつく旨味の塊をもう一度
 自分が美味しい、って思うものに
 相手も夢中になる幸福

 人魚姫に似たエピソードだが、すれ違いどころか、愛があればラブイズオーケーだった…!

『えっと…、ここで良いんだよね…?』

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 続いて異色の「クッキーアソート」、つまりクッキーの詰め合わせである。
 もちろん、ねこやで製造しているはずがないし
 そしてアレッタさんin異世界

 先日は、王都で凍えていた彼女だが、今週はすっきり青空!

『ごめんくださーい! “口入れ屋”さんの紹介でお伺いしましたー!』

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 もしダメでも、食堂でのお仕事で、少しだけ余裕があるし…

けいあん!
 実は、口入れ屋=人材斡旋屋を通じ、魔族でも働ける場所を紹介して貰ったのだ
 だが現れたのは、メンチカツ2世!
 で

 え…、え!?

 基本「店」では不干渉
 カオスなねこやでは、「メニュー」で呼び合い、日頃の立場を忘れて語り合うのが常らしい

 しかし、こっちでめぐり合うとは…、と。

店主『それじゃ、30分休憩なっ』

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 休憩に入ったアレッタは、あったかい飲み物(ココア?)をもらって寛ぐ
 少し前まで、生きていけるかさえ怪しかったのに
 今や懐には余裕が

 そして七日ごとに、3食も色んな美味しいものが食べられる…!

回想『あなただったのね♪ じゃあ良かった、仕事をお願いするわっ』

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 仕事は掃除や洗濯とか、家の管理!

丸投げ可能な信頼感
 サラの依頼とは、トレジャーハントで留守にしがちな家を、管理して貰う家政婦だった
 彼女にしても、信頼できるアレッタは最適!
 と

 小さいけど部屋があるから、そこに住んでも良いわよ?

 日当は銅貨8枚
 ねこやの、銀貨10枚(銅貨100枚!)のスゴさも解りますね

 そりゃ一話で驚いてたワケだよ!

『今度キッチンをお借りして、マスターに教わったじゃがバターを作ってみようかなあ…♪』

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 まさに人生順風満帆、生まれ育ちから、慎ましやかなアレッタにとっては
 値千金、幸せとしか言いようのない日々に
 ふとテーブルの上を見つめる

 前半のアルテ同様、妙に漲る気迫で「それ」を見つめる

『…食べても良いよね? ちょっと減ってきちゃったけど…!』

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 うちの上に、フライングパピーって洋菓子屋があってな? そこの試食用だ

空飛ぶ子犬亭
 店主は、「好きに食べて良い」と、気を利かせたようだが、アレッタは遠慮がちというか
 あだや疎かに食べて良い「味」と思えなかったらしい
 で 

 やっぱりお菓子って、果物よりずっと美味しい!

 さくっさくっさくっ!
 軽い歯応え、ほどける甘み、チョコ部をぎゅっと噛み締める嬉しさ!!

 人の知恵が創った、自然では味わえないもの!

『うーん…、すぐなくなっちゃうなあ…』

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 目減りしてしまった「宝箱」、でも、まだまだ入っている
 もう何枚かくらい、食べても構わないのでは?
 なんて思ったが運の尽きだと

 別に、アレを全部食べてしまっても構わんのだろう?(cv店主) とは思わないのだ

あー…、だめだめ! 一度に五枚までっ!!

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 自分から遠ざけるように、クッキーアソートを追いやるアレッタさん!

煩悩退散!
 クッキーってホントに後を引くから、解ってるから、徹底して我慢するアレッタさん 
 小学生か!
 で

 仕事もどろっ!

 気を取り直して戦場へ
 戦場へ!前線へ!そして死の淵まで! ってな勢いである。

 アレッタさんは、慎ましやかでホント可愛い。

ありがとうございましたー!

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 やがてスーパー赤の女王タイムとなり、その日の営業は終了へ
 楽しい美味しい、まかないの時間である
 で

 そして直接脳内に…!

クロ『(いただきます)』

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 慣れませんよね…、アレ。それにちゃんとお客様の注文を受けたか、わからない時もありますし

マイペース大王
 相変らず、ダイレクト脳内通信するクロに、まだまだ慣れないお二人さんだったが
 その実害部をアレッタは指摘
 で

 わかった、注文の事は二人に伝える

 解ってくれた黒の竜。
 アレッタさん、フォローして場を回すとかやっぱり出来た子じゃんよ…!

 ていうか、クロさん鉄壁のマイペース。

『ああアレッタさん、今日の給料だ。それと…』

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 クロとコミュニケーションするアレッタに、感心していた風の店長
 続いて彼は、「就職祝い」をごそごそと取り出し
 アレッタを当惑させる

 そこまでして貰える、そんな概念、彼女はまるで知らなかったのだ。

店主『ああ、そうだ! こっちでは、めでたい事があると贈り物をする習慣があるんだ』

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 休憩室の食うのは遠慮してるみたいだからなあ…、クッキー、嫌いってワケじゃないんだろ?

就職祝い
 ごっそりと手渡したのは、さっき恐る恐る食べていた、クッキーアソート
 本来、贈答用の奴だから「買う」とけっこうする
 が

 言ったろ? 就職祝いだって

 粋ですねえ
 仲が良いのか扱ってるのか、お菓子屋さんから従業員価格で買えるのだそうな。

 とっさに、「大事に仕舞う!」とか言いかけるアレッタさん!

店主『ああ…』

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 珍しく当惑する店主、アレッタさん、もしや「シリカゲル」まで喰ってたのか…?
 箱の底の乾燥剤、袋に入った透明な粒は食べるなと言うと
 めちゃくちゃ慌てたアレッタ

 ちなみに食べて、水分を吸わすと激しくはぜるらしい。

アレッタ『…もう、これだけか。明日までとっておこう』

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 そんな日々からけっこう経ったらしく、もう残り少なくなってしまった

クッキーアソート
 一回開けると、乾燥剤があっても、半月くらいでダメになるぞと忠告した店主
 宝箱が、残り少なくなってしまったある日。
 来客が訪れる

 もちろんアレッタではなく、姉を訪ねて現れたのだが…。

 サラさん、実家はメチャ金持ちなんですよね。

シア『さてと…、姉さん、元気にしてると良いのだけど』

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 予告に登場した女性は、着替えたサラ・メンチカツではなく
 彼女の、五つも下の妹
 シアだったのだ

※シア・ハスでもなければ、キジマ・シアでもないし、シアーハートアタックでもない。

『えっと…、シア様ですよね? 私はサラ様に家政婦として雇ってもらっている…』

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 姉さんったら…、いつの間に魔族の娘なんて雇ったのかしら…

メンチカツ一世の呪い
 第1話の通り、王都では魔族とは賤民に過ぎず、事情を知らないシアは当惑する
 彼女は、姉が戻ると「確認」に訪れるのが常だった
 と

 ウィリアムの呪い…、それは冒険への憧れという熱病で…

 曽祖父にして財を成した初代当主ウィリアム
 以来一族は大商人へとのし上がったが、彼に憧れ、家を飛び出す者が続出したのだという

 冒険はロマンだから仕方ないね…

『そして、最終的にはほぼ確実に命を落とす事に…』

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 だが二代目以降は、整った環境で育ち、夢を抱いて飛び込む為か
 次々落命、サラも家出同然に実家を飛び出してしまう
 シアは、一応まだ「熱病」と無縁。

 でも、姉が無茶してないか心配でならず、こうして訪れるのが常なんだそうな。
 
シア『これは…、焼き菓子かしら?

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 お菓子というなら甘いのかしら…、ぜんぶ違う種類みたいね?

未知との遭遇
 アレッタが出した「ハック茶」を一口、甘みが欲しいと思ったシアは、クッキーに目をやる
 なけなしの秘宝を出すとは…!
 で

 で、…肝心の味は?

 ハック茶とはハーブティー
 爽やかな風味で、美味しいのだが、シアには甘みがないと物足りないという。

 そこで、妙に凝った焼き菓子に手を伸ばすのだが…

『(これ、とんでもない出来だわ!? もしかして全部そうなの?)』

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 こっちは焼けているのかしら? 随分、色が淡いけど…

未知なる旨味
 名家に育ち、美味しいものを食べ慣れてるであろうシアも、その軽快な美味しさに感動
 たった5枚のとっておきを、あっという間に平らげてしまう
 と

 しっとりした甘い中身、相性が凄くいい!

 特にチョコレートが初体験のはず
 クッキーとて単純、原型は七世紀のペルシアとされますが、製法と原料は大きく洗練

 中世ヨーロッパのシアには、初体験の味わいに

『(これ…、やっぱり凄いお菓子だわ!)』

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 クッキーなんか昔からありそうですし、彼女は非常に育ちの良い女性です
 しかし、新鮮な卵黄とバターなどを加えたサクサクの食感は
 比較的近代なのかもしれません

 少なくともチョコが、コーヒーやトマト同様、“アメリカ大陸原産”の未知な食材のはずです

シア『美味しかったわ…、あなた、これどこで手に入れたの?』

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 なるほど…、これなら確かに高価いでしょうね…!

高い(確信)
 どこで買ったかは言えなかったが、薄く、見事に彩色された金属の箱を見たシアは
 これは間違いなく高いと確信
 で

 手に入る時でいいわ…、これと同じものを買ってきて貰える?

 入れ物さえこんなに見事なのだ
 現代日本なら、ドンと立派な、桐の箱が出てきたようなものかもしれません

 でも、金貨1枚で買えないほど高くないはず!

『お小遣い一か月分だから、なくさないでね!』

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 金貨1枚は、銀貨100枚であり銅貨1000枚、さすがはお金持ち!!
 アレッタの、ねこや月収が銀貨40枚(銅貨400枚)
 家政婦での月収で銀貨24枚(銅貨248枚)

 両方あわせたより高い!

シア『私の見立てでは、箱一つで、銀貨40枚か50枚くらいになるはず!』

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 お釣りは返して貰うけど、お礼はそれとは別に用意するから、安心して!

頼むわよ!
 かくて、サウンドドラマかと見紛う作画の動かなさで、アレッタさんは頼まれる事に
 劇場版プリズマイリヤも制作中だったからね!
 で

 あらシアじゃない? どうしたの、ウチの使用人の手なんか握って

 事情を知らない姉の帰宅
 何かこれだけ聞くと、怪しい関係になってしまったようである。

 店主、また小さな出費が増えてしまった…!

シア『ホント!?

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 これで銀貨一枚、大きいほうでも銀貨二枚ですって?!

心の復縁
 後日談というか今回のオチ、気を利かせた店主は、大きいやつまで用意してくれたらしく
 また、クッキーが縁で姉妹の仲まで…
 と

 姉さんもいかがですかっ♪

 妙に他人事の雰囲気だったサラ
 心配だから、と押しかける妹に、少し重たいものも感じていたのでしょうか

 アレッタさんはホント、癒しの招き猫ですぜ…!

次回、チョコレイトパフェ姫が相席に…?

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 次回、ヒゲダルマコンビ来店。どわあふ…? ドワーフなのか…?

シーフードフライ&クリームソーダ
 次回は、少し趣向を変え(?)、西洋圏ではなく中東系っぽいキャラクター登場に。
 姫と相席って事は、他所の国からご来客?
 ヒゲが受けた衝撃とは?

 ドワーフといえば、酒豪一族、予告では生ビールもシュワシュワと…!

 このシュワシュワの為に生きている!
 彼らがフライでしょうか?

 あっつあっつのアジフライを、ソースたっぷり、ビールで流し込む快感!

漫画版、九条先生の放送前イラストでは

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 クロさんがカレーライスを差し上げている…?! 

争奪戦!
 前回のイラストでは、勇者ガガンポに肩車して貰ってたサラさんなんですが
 こうやって、戸棚に入ってたクッキーを出す為だったんですね
 めっちゃ争奪戦してる!

 しっかり、プール持ち込んでるアルテさん、はしゃいでる姫様かわいい!

 当惑する店主、争奪戦を見守る男衆と赤の女王
 アレッタさん愛されてる…。

異世界人、シアを感動させた「焼き菓子」と甘さの関係

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 コメントによれば、妹シアは、姉と反対に「商人」としての素質を強く受け継いでる模様

甘いクッキー!
 今回、特に大きなギャップを生んだのは、異世界=中世では砂糖が希少なのがポイントらしい
 というのも、サトウキビは亜熱帯とか暑い地方の産物なので
 中世では貴重品なんですね

 転じて「異世界」では、砂糖=貴重、甘いほど贅沢!なんだそうな。

 なので、砂糖控えめの上品なクッキーに特に感動
 値段を誤解したのも「甘さ」。

 彼女の目利きは、むしろすごく正しかったらしい。 

異世界で「砂糖」は貴重品? なら現実のヨーロッパでは?

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 そこで次回に繋がるらしい。なるほど…。

砂糖の輸入元
 現実の中世ヨーロッパでも、11世紀辺りまで、砂糖は中東からの輸入品だったそうで
 やがて11世紀末、十字軍が、サトウキビを持ち帰り地中海で栽培
 現在のスペイン辺りなどが産地に

 更に、15世紀あたりになると「探検」が始まって、各地でサトウキビ栽培を開始に…

 異世界は10世紀以前相当なのか
 中東相当からの輸入品、よって高価って感じらしい。

現代日本にも、似た話の名残が? 砂糖輸入は他人事じゃない?

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 チョコレートやココアとなると、「新大陸発見後」の産物なので、そりゃ驚いたってワケよ!

甘いは旨い
 日本も他人事ではなく、江戸時代、ようやく国産砂糖が市場に登場したほど「遅い」。
 砂糖は、中国やオランダから輸入されていた貴重品で
 当然、それは長崎が中継地に。

 また薩摩藩は産地で、今日、長崎と鹿児島の料理が「甘い」原因なんだとか

 両方とも砂糖が貴重な「商品」で
 砂糖そのものがない、他の地域に比べ「高級品」イメージが強く根付いたんじゃないでしょうか

「神」として信仰される竜たち、そういえば…?

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 そういや次回はドワーフ登場、彼らは鍛冶師なので、「赤(火)」の信奉者かも?

竜と神
 今回も、クロさんがロクに喋らず当惑させましたが、神官であるアルテは別の意味で困惑。
 青の竜を、「青の神」として信奉し化身の力もあるアルテだけに
 クロの存在に当惑してたそうな

 同様に、赤の女王も「赤の神」として信奉されている様子。

 火の信奉者といえば、真っ先にドワーフが浮かびますが、次回に繋ぐエピソードなのかも。

ハンバーグって、そんなに目新しい料理なの? シンプルじゃん?

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 ライスを「ご飯」と呼んだように、「海国」は日本モチーフの国の片割れらしい

ハンバーグステーキ
 起源は、18世紀頃のドイツはハンブルク、タルタルステーキとされ実はけっこう新しい。
 更にさかのぼると、かつてモンゴル帝国がヨーロッパに侵攻した際
 彼らの生肉料理が伝わったらしい

 騎馬民族の彼らは、馬肉が硬かったので、細かく刻んで食べやすくしたそうな。

 とまれハンブルグで生まれた後
 移民によってアメリカに、そして「ハンブルグ風ステーキ」、ハンバーグと変化したとか。

しかし、クッキーを惜しむアレッタさんが可愛かった!

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 値段を偽らないのも良い子、もっとも、そんな事すれば赤の女王が怒り狂うのかも…?

クッキーアソート
 個人的に、ブルボンのミニギフト連想しました。色々あって美味しいですよね
 当時、味付けの幅が狭かった事や食材の質の違いなど
 現代って改めて幸せ。

 でもシンプルに、森永のマリーとかもサックサクで美味しいですよねー。 

コメントで教えていただいたところによれば

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 惜しむアレッタさん、この描写の後だから、サッとシアさんに出す場面が良かった!

バイトたち
 実は、控え室のクッキーは、平日のバイトたちにも提供されているそうで
 彼らは、遠慮会釈なくバリバリやっているのだとか。
 当たり前かもしれませんが。

 その対比もあり、マスター、「本当に良い子だなあ」って思ってるらしい。

しかし今週、特に後半さっぱり止め絵劇場でしたね

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 口パクすらしなくていいという、作画に優しいヒロイン

SILVER LINK.制作
 制作元は、前述の通り劇場アニメ公開を控えており、そっちにパワーを費やしたのかも
 そうでなくても、同時にバトルガールハイスクールを制作
 同時制作でパワーがキツいらしい

 のんのんびより、など人気作で有名な制作所さん。

2017年8月21日 異世界食堂 第8話「ハンバーグ/クッキーアソート」

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 今回は3社が制作協力、原画は全部「制作協力」側スタッフが作画?

スタッフ
 脚本:神保昌登(監督)
 絵コンテ:こでらかつゆき
 演出:門田英彦
 作画監督:金澤龍、崔美子、細山正樹
 総作画監督:大塚舞 井本由紀 佐野隆雄
 アニメ制作:SILVER LINK.
 原作:犬塚惇平(犬派店主)/ライトノベル
 制作協力:ECHO(韓国の老舗アニメ会社)
 制作協力:へばらぎ(同社の日本スタジオらしい。韓国語でひまわりの意)
 制作協力:有限会社オフィスていくおふ(東京のアニメスタジオ)

あらすじ
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次回、ドワーフたちに戦慄走る…! 酒豪を唸らす現代の「酒」?

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 クッキーを我慢するアレッタさん可愛い!

また一緒に食べよう!
 前半後半、気になる異世界金銭事情と、「一緒に食べよう!」って統一をもった回に。
 あとマスター、クッキーの件で、アレッタさんから頼み事されて
 割と嬉しかったんじゃないかなーとか。

 クッキーさえ惜しんで食べる、控えめ彼女からの頼み事、どんな顔をしたんでしょうね

 正直、後半の作画節約っぷりに笑ってしまいましたが
 スタッフ欄に限界も感じました。

 制作元、ブレイブウィッチーズの制作遅延例もありますが、最後まで放送されるのか! 

 次回、第9話「シーフードフライ/クリームソーダ」


 異世界食堂 第1話「ビーフシチュー/モーニング」
 異世界食堂 第2話「メンチカツ/エビフライ」
 異世界食堂 第3話「ミートソース/チョコレートパフェ」
 異世界食堂 第4話「オムライス/豆腐ステーキ」
 異世界食堂 第5話「カツ丼/プリンアラモード」
 異世界食堂 第6話「サンドウィッチ/じゃがバター」
 異世界食堂 第7話「カレーライス/チキンカレー」
 異世界食堂 第8話「ハンバーグ/クッキーアソート」
 異世界食堂 第9話「シーフードフライ/クリームソーダ」
 異世界食堂 第10話「クレープ/納豆スパ」
 異世界食堂 第11話「カルパッチョ/カレーパン」
 異世界食堂 第12話「とん汁/コロッケ【最終回】」

 参考:たいめいけん 公式HP
 煉瓦亭 公式ホームページ
 カレー粉とガラムマサラの違い:ヱスビー食品
 ビールの3度注ぎと味の関係:キリン

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