アニメ版 公式サイト 武梨えり 漫画 かんなぎ 12巻【最終回】感想 レビュー 考察 画像 内容 ネタバレあり これまでの感想はこちら。前巻はこちら。





“ナギ様”を町の歴史から消したもの、ケガレとの大立ち回り! それでは皆さま!!





本来、町の神だったナギが姿を消した元凶、ケガレを浄化、仁との恋も成就
ナギは転生し、“神と人”の身分差もクリアしハッピーエンド!
障害オールクリアの最終回!
残った障害は、転生ナギ様13歳、仁20歳って歳の差だけさ!
■ロリコン!そうロリコンじゃ!!
つぐみとの訣別、仁が「男」として成長したのは喜ばしいやら、何やらホント複雑です。
ナギに、熱くするキスする姿は別人みたいでしたね
優柔不断が嘘のよう
意図せず、仁の成長を妨げていた。全てを背負ったつぐみさんが尊いにも程がある!

そしてナギ、信仰を集め「願いを叶える」力で、13歳の人間として転生に。
■あらすじ
ざんげによる「大祓祭」は失敗、ナギは、自分の崩壊を覚悟して代わりにケガレと戦う事に
際し、つぐみが恋を譲り、仁とナギが両想いとなった事で
ケガレは浄化、ナギも消えていった
やがて仁20歳、神社と結界は再建され、「かんなぎ神社」は町おこしの軸に
信仰はナギの願いを叶え
彼女を13歳の少女に、神としての部分を“神木”から分御霊として誕生させる
人と人として、二人は新たな出発を迎えるのだった(終)


紫乃さんも、目を全開で大活躍ッスよ!
■大祓祭復活
祭りの柱、ざんげちゃんが音痴だった! 信仰どころか、祭りを後悔する声が続出し
陰気は、クモ状の巨大ケガレを現出させ始める
が、ざんげ自身は気付かない!
前巻、ざんげの拠り代・白亜が自立、良い事だったのにどうしてこうなった!
ナギの要領で
ざんげも、“拠り代”を用意して別個の存在に
まさか音痴で大騒ぎになるとは!




信仰の高まりに姿が変わるナギ様かっこいい! しかし
■うた
ざんげが祓えない今、代わって信仰を集めるべく、“仁へのラブソング”を歌うナギ
いつか、おばあちゃんが亡くなった時に二人で弔った場面
本当に嬉しかったんだ、とか
仁も、この歌が、自分へのラブソングだと気付くことに
分け合った思い出
劣化した体で、無理にパワーアップしてケガレと戦い、砕けていくナギ
地方アイドルもテーマでしたが、こんな大事になるとは…



フラれる為に告白したつぐみ、「こうするだろう」って思うけど、やっぱり辛い。
■仁とつぐみ
先日まで、仁と幸せになろうと頑張ってた、話の軸の一人なのに蚊帳の外だったつぐみ
しかし、「仁とナギが相思相愛だ」と聞かされた時
彼女は独り納得に。
もちろん、ナギがいなかったら、自然と付き合っていたはず
しかしナギが現れた事で
仁に、「お前と居ると大人になれない」と思われていた、と頭の中で結論に。
真っ向から投げかけた姿に、本当に“仁を守りたい”感が。

仁の「保護者」だから、彼の前では決して泣かなかった。最後まで貫いてた!
■仁とつぐみ
傍目に、仁が大好きなつぐみですが、その気持ちは親の情のようなものだと納得
仁の台詞的に、「彼の成長を妨げている」とも。
つぐみは、そう思ったのでしょうか
ナギが現われ、仁が彼女を好きになった事に納得したつぐみ
形こそどうあれ!
つぐみなりに、彼に愛情を持って接してたのは確か。
しかし、そこまで納得しなくても…。


逃れようと、じったばたするナギを構わず抱きしめてたよ仁さん!
■「神」喰い
人であるつぐみに託す気だったナギ、納得したつぐみ、納得した白亜
ヒロイン退場で、(階段から)駆け込んだ仁さん!
おせーよ階段だから!
以前なら、照れただろうに、ホントに男らしくなっちゃってまあ!
対し事態を察した“ケガレ”が集合合体!
ケガレとは、かつて土地神だったナギを喰おうとした蠱毒、それが浄化され細分化した姿
大昔、彼らのせいで「ナギ様」が消え、町の信仰は縮小した(9巻)


ロマンチックな足の裏だった。
■大東“権現”の力
一発逆転は仁特有の力、ナギの記憶騒動で鍵となった縁を見る力、そして“巫女”のナギ
蠱毒は、知性があるだけに更に何かしでかすかと思いきや
大東権現で一発消滅に!
問題だった増殖性も、信仰を集めた“ハレの空気”により消滅に
意外にあっさり!?
ナギ様、その身体どうすんの!?
と思ったら、「本当のラスボス」と呼ぶべき彼が出てくることに。


ケガレ大増殖により、実は彼も、「ケガレ蜘蛛」の中で復元されてたそうな。
■「仁のご先祖」の大東
大昔、生きた神様として祭られていたナギ、雲雀と結婚し、仁の先祖を残した修験者“大東”
蠱毒は強すぎ、祓う事が出来なかったため大東が吸収
制御を図るも「その先」がなかった。
そこでナギが彼ごと取り込み、彼女の力で、ゆっくりケガレの浄化を図った
しかし「和魂」へと浄化されきる前に。
神木が切り倒され、仁によって、中途半端な状態で顕現したのが本作の始まり
大東の願い、ナギの浄化はようやく成ったんですね


呪いの一部となっていた大東は浄化、彼の遺言に従いキスした。めっちゃキスしたッ!
■幸せのコツその1
曰く、ナギの今の身体はもうダメ、だから「可能性」を言い残したエロ先祖。
彼女の神気を、仁がいっぱい吸収しておけ…と
だからキスだよ!
胸の中が 仁でいっぱいで 何にもこわくない(ナギ)
ラブラブだチクショウ!
崩れ行く中、照れながら幸せに、「キスの回数」をカウントするナギ様
コメディから、ここまでラブラブになるとはのう!

人は、目を開けたまま夢を見るものですわ、とは紫乃の言葉。
■日常は続いていく
結局、どんだけ不思議なことが起こっても、「映像」が残らなかったのかトリックで片付く事に
しかし、祭りや神社の復活を願う声が急激に高まり
ナギにとってプラスの方向に
翌日、母がクセになってると、おせちを持ってくる「普通」のつぐみさん。
ホントに、そのまま日常に戻ったというか…。
祥峰ちゃんもいますが!
締めの言葉は、「日常は続いていく」





成長したつぐみちゃん美しい…、仁くん妙にキリッとしちゃって!
■キーマン「仁の父」
実は大学教授、彼も大東の子孫なので、仁同様に「神さま」を見たことがあったという
結果、父は土着信仰の大家となっており
彼と祥峰、紫乃の父が鍵に
父たちの手で、神薙町の「結界」は、町おこしの一環として再整備される事に
神社も当然再建
こうやって「結界を修復する」事が、大東の残した第2の提案でした
まさか、お父さんがこんな活躍するとは。

ざんげちゃんは、歌が下手すぎるローカルアイドルとして人気(?)に
■新ざんげちゃん(後期型)
外見はほぼ変わっておらず、神木を拠り代にしてる為、人間じゃないのかもしれません
ナギも、歳をとらなかったのかも知れませんね
よくも悪くも成長してない!
音痴も含め、終盤のざんげちゃん、ちょっと無力感があるのが辛かった!
やがて、「彼女」を得て満たされるわけですけども




転生先は、アニメ最終回でも軸となった「上森のお婆ちゃん」の上森家。氏子だからね!
■誕生「上森 薙」
いやナギ様、「めっちゃわかる」じゃねーよ! 今度は、人として転生しなおしてハッピーエンド!
奇跡は、“13年前に生まれていた”として時空を捻じ曲げ
彼女を出現させる事に
つまり、仁から見れば昨日、だが彼女は13年前に生まれたと全てが修正された
さすが神様なんでもなり!
なら何で、20歳として誕生させなかったんですかね!?
原型である「大昔のナギ様」相当って事?


仁、一時はつぐみと寄り添う最後まで考えたくせにな、この野郎!(真顔)
■13歳の宴
秋葉が、普通にオタクっぽい外見になった以外、まったく変わらぬ美術部同窓会!
特に大鉄は、美大にいってアーティストの道を歩んでおり
相変らず仁の羨望の的に
仁、成長したけど大鉄大好きなのは、まったく変わってなくて安心する!
なお仁とロリナギ様
今度は、年齢差が開いたので「ダメじゃ!」との事
仁、最終回にしてロリコン扱いだよ!


紫乃は、今も変わらず魔法少女なのです…、過酷すぎる!
■言質頂きました!
最終回にして、ガッツリ女物になった祥峰くん、可愛かったですねー!
地獄のお付きコンビも、この日を待っていたそうで
これからはオモチャ決定に
カバー下によれば、何故かアイドルデビューしたとの事。
この後、イケメン系修験道アイドル誕生!
酔っ払いつぐみ可愛い!
つぐみと白亜は、色んな意味で意気投合した模様。

神様としての部分も、神木から誕生。意図してか「表情」は描かれず。
■かんなぎ様
神様としての部分は、ざんげ同様、神木を元にした「人ならざるもの」として再誕生。
ナギとざんげは、大昔、神の端末として生まれた人間の子供でしたが
今後は、神木ベースだから死なない…?
いずれにせよ、神様としてのナギ、彼女を受け継ぐ存在が誕生
神様問題も解決
しかし、「みんなの為の存在」って、何だか悲しい気もしますね
人じゃないから迷わない、正しい存在とはいえ





白亜も、犬を怖がらず快活に。一番成長したのって彼女なのかも。
■ありがとうございました!
これまで、散々カッコつけて迷ってきた秋葉は、ふっきれた事で漫画家デビューに
暗躍大好きな木村先輩は、行動力を買われて就職
大鉄は今日も美術に打ち込み続ける
それぞれの結末、最後は、「いつもの」面々に戻ってお疲れさまでした!
やっぱりこっちのが馴染みある!
途中で病気療養があり、長い連載となりましたが奇麗に完結に
本当にお疲れさまでした!

ナギ様と、良く遊んでたガキ達も立派な学生さんに
■かんなぎ
元々、「ゼノギアス」などの四コマで、武梨先生を知ってたのでその流れから単行本派に。
何度思い返しても、最終巻の仁くんの成長がハンパない。
コメディからのオカルトシリアスも強烈
結末は解ってたつもりでしたが、白亜、つぐみが恋を譲る姿が辛かったです
仁くんはすごく鈍感でしたから
その分、ナギにドキドキしっぱなしで、他の子の気持ちに気付かなかったというか
キスを譲らぬ姿とか、ホント成長したなと、しみじみしました。

おかんとの会話、ブレなさすぎやで!
レックスコミックス「かんなぎ 12巻【最終回】」。武梨えり。
月刊コミックレックス連載、一迅社発行。
2017年7月(前巻2016年8月)
第69幕「女神と待ち合わせ」
第幕「うた(前)」
第幕「うた(後)」
第幕「告白の告白の告白」
第幕「僕はお姫様抱っこで 僕のお姫様を守る」
第幕「仕舞」
第幕「桜待つ凪」
最終幕「花咲く宴」
あとがき
武梨えり&藤島康介(ああっ女神様)コラボレーション・ピンナップ
カバーは、晴れやかな笑顔のナギ様、多分「20歳時」のざんげちゃん!
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かんぱち 9巻
かんぱち 10巻“最終回”回遊魚として始めよう
かんなぎ 9巻
かんなぎ 10巻
かんなぎ 11巻“卒業”
かんなぎ 12巻“最終回”ありがとうございました!!
ニジとクロ 1巻“白黒がわからなくなってく!”
ニジとクロ 2巻“よその子、ウチの子、チョコが好き”
ニジとクロ 3巻【最終回】“クロと最初の貰いもの”
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ナギは転生し、“神と人”の身分差もクリアしハッピーエンド!
障害オールクリアの最終回!
残った障害は、転生ナギ様13歳、仁20歳って歳の差だけさ!
■ロリコン!そうロリコンじゃ!!
つぐみとの訣別、仁が「男」として成長したのは喜ばしいやら、何やらホント複雑です。
ナギに、熱くするキスする姿は別人みたいでしたね
優柔不断が嘘のよう
意図せず、仁の成長を妨げていた。全てを背負ったつぐみさんが尊いにも程がある!
最終回は仁20歳、砕けたナギ復活の為に、方々を駆け巡り大きく成長に

そしてナギ、信仰を集め「願いを叶える」力で、13歳の人間として転生に。
■あらすじ
ざんげによる「大祓祭」は失敗、ナギは、自分の崩壊を覚悟して代わりにケガレと戦う事に
際し、つぐみが恋を譲り、仁とナギが両想いとなった事で
ケガレは浄化、ナギも消えていった
やがて仁20歳、神社と結界は再建され、「かんなぎ神社」は町おこしの軸に
信仰はナギの願いを叶え
彼女を13歳の少女に、神としての部分を“神木”から分御霊として誕生させる
人と人として、二人は新たな出発を迎えるのだった(終)
ケガレが大発生! 一斉に祓う為、“大祓祭”を再び起こしたのだが…


紫乃さんも、目を全開で大活躍ッスよ!
■大祓祭復活
祭りの柱、ざんげちゃんが音痴だった! 信仰どころか、祭りを後悔する声が続出し
陰気は、クモ状の巨大ケガレを現出させ始める
が、ざんげ自身は気付かない!
前巻、ざんげの拠り代・白亜が自立、良い事だったのにどうしてこうなった!
ナギの要領で
ざんげも、“拠り代”を用意して別個の存在に
まさか音痴で大騒ぎになるとは!
ざんげに代わり、ステージに立ったナギ。歌は自作のラブソングだった




信仰の高まりに姿が変わるナギ様かっこいい! しかし
■うた
ざんげが祓えない今、代わって信仰を集めるべく、“仁へのラブソング”を歌うナギ
いつか、おばあちゃんが亡くなった時に二人で弔った場面
本当に嬉しかったんだ、とか
仁も、この歌が、自分へのラブソングだと気付くことに
分け合った思い出
劣化した体で、無理にパワーアップしてケガレと戦い、砕けていくナギ
地方アイドルもテーマでしたが、こんな大事になるとは…
「大変な事」の当時者つぐみ、白亜にバトンを渡される



フラれる為に告白したつぐみ、「こうするだろう」って思うけど、やっぱり辛い。
■仁とつぐみ
先日まで、仁と幸せになろうと頑張ってた、話の軸の一人なのに蚊帳の外だったつぐみ
しかし、「仁とナギが相思相愛だ」と聞かされた時
彼女は独り納得に。
もちろん、ナギがいなかったら、自然と付き合っていたはず
しかしナギが現れた事で
仁に、「お前と居ると大人になれない」と思われていた、と頭の中で結論に。
真っ向から投げかけた姿に、本当に“仁を守りたい”感が。
つぐみ『私が 仁を男扱いしてなかったの』

仁の「保護者」だから、彼の前では決して泣かなかった。最後まで貫いてた!
■仁とつぐみ
傍目に、仁が大好きなつぐみですが、その気持ちは親の情のようなものだと納得
仁の台詞的に、「彼の成長を妨げている」とも。
つぐみは、そう思ったのでしょうか
ナギが現われ、仁が彼女を好きになった事に納得したつぐみ
形こそどうあれ!
つぐみなりに、彼に愛情を持って接してたのは確か。
しかし、そこまで納得しなくても…。
やだ、仁くんホントに男らしい…!


逃れようと、じったばたするナギを構わず抱きしめてたよ仁さん!
■「神」喰い
人であるつぐみに託す気だったナギ、納得したつぐみ、納得した白亜
ヒロイン退場で、(階段から)駆け込んだ仁さん!
おせーよ階段だから!
以前なら、照れただろうに、ホントに男らしくなっちゃってまあ!
対し事態を察した“ケガレ”が集合合体!
ケガレとは、かつて土地神だったナギを喰おうとした蠱毒、それが浄化され細分化した姿
大昔、彼らのせいで「ナギ様」が消え、町の信仰は縮小した(9巻)
『忘れてた こいつと感覚を共有するほう方は キスだったっけ』


ロマンチックな足の裏だった。
■大東“権現”の力
一発逆転は仁特有の力、ナギの記憶騒動で鍵となった縁を見る力、そして“巫女”のナギ
蠱毒は、知性があるだけに更に何かしでかすかと思いきや
大東権現で一発消滅に!
問題だった増殖性も、信仰を集めた“ハレの空気”により消滅に
意外にあっさり!?
ナギ様、その身体どうすんの!?
と思ったら、「本当のラスボス」と呼ぶべき彼が出てくることに。
大東『なっ 死者より、生者の方が強かっただろ?』


ケガレ大増殖により、実は彼も、「ケガレ蜘蛛」の中で復元されてたそうな。
■「仁のご先祖」の大東
大昔、生きた神様として祭られていたナギ、雲雀と結婚し、仁の先祖を残した修験者“大東”
蠱毒は強すぎ、祓う事が出来なかったため大東が吸収
制御を図るも「その先」がなかった。
そこでナギが彼ごと取り込み、彼女の力で、ゆっくりケガレの浄化を図った
しかし「和魂」へと浄化されきる前に。
神木が切り倒され、仁によって、中途半端な状態で顕現したのが本作の始まり
大東の願い、ナギの浄化はようやく成ったんですね
崩れかかるナギ、ご先祖・大東が言い残した「幸せになれそうなコツ」


呪いの一部となっていた大東は浄化、彼の遺言に従いキスした。めっちゃキスしたッ!
■幸せのコツその1
曰く、ナギの今の身体はもうダメ、だから「可能性」を言い残したエロ先祖。
彼女の神気を、仁がいっぱい吸収しておけ…と
だからキスだよ!
胸の中が 仁でいっぱいで 何にもこわくない(ナギ)
ラブラブだチクショウ!
崩れ行く中、照れながら幸せに、「キスの回数」をカウントするナギ様
コメディから、ここまでラブラブになるとはのう!
とんでもない不思議騒動だったけど、町の人たちはそれなりに納得していく

人は、目を開けたまま夢を見るものですわ、とは紫乃の言葉。
■日常は続いていく
結局、どんだけ不思議なことが起こっても、「映像」が残らなかったのかトリックで片付く事に
しかし、祭りや神社の復活を願う声が急激に高まり
ナギにとってプラスの方向に
翌日、母がクセになってると、おせちを持ってくる「普通」のつぐみさん。
ホントに、そのまま日常に戻ったというか…。
祥峰ちゃんもいますが!
締めの言葉は、「日常は続いていく」
父が帰ってくる! 衝撃の年賀状から、一気に“20歳の彼ら”に





成長したつぐみちゃん美しい…、仁くん妙にキリッとしちゃって!
■キーマン「仁の父」
実は大学教授、彼も大東の子孫なので、仁同様に「神さま」を見たことがあったという
結果、父は土着信仰の大家となっており
彼と祥峰、紫乃の父が鍵に
父たちの手で、神薙町の「結界」は、町おこしの一環として再整備される事に
神社も当然再建
こうやって「結界を修復する」事が、大東の残した第2の提案でした
まさか、お父さんがこんな活躍するとは。
最後の条件は、“かんなぎ神社”の再現

ざんげちゃんは、歌が下手すぎるローカルアイドルとして人気(?)に
■新ざんげちゃん(後期型)
外見はほぼ変わっておらず、神木を拠り代にしてる為、人間じゃないのかもしれません
ナギも、歳をとらなかったのかも知れませんね
よくも悪くも成長してない!
音痴も含め、終盤のざんげちゃん、ちょっと無力感があるのが辛かった!
やがて、「彼女」を得て満たされるわけですけども
神社と結界の再建、信仰の復活、そして




転生先は、アニメ最終回でも軸となった「上森のお婆ちゃん」の上森家。氏子だからね!
■誕生「上森 薙」
いやナギ様、「めっちゃわかる」じゃねーよ! 今度は、人として転生しなおしてハッピーエンド!
奇跡は、“13年前に生まれていた”として時空を捻じ曲げ
彼女を出現させる事に
つまり、仁から見れば昨日、だが彼女は13年前に生まれたと全てが修正された
さすが神様なんでもなり!
なら何で、20歳として誕生させなかったんですかね!?
原型である「大昔のナギ様」相当って事?
壮絶に後日談! ナギ様再誕の宴、開催!!


仁、一時はつぐみと寄り添う最後まで考えたくせにな、この野郎!(真顔)
■13歳の宴
秋葉が、普通にオタクっぽい外見になった以外、まったく変わらぬ美術部同窓会!
特に大鉄は、美大にいってアーティストの道を歩んでおり
相変らず仁の羨望の的に
仁、成長したけど大鉄大好きなのは、まったく変わってなくて安心する!
なお仁とロリナギ様
今度は、年齢差が開いたので「ダメじゃ!」との事
仁、最終回にしてロリコン扱いだよ!
その後の彼ら。実は魔法少女だと発覚した紫乃は


紫乃は、今も変わらず魔法少女なのです…、過酷すぎる!
■言質頂きました!
最終回にして、ガッツリ女物になった祥峰くん、可愛かったですねー!
地獄のお付きコンビも、この日を待っていたそうで
これからはオモチャ決定に
カバー下によれば、何故かアイドルデビューしたとの事。
この後、イケメン系修験道アイドル誕生!
酔っ払いつぐみ可愛い!
つぐみと白亜は、色んな意味で意気投合した模様。
「人間ナギ様」から分離し、新たに生まれ落ちた存在

神様としての部分も、神木から誕生。意図してか「表情」は描かれず。
■かんなぎ様
神様としての部分は、ざんげ同様、神木を元にした「人ならざるもの」として再誕生。
ナギとざんげは、大昔、神の端末として生まれた人間の子供でしたが
今後は、神木ベースだから死なない…?
いずれにせよ、神様としてのナギ、彼女を受け継ぐ存在が誕生
神様問題も解決
しかし、「みんなの為の存在」って、何だか悲しい気もしますね
人じゃないから迷わない、正しい存在とはいえ
『それでは皆さん これまでお付き合いくださり ありがとうございました!』





白亜も、犬を怖がらず快活に。一番成長したのって彼女なのかも。
■ありがとうございました!
これまで、散々カッコつけて迷ってきた秋葉は、ふっきれた事で漫画家デビューに
暗躍大好きな木村先輩は、行動力を買われて就職
大鉄は今日も美術に打ち込み続ける
それぞれの結末、最後は、「いつもの」面々に戻ってお疲れさまでした!
やっぱりこっちのが馴染みある!
途中で病気療養があり、長い連載となりましたが奇麗に完結に
本当にお疲れさまでした!
2006年より連載開始、足掛け11年の連載に幕

ナギ様と、良く遊んでたガキ達も立派な学生さんに
■かんなぎ
元々、「ゼノギアス」などの四コマで、武梨先生を知ってたのでその流れから単行本派に。
何度思い返しても、最終巻の仁くんの成長がハンパない。
コメディからのオカルトシリアスも強烈
結末は解ってたつもりでしたが、白亜、つぐみが恋を譲る姿が辛かったです
仁くんはすごく鈍感でしたから
その分、ナギにドキドキしっぱなしで、他の子の気持ちに気付かなかったというか
キスを譲らぬ姿とか、ホント成長したなと、しみじみしました。
収録

おかんとの会話、ブレなさすぎやで!
レックスコミックス「かんなぎ 12巻【最終回】」。武梨えり。
月刊コミックレックス連載、一迅社発行。
2017年7月(前巻2016年8月)
第69幕「女神と待ち合わせ」
第幕「うた(前)」
第幕「うた(後)」
第幕「告白の告白の告白」
第幕「僕はお姫様抱っこで 僕のお姫様を守る」
第幕「仕舞」
第幕「桜待つ凪」
最終幕「花咲く宴」
あとがき
武梨えり&藤島康介(ああっ女神様)コラボレーション・ピンナップ
カバーは、晴れやかな笑顔のナギ様、多分「20歳時」のざんげちゃん!
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かんなぎ 感想
かんぱち 9巻
かんぱち 10巻“最終回”回遊魚として始めよう
かんなぎ 9巻
かんなぎ 10巻
かんなぎ 11巻“卒業”
かんなぎ 12巻“最終回”ありがとうございました!!
ニジとクロ 1巻“白黒がわからなくなってく!”
ニジとクロ 2巻“よその子、ウチの子、チョコが好き”
ニジとクロ 3巻【最終回】“クロと最初の貰いもの”
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