石田スイ 漫画 東京喰種:re 11巻 感想 レビュー 画像 考察 ネタバレあり これまでの感想はこちら 前巻はこちら。




離合集散、最強戦力! CCG自滅へまっしぐら!! カネキも童貞卒業まっしぐらッ!




ラストの「あ、死んだ」感が全部持ってった11巻! 六月っちゃん、ハイセが好きだったのか…
そりゃそうよね、彼は、非人道的な人生で得た安らぎだし
絶対に手に入らないモノだし…
ようやく暗闇に向き合えた亜門とアキラ、懐かしいカップルが次々来るよ!
■原点回帰と離合集散
CCGも、カネキとQsノウハウの量産型投入とか、完全にクライマックス展開入っちゃったし…!
野放しにしたら、冗談抜きに喰種が滅ぶ
となると決戦しか?
アンタを“引き止められる”なら、ヤらせてもいい。董香ちゃん完全にフラグ…!

この後むちゃくちゃ…。
■あらすじ
暴走した瓜江は才子が、亜門は滝沢が止め、六月は“ハイセへの恋”のブレーキが完全に壊れた
和修政を排除し、旧多改め「和修吉福」はCCGを掌握
加納を技術者として引き入れる
CCGは「量産型カネキ」、少年Qs部隊、オッガイ100名を実戦投入
東京中の喰種殲滅を始め
回復した亜門、アキラは「黒山羊」と和解し、別行動を始める
しかしカネキのところに、狂った六月が現れ…?

回想。Qs班が“成長すべき”理由は、ハイセの暴走を止める事にあったと
■俺たちの責務
今や懐かしい初期Qs班、彼らは、“フレーム”と呼ばれる機構で暴走を押さえ込んだ“兵器”
安全性を高めているが、万が一の時はSレート喰種扱いとなる
その時は、お互いに躊躇するな
死んでこそいなかったが、悲惨なことになっていた瓜江
ホント、彼はどこまでも貧乏くじだ!


千手パンチじゃねーか! と思ったけど、ホントに真似てる可能性もあるのか!?
■赫子の天才
今や、空中分解寸前なQs班、班の子供にしてオカン、才子さんが輝いてた!
特技は赫子の制御で、アニメの技なんかを研究して
精密動作で再現してるらしい
俺は強い! 俺を見ろ!!(瓜江)
不幸のバーゲンセールの瓜
困った人を好きになるし、困った人にほど好かれる!
でもウリに、ようやくマトモな春がきそうだよ…
ほぼ家族愛っぽいけどさ!


喰種のカネキに常に「対話」してくれた亜門、その彼から対話を奪うなんて!と
■元・喰種捜査官たち
前巻、生きていた亜門の暴走に立ち向かったのは、滝澤とクロの元・人間コンビ
亜門が「失敗作」だったのは、適性が高すぎて制御できなかった
彼が、自分は人間だとこだわった為
ならこだわる部分、理性が飛んだらクソ強いわな!
圧倒され、もう戻れない覚悟を決めた滝澤!

自分はハイセが好きだ、“私は女だ”と認めた六月ちゃん。やだヤッてる…。
■できあがり
頑なに、自分の性を認めなかった六月、しかしハイセに化けたノーフェイス(=ウタ)さんの端末に
これまで散々、変態相手に刺激されてきた性別が
遂に爆発した模様
自分の気持ち、それは恋でしょう
普通は尊いんですが
何とも、グロテスクな感情となる事に
自己嫌悪する六月は、“自分は選ばれない”と分かっているのか、ハイセを殺そうとする事に
カネキが、董香ちゃんを好きともバレてるし危ない!



幻覚か、或いは原型を留めぬほどボコボコにされた肉親を、知らずに加納に食わされたらしい…
■自分の未来
滝沢が狂っていたのは、もう自分は罪を犯し、戻れないって強い罪悪感だったんですね
そうして、喰種である自分を受け容れてしまったから
喰種「オウル」として完成した
しかし、もう「自分」がパーになったなら、「誰か」の為に生きればいい
結論がすごく切なくて
これまで、散々色々あったのが吹き飛ぶ気がしました
亜門を見ていると、そう思えたんだ、と

無茶苦茶斬られた(ただし死んだとは明言しない)
■ヌーディストビーチ
遂に変態が脳に達した政ですが、彼を邪魔だとするVによって闇討ち同然の目に遭い
消息を絶ってしまった模様
死んだ?
いや、彼も喰種だし、ちょっと脳天をサクッといくくらいでは…?
もし死んだなら、瓜江の災難が一つクリアに…?



しかし、それを飲み込んでくれた亜門の優しさに、董香ちゃんも珍しく助言を
■亜門と董香
ようやく向き合うことが出来た二人、共通点は同じ、大事な人が姿を消した事
亜門は、いまさらどうやってアキラに向き合ったらと悩むも
答えは董香が持っていた
どんな風になっていても、私は嬉しいと
董香はカネキを
アキラは、亜門を失ったから
同じ境遇として、亜門に助言する董香ちゃんが優しかった!
回想のアキラさん、ドヤ顔がホント愛おしい




堂々と本家・和修性を継ぎ、“事後”のナレーションが
■最後のCCG局長
手始めに、ウタさんの赫子で作られた「偽カネキ=隻眼の王」を、CCGは処刑に
また、残った“上層部の良心”宇井 郡もハイル蘇生を条件に出され
倫理が狂ってしまう事に
前巻、才子にクシャミ浴びせられたときは、温和な人だったのに!
旧多は加納も引き入れ
リゼベースのQs、量産型カネキとも呼べる「オッガイ」を実用化
異常に鼻が利く“100人のカネキ”部隊
東京の喰種は、絶滅の危機に…。

亜門を正気に戻し、もう役目は終えた、いつ死んでもいい、と
■繋ぎとめる
カネキも、実は自滅願望があると見抜いた「同類」の滝澤、飄々と狂った彼の本心
彼を死なせまいと、生きる理由を促したカネキ
カネキ、他人の事は分かる
真戸に亜門を帰してやりたい、滝澤さん、ホントカッコ良かった


ホント、亜門さんの心はいつでも腕立て伏せだぜ…!
■嘘はついてない
勇気を出して向き合った亜門に、辛辣な言葉を並べたアキラ。踏み込めなかった亜門
でもそれは、一度は死んでしまった亜門が
また居なくなるんじゃないか、と
生きてて良かった、そう亜門を受け容れ、また失ったら本当に立ち直れない
愛した父を失い
亜門を、そしてハイセを失って
これまでずっと、失い尽くしだったアキラさん、素直になれないのは本当に辛い
一時は息子同然だったカネキさん、本当に良く分かってる…。

そしてようやく、穏やかに対面できた二人。次に出会うときは戦場でしょうか
■何故戦う?
作中、誰より優しく見えるカネキですが、「自分は思ったより優しくなかった」というのが面白い
今こうして、喰種の為に戦って“みている”のは
喰種に大切な人が多いから
結局、自分がどう思うか、って主観で行動してると自覚するカネキ
その返答が、迷っていた亜門に勇気を
自分が大切だと思うから
シンプルって素敵だと思う




董香の父は、母の仇討ちに身を投じて死んだ。今は「間違っている」と言ってやりたい、と。
■私はあんたに同情してる
董香は、仇討ちより自分達と一緒に居て欲しかった、そうさせられなかった自分が無力だと思った
言われたアキラも、父が仇討ちせず、自分を選んでくれた可能性を思う
もうどうしようもない事を
アキラは、母を父を殺した喰種が憎い
けど董香は「私の父はバカだ」と
今は父を否定できる、「死んだ母への復讐より、私と一緒に居てよ」と言えば良かったんだと
ぶっちゃけた董香に、少し考え込む事に


誰を憎めばいいんだろう
■誰を憎めば
また、同じく真戸に両親を殺されながらも、アキラを憎まないという喰種のヒナミ
むしろ今、アキラの力になろうとするヒナミに
心を動かされる事に
アキラさん、行動原理だった「喰種を叩く」ことが出来ない状態に…
心が折れてしまった、自分は虚飾に縋っていたと



アキラの答えは、これから答えを探すこと
■アキラと亜門
両親の為に喰種と戦い、父を失い亜門を失いハイセを失い、“喰種を倒す”こと自体に疑問が
対し亜門は、からっぽになった自分に向き合い
どう生きたいか探し出せ、と
自分が支え続ける、亜門さん男前でしたわ…。
彼自身も“人喰い”の体
それでも二人は、独自に行動を始める事にと
ようやくキスだよ! ヒューヒュー!!




滝澤同様、カネキが消えそうだと感じ、居場所になれるならヤらせても良いよ、と
■すげえよミカは!
以前、「ハイセ」だった頃、董香の事を忘れてたくせに、彼女会いたさに何度か訪れたらしい
際して、董香を見る目が“好きな人を見る目”だ
と
そう気付いて、私は嬉しかったんだよ、という董香
完全に愛の告白
遠回り、あまりに遠回りなのが董香ちゃんだった…
※この後むちゃくちゃ六月が来た

巻末オマケは死者回、亜門さんとアキラ、本当に幸せそうに戻って良かった…
ヤングジャンプ・コミックス「東京喰種:re 11巻」。石田スイ
週刊ヤングジャンプ連載、集英社発行。
2017年6月(前巻2017年3月)
■収録
第111話:集合
第112話:栖救
第113話:わたしは
第114話:いとし
第115話:問い子
第116話:いつかの夢
第117話:親指たてる
第118話:良い話
第119話:クルス
第120話:う・つ・わ
第121話:ひとり吊るされる
第122話:何時にする?
董香ちゃんでかい。
第1話「悲劇」
第2話「孵化」
第3話「白鳩」
第4話「晩餐」
第5話「残痕」
第6話「驟雨」
第7話「幽囚」
第8話「円環」
第9話「鳥篭」
第10話「青桐」
第11話「衝天」
最終話「喰種」
√A 第1話「新洸」
√A 第2話「舞花」
√A 第3話「吊人」
√A 第4話「深層」
√A 第5話「裂目」
√A 第6話「千路」
√A 第7話「透過」
√A 第8話「旧九」
√A 第9話「街望」
√A 第10話「終雨」
√A 第11話「溢花」
√A 最終話「研 」
東京喰種:re 1巻
東京喰種:re 2巻
東京喰種:re 3巻
東京喰種:re 4巻
東京喰種:re 5巻
東京喰種:re 6巻
東京喰種:re 7巻
東京喰種:re 8巻“殺しただろう? 隻眼の王は”
東京喰種:re 9巻“俺は かつての仲間を救いにきた”
東京喰種:re 10巻“黒山羊の蹄”
東京喰種:re 11巻“アキラの選ぶ道。…アンタ童貞?”
東京喰種:re 12巻“いいえ、もう童貞ではありません”
東京喰種:re 13巻“むしろ竜です。さよならカネキ”
東京喰種:re 14巻“ありがとうカネキ” 和解の成立
東京喰種:re 15巻“再会”おはよう僕の竜
東京喰種:re 16巻【最終回】人と喰種と東京喰種
そりゃそうよね、彼は、非人道的な人生で得た安らぎだし
絶対に手に入らないモノだし…
ようやく暗闇に向き合えた亜門とアキラ、懐かしいカップルが次々来るよ!
■原点回帰と離合集散
CCGも、カネキとQsノウハウの量産型投入とか、完全にクライマックス展開入っちゃったし…!
野放しにしたら、冗談抜きに喰種が滅ぶ
となると決戦しか?
アンタを“引き止められる”なら、ヤらせてもいい。董香ちゃん完全にフラグ…!
自分の人生がパーになったら。滝澤の死力が、二人を再会させることに

この後むちゃくちゃ…。
■あらすじ
暴走した瓜江は才子が、亜門は滝沢が止め、六月は“ハイセへの恋”のブレーキが完全に壊れた
和修政を排除し、旧多改め「和修吉福」はCCGを掌握
加納を技術者として引き入れる
CCGは「量産型カネキ」、少年Qs部隊、オッガイ100名を実戦投入
東京中の喰種殲滅を始め
回復した亜門、アキラは「黒山羊」と和解し、別行動を始める
しかしカネキのところに、狂った六月が現れ…?
かつて父が捕らえた喰種、亜門の義父ドナートに追い詰められた瓜江は

回想。Qs班が“成長すべき”理由は、ハイセの暴走を止める事にあったと
■俺たちの責務
今や懐かしい初期Qs班、彼らは、“フレーム”と呼ばれる機構で暴走を押さえ込んだ“兵器”
安全性を高めているが、万が一の時はSレート喰種扱いとなる
その時は、お互いに躊躇するな
死んでこそいなかったが、悲惨なことになっていた瓜江
ホント、彼はどこまでも貧乏くじだ!
この期に、遂に出た才子の本気! 才子の才は、才能の才!!


千手パンチじゃねーか! と思ったけど、ホントに真似てる可能性もあるのか!?
■赫子の天才
今や、空中分解寸前なQs班、班の子供にしてオカン、才子さんが輝いてた!
特技は赫子の制御で、アニメの技なんかを研究して
精密動作で再現してるらしい
俺は強い! 俺を見ろ!!(瓜江)
不幸のバーゲンセールの瓜
困った人を好きになるし、困った人にほど好かれる!
でもウリに、ようやくマトモな春がきそうだよ…
ほぼ家族愛っぽいけどさ!
暴走する亜門に、カネキが何より怒ったことは


喰種のカネキに常に「対話」してくれた亜門、その彼から対話を奪うなんて!と
■元・喰種捜査官たち
前巻、生きていた亜門の暴走に立ち向かったのは、滝澤とクロの元・人間コンビ
亜門が「失敗作」だったのは、適性が高すぎて制御できなかった
彼が、自分は人間だとこだわった為
ならこだわる部分、理性が飛んだらクソ強いわな!
圧倒され、もう戻れない覚悟を決めた滝澤!
六月の自覚、“出来上がり”

自分はハイセが好きだ、“私は女だ”と認めた六月ちゃん。やだヤッてる…。
■できあがり
頑なに、自分の性を認めなかった六月、しかしハイセに化けたノーフェイス(=ウタ)さんの端末に
これまで散々、変態相手に刺激されてきた性別が
遂に爆発した模様
自分の気持ち、それは恋でしょう
普通は尊いんですが
何とも、グロテスクな感情となる事に
自己嫌悪する六月は、“自分は選ばれない”と分かっているのか、ハイセを殺そうとする事に
カネキが、董香ちゃんを好きともバレてるし危ない!
喰種化した滝澤が、常に「口」をいじっていた理由



幻覚か、或いは原型を留めぬほどボコボコにされた肉親を、知らずに加納に食わされたらしい…
■自分の未来
滝沢が狂っていたのは、もう自分は罪を犯し、戻れないって強い罪悪感だったんですね
そうして、喰種である自分を受け容れてしまったから
喰種「オウル」として完成した
しかし、もう「自分」がパーになったなら、「誰か」の為に生きればいい
結論がすごく切なくて
これまで、散々色々あったのが吹き飛ぶ気がしました
亜門を見ていると、そう思えたんだ、と
今回、変態性が最高潮に達した政。戦死…?

無茶苦茶斬られた(ただし死んだとは明言しない)
■ヌーディストビーチ
遂に変態が脳に達した政ですが、彼を邪魔だとするVによって闇討ち同然の目に遭い
消息を絶ってしまった模様
死んだ?
いや、彼も喰種だし、ちょっと脳天をサクッといくくらいでは…?
もし死んだなら、瓜江の災難が一つクリアに…?
亜門の恩師にしてアキラの父、真戸を殺した董香ちゃん



しかし、それを飲み込んでくれた亜門の優しさに、董香ちゃんも珍しく助言を
■亜門と董香
ようやく向き合うことが出来た二人、共通点は同じ、大事な人が姿を消した事
亜門は、いまさらどうやってアキラに向き合ったらと悩むも
答えは董香が持っていた
どんな風になっていても、私は嬉しいと
董香はカネキを
アキラは、亜門を失ったから
同じ境遇として、亜門に助言する董香ちゃんが優しかった!
回想のアキラさん、ドヤ顔がホント愛おしい
政以下、和修一族が消えたことで“最後のCCG局長”誕生に




堂々と本家・和修性を継ぎ、“事後”のナレーションが
■最後のCCG局長
手始めに、ウタさんの赫子で作られた「偽カネキ=隻眼の王」を、CCGは処刑に
また、残った“上層部の良心”宇井 郡もハイル蘇生を条件に出され
倫理が狂ってしまう事に
前巻、才子にクシャミ浴びせられたときは、温和な人だったのに!
旧多は加納も引き入れ
リゼベースのQs、量産型カネキとも呼べる「オッガイ」を実用化
異常に鼻が利く“100人のカネキ”部隊
東京の喰種は、絶滅の危機に…。
カネキ『滝澤さん、あなたもカラッポだから』

亜門を正気に戻し、もう役目は終えた、いつ死んでもいい、と
■繋ぎとめる
カネキも、実は自滅願望があると見抜いた「同類」の滝澤、飄々と狂った彼の本心
彼を死なせまいと、生きる理由を促したカネキ
カネキ、他人の事は分かる
真戸に亜門を帰してやりたい、滝澤さん、ホントカッコ良かった
『久しぶる…、ぶりだな……』


ホント、亜門さんの心はいつでも腕立て伏せだぜ…!
■嘘はついてない
勇気を出して向き合った亜門に、辛辣な言葉を並べたアキラ。踏み込めなかった亜門
でもそれは、一度は死んでしまった亜門が
また居なくなるんじゃないか、と
生きてて良かった、そう亜門を受け容れ、また失ったら本当に立ち直れない
愛した父を失い
亜門を、そしてハイセを失って
これまでずっと、失い尽くしだったアキラさん、素直になれないのは本当に辛い
一時は息子同然だったカネキさん、本当に良く分かってる…。
亜門『一つ、気になっていたんだが』

そしてようやく、穏やかに対面できた二人。次に出会うときは戦場でしょうか
■何故戦う?
作中、誰より優しく見えるカネキですが、「自分は思ったより優しくなかった」というのが面白い
今こうして、喰種の為に戦って“みている”のは
喰種に大切な人が多いから
結局、自分がどう思うか、って主観で行動してると自覚するカネキ
その返答が、迷っていた亜門に勇気を
自分が大切だと思うから
シンプルって素敵だと思う
アキラと董香、共に「父が仇討ちの中で死んでいった」二人




董香の父は、母の仇討ちに身を投じて死んだ。今は「間違っている」と言ってやりたい、と。
■私はあんたに同情してる
董香は、仇討ちより自分達と一緒に居て欲しかった、そうさせられなかった自分が無力だと思った
言われたアキラも、父が仇討ちせず、自分を選んでくれた可能性を思う
もうどうしようもない事を
アキラは、母を父を殺した喰種が憎い
けど董香は「私の父はバカだ」と
今は父を否定できる、「死んだ母への復讐より、私と一緒に居てよ」と言えば良かったんだと
ぶっちゃけた董香に、少し考え込む事に
アキラ『誰を憎めば良かったんだろう』


誰を憎めばいいんだろう
■誰を憎めば
また、同じく真戸に両親を殺されながらも、アキラを憎まないという喰種のヒナミ
むしろ今、アキラの力になろうとするヒナミに
心を動かされる事に
アキラさん、行動原理だった「喰種を叩く」ことが出来ない状態に…
心が折れてしまった、自分は虚飾に縋っていたと
カネキ=ハイセさん、アキラを支えようとして痛烈ボディブロゥ!



アキラの答えは、これから答えを探すこと
■アキラと亜門
両親の為に喰種と戦い、父を失い亜門を失いハイセを失い、“喰種を倒す”こと自体に疑問が
対し亜門は、からっぽになった自分に向き合い
どう生きたいか探し出せ、と
自分が支え続ける、亜門さん男前でしたわ…。
彼自身も“人喰い”の体
それでも二人は、独自に行動を始める事にと
ようやくキスだよ! ヒューヒュー!!
董香『アンタ童貞?』




滝澤同様、カネキが消えそうだと感じ、居場所になれるならヤらせても良いよ、と
■すげえよミカは!
以前、「ハイセ」だった頃、董香の事を忘れてたくせに、彼女会いたさに何度か訪れたらしい
際して、董香を見る目が“好きな人を見る目”だ
と
そう気付いて、私は嬉しかったんだよ、という董香
完全に愛の告白
遠回り、あまりに遠回りなのが董香ちゃんだった…
※この後むちゃくちゃ六月が来た
収録

巻末オマケは死者回、亜門さんとアキラ、本当に幸せそうに戻って良かった…
ヤングジャンプ・コミックス「東京喰種:re 11巻」。石田スイ
週刊ヤングジャンプ連載、集英社発行。
2017年6月(前巻2017年3月)
■収録
第111話:集合
第112話:栖救
第113話:わたしは
第114話:いとし
第115話:問い子
第116話:いつかの夢
第117話:親指たてる
第118話:良い話
第119話:クルス
第120話:う・つ・わ
第121話:ひとり吊るされる
第122話:何時にする?
董香ちゃんでかい。
アニメ版 東京喰種 感想 第一期
第1話「悲劇」
第2話「孵化」
第3話「白鳩」
第4話「晩餐」
第5話「残痕」
第6話「驟雨」
第7話「幽囚」
第8話「円環」
第9話「鳥篭」
第10話「青桐」
第11話「衝天」
最終話「喰種」
東京喰種 √A 感想
√A 第1話「新洸」
√A 第2話「舞花」
√A 第3話「吊人」
√A 第4話「深層」
√A 第5話「裂目」
√A 第6話「千路」
√A 第7話「透過」
√A 第8話「旧九」
√A 第9話「街望」
√A 第10話「終雨」
√A 第11話「溢花」
√A 最終話「研 」
東京喰種:re 1巻
東京喰種:re 2巻
東京喰種:re 3巻
東京喰種:re 4巻
東京喰種:re 5巻
東京喰種:re 6巻
東京喰種:re 7巻
東京喰種:re 8巻“殺しただろう? 隻眼の王は”
東京喰種:re 9巻“俺は かつての仲間を救いにきた”
東京喰種:re 10巻“黒山羊の蹄”
東京喰種:re 11巻“アキラの選ぶ道。…アンタ童貞?”
東京喰種:re 12巻“いいえ、もう童貞ではありません”
東京喰種:re 13巻“むしろ竜です。さよならカネキ”
東京喰種:re 14巻“ありがとうカネキ” 和解の成立
東京喰種:re 15巻“再会”おはよう僕の竜
東京喰種:re 16巻【最終回】人と喰種と東京喰種


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コメント一覧 (2)
この物語が行き着くのは勇気と正義の賛歌か、あるいは世の中の不条理か…。
石田スイ先生がRE:CREATORSの高良田と同じタイプであればいいんですけど……。