漫画 人形の国 1巻 感想 レビュー 考察 画像 ネタバレあり これまでの感想はこちら シドニア最終巻はこちら
機械となった男と機械少女、半ば遺跡化した人工天体を巡る近未来バトル作品!

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 半ば遺跡化した人工天体、本来は居住区じゃない地表面が舞台とかワクワクする!
 進んだ文明の名残で、現代人より遅れた生活を送る主人公たち
 いきなり味方が全滅する悲劇!

 絵や単語が、まんま「シドニア」ですが、繋がりがあるのかないのか!

また人外か!
 前作、シドニアに続く人外=虫みたいなロボットがヒロイン、主人公も人を辞めたしね!
 星の本来の居住区には、何が潜むのか?

 巻末4コマみたいな、ちょっとズレたやりとりも楽しかった!

50世紀前、惑星本来の居住区“地底”から取り残された人々がいた

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 だが、人類は死滅していなかった…!的な!!

あらすじ
 人工天体アポシムズ、その本来の居住層から閉め出された人々が、辛うじて命を繋いで50世紀
 エスローは、リべドア帝国から逃げていた少女を助けてしまい
 故郷を滅ぼされてしまう

 サイボーグ「正規人形」に生まれ変わったエスローは、帝国のイーユに復讐を誓う

 機械の少女タイターニアと和解し
 続いて帝国の上位人形、エイチと交戦するエスロー

 彼を倒す際、僅か7発のAMBを1発消費、唯一“地下への扉を壊す力”を持つエスローの旅は続く

 帝国最強の人形「皇帝」は、彼に何がしかの意図を抱いており…?

「人形」とは、人間をサイボーグ兵器化する技術の事

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 転じて、人形になる「病」が蔓延しているという

人形病
 一見、自我をもたない機械細工となって、永遠にさ迷い続けるという病気
 物語冒頭、新しい人形病が沢山発見されて
 いぶかしがる話が

 帝国が、「人形」の大量生産をテストしているのでしょうか?

地表の支配者、拡大を続ける「リべドア帝国」

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※黒髪の彼は、主人公じゃありませんでした…

「居住区」奪還作戦!
 本作での敵は、地表で軍事拡大を続け、近隣の村々に横暴に負担をかける「帝国」なのですが
 目的は、惑星内部に入ってコントロールを手に入れること
 それ自体は真っ当なんですね

 現人類は、酸素もロクにない地表面で、ギリギリの生活をしていますから

 まっとうに生きられる世界を手に入れたいのだ、と

人形と「正規人形」

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 主人公の一族を、300年守ってきた「正規人形」ゼゾ

正規人形
 人形は、酸素がなくても活動できるなど、現在の環境に適した存在だと言えます
 不老不死で、強さも段違い
 憧れの存在だと

 転生者とも呼ばれ、固有コードに適合すると「人形」に生まれ変わるのだとか

 勝手に人形になり自我を失う病とは、全く違う存在なのね

ゼゾ…、一族を三百年守ってきた人

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 ゼゾ…、一族を三百年守ってきた人
 狩りや遺跡の歩き方は全部、親代わりだった彼が教えてくれた。

 賢くて強くて、この人に出来ない事は何もないと本気で思っていた

 でもそうではなかったんだ


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 見た目が「シドニア」のイザナそっくり。イザナは最後、更なる外宇宙へ旅立ちましたが…?

エスローの故郷
 見ず知らずの女の子を熱血漢が助け、悪い帝国に渡しちゃいけないものを守る事になった!
 そんな王道から、一晩明けたら全てを失っていた…
 エスロー、人生ハードモード

 特にゼゾ、主人公エスローらの師、何でも出来ると思った彼の呆気ない死が虚しい

 最後は、再生不可能だったゼゾのトドメまで刺すことに

「正規人形」とは、エナをまとって戦う変身ヒーローであるッ!

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 転換装置(前作終盤でのものを小型化したデザイン)ごとに、固有の能力を与えられるらしい

正規人形
 エナで出来た外殻をまとい、ヘイグス粒子で戦うという、「つむぎ」の発展系とも思しき技術!
 また、前作では最強素材だった「超構造体」対策技術
 対・超構造体弾が登場

 ヒロイン・タイターニアは、その特殊弾と、「射出能力の転換装置」を持って逃走中だった機械人形

 この両者を使えば、地下の制御層に入る扉を壊せるらしい

シドニアに続き、シュールさに定評のある二勉先生作品

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 タイターニア、健気ですよね。シュール。

中央制御層
 彼女は、「字分は制御層から来た」「制御層に入れる弾と能力を運んでいた」という自動機械
 人間ベースではない、純粋な機械であるようで
 素直でオチャメな性格をしています

 彼女は、帝国の惑星支配を阻止する為に力を貸して欲しい、と言いますが…?

 実は、彼女を「作った人間」が悪人…、ってパターンも定番ですよねー

エスロー『本当に、こんなのに乗って大丈夫なのか?』

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 主人公エスローは、前作の海苔夫とそっくり。彼も最後は旅立ったんですよね

遺跡化した惑星
 地表人は、機械惑星のパイプに自生する実や、パイプを住処とする虫なんかを食べて育ち
 電車に対して、「乗ったら戻れない」と思っていたりなど
 技術の後退が面白いですね

 また「人形」のルール、強さはヘイグス粒子容量で決まり、人形を倒して奪い拡張する事が可能

 賢そうなのに、会話が脳筋バリバリなのも笑えます

帝国内には、「聖戦」と捉える真面目な連中も

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 見た目が完全にユハタ。彼女も旅立ち(略)

上位転生者エイチ
 緒戦が、自称「皇帝に次ぐ実力者」イーユで、故郷を滅ぼした彼を討伐するのが当面の目標
 続いては、これまた実力者というエイチでしたが
 特殊弾を消費して勝利に

 これで弾は残り6発、帝国の悪辣さを描き、まずは一つの町を救ったエスローですが…

 イーユ以下「上位転生者」が4人、当面は彼らとの追いかけっこみたいですね

収録

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 アポシムズは、前作で「シドニアに最も近かった播種船」の名前でしたが…?

 シリウスコミックス「人形の国 1巻」。弐瓶勉
 月刊少年シリウス連載、講談社発行。
 2017年5月発売(前巻発売)

収録
 第1~3話、「エイチ」を倒して街を解放するまで収録
 サブタイトルなし

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シドニアの騎士 感想






 シドニアの騎士 13巻
 シドニアの騎士 14巻
 シドニアの騎士 15巻【最終回】

人形の国 感想









 人形の国 1巻“極寒の人工天体”
 人形の国 2巻“仇討ちと身内”
 人形の国 3巻“恒差廟と皇帝と王と”
 人形の国 4巻“エスローだけが対抗できる”
 人形の国 5巻“タイトル回収”
 人形の国 6巻“皇帝vsカジワン”

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