公式サイト。戦乱の火種残る江戸初期バトル漫画 どらくま 6巻 感想【最終回】 考察 レビュー 画像 ネタバレあり。これまでの感想はこちら 前巻はこちら
日ノ本が買った平和は、あんな金ほど安くない。3バカトリオの珍道中、完!

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黒幕と呼ばれた伊達政宗自身が、幕引きに現れ完結へ! 戦国と乱世の境目
 平和到来に、こんな世の中の為に生きてきたのかと思う者もあれば
 犠牲者の為にもと思うもあり

 生き残った自分の行いは、皆の形見、歩むなら「足跡」を残せ。いい最終巻だった!

いや主にキャラの多さがね…
 しかも時代が時代、誰もが「平和」に思うところあって、その為に離合集散愛憎の繰り返し!
 歴史モノ的に、色んな人物がゲスト出演で終わってしまったのも
 ちょっと勿体なかった!

 しれっと素顔を出した「髑髏」さん、やっぱり美人でしたねえ。大獄丸は果報者やのう。

クモ『源四郎がイヤがる!

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 最終回まで、コイツらホントに仲良しだった!(殺)

あらすじ
 主君・伊達政宗が、南蛮と手を結び、再び戦乱を起こそうとしていると信じ行動を起こした忍び達
 しかし政宗は、既に事態収拾を源四郎に頼んでおり
 天雄も髑髏により討たれた

 シカキン、鹿右衛門は天雄の毒によりクモと対峙し、彼の敗北を以って事態は収拾される

 報酬はクモがやらかした事で帳消しに
 腰の刀も、弟にくれてやり、源四郎は再び旅立つ

 源四郎、クモに大獄丸、三人の“戦国二次会巡り”は、まだまだとっかかりに過ぎない

 太平が本当の意味で落ち着くまで、もう少しの時間を要するのだった

伊達政宗への忠義の為、全てを捨てた忍びの末路は

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 こういう事になるから、源四郎はカネしか信用しないのだ、と

結末
 戦国の時代、苦楽を共にしてきた主君の為だと、家族の犠牲も汚れ仕事も請け負った結末
 でも、それは「これだけ差し出したからには、天下を獲ってくれ」と
 政宗への重荷でもあった、と

 別に政宗も不人情じゃない、余計な人死にを避ける決断

 こんな、互いに辛いってのはイヤなものだし
 それが政治でしょう

 だから本作、お金って、イイじゃない?が、こんなにも真っ当に見えるんでしょうね

 尽くすだけ悲しくなるものって、確かにある

あれぽっちの金で売り飛ばせるほど、日ノ本の買った太平は安くないからのう』

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 なお爆破後、めちゃくちゃイヤミを言った模様。かわいい

源四郎がイヤがる!
 最終章は、伊達家の一派が金で南蛮と内通し、再び戦乱を起こすことを目論んでいた事件
 でもどんな莫大な金であっても、“平和”の為に費やしたものを思えば
 そう易々と、売り渡せるもんじゃない、と

 本作らしい台詞だった!

 爆破で金を埋めた後、源四郎兄妹のやりとりが見物だった!

太平の世になったら、お前みたいなつまらない奴ばっかりになるんだろうな』

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 悲しくもあり、耳が痛くもある

命の時代
 結局、兄・源四郎を殺せなかった阿梅ちゃん、彼女の“平和的な”決断への怒り、こう、アレでしたね
 彼らは、命懸けで何かを為すのが当たり前の時代に生きた
 価値観が違う、と

 すごい身勝手な怒りに見えますけど、世代的にこれも当たり前なんだな、と

 命をかけるのが当たり前だった時代
 それは確かにあった

 その世代からすれば、現代人ってすごくヌルく見えるのかもしれん…、とかちょっと思った

一人で歩いていけるように、かといって独りぼっちにならないように

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 独立する心構えを、かといって孤立しないように心を砕いてくれた家族、その一人だと

彼らの形見
 決戦は薬で壊されてしまったシカキン、際し、自分を育ててくれた皆へのクモの気持ちが熱い
 生き残った自分、その行いは皆の形見だから
 と

 だから歩くというクモに、“歩くなら足跡を残せ”、生きた証を残して見せろと

 シカキンって、見た目はすごく若いけど
 ホントに「お父さん」だった

 師匠、猿飛び佐助の分身殺法! 最後に相応しい一発じゃったわい!

 でもやっぱり、シカキンは不憫だったなぁ…。

源四郎が父、真田幸村を殺したのも“商人の理屈”だと

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 戦国二次会、伊達政宗公の台詞が印象に残ります

商人の理屈
 もし、真田幸村が家康を討ち取ったら、また大乱が起きる可能性があると踏んだ事
 また討ち取れば、その手柄で真田家が安堵される事…
 自分の父を“勘定した”

 解ってしまえば現代人には納得の理由、それを当時やっちまったの源四郎

 祖父に褒められたという計算高さを、そこで活かしちまったのねえ…

“髑髏”こと菘さん、最後の最後で素顔を見せるの巻

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 しかもナイスバディなんだぜヒャッハー

お茶目さんか!
 髑髏を継承する才能を見出され、大獄丸との結婚も叶わず、弟を改造人間にされた菘さん
 こんな姿、見られたくなかったと洩らす姿が不憫でした
 コートの下がエロかったです

 と思ったら、劇中でもナイスバディ扱いされて笑った!

 笑っちゃいかん人だけど
 最後の最後で、しれっと素顔を見せるお茶目さに笑いました

 ちゃんと大獄丸と添い遂げられるといいなぁ

阿梅『そりゃあ源四郎の事は許せない

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 だからこそ、あいつの為に一生を使うのバカらしいと思うんだ、

阿梅の結論
 最後、忍び装束を解いて「侍の娘」として再出発した阿梅ちゃん、可愛かったですねー
 シカキンこと、本名・鹿右衛門をからかう姿が
 ホント、親子だった!

 また源四郎も、父・幸村の形見と思われる刀弟に引継ぎ終幕へ

 あの剣腕が勿体無いですが
 描写的に、右腕をやられて本気出せなくなったのかなー、感も

 源四郎はカネが欲しい、だから、平和を“仕入れて”ダラダラと生きてやるのだ、と

 彼らしい、本作らしい結末だった!

収録

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 どうしても戦闘描写がファンタジーに寄るので、“イレブンソウル”路線のがウケが良い気がします

 ブレイドコミックス「どらくま 6巻(最終巻)」。戸土野正内郎。
 月刊コミックガーデン先行掲載、のち月刊コミックブレイド連載、㈱マッグガーデン発行。
 2017年6月(前巻2017年2月)

 第23話「岐神 -アーキス-」
 第24話「犍陀多 -クロト-」
 第25話「大吼処 -ガニメデ-」
 第26話「水黽 -スパルテ-」
 最終話「浄刹 -イリシアム-」

 キャラが多く、状況が解りにくくなる状況があり、どんでん返しが起きてもピンときにくい事や
 また、サブタイトルにもすごく意味が込められているのでしょうけれど
 正直よくわからんとか

 特にサブタイは、前期イレブンソウルもそうですし、ちょっと勿体無い気がします

漫画 どらくま 感想

 どらくま 1巻
 どらくま 2巻
 どらくま 3巻
 どらくま 4巻
 どらくま 5巻“俺が政宗公ならば”
 どらくま 6巻“最終巻 戦国二次会は終了だ”

漫画 イレブンソウル 感想

 イレブンソウル
 イレブンソウル第13巻
 イレブンソウル第14巻
 イレブンソウル第15巻(完結)。

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