試し読み 銀平飯科帳 11巻 感想 レビュー 考察 画像 ネタバレ
 河合 単 これまでの感想はこちら 前回はこちら
家さん乱心。徳川将軍でも初体験の柔肌!?
将軍だけが口に出来る一皿!

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ざっくりした理由! 役職が世襲だった事による暇か
 透明な釣り糸、テグスがあったのも驚きも
 当時、貿易の副産物とは知らなんだ
 道具の発展も要因なのね

「役職」に縛られ、将軍大暴走ですわ!

最後の回のオチも秀逸!
 魚といえば、時代劇では威勢がいい魚屋さん
 当時、冷蔵庫がないからだと思えば
 焦る理由も納得しかない

 趣味に、生活の糧に…貿易にも!?

「魚」は本当、人々に密着してたんだなぁ

銀平飯科帳 11巻 感想


・第90話「東京だよオッカサン鯵」
  …拙者さんの鰺祭り
・第91話「そうじゃないレモン!」
  …女性問題、といえば家さん
・第92話「最高の美味しい柔肌」
  …飛びだした家さん、金さん。特別編
・第93話「TOKYO温度!?」
  …女将の気配りが光る名店!

・第94話「ご乱心 de うまいもの!前編」
  …銀次も驚いた「魚」とは
・第95話「ご乱心 de うまいもの!後編」
  …将軍だけが食べていい料理!
・第96話「屋台フード維新!?」
  …本作で「屋台」と言えば
・第97話「夏デモ冬デモ汁」
  …平蔵と金さん、二人の奇縁
・第98話「タイフ~ンのわきメン」
  …江戸時代、“台風”の恐怖 
・これまでの感想 

第90話
春の鰺祭り! …実は拙者さんがまた……

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 彼の母上に、サックサクのアジフライ!

第90話「東京だよオッカサン鯵」
 鯵、ホームシックに苦しむ賄方・平山氏の為に
 彼の母に「異国料理」をごちそうする回
 家さんも頑張った…

 平山殿は今、“異国”にいる

 確かに、鎖国中である江戸時代なら
 口外できない理由となるのか

 鯵を通じて繋がる親子

 初期からは想像できないくらい親思い…

 材料調達に、久々のハンス料理長も嬉しかった!

第91話
から揚げにレモン! お客さんの失敗談

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 転じて“皮”の使い方を平山殿が語った

第91話「そうじゃないレモン!」
 彼がすっかり元気になったことが嬉しくなる
 柑橘類による風味は、実は“皮”こそ命
 日本も皮を用いた食文化が

 んで女性問題といえば家さん!

 銀さんも、他人の世話してる場合じゃないも
 おかげで新メニューの役得なのね

 江戸でレモン? と思ったらまたハンス料理長

 これも家さんが将軍バレした恩恵か

 話を通しやすいですものね

第92話
将軍職も飽き飽きだ! 城を飛び出した家さんは

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 最高の柔肌! …と煽られて釣りに

第92話「最高の美味しい柔肌」
 江戸の釣り事情、“暇だから”とはざっくりするも
 平山殿といい「家」で仕事を継ぐ事や
 平和すぎた弊害か

 当然テグスなど道具の発達も要因

 暇だから、逆に忙しいからと
 同じ「家」の仕事から出会うのが奇縁です

脚立釣りの光景も今は無い…と切ない

 人工漁礁、江戸城築城の大事業が、想像もしない副産物を生んでるのも面白い
 
もちろん柔肌とは、こうして釣ったキス
船の音にも敏感な魚なので、脚立で釣ったという

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 穏やかに若き遠山の金さんを誘う家さん

キスの刺身、てんぷら!
 渋かったですわ…。珍しい銀次抜き侍コンビ回
 釣りを通じ、彼の人柄に惚れこむ家さん
 お忍びの真骨頂ですわ

 将軍も拝んだ事ない、釣りたてのキス!

 特に将軍なら、毒見だのなんだので
 釣ったその場なんて無理!

 アジフライに続き、揚げたてなのも至福よね

 珍しい銀次抜き回、将軍様ってば「主役」も張れる良いキャラしてますわ!

第93話
平蔵の日記にあった「良い店」は、女将が名物?

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 民に混ざって酒を飲み、気を引き締める家さん

第93話「TOKYO温度!?」
 要は燗酒回。一言に“熱燗”と言っても6段階あり
 江戸で、客に応じ自在に温度調整する
 名物女将の店に刺激!

 現代では、グラスの冷やし方を工夫

 同様に「色々やれることがある」
 酒の温度一つでさえ、工夫があるんですものね

 前向きで快いも、踏まえると次の回が笑えます!

 家さん決心したばっかやないけ!

第94話
将軍がキレた! “築地”の原型、魚河岸の賑やかさ!!

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 江戸時代、はんぺんやかまぼこは高級品…

第94話「ご乱心 de うまいもの!前編」
 実際、現代も専門店で買うと大変に旨いですし
 とまれ、遂に家さんが大噴火してしまい
 食材探しに魚河岸へ

 皆必死! 冷蔵できないから!!

 時代劇でも、魚売りは威勢がいいですが
 なるほど鮮度を保つ為か

 また江戸の海は、“本来は将軍のもの”

 だからと、二束三文で魚を買ってく様は困ったもんでしたねえ

銀次も驚いた食材!
さっそく、“江戸時代流”に特別調理

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 なお家さん この野郎!

殴りたいこの将軍
 今回、出羽守殿に同情したくなるエピソード!
 で、はんぺんの素材となったのは鮫!?
 銀さんもビックリだ!

 現代では高級品なんだとか

 江戸では、酪(チーズ)の挟み焼き
 サクットロリと美味しそう!

 アンチョビとはんぺんは意外だわ…

 パン粉も香ばしさを加えて美味しそう

第95話
決戦! 白装束で臨んだ“将軍にも未知な品”とは

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 理性を取り戻すと、これがまた男前だから困る

第95話「ご乱心 de うまいもの!後編」
 理性を戻したのは、なんとフカヒレ茶碗蒸し!
 葵の御紋で、責任感に訴える調理
 こんな皿は将軍だけだよ!
 出羽守シブいなあ…

 家さん絶賛、美味しそう!

 当時フカヒレは輸出中心
 将軍にも未知な品、と納得の組み立てです

 欲を言えば、東郷殿にも出番が欲しかったなあ…

 あの人は絶対旨いから、扱いが難しいのかも

第96話
手ごろな屋台飯とは…? 本作、屋台と言えば!

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 薩摩八代目、島津重豪。すっかりフランクに!

第96話「屋台フード維新!?」
 当初、武家らしい誇り高さが先立ってましたが
 今や、銀さん重ちゃんと呼び合う仲
 先の事件を経ているとはいえ
 フランクでビックリ

 彼の好物、どじょうのかば焼き!

 うなぎより安い「江戸風の屋台飯」か
 絶対おにぎりが合う奴!

 作中はあくまで居酒屋、ビールですけども

 今回も「葵の御紋」ネタ、きゅうりが「断面が似てる」と避けられてたとは意外です。

第97話
後の“遠山の金さん”、乳母が作ってた謎の汁物?

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 くじらの皮の出汁か!

第97話「夏デモ冬デモ汁」
 秘密だった理由は、くじらも侍には下魚な為か
 好物なのに食べられないだなんて
 寂しい時代もあったもの
 
 長谷川家の屋敷、後に金さんが住むとか

 奇縁と思えるのは本作ならでは
 前、“家屋敷は幕府のもの”と言ってましたものね

 はてこの後、長谷川家はどうなる…?

 くじらの皮下脂肪のダシは、新潟の郷土料理

 ミスター味っ子を思い出しますね

第98話
怯える“火消し”に、銀次が考案した料理とは!

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 食べるのに夢中で仕事に支障がでとる!

第98話「タイフ~ンのわきメン」
 オチに今巻で一番笑った! 落語みたいな快さです
 さて、火消が怖がった「野分」とは台風
 天気予報なんてないしなぁ…

 グルグル、台風を食べちゃう“混ぜ麺”か!

 台風、知識が恐怖が和らげてくれる
 学ぶことってやはり大切

 太平燕も、ラーメン発見伝を思い出しますね

 才遊記も実写ドラマ化かあ…

収録





 次巻いよいよ100話到達ですね!

 ビッグコミックス『銀平飯科帳 11巻』
 河合 単。小学館 ビッグコミックスペリオール連載、
 2020年1月(前巻2019年6月)

銀平飯科帳 11巻
 第90話「東京だよオッカサン鯵」
 第91話「そうじゃないレモン!」
 第92話「最高の美味しい柔肌」
 第93話「TOKYO温度!?」
 第94話「ご乱心 de うまいもの!前編」
 第95話「ご乱心 de うまいもの!後編」
 第96話「屋台フード維新!?」
 第97話「夏デモ冬デモ汁」
 第98話「タイフ~ンのわきメン」 
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