公式 最後のレストラン 14巻 感想
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政治家達の来店
ジョン・F・ケネディに、園場は大きく影響へ

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要望に応えてきた本作で、園場自身が好きな味!
 基本、“その場しのぎ”をやってきた本作
 園場自身と向き合うとは大きい
 大きな悩みだった!

 68話完成コートレット、捻くれてたなぁ!

そこが園場らしい!
 自分は特別じゃない、だから不幸な目にも遭う
 人間、いつ死ぬか解らないって事なのね
 ケネディは逗留、もう死ぬと理解し
 生きてる大切さを実感した
 
 だから、やりたい事をためらう暇はない!

 思い切った勢いを感じる巻だったわ!

最後のレストラン 14巻 感想


・第64話「ジョン・F・ケネディ様」
  …アメリカらしいハンバーガー
・第65話「ゲバラ様」
  …生き直す料理
・第66話「ムッソリーニ様」
  …イタリアの気骨を示す料理
・第67話「ロベスピエール様」
  …自身の姿を映し出す料理
・第68話「大久保利通様」
  …ハメを外す料理
・おまけ4コマ

・これまでの感想

あらすじ
政治家、独裁者、革命家が続々来店の14巻!

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 あと第66話はコスプレ回だよ!

あらすじ
 岸氏の計らいで、政治的パーティに顔を出した
 園場は、ジョン・F・ケネディと遭遇
 彼を“納得させられなかった”

 園場自身が好きな料理は?

 ゲバラ、ムッソリーニにロベエスピエール
 内務卿・大久保利通

 園場は「男の覚悟 牛のコートレット」を完成

 ケネディも満足し、園場は新たな一歩を刻む

第64話
来店したケネディは、“現代”に衝撃を受けた

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 現・米国第一主義は、彼には“後退”と思えたから

第64話「ジョン・F・ケネディ様」
 安い部位から美味しく、また3号店を考える園場
 また岸大臣、ケネディを尊敬していた為
 似すぎていると衝撃を受けた

 ケネディ、発展と“後退”両方に衝撃

 自分は移民だ、という意識が強い彼に
 移民阻止は衝撃か

 何より、自分の理想が“残っていない”事

 今までの人たち、竜馬あたりと正反対なのね

ケネディのオーダーは「アメリカらしい料理」
園場、快心のハンバーガーで応えた!

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 が、得意の「冷笑」が通じない?!

シャトーブリアンのハンバーガー
 高級肉ハンバーガーから、“読み解く”ケネディ
 彼の誠実さ、頭の回転を感じる一幕も
 拒否もまた納得

 トップは明日を信じ、説く立場なのだ

 政治家は皮肉、絶望してはいけない

 続いて「個人としては」と弁解するのも
 本当に誠実でした

 たとえ真実でも、受け入れちゃダメな事がある

 拒否は意外も、納得しかなかった!

納得しなかったケネディ
結果、しばらく「現代」に留まることになる

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 園場。ケータリング店に“3号店”の名を贈る

トップの資質
 園場はケネディと逆なのね。口では冷笑しつつ
 内心、希望を持って動いてる人。
 口に出すのは“怖い”

 失敗した時を思うと怖い

 それでも「リーダー」として動き出した店長!
 店の名を3号店に贈って!
 
 前向きになるのがリーダー、店長というものだ

 おおマスターが主人公してる…ッ!

第65話
苺ドロボウ頻発、颯爽と子供を救ってくれたのは

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 ゲバラとケネディが同席するとかいうカオス

第65話「ゲバラ様」
 ここしばらく、“店主”の成長を促されている園場
 しかし、彼に言わせれば生まれの問題
 環境に促された事!

 ゲバラも「生まれ」の苦難を焦点に

 自身が社会に苦しんだから
 同じ苦しみを、他人に味わわせたくなかった

 社会自体を変えよう、根治を図ったゲバラ

 その結果、何を残せただろうか?

 どこかで間違ったのでは?という自省も含め

 驚くほどケネディと重ねるのが面白い
  
依頼は「生きなおす料理」
ケネディもゲバラも、理想を追っていた男だから

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 最期、死まで描かれたゲバラ。男だ…

マテ茶と鶏のポワレ
 回答は鶏。ゲリラとして生き方の象徴マテ茶
 ゲリラとして、マテ茶を飲み生きるより
 その茶で、鶏を育てたら?
 高く売れるよ!

 そんな風に、市井として生きる事か

 社会を変えたい、なんて分を越えた事より
 己の生きる範囲で生きる

 自分はただの人間で、出来るのは身の回りだけ

 まずは「己を見つめる事」だったんでしょうか

第66話
お化け屋敷? 偉人でやればいいんじゃねーの?

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 ハルパゴスじゃねーの!?

第66話「ムッソリーニ様」
 のっけから飛ばしてますが、ドゥーチェ不憫…!
 ご存知、ヒトラーと組んだ男ですが
 周りの手の平返しが酷い

 そら思わず自棄酒だよ!

 当人は飲まなかった、とされますが
 イタリア男と思うと意外

 お化け屋敷ってか、コスプレが楽しい!

 偉人ネタ、ガルパンまで絡めた!

 また「園田自身が旨いと思う料理」が課題に

人種論に懐疑的、虐殺も不正蓄財もしてない
イタリアの気骨を示す料理!

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 前田さんの謎知識、これも“原因”があるらしい

モレトゥム ガーリックチーズ
 以前から言われており、改めて触れると意味深
 とまれ、ニンニクとチーズと香辛料を潰し
 焼いたパンと食べる料理
  
 でもこの質実剛健さがイタリア!

 実際、ムッソさんも少し泣いていて
 目にキてたみたいで。

 でもだからこそ! 平然と食う様が「男」!

 そうだ俺はこういう男だった!

 そんな心意気でしょうか、いい笑顔が切ない…

第67話
アイドルになろう! NGT48事件パロで“下克上”

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 下克上! そうフランス革命でござるよ!!

第67話「ロベスピエール様」
 汚職で混迷の隙に、アイドルの頂点に立とう企画!
 華やかな中、唐突なカイジパロのギャップ!
 落差すげーな!

 王、罪人を次々処刑したフランス革命

 その夥しい処刑数
 これは、“己が正しいと信じていた為だ”と

 無私、正義を信じる潔癖な人

 対し「汚れなんてあって当然」の在り方が、カイジパロと繋がったのね!

自身の姿を映し出す料理
イタリア料理も「ロベスピエール」があるという

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 ただ、“気付かせた”園場氏も辛そうに見える

バーベキューローストビーフ革命風
 作者の藤栄氏自身、調べたけど嫌いと断言も
 園場は、彼が苦しむのを見て辛かった
 人の良さが見えた気がします

 ギロチン犠牲者に見立てた料理

 あなたがやったのはこういう事だ

 本作中は、ロベスピエール自身もきっと
 薄々は解ってたんだろうな…

 薄切り肉だけに

 革命から生まれたものが汚職を犯す、オチも皮肉ですねえ

第68話
園場の気付き、学園祭に招かれたケネディ

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 曰く。死ぬと思った時、やりたい事が見える

第68話「大久保利通様」
 某からくりサーカスにもありますが、本当に大切
 もう明日死ぬ、これで最後だと思ったら?
 きっとやりたい事をする

 そうです! それが“やりたい事“

 ケネディ自身、悲しいまでに典型

 彼は既に死が決定し
 いわば、ロスタイムを生きている

 だから少しでも想い、思想を届けたい

 根っからの政治家なのが切ない

ハメを外す料理
それは「園場自身が美味しいと思う」料理!

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 脂身たっぷり!? ああ“安価”とも繋がる!

男の覚悟 牛のコートレット
 ケネディは己の意思を残せなかった、と嘆いた
 対し、大久保卿は「後は任せる」ものだと
 自分自身が、何か出来ると思う
 それは思いあがりだと
 
 失敗していい、それを見て誰かが学ぶ

 だって己は特別ではないのだから

 俺がやらなきゃ!じゃなく
 次の者を信じ、身を惜しまずにやってみる

 自分は特別じゃない、園場自身とも繋がった!

 ケネディは「これから死ぬ」

 最後まで「希望を信じる男」と描いたのが、本当に素敵でした

収録

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 園場氏、本編でいいとこ見せたのにコレよ!

 バンチコミックス「最後のレストラン 第14巻」。藤栄道彦。
 月刊コミックバンチ連載、新潮社発行
 2019年12月(前巻2019年6月)

最後のレストラン 14巻
 第64話「ジョン・F・ケネディ様」
 第65話「ゲバラ様」
 第66話「ムッソリーニ様」
 第67話「ロベスピエール様」
 第68話「大久保利通様」
 おまけ4コマ
 これまでの感想

公式サイト
 2016年 BSプレミアムにてドラマ化 公式サイトはこちら

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