公式サイト どろろ 第22話 感想 縫の巻 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 本文修正 19時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
兄貴に伝えて欲しい事”。余命を悟った陸奥、意外な結末を招く事に

00131
00520
どろろ“達”から見て、縫は百鬼丸を生贄にし、救えませぬ!と叫んだ
 でも直接会って、百鬼丸をちゃんと愛していると解った!
 あなたは、ちゃんと祝福され生まれてきた
 伝える事は事態を変える…?

 しかし非情の“鬼神・兄弟”対決!? エンドカードが衝撃的だった!

姉弟鬼神
 ラスト、多宝丸は約定の為に百鬼丸を殺す、と確かに言った
 なら、“百鬼丸こそ跡継ぎ”と、認めた事に他なりません
 約定肯定は、後継者としての自己否定
 自分の人生・全否定!

 それでも民を守りたい。多宝丸、救われて欲しいぞ!

どろろ 22話 感想

 どろろ 第22話「縫の巻」    
 冒頭「豪雨のどろろ」
 Aパート「おっかちゃん、来る」
 縫の方とどろろ    
 Bパート「縫の方のやるべきこと」
 弥彦・次平太・道秀
 鬼神が来る!
 百鬼丸だけが「生贄」たりうる訳
 多宝丸、変容     
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 次回予告(公式予告によるネタバレあり)。
 これまでの感想

生贄は百鬼丸の身体限定”。理由が、ここにきて明らかに

00447
 第12話、母・縫も生贄になろうと自害し、叶いませんでしたが…?

鬼神の約定
 百鬼丸は“醍醐景光の跡取り、その身体だけが”生贄になる
 第1話、醍醐は「国を守り、天下を取らせろ」と要請し
 それ以外なら何でもと明言

 だから、“跡取りの身体”を生贄にしたのが真相か

 思うに、国と天下を獲っても、後継者不在で無に帰す
 それが約定だったのだと思います

 鬼神というか、悪魔がよくやるいやらしい契約だったのだと。

 多分、次回で掘り下げなんでしょうか

エンドカードは、アヤカシと成り果てた姉弟

00534
 遂に劇中、「姉」と明言された途端に…!

あらすじ
 寿海が醍醐を目指し、景光が対・朝倉への決戦に戦力集結を急ぐ
 縫の方は、どろろを助けて百鬼丸に会いに行く事を決意
 鉄砲水で難民キャンプへ流れ着く

 病で死が迫る陸奥は、己を人柱にと“十二体目の鬼神”に乞うた

 だが、「景光の跡取り・百鬼丸の身体」でなくば駄目だと応えられ
 多宝丸たちは“両目・両腕”を預かる

 百鬼丸はどろろと身体を奪い返すべく、ミドロ号と醍醐の主力部隊を強襲

 どろろは、百鬼丸に母の想いを伝えようと急ぐ。

 次回、どろろ 第23話「鬼神の巻」

多宝丸一行は百鬼丸の追撃を恐れ、急ぎ醍醐領へ撤退する

00010
 前回、百鬼丸は両義手を失い、どろろを攫われてしまう
 更に傍らのミドロ号がアヤカシに変じ…?
 他方、多宝丸は再び撤退

 また陸奥が、疫病にかかっていた

どろろ『ちくしょう! 兄貴ーーー!!

00013
00014
00015
 意識を取り戻した多宝丸、豪雨の中醍醐領へ戻る

豪雨疾駆
 しかし多宝丸はともかく、兵庫は左腕、陸奥は右腕を失いました
 しかも弓使い、陸奥は疫病に冒されており
 命の炎は鎮火寸前

 前回、天下泰平を夢見ていると語られた多宝丸

 醍醐領は、いわば彼の“夢の元手”
 守りたかろうとは思う!

 百鬼丸を生贄にした繁栄とはいえ、手段を選べる余裕もなく

『ちっ、ついてねえ。醍醐の城は目の前だってえのに』

00016
00025
00029
 まさかのすれ違い! 寿海おっかちゃん、in醍醐!?

いま、会いにゆきます
 醍醐領に戦が近いのは、近隣に知れ渡っており
 前回のように、逃げ出す商人もいれば
 逆に、傭兵も訪れる
 稼ぎ時よ!

 最中、寿海は「それ(何があるか)を探している」と醍醐へ

 絡み合うのもまた因果
 傭兵に、逃げ出そうとしてると誤解される場面も

 元ブラックジャックお侍とはいえ、20年以上も前ですしね

 雰囲気だけで、「前とは違う」と感じさせる作画も流石

百鬼丸『どろろ………』

00033
00035
00038
取り戻すッ!(百鬼丸」

いま、会いにゆきましょう
 正しかった、密偵の判断は!前回爆破されクレバスに落下
 ラスト、生まれたての子馬のようだった百鬼丸ですが
 あっさり脱出

 どころかどろろを取り返すべく、殺意倍増しで復活!

 逃げた密偵!
 アンタは、宇宙一正しかった!

 てっきり、崖底で“ミドロ号”と問答かと思いきや…?

 驚きのスピーディさ!

『さきほど朝倉の兵、30。深入りすることなく退いた模様』

00039
00040
00041
00045
ここで食い止める…! 我が領地に、一歩たりとて入れさせはせん(景光」

醍醐の陣
 醍醐軍の戦闘は散発的で、敵・朝倉本隊が一両日中に到来
 景光は、ここで食い止めようと決死の覚悟
 後がないと察せられます

 寿海、百鬼丸、そして景光。“醍醐”の家紋が三連続描写

 醍醐の家紋が象徴なのね
 敵は朝倉、ミオの故郷を荒廃させていた越中朝倉!

 ばんもんでは、助六の故郷を焼いた朝倉!

 百年後、信長と戦う名門・朝倉!

兵庫『オレは…、大丈夫。姉上にドつかれるほうが…、全然、キツい』

00047

)兵庫
 そういえば姉上は?
 …いや、なんだかみな、ハッキリしなくて…

)多宝丸
 医者に聞けば、解るだろう


00053
00054
 こうして多宝丸と兵庫は、陸奥が流行り病だと知る事に

無理を押して
 伝染病と自覚してたなら、多宝丸と一緒には行かなかったでしょう
 よって、「体調が良くない(生命力がほぼカラ)」と感じ
 不調を押して出陣したらしい

 無理が病の進行を早め、取り返しがつかなくなった

 多宝丸、めっちゃ責めます
 優しい!

 大人しくしておけば! バーカバーカ!と

 優しみしかない!

多宝丸『このバカ者が! 何故戦いに出た! 何故、休んでいなかった!!』

00072

 一言…、一言言ってくれれば…、もっと早く気付けたかもしれぬ
 怪我を負う事もなかったハズだ!
 入るぞ!

)兵庫
 ダメだ若! ダメだ、もし若まで病がうつったら…
 それはダメだ!


00074

)陸奥
 よく申した兵庫
 申し訳ございません若…
 流行病に加えて、この傷では…

 若が築かれる
 戦の無い、醍醐の国…
 最後まで見届けることはもはや叶いませぬが…


 必ずや、若なら成し遂げますことを…
 この陸奥は信じております!

 兵庫、右の腕はまだ動くな?

 ならば良い
 

00078
00082
00083
00085
その身の動く限り、最期の最期まで若をお守り申し上げろ(陸奥」

脱落者
 劇中、初めて“女性”と明言された陸奥は、流行病が急進行
 もはや隔離され、腕も失って戦えなくなった彼女は
 後を兵庫に託すのでした
 と
 
そなたが命を懸けて守ろうとした全て…、私が必ず守り抜いてみせる!

 若の側近クラスでも治療不能
 この病、やはり醍醐領の医学ではどうしようもないのか

 気付くのが遅れた己を責め、ますます背負い込む多宝丸…!

 なお兵庫の性別は、アニメ誌で先行公開されたそうな

どろろ『…ダメかあ』

00091
00096
00098
兄貴…、お願いだから、兄貴のままでいてくれよ

鬼神の種火
 獄中のどろろ、脱出は叶わず。思うのは百鬼丸の鬼神化
 先日、ぬえとやりあった際の狂乱っぷりは
 鬼神化の兆候でした

 ミオ編で琵琶丸が言う通り、百鬼丸は“鬼神”のなりかけ

 身体を取り戻しても、心が鬼神になっちゃ意味が無い
 しかし兆候が増すばかり

 寿海も心配し、駆けつけたようですが…?

縫の方『…戦の支度で城内がザワついています。今のうちです』

00103
00106
00113
もう、これ以上、幼子を盾にする必要はありません!(縫の方」

結果論
 人質、どろろを逃してしまう縫の方。戦術的に困った人!
 ただし客観的には、どろろこそ百鬼丸を止めうる為
 縫の方の判断は正しい

 理想主義、“現実を見てない判断”こそ正しいのが皮肉

 また陸奥は、前回で密偵に叱責されたのがショック
 見捨てて守るはずが庇われた

 百鬼丸相手だから、勝てなくても仕方ないとは思わない!

 真面目な人ほど背負う、悪くもないのに責任を感じると。

縫の方『教えてはもらえませんか? あの子の事を…』

00115

)どろろ
 今さらそんなん知ってどうすんだよ…
 自分がなに言ったか、覚えてねえのかよ… 

 たった一人のおっかちゃんに捨てられて…
 あんなことまで…

 目も耳も、腕も足も何もなくて

 それでも取られたもん取り戻そうって、必死に戦ってきて…!


00119
00120
00122
 作中「優しい」どろろがして、これだけ責めるのは大変なこと

何故
 前回どろろは、親兄弟を斬っちゃダメだと百鬼丸を止めましたが
 醍醐が、彼にやった事は恨んでいる
 許したわけじゃない
 と
 
何で兄貴ばっかり、あんな目に遭わされなきゃいけないんだよ…!

 身体を奪われたこともですが
 奪い返そうと戦い、ダメだと言われては苦しんで

 ばらばらの百鬼丸は、彼が追い込まれた苦境のイメージか

 何で? 答えられぬ縫の方も苦しい

醍醐兵『? …これはお方様、このようなところで』

00127
00131
00133
00135
00137
おっかちゃん……(どろろ」

認識
 責めるどろろも、責められたお方様も、互いに苦しいところ
 しかし、身を隠そうと彼女に包まれたどろろ
 母を感じたのね
 と

…急ぎましょう/…うん

 縫の方も同様、“この子は母恋しい年頃”と再確認できた
 きっと大きいですわ

 縫にとっても、“己を責めるもの”から幼子に認識が変わった

 両者にとって、きっと転機に。

縫の方『私は醍醐の国と民を取り、百鬼丸を捨てました…』

00140

)縫の方
 私は醍醐の国と民を取り、百鬼丸を捨てました…
 それはもう、何があろうと覆りはしない

 領主の妻として、私は…、悔いはしません!


00142
 ぎゅっと握られた手に、縫いの後悔を悟るどろろ

変わる視線
 どろろにとって、縫は「救えません!」と捨てた酷い女
 彼女のその一面しか知りようがない!
 が

本当にそう思ってんのかい…?(どろろ」

 抜け道を通る際、迷わないよう手を繋いだ事で
 縫の方の苦悩が伝わった

 どろろから見た、「縫の方」の印象が変わっていくのね

侍従『陸奥殿、薬と食事を持って参りました。…陸奥殿?』

00148

)縫の方
 ありがとう…
 あの子と、旅をしている子供がいると聞いて

 本当に私はあなたにどれだけ感謝しても、し足りない
 

00157
00162
00165
00166
 百鬼丸を孤独にしないでくれた感謝、寿海と同じ感謝!

言えない気持ち
 陸奥が姿を消した頃、どろろはすっかり縫への見方が変わり
 縫も、百鬼丸を孤独にしないでくれてありがとう
 で

兄貴にさ、兄貴のおっかちゃんが助けてくれたって言っていいかな?

 しかし提案に、縫は渋い顔をしたので
 どろろも察したようです

 曰く、「領主の妻として百鬼丸を捨てた」「後悔はない」のです

 なら和解するような言葉は、伝えて欲しくもないのか

兵庫『若! 姉上がッ!!

00170
00174
00179
00182
00194
00195
 ミドロ号の陰になるように、立っていた百鬼丸

3面展開
 陸奥が姿を消し、縫の方が決断し、門兵は愕然とする!
 こちらは、「ばんもん(朝倉方面)」とは異なる
 平和な番所でした

 あっちで手柄立てたかったなぁ、とか言ってたらコレよ!

 寿海が、縫の方が百鬼丸に会いに行く
 おっかちゃん2面作戦よ!

 やったね百鬼丸! 家族が増えるよ!

 とかボケてる場合でもなく…?

16年前、捨てられた百鬼丸を探しにいった日を思い出す縫

00199
00201
 実は産婆が捨てにいった後、縫も探しにいってた!

16年前
 当時、老産婆が二人と若い助産婦が一人、計3人がついてました
 一人は捨てに行って怪物に食われ、若い方は後に発狂
 最後の一人がこちら

 百鬼丸の体を見て、怯えて逃げた産婆さん

 動ける程度まで体が回復
 百鬼丸が流されてから、しばらく後だったのでしょうか

 そして、“これ”が彼女がしたい事だった、と

どろろ『兄貴は多分、あんたを許さない! それどころか…』

00205

)縫の方
 もし、あの子に斬られることがあれば
 それがおそらく、私の「なすべき事」なのでしょう

 ようやく一つだけ解ったような気がします


00214
私は、あの子に会いたかったのです。もう一度…

シンプルに
 思うに縫の方は、ようやく自分自身に素直になれた
 領主の妻とか、そうした立場で考えず
 自分が本当にしたい事を
 と

私のこれからなすべき事も、そこで初めて。きっと…

 結果、百鬼丸に斬られようが構わない
 それもひとつの決着です

 まずは会う事。それが「決着」だと。

 過去に、今に決着をつける。そこでようやく未来が見える、と。

どろろ『わっ!?

00217
00221
00222
00225
 意外に自然の仕組みに詳しい縫の方

山津波
 突然の激流! 冒頭の大雨で山にたまっていた水が
 一度に流れてきたのです!
 と

ぶ、ぶつかるーーーーーー!?

 いわゆる鉄砲水(山津波)。
 上流で、土砂などが一時的に水をせきとめていたんですね

 現代でも起こる現象で、大雨の後、注意が必要とされる要因

 ましてや、当時の治水では…!

兵庫『若ァ! 門兵が見ていたッ!! 姉上はやはり…』

00228
00232
 さっきミドロ号が現れた番所! 見るも無惨な有り様に

強行突破
 多宝丸も軍装を解かず、殆ど休んでないと察せられます
 前回以来、まともに横になることもせぬまま
 心配し通りだったのか

 とまれ番所は突破、斬り刻まれた死体が山のよう

 百鬼丸は身体を奪い返したい
 しかしだからと、この所業は人間のそれじゃない

 寿海は、こうなるのを危惧したのか

どろろ『やめろよ~…、おいら、食ってもうまくねえよ、…?』

00233
00238
00242
00249
00260
00267
00277
あっはっはっは! やれやれ、目覚めた途端に賑やかなこった(琵琶丸」

難民キャンプ
 悪運の強いどろろは、醍醐の所業で出た難民のキャンプに拾われ
 同じく、身を寄せていた琵琶丸と再会
 驚異のエンカウント率!
 で 

醍醐の奥方じゃあねえのか?/ちがわいっ!

 縫の方は、何か手伝いたいとテキパキ動いており
 とりあえず受け容れられたよう

 皆も解ってはいますが、“働ける人間”は貴重なのね

『醍醐景光とて、民が憎くてしたことではあるまい…』

00283
00285
00289
00297
けどよ、このままじゃオレ達あんまり…、みじめじゃねえかよ!

解っちゃいるけど
 彼らとて、醍醐が彼なりの最善を尽くしてるとは解る
 敵から身を守り、病から民を守るにあたって
 他に手段がないとは想像がつく
 が 

侍どもの都合で俺らはいっつも振り回され続け…、たまんねえよな

 父とそっくりな事を言う男達
 どろろの持つ“元手”、その使い道が見えてきましたね

 舞台が加賀の国、てっきりもっと宗教色が強いかと思いましたが

 宗教が絡むと、視聴者にピンとこないからかしら

どろろ『いっぱい食えよ…、おっかちゃんがいなくたって…、生きていけらあ』

00303

)縫の方
 あの子が生まれたとき

 私は…、あの子の産声を確かに聞いたのです

 その直後に、辺りが真っ白になり…
 光が去った時にはもう…
 あの子は…

 …限りなく、愛おしいと思いました


00319
00323
00328
00329
00334
00338
兄貴が…、このままじゃ鬼神になっちまうかもしれない

アイサツ!
 縫の方とゆっくり話し合えた事で、どろろは希望を持てました
 彼女は、百鬼丸が憎くて「捨てた」んじゃない
 むしろ誰より愛しているのだ
 と

でも! もしかしたら!!(どろろ」

 どろろから見た縫は、ばんもん後編の「救えませぬ!」のみ
 しかし、誤解は確かに解けた

 そしてどろろは、百鬼丸を救う力がない。「何か」が必要です

 どろろが救えぬ百鬼丸を、オニババア母なら救えるかも!

醍醐だぁ! 醍醐の兵がきたぞー!!

00345
00346
00358
ただ、やけに焦ってるっていうか、怯えてるみたいな…

来るー きっと 来るー
 といっても難民キャンプ狙いではなく、朝倉軍との決戦!
 ただ妙な事に、見た事もないほどの大軍勢を集め
 城の残存戦力をも総て投入
 曰く
 
なんでも…、鬼神が来るって…

 百鬼丸だと察した縫、どろろの二人
 ちゃっかり居る琵琶丸!

 そういや、折れた仕込み刀は大丈夫なのかしら

北の崖の2本松、キャンプのすぐ先に集結した醍醐軍は

00363
00369
00375
00380
00381
00394
 完全に鬼神と化しておる!

嵐を呼ぶ男
 ミドロ号とは何があったか、共闘した兄貴は醍醐軍を蹴散らし前進
 多分、二人とも「どろろに」「我が子に」会いたいだけで
 会わせれば大人しくなりそうですが…

 醍醐軍は死屍累々、朝倉軍に滅ぼされるのは確実!

 しかし、単に朝倉軍が漁夫の利を得るとも思えず
 彼らも酷い目に遭うのかしら

「炎」と「嵐」 ッ! この世にこれほど相性のいいものがあるだろうかッ!?

 兄貴が、範囲攻撃を伴って前進してくる…!

余命乏しい陸奥は、地獄堂で鬼神に懇願する

00397

)陸奥
 十二体目の鬼神…
 かつて、百鬼丸より身体を奪えなかった鬼神よ…

 果たされなかったその約定、今! 私が代わりに!!


 この身体の総てをお前に捧げる!
 どうか、我らの国を!
 皆を!

 守りたまえ!


00413
00416
00434

)陸奥
 …!? そんな!
 醍醐景光と、鬼神たちの、約定は…

 醍醐の跡取りである…、百鬼丸の身体でのみ…?!


00435
00436
00444
00447
 しかし拒否! “約定は景光の跡取り・百鬼丸だけだ”

跡取り
 元より景光は“領土と天下以外、自分の手に入るものを”と指定し
 鬼神は、そこから「景光の跡取り」を望み
 自ら奪っていきました
 だからか

百鬼丸ぅぅうううう!(多宝丸」

 第1話で、景光は、領土と天下を手にしたいと願い
 後継者に託すつもりでした

 だから鬼神は、後継者をこそ奪った。そこに意味があった!

 多宝丸は、元より「跡取り」ではなかった…!? 

どろろ『兄貴だとしても、ただ醍醐を目指してるだけで、まだ…』

00449

)どろろ
 兄貴だとしても、ただ醍醐を目指してるだけで、まだ…。

 なあ
 さっき言ってたよな?
 兄貴が生まれたときのこと

 あれ…、兄貴に会えたら直接言ってやってくれねえか?


 おっかちゃんは…、兄貴の事をちゃんと…
 大切に思ってたって…

 兄貴に伝えてやってくれよ…


00458
00462
00463
00470
00479
00491
00498
00499
00507
00508
00520
00525
00526
00533
それは! 俺のものだああああ!!(百鬼丸」

醍醐を永劫護る為に
 百鬼丸は母に愛され生まれてきた、そう教えてあげて欲しい
 どろろは願うも、当人は弟と絶賛交戦中!
 密偵も無惨にも戦死へ
 と

貴様の身体、貰い受ける! 百鬼丸ッ!!(多宝丸」

 百鬼丸の両腕は陸奥と兵庫に、眼は多宝丸へ移植された
 つまり「鬼神のよりしろ」と成り果てた?

 自ら鬼神となり、加護を与える側になろうというのか?

 多宝丸の決断は重かった…!

感想追記

 何故、百鬼丸ばかりがこんな目に?
 本来、百鬼丸は死んだはず(鬼神視点)
 民の為、自分を否定した多宝丸
 病床での陸奥の想い
 前回、「どうすればいい」と悩んだどろろ
 2019年キャラデザイン 浅田先生イラストは
 どろろ瓦版21「逆流の巻」     
 トップに戻る

百鬼丸がこんな目に遭うのは何故? 劇中で明言へ

00119
 どろろが疑問に思い、陸奥が答えを得る事に

醍醐景光の跡取りだから
 何故鬼神は、子供一人の命で国を支えてくれるのか?
 視聴者にとっても、長らく疑問だった事なので
 明言されると腑に落ちます

 景光は国を護り、天下を得たい。そして“跡取りに継がせたい”

 前者二つは、第1話で「これ以外なら渡してやる」と拒否りました
 ハッキリ明言しています

 だから鬼神は、それ以外で最も大事な部分を奪ったのね

 そうと知らない景光、聞いたらどんな顔をするか

本来、百鬼丸は死んでいたはず(鬼神視点)

00434
 第2話より。なぜ生きてる? と鬼神・万代は仰天

跡取り
 逆に言えば、「死んでも(死ぬ事で)約定は果たされる」第2話で明言
 思うに、景光はまだ「後継者」を必要としてません
 だから多宝丸も無事

 多分死が迫り、さあ跡取りに渡そうって時点で気付く

 一番「がっかりする」。
 きっと、そういうカラクリだったんじゃないでしょうか

 多分、次回で掘り下げる気がします

多宝丸は「跡取り」じゃない。彼は納得し、目玉を受けとった気がします

00418
 どっちにしろ、このままじゃ醍醐は滅びるしかない

約定
 自分こそ後継者と考えるなら、「約定で百鬼丸を倒す」と言わないはず
 約定を否定し、「自分こそが後継者だ!」と主張するはずで
 ラストシーンと矛盾します

 多宝丸は“百鬼丸が後継者”と認めた、自分の人生を否定した

 今まで、自分こそ醍醐を継ぐと思ってきた人生を
 多宝丸自身で否定した!

 立派な人じゃないか、って私は思う

自分は後継者じゃない、そう認めて「鬼神のよりしろ」となったのか?

00508
 ただ今のところ、鬼神なのは「眼」だけで…?

鬼神のよりしろ
 思うに、あの木彫りから抜け出し、外部で活動する為の端末
 九尾が、ばんもんをよりしろにしてたみたいに
 多宝丸に宿ったのか

 自分は後継者じゃなくなった、居場所を失った

 なら、後は鬼神になって国を護る側になり
 人の世界から去る

 別の誰かが治める醍醐に、加護を与えて護り続ける

 そういう決断なんでしょうか

「自分が若に護られてどうする!」。前回、密偵に責められた陸奥

00106
 妙にしっかり眼が描かれたのは、彼女の覚悟

病床の陸奥
 今回、密偵の言葉を思い出した陸奥ですが、それで決意したんだなーって
 自分が護られてどうする、この命は若の為に捨てよう
 そう思い立って病床から起きた

 ラストから逆算すると、病床の姿が一際苦しそうに感じました

前回、百鬼丸を止められず苦悩したどろろ

00176
00185
 人を殺せば鬼神になる、やめろと言い続けたどろろ

どろろの答え
 しかし、百鬼丸の「取り戻したい」は立派に成長していました
 ただ取り戻したいんじゃない、人らしくなりたい
 自分も、どろろと同じように感じたい!
 と、百鬼丸の願いは懸命

 彼を止めたくない、殺させたくもない。どうすればいいんだろう?

 そこに、「母と会わせれば変わるかも」と
 希望を得る事が出来た!

 その点、どろろも前回より進展したんですね

母は百鬼丸を愛している。そう伝えれば…?

00078
00091
 第1話より。母は、百鬼丸(第一形態)を愛おしんでいた

愛し子
 多分、寿海が感じたのに近い。護りたいと想ったんじゃないでしょうか
 自分が守らなきゃ、この子は生きていけない
 護らなきゃいけないなって
 愛おしいなって。

 多分どんな母親でも、“赤ん坊”に抱く共通の気持ち

 それを、こんな姿に成り果ててさえ
 彼女は確かに持ってた

 あなたが生まれてきてくれて嬉しい、愛していると伝えること

 必ずや、意味を持つハズだと思われますが…?

今週の浅田先生イラストは「多宝丸」


00507
 国を永劫、護る為に…。自らバケモノとなる多宝丸

多宝丸
 放送前の投稿。「縫の巻なのに多宝丸?」と違和感ありましたが
 終わると、もう納得でしかありません 
 若、無茶ばしてからに…

 前回、眼の上に傷を負った彼が、まさかこのような変貌を遂げようとは

 鬼神化までは、ある程度「ありそう」と覚悟しましたが
 傷が目に、また百鬼丸の腕をも!

 陸奥と兵庫がちょうど、左・右の腕を失ったのも前振り

 言っちゃなんですが、この「フリ」も巧みです

どろろ瓦版21は、対となる兄弟の姿が


00171
 台詞は「どろろと同じに…!」、人になる事を焦がれる百鬼丸

どろろ 第21話「逆流(ぎゃくる)の巻」
 やはり第20話「鵺の巻」で、どろろを助けられなかったと悔いていた
 対し多宝丸もまた、百鬼丸と幾度戦っても勝てない
 共通するのは無力感

 しかし本・第22話では、互いに鬼神に堕ちてしまうのも因果ですね

 百鬼丸は人になりたいが為 
 多宝丸とて、民に平和を贈りたいが為の行い

 多宝丸の場合、それで兄をいけにえにする「人でなし」かもしれません

 でも流行病やバッタ、当時の技術ではどうしようもないもので…

 百鬼丸へ希望が訪れる一方、多宝丸の行方は…?

公式ツイッターより
































































2019年6月10日 どろろ 第22話「縫の巻」

00534
 MAPPA社が制作、寿海回&鯖目編などの吉村女史が脚本

スタッフ
 脚本:吉村清子
 絵コンテ:吉村文宏
 演出:大峰輝之
 作画監督:関みなみ、糸山礼央、林弘子、朴旲烈、村長由紀、野田友美
 総作画監督:岩瀧智、岡真理子
 アニメ制作:MAPPA手塚プロダクション
 原作:手塚治虫(1967年 - 1969年)
 制作協力:-

あらすじ
 醍醐の城に連れ去られ牢に閉じ込められてしまったどろろ。その牢の前に縫の方が現れる。一方、どろろと身体を取り戻さんと醍醐の城に向かおうとする百鬼丸の背後に、アヤカシと化したミドロ号が立っていて…。

トップに戻る/以下、公式あらすじよりネタバレ

次回、これで全ての「身体」を取り戻すのか…?

D8tBf-aWkAAlyaJ

■次回あらすじ
 百鬼丸は、鬼神の力を宿した多宝丸、陸奥、兵庫と対峙する。駆けつけたどろろ、縫の方、琵琶丸は、醍醐の国の行く末を巡る、凄まじい戦いを目のあたりにするのであった。


D8tBf_7XYAA0zhQ
D8tBf_xXYAAvbsz
 現時点では、原画とあらすじのみ公開。

鬼神の巻
 両足が別々でしたから、両腕も別カウントなのかと思いましたが
 描写的には、他にも後ひとつ部位があるのか?
 両目、両腕をかけた激突へ

 元々12体目は、頭を奪って殺すつもりが、奪いそびれたモノ(第2話より

 ばんもんの九尾、三郎太のヌエで取り返し損なったと明言し
 部位は2つしか持ってないハズ

 なら最後のひとつは景光、或いは、“鬼神となった百鬼丸自身”か…?

 次回、どろろ 第23話「鬼神の巻」

トップに戻る
どろろ 感想 2019年1月 公式ツイッター

 どろろ 第1話「醍醐の巻」
 どろろ 第2話「万代の巻」
 どろろ 第3話「寿海の巻」
 どろろ 第4話「妖刀の巻」
 どろろ 第5話「守り子唄の巻・上」
 どろろ 第6話「守り子唄の巻・下」 OPテーマ「火炎」歌詞
 どろろ 第7話「絡新婦の巻」
 どろろ 第8話「さるの巻」 EDテーマ「さよならごっこ」
 どろろ 第9話「無残帳の巻」
 どろろ 第10話「多宝丸の巻」
 どろろ 第11話「ばんもんの巻・上」
 どろろ 第12話「ばんもんの巻・下」、前期OP「火炎」、前期ED「さよならごっこ」
 どろろ 第13話「白面不動の巻」
 どろろ 第14話「鯖目の巻」
 どろろ 第15話「地獄変の巻」
 どろろ 第16話「しらぬいの巻」
 どろろ 第17話「問答の巻」
 どろろ 第18話「無常岬の巻」
 どろろ 第19話「天邪鬼の巻」
 どろろ 第20話「鵺の巻」
 どろろ 第21話「逆流(ぎゃくる)の巻」
 どろろ 第22話「縫の巻」
 どろろ 第23話「鬼神の巻」
 どろろ 第24話「どろろと百鬼丸【最終回】」

トップに戻る