公式サイト どろろ 第20話 感想 鵺の巻 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 22時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
綺麗な世界を夢見た矢先。三郎太も百鬼丸さえも、“無力”は人を狂わせる

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腕が無いから、助けられなかった。百鬼丸は無力さに苦しんだように思えます
 三郎太も強さじゃなくて、「怖い」と思わず戦ってればと。
 何も出来なかった、と二人とも苦しんだ結果
 人を捨ててしまうのが哀しい

 背負った因果からは、逃れられない。それもまた因果

赤い一日
 どろろも今知った、私たちの世界は、綺麗で素晴らしいと言った矢先!
 どろろは、たくさんの「綺麗」を見せたいと言ってたけど
 百鬼丸が見たいのは彼女だよね!
 どろろ自身だよね!

 紅葉に感動し、血に怯え、夕陽に終わる。赤い回だった…!

どろろ 20話 感想

 どろろ 第20話「鵺の巻」
 多宝丸の無力感    
 Aパート「どろろは楽しい」
 彼女は、どんな「きれい」だろうか
 賽の目の三郎太
 鬼神、鵺が埋めるからっぽい
 胎動する地獄堂 
 Bパート「その腕じゃ無理だ!」
 失いたくない、身体が欲しい
 賽の目の三郎太は「怖かった」
 だから、お前は怖くないのか
 逃れられぬも、また因果     
 感想追記
 公式ツイッター
 制作スタッフ
 次回予告(公式予告によるネタバレあり)。
 これまでの感想

三郎太の心に出来たカラッポ、なりたかった。もうなれない

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 俺は…、お前のように、なりたかった…、でも…。もう、なれねェ…

最期の呪詛
 三郎太は怖くて逃げた。「怖い」「死にたくない!」と皆が言うと
 皆そうだ、俺だけが怖かったんじゃあない!
 と、慰められたのか

 強くなろうと生きてきた。だからこそ、怖がった自分を恥じていたのか

 怖がらない百鬼丸に、自分を否定された気がしたし
 彼みたいになれたらと憧れた

 でも最期は、“百鬼丸が怖がらないのは、お前が人じゃないから”と納得

 百鬼丸は人になる為に、また頑なになってしまったのか?

最期の呪詛を否定するには、百鬼丸は「人」にならなきゃいけない

00715
 だから醍醐領へ行く! 滅ぼしてでも取り戻す!! 危うい…ッ!!

あらすじ
 共に旅をし、自分も百鬼丸も変化している。旅路に希望を感じるどろろ
 しかし妖怪退治を自称し、その実・鬼神の鵺と結託した少年
 賽の目の三郎太に裏切られてしまった

 どろろを湧き水から助け出せず、“腕がない”百鬼丸は無力さに絶望する

 幸い琵琶丸が助けくれたが、百鬼丸は左腕を破損
 三郎太と鵺を討っても部位が戻らない

 百鬼丸は醍醐領に行かねばと直感し、制止するどろろを振り切る

 次回、どろろ 第21話「逆流(ぎゃくる)の巻」

『ひどい…』

00028
 前回、二人は折れた刀を打ち直してもらうべく名工・宗綱に会う
 しかし村には、封印から逃れた天邪鬼が巣食っており
 危うくおこわと結婚する寸前に

 なんとか事態は収拾され、二人は“嬉しそう”に旅立ってゆく

『あのバッタ共に、収穫前の稲や作物を残らず食い尽くされたのであろう…』

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 確かめねばなるまい…、地獄堂へ行くぞッ!(多宝丸)

兵庫フツーに生きてる!
 これなる地獄は醍醐領。国境から、徐々にこうなっているという
 重なる不幸は、加護を失った為に間違いないとして
 加護消失、というより“脅し”のよう
 百鬼丸を倒せと!

 ここは黒いバッタ、他所ではネズミ、流行病の兆し等々

 種々の“不幸な偶然”が同時発生
 殺虫剤など未発達な当時は、どうしようもないものか

 醍醐は16年間を、領土拡張でなく、内政に奮闘したようですが…

 日照りも異常で、土壁も乾燥・崩壊した様子

領民『お慈悲でございます!

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 この地を治める者として約束しよう、決してそなたらを見捨てはせぬ(多宝丸)

一握りであっても
 飢えた子供に食糧を分け与え、多宝丸が領民最優先と描写
 最近、母への態度など「冷たい」と言われがちですが
 単に優先度が変わっただけ

 個人としての幸せを捨てて、民に尽くす多宝丸

 ただ、飯を与えても焼け石に水である為
 どうなるかハラハラした!

 善意が、奪い合いや罵りあいに陥るのもセオリーですものね!

 とまれ兵庫たちが、「若は大丈夫だ」と安心した様子も

どろろ『うわーっ! すげー! どこもかしこもまっかっかだっ!!』

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(変だな…、秋の山なんて初めてじゃないのに(どろろ」

化け物・探し中
 感動し、ズッこけるどろろ! 今週のフンドシノルマ達成である
 しかし彼女も、紅葉が珍しい訳じゃないらしい
 と

「(なんで…、こんなに……?(どろろ」

 このシーン、百鬼丸が「どろろ(早く来い!)」と!?
 変わったなキミ!

 いつも独りで先に行き、どろろが追いかけるのがセオリーでした

 その百鬼丸が、「どろろに呼びかけて」おる!

どろろ『ン…? そっか』

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 独りでいたときは、生きてくだけで精一杯だったもんなと思い至る
 今、周りを「楽しむ」余裕ができたのも
 孤独じゃなくなったからだ
 と

 作中、どろろが“優しい”と言われるのも、心の余裕が為せる事か

 第1話なんて、名の通りどろぼうしてたんですものね

どろろ『…え? オイラに、くれんの……?』

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どろろの分っ!(百鬼丸」

笑顔で一つ
 感動して“視界が潤み”、そのまま泣き出してしまうどろろ
 作中、いつもどろろに介護されてた兄貴が
 逆に彼女に…!?
 と

兄貴が…、おいらに食いもんを…!?

 視聴者にすればおおげさ
 どろろ視点では、“泣くほどの事”なのね!

 だって前回も、どろろはどうでもいいって言われ、信じたんですし

 百鬼丸が見捨てても、本心だと信じてしまう程なんですから

『兄貴! 季節には、春夏秋冬ってあるんだっ!!』

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 見てると、なんとも言えず、良い気分になるんだ…

未来に待つもの
 見えない百鬼丸の為に、四季、“綺麗”の概念を力説するどろろ
 彼に合わせ、赤は赤でも鬼神とは違うだの
 良いものなんだと力説
 と

兄貴もいつか、きっと見えるようになるさ…!

 見えるという事は、ただ視界を得られるだけじゃない
 太陽や四季の“きれい”を見られる

 きっと素晴らしいものだ、オイラもさっき知ったと力説!

 しれっと、自分の幸福まで語っておる…!

どろろ『うんうんうんって…、ホントに聞いてンのかい?』

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)百鬼丸
 うん。だからもっと聞きたい
 どろろの話

)どろろ
 兄貴…、なんか変わったな…?
 うん…

 やっぱ変わったよ! 出会った頃とは大違いだっ!!
 

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 オイラは…、兄貴と話したい事がいっぱいあんだっ!!

彼女は、どんな“綺麗”だろう
 さながら、“休日、娘の話を嬉しそうに聞く父親”っぽい百鬼丸
 鬼神退治というライフワークに訪れた寸暇に
 どろろの話を楽しむ百鬼丸
 と

 どろろの話に、この世界は素晴らしいものだと知っていく百鬼丸

 現在は化け物捜索中
 以前なら、「まず化け物退治だ!」と飛び出しただろう百鬼丸

 ミオの時そうだったように

 兄貴は、鬼神退治に劣らないくらい“大切に思う”よう、変わったのね

青年『バケモンを探してンのか? …そう身構えンなって……』

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 俺もな? バケモンを殺しに来たんだっ

後ろー!
 今週のゲストキャラ登場…、より笑っちゃったのは兄貴!
 兄貴、めっちゃ拗ねてるですやん!
 どろろ後ろ後ろ!

 後ろの三郎太に気付かず、そして百鬼丸の表情に気付かぬどろろ

 話を中断され、めっちゃつまらなそうな顔になる兄貴
 あらあらすっかり人間的に…?!

 やだくさい! くさいわ! 人間くさい!!

 どろろさんが鈍感ヒロインに…!

『賽の目の三郎太ってんだ、半年ほど前からこの山でヤツを狙ってる』

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 ヤツにおっかあを食われたのよ…、目の前でな

復讐鬼
 胸に手酷い傷を負いながらも、半年に渡って追い続けるのは
 目の前で食われ、光景が頭を離れないからだ
 と

あの時から…、ここにポッカリと穴が開いちまったようさ

 喪失感を埋める為にも倒す
 その為なら苦労も、命さえ惜しくないって事ね

 百鬼丸と似た境遇だと思いました

 どろろも母を失いましたが、まずは生きようとしましたから

三郎太『さぞ恐ろしい想いをしたろう…』

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 いこう…、どろろ(百鬼丸)

距離感
 百鬼丸の義手を見て、“ご同輩だろう”と言う三郎太ですが
 何故か彼、口元は笑っていますし
 百鬼丸は敬遠します

 単に拗ねてるのかと思いましたが、何かあるのか…?

 いつもなら、“三郎太の炎”が描写される流れですが
 今回はありません

 果たして百鬼丸は、何故こうも距離を置きたがるのか?

 その答えは、あんがいあっさりと明らかに
 
どろろ『大丈夫、兄貴は強いんだ! 必ずおっかちゃんの仇を討てるさ!』

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 …ああ、頼りにしてるぜ(三郎太)

頼りにしてる
 決まった日に、この岩場に現れるというバケモンを狙う三人
 しかし、良かれと思うどろろの声かけに
 冷めた様子の三郎太

 おや? と疑問を持つどろろ

 そも“決まった日に現れる”
 という割に、半年も戦ってるなら妙な話だなー、と思いました

 殺すか殺されるか、どっちかでしょうから

どろろ『何だ…?! あの身体、色んなモンが混ざってらあ…!?』

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 百鬼丸判定は「鬼神」! 久々に短い間隔だわ!!

鵺(ぬえ)
 サブタイ通りの和風キメラ、“鵺(ぬえ)”と対峙する百鬼丸
 にしても、ムッキムキですねコレ!
 栄養状態良好か!

 鵺とは本来は鳥のこと。“鵺の声で鳴く、得体の知れないもの”だと

 どろろが、「なんだ!?」と仰天しましたが
 まさにそういう怪物なのね

 現代でも、得体の知れないもの=「ぬえ的」と表現するほど

 蛇でコレなら、どんだけデカいのか!

どろろ『何やってんだよ、あんた?!

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)三郎太
 バケモンを殺したところで、おっかあは帰っちゃこねえ…
 だからよう…

 代わりにこっちが奪ってやるのよ

 山を通りがかった奴は、皆こいつに食わせたぜえ…



 誰もが「助けてくれ」って泣き叫んでよう…
 そいつを見てるときだきゃあ…

 ここが埋まる気がすんだ……
 

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 三郎太は“しらぬい”同様、鬼神と結託していた

大きすぎるカラッポ
 鬼神も解っているらしく、彼を決して襲いません
 第13話以降、3体はいずれも人間と共生
 醍醐の同類ばかり

 ただ鯖目は民の為、しらぬいは彼らが大切だったから

 前の二人は、曲がりなりにも「誰かの為」でしたが
 三郎太は己の為

 被害者となった苦しみから逃れるには、加害者になるのが一番だと

 母は帰ってこないから、確かにそうかもだけども…

密偵『殿! 地獄堂で妙なことが…』

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)縫の方
 あの菩薩像が砕けた時、はっきりと感じたのでございます
 十二の鬼神のうち、あの子を食い損ねた者がいる
 と

 菩薩像が砕けた今、殿との約定は破れました

 この国の安寧は、終わりまする


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 地獄堂から鼓動のような音がする、と報告する密偵

鬼神復活
 約定を守る義理がなくなった鬼神が、自ら動こうとしてるのか?
 かつて百鬼丸は、頭=命も食われるはずでしたが
 菩薩像が身代わりに

 鬼神は百鬼丸の代わりに、菩薩像の頭を食って約定を果たしていたと

 琵琶丸曰く、「なんとか封じられている」でしたから
 封印が解けつつあるらしい

 冒頭、領自体が鬼神に食われつつあるのか…?

崖の一部ごと、落下してしまったどろろ達は

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 どろろ!だけで感情を表現する兄貴

絶妙な仕事
 どろろ!(=良かった気がついた)、どろろ(=そっちじゃない!)など
 兄貴が言う、「どろろ」の汎用性の高さは異常
 そして水の流れも異常…!

 下から水が湧き出てきた! どろろが溺れてしまう!?

 三郎太が湧き水を飲んでたのは伏線だった!?
 水脈を、落ちた岩が割ったのね

 しかもどろろは、上手い具合に岩に挟まって動けない

 腕は折れてない、しかし抜けない!

 絶妙! 絶妙な挟まり具合がどろろを襲う…!!

どろろ『その腕じゃ無理だ…、兄貴っ』

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 引いてダメなら、押してみる百鬼丸

ザ・ハンド
 このままでは溺れてしまう! まず引っ張りだそうとするも
 腕が抜けて、失敗してしまった百鬼丸
 ギミックが仇に!

 前回、おこわパワーで引っ張っても、抜けなかった百鬼丸ハンドが!

 いざとなったら、どろろの腕を切り落とすしか…!
 兄貴とお揃いになっちゃう!

 この時、“今回の鬼神の部位”は腕なのかと思いましたが…

“回想”『俺は、こいつで成りあがる! …(略)せいぜいラクさせてやるよっ』

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 半年前。三郎太は、医者に見せる為、母を担いで山を登っていた

刀の勇者の成り上がり
 三郎太は、獣を狩って皮をはぎ、母を養う孝行息子でした
 いつか、この剣腕で出世して母を楽にする!
 熱い夢を抱いてた

 しかし鵺と遭遇し、出会い頭に胸に深手を食らった

 もしも、普通に対峙してたらまた違ったかも
 戦う前に心を折られた

 鵺の巨体に“勝てない”、怖いと直感的に思った

 どろろも驚いた、恐ろしげな風貌だから「こうなった」のかも

不意討ちを食らった三郎太だが、母は無傷で生きていた

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 次だ! …次の奴を連れてくる!!(三郎太)

彼は生きた
 三郎太は咄嗟に“腕”を切り落とし、命を永らえました
 そして色々あって、鵺と共生関係になった
 と

或いは…、俺を食らうかあ?(三郎太」

 心が死んでた寿海は、「死人」と判断され食われなかったですが
 鵺は明らかに三郎太と意思疎通

 ここで、「食うかい?」と言ったのが後に響いたのか?

 ひとりぼっちはさびしいもんな

どろろ『だ、ダメだって!? 壊れちまうよ!

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 字面だけだと、すごくいけない事をしてる感じはさておき
 どろろは、百鬼丸の腕が壊れると心配します
 そんな太いの入らないよお!と
 が、遂に腕も壊れた!

 刀共々、めっちゃ酷使してきたもんね!

 腕が壊れてしまい、百鬼丸は「押す」ことさえも不可能に

百鬼丸『うあああああああああああ!

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 ちょっくら…、どいてくんなっ!(琵琶丸)

おうともよ!
 手も足も出ない百鬼丸、ヘッドバッドして助けようとします
 彼には、他に手段など思い浮かばなかったから
 でも 

聞き覚えのある声がしたもんでねえ…、間に合って幸いだったよ

 困ったときの琵琶丸!
 彼は、愛刀を惜しげもなく犠牲にして助けてくれました

 難しく言えば、てこの原理でしょうかッ!

 刀を折ってまで助けてくれた!  

砕けた腕。百鬼丸、寿海とした「問答」を思い出す

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)寿海
 身体が欲しいのか?

)百鬼丸
 欲しい…

)寿海
 何故だ?

)百鬼丸
 俺の…、ものだ


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 私は百鬼丸が、とても悔しかったのだと思いました

無力にあって
 思うに、この腕じゃなければ救えたんじゃ? こんな腕もう要らないと?
 壊れた腕を、悔しげに握り締めていた百鬼丸は
 放り捨てて敵へ向かいます

 身体が欲しい! 今すぐに! あの鬼神を倒して!!

 目があれば、「きれい」も「どろろ」も見える
 腕があれば救えた

 腕がなかったから、どろろを失うところだった

 無力感が、切実さを促したッ!

三郎太『……お前、生きてたのかあ………』

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)三郎太
 なあんだ…、お前も「ここ」に…、穴が開いてンのかあ…
 だが…、無駄よ!

 ふ、ふふふ…、……あ?


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 空虚な三郎太の共感と共に、襲い掛かるぬえ!

共感と予想外
 絶望感ある構図から、視聴者には「ですよね」とばかりに応戦!
 百鬼丸は、物理的におかしいサイズ差を覆し
 鵺に大逆襲!

 思うに胸の穴、“同じ無力感だろ”と看破したのか

 でも無駄だ、鵺はこんな風に強いんだ
 圧倒的なんだ!

 だから無駄なんだ、と「百鬼丸が苦しむ姿」をきっと想像した

 が、百鬼丸は超強かった!

回想。鵺に襲われ、命からがら切り抜けた三郎太は

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三郎太? …ああ?! そ、そりゃなんだい!?(村人」

腰抜け 
 当時、怪物に掴まれたと怯え、必死で斬り飛ばして逃げた三郎太
 しかし村に帰ると、助けを求めた母を斬り捨て
 自分だけ助かったと知った
 が

 ここから! 彼の苦悩は、村人にさえ非難された事だったらしい

 日頃から、「剣で身を立てる」と吹聴していたらしく
 村人たちになじられます

 村に帰った結果、二重に心を抉られてしまった

 村人たちは、“彼が腰抜けだったから”と結論

村人達『見捨てて、一人だけねえ……』

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)村人
 武士の真似事なんぞして! いざとなったら…

)三郎太
 しょうがねえ…! しょうがねえじゃ…! しょうがねえじゃ…!!

)村人
 いくぞ、三郎太!!


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なあんだ…、みんな。そうじゃねえか……(三郎太」

無力
 思うに優しさ以上に、村人は、“侮ってしまった”んじゃないでしょうか
 敵が強かったんじゃない、三郎太が弱かったからだ
 見捨てるような、腰抜けだったからだ
 皆でなら倒せると

 しかし鵺は返り討ちにし、三郎太を決定的に変えてしまいます

 誰だって怖い、無力なんだと思うと彼は救われた
 自分を責めなくて良くなるから

 だから他人が命乞いし、食われると満たされたように思えます

 そして鬼神は、他人を犠牲にする人が大好きなのかしら

三郎太『やめろーーーーーーーーー!?

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)三郎太
 何でだよ!?
 何でおめえは逃げねえんだ!?

 怖ェだろ!? なら叫べ!

 泣いて命乞いしろ!


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 俺は…、俺は、お前のように、なりたかった…(三郎太)

あるべき自分
 鵺を庇うかのような三郎太ですが、守りたいのはたぶん自分自身
 本当は、木刀を振って鍛えてきた自分を信じ
 母を守りたかった

 結果はどうあれ、怖いと弱音を吐かず、戦っていれば良かった

 百鬼丸にも怖がって欲しい
 自分が怖がったのが、正しかったと思いたいから

 怖いと思って、“今まで努力してきた自分”を、無駄にしてしまった

 自分で自分を否定したのが、一番辛かったんでしょうか 

刀を失い、両手を犠牲に百鬼丸を止めた三郎太

00561
 この時、彼は間違いなく勇気があった。怖がらなかった
 百鬼丸が戦ったら、彼は自分を否定された気分になる
 だから必死になって止めた

 今度は、“怖いもの”にちゃんと立ち向かえた、そう思えますが…。

三郎太『でも…。もう、なれねェ…』

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 まさかの致命傷から、三郎太の意識ごと復活する鵺!

己の心
 最期の瞬間、ようやく「自分がどうしたかったのか」が解った
 自分は、母を守って戦いたかったんだ
 と、本心を理解した

 でももう戻れないと悟った三郎太は、鵺に喰われてしまう事に

 三郎太は、さっきまで寿海のように気持ちが死んでいました
 生き返ったが為に食われたのか? 

 鵺の生存本能、「食うか?」と聞いた為か

 冒頭の三郎太の回想(?)は、この姿だったのか!

雨上がりの“赤い夕陽”の下。どろろは、切り刻まれた鵺を見つけて…

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)鵺の三郎太
 そうか…、お前は…、人じゃ、ないから……

)百鬼丸
 かえせ…!


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 三郎太も視力を失い、「百鬼丸の炎」が見えたのでしょうか

安らかな呪詛
 三郎太は最期に納得しました。だからお前は怖くなかったのか
 百鬼丸は人じゃない、だから怖くなかったんだ
 と、納得して落命したのか

 しかし百鬼丸には、呪詛になったよう思えます

 百鬼丸は人に戻りたい
 なのに、人じゃないと言われてしまったのですから

 目がないから「綺麗」が見えず、腕がないからどろろを失いかけた

 人に戻りたい、強く願った矢先の呪詛!

どろろ『前の…、化け狐ン時と一緒だ…。鬼神を倒したのに、身体が戻らねえ』

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)どろろ
 やめてくれよ、兄貴!
 こんなの、こんな酷すぎるよ!?

)百鬼丸
 返せ! 俺の体だ!!


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 間の悪い事に(?)、鵺を倒しても体も戻らなかった

燃え上がる火
 鬼神を倒して人に戻りたい! そう強く願った矢先
 人じゃないと言われ、人に戻れなかった
 百鬼丸は激昂します

 彼の魂、“鬼神の残り火”が活発化し、鬼に近付いてしまう事に

 第6話によれば、鬼神に食い荒らされた際に
 魂に「火」が燃え移った

 奪い返したい、“その為なら何をしたっていい”と荒む百鬼丸

 結果、魂は鬼神にこそ近付いていくのね

どろろ『兄貴…、どこに行くんだよ!?』

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背負った因果からは…、逃れられねえか

奪い返す為に
 前回固く注意した、“あいさつ”してまで、百鬼丸を静めようとするどろろ
 しかし奪われた部位は、またも“頭の鬼神”に吸収されており
 百鬼丸は醍醐領を目指します
 と
 
なんとも難儀な事だよ…。これもまた因果、か

 背負った因果から、逃れる事が出来ないのもまた因果
 百鬼丸は再び災難の地へ

 最後の鬼神が地獄堂にいる限り、醍醐を目指さざるを得ない

 やはり、最後に戻るのは「眼」となるのか

感想追記

 無力感が襲った第20話?
 百鬼丸の「動機」に変化?
 互いに、意識せず傷つけあう百鬼丸と三郎太
 鬼神、“10、11体目”撃破!
 2019年版キャラデザ・浅田弘幸先生イラストは
 どろろ瓦版19、おこわのキャラデザ可愛すぎィ!!      
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三郎太を襲った無力感。今回、「無力感」がテーマだったのかも

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 本当は日々鍛え上げた力で、大事な人を守りたかった三郎太

無力感
 しかしその母の腕を切り捨て、見捨ててしまった三郎太ですが
 冒頭、領民を守りたいのに殆ど何も出来ない多宝丸
 どろろを助けられなかった百鬼丸
 彼を止められなかったどろろ

 今回、皆が皆、自分の無力さに苦しむ物語だったように感じました

 三郎太はここで終わってしまった
 多宝丸とどろろは、互いに「領民」「兄貴」の為に踏ん張る!
 
 そして百鬼丸は?

身体を取り返す動機に、変化があったように感じる第20話

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 どろろが言う「きれい」を見たいとか、ちゃんとした腕が欲しいとか

百鬼丸の無力感
 でも、多分そんな気持ちで鬼神に立ち向かったはずが
 ラストは、鬼神側に落っこちてしまうとか
 やるせない話でした

 今までの百鬼丸は、「身体を取り返すこと」自体が目的でした

 俺のものだから取り返す!
 シンプルな動機

 シンプルすぎ、寿海も心配していました

 でもそこに「どろろ」が、他人の存在が関わったのはデカい変化に思えます

 やっぱりデカいよ兄貴は!

似た者同士? 無自覚に互いの急所を突いた百鬼丸、三郎太

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 お前は人じゃあないから、怖くなかったんだな?

互いの急所
 ただ身体を取り戻したい一心で、“バケモノ”に立ち向かった百鬼丸
 しかし三郎丸には、その勇気こそ自分になかったもの
 彼を苦しめていたものでした

 また三郎丸の“人間じゃないから怖くなかったのか”も、素直な感想思えます

 どっちも、悪意なく行動しながら
 互いの心に、グサリと刺さるものを残しあったんでしょうか

第18話以来、2体を同時撃破! 9/12まで回復

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 今回は回復せず。8つ目は「左足」。12の鬼神のうち、10体まで打倒

■時系列順
 0.第1話…、頭/菩薩様が守護(第17話で、頭と判明)
 1.第3話…、右足/無名鬼神
 2.第1話…、皮膚/泥鬼…醍醐領に水害
 3.第2話…、神経/万代…、酒井氏が同盟を破棄(アニメ誌で神経と明言)
 4.第4話…、聴覚/似蛭…干害
 5.第5話…、声帯/蟻地獄…干害
 6.第8話…、嗅覚/残され雲
 7.第13話…、なし/九尾…、※部位は「頭の鬼神」へ
 8.第15話…、背骨/マイマイオンバ
 9.第18話…、左足/二郎丸
 10-11.第20話…、なし/鵺…、※部位は「頭の鬼神」へ
 鵺は2体分扱いで、鬼神像も2つ破壊

 12の鬼神“11体目”撃破。9/12まで回復へ

 後1体、地獄堂の鬼神が3つ=両腕と眼を持ってる流れか

「眼の鬼神」を倒すのは、数年後だったりするのかしら?

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 EDでボヤけてるどろろが、数年後の成長した姿っぽいんですよね

残るは眼と両腕?
 思うに、地獄堂の鬼神を倒して、今回と九尾で“両腕”を返還
 地獄堂のは、“本当は頭を貰うはずだった”ヤツで
 彼自身は何も持ってません

 倒して、醍醐領との共存か何かで数年かけるんでしょうか?

 フツーに道中で一体倒し、地獄堂鬼神も倒し
 一気に全部取り戻して終わり!

 と、シンプルな終わり方かもですが

2019年アニメ版キャラデザ・浅田弘幸先生イラストは


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 母が食われたと言ったシーン、笑っていたのは

三郎太
 第2クール以降の鬼神は、みな人間と共存関係にありますが
 彼も、他人の恐怖心に満たされるとし
 親の仇・鵺と共存

 笑ったのは、彼が胸に傷を負ったように、百鬼丸も腕を失っていたから

 自分と同じように、百鬼丸も怪物と戦って怖かったろう
 命乞いするだろうと考えたのか

 他人も同じであって欲しい

 その気持ちは、分かるようにも思えます
 
あまりに強大、「強そう」なキャラデザインだった鵺

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 解りやすく強そうだったのは、「だから三郎太は怖かった」
 また、三郎太の胸の傷は激痛が走ったでしょう
 こんなの勝てないと怯む理由

 きっと「怖い」と三郎太は思ったんだろうな、と感じさせる造形でした

どろろ瓦版19、おこわ回! キャラデザも公開!!



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 もー! ホント器量良過ぎだったよね! おこわちゃんさんってば!!

どろろ 第19話「天邪鬼の巻」
 公式最弱妖怪・天邪鬼、「最弱こそ最も恐ろしい」ってヤツね!
 強さ、能力には、強弱こそあれ使い方一つ。
 弱くとも恐ろしい被害を起こしうる!
 危うく死にかけた!

 またどうも幼い頃から、ブスブス言われまくってたらしいおこわ

 その為か、珍しく褒められると惚れっぽいあたり
 ちょっぴりドラゴンボールっぽい

 もっともあの青年とは、長い付き合いだったのでしょうけれども

 幼馴染が結婚する、優しい物語だったか…

 フッフッフ 史上最弱が
 最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしいィィ マギィーッ!!

公式ツイッターより



























































2019年5月27日 どろろ 第20話「鵺の巻」

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 MAPPA社制作。妖刀の巻、多宝丸、しらぬいの巻の脚本家氏

スタッフ
 脚本:金田一明
 絵コンテ&演出:佐藤成
 作画監督:山田裕子、細田沙織、関みなみ、佐野誉幸
 総作画監督:岩瀧智
 アニメ制作:MAPPA手塚プロダクション
 原作:手塚治虫(1967年 - 1969年)
 制作協力:-

あらすじ
 妖怪を探し山道を歩いていたどろろと百鬼丸は、賽の目の三郎太という少年に出会う。自分も妖怪を狙っている、と言う三郎太と共に退治に向かうのであった。

トップに戻る/以下、公式あらすじよりネタバレ

次回、百鬼丸の危うい表情は…?

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■次回あらすじ
 醍醐景光は隣国の朝倉との戦の準備を進めていた。醍醐領に百鬼丸が向かっているという報せを受けた景光は、多宝丸を討伐に向かわせる。


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 次回、百鬼丸の表情がキレッキレですが…?

逆流(ぎゃくる)の巻
 醍醐領到達を前に、まずは多宝丸と決戦になりそうですが
 メインは、どうも親子白馬である模様
 親子がテーマ?

 腕もひとまず付け直し、まずは立ち直る事からでしょうか

 琵琶丸も、野次馬根性この因果を見届けねばと醍醐に向かい
 いよいよ物語もクライマックス!

 見届けるのも また因果…!

 次回、どろろ 第21話「逆流(ぎゃくる)の巻」

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どろろ 感想 2019年1月 公式ツイッター

 どろろ 第1話「醍醐の巻」
 どろろ 第2話「万代の巻」
 どろろ 第3話「寿海の巻」
 どろろ 第4話「妖刀の巻」
 どろろ 第5話「守り子唄の巻・上」
 どろろ 第6話「守り子唄の巻・下」 OPテーマ「火炎」歌詞
 どろろ 第7話「絡新婦の巻」
 どろろ 第8話「さるの巻」 EDテーマ「さよならごっこ」
 どろろ 第9話「無残帳の巻」
 どろろ 第10話「多宝丸の巻」
 どろろ 第11話「ばんもんの巻・上」
 どろろ 第12話「ばんもんの巻・下」、前期OP「火炎」、前期ED「さよならごっこ」
 どろろ 第13話「白面不動の巻」
 どろろ 第14話「鯖目の巻」
 どろろ 第15話「地獄変の巻」
 どろろ 第16話「しらぬいの巻」
 どろろ 第17話「問答の巻」
 どろろ 第18話「無常岬の巻」
 どろろ 第19話「天邪鬼の巻」
 どろろ 第20話「鵺の巻」
 どろろ 第21話「逆流(ぎゃくる)の巻」
 どろろ 第22話「縫の巻」
 どろろ 第23話「鬼神の巻」
 どろろ 第24話「どろろと百鬼丸【最終回】」

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