公式サイト 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 3巻【最終回】感想 レビュー 考察 画像 内容 ネタバレ 長谷川裕一 再読 これまでの感想はこちら 前巻はこちら
U.C.0136、神の雷作戦・完! 歴史に残らなかった名前たち、未帰還数は…

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ベラ艦長は平民に戻りたかった。その間、共に戦う名に“キンケドゥ”が誕生
 キンケドゥは最後、その生き方を捨て、ベラと市井へと戻りますが
 トビアは逆で、一生を偽名で生きる覚悟をします
 兄貴分が残した生き方を継ぐ結末!

 民の為、テテニスに戻るベルナデット。トビアは顔も名も捨て、寄りそうのね

未帰還数“5”
 同じく、命を捨てて、自分が果たすべきと思う事をやりきった面々
 最初から、死んでもいい、と思ってたスズキ教官こそ生還も
 もっと生きたい、と死の寸前に思っただろうギリも
 ローズマリーの言葉が全てか

 人は生きていくしかない。命の賛歌で終わったのも美しい

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 3巻 感想【最終回】

 プロローグ
 第11話「鋼鉄の7人」
 第12話「歪みの手」
 第13話「雷」
 第14話「砕けゆく宇宙」
 第15話「歩いてゆく彼方【最終回】」

メカニック解説
 XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1 フルクロス
 アンヘル・ディオナ
 F90I F90 Iタイプ(木星決戦仕様)
 F91 F91(木星決戦仕様)
 XM-07B ビギナ・ギナII(木星決戦仕様)
 バーラ・トトゥガ
 アラナ・アビジョ
 ディキトゥス
 U.C.0169 これまでの感想
 U.C.0133 機動戦士 クロスボーン・ガンダム 感想
 U.C.0136 機動戦士 クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 感想
 U.C.0153.機動戦士 クロスボーン・ガンダム ゴースト 感想

こいつが最後の“クロスボーン・ガンダム”だ!

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 本当、当時そのつもりで全てつぎ込んで描かれた本作。面白かった!

あらすじ
 U.C.0136年、木星より直に地球を狙い撃つ“神の雷”計画が実行された
 だが、光の帆イカロスで駆けつけたトビア達7人が妨害し
 激昂した新総統カリストは続行を決断

 結果的にコロニー・レーザー“シンヴァツ”は、自爆へと追い込まれた

 新総統カリストは戦死し、軍はレジスタンスにより掌握
 木星はテテニス主導で再建を目指す

 鋼鉄の7人は、スズキとローズマリーを除く5機が未帰還

 しかしトビアは、カーティス・ロスコへ顔を変え、テテニスと共に歩むのだった(完)

プロローグ。この戦いは、「戦争」ではありません

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 彼女、語り部トゥインクは、後年思わぬ形で再登場へ

プロローグ
 これは戦争ではない。国家を率いるカリスト兄弟からみれば戦争でしょう
 対するトビアは、常に「戦争のつもりはない」と言いますが
 実際、少数過ぎてその通り

 0136年、“戦争ではない戦い”があったのだと

 戦わなけりゃ連邦史はガラリと変わっていた
 でもきっとトビアは、「そんな大層な事とは」と苦笑する気がします

 カリスト兄弟が、“大層なこと”で在りたがるのと、その点も好対なのかも

 トビアも皆も、ただ“やらなきゃ”と思った事をやり続けていく

 きっとそんな物語。

第11話。“最後の一人”、名乗る! もちろんそれは…

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 レコードブレイカー試験隊最後の一人、ミッチェル・ドレック・ナー!

第11話「鋼鉄の7人」
 今も連邦に籍を置くハリソン大尉は、懸命に上司を動かそうとし
 ミノルさんは、“総統を騙した”エウロペさんこそ
 情報戦の要だと迎えます
 また

ただ風を感じることと… 為すべきことを 為すことは(ドレック」

 その両者はどこかで一緒だと
 前者は猫やトビアのように、考えないで生きる事

 それはやるべきと思った事をする、同じく“素直になる事”だと

 ドレック、あんたは紛れもなく本作主役の一人さ!

ベルナデットの決意、トビアが“キンケドゥを受け継ぐ”という事

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 カリストだって本当は怖かったんだ。そう解ったトビアは、彼を弔った

“ベルナデット”はもう居ない
 ウモンの渾身、“少数機で大軍に切り込む”特化機フルクロス完成!
 と共に、改めて地球環境を見てきたベルナデットは
 あれこそ、自分が目指す国だと確信
 テテニスに戻ります

 自分は木星の姫として、国をよりよくすることに生涯を尽くそう

 木星の問題点は、欠乏が地球とかけ離れすぎた環境を作り
 人々の心を荒ませた事でした
 環境改善が一番!

 対しトビアは“戦争犯罪人”だから、木星で生きることは出来ない!

 そこで“キンケドゥを”継ぐ…、意図は最終回で明らかに

実現可能かは解らない、ただトビアは“僕の眼を見て、覚えてて”と言います

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 トビア・アロナクスはいけなくても ぼくはきっといく!

鋼鉄の7人
 遂に揃った7人のパイロットと、7機の特化機! 2つの小隊!!
 指揮官機をエウロペ、イカロスと連結したディオナが担当
 デス・ゲイルズと師弟コンビが参戦!

・攻撃Aチーム
 攻撃手、ギリ・ガデューカ・アスピス&ビギナ・ギナII
 近接援護、バーンズ&トトゥガ
 遠方支援、ローズマリー&アビジョ

・攻撃Bチーム
 攻撃手、ミノル・スズキ&ガンダムF90 Iタイプ(核装備)
 近接援護、トビア&フルクロス
 遠方支援、ドレック&F91

 作戦名は“鋼鉄の7人”! 今や唯一の光の翼、イカロスで発つ!!

 この時のベルナデットの祈りと、後述“エウロペの約束”は、似た心境だったのかしら

第12話。作戦開始! “たった一発を与える”戦いの始まりだァ!!

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 コロニーレーザー発射わずか20分前、もはや互いに“止められない”!

第12話「歪みの手」
 スズキ教官の掛け声は、“諸君の命などいらぬ! 生き残れ!”以上だ!
 作戦はシンプルで、あまりに超長距離狙撃すぎるが故に
 軌道変更は、核ミサイル一発でも当てればいい!
 ほんの数mmでいい!

 たった7機ですが、本当に“それだけでいい”事に希望がある!

 ガンダムUCの通り、コロニーレーザーは大規模すぎるが為
 停止させるのは困難ですし

 またトビアは、エウロペの死んだ恋人“カーティス”の身分証を預かりました

 向こうで“生きる”なら、死んだ人間になり済ますのがラクだろ?と

たった7機! しかし注意をそがれた瞬間、とんでもねえ奥の手が!!

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 光の帆“イカロス”を、ミサイル同然に発射したエウロペ達!

ぼくらの両手
 何せコイツは、大気圏突入も可能な“巨大ビームサーベル”そのもの!
 速度が桁外れなので、狙撃なんて問題外ですし
 受け止めるのも不可能な規模!

 だと思いきや、“総統機のIフィールド・ハンド”が受け止めた!?

 本作、ビームをⅠハンドが受け止めるのが見せ場でしたが
 最終盤にきて“敵”が使った!

 最後の総統機は、自らIフィールド・ハンドに可変する異色の可変機

 設定によれば、総統が自ら“手を模して作らせた”とか

ファンネルを展開、ギリに襲いかかる“2機の総統機”!

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 しかしギリ! 宇宙、無重力圏こそ、彼が生まれ育った“大地”よ!!

機体名:ディキトゥス
 光のカリスト:正義さす左指“ユーリスディス・シニストラ・ディキトゥス”
 影のカリスト:自由なる右指“リーベルダス・デクストラ・ディキトゥス”
 弟は死の瞬間、兄をサイコミュ同様に用いて
 バイオ脳へ精神を移植

 自由とは、“肉体というしがらみ”から解放され、自由を得た事か

 また兄総統は、「自分達は正しい」を拠り所とする為
 実に彼ららしいネーミング

 手を模した意味は、“自分の手で歴史を動かす”歪んだ自負か

 動かす資格を持つ選ばれた者、そう自負していますから

第13話。“No.2”への侮辱にこだわった新総統。核弾頭、全弾発射ァ!!

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 総統2機がかりの挟み撃ちに遭い、ビギナ・ギナIIが大破…!

第13話「雷」
 しかしギリとバーンズの踏ん張りで、ミノル翁のF90が到達!
 核弾頭を全弾発射し、“常識的には”勝ったはずでした
 が、敵が木星兵ゆえ失敗に

 木星兵は巻き添え覚悟、踏みとどまって迎撃したのです!

 広がった爆発の規模からすれば
 相当数の木星兵が死亡
 覚悟がすごい

 そしてAチーム、デス・ゲイルズは、全機がほぼ戦闘不能状態に

 バーンズ大尉機なんて、例の“手”に握り潰されてるし! 

ギリ『き 貴様らの…』

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)ギリ・ガデューカ・アスピス
 き 貴様らの… 貴様らの邪魔を… してやるっ

 ばかめっ!
 俺は はじめから地球などどうでもいいんだっ!

 俺の目的は はじめから 貴様らの計画を邪魔してやることだっ!



 ……貴様ら兄弟に…
 ほえ面をかかせてやるぜえっ!

 ちっ

)脳裏に過ぎった、再会した折のトビア
 ずいぶん伸びたなぁギリ


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 バーンズ大尉は、いつ死んでもいいと言い続けた。でも最期は…

最後の瞬間
 息子の死で、己の命に無頓着になっていた彼が言い残した“永く”
 仲間の為に、少しでも長く生きたいと願いながら
 砲撃によって粉微塵に

 同じくギリも、最期によぎったのは“生きたい”想いだったと思えます

 頭で「コイツらが憎いんだ!」と思おうとして
 心で、もっと料理したい、もっとトビアと語らいたかったと願っていたと

 もうちょっと、生きてみたかったなって

 攻撃隊参加だって、つまるところはその為だったんじゃ?って

 そう思っていたよう感じました

レーザーは“外れた”。しかし再修正、再発射すればいい。それだけのハズが…

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 総統自身、“弟が死んだ”と認めていた。「……」に本音を感じます

総統“たち”の怒り
 本来、余裕があるのは木星側でした。一旦冷却期間をおけば良かった
 しかし阻止され、激昂した総統は「一発でも撃てりゃいい」と
 戦略的勝利を捨ててしまいます

 要は彼もまた、前総統ドゥガチ同様に“否定されたくなかった”

 ドゥガチの怒りは、生涯かけた木星殖民事業への否定
 地球のような豊かさを手にできなかった事

 地球育ちの豊かな心を見て、己が事業のつまらなさを自覚した事でした

 そして新総統には、このレーザー発射こそ“生涯の仕事”

 彼は、ドゥガチと同じだったよう思えます

第14話。トビアは、“影のカリスト”にマトモに当てられなかったが…

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 もし横から割り込もうとすれば、その瞬間、ズタズタになってしまう程の激戦!

第14話「砕けゆく宇宙」
 トビアは影のカリストに、“Iフィールド・ハンド”で意表を突いて勝利
 しかし今回は、機体側をフル稼働させつつ守りを捨て
 避けない戦いで食い下がります
 砕け散りながら!

 またトビアは、カリストを強敵と認識、討つ戦術を練り続けました

 彼と、おそらくギリはカリストの動きを頭で反芻し
 それが今回の接戦へ!

 対しカリストは、“自分らは最強だ”と自負し、そんな考えが頭になかった

 カリストが、己を優秀だと思おうとするなら仕方のないことか

 能力差が意識差に繋がった、そう思います

エウロペがドレックが、“彼らなりに出来る”事を!

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 元は13年前に生まれたF91で、弟機の“弱点”を撃ち抜いた!

自分の心を信じて
 エウロペも“心が繋がって”る。死ねば、その恐怖が総統にも伝わります
 死の放射、サイキッカーは便利なだけじゃないって話で
 エウロペもまた全力を尽くしました
 他方、ドレック!

 彼はF91をぶん回し、防御特化した総統機の“背中”に追いついた!

 元々、スペック上の最速MSであるF99を操ってきた彼ならでは
 限界の高機動戦闘!

 総統機は怪物的ゆえ、“このMSに回りこむのは不可能”と考えられていました

 故に背中が弱点

 前面防御に特化して生じた欠点、背中を撃ち抜かれ“影”が再死!

ドレックの死、カリストの再死、左腕を失う“”フルクロス”!?

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 しかしお馴染み、腰前部シザー・アンカーで、斬られた腕を捕まえた!

回るフルクロス
 MS腰部に、チェーンで繋いだ簡単なマジックハンドを仕込んでおく
 シザー・アンカーとは、本当にそれだけのギミックです
 サイコミュとかじゃなく

 しかしトビア、大きくバク宙する要領で“振って”、ムラマサを叩き付けた!

 飛んでった剣を掴み、振り回す戦術はキンケドゥも使ってましたが
 ここにきて決定打になった!

 ギミックだらけのクロスボーン!

 原始的なギミックで、最新鋭機に一発食らわせた!

第15話。撤退した総統、場に残って迎撃を買って出たミノル。そして

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 トビアとエウロペは、レーザー収束用のミラーを破壊。自爆させる!

第15話「歩いてゆく彼方【最終回】」
 本来細く、僅か直径6キロまで絞り込むはずだったコロニー・レーザー
 しかし発射寸前、中のエネルギーが拡散してしまい
 内側から焼かれて自爆へ

 最中エウロペは、彼女もまた“許されたかった”と考えました

 計画を知ってしまった、伝えなければたくさん死ぬし
 伝えてもたくさん死ぬ
 苦しかった

 そしてトビアは今、ドレックらの死を悲しんだ。背負わなきゃいけないから

 彼が、やろうって言わなければ、死なないで済んだ人だから

 でもトビアは、“許されたい”とか言わないのね…。

総統カリストは、“正しくなければいけなかった”!

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 カリストの背に見える“ドゥガチ総統の影”、彼の妄執を背負ってしまったから

正しければ
 ドゥガチの地球不要論は、“理屈”としては一定の利がありました
 カリストは、きっと為政者として育ったから“共感”した
 ギリがそうだったように
 正しいと。

 でもその為に、多くを殺して弟も死ぬ、“許されないこと”になる

 だからカリストは、「正しいんだからいいじゃないか!」と
 正しさで武装してたんですね

 正しいなら許される、“だから”正しくなきゃいけなかった

 でなきゃ、彼だって心が苦しかったから

カリストとエウロペは、要は同じだったのだと

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 姉弟は、“過去の為に未来を紡ごうと”したから。

ただ進んでゆくんだ
 本心では、姉の心を弄んだり、婚約者を死なせた罪悪感があったから
 だから、正しい事をして報われようと思った
 罪悪感で未来を決めた

 でもトビアは違う、「鋼の心で風のように」と。

 自分の行いで他人が死んでしまった
 でもトビアは、許されたいとか、自分を許したいとかそんなんじゃなかった

 ただただ自分の心が決めるまま進む、それって難しい事

 ただただ進んでいく、それがトビアの生き方なのだと

ディキトゥスvsフルクロス、決着。最後に隠されていた一手は

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 ドクロ風のIフィールド装甲に隠し、ブランド・マーカー(盾)で撃ち抜いた!

カーティスがゆくんだ
 どんなになっても、自分の思うまま進む。それがトビアの
 トビアが見つけた、“生きる”という答えなのだろう
 と、エウロペが思う中で決着

 しかしエウロペ自身は朦朧とし、“婚約者との約束があった”と呟き爆散

 たぶん彼女は、第11話(今巻1話)ラストのベルナデットと同じ
 恋人が出撃する時に約束をした

 そして帰ってこなかった、果たされなかった。

 最後の瞬間、彼を見送った心境に立ち戻ったのでしょうか

未帰還機“5”。木星軍は総統とレーザーを失い、レジスタンスに掌握された

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 表向き、生き残ったのはミノルとローズマリー、二人だけだった

未帰還5
 ミノル氏は最初から死ぬ気。ドレックに後衛型のF91を託した要因な気さえ
 しかし、周りを生かそうと必死に戦い抜いた結果
 彼らだけが生き残った

 生きたいだけ生きれる奴も、死にたい時に死ねる奴も滅多に居ない

 彼は、この戦い少しでも生きなきゃいけなかった
 生きるだけ周りの生還率が上がるから

 バーンズ大尉がやろうとした生き方を、奇しくも彼が継いでしまったのね

 木星軍は完全に消沈し、レジスタンスがあっさり掌握へ 

事件は終わった、「トビア」「ベルナデット」の名は残らなかった

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 ホントに結婚したローズマリー! この本がまたトラブルの元に!?

神の雷計画の真実
 また多分、これがきっかけで、彼女はジャーナリスト魂に目覚める事に
 以降、ストリップダンサーに戻ることもなかったらしく
 意外な人生を歩みます

 他方ブラックロー運送は、今度こそ海賊を引退。これまた後に…

 ハリソン・マディン、“マディン大尉”も軍を辞めさせられ
 ここに再就職するのですが…

 またこの事件、“政府の月移転”のきっかけだったというから恐ろしい

 ターンエーガンダムでの、ムーンレイスへと繋がっていく…?

雇って欲しいという青年を、テテニスは“眼”で確かめようとした

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 しかし青年、トビアは目をも失っていたのだと…。

記録するに値する物語
 テテニス・ドゥガチは、0137年に木星に戻って財団を継承
 一年で、目を見張るほど立派に成長したトビア
 カーティス・ロスコと再会します

 記憶喪失と偽り、整形手術で、知人が見ても解らないほど故人そっくり

 ベルナデットという名の少女は消えた
 ならトビアという少年も消え、一緒に歩んでいこうというのね

 こうしてクロスボーン・ガンダムという作品は、大団円を迎えたのでした…、と

 後年、まさかの再始動する事になるのですが!

XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1 フルクロス。本作目玉マシンが登場!

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 第1話で姿を見せ、最終話にしてようやくの大活躍へ!

XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1 フルクロス
 謳い文句は“最後のクロスボーン・ガンダム”、部品を全てつぎ込んだ
 結果、両腕も量産機フリントのモノに戻ってしまった為
 Iフィールドハンドでなくなりました

 ベースはキンケドゥが乗ってきた1号機で、最終的に半ば溶けた状態へ

 後年は、フルクロスは3年前に試作された事になり
 あまりの短期間完成にも説明が

 元々設計図(部品?)があったので、あっさり完成したワケね!

 マントはCV系の推進器、シェルフ・ノズルとしても機能し、機動力も押し上げています

アンヘル・ディオナ。鋼鉄の7人指揮官機は、木星のコマーシャル・モデル

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 アンヘルとは天使のこと

アンヘル・ディオナ
 3年前、無人MAに乗せられた際のテテニスの親衛機、その発展型。
 現木星では、更なる小型機アラナへ置き換えが進んでるらしく
 本機も限定的にフレームを使用

 推力や出力そのままに小型化、軽量化できれば高機動戦で有利

 問題は、その“そのままorそれ以上”である事で
 ゾンド・ゲーなんかは苦労した模様

 単に小型化、相応に性能低下じゃ意義が薄いですものね

 サナリィに換装されたスラスターは、フルクロスやF99にも似ています

F90I F90 Iタイプ(木星決戦仕様)。実は“F90”への装着は初めて?

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 インターセプト、迎撃・追撃仕様機。

F90I F90 Iタイプ(木星決戦仕様)
 かつて、ゲーム「フォーミュラー戦記 0122」に関連して生まれた装備
 ただし当時は、F90IIに装備されていた為
 F90への装着は初めて

 F90は2号機が奪われ大破、回収後に“F90II”へ改造されました

 当時は、ビームによる非実体ランスでしたが
 今回はショットランサー

 今回は推力を活かし、核弾頭による攻撃役として活躍

 設計上は、大気圏突入も可能(未試験)

F91 F91(木星決戦仕様)。量産型ベースに大幅改修

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 見た目こそ変わらないものの、シーブックの試作機に近い性能へ

F91 F91(木星決戦仕様)
 本機から、性能を“機動性”に割り振り、発展したクロスボーン・ガンダム
 そのクロスボーン、F97を越えるMSとして生まれた木星機
 ディキトゥスと相討ちになる大金星へ

 いかに防御形態とはいえ、“防御し続けねばならない”と強いたのは圧巻

 従来と隔絶した高機動機、F99を操ってきたドレック
 彼ならではの戦いだったのかもしれません

 ドレックが、実は「ミッチェル」だ、と明かしたシーンは語り草

 クッキングパパみたいな顔なのに、おしゃれな名前!

XM-07B ビギナ・ギナII(木星決戦仕様)。旧大戦期の鹵獲機!

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 ガンダムF91時、「MSVを君も考えてみよう!」と提案するべく誕生

XM-07B ビギナ・ギナII(木星決戦仕様)
 たとえば、ビギナをガンダム顔にし、ヴェスバーをつけてもいい!的な
 ヴェスバー風の推進器、最期は新総統達でさえ追いつかせず
 シンヴァツ破壊への端緒に

 ギリ用に、スネーク・ハンドを装備させたのがチャームポイント!

 頭部がギリのパーソナルマークに
 また大きな変更点として、「核弾頭搭載ランス」に武装変更

 本来は推力を活かし、ミルノのF90と同じ役割を果たすハズでした

 余談ですがクロスボーンの設計思想は、用途に応じた“最高”を作る事
 たとえば、量産機デナン・ゾンでさえ
 眼部はガンダム級同等です

 であれば本機は、相当な高級機と思われます

 予備部品確保に困ったのも、使われてなかった理由なのかも

バーラ・トトゥガ。VSXシリーズ再び! 唯一、“当時モノ”そのもの

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 初代作で、バーンズ大尉が乗ってたトトゥガそのもの!

バーラ・トトゥガ
 ただし内部をトビアがメチャメチャにしたので、メカ的には別物
 もっとも、売りは堅牢極まる装甲ですので
 大事なところは往年そのまま

 VSXシリーズは、別用途だったMSを、“対クロスボーン”に転用したモノ

 本来の設計だった、ガンボート的性能に近づけられるも
 シールド体当たりが最大の武器らしい

 劇中の役割は、X1フルクロスと同じ近接援護機

アラナ・アビジョ。当時の機体は溶けて蒸発バラバラにされてしまったので…

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 これまたアビジョの部品を回収し、木星量産機アラナに装着

アラナ・アビジョ
 元々、設計中のアラナを流用し、高機動戦機としたのがアビジョ
 両者は良いとして、問題はトトゥガのキャノンを流用し
 不釣合いに高火力化された事か

 もうニードル・ガンとは言ってられず、F91同役をこなすべく大火力化

 バランスが崩れ、SFSノッセルに常に乗っせる事で
 ようやくマトモに使えたのだとか

 その後も、機体バランスを失ったまま生還する離れ業!

 ローズマリーの姐御、マジぱないッス!

ディキトゥス。“木星版クロスボーン・ガンダム”、その決定版!

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 ただコルニグスでの不思議回避は、そこまで踏襲しなかった模様

ディキトゥス
 光のカリスト、正義さす左指“ユーリスディス・シニストラ・ディキトゥス”
 影のカリスト、自由なる右指“リーベルダス・デクストラ・ディキトゥス”
 コルニグス同様の次世代機

 機体名は“指”を意味。手への可変は、総統自身の肝煎りで設計

 フルクロスが、防御力アップを見込んでの捨て身
 守りを捨ててやっとという大苦戦!
 
 その強さは、コルニグス同様に恐ろしいものだったらしい

収録

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 マクロスFが「来年放送開始」を控え、先行漫画化された頃に発売

 角川コミックス・エース『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 3巻』
 長谷川裕一、月刊ガンダムエース連載、KADOKAWA発行
 2007年12月(前巻2007年5月)

■■メカニック解説
 XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1 フルクロス
 アンヘル・ディオナ
 F90I F90 Iタイプ(木星決戦仕様)
 F91 F91(木星決戦仕様)
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 ディキトゥス

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 ゴースト 12巻【最終回】(刊行当時)
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