公式サイト からくりサーカス 第32話 感想 暇乞い レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 20時感想追記 これまでの感想 前回はこちら
パンタローネとアルレッキーノ”開戦! 勝、鳴海、しろがねは我慢する

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楽しいって気持ちだ! 人生、“これからだ”って瞬間も最高なんだ!
 叶うのも嬉しい。けど“これから楽しい”と思える瞬間
 希望、ワクワク感も最高の喜びなんだ!
 と感じる回だった!

 もう戻らない覚悟が、“戻りたい”に変わる! 歌えよパンタローネ!!

心、晴れ晴れと
 命令を貰えた、気持ちが通じた! “戻ってこい(必要だ)”と言って貰えた!
 玉砕しかない、戦う事しか出来ない、と心に決めた二人に
 戻ってこい、しろがねが足した言葉が素敵だ!
 未来まで見えてきた!

 嬉しそうで、戻れそうもないと覚悟もしてて。男前だ二人とも!

からくりサーカス 32話 感想

 からくりサーカス 第32話「暇乞い」  
 冒頭「勝、合流」  
 Aパート「90年間、しろがねが得られなかった時間」
 90年間に優る1日
 彼は、もう戻ってこられない
 鳴海としろがねの60時間
 鳴海の記憶、記憶なんざ… 
 Bパート「レディ・スパイダーの顔」
 しろがねがサーカスで過ごす意味
 パンタローネ達の暇乞い
 パンタローネ、アルレッキーノが欲しいもの
 報われた「これまで」、広がる「これから」
 いつか天幕の中で    
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 アニメ「うしおととら」感想
 現行連載「双亡亭壊すべし」感想
 これまでの感想

鳴海の本心、記憶は戻り始めていた

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 第30話、ギイが見抜いたのは、しろがねが大好きだって好意か。

我慢の子
 背を向けるのは好意を隠す為、一緒にいるのは好きだからか
 土壇場で、ポロッと“記憶が戻ってる”とこぼした辺り
 舞台役者、ギイが爆笑してそうだった!
 このチョンマゲゴリラ!

 でも生きて帰れない、“だから、しろがねに嫌われたままでいたい”のね

 しろがねに嫌って欲しい
 自分がいなくなった後、彼女が傷付かないようにか

 それが解ったから、しろがねも“我慢”か

 勝も鳴海もしろがねも、みんなしてよう! “我慢”する回だった…!

パントマイムもやろう! 歌だって歌えるんだぜ!!

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 スガスガしく「やりたい」が広がる瞬間、でも。きっと、なあ…。

あらすじ
 しろがねの凄惨な90年を知った仲町達は、鳴海と二人きりにしたいと願う
 際し、鳴海が死への片道切符と聞かされた勝は焦るが
 パンタローネ達に諭される

 そしてしろがねもまた、鳴海がしろがねの為、“我慢”していると知った

 三人が己の願いを押さえ込む中
 レディ・スパイダーと、最後の四人の3人が襲来

 パンタローネとアルレッキーノは、初めての“命令”に欣喜雀躍出撃する

 次回、からくりサーカス 第33話

『大変だったんだな…、マサル…、ここまで来るのに…』『おめえ…、すげえよ…』

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 前回、ヴィルマ・ソーンは意識朦朧な中、弟ジムの願いを叶える
 願いを叶え、満足して落命するヴィルマ
 仇・ジェーンもまた倒れた

 だがレディー・スパイダーが、仲町一家が乗る汽車を追撃

 一家はしろがねと鳴海の為、盾となる覚悟をしていた

マサル『そんなことないよ…、全然…!』

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あのキザ野郎…、オレ達を行かせる為に…!(ノリ」

だったなあ
 ギイが残った真意も、ヴィルマの最期も。マサルを通じ知らせられた
 仲町一家も、彼らはもういないのだ
 と知ったのだ

ヴィルマも…、いい姉ちゃんだったなあ…(ヒロ」

 もう過去形なんだ
 もう、あの小気味良いライターの音もしない

 ギイとフランシーヌ人形の我の張り合いも、正二の長崎弁も聞こえない

 ルシールもロッケンフィールド先生も、皆もう居ないんだなあ…

マサル『しろがねに、あるるかんを渡すんだ』

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 すまねえな。ギリギリまで、しろがねのところには行かねえでやってくれよ

ぎりぎりまで
 マサルは“すごくない、何も出来なかった”。でも人形は持ってこれた
 渡せば、ここまで来れた事に意味が生じる。
 が、仲町が止めます

 それより大切なことがある、のね

 前回、(しろがねに)助けてなんか呼ばねえよ
 と、笑ってたみたいに

 チョロイと笑ってたヴィルマも、もういないのねえ…  

仲町『お前達が仲町サーカスに入ってくれたおかげで…』

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 どん底暮らしだった俺らに、笑顔が戻った…。勝、お前に感謝している

彼らにとって
 そしてしろがねにも。仲町サーカスは、第5話ではどん底でした
 仲町団長とか、こんな立派な体躯したヒトが
 小さくなって便所掃除!

 勝はしろがねを想って、笑顔にしたくてサーカスへ案内

 でも、結果的に仲町達も笑顔にしていた
 一旗あげる気になれた!

 動き出す事は、他のヒトにも影響を与えていくのね

 そして彼らは、恩返しをしたいのだと

『俺らはしろがねに、90年間得られなかった時間をつくってやりたいんだ』

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 仲町の言葉に、気持ちを静める勝。だよね。
 彼も、正二を通じて“90年”を見た
 幸せにしてあげたい

 正二やアンジェリーナが、必死こいて繋いだバトンみたいなもの!

 回りまわって、日本の仲町サーカス団へと。
 
仲町『実はよう…、俺たちは見ちまったんだよ』

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 仲町は絶句し、ノリは「ひでえ」と呻いてしまう

欠けゆく日々
 第29話で、フランシーヌ人形の記憶を受け継ぐしろがねは
 病を治すヒントを求め、記憶をデータ化しました
 後日、仲町たちはそれを見た

 館にいた軍人たちも、同じく見て、彼女への迫害を止めたらしい

 新規映像、“幼く、感情豊かだった頃”のしろがねは。
 仲間を守りきれませんでした

 身体を張って逃し、「やった!」と笑顔になれたしろがね

 しかし次の瞬間、無惨にも圧死!

 飲んだ水、暗示、それに戦いの日々も“感情”を失わせていったのか

『お前に出会うまで、ぜんぶ自分の血で、身体を洗うような思い出だったぜ…』

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 ひたすら…、独りでオートマータと戦い、サーカス芸人として生きてきたんだ

朝も夜も
 遊びも化粧もなく、てめえの血で頭のてっぺんから染め上げて
 自分の体より、大きな人形カバンを押し歩きながら
 厳しい特訓さえ課されてきた
 要・特訓ッ!

 彼女が飲んだ水は、“白 銀(バイ・イン)”の水じゃないですし

 普通しろがねは、人形遣い・白銀の溶けた水を飲んでいる為
 人形遣いに長けます

 彼女は、フランシーヌ人形が溶けた水だからしゃあない!

 対外的には、記憶伝達失敗扱いだったのかしら
 
『それが…、使命だと信じて。人間じゃあねえよなあ…』

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 血塗れな暗闘と、華やかなサーカス!

人間じゃない
 絶対数が少ないしろがねは、基本的に単独行動らしい
 しろがねも、長年独りで戦い続け
 サーカスで生活してきた

 個人の幸せを捨て、独り使命に生きる。それは“人間じゃあない”

 人の間に生きてないんですもんな
 他人との繫がりを半ば断ち、自分自身とさえ没交渉

 旅から戻る度に、あの館に「墓」も作ってやってたんでしょうか

 死体もない墓を、いつか自分もそうなるって思いながら

『でもよ! お前の記憶と同時に、あの男の思い出が入ってくる辺りからよ…!』

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 しろがねの記録に、“色”が付き始めるんだよ!(仲町)

色付く記憶
 他しろがねは“白銀の憎悪”が中核で、人形破壊こそ最優先でした
 彼女は、他人との関わりが希薄な人たちの中で育ち
 他人を見捨てながら生きてきた

 いつか自分が見捨てられる覚悟で、他人を見捨ててきたのか

 ところが! おぼっちゃまを「守ろう」とする戦いは
 彼女を変えてくれた

 奇しくもフェイスレスの言葉は正しくて、守る戦いで人間性が芽生えた

 更に、彼の予想を越えたのがナルミだったのね 

仲町『信じられるかよ! 90年間! どんな兵隊より長く戦ってきた、道具だった女が』

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 一日かそこらの記憶だけを! 何百回何千回と思いだしているんだぜ!

90年を越える1日
 これはしろがね恥ずかしい! 閲覧に立ちあわなくて正解です
 また仲町は、「兵隊」と言ってましたが
 フウ邸の男達か

 しろがねの凄惨な半生に、“軍人”だからこそ想う所があったのか

 戦う苦しさを知っている彼らだからこそ
 90年間も戦ってきた少女の苦しさが、何より理解できたんでしょうか

 ひどい人生だ…、と絶句してたら、後半シャイニングラブコメだった…!

 彼女は“たった1日そこら”なのに、大切にしているのだと

ヒロ『しかも、よっぽど大事に思ってるんだなァ~』

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 他の記録とは、キラキラ時代がダンチ! なら一肌脱ぐっきゃない!
 前回、「しゃあねえな~」って言っていたのは
 大切さ加減を知ってたから

 特に二人は、能面みたいな時代のしろがねも知ってますものね

 あのツラの下、こんな輝く乙女してたんだなァ…、と

仲町『男は、フェイスレスの宇宙ステーションに打ち上げられる』

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 そして…、もう戻ってこられない!

この一瞬の一回の為
 鳴海の任務は、フェイスレスから“ゾナハ病の止め方”を聞きだす
 しかし、もう戻ってこられないとも解っていた
 と

戻って…、これないの?(勝」

 しろがねは、たった1日をこうも大切に記憶してる
 1分1秒でも増やしてやりたいのね

 たった1分なんてと思わない、1日の重さを知ってしまったから

 しかしマサル! ここでまさかのダッシュッ!!

勝『鳴海兄ちゃん!

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 僕に強さを教えてくれた、僕を守って死んだと思っていた…!

あの扉の向こうに
 誤算は、勝の半生、だから生じた鳴海の重みを知らなかった事か
 勝にとっては、ただ“助けてくれた人”じゃない
 と
 
会いたかった…、会いたかったんだよ! 鳴海兄ちゃん!

 第1話、弱い自分は、迷惑かけずに死んでおけばと苦しんでた
 でも「助けを求めろ」と言ってくれた

 足掻いて足掻いて足掻きまくって、それでもダメならにっこり笑えと

 何も出来なくなっても、絶望すんなと教えてくれた

 だから勝は、生まれ変わる想いで“飛ぶ”事だって出来た

勝『鳴海兄ちゃん!

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 お前がナルミに会うのが、フランシーヌ様の為になると思うなら…会うが良い

旅の終わりに
 最後の一瞬を一緒に過ごしたい! 勝だって優るとも劣らない
 でも勝が、“しろがねの幸せ”を願うなら!
 それはやっちゃダメなんだ
 と

ごめん…! 僕…、自分のことばっかり考えてた…!(勝」

 そもそも、しろがねの為にと旅をしてきたのなら
 自分の為をやっちゃダメ

 頭で解ったことを、心に教え込む勝は本当に“強い”わ

 フェイスレスと、そこでも対になるのね…

しろがね『ボードヌイロケット発射場まで、60時間ほどで到着します』

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 寄ってくるなァ! …………で、機関部はどうなってる?

メイドさん仕事中
 恩人と想い人! しろがねを好きな勝が、必死に断念してた頃
 しろがね、なんだか鳴海の秘書みたいにしてます
 汽車の状況を説明

 曰く機関士の記憶をダウンロードした、“フウのオートマータ”が運転

 機関車なのは、電子部品がミノフスキー粒子でダウンして…
 もとい、微細な「ゾナハ蟲」が阻害する為!

 アナログ機械じゃなきゃ動かない、“人力”だからこそ機関車!

 なるほど、運転はオートマータがやってんのね!

鳴海『じゃあ…、この列車は…、オートマータ共の運転で動いてるのか…?』

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 冗談じゃねー!/でも、もうここまで来てしまいましたので!

やーいやーい!
 自動人形に仲間を殺され、子供達を不幸にされた。人形は全部壊す!
 そんな鳴海に、自動人形は猛毒なんです!
 アッハッハハハ!
 と

フウのやつめ…、バカにしやがって!!

 今頃フウの奴、あっかんべえして笑ってるに違いないぜ!
 きっとコロンビーヌも笑ってるさ!

 ティンババティもファティマだって、指さして笑ってるに違いねえ!

 やーいやーい、騙されたァ!

鳴海『……保存用のレトルトだか知らんが……、不味いな』

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 独り言だ! お前に喋ったんじゃねえ!!

しろがね大渋滞
 我慢した勝は、全身で我慢を表現! ちっこくなって寝ていました
 こういうとこ、子供だなあってホッとしますわ
 あるある
 で
 
すみません……

 いかにもな保存食と、作りましょうかというしろがね
 チャンス! これはチャンスです!

 が、もちろん鳴海が断わるから前に進まない!

 きっと一晩中、こんなノリだったんでしょうか

鳴海『ま…、お前のロールキャベツの方がマシだったけどな……』

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)しろがね
 ロールキャベツ?! 私達が初めてあった日に、作った料理…!?

)ナルミ
 だったら! …どうなんだよ?


)ナルミ
 お前の記憶を見たフウからも聞いたぜ
 お前はフランシーヌ人形とは無関係だと…

 でも、よ…

 それで、今の状況が何か変わるのか…?


 子供達、いや世界中のゾナハ病が治るとでもいうのか?
 俺が何かを思い出して…
 お前が救われたとして…

 それが何になる?


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 ロケット発射場についたら俺はシャトルで宇宙に居るんだ
 フェイスレスに、ゾナハ病の治し方を吐かせる為にな
 そして…、それきりもう帰れねえ

 そんな俺に…、お前は何を求めてんだ?

 記憶なんざ…、哀しいだけだぜ


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 ナルミの拒絶は、本当に、色んな気持ちがない交ぜになったものか

背を向けて
 記憶は戻っていた。そしてギイが見抜いた通り、“恋している”から
 彼の敵意は、しろがねに自分を憎んで欲しいから
 酷い奴だ、と思って貰いたかった
 もう会えないから

 その“舞台”を演じきれなかった! ギイが大爆笑してるさ!!

 病を止める為に散った仲間に、申し訳がない思いだとか
 自分が幸せになっちゃダメだとか!

 何より想いを受け入れたら、遺されるしろがねが哀しいだけだから

 記憶なんて残さない、憎まれて終わりたかった

 それでも彼女が好きだから、離れがたくて傍に居たのか

ハーレクイン『きーた~、きーた~、アレっすねェ~♪』

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 そういえばディアマンティーナは?(ハーレクイン)

最後の2+1+1
 残る敵、最後の四人カピタン・グラツィアーノは、後方から追撃
 フェイスレスの道化、と己を定義するハーレクインは
 彼の不在で「自由時間」

 バトルマニアのブリゲッラは、鳴海&アルレッキーノを前に大興奮!

 他方、ディアマンティーナはコロンビーヌに精神的敗北し
 ショックで姿を消したとか

 コロンビーヌ、あんた精神的には奴に勝ったぞ! 精神的大勝利さ!

 姿を消した彼女は、“愛”を確かめたいのか…?

ノリ『おい! 勝!! 起きろっ!!

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 オートマータ「レディ・スパイダー」、何故かフサエさんそっくり!?

彼ら専用の獲物
 前回での声、キャスト欄が妙だとは思っていましたが
 ヴィルマと因縁があったジェーン同様
 意図しての投入だった…?
 で

許せねえ…、あんなのがフサエそっくりなんてよう…!

 仲町サーカス、リーゼの宿敵もサーカス団の虎が実験素体
 優秀な団員は利用されてもおかしくない…?
 
 ギイのオリンピアが、アンジェリーナの死に顔を模してたのを思い出しますね

 蜘蛛が気になる姿でしたが、上のが重要だったのが

勝『僕もいく! もう一体いるみたいだッ!』

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 あいつは知ってる…! とっても強い奴なんだ!!

二つの戦い
 最後の四人、ザ・誇大妄想狂! カピタン・グラツィアーノも参戦
 ただディアマンティーナは、“綺麗が好き”を標榜し
 内心は、フェイスレスへの狂愛でした
 彼も何かあるのか…?
 
万に一つの勝ち目もねえ! だが、フウは出発前にこう言ったッ!(仲町」

 仲町サーカスに、フウは、たんと武器を持たせてくれました
 ギイが使ってたような銃火器
 へえと驚く量!

 これなら通じるハズですが、古人曰く、生兵法は怪我のもとってな!

 彼らの勝機は、サーカス芸にこそあるのね

“道化のフウ”『我々しろがねは、必ずサーカス芸を修行するのさ……』

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 それはオートマータが創られた、とおい昔の事情に関わってくるんだ…

芸人vs芸人
 基本、オートマータは愉快な奴ら、素敵なファッションには意味がある!
 彼らはふざけて、“フランシーヌ人形を笑わせる”為に
 創り出されたイキモノだから
 曰く

更に新しい芸を開発する事が、使命なのさ…

 ここに限れば愉快な話
 最古の四人以来、“種族”として芸を磨き上げていたんですね

 ピッカピカのツールツルによう!

 このハゲ!

フウ『何の武器も持たぬ人間のサーカス芸人に会ったとき、どうするか…?』

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 無意識に、芸人の技を学ぼうとしてしまうのさ
 自分の芸に、レパートリーを加えようと…
 奴らは注目してしまう…

 それこそ、本能のようなもので、やつら自身どうにもならない…

 その隙を狙えるのはしろがねだけではあるまい?


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 仲町サーカスが、本当の“芸人”ならば…!

必然性
 作中、しろがねがサーカスに入ってるのは違和感ある話でしたが
 必然性ある話だったと
 中でも

オレ達が、本当のサーカス芸人なら…!/勝つ、チャンスが…

 サーカスだからこそ勝機がある
 ただ逆に言えば、敵が“仲町フサエ”を継ぐ人形なら…?

 客を白けさせない為、命綱やマットさえ使わない。本物の芸人でした

 彼女は絶対的な? そして“越えるべき壁を越える”時…?

パンタローネ『我々もそろそろ…、か』

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)アルレッキーノ
 お忙しいところ、誠失礼ながら

)パンタローネ
 我ら、接近する敵の迎撃の為
 しばらく、お傍を離れる事をお許しいただきたく…、参上いたしました

)鳴海
 敵だと!?


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 二人は“最後の四人が来た”とは言わず、敵が来たと言うに留めます

最後の挨拶
 難敵だから。彼女に負担をかけない為、そう言ったんでしょうか
 また二人は、さっき「フランシーヌ様の為になるか?」
 と、勝に問いました

 そう解っていてなお、一言だけ断わって去っていく二人

 戦術的に必要だから
 というより、“挨拶がしたかった”よう思えます

 先代のフランシーヌ様には、出来なかったことですから

 邪魔してでも、これだけは言いたかったのかしら

鳴海『ようし、俺が行く!

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)アルレッキーノ
 自らの使命を忘れたか? 愚かなことを言うな

)ナルミ
 てめー! そんなこと言って裏切る気じゃあ?!

)アルレッキーノ
 ナルミ、お前は強い


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 お前と戦った私だから言える(アルレッキーノ)

だから旅立つのだ
 ここしばらく、妙に静かだったのは、城で理解したからでしょうか
 エレオノールは、自分達の主にはなってくれない
 自分達を憎んでいる
 と
 
我々がいなくなった後、エレオノール様を託せるのは、お前だけだ

 第29話で再登場した
 彼ら、めちゃくちゃテンション高くて笑っちゃいました

 でもしろがねが不遇な中、彼らの描写はありませんでした

 自分達が、迷惑をかけてると知ってしまったのか

しろがね『待て! ……今まで、お前達を敵だと考えていた』

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 仕方なきことでございます…(パンタローネ)

仕方ない
 彼らは“仕方ない”と理解してた。建前じゃなく本音に感じます
 明霞は、「彼らを連れ歩いてるから憎い!」と
 エレオノールを責めました

 同じような目に遭い、“彼女の為にならない”と理解したんでしょうか

 第29話冒頭から一転
 第30話ギイ回、第31話でも佇むばかりでした

 その答えは、“憎まれても仕方ない”と理解した事にあったのか

しろがね『だが! 今わたしの為に…、人間の為に戦おうとしている…』

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)しろがね
 私は解らなくなった…
 私が90年に渡って戦ってきたお前達に…

 今、何と言えばいいのか…

)アルレッキーノ
 難しきことではありません

)パンタローネ
 我々は…! あなた様の為に存在するのですから!


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 戦え! そして/勝て! …と!!(パンタローネ/アルレッキーノ)

彼らの幸せ
 このヒト達は、なんて幸せそうに、誇らしげに言うのでしょうか
 思うに、ずっとそう答えたかったからでしょうか
 私達はあなたの為に

 そして自分達に出来るのは、戦い、勝つ事。それだけだと

 出会った折、彼らはあれこれ世話を焼こうとし
 しろがねは迷惑がりました

 そしてフウ城では迷惑をかけた

 だから今、そうだ! “戦い、勝つ”! お役に立てるときなんだって

 自分達に出来ることが見つかった!と

思うに前回のヴィルマと同じなんじゃないでしょうか

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 弟が病にかかったとき、ヴィルマは治してあげることは出来なかった
 医者じゃない彼女が、最期、してやれるたった一つの事は
 得意のナイフで、頭のリンゴを射る事
 それだけだったのに

 でも躊躇い、しくじって、ずっと心のしこりになってしまってた

 きっと同様に、“彼らに出来る事”で、役に立てて嬉しいんだなって

求めるものは、「戦い勝て」と言ってくれること

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 しろがねは、“彼らは、自分と同じだ”と気付けた表情に思えました
 90年、戦って勝つことだけが求められてきた
 彼女も“兵器”だったから

 きっと、だから彼女は贈ったんだと思います

しろがね『では…!』

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)しろがね
 戦って…、勝ちなさい!
 そして…

 必ず戻って来なさい!


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)パンタローネ
 フランシーヌ様にご命令を賜った!

)アルレッキーノ
 ああ! 初めて「戦え」と!

 また会えるだろうか、不思議な気持ちにさせた、あの“笑顔”に!


)パンタローネ
 何の話だ?

)アルレッキーノ
 人間の娘の笑顔の事だ
 あの顔は…、そよ風に波立つ、湖面に映る星屑のように煌めいていた!

)パンタローネ
 そうか! 私はフランシーヌ様も入っていたという仲町サーカスに興味がある!


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 沈痛一変、今にも笑いそうな声で“未来”を語り合う二人!

彼らのやりたい事
 晴れ晴れ! こんな晴れ晴れした気持ちが、あったろうか!
 彼らは、戻らないつもりでした
 玉砕を決めてた!
 が

私もパントマイムを演じ、歌いたいっ♪

 きっと諦めは失せた! “戻ってこい”って言葉と共に
 彼女の命令を賜ったのだから!

 命令をください! たったそれだけでも、“想いが通じた”から

 欲しい欲しいと、言い続けた願いが叶った!

 想いが通じたのですから!

パンタローネ『私は、歌も歌えるんだ…♪』

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 たわいもない事。でも、長年一緒に戦ってきたから価値がある
 長年一緒で、話す価値もないと思ってきたことが
 今、素晴らしい意味を持った

 私達はこれからだ! 新しい、素晴らしい未来を掴もうぜ!ってね!

 死地だと解っていても、未来を信じれば笑って行ける!

アルレッキーノ『そうか! …その歌! 今度聞かせてくれッ!!』

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)パンタローネ
 ああ! いつか天幕の中でな!!


)カピタン・グラツィアーノ
 ハハハハ! レディ・スパイダーよ!
 中々の乗り心地だったぞ!

 私が勇敢にも! 単身であの汽車を止めてやろう!!


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 よおし野郎共! ドジ踏むンじゃねーぜ!!(仲町)

騎士の誉れ
 共にもう“戻れない”、解ってても“戻りたい”と約束するアルレッキーノ達
 他方、誇大妄想狂カピタン・グラツィアーノってば
 決闘できると嬉しそう!
 と

イチかバチか! 打ち込むぞッ!!(仲町」

 窓が開き、反対側に飛び出していくパンタローネ達も
 回りこんでくる勝もカッコ良過ぎ!

 圧倒的、“こりゃ勝てない!?”と絶望させる構図のレディ・スパイダー!

 だからこそ、命懸けの芸人達がカッコイイ!

感想追記

 人形壊して90年、パンタローネ達を受け入れたしろがね
 徐々に記憶が復元、だからこそ拒む鳴海          
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人形を壊す人形、しろがねの90年

00033
 飲んだのは、“本物のフランシーヌの髪”と、人形が溶けたアクア・ウイタエ

似たもの同士たち
 最古の四人、パンタローネとアルレッキーノと和解した彼女ですが
 その様は、鳴海が彼女を拒絶する様とそっくりだった
 と、今にして思います

 鳴海がしろがねを疑うように、“こっちを騙してるんじゃないか?”

 冒頭、仲町たちが見た90年に渡る死闘による疑いは
 死地に赴く様で解消に
 
 またパンタローネ達は、初期のしろがねとよく似てた気がします

 自己犠牲、世話をしたい、戦う事しか出来ないetc

 人形として育てられた彼女こそ、彼ら一番の理解者になれたのでしょうか

パンタローネ達に、擬似体液を与えたのはフランシーヌ人形なので…

00065
 フランシーヌ人形に意思を与えられた4体と、彼女を飲んだしろがね
 性格、性質的に似てても不思議がない面もあるんでしょうか
 彼女も世話好きでしたし

もう戻ってこられないから。しろがねを拒絶した鳴海

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00623
 上は14話での再会当初、下はギイに本音を見抜かれた

悪魔
 自動人形を壊す悪魔になる! そして、サハラで散った仲間への義理
 自動人形への悪意、その延長にある存在として
 エレオノールを憎んでた鳴海

 そこから立ち直れたものの、好きだからこそ傷つけたくないのね

 フウ城編以来、一緒のエレベータに乗ってきたり
 何かと距離が近かった鳴海

 今回も、しろがねの傍にいたかったのかなと思う回でした

しろがねの報告を受けつつ、「近寄るな!と怒鳴りつけた鳴海

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 近付けまいとしつつ、「…で? 機関室は?」と話を続けさせたり
 彼女と、可能な限り話したかったのかなー
 とかそんな感じ

 いわゆるツンデレ

 昔の白銀兄さんみたいに、デレッとしかけてたんでしょうか

公式ツイッターより


























































































2019年5月30日 からくりサーカス 第32話「暇乞い」

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 メイン脚本家・井上氏が担当

スタッフ
 脚本:井上敏樹
 絵コンテ&演出:吉田大輔
 作画監督:Joung Eun joung、Jeong Yeon soon、Kwon Oh sik、Ahn Hyo jeong
 アニメ制作:スタジオヴォルン
 原作:藤田和日郎/漫画/週刊少年サンデー 1997年|2006年
 制作協力:MARUアニメーション社

あらすじ
 仲町サーカスと再会した勝は、同じ列車に鳴海がいることを知る。
 しかし、すぐに会いたいと思う勝の前に、アルレッキーノとパンタローネが立ち塞がる。
 一方、エレオノールへの憎しみを抱き続けている鳴海だったが、その記憶は徐々に戻り始めている。

次回、仲町三人vsレディ・スパイダー。仲町一家の“芸”が光る…?

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 次回ハーレクインと戦うパンタローネ、めっちゃ笑うようですが…?

嬉しい楽しいパンタローネ!
 命令して下さい、そう言った時点のアルレッキーノ達は
 死を覚悟し、捨て駒になる覚悟をしてたようでした
 でも「命令」を貰って変わった

 命令して! ただそれだけだけど、“自分達の気持ちが”通じた

 今までそれすら貰えなかったから
 月虹には、「鏡のように手を伸ばして欲しい」とあります

 鏡のように同じ想いになる、その一瞬の一回の為なら! 燃え尽きてみせる

 まんま彼らじゃないか! ねえパンタローネさん! アルレッキーノさん!
 
 次回、からくりサーカス 第33話

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アニメ版 うしおととら 感想 2015~2016年

 第壱話「うしおとらとであうの縁」
 第弐話「石喰い」
 第参話「絵に棲む鬼」
 第四話「とら街へゆく」
 第伍話「符咒士 鏢」
 第六話「あやかしの海」
 第七話「伝承」
 第八話「ヤツは空にいる」
 第九話「風狂い」
 第拾話「童のいる家」
 第拾壱話「一撃の鏡」
 第拾弐話「遠野妖怪戦道行~其の壱~」
 第拾参話「遠野妖怪戦道行~其の弐~」
 第拾四話「婢妖追跡~伝承者」
 第拾伍話「追撃の交差~伝承者」
 第拾六話「変貌」
 第拾七話「カムイコタンヘ」
 第拾八話「復活~そしてついに」
 第拾九話「時逆の妖」
 第弐拾話「妖、帰還す」
 第弐拾壱話「四人目のキリオ」
 第弐拾弐話「激召~獣の槍破壊のこと」
 第弐拾参話「永劫の孤独」
 第弐拾四話「愚か者は宴に集う」
 第弐拾伍話「H・A・M・M・R~ハマー機関」
 第弐拾六話「TATARI BREAKER」
 第弐拾七話「風が吹く」
 第弐拾八話「もうこぼさない」
 第弐拾九話「三日月の夜」
 第参拾話「不帰の旅」
 第参拾壱話「混沌の海へ」
 第参拾弐話「母」
 第参拾参話「獣の槍破壊」
 第参拾四話「とら」
 第参拾伍話「希望」
 第三十六話「約束の夜へ」
 第三重七話「最強の悪態」
 第三十八話「最終局面」
 最終回「うしおととらの縁」


 双亡亭壊すべし 1巻“壊れずの家”。
 双亡亭壊すべし 2巻“侵入”
 双亡亭壊すべし 3巻“更衣室”
 双亡亭壊すべし 4巻“真相は星にあり”
 双亡亭壊すべし 5巻“笑うしかないのじゃ”
 双亡亭壊すべし 6巻“お願いだから”
 双亡亭壊すべし 7巻“だから私は”
 双亡亭壊すべし 8巻“わたし達は怖いのだ”
 双亡亭壊すべし 9巻“タコハが見たモノ”
 双亡亭壊すべし 10巻“双亡亭壊すべし”
 双亡亭壊すべし 11巻“脱走事件”
 双亡亭壊すべし 12巻“泥努誕生”

からくりサーカス 感想 2018年10月~2019年 公式ツイッター

 からくりサーカス 第1話「開幕ベル」 月虹
 からくりサーカス 第2話「約束」
 からくりサーカス 第3話「奈落」
 からくりサーカス 第4話「コラン」
 からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」
 からくりサーカス 第6話「地獄」
 からくりサーカス 第7話「Demonic」
 からくりサーカス 第8話「一瞬の始まりと終わり」
 からくりサーカス 第9話「記憶」
 からくりサーカス 第10話「フランシーヌ」
 からくりサーカス 第11話「ファンファーレ」
 からくりサーカス 第12話「「顔無し」司令」
 からくりサーカス 第13話「ルシール」
 からくりサーカス 第14話「夜更けの海」
 からくりサーカス 第14.5話「幕間~そしてまた開幕ベル~」
 からくりサーカス 第15話「はじまりの場所」
 からくりサーカス 第16話「出会い」
 からくりサーカス 第17話「訪れし者」
 からくりサーカス 第18話「微笑」
 からくりサーカス 第19話「影の正体」
 からくりサーカス 第20話「黒い太陽」
 からくりサーカス 第21話「銀色の女神」
 からくりサーカス 第22話「「ハリー」へ向かう!!」
 からくりサーカス 第23話「悪魔再び」、第2期OP「ハグルマ」歌詞、第2期ED「夕立ち」歌詞
 からくりサーカス 第24話「脱出へ」
 からくりサーカス 第25話「モン・サン・ミッシェルにて」、第3期OP「Over me」、第3期ED「月虹 2番」
 からくりサーカス 第26話「アニマル・ショウ」
 からくりサーカス 第27話「転送(ダウンロード)」
 からくりサーカス 第28話「ぶたちゃんはあるいていった」
 からくりサーカス 第29話「しろがねのやったこと」
 からくりサーカス 第30話「Pieta」
 からくりサーカス 第31話「黒の流星」
 からくりサーカス 第32話「暇乞い」
 からくりサーカス 第33話

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