公式サイト どろろ 第18話 感想 無常岬の巻 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 20時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
どろろの財宝、百鬼丸・兄弟対決に一区切り。二人は“将来”を考える

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あっちで父に会っても、今度はケンカしないでよ、とイタチを弔ったどろろ
 両親を失った事件さえ、“ケンカ”だったと済ますのが優しい
 当時、ただ意見が食い違っただけで
 憎みあった訳じゃないから

 ただ“マシなところ”を目指し、どろろを庇った。憎めない男でした

価値観
 己の腕を食わせたしらぬいと、鮫を殺し身体を取り戻した百鬼丸
 そりゃ“しらぬいの価値観”じゃ、とても滑稽だったろうし
 多宝丸が、常人より白い炎と描かれるのも
 彼の生真面目さを感じます

 鬼神討伐ではなく、どろろを迎えに来た! そりゃ泣くさ!!

どろろ 18話 感想

 どろろ 第18話「無常岬の巻」
 冒頭「夜明け前」    
 Aパート「しらぬいの価値観」
 迎えに来た
 九つ目
 多宝丸の炎  
 Bパート「醍醐軍、上陸」
 こっちも、どかん!
 何故? 鬼神・百鬼丸!!
 イタチが行きたい場所
 しらぬいの土産
 イタチの終着点
 あっちでおとっちゃんと会っても   
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 次回予告(公式予告によるネタバレあり)。
 これまでの感想

やらせない! 百鬼丸の「大事」を感じる回だった!!

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 第2話の鬼神・万代の驚きから、百鬼丸はホントは死んでたハズ

どろろの為に
 よって百鬼丸の場合、死んでも約定は果たされるようです
 陸奥たちは、主と民の為、百鬼丸を殺そうとしますが
 多分、これが新たな動機に

 今回、与(くみ)する者も殺すと言われ、「やらせない」と叫んだ百鬼丸

 彼は、「(俺に与する者)どろろはやらせない」
 と言ったんだと思います

 どろろを𠮟り(?)、迎えに来て、彼女の為に戦い、手を差し出した

 百鬼丸の「どろろ想い」炸裂回だった!

鯖目編から続いていたぎくしゃくは、こうして解消に

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 迎えに来てくれると思ってなかったらしく、泣いて強がるどろろが可愛い

あらすじ
 どろろを迎えに来た百鬼丸は、鬼神・二郎丸を倒し左足を奪い返す
 しかし、百鬼丸を追って醍醐軍が島に押し寄せ
 イタチは“金が奪われる”と慌てた

 百鬼丸は“何故”と多宝丸に問うが、やがて敵だと結論する

 戦いの中、しらぬいが二郎丸達への“土産”に爆薬を使い
 イタチは死亡、醍醐軍は撤退

 どろろは遺産を見つけたが、使い道を考えつかず島を去る

 次回、どろろ 第19話「天邪鬼の巻」

前々回、どろろは大事な背中を暴かれてしまった

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 前回、百鬼丸は「おっかちゃん」と再会し愛情を満喫した
 おっかちゃん=寿海は、百鬼丸の未来を悲観したが
 どろろが、百鬼丸を孤独から救い
 人に留めるかもと諭す

 どろろを追い、百鬼丸は別の村で船を借り岬を目指すが…?

 他方、多宝丸も覚悟を固めて迫っていた

しらぬい『あいつら…、皆殺しにしてやる…!』

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 ちょうど大鮫・二郎丸をけしかけた頃、百鬼丸も向かってたと

夢の元手
 前々回、どろろはイタチに捕まり、遺産の地図を暴かれてしまいます
 侍だけを襲う、特殊な野伏を率いていた父の願いは
 農民が自ら立つ事

 生活や自分達だけでなく、農民みんなが戦う“元手”

 対し、イタチは“自分が成りあがる”金として求めてた
 どろろは渡したくない!

 母が餓死してまで温存した、大切な夢の元手なんですものね

 どろろが庇ったしらぬいは、今回も軸となる男!

家来『おかしらぁ? ホントにその地図、合ってるんスか?』

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 しかしどろろの願い虚しく、イタチは隠し場所を発見する

再起へ
 イタチとて遊んで暮そうってワケじゃなく、狙いは元手
 もう一度、成りあがり再起するカネが欲しい
 視野が広い!

 その日暮らしが当たり前な社会で、明日を夢見てるのは凄い

 ただ、侍だけを狙って報復を受けた火袋を反省し
 彼はたぶん民衆を襲った気がします

 墓を暴いたように、生きる為に何でもする人よね

しらぬい『お前達さえいれば、他には何もいらない…!』

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)しらぬい
 お前達さえいれば、他には何もいらない…
 お前達は何も恐れない…
 何にも縛られない

 強くて、美しい…


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 それに比べて本当につまらない。…人間なんて!

おっかちゃん
 飢えた彼らに、自ら腕を食わせてやるほど鮫を愛するしらぬい
 鮫を愛し、人の虚しさを知っているからか
 人に価値を感じない

 幼い彼に、きっと“価値がある人”だった母さえ死んだ

 腕を食わせるのも、人々を食わせてしまったのも
 人は無価値と思ってしまったからか

 価値が劣る、つまらないものだから、鮫に食わせて何が悪い!

 罪悪感なんて、あるハズなかったのね

しらぬい『二郎丸ゥゥゥウウ!

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 やっぱり…、完璧だぜ。お前達はさあ(しらぬい)

お前達
 共食い二郎丸!? しかし、しらぬいは“やっぱり”と改めて感動します
 曰く、大鮫たちは人を食うたびに大きくなり
 際限なく巨大化したそうな

 共食いし怪物化、それさえ感動でしかなかったのか

 或いは、人を食ってもデカくなるだけだった
 でも相棒を食うと怪物化した

 やはり鮫は人以上なんだ、と再確認したんでしょうか

 鬼神鮫・二郎丸、本領発揮へ!

しらぬい『お前達の前じゃ、人間なんざ ただのエサだ! 思い知らせてやれ!!』

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 わざと外したのかと思いましたが、別にそんな事なかったらしい

ただのエサ
 しらぬい、前回でどろろに命を救われていますから
 正直、助けたのかと思いました
 が、違う!

 明らかに食わせようとしてる! 運が良かっただけだった!?

 人はただのエサ
 殺しても、庇ってくれても何も感じないのね

 そもしらぬいは、“人”である自分に価値を感じていないのか

 彼に何をしても、彼自身が無価値だから関係ない!

どろろ『…あ……?』

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 あに…、…き…、どうして…?(どろろ)

鬼神
 逆光は正義! どろろ、と力強く名を呼んで駆けつけた百鬼丸!
 じんわり、泣き出してしまうどろろ…
 と

あんな壊れかけ、お前の敵じゃねェや!(しらぬい

 また絶体絶命の時、咄嗟に「兄貴」とか叫ぶのがセオリーですが
 どろろは誰の名も呼びませんでした

 どうして?と心底驚いていたようです

 第15話(鯖目編)後、「彼女から」離れていったからでしょうか

しらぬい『醜い人間なんざ、ブッ殺してやれ!

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 竹の義足側に食いつかれ、さっそくへし折られる百鬼丸!

決着
 まともに走れない百鬼丸、ところが折れた側を“ねじ込み”!
 深く、二郎丸の目に身体を固定します
 これはひどい!

 すると二郎丸、百鬼丸に攻撃手段がなくなったらしい

 後は一方的で、百鬼丸に斬りまくられ苦悶
 脳天へ深い一撃で決着へ

 ぐるぐるねじ込む百鬼丸、苦悶する二郎丸! 作画スゴい!

 しらぬい、尻尾でフッ飛ばされた!

どろろ『兄貴ーーーーーっ!

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「………迎えに来た(百鬼丸」

お𠮟りの時間
 百鬼丸の表情! 無言でつねったのは、“𠮟った”んでしょうか
 からの、寿海にもやった頭ぐりぐり百鬼丸!
 親愛表現!
 と

な、ならもっと早く来てくれよ! オイラ一人で、すっごく大変だったんだからな!

 鯖目領を滅ぼした時、ないがしろにされた気がしたどろろ
 でも彼が迎えに来てくれた!

 鬼神以上に、自分を気にかけてくれたのが、心から嬉しいのか

 強がるどろろ、めっちゃ可愛いじゃあねえか! 

義足がなかった兄貴、抱きつかれた勢い+αで、転倒…ッ!

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 あいつ、足をもってたんだ!(どろろ)

9つ目
 展開上やはりというか、戻ってきたのは左足でした
 まず右足を取り戻し、始まった旅でしたから
 両脚が揃った事になります

 これで12の内9つ、おそらく右腕・左腕・両眼を残すのみに

 フラつく百鬼丸を支えるどろろ
 さっそくエモい…

 そりゃあ確かに、「足」がイキナリ戻ってきちまったんだ!

 俺だってフラフラすると思うッ!

『ははは…、くだらねえ………』

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)しらぬい
 そんなにしてまで…
 二郎丸まで殺して…
 わざわざ人間の身体なんか…、何になるってんだよ…

 んなもん…、取り戻してよォー……


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 …アニキ! こうしちゃいられないんだ、イタチ達が!!(どろろ)

価値観
 これもまた“何で取り戻す”か。そりゃ彼には不思議でしょう
 しらぬいは、自分の腕さえ鮫に食わせた
 鮫の方が尊いのだから

 鮫に腕を食わせたしらぬいと、殺して足を取り戻した百鬼丸

 皮肉や強がりの類じゃない
 しらぬいには、心底不思議だったのか

 価値観の違いなのね

 それは、続いて現れた者らと似た疑問だったのかも

『おかしらぁ! こっから中に入れそうですぜっ♪』

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 宝を見つけたイタチと、「部下」の意識差がモロに出たシーン
 部下たちの発想は、「長者だ」「都で遊ぼう!」と
 その日暮らしでしかない

 こっちが「普通」、成りあがる元手と考えるイタチは、特殊なのね

 火袋みたいな理想主義でもなく、現実的な未来を見るイタチ

『おい! 奥に何かあるぜ!』『お宝に違いねえっ♪』

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 いくじのねえ奴は、とっとと帰れ!

肝:A(超スゴい)
 この時代に爆薬!? 埋め火!? 火袋、時代の最先端かよ!
 部下はブルッちまいますが、イタチは気付きます
 地図の印は罠を示してたのか
 と 

宝を手に入れるか、罠にかかっておっ死ぬか! 二つに一つだ!

 そりゃあ確かに「仲間」をイキナリぶっ飛ばされたんだ
 衝撃を受けるのは当然だ!自分まで「爆破」されるかって思えるんだからな

 俺だってヤバイと思う!

 しかし「宝」を手にしなきゃ、「栄光」をつかめねえ!

 部下を叱咤するイタチ、肝が超スゴい!

イタチ『ン…? なんだありゃ』

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 兄貴…、あれって……(どろろ)

白い炎
 多宝丸率いる、醍醐軍船団が襲来
 印象的なのは「白さ」か
 炎が白い…

 多宝丸は普通より白く、綺麗な炎をしているんですね

 彼の動機は、あくまで民の為なんだ
 と改めて解ります

 忠臣である陸奥、兵庫以上に白いのだからたいしたもの

 やっぱ、イイヤツなのよね…

陸奥『他にも多数、入り込んでいる者がいるようです』

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 おそらく、野盗の類かと…(兵庫)

攻撃目標 全破壊
 前回、百鬼丸“一味”と呼んでいた醍醐勢ですが、誤認はしていなかった!
 しかし野盗もまた、領民を脅かす者たちなんですから
 と 

一人たりとも生きて帰すな! 全軍、進め!!(多宝丸

 イタチ、とんだとばっちり!
 もっとも彼はリスク的に、民を襲うタイプだろうけれど!

 またさっきから、イタチ部下の志も低い

 いずれにせよ、宝を手にしたら瓦解してたのかもしれません

手下A『まさかアイツら、俺のお宝を横取りするつもりじゃねーよな…』

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 二郎丸、三郎丸…、オレたちはどこまでだって一緒だ…(しらぬい

第四勢力
 仲間割れの気配を見せていたイタチ達、あっさり見つかり殲滅へ
 この状況で、声を荒げてケンカしたんですから
 そりゃ見つかるさ! 
 他方

もうちっとだけ待っててくれ…、たんまり土産、持ってくからよォ…(しらぬい

 醍醐勢も、装備がめちゃくちゃ良いです
 親父さん心配してるのね…

 景光は領地に何が起こるか解らず、離れられないのでしょうし

 元は、食い詰め農民中心らしいイタチ隊では歯が立たず

どろろ『あっ……、イタチ!?』

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 既に船も発見され、浜辺は醍醐勢が押さえた状況の為
 どろろは、隠れてやり過ごそうと提案します
 が、イタチ達と合流へ

 イタチは当然、宝を狙いにきたのかと笑います、が

どろろ『言ってる場合かよ! 宝なんてどうでもいいから逃げねえと!?』

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どかんっ、…こっちも。どかんっ!(百鬼丸」

瀬戸際
 百鬼丸のジェスチャアが可愛い。てっきり仲裁かと思いきや
 彼がアイデアを提示するとは思わなかった!
 で

兄貴、なに言ってんの?/いや…、上手く行くかもしれねえぜ

 どろろは逃げようと言いますが
 侍の狙いを知らぬイタチ、宝を奪われたらと気が気じゃない

 こんだけ大軍、まさか一人を殺そうとしてるとは思わんですよね

 宝を、侍に奪われるかの瀬戸際だと

偽・醍醐兵『た、たすけて…、やつら…、火薬を…、もって……』

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 チッ…、別働隊の連中も呼び戻せ! 急ぐぞ!!(部隊長)

囮作戦
 策とは、火薬爆発で警戒させ、上に集中したところで逃げる作戦
 イタチも「逃げ」を選んでくれた!
 と

囮とバレたら、すぐに戻ってくる!(イタチ

 イタチ、ずっと矢が刺さりっぱなしで痛そう
 抜いたら血が出ますものね

 止血出来るまで、敢えて抜かないらしい

 つくづく肝が据わったオッサンですわ

イタチ『今のうちに、浜に出るぞ!』

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 我が醍醐の国に仇為す鬼神、百鬼丸!(多宝丸)

何故
 策はバレバレだったのか、多宝丸は腹心たちと待っていた!
 百鬼丸、「タホーマル」と認識し交戦へ
 が 

鬼神に与する者共々、ここで成敗する!/何故!?

 何故、と問い続ける百鬼丸とブレない多宝丸
 ブレなさは兄そっくり!

 どろろを振り切る百鬼丸と、突っ込んでくる多宝丸

 鏡合わせ、行動もそっくりだよ!

兵庫『うおおおおお!

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 今のうちだ、ズラかるぞ!/けど兄貴が!?

別離
 以前と違い、陸奥、兵庫と積極的に連携する多宝丸
 かつて、自分は強いと思っていた彼じゃない
 勝利へ最善を尽くす多宝丸
 と

このままじゃどのみち全滅だ! ズラかるぞ!!(イタチ

 心配するどろろを、引っ張ってったイタチ
 見捨てないのが親心

 利害の上で、もう見捨てても良かったのにそうしなかった

 状況が悪いだけで、イタチもどろろ想いなのよね

百鬼丸『違う…、この前とは…、何故…?』

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)陸奥
 若は醍醐の国の後継!
 民の命と、国の行く末、その全てを背負っておられる!

 覚悟が違うのだ!



)百鬼丸
 何故、俺を…、殺す!?

)陸奥
 貴様が生きているだけで、醍醐の国は厄災に見舞われ続ける!
 貴様は、我ら醍醐の敵だ!


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 後ろから来た矢を、切り払う百鬼丸! 作画もスゴい!!

折られた刀
 見違えた多宝丸、そして何故、己が狙われるのかという何故
 醍醐にすれば、元々百鬼丸は死んでいたから。
 第2話、鬼神・万代が驚いたように
 ホントは死んでいた

 百鬼丸は本来、死んで約定が果たされるはずでした

 生き延び、鬼神を殺し続ける百鬼丸は
 醍醐にとっては敵!

 しらぬいにとって、人が鮫のエサでしかないのと同じ

 価値、“どっちが大事か”って話だった気がします

どろろ『ちきしょう! どっか隠れられる場所…』

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 部下が全滅したイタチ勢、ある意味では良かったのかもしれません
 これで、もう「宝」を知る者は今度こそいなくなった
 おそらく!

 そしてイタチ、逃げたハズが「宝の場所」にたどり着くことに

 逃げよう、と言ったどろろは呆れますが…

どろろ『イタチ! もう諦めなよ!?』

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 これがあれば、俺たちは…、もっとマシなところに行けるんだ…!

叶うなら、遠くまで
 奇しくも火袋と全く同じように、刀を投げて足掻いたイタチ!
 彼もまた、ただ“もっとマシなところへ”
 それだけだった

 皆を救いたいと、自ら苦境を選んだ火袋とは確かに違う

 けれど、イタチの願いは切実で
 とても憎めません

 作中描かれてきたように、どこもかしこも荒れ放題な時代

 だからこそ彼は、“マシなところ”へ行きたいのね

『ここで終わらせる!』『討ち果たす! 貴様も、貴様に与する者は全て!!』

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 あー、どうすりゃ良いんだよあにきー!?(どろろ)

こうするのさ!
 答えは質量攻撃でした。どろろが、たまたま背にしたお地蔵様
 ドミノ倒しで、兵士達に落ちていった!?
 こりゃひどい!

 さすが! お地蔵様は子供の味方なんですね!!

 兵士達には気の毒ですが
 正直、この展開にはちょっと笑ってしまいます

 また陸奥が、覚悟を決めて叫んだのが事態を変えました

 変えたのだと、私には思えます

兵庫『若、とどめを!

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 敵…、お前達は…、俺の! やらせない!!(百鬼丸

やらせない
 攻勢で「やらせない」と叫んだのは、どろろを指してた気がします
 陸奥が、「貴様の仲間も殺す」と叫んでしまったが為に
 どろろをやらせない!と奮起!!
 対し 
 
その左腕の刀もヘシ折ってやる! 百鬼丸ッ!!(多宝丸

 もう「兄上」とは呼ばない
 この兄弟、どっちも覚悟完了っぷりがそっくりじゃないか!

 寿海に言われたとはいえ、百鬼丸、“どろろの為に戦う”が明確化した!!

 アクション! 鯖目編で温存された作画がここに!!

イタチ『どろろ…、頼む…、俺に、一度だけ、カネを拝ませて…、くれ…!』

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 お前たち皆…、二郎丸と三郎丸のところへ行け…!(しらぬい

大事なもの
 この世で最も大事なもの、愛鮫を失ったしらぬいは爆薬に点火
 爆薬は、火縄と一緒に置いてあった描写があるので
 きっと遠隔着火だって出来た

 しかししらぬいは自害を、イタチもどろろをかばう事を選びました

 百鬼丸も、起き上がるや真っ先にどろろを探します
 皆、大事なものを優先したのね

 またしらぬい、地元民だから“爆薬”を知ってたのかもしれません

 イタチ、咄嗟の判断が男前すぎんよ!
 
多宝丸『兵庫? …兵庫!?

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 地すべりで岩に打たれたか、巨漢・兵庫が重傷に
 以前、蟹退治といい危うい人です
 やはり危機は彼からか

 あの時、百鬼丸に救われた彼が、こんな目に遭うのも皮肉

 と思いきや、生きてはいるようです

イタチ『カネ…!』

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 ああ…! はははっ…、あった…、あったぜ…、俺の…、カネ…!

終着点
 金を手にして、もっと幸せになりたかったイタチ
 最期、「やった!」と幸せに逝けたのは
 せめてもの事だったのか

 というか父、思った以上に莫大な富を抱え込んでおった…

 ただもし、少なかったらイタチはガッカリしたでしょうし
 これで良かったのか

 ちなみに大判は、16世紀(1500年代)の登場とされます

 イタチ、やはりここで死んでしまうのか…
 
追撃を諦め、撤退してゆく醍醐兵達。兵庫は生存か

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 兵の消耗に加え、道が崩れ、陽も落ちてしまった為か

醍醐撤退
 息絶えた二郎丸、何か描写があるのかと思いきや
 単に、亡骸を描いただけだったようです
 事件後の余韻

 しらぬいもまた、爆風が激しすぎて原型を留めたまま岸に

 最期は、いつか魚のエサになっていくのか
 彼らしいかもしれません

 死屍累々、財宝探しと“兄弟対決”に

 落日に旅立つ醍醐勢、彼らの今後そのものを思わせ不穏

どろろ『…あっちでおとっちゃんと会っても、今度は喧嘩しないでおくれよ…』

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 イタチに裏切られて以降が、どろろにとっては転落の始まりでした
 しかし、彼女にとっては「ケンカ」でしかなかった
 優しい子です

 ただ考え方が違っただけ、憎みあったわけじゃない。ケンカだと

 これを見ていた百鬼丸、何を学びとるのか

どろろ『…オイラには、こいつの使い方が解んないからさぁ…、今はまだ』

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 おとうちゃん、おっかちゃん…、もうちょっとだけ待ってておくんな

月夜行路
 当座の軍資金だと、ちゃっかり幾ばくかは持っていきましたが
 今はまだ、百鬼丸の手をとって
 彼の手を引いて歩くと

 ただどろろは、“世を動かすデカい力の源”を自覚

 以前と違い、より真剣に将来を考え始めたようです
 前回の百鬼丸同様に

 これからどうすべきか、二人とも具体的な未来象はありません

 月灯りの暗闇、彼らの未来を暗示しているよう

感想追記

 それぞれの「大切」
 迎えに来た兄貴
 12の部位から、9つまで回復! 残るは3つ!!
 イタチ、死す        
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しらぬいと鮫、イタチと未来、多宝丸と民。それぞれの「大切」


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 寿海は日頃から、こうやって百鬼丸を可愛がっていたのかしら

大切なもの
 境遇上、鮫を尊んだしらぬいを通じ、“大切”を描いた回だったよう思えます
 それぞれ大事なものがあり、傍目には異常や強欲に見えても
 自身にとっては、譲れない大事なもの

 同じく百鬼丸にとっても、どろろが大切なのだと明確に

 寿海に言われたのも大きな要因
 とはいえ鯖目編、鬼神以外に頭にないと言わんばかりだった百鬼丸

 それを踏まえて、「どろろが大切だ」と踏み込んだ

 彼も変わった、って感じる回だった気がしました

「迎えに来た」。ごく当たり前の事も、百鬼丸あにきが言うと重い…!

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 言われたどろろが、ぽかんとしてたのが印象的で

優先順位
 どろろ、“迎えに来る”なんて、思ってもみなかったんだろうなって
 彼女視点、天地がひっくりかえる想いだったのでしょうか
 兄貴が迎えに来た!

 鬼神を倒す以外に考えない彼が、“寄り道”してくれたんですから

 結果的に、二郎丸という鬼神と遭遇しましたが
 あくまで「迎えに来た」

 どろろが一番、鬼神が二番だった! そりゃ驚くよ!

 3時のおやつは文明堂ですよ!

どろろにとって、「お迎え」という事

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 恋心というか、親を亡くし、天涯孤独になってしまったどろろにとって
 自分を迎えに来てくれる、居場所になってくれる人がいる
 家族が出来て嬉しかったのかなって

 今までも道連れでしたけど、百鬼丸は見ての通りの人だから

 彼が自分を大切に思ってくれた、ってスゲーびっくりだと思う!

同様に、今回の作中で言えば

00676
 火袋達を裏切ったイタチが、最期の最期ではどろろを庇ったこと
 彼の行動指針じゃ、「自分」が一番なハズです
 だから仲間も裏切ったんですし

 既に瀕死だったとはいえ、彼でさえ最期にはどろろを庇ったんだって重い

 誰でも優先順位があって
 でも時に、覆す姿って素敵だと思います

 火袋を裏切ったのも、「このままじゃ未来がない」って悩んだ末なのでしょうけど

第15話以来の回復、9体目撃破! 9/12を回復へ

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 8つ目は「左足」。十二の鬼神のうち、9体まで打倒へ

時系列順
 0.第1話…、頭/菩薩様が守護(第17話で、頭と判明)
 1.第3話…、右足/無名鬼神
 2.第1話…、皮膚/泥鬼…醍醐領に水害
 3.第2話…、神経/万代…、酒井氏が同盟を破棄(アニメ誌で神経と明言)
 4.第4話…、聴覚/似蛭…干害
 5.第5話…、声帯/蟻地獄…干害
 6.第8話…、嗅覚/残され雲
 7.第13話…、なし/九尾…、※部位は「頭の鬼神」へ
 8.第15話…、背骨/マイマイオンバ
 9.第18話…、左足/二郎丸

 12の鬼神“9体目”撃破し、8つ目を奪還! 9/12まで回復へ

 足のパターンから、残るは右腕・左腕・両目か

九尾を倒した分は、まず間違いなく「頭を奪う予定だった鬼神」へ

00003
 少々ややこしいのがここで、9体を倒して8つを奪還
 本来、“頭の鬼神”は倒さずとも良かったんですが
 部位が移ったため撃破必須に

 物語的には、最後に両眼が戻ってどろろを見るオチか

 ED映像や旧作的に、数年後になりそうな雰囲気も

どろろの人生、人格に大いに影響を与えた男・イタチ死す

00405
00411
 仲良しか! わかった この話はやめよう ハイ!! やめやめ

イタチ
 どろろのたくましさは、間違いなく彼に似たんじゃないかってイタチ
 公正明大、海の男!って感じだった火袋というより
 性格的に近い気がします

 もちろん“優しさ”って点は、間違いなく両親側から受け継いだものでしょうけど

 でも第1話で、人足たちから荷物を奪って開き直った辺り
 イタチっぽいと思います

 或いは人道的に“なった”、イタチ似から両親へ、地が出てきたのかも

 昔のどろろは、優しさ、タダ働きする余裕なんてなかったでしょうから

生きる為には何でもする! 襲う、裏切る、墓だって暴く!!

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 これがあれば、俺たちは…、もっとマシなところに行けるんだ…!(イタチ)

イタチごっこ
 火袋流に先がなかったのも、侍側が出世の近道だったのも確かと思います
 もちろん侍にも裏切られるも、“火袋を裏切りつつ身を立てる”のは
 火袋が、個人としてめちゃくちゃ強かったのもあり
 侍につくのが最善に思えますし
 
 ただ、より良い未来、“もっとマシなところに行きたい”だけだった

 かつて、住んでた村を襲われて襲う側になり
 裏切って裏切られて

 人生自体がいたちごっこみたいだった、手塚先生皮肉なネーミング

 最期に、純粋な善意でかばってくれたのが彼らしいと思いました

余談、宝探し中にチラッと描写された「開墾」

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 前々回の昔話の時、火袋が開墾させ、失敗してるらしい描写が
 作中、ちょうど応仁の乱以降で急激に治安が悪化し
 おまけに天災で自活も難しい

 そりゃ醍醐、鯖目だって鬼神の力を借りるかな…、とも思いますわ

※第1話・醍醐は、富樫政親の配下(1488年没)
 応仁の乱は1467年で、織田信長の上洛は百年後の1568年

 銀閣寺は1482年造営開始

公式ツイッターより


























































2019年5月13日 どろろ 第18話「無常岬の巻」

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 MAPPA社制作、鯖目編などの吉村女史脚本

スタッフ
 脚本:吉村清子
 絵コンテ&演出:大峰輝之
 作画監督:加藤雅之、若月愛子、柳瀬譲二、冨永拓生、佐野誉幸、山口仁七
 総作画監督:岩瀧智
 アニメ制作:MAPPA手塚プロダクション
 原作:手塚治虫(1967年 - 1969年)
 制作協力:-

あらすじ
 サメの鬼神が咆哮を上げ、身動きの取れないどろろに襲いかかる。その頃、岬には多宝丸の率いる軍勢が迫っていて…。

トップに戻る/以下、公式あらすじよりネタバレ

次回、温度差!? 今週と、強烈な温度差が視聴者を襲う!

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■次回あらすじ
 どろろと百鬼丸は折れた刀を直すため、宗綱という刀鍛冶が住む村を訪れる。宗綱の家に向かうと、娘のおこわの出迎えを受けるのであった。


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 ひきずられる百鬼丸! ちょっとアニキ可愛すぎない!?

次回かわいい!
 刀を折られたので、打ち直してもらうという寄り道的クエスト
 ですが、百鬼丸ってば祝言あげられかけてない!?
 兄貴ご結婚!?

 また天邪鬼(あまのじゃく)とは、多数派と逆をする、素直じゃない人のこと

 今回は、元ネタとなった民話の小鬼のようですが
 彼女の正体が小鬼なのかしら

 お客様の中に、ゴブリンスレイヤーの方はいらっしゃいませんか!

 次回、どろろ 第19話「天邪鬼の巻」
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どろろ 感想 2019年1月 公式ツイッター

 どろろ 第1話「醍醐の巻」
 どろろ 第2話「万代の巻」
 どろろ 第3話「寿海の巻」
 どろろ 第4話「妖刀の巻」
 どろろ 第5話「守り子唄の巻・上」
 どろろ 第6話「守り子唄の巻・下」 OPテーマ「火炎」歌詞
 どろろ 第7話「絡新婦の巻」
 どろろ 第8話「さるの巻」 EDテーマ「さよならごっこ」
 どろろ 第9話「無残帳の巻」
 どろろ 第10話「多宝丸の巻」
 どろろ 第11話「ばんもんの巻・上」
 どろろ 第12話「ばんもんの巻・下」、前期OP「火炎」、前期ED「さよならごっこ」
 どろろ 第13話「白面不動の巻」
 どろろ 第14話「鯖目の巻」
 どろろ 第15話「地獄変の巻」
 どろろ 第16話「しらぬいの巻」
 どろろ 第17話「問答の巻」
 どろろ 第18話「無常岬の巻」
 どろろ 第19話「天邪鬼の巻」
 どろろ 第20話「鵺の巻」
 どろろ 第21話「逆流(ぎゃくる)の巻」
 どろろ 第22話「縫の巻」
 どろろ 第23話「鬼神の巻」
 どろろ 第24話「どろろと百鬼丸【最終回】」

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