試し読み ゆりひつ 聖女の揺籃、毒女の柩 1巻 感想 レビュー 考察 画像 キャプチャ あらすじ 内容 ネタバレあり 夏海ケイ これまでの感想はこちら
子供達を正しく育てたい! 愛を謳うシスターから兄弟は逃れられるのか

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作者買い。表紙ホラーすぎない!? 日常と虐待、落差ある作画が見所ヤ!
 ひとまず周りは全て敵、絶海の孤島からどうやって脱出するか
 弟は戻れるのか、敵に紛れた味方をどう見分けるか!
 初巻から厳しいラスト

 象徴は愛とざくろ、シスターは鬼子母神がイメージなんでしょうか

全13人+シスター
 常識も話もまるで通じず、虐待とおっぱいしか出てこないシスター
 ラスト、ジューゴが「話の矛盾」に気付いてない辺りが
 少々ツッコミどころな感じも
 それとも考えすぎ?

 定番化した巻末コラ劇場、カバー下! 本編との落差すげーな!

聖女の揺籃、毒女の柩 1巻 感想

 第1話「シスター・コレー」
 第2話「いいこの作り方」
 第3話「兆し」
 第4話「脱走」
 ゆりひつ コラージュ劇場/カバー下あり
 うみねこのなく頃に散 感想
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第1話時点で、離別エンドを予感させる物語

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 バッドエンドかミスリードか、グロ多発漫画

あらすじ
 親を失った紐吾(14)、弟シロー(10)は養護園エリュシオンに入った
 だが、聖女のように美しい教育者シスター・コレーは
 殺人を辞さない教育の狂人だった

 孤島の養護園、彼女と彼女に従う子供らに、ジューゴは反発

 しかし、罰で閉じ込められてる内に弟シローを懐柔され
 孤立無援に陥ってしまう

 幸い“ケイン”を味方に得て、ジューゴは定期便で脱走を図る

 ところが、脱走計画は失敗に終わるのだった

第1話、弟はずっと「母親」が欲しかった。養護園暮らしとなった兄弟

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 一番下は冷たい目の少女「ミト」。ヒロインっぽい扱い

第1話「シスター・コレー」
 舞台は現代日本で、兄が主人公シューゴ、弟がシロー
 虐待する父が亡くなって養護園暮らしとなり
 孤島の“エリュシオン”へ

 弟は物心付く前に母を亡くした為、兄より“母”に憧れてるのが鍵に

 さすが夏海先生、日常パートの可愛さがすごい!
 やさしいせかいなんだね!

 兄は性的な意味で、弟はお母さん的な意味でシスターに一目惚れ

 バブみを感じなければ、悲劇は起こらなかった…?

外部との接触は、一週間に一度の連絡船のみ。自給自足のエリュシオン

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 わぁい! さすが飯作画が良いヤ!! …何の肉でしょう(疑惑)。

エリュシオン
 ギリシャ語で楽園、至福者の島、という意味を持ち環境は最高!
 特筆すべきは、妙に「ざくろ」を尊んでいることで
 ざくろジュースで乾杯

 ざくろは人肉の味がするとされ、表紙でも完全にグロ画像

 ファンタジー的には鬼?
 シスター・コレーは、鬼子母神なんでしょうか?

 ざくろは、人食い鬼から仏教に帰依した「鬼子母神」の象徴

 子を思う愛情深い鬼、イメージと一致しますが…?

シスター、“トマトを残そう”としたシローに豹変

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 曰く「おなかいっぱいの犬の刑」、散々行われてきたらしい

恐れ入谷の鬼子母神
 エリュシオンは、18歳まで生活を保障、“教育”する養護園ですが
 愛、教育に異常なこだわりを見せており
 お残しはゆるしまへん

 残そうとしたシローは、犬姿で犬食い、屈辱を迫られる事に

 警察の尋問でいえば、子供達が「鞭」役を務め
 シスターが「飴」を担当

 シローに、“兄に頼ってちゃダメ”と強迫観念があったのも影響したらしく…

 後このシーン、ミトさんが参加してないのが伏線?

母の愛に飢えていた弟は、“親身になる”シスターに影響され…?

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 ジューゴは、「埋めそこなった人肉」、人の指を発見してしまう

海の密室
 第1話に全てが詰まってた! 兄弟二人の環境、“弟を守りたい”兄と
 母の愛に飢え、兄にも複雑な思いを持つらしい弟
 狂った住民の子供達

 ざくろ、シスター・コレー、そしてざくろ!

 コレーのブチキレ要素は「愛」
 子供が「愛」を無碍に、たとえば食事を食べなかったりなどで即ギレ

 兄の目的は、狂気の孤島から弟と脱出する

 離れ離れになるとバッドエンドを示唆!

第2話。掘り返そうとしたジューゴは、シスターに呼び止められて…

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※すごく乳首券でした

第2話「いいこの作り方」
 しかしシスターは、死体を見られても慌てず騒がず抱きしめました
 曰く、当たり前の事が出来ない子は社会に出せない
 出したら不幸になるだけだと

 彼らの為に、ここで“お別れ”したほうが親切

 殺人を告発したはずがおっぱいだった…
 彼女は「花」を育ててる

 子供は種で、奇麗に花開かせるのが役目

 まったく懲りない悪びれない!

口封じする気はないらしい、それに一週間後に船が来る

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 だから耐えよう。と思った矢先、いじめられまくるジューゴさん!

よいこ序列
 失策…、致命的失策…! 弟思いなジューゴは“殺人”を話さず!
 弟は虫も殺せない仏様稲尾様のような子だから
 話すべきじゃない、と

 しかし食卓に向かうと、“お前の席ねーから”とイジメ…! 圧倒的イジメ…!

 ここでは、良い子さに応じた序列があり
 現No.1が「ニコ」。

 そも子供らは、「死体を埋めてた」ワケで、どう考えても敵なのね

 ミトさんはNo2、定番ポジね。委員長的な。

憤ったのも束の間、ジューゴは“シスターを怖がらせた”と糾弾

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 第2話の罰は「自傷するヤマアラシ」「大人になれないセミ」の

いいこのつくりかた
 つまり序列をつけ、また問題行動は、“学級会”で吊るし上げられる
 競争、上を目指すメリット、失敗への恐怖を植えつけ
 子供らをコントロールしてるのね

 ヤマアラシとは剣山を両尻に刺し、座る事も、寝る事も出来なくすること

 また、人が発狂するとされる「暗闇」への無期限拘留
 大人になれない=死の「セミ」刑

 ただジューゴは、取り残された弟を助けようと、耐え抜く事が出来ました

 そこまで狙いだったのか、単に引き離す狙いだったのか

第3話。“10日間”に及ぶ拘留に、ジューゴは発狂しかけたが…

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 第1話でニコも欲しがってた“飴”、薬物か何からしい
 
第3話「兆し」
 実際は72時間、3日でしたが、“ずっと暗闇”のストレスはハンパじゃなく
 ジューゴは、自分は大丈夫だと「思い込んで」た節もあり
 本当ギリッギリの帰還

 どっこい戻ると、弟が序列10位(最下位13)の愛され系に…!

 ジューゴを孤立化させる為か
 元々、他人の気持ちを量ったりするのが上手い為か

 妙に苦境なのは、見せしめなんでしょうか

 見せしめを作り、団結、共犯意識を持たせるのは常套手段ですし

シロは兄でなく、「集団」を重視するようになっていた

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 ヒドイン相当の「しの」。No1のニコ同様、積極的に絡んできおる!

弟の変貌
 周囲は、敢えて弟を優遇し、“兄は変だ”と弟に植え付けます
 兄の言葉は、適応できない者の戯言で
 聞くに値しないと

 ジューゴ自身、焦って“大声を出した”のが悪手

 物心つく前に家庭崩壊した為
 兄と違って、弟は「虐待してくる父」しか知らないんですね

 結果、弟が苦手な「大声」で信頼崩壊!

 唯一の味方・兄を、「おかしな人」とシローが思い込まされていく…!

第4話。「いい子」になったジューゴは、初めて味方を得る

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 ツインサイドアップの子。可愛いけど、1話でシロー押さえつけてた子なのよね

第4話「脱走」
 更生したフリで、面倒な仕事を引き受け、島から脱出を図るジューゴ
 そこで、彼の弟思いに共感したと声をかけてきたのが
 存在感の薄い「カイト」

 やはり他にも、おかしい、逃げたいと思っている子はいた

 身体が弱り、外にいる妹に会いたいと願い
 弟思いのジューゴを信頼

 具体的な策がなかったジューゴは、彼のなけなしの“脱出策”に乗る事に

 同じ家族想いだから、動機としては十分なのかもですが…?

脱出寸前、ようやくシローに「人殺し」などを打ち明けたジューゴ

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 最終的にシローは兄を信じた、と思いたいですが…?

シローの苦しみ
 でも弟は既に半ば洗脳され、また“路上生活が辛かった”と明確化
 第1話で、豪華なベッドに感動してた姿も
 第3話の台詞も前振りか

 シローは空気が読める、前から“おかしな家庭”、と後ろ指さされ辛かった

 ジューゴは、弟を守る為に強いメンタルを持ってますが
 弟はとにかく空気を読んでしまう

 父に怯え、怒られない様“良い子”だったのが、ここに繋がってくるのね

 DVは、子供の性格そのものを変えてしまうと。

脱出成功! できたワケがなかった、それに疑問が幾つも…?

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 弟とジューゴは、確実に「梱包」された。じゃあカイトは?

次巻「センテイカイ(剪定会)」
 脱走計画は、荷物のフリして、船で外に出荷されるものでした
 つまり“最後の一人”は、荷物に化けることが出来ない
 ジューゴってば うっかりさん?

 予告では「脱走者を出してしまった」とあり、カイトは脱走成功した模様

 脱走未遂の事かもですが
 展開上、カイトが「ジューゴたちを囮にした」と考えるべきか

 また剪定とは、「悪い枝を取り除く」コト。

 カイトが捕まり殺害される、という意味なんでしょうか?

収録

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 カバー下、ツッコミ激しすぎじゃない!?

 スクウェア・エニックスコミックス「聖女の揺籃、毒女の柩 1巻」。夏海ケイ
 ガンガンJOKER連載、スクウェア・エニックス発行。
 2019年4月発売

聖女の揺籃、毒女の柩 1巻 感想
 第1話「シスター・コレー」
 第2話「いいこの作り方」
 第3話「兆し」
 第4話「脱走」
 ゆりひつ コラージュ劇場/カバー下あり
 うみねこのなく頃に散 感想
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うみねこのなく頃に散 感想

 うみねこのなく頃に散Episode8 4巻
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 うみねこのなく頃に散Episode8 6巻
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 うみねこのなく頃に散Episode8 9巻“最終回”


 聖女の揺籃、毒女の柩 1巻“孤島と孤児と狂った保母”