公式サイト どろろ 第14話 感想 鯖目の巻 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 21時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
どろろの財宝は人生の選択肢。非情の“選択”が迫られる…?

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食うや食わずで志を貫くのは難しい。鯖目も生きる為、鬼神と契約した男か
 母は志を選び、金を使わないで死んでしまった
 偉い、でもどろろは生きて欲しかった
 選択は難しい

 鬼神を倒せば鯖目領は滅ぶ。この“選択”、どろろ達どうするね…?

兄貴スルー事件
 今後、醍醐領を滅ぼすかのテストケースか。百鬼丸は鬼神討伐一択!
 ただ取り戻したい、なのに「滅ぼすのか?」と言い募られ
 百鬼丸、ムキになってるよう見えます
 どろろを無視しすぎ!

 怖いんじゃない、と一緒に寝ちゃうどろろ可愛い!

どろろ 14話 感想

 どろろ 第14話「鯖目の巻」
 冒頭「両親の願い」    
 Aパート「浮かび上がった地図」
 金ってのは良いもんだよ
 どろろ達が得た「選択肢」
 こうてくだされ
 廃寺と死んだ目 
 Bパート「鯖目の里にて」
 慈照尼の「悪行」
 タタミベッド
 鬼神が来る!
 マイマイオンバ     
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 次回予告(公式予告によるネタバレあり)。
 これまでの感想

まんまと言い募る妖怪小僧、そして「青い炎の妖」とは…?

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 青い「慈照尼の霊」は、妖怪小僧をどろろに押し付けた

子供売りの老婆
 曰く「買うてくだされ」、子供を売ってたのは“食わす為”だったのか?
 孤児を集め、彼らが自給自足できるよう働かせ
 厳しく「しつけ」をした?

 彼女は、彼女に出来る方法で、子供を救っていたのでしょうか

 孤児が出るくらい貧しかった
 蛾の妖怪、マイマイオンバで豊かになる前の話?

 金があればもっと良い手段が選べた、「選択肢が増える」と繋がる話か

当時の畳は貴重、今回はベッド相当として使用

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 敷き詰める様式もあるも、高価だったとか。尼寺は敷き詰めてました

あらすじ
 どろろの背中は宝の地図。両親は“農民の自立”へ活動資金として遺した
 鬼神狩りは故郷を滅ぼす、とも言われた百鬼丸は憮然とし
 唐突な使命にどろろも困惑する

 更にどろろは、“慈照尼の霊”に妖怪小僧を押し付けられる

 里長、鯖目は「尼は天罰で死んだ悪党の霊だ」と言うが
 彼は二人を妖・芋虫に襲わせる

 鯖目は己の里を守る為、鬼神マイマイオンバと結託していたのだった

 次回、どろろ 第15話「地獄変の巻」

火袋『悔しいが…、こうなっちゃもう俺の望みが叶う事はねえ…』

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 前回。醍醐は、まだ鬼神の加護が残っていると確信でき
 おっかちゃんと訣別した百鬼丸は大荒れになるが
 白面不動戦を経て再び落ち着く

 オレは大丈夫、百鬼丸は「大丈夫になろう」と思い始める

 が、矢先に「どろろの地図」が発覚し…?

火袋『だが、侍どもから集めたあの金だけは…、無駄にはできねえ』

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 力のねえ農民が立ち上がって生きていく為の、大事な元手になるんだ!

どろろの両親
 父は侍だけを襲う武装集団でしたが、部下の裏切りで再起不能に
 組織も、彼自身も二度と戦えなくなりましたが
 実は「金」が残っていた
 と
 
 伝えてやってくれ、俺たちが何の為に戦い続けるのか!

 己の願いを子に託す
 醍醐が、多宝丸を可愛がるのと似ています

 まともに歩けなくなり諦めた火袋、寿海と出会えていれば…

 当初、火袋は妻に「隠し場所」を教えようとしましたが

お自夜『待って! …あたしは聞かないほうがいい』

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 お自夜は断わりました、自分はきっとどろろの為に使う
 実は彼女は、「金」があったんですね
 でも断わっていた

 そして、己では見えないよう「背中に書いてくれ」と

 つくづく母ちゃんは、「覚悟」が出来ていた

お自夜『あんたの“大願”、半分はあたしが背負っていく』

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 残りの半分は…、と言いよどむお自夜

父さんが残した熱い想い
 つまり“宝の地図”は、母とどろろで半分ずつ請け負っていた
 無論、見ようと思えば互いに見せあえば良かった
 そうしなかったのか

 既に母は死亡、地図はどろろの「背中」「記憶」に半々

 イタチが狙うと予想されますが
 どろろが捕えられても、自白させなければ無意味か

 農民の希望、どろぼう少女のポッケにゃ重すぎるモンを背負ってた

 ポッケの中身なんて、夢とチューインガムで十分でしょうに

琵琶丸『なるほどねえ、身体が温まると浮かび上がってくるてェ寸法かい』

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 あったけえ湯に入ったのなんて、初めてだったんだよっ(どろろ)

見えるんかい!
 前回、温泉初体験だと言ってたのは、フラグだったのね
 琵琶丸、見えるのか「話を聞いて察した」のか
 後者かしら 
 で

 お前さんの親御も、えらいモンを背負わせたモンだ…

 実は住職がいた温泉寺
 こっくりこっくり、いかにも“余裕”がある

 百鬼丸はどことなく憮然として見えますが、平常運転

 父さんが託した熱い想いは、熱く温めると反応する

どろろ『おっかちゃんが死ぬ…、ちょっと前にさあ』

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 これはおとうちゃんの、命がけの願いなんだ(母)

親の願いを嗣いで
 母は地図を見せ、“願いを継ぎ守って行け”と託していました
 ただ、どろろ自身も地図を持つとは知らさなかった
 と
 
 心から信じられる相手に出会えたら、その時きっと解るって…

 裸の背を見せる程、信頼する者に出会えたら解る
 母の指摘はようやくにして成就した

 条件は「温まった状態で背中を見る」。つまり…、まあいやらしい!

 知らなかったなら、刺青じゃなくインクなのかしら 

琵琶丸『良かったじゃないか? これでお前さん達の“道”が増えた』

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 鬼神どもを斬って、その後はどうするね?

 金ってのは良いもんだよ
 腹いっぱい食えれば、心も穏やかになる…。ふふふ

 周りを見る余裕が生まれて…、明日のことを考え始める

 食うや食わずの身の上で、それでも志を貫けるのなんて…
 ほんの一握りだからねえ


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 食うや食わずで志を貫いた母は、“一握り”側だったと。

余裕の源 
 今、妹(?)の目線に気付き、兄は握り飯を分けましたが
 余裕ない状況なら、奪い合ったかもしれない
 余裕が世の中を安定させる

 またミオも、苦しい状況で志を貫き、周りを助け、希望を追い続けた

 醍醐が契約したのだって、領内が完全に壊滅した為で
 それまでは手を出しませんでした

 空腹とは、余裕がなくなるまで人を追い詰める

 カネは余裕をくれる、とても良いものだと

琵琶丸『お前さん達が鬼神の何匹かを斬ったところで…』

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 お前さん達が鬼神の何匹かを斬ったところで…
 世の中、何にも変わりゃしないよ
 けどね?

 お前さんの背中のソレは、人を動かし世を変える!

 デカい力の源になる…


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 ふふふ…、ま。要は別のアテが出来たってコトさ
 カネを見つけて遊ぶもよし
 新たな国を築くもよし

 誰も知らない異国へ行くってのも悪かァないねえ~

 ここらでちょっくら考えるといいさ

 ま、お前さんがどうしても?
 失くした身体と引き換えに、醍醐の国を滅ぼしたいってんなら…

 別だけどね?


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 な…、なんだよソレ! 兄貴は別に…!!

ふたり
 表情を変えた百鬼丸、ハッキリ口に出して言われちゃね!
 とまれ、どろろは日頃から愚痴ってますが
 変える力を持っていた

 愚痴りたくなる社会そのものを、変える力を背負ってた

 無論これは「元手」に過ぎず
 使い道次第で、どんな風にだってなるシロモノ

 金があれば、未来を選べる

 百鬼丸もどろろも、この決断はヘヴィだ…、ヘヴィすぎるぞ! 

『なあ兄貴…、兄貴はこれからどうするの?』

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 鬼神を討つ/そうじゃなくて!

答えの先
 どろろは“鬼神を倒した先”を問うも、百鬼丸は答えません
 答えられないのでしょうか
 で

 どうしたらいいと思う? おいら…

 二人とも、考えたこともなかった「選択肢」を与えられ
 百鬼丸は考えるのを止めた

 どろろはどうしたらいい? と迷った

 どっちも「わかる」気がします

『おいら…、よく分かんねえや…』

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 たまにはオイラの話くらい聞いてくれたって、バチは当たンねえだろー!

途方もない
 前回と一転、ずんずん行く百鬼丸。よっぽどトサカにきたのか
 どろろも、両親が「我が子の為に」と
 死んでいく姿を見ています

 彼らの思いを継ぐべきだ、と頭では考えているのか

 しかし、あまりに途方もない選択肢を与えられ
 迷う以外にありえない!

 百鬼丸にしても、「今まで通り」を貫くようですが…

“亡霊”『買うてくだされ…』

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 お頼み申します、とだけ言い「青い亡霊」は消える

THE BLUE DESTINY
 青! 青とは? 百鬼丸判定は“鬼神じゃない”で、これをスルー
 どろろだけは懐かれてしまった
 らしい

 まんまーっ! おんぶー(妖怪小僧)

 買ってないのに!
 或いは、「こうてくだされ」とは別の意味なのか

 ちくしょうなんて押し売りだ!

 お客様の中に、クーリングオフ制度はございませんかー!

『助けて兄貴ー!?』『キシン、じゃ、ない』

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 これじゃオンブじゃない! 吊るし上げだぁ!?(どろろ)

オンブ(概念)
 鬼神を知る前から怪物狩りに夢中で、寿海を悲しませた百鬼丸
 今、鬼神以外ならセーフ!は良い兆候なのか
 どうなのか 
 
 まんま~♪/まんまが食いたいのはオイラの方だっての…

 飯というより、「お母さん(Mamma Mia!)」的ですが
 時代的に「飯」ですよね…

 どろろ、マンモーニ(ママっ子)妖怪に懐かれ辟易

 ベリッシモ(とても)困ってる!
 
『兄貴、寺だ! …うわぁ、中は黒焦げだぁ……』

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 おしっこ!(妖怪小僧)

突然の尿意
 妖怪BGM! 寺は焼け落ち、中央に枯れた花が備えてありました
 つまり、寺が焼けた跡に誰かが弔いをした
 ただ、かなり前の話だと
 で

 やだ! オイラ知らない!! 自分でしろってー!

 尿意がどろろを襲う!
 おしっこ! ママに頼まずにはいられないッ!!

 そのまま覆いかぶされ、あわや大洪水かと思わせる事態に

 後に言う大洪水、ノアの箱舟もビックリな事態に…?

再び“慈照尼の霊”が現れ、ここほれワンワンと指を指す

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 ああ、ちゃんと外の茂みにさせたから…、…え? 何?(どろろママ)

付け火の跡
 慈照尼の霊、その示した湿りは、おしっこ跡ではなく
 つまり寺は「燃やされた」
 と

 油? …ここが燃えたのって、まさか誰かが火を…?

 百鬼丸も、鼻は8話で回収済み
 急にきなくさい話に

 ところが小僧が「まんまー!」と言いだし、話は中断に

どろろ『お前! 心の臓が止まるかと思ったぞ!!』

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 オイラ達もハラペコなのに、バケモン用の飯なんて…

まんまァ!
 まさかあたしを食う気なのかい? とどろろはパニックになりますが
 話の肝は、多分「おいら達もハラペコ」
 どろろ達も飯がない

 誰だって、まず自分の腹を満たそうとする、って事が関わってくるのか?

 どろろ母は、己の分までどろろに食わせましたが
 それは“一握り”でしょう

 選択肢がない。そう、カネがなければね!

 しかし、小僧はスゥッと消えます

『……こんなところに旅人とは』

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 人が食い殺されるのをみすみす眺めても…、おれぬのでな

なんでここに旅人が!?
 死んだ魚のような目をした男に、どろろは怯えて抱きつきますが
 曰く、彼は一帯の“里”を治める豪族らしい
 と

 鯖目と申す…。そなた達の旅の話でも、聞かせてくれ

 妖が出る、危ないから屋敷に来なさいと
 親切な“赤に覆われた炎”

 彼が手向けた花は、“境内に供えられた花”と同じに見えます

 彼は、以前は中まで入っていたのでしょうか?

『あいつ、ホントにバケモンじゃないんだよな…?』『けど…、ニオう』

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 鯖目様のおかげで、儂らも安泰ですじゃ♪

鯖目の里
 赤が“混ざった”百鬼丸と違い、鯖目は“赤が覆ってる”よう見えます
 道中、どうも田んぼがしっかり実っていたようですし
 住民も、櫓と壁で守られていました
 で

 そういえばアイツ、どこ消えちまったんだろう?

 まんま終了のお知らせ
 鯖目は民から、日頃から自ら夜回りしてくれてると評価

 ミオ達の朝倉領と違い、慕われてます

 第2話、万代を連想させる町並み

鯖目『ここが私の屋敷だ。ささ、遠慮なく通られい』

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 おかわりっ! てんこもりでっ!! おっさん、いい奴だなぁ♪

真顔は踊る
 道中通り、稲穂が唸るように実り、鯖目の里は食糧豊富
 どころか、田舎芸と謙遜しながらも舞い踊り
 鼓、笛までも!
 
 旅人の話を聞くのが好きでな。私はこの地を離れた事がない故

 話を聞きたいから歓迎する
 実際、領地を離れたことはなさそうに思えます

 領地経営だけで、十分忙しいでしょうし

 百鬼丸、そういや箸って初めて…?

どろろ『ここらも面白い話はありそうだぜ?』

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 さっきの焼け跡の妖とかさ♪ と、いたずらっぽく言うどろろ
 いつも通り、「退治する」と言うつもりだったのでしょう
 が、場が凍りつくことに

 どろろも「えっ…」と困惑

 触れちゃあいけない話だった、これがな!

鯖目『…気味の良い話では、ないぞ』

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 まるで、牛か馬でも扱うように働かせ、聞かねばたちまち…

慈照尼
 曰く尼寺跡。身よりのない子を集め、弓で叩いて強制的に働かせ
 数年で、彼らは売り飛ばされていた
 が
 
 ある夜、稲妻が落ち、たちまち焼け落ちてしまった

 鯖目曰く「天罰」
 強欲な尼が、私腹を肥やすために子供を使い捨てたと

 尼も子供も、諸共に焼け死んだ

 人身売買寺だったから、「買うてくれ」だったのね

どろろ『そんな! ひでえじゃねえか、子供達まで皆…』

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 我々も、もう少し早くなんとかしてやれなかったのかと…(鯖目)

それは何より
 花を手向けるのは、領主の贖罪。さて噂の“妖”は住職の亡霊
 彼女が、夜な夜な人を食ってしまうのだ
 対し、どろろは「助かった」!
 と感謝

 おっさんのおかげだよ!(どろろ)/それは…、何より(鯖目)

 明らかに嘘を言ってる領主
 食われず済んだ、「ありがとう」と言われて思わせぶり

 タブーなのか、女中たちは撤収

 まあ、見殺しだなんて気分が良くない話ですが…

どろろ『…なあ兄貴、さっきの話どこまでホントだと思う?』

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 オンナの霊はチガウ/だよな~

鯖と子供の騙し合い
 さっき感謝してたどろろも、“付け火の跡”だと鯖目の嘘を看破
 まあ、どろろってば嘘つきさん!
 で

 怖いんじゃねえぞ! いや~、寒いな~、この屋敷! 隙間風かな~

 鬼神が来るんじゃあないか?
 と怖がって、百鬼丸に添い寝する格好になった様子

 まあいやらしい!

 なんだよ、これからママになるんじゃあねえか

どろろ『兄貴、寝ちゃった? …ちぇっ…、はぁ……』

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 お前さんの背中のソレは、人を動かし世を変えるデカい力の源になる

どうして
 琵琶丸の言葉も、父の願いも分かる、でもどうすればいいか解らない
 だって、「おいらずっと一人ぼっちだったんだから」
 と
 
 どうして死んじゃったんだよ…、おっかちゃん

 独りだった彼女は、“皆を動かす力”なんてピンとこない
 きっと、どうでもいい話なんです

 彼女にとって「世間」なんて、関わりのないものなんでしょうね

 そんなのより、“”金を使って”母に生きて欲しかったと

どろろ『兄貴…、なんか来てる。…起きて、起きて!?

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 兄貴!?/サガッテイロ!

芋虫
 実はとっくに、布団の中で脱いでた「鞘」から抜いてた百鬼丸
 芋虫の両腕を切り捨ててしまった!
 キモい!

 敵は人の毛と、腕が生えた巨大芋虫だった!

 汚えモスラだ!
 曰く、「寒い」のも本当の事だったのか

 部屋は外部と繫がり、「襲わせる」前提の部屋だったと

 ますます、第2話の万代みたいな奴だった!

どろろ『粘糸?! あ! てめーっ!!

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 粘る糸を浴びせて足止め、さっさと逃げようとした芋虫

粘糸
 襲ってくるかと思いきや、反撃がよほど想定外だったのか。
 しかし、百鬼丸はあっさりと糸を振り払うと
 次の糸は切断

 瞬間、肉薄して必殺の一撃を見舞うのでした

 逃げる背中を追い詰めた!
 さすが兄貴、まったく容赦というものがない

 しかし虫が高い声で鳴くと…

どろろ『やったあ兄貴!

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 この粉、なんかピリピリするけど…、毒じゃないよな?

モスラ
 蛾か蝶の怪物は、我が子を救う為に現れたらしく
 鱗粉でけん制して逃げ去ります
 で

 洗エルか?/…庭の池、使っちまうか

 鱗粉、意外に平気だった
 蛾こそ本命で、全身が真っ赤な“鬼神”!

 しかし敵も“母”、今回は親子のエピソードでもあるのね

 自分じゃなく、我が子・芋虫のエサか。

鯖目『久々のエサ、それも“二つ”もじゃ。あの子らも、今日は満足したろう』

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 十二番目の食い洩らし…、よもや取り戻しに来ようとは(マイマイ)

マイマイオンバ
 鯖目愕然。討ち洩らすことなど、これまでなかったんですね
 どうも、鯖目は「醍醐領の縮小版」らしい
 曰く

 指一本触れさせぬ! この地と、この地に生きる我が民の為に!

 鬼神の加護が繁栄の理由か
 当初、十二の鬼神は「百鬼丸の命まで奪う」はずでした

 しかし菩薩像に邪魔され、命を奪えなかった“十二番目”がいた

 彼女から見れば、百鬼丸は鬼神の食い残しなのね

感想追記

 その日暮らしの先、どろろの目的
 鯖目の「赤」
 農民が立つ為の「元手」
 今回は「畳」に寝た二人        
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両親の夢、“農民の自立”を託されていたどろろ

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 前期オープニングのラスト、二人の離別風に描かれてたのはコレか

人生
 実はどろろ自身にも、人生の目的と呼ぶべきものがあったと判明
 ただ、「その金で母に生きて欲しかった」でしょうし
 現状は困惑

 百鬼丸とて“取り戻したい”だけで、故郷を滅ぼしたい訳じゃないはず

 二人が、人生の目的を琵琶丸に問われ
 困惑したのが話の肝か

 だからこそ琵琶丸は、別に遊んだっていいとも告げてますが…?

 手に手をとって、ランナウェイしたっていい!

親の願いを継ぐ。鯖目もそうなのか?

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 己の里から出たことがないという鯖目様

親の願い
 察するに鯖目は、親の願い=里の統治に懸けているのか
 飢饉、流行病、他勢力の攻撃が絶えない時代
 平和に生きるのも難しい

 彼は“義務感”を果たすべく、鬼神と結んでるタイプなのかなと見えます

 メインキャラでは、多宝丸に近い位置付けなのかも

鯖目の「赤」は、百鬼丸や醍醐とはまた違う

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 醍醐は百鬼丸と同じで、全身に「赤」が散ってます

鯖目の赤
 対し鯖目は覆われてる。今回、旅人を食わせる外道をしましたが
 あくまで、彼本来の性格は「赤」に覆われて
 外に出なくなってる状態か

 生まれた際に“鬼神の火を移された”、百鬼丸とはまた違う

 こうしてみると、百鬼丸や醍醐の変質は根深いのね

農民蜂起への元手、革命家・袋火の遺産

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 袋火は侍専門に襲う武装集団を率い、相当な財貨を溜め込んだらしい

ゴールデンカムイ
 作中、侍たちがやたら悪辣に描かれたのは、農民蜂起へ繋ぐものだったと
 第1話で醍醐が口にした上司、富樫政親は守護大名ですが
 後年、本願寺派の門徒に倒されます
 第1話から既に15年ですが…?

 本作はどうも、“加賀一向一揆”の前日譚としても描かれている様子

 侍でなく、本願寺による統治へ移行する過渡期なのね

室町幕府は9代将軍・足利義尚の御世。政親死後、一向一揆討伐を検討した

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 新九郎奔る!2巻には、幼少期が登場。応仁の乱の原因の一つ。

加賀一向一揆
 どろろは「戦国の世」ですが、原因・応仁の乱から、それほど経ってないのね
 応仁の乱は、元号「応仁」へ改元された1467年に起きましたが
 作中、政親がまだ生きていると思われ
 1488年以前のハズ

 どろろは、応仁の乱から20年内、戦国時代へ移行しゆく真っ只中

 上の「新九郎奔る!」は現在連載中
 究極超人あ~るや、パトレイバーのゆうきまさみ氏の漫画

 戦国大名の先駆け、北条早雲の生涯を描く物語(試し読みはこちら)。

今回は、「醍醐領を滅ぼす」事のテストケースなのか?

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 指一本触れさせぬ! この地と、この地に生きる我が民の為に(鯖目)

プチ醍醐領事件
 妙に豊かな鯖目の里は、どうも鬼神の加護で繁栄してるらしい
 彼は、民の為に鬼神を庇っている
 醍醐領と同じか

 百鬼丸は“鬼神は倒す”と、ちょっとムキになってる模様

 だから肝はどろろか
 また、慈照尼の霊、妖怪小僧がどう関わるかが見物ね!

 ミオも、農民として生きたいと願ってましたが…?

今回、「畳」に寝ていた二人。当時はクッション感覚だったという

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 全体が板敷き、畳がポツンとあるのが現代人には奇異

タタミベッド
 昔はそれこそ“畳めるもの”で、平安時代にはクッション的に使用。
 時代的に、二人はめちゃくちゃ歓迎されてたんですね
 柔らかい寝床さ!

 平安時代までは、畳んで隅っこに置いとくものだったそうな

 平安以降、据え置きで使うようになって厚くなり
 現代のモノに近くなっていきます

 時代劇でも、偉い人が座るとこだけ畳敷きだったりしますよね

敷き詰めるようになったのは、本作・室町時代の「書院造」登場

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 幽霊・慈照尼の寺は、敷き詰めた部屋が。お金持ちだったらしい

書院造
 平安時代に据え置き化、大型・分厚くなり、「書院造」で部屋一面敷きに
 また、書院造の芽生えは室町時代の「銀閣寺」で
 銀閣寺は「慈照寺」

 今回の尼さんは、そこから名前を貰っていたのかもですね

 変なところで話が繋がった!
 銀閣寺は、1482年造営開始(作中は1488年頃?)

 慈照尼の寺は、当時の最先端だった…?

 子供を売って養育費を得ると共に、儲けてもいたのでしょうか

作中、みんな床や土の上で眠っていますが

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 スポンジなんかあるはずなく、羽毛じゃ潰れるので「敷布団」に向きません
 また、羊は日本の気候に合わなかった為
 本格的な飼育は明治以降

 本命の「木綿」も、日本では長らく高級で、普及は戦国時代から江戸

 どろろ達の時代、寝床は固いのが普通だったのかもしれません

余談。逆にヨーロッパでは、「木綿」と言われてピンとこなかったそうな

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 なので「木綿? 木に綿=羊が実るのか?」と想像したとか

バロミッツ
 東洋には「木になる羊」、有益な植物があるんだなーと想像
 これが、「バロミッツ」というファンタジー生物となり
 ダンジョン飯7巻に登場しました

 カニの味がするそうな。
 
公式ツイッターより








































2019年4月15日 どろろ 第14話「鯖目の巻」

00974
 今回はMAPPAと手塚プロ、初の合同制作回

スタッフ
 脚本:吉村清子
 絵コンテ:二村秀樹
 演出:清水久敏
 作画監督:森田実、古瀬登、松下純子、Kweon Hyeok-jeong
 総作画監督:岩瀧智、岡真里子、青木一紀
 アニメ制作:MAPPA手塚プロダクション
 原作:手塚治虫(1967年 - 1969年)
 制作協力:-

あらすじ
 どろろと百鬼丸は訪れた焼け寺の跡地で、辺りを治める鯖目という男に出会う。鯖目の屋敷に招かれ焼け寺と妖怪の話を聞くが、不審な点を感じる二人。

トップに戻る/以下、公式あらすじよりネタバレ

次回、サブタイからして悲惨で…?

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■次回あらすじ
 鯖目は自分が治める里を守り抜くため、鬼神に人を喰わせていたのであった。百鬼丸は再び蛾の鬼神と対峙する。その頃、蔵に閉じ込められていたどろろは…。


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 次回、多宝丸が喋るみたいよ! 楽しみ!!

地獄変
 芥川龍之介の小説タイトルで、要は“手段を選ばない芸術家”の話
 鯖目、というより醍醐殿っぽい話ですが
 なら鯖目は何を…?

 予告では大苦戦する百鬼丸、そして囚われの身となったどろろ

 お饅頭に毒が入ってたらしい
 くれた子も食べたので、安心して食べたら大惨事に…?

 あと兄貴、箸が使えるようになったんだね! 早すぎない?!

 次回、どろろ 第15話「地獄変の巻」
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どろろ 感想 2019年1月 公式ツイッター

 どろろ 第1話「醍醐の巻」
 どろろ 第2話「万代の巻」
 どろろ 第3話「寿海の巻」
 どろろ 第4話「妖刀の巻」
 どろろ 第5話「守り子唄の巻・上」
 どろろ 第6話「守り子唄の巻・下」 OPテーマ「火炎」歌詞
 どろろ 第7話「絡新婦の巻」
 どろろ 第8話「さるの巻」 EDテーマ「さよならごっこ」
 どろろ 第9話「無残帳の巻」
 どろろ 第10話「多宝丸の巻」
 どろろ 第11話「ばんもんの巻・上」
 どろろ 第12話「ばんもんの巻・下」、前期OP「火炎」、前期ED「さよならごっこ」
 どろろ 第13話「白面不動の巻」
 どろろ 第14話「鯖目の巻」
 どろろ 第15話「地獄変の巻」

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