公式サイト どろろ 第8話 感想 さるの巻 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 23時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
花嫁を救って鼻を得る! どろろとさる、変な名前コンビで大百足退治!?

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どろろとさる、変な名前の二人が大百足に挑んだ変則タッグ戦! デカすぎィ!!
 さるは変な名前だから、変えなきゃという「姉ちゃん」お梅ですけど
 事実上、お梅に貰った名前だからか「変えなくていい」と
 出会いも笑顔で、再出発も笑顔
 笑顔が素敵な回でした

 周りには変でも、当人にとっては大切な絆。どろろにも相通じる回だった!

初めての匂い
 百鬼丸が呼んでくれた事でも、また一つ「どろろ」に愛着が生まれたんだろうなって。
 臆さず矢を放ち続け、空中で両断したヒロイックな構図も見所!
 逆に、「視界を失う初体験」に困惑するのも
 なるほどって面白さ

 初の臭いは硫黄の激臭…、今までと比べりゃ平和すぎるわ!

どろろ 8話 感想

 どろろ 第8話「さるの巻」
 冒頭「残され雲」    
 Aパート「花嫁と獣」
 で…お代はいかほどいただけるんで……?
 百鬼丸は初めて知った
「さる」の誕生
 灰の正体 
 Bパート「天空の花嫁」
 南無八幡大菩薩
 六つ目
 どろろって良い名前だろ    
 ED「さよならごっこ」歌詞
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 次回予告(公式予告によるネタバレあり)。
 これまでの感想

姉を救う為、奮闘した「さる」の正体

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 実は血が繋がってなかった…、の下りも本作らしい。

野生児
 何がってバッドなのが! 元々住んでた山を追い出されたのね
 村人より姉、という言葉はそういう意味だったのか
 と、頷けたのも面白い

 今回も平和なオチですが、次回サブタイが…、これ絶対アカン奴ですやん…

鼻を取り戻した百鬼丸、ラストシーンも微笑ましかった

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 百鬼丸を鬼でなく人にしようとするどろろ、今回は「相棒」って感じだったわ!

あらすじ
 奇妙な「残され雲」が現れたとき、村人は花嫁を差し出し鎮めなければならない
 火山傍、そんな古い伝承の残る村を通りかかった百鬼丸達は
 花嫁を奪い返そうとする少年「さる」と出会う

 だが黒雲を纏う大百足の鬼神に百鬼丸は苦戦し、姉・お梅は食われてしまった

 どろろとさるは共闘し、百鬼丸も特訓で新たな戦闘法を開拓
 空を舞う大百足「残され雲」を退治する

 百鬼丸は六つ目の部位・鼻を、さるはお梅を取り戻し、旅は再び続くのだった

 次回、どろろ 第9話「無残帳の巻」

暗雲。ある村に、大雨が降った

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 前回、百鬼丸達は絡新婦と戦い“殺意がない妖”がいる事も知った
 どろろは、初めて声に出して笑った百鬼丸に
 彼を笑わせようと奮起する

 取り戻した身体は5つ、そして百鬼丸は心も人へと近付いていく

村人『………灰の雨…? ! いかん!?

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 ありゃあ“残され雲”じゃ! すぐに嫁を!!

残され雲
 雨上がりに外に出た村人たちは、不自然な空、そして“灰が降った”事に困惑
 しかし、覚えがあったらしく叫び始める
 曰く

 すぐに嫁を! 嫁をこしらえるんじゃ!!

 ええ!? 生命を創造しろってのかい!?
 てっきり「隠せ」かと。

 嫁を「こしらえろ」とは、びっくりな第一声だった!

ナレーション『その黒雲に、名はなかった…』

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 名前はない、しかし、空にただ一つ残されたように浮かぶ様から
 曰く「残され雲」と俗称されているのだ…
 と語って冒頭終了

 贅沢な名だねぇ。 今からおまえの名前は千だ。いいかい?

 わかったら止まるんじゃねえぞ…

Give me fire Light it up Baby 燃やしちゃうぜyeah

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 燃やしちゃうぜyeah毎回、犯罪予告していくオープニングですが
 ラスト、畳み掛けるように流れる映像の中で
 ミオ達の荒れ寺が焼け落ちてるのね
 屋根に穴があるし

 気付くと思い出し、更に欝くしていくソリューション

どろろ『くっせ~…、卵が腐った臭いみてえ…、兄貴は平気なのか?』

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※兄貴、まだ鼻を取り戻してないのでへっちゃらです。

硫黄谷
 いかにもな温泉地帯、いわゆる地獄谷を行く百鬼丸とどろろですが臭くてたまらない
 女の腐ったようなひどい臭いが立ち込めており
 温泉卵が作りたくなります

 よぉし! オイラと話す練習だ!! オイラに何か話しかけてくれよ兄貴っ

 また前回と同…、じゃない!?
 前回冒頭は、「一生むっつりスケベしてな!」と諦めてたのに!!

 前回ラストの通り、積極的に兄貴をかまっていくどろろ

 リハビリなんですね。現代的に言えば。

どろろ『…? へー、花嫁行列だ。……でも?』

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「なんか…、変だな?」

鼻と嫁
 百鬼丸よりむっつりした花嫁行列に、違和感を覚える賢いどろろ
 なるほど、冒頭「花嫁をこしらえろ」ってのは
 ここに繋がるんですね

 と視聴者は分かるものの、どろろ達は知るよしもなく

 特に、花嫁の目元の皺に悲壮さを感じます

そうこうしていると、崖の上からワイルドな少年が駆けて来た

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「ちょっと待てよ?!/何すんだおめえ!」

ちょ、待てよ!
 いきなり降りてきた少年は、狼の皮をかぶったまましきりに矢を放ちます
 が、幸いに風が強くて見当違いの方向に飛び
 存在はバレず済みました
 で

 めでたい花嫁に矢なんか飛ばしやがって! どういうつもりだよ!

 どろろにはそう見えますよねえ…
 ここは予告にもありましたが、こうして見ると凄く納得です

 皮を被って、狼のフリをしようとしてるのね

 やだこの子、狩猟民族だわ…!

『ははは…、めでたくなんかねえ! 姉ちゃんはな、化け物の嫁になりに行くんだ!』

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「去(い)ね! おめえごと射ンぞ!!」

どろろは通さない
 少年は花嫁の弟、それで矢を射かけて止めようとしたんですね
 ここに至って、どろろはドヤ顔に
 曰く

「その話、聞かせてくれよ。オイラ達、化け物にはちっとばかし縁があるんだ」

 すっかり請負人っぽく…
 百鬼丸が喋らない分、プロ野球とかのマネージャーみたいですね

 ネゴシエイター! ビッグ・オー・ショウタイム

 少年、いい感じに訛った喋りですわ

『あれだ、姉ちゃんが言ってた…。あいつは“残され雲”って呼ばれててなぁ…』

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「昔からこの辺りに現れちゃ人を食っちまんだってよう」

間欠泉
 残され雲は人を食ってしまうので、困った村人は「嫁」を出す事にした
 すると、雲が去ってしまうと解ったので
 以来慣例化したと

「バケモンなのに人の嫁が欲しいのか? それも何人も?」

 どろろは、過去貰った嫁も含めてハーレムを築いてると捉えましたが
 姉は「きっと全員食われた」と

 しかし村人を食べても止まらず、嫁を食えば止まる…、妙な化け物だって話ね

 そもそも、百鬼丸が微動だにしない時点で妙といえば妙

どろろ『そこでオイラ達の出番よ!』

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 という訳で兄貴の出番だ! しかしタダでは仕事しない、どろろのポリシーです
 某盾の勇者といい、昨今は実利的なキャラが目立つというか
 稼がなきゃ食っていけない!

 とまれ最初に貰ったのは仰天の「アレ」でしたが、中に混じってたのも仰天

 さるは、その「石」でいいなら欲しいだけくれるという

『川で拾ったんだ、そんな石ならいっぺえあんぞ? 欲しいだけやらぁ』

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「さる…? それが名前か? 変なの/どろろも変だ~♪」

プロゴルファー猿や!
 虫! 食べずにはいられない! 山では貴重な蛋白源らしい
 確かに現代でも、虫食は残ってますものね
 すんげえ動いてる!

「いい名前って言えよー!/よくねえからー!」

 報酬は川の「砂金」。
 ゴールデンを求め、この一帯のカムイを討とうってワケだ!

 際しようやく「どろろ」がツッコまれましたが、伏線ですね(迫真)

 いい名前だって言え!(メフィラス星人感)

嫁入り隊は花嫁を山頂の石に座らせ、見張り二人を残して撤収した

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「行けないよ…、あたしは」

あたしはいけない
 さるは、姉が皆に強いられたと考え、あんな薄情者は見捨ててしまえと言うも
 姉の意思は固く、「さるも含めた皆の為だ」
 と

「あたしは自分から来たんだ、バケモンなんかに皆を食わせたくなくてね」

 覚悟をしている人は強い…
 それでも、「姉ちゃんに死んで欲しくねえ」と言うさる

 どちらも姉の為、弟の為、さるだって危険は覚悟して来てるでしょうし

 やはり「自分一人で皆が助かるなら」は、選択肢に重過ぎる

どろろ『まあ待ちなって♪

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 乱入したどろろは、化け物が人食いなら口や腹があるはずだと。
 なら、そこをブッた斬れば万事解決だ!
 なんてかしこい子だろう!

 際し百鬼丸が刀を抜き、どろろは「ほら兄貴も任せろって♪」と笑います

 クライアントへの、デモンストレーションだと思ったのね

さる『違えよ…、あいつが来たんだ!』

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 兄貴、あそこだ!…兄貴ってば? どうしたんだよ!!

黒雲
 ヒッ…と息を飲むお姉さん…、にわかに掻き曇らせた化け物
 取り乱し、大声をあげてしまった見張り二人から襲うや
 ボダボダの肉塊に…

 この雑に食い破られた感、化け物としか言いようがない!

 獣なら、もうちょっと考えて噛む気がするんですよ
 角度とか。

 さぞやデカくて強いアゴ、手足の角度で、遺体が“バラバラだ”って解ります

 しかし百鬼丸が“動かない”!?

ナレーション『百鬼丸の視界は、一面炎に覆い尽くされていた…』

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 百鬼丸は「何も見えない」という状況を、初めて知ったのだ…と。
 周囲の雲も、全てが妖
 何も見えない

 なるほど、煙や雨が見えない分、“視界”自体はクリアだったんですね

 見えないという“利点”、なるほどなぁ…。

どろろ『ありゃあ百足だ…、とんでもねえデカさだ……』

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 食われる瞬間、姉は確かに微笑んでいた…

間欠泉
 百鬼丸たちを救ったのは、意外や間欠泉! 二度に渡り描かれた間欠泉こそ!
 化け雲を晴らし、百鬼丸の視界をクリアにしてくれる
 天然のワイパーだったんですね

 百足は雲が晴れるや、もがき苦しみ去っていってしまいました

 困惑しっぱなしだった百鬼丸
 耳が治ったとはいえ、空飛ぶムカデに音頼みで戦うのも厳しい

 初めての「感覚」に困惑する百鬼丸

 姉さん…、しかし丸飲みだったので「あっ…」と思う展開でもありました

どろろ『助かったぁ~………』

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「オラは独りで住んでる…、姉ちゃんはオラの姉ちゃんじゃねえ……」

野生児
 事後震えていたさる、八つ当たりもしないとは強い子ですわ…
 そして、「村人なんか!」と言ってた理由が判明
 彼は村人じゃなかった

「オラはずっと…、独りで生きてきたんだ…」

 獣の皮は、今回の為に作ったものではなく
 ずっと狩猟生活してたからか

 というかそもそも彼は、人里に住んでさえいなかった

 両親と育ち「人」「言葉」は知っていたが、小さい頃に病で亡くしてしまった

『でも平気だ…、オラぁには山があったから…、人は嫌えだ……』

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「ここはオラの山じゃなくなった、って言ってオラを追い出すんだ…」

数と暴力
 村人への不信も当然で、独り住んでた彼をよってたかって追い出してしまった
 よくよく見れば、焼き討ちには半笑いしてる奴もいて
 馬鹿な子だと笑ってたんでしょうか

 ここはオラの山と言うさるを、お前のモノじゃなくなった石もて追い払った

 さるが、独りでも暮らしてるくらい豊かだった山は
 他人に格好の獲物だったと

 かくて彼は、人が寄りつかない岩場に住んでた

 外から来た連中にとっちゃ、さるこそ「部外者」。邪魔ですものねえ…。

オラに近寄ンな!

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 お梅「おさるみたいな子やね? 名前は?
 子供「名前…?

 お梅「自分の名前、忘れちまったのかい…?

 子供「さるだ! 俺はさるってんだ!!

 お梅「……うふふふ、あははは♪


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 不思議だったァ…
 あの姉ちゃんを見てるだけで
 腹減ってんのも、寒ィのも、気になんねえ…

 オラに優しくしてくれたのは母ちゃんだけだァ…

 だから…
 もしかして…
 あの姉ちゃんは、いつかどこかでオラァの母ちゃんだった人かと思ったんだ…


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 いじっぱりな彼は、「名前を忘れた」と認めたくなかったんでしょうね

そして「さる」は生まれた
 おさるみたいと言われ、「そうだよ、俺はさるだ!」と意地を張ってしまった!
 当時、他人を信用できなかった彼の強がりだったんでしょうが
 お梅はおかしそうに笑いました

 その今までにない反応、笑顔に惹かれ、彼女が大好きになっていったんですね

 怪我をした時に出会い、包帯代わりに巻いて貰った布が
 さるにとっては宝物になったのね

 いつか母だった時があるのかも、そこに時系列なんて関係ない

 その着想は、なんだか仏教的だなと思いました

どろろ『おっかちゃんか…、…さる…、その……』

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「泣いてる暇なんかねェよ…、姉ちゃんの仇はオラぁが討たねえと!」

そうだろ!/ああ!
 気遣うどろろ、しかしさるは挫けてはいなかった! タッグ結成である!
 しかも今回、百鬼丸が戦力にならない
 つまり

「理由は分かんねェけど、あの雲ン中じゃ兄貴は満足に動けねェ」

 ふたりで戦うしかない。
 ふたりっきり! まあいやらしい!!

 際し百鬼丸、拗ねたように石を延々とぶっつけていて…。かわいい

 その意図は、「なるほど」と視聴者に察せられるところ

どろろ『ン…? あの雲、前よりデッカかくなってねえか?!』

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「ああ…、これは奴の皮だ! 不味ィぞ!」

灰の正体
 冒頭にも降った“灰”、その正体は大百足脱皮した皮だったのです
 あの子、まだまだ大きくなろうってのね!
 よくばりさん!

「なんでだよ!? 嫁を貰ったら大人しく帰るんだろ!?」

 皮だとは思いもよらなかった!
 さる曰く、百足も昼間の事で怒っているんじゃあないか?と

 怒りは百足を一回りも二回りも大きくしてしまった

 こちらは二人、敵はますます厄介に!

さる『どうするよ…?!』

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「あいつの弱点は日光だ! 雲からお天道様の下にひきずりだせば」

結成!
 どろろの着眼も納得ですが、さるも「私にいい考えがある」と答え
 かくて変な名前コンビ子供コンビが結成に!
 と
 
「ムカデ退治だ!/ああ、姉ちゃんの弔い合戦だ!」

 視聴者的には、「姉は生きてるよな…」と思ってしまうので
 さるの割り切り方も好印象

 こういう時、「絶対生きてる」と無理をしたら失敗フラグですから。

 良かった、悪いフラグなんてなかったんや!

その間も、その後も。百鬼丸は延々と投げ続けた。歴史的投げっぱなしである

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「姉ちゃん…、姉ちゃんよ………(さる)」

子供たち
 しかし頭で割り切れても、あれほど大切にしてた思いですから…
 百鬼丸は、彼が泣いているのに気付くのでした…と
 さるは良い子ですね…

 彼に温かい毛皮を譲られ、どろろも密かに泣いていました

 母という単語に敏感などろろ
 今回の件でも、やっぱり苦しくなっちゃうよね……。

 こうして「他人も苦しんでいる」、苦しみという概念を学んでいくのね

 ミオの件で味わったものを、他人も抱えているのだと。

翌朝。再び山頂に「花嫁」が配され、大百足が現れたが…

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「うわあ!? …はん! でかけりゃ良いってもんじゃあねえ!!」

囮作戦
 その百本足で、オイラを捕まえてみろ! と駆け出したどろろ
 やはり、囮となっていたのはどろろ
 逃げる逃げる!

「こっちだ! こっち!!」

 どろろちゃん健脚すぎない!?
 一時的に隙間に逃れるも、それすら砕くほどデカいので長持ちしません

 あの百足ったら、一回の脱皮で大きくなりすぎィ!

 日本むかしばなしのオープニングみてえ!

どろろ『あっぶねえー……、頼んだぞ、さる!』

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「あんだけの炎でも燃えないのかよ…/ああ…、でも問題ねえ!」

発破をかけろ!
 毎度ながら軽快な太鼓の音! さるの狙いはガス溜りを利した爆破!!
 いやいや、爆破作画頑張りすぎじゃない!?
 モビルスーツも壊せそう!

「「そのまま、陽の光に溶けちまえ!!」」

 子供コンビがホント良い声…。
 とまれ間欠泉でなく、ガス溜り爆破アタックとは成程

 岩山暮らしになって以降、寒いのに火を使ってる描写がなかったのは伏線なのか

 引火する、って体験で学んでたのでしょうか

どろろ『そんな~~~~~!?

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 ところが! 百足は黒雲を自ら噴出し、太陽光を遮ってしまいます
 なるほど、雲が「化け物の一部」って事は
 こうなるのが当たり前か

 天敵である太陽に近く、しかし外敵が乏しい空に住む、彼の能力なのね

 人面なのも相まって、今までより遥か格上の強さに見える!

どろろ『ちきしょう…、こんだけやってもダメなのかよ!』

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 視界を塞がれた百鬼丸は、矢の当たる音で妖の位置を確かめていたのだ…

南無八幡大菩薩 願わくはこの矢 外させ給うな
 予備の弓矢を持ち出した百鬼丸は、石と「花嫁衣装」をまとって注意を引き
 充分に引きつけつつ、反響音で位置を探り
 遂に接近戦に持ち込んだ!

 一晩ずっと石を投げてたのは、その感覚を掴む為だったと

 延々打ち続ける度胸!
 見えないとはいえ、百鬼丸らしい恐れ知らずさでした

 怪物に弓矢一つで立ち向かう、英雄的な構図だったわ!!

 矢にツバつけて打たなきゃ!

さる『不味ィぞ!?

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 ところが! 今回の鬼神も一撃必殺とはいかず、活動を再開
 幸い、地上を歩くため「動く音」が感知しやすいが
 いきなり直撃を貰ってしまう

 百鬼丸、呻き声を洩らしてた!

そうだ、音だ!』『どうするつもりだ?!』

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「兄貴、ここだ! オイラの横がコイツの目だ!!」

「どろろ」
 初めて意思を以って叫んだ百鬼丸! どろろは、自分を百足に括りつけた
 一時は昏倒するも、どろろの名を百鬼丸が叫び続けた事で
 意識を取り戻し誘導

「ふん…、うぁぁぁぁああああああああ!」

 どろろと百鬼丸の連携戦!
 百鬼丸が、「無理して」声を出してるって不器用さがまた良かった

 前回今回と、「喋れ」って言ってたのが繋がるのね

 その激痛でか、百足は黒雲を突き破って大きく伸び上がって自滅し…

『尻尾にも頭があんのか!?』

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「やったあああああああ!」

走れ百鬼丸
 すごい高さから落ちるも、池ポチャで助かった! 百鬼丸は尻尾頭に狙われるも
 自ら飲まれ、内部から避けようもない攻撃を加えて粉砕
 太陽で焼いて粉々に

 弓を射る場面といい、今回めっちゃヒロイックな戦いをしてはる!

 中で両腕を広げ
 上下に、切り裂くように走り回ったんでしょうか

 デカくなりすぎたのが仇だった…?

 百足がサイコロステーキになっちまった!

さる『大丈夫かー!?

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 百鬼丸、初めての「匂い」は硫黄臭。くさい(絶対)。

むっつめ
 耳や声の時と比べ、ちょっと平和すぎない!? 別作品のようなオチ!
 それも全ては、ここまで殺伐としてきたおかげですね
 ギャップが酷すぎて笑えます
 くさそう。

「兄貴の鼻が戻った…!?」

 姉も無事で、「丸飲みにされた」のが良かった。
 大きな百足で良かった…

 姉の第一声が「さる」なのも、今回を象徴しててとても良かった…

 間欠泉が噴出すのも、「はいお終い!」って感じね!

どろろ『はあ~~~~~~~……

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「そうだ、名前! 新しく考えないとっ/さるでいいよ…」

名前は大事なんだから!
 実は砂金はあれ一粒きりで、さるが持ってた石とは“硫黄”だったらしい
 なるほど、火山地帯らしい平和なオチでした。
 二人は貧乏じゃないとね!
 で

「ダメ! 名前は大事なんだから…/なんだか、ホントの姉ちゃんみたいだな…」

 笑いあう「姉弟」が素敵でしたねー
 それに元々、「さる」の一件で笑ったのが二人を繋いだものでした

 再出発も笑顔から、さるはホント「姉ちゃん」の笑顔が好きなんだろうなって

 さる、変な名前も彼当人には大切な絆なのね

ど…、ろろ………

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)どろろ
 兄貴、これは匂いってんだよ♪
 ン?!

 今、オイラの事どろろって…

 初めてだ…、名前呼ばれたの……!


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「兄貴ー! 待ってくれよっ! オイラの名前、良い名前だろ~♪」

どろろ
 くたびれもうけでしたが、まあ良いか…、と思ったらどろろに本当にご褒美が!
 さっき、お梅が「名前は大事」と言ったのを踏まえたのか
 初めて「どろろ」と呼ぶ事に。

 また際し、どろろが“良い名前だろ”と主張するのも示唆的ですね

 そして今回、初めて百鬼丸に呼んで貰った事で
 また一つ大切になった

 そんな風に思える、いい最終回でした

 本作は、百鬼丸が「どろろ」と呼ぶまでのハートフルブレイクストーリー…!

さよならごっこは慣れたもんさ でも手を振ったら泣いちゃった

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■さよならごっこ
 作詞・作曲:秋田ひろむ
 編曲 - 出羽良彰、amazarashi
 歌:amazarashi

 憂鬱が風に散らばり 吹きだまって影になる
 僕らの足音は 無情を饒舌に諭す
 君の瞳の深さを 覗き見て狼狽える
 望みなどあったでしょうか この行く先には

 おどけて笑うのは この道が暗いから
 明りを灯すのに 僕がいるでしょう

 さよならごっこは慣れたもんさ
 でも手を振ったら泣いちゃった
 僕らの真っ赤な悲しみが
 暮れる 暮れる そして夜が来る
 当たり前にやってくる明日なら 「生きたい」なんて言わなかった
 よせばいいのに夢見てしまう
 未来 未来 君のせいなんだ

※TVバージョンは1番のみ


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 ラストで笑う百鬼丸、この曲に合ってるし、曲が物語に合ってますね…

「生きたい」なんて
 本当に絶望的で暗くて、でも出会えた事で希望を持ってしまった
 希望を持つなんて、と思える歌詞が切なくて
 絶望的な本作らしい

 おどけて笑うのは この道が暗いから 明りを灯すのに 僕がいるでしょう

 暗いのは道というか人生で
 そして「この暗い道で、明かりを灯すのに僕がいる(必要)でしょ?」と。

 おどけて「やっぱり、キミには僕がいなきゃ!」

 どろろを思わせるし、続く2番がまた…。でも好きだなこの曲。

感想追記

 残され雲と“共通項”?
 現在、奪い返した部位は六つ
 どろろ瓦版七
 今回、てっきり「誤解」に基く話かと
 さるという名前
 龍神も恐れる? 大百足とかいう大妖怪!      
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伝承に残るほど古い鬼神? “残され雲”の大百足退治!

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 晴れた空にぽつんと残った奇怪な様子から、「残され雲」と俗称される

大百足
 現れると人を食い荒らす事から、「嫁」を差し出して鎮めてきた怪物
 今回、全身から黒雲を噴出させ身を隠す鬼神と描かれ
 百鬼丸により討伐

 際しどろろは、「嫁を欲しがるなんて変な化け物だ」と評しました

 その件は特に追及されず終了
 実際、食い荒らすだけなら「一人で済ます」意味はありません

 深読みすれば、百鬼丸の件への前振りなんでしょうか?

百鬼丸一人を差し出しただけで、醍醐国に加護を与えた鬼神たち

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 大事なのは、「人間が自ら望んで差し出した」って事にあるのか?

人柱たち
 百鬼丸は御仏に“命”を守られ、十一の鬼神に身体を奪われた様子(2話)
 十二の鬼神は、悪く言えば「それっぽっちの報酬」で
 醍醐領に加護を与えています

 しかも倒すと返してくれる、「お梅姉ちゃん」も同様に帰ってきました

 人間が、他人を差し出して怪物と交渉をするという事
 人間が自らの意思で差し出す事

 人がやってはいけない、外道な交渉を行う事自体に意味があるのでしょうか?

 今回の件は、もしかしたら前振りなのかもしれませんね

 過去差し出した生贄は帰ってきませんでしたし、考えすぎかもしれませんが

食いたいなら、好きなだけ食い荒らせばいいのに…?

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 どろろも妙だと言ってましたが、放置すれば食い放題である残され雲が
 差し出されれば、一人だけで我慢するって奇妙
 わざわざ触れたのは前振りなのかなって

 百鬼丸の件も、「腹の足しにならないだろうに」と言ってましたし

 対し琵琶丸は、心の問題だ的に考えてましたが…?

六つ目は「鼻」! 声以来、久々の奪還へ

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 奪われたのは11個、半数以上を取り返した事に(連続2クール)。

時系列順
 第1話…、命/(御仏による守護)。
 第3話…、右足/無名鬼神
 第1話…、皮膚/泥鬼…醍醐領に水害
 第2話…、痛覚(神経?)/万代…、酒井氏が同盟を破棄
 第4話…、聴覚/似蛭…干害
 第5話…、声帯/蟻地獄…干害
 第8話…、嗅覚/残され雲

 第2話万代の台詞から、1体だけ何も持ってない鬼神がいると判明。

 また5話「妖鳥」は普通の妖怪と公式明言、蟻地獄から声を奪ったと確定
 つまり「倒さなくても部位は戻る」と判明した。

 ただ際して右足を奪われた為、交換しただけかもしれない。

どろろ瓦版七は「人間性を取り戻しつつある」事がポイントに




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 設定画では、ちょくちょく貞子化(髪で顔が隠れる)予定だったらしい。

どろろ瓦版七
 幼少期、痛みを知らない百鬼丸は、命を奪うことに躊躇いがありませんでした
 育ての親寿海は、そんな彼に剣を教えたのは間違いだったのか?
 と第3話で悔やむ様子も

 しかし前回、妖怪を“見逃す”ことを覚えた。と人間性への転換点に

 また、関所が普通は通行料を稼ぐものと時代背景を解説し
 前回では「村人を出さない為」と言及

 外から守る為と見せかけ、実は…というのが見所でしたね

「残され雲」。てっきり、誤解に基く話なのかと思ってました

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 今回の事件、灰が降ってくるのは「大百足が脱皮した皮」だと種明かし。

灰の降る村
 てっきり火山などの有毒ガスとか、自然現象を妖怪の仕業と誤解し
 更に、実際に鬼神がいたので話が大きくなってしまった…
 的な話だと思いました

 実際はガチに鬼神でしたね! 鬼神祭りでしたね!!

 まさか灰=脱皮した皮とは思わなかった!

「さる」は、お梅姉ちゃんが名付けたも同然の名前だったのね!

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 当初、本当に「さる」って名前なのかと誤解してました。

ゴッドマーザー
 でも会話を聞きなおすと、やりとりからして、ホントに名前を忘れてたらしい
 名前を忘れて、でも意地っ張りな「少年」は認め難くて
 で、「さるみたい」と言われたから
 さるだよ!と

 事実上お梅に貰った名前だから、ああいうやりとりしてたんですね

 さる自身は胸を張って言える大事な名前で変えなくていい
 お梅は「変えてやりたい」と

 あー、良かった見直して! 誤解してたわ!

敵は「大百足」! 日本の昔話では、大百足は怪物だとされます

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 弓矢で立ち向かったのは、「俵藤太」の逸話のオマージュ

昨今はFGOでも有名です
 非常に強力な鬼神、鬼神が徐々に強くなってるよう感じるのは伏線なのでしょうか?
 とまれ大百足といえば、後に日本三大悪霊となる「平将門」を倒した男の逸話
 若き藤原秀郷=俵藤太で有名

 なんと山を七巻き半もするほど巨大な百足で、龍神の一族を迫害

 俵藤太は龍神の娘に頼まれ討伐に出陣
 装甲が厚く苦戦するも、百足がツバを嫌うと思い出し、ツバをつけた矢で打倒しました

 この時の功労で、平将門の弱点を教えて貰い倒せたのだとか

 また龍神から貰ったという宝刀「蜈蚣切」が、伊勢神宮に奉納されています。

公式ツイッターより
































2019年2月25日 どろろ 第8話「さるの巻」

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 妖刀回と同脚本。製作はMAPPAが担当

スタッフ
 脚本:金田一明
 絵コンテ:黒川智之
 演出:大峰輝之
 作画監督:冨永拓生、村上竜之介、山田裕子、佐野誉幸
 総作画監督:岩瀧智
 アニメ制作:MAPPA手塚プロダクション
 原作:手塚治虫(1967年 - 1969年)
 制作協力:-

あらすじ
 ある村では、黒雲をまとう大百足の鬼神を鎮めるために、若い娘を生贄として捧げる習わしがあった。姉が生贄となった少年・さると共に、百鬼丸はどろろと協力し鬼神に立ち向かう。

トップに戻る/以下、公式あらすじよりネタバレ

次回、ストーリー上欠かせない回。サブタイ…!

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■次回あらすじ
 風邪で熱にうなされるどろろ。朦朧としながら曼珠沙華を目にしたどろろは、父・火袋と母・お自夜とのかつての日々を思い出す。


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 ジョジョファンにも馴染みある光景が。元ネタなのね…!

無惨帳
 毎回OP登場の両親回、特にどろろが大切に思うのは「おっかちゃん」で…
 今回、家族の絆が描かれたのは前振りでもあったんですね
 どろろという大切な名前も。

 変な名前と言われても、大切な人と繋ぐものであるからでしょうか

 そして百鬼丸ハンド再び!
 熱で朦朧としたどろろを気遣ってでしょうか?

 果たしてどろろが両親を失った顛末とは

 次回、どろろ 第9話「無残帳の巻」

どろろ 8話 感想

 どろろ 第8話「さるの巻」
 冒頭「残され雲」    
 Aパート「花嫁と獣」
 で…お代はいかほどいただけるんで……?
 百鬼丸は初めて知った
 さると優しさ
 灰の正体 
 Bパート「天空の花嫁」
 南無八幡大菩薩
 六つ目
 どろろって良い名前だろ    
 ED「さよならごっこ」歌詞
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 次回予告(公式予告によるネタバレあり)。
 これまでの感想
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どろろ 感想 2019年1月 公式ツイッター

 どろろ 第1話「醍醐の巻」
 どろろ 第2話「万代の巻」
 どろろ 第3話「寿海の巻」
 どろろ 第4話「妖刀の巻」
 どろろ 第5話「守り子唄の巻・上」
 どろろ 第6話「守り子唄の巻・下」 OPテーマ「火炎」歌詞
 どろろ 第7話「絡新婦の巻」
 どろろ 第8話「さるの巻」 EDテーマ「さよならごっこ」
 どろろ 第9話「無残帳の巻」
 どろろ 第10話「多宝丸の巻」
 どろろ 第11話「ばんもんの巻・上」
 どろろ 第12話「ばんもんの巻・下」、前期OP「火炎」、前期ED「さよならごっこ」
 どろろ 第13話「白面不動の巻」
 どろろ 第14話「鯖目の巻」
 どろろ 第15話「地獄変の巻」
 どろろ 第16話「しらぬいの巻」
 どろろ 第17話「問答の巻」
 どろろ 第18話「無常岬の巻」
 どろろ 第19話「天邪鬼の巻」
 どろろ 第20話「鵺の巻」
 どろろ 第21話「逆流(ぎゃくる)の巻」
 どろろ 第22話「縫の巻」
 どろろ 第23話「鬼神の巻」
 どろろ 第24話「どろろと百鬼丸【最終回】」