公式サイト どろろ 第7話 感想 絡新婦の巻 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 22時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
倒せ絡新婦(じょろうぐも)! 人攫いを恐れ、強固な壁に囲まれた村で「得たもの」とは

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初めての笑みは苦笑? 慈愛? 奪われた部位が半分揃い、人らしさを学んでいくワケね!
 身体は取り返してないけど、命を大切に、声をあげ笑うようになった百鬼丸
 初めての音は泣き声、声は苦悶の叫びだっただけに
 笑い声は楽しげで良かった!
 本当に!

 横顔だけの笑い、百鬼丸“初めての笑い声”おかしい!

命の重さに変わりはねえ
 ミオの事があった後だし、苦笑され「ちゃんと笑わそう」と頑張るどろろが微笑ましい!
 冒頭、笑わすのを投げ出したどろろが「笑うんだ」と知った
 その変化が素敵なオチだった!

 後から思うとアレコレ「そうだったのか」な回、その構造も面白かった!

どろろ 7話 感想

 どろろ 第7話「絡新婦の巻」
 冒頭「蜘蛛」    
 Aパート「壁のある村」
 お萩と弥二郎
 食い物のない村
 人も虫も  
 Bパート「弥二郎の仕事」
 逃し屋
 長生きの秘訣
 鎮火する炎
 最初の笑い声     
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 次回予告(公式予告によるネタバレあり)。
 これまでの感想

後味の悪い結果になりかけ、「耳が戻ってて良かった」というどろろ

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 どろろは「百鬼丸が弥二郎の声を聞き、戦いを回避した」と思ったようです

奪われる側/奪う側
 視聴者=百鬼丸には、絡新婦の色が、赤から灰色へ薄れていくのが見えた為で
 その点、ちょっとした食い違いがあるかもしれません
 或いは声と色、両方を感じて止めたのか
 後者だといいですね

 前回「好きな人を奪われた」百鬼丸が、奪う側にならなくて良かった…

 残された村も、これをきっかけに変化があれば良いんですが

現在回復した部位は5つ、初めての「笑い声」を発することに

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 喋らないけど何かと「会話」出来てるのが微笑ましい。以心伝心ですね

あらすじ
 絡新婦を仕留めそこなった百鬼丸達は、村に出る人さらいの正体だと考えて探し回る
 だが実は、村を囲う壁は「村人を逃さない」為であり
 人攫いとは「人逃し」だった

 逃し屋弥二郎は、化け物と知らず絡新婦を助け、日に日に弱る彼女を逃そうとする

 百鬼丸と領主の兵達に襲われ絶体絶命に陥る絡新婦
 弥二郎は化け物と知ってさえ添い遂げようとし、百鬼丸は二人を見逃した

 命を大切にする事をミオに、どろろに学んだ百鬼丸は、初めて声に出して笑うのだった

 次回、どろろ 第8話「さるの巻」

回想『穴倉から出てきたもんが鬼だった…、って ならねえようにしなよ?』

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 前回、ミオ達はスパイと誤解されて醍醐家の侍によって皆殺しに遭った
 怒った百鬼丸は醍醐兵を皆殺しにするところだったが
 どろろにより押し留められる

 百鬼丸は人になるのか、鬼になるのか? 二人は再び旅に出発する

どろろ『なあ兄貴、腹減ってねえか?』

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 今は、飯どころじゃねえか…(どろろ)

ハラペコ 
 前回でミオを失って以来、むっつりと歩き続けて夜になったらしい百鬼丸たち
 どろろは彼を笑わせようとするのですが…
 と

 一生むっつり顔のままになっちまっても知らねえんだからっ

 くすぐりも効かない百鬼丸
 効くかと思いましたが、彼の笑顔は安くないんだからね!

 ただ前回、ミオの歌を聴き続け「音」はだいぶ平気になった模様

 ミオがいた証は、形となって残っているのね

『お前とずっと一緒にいてえよう…♪』

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 こんな山ン中でナニしてやがんだ!? 突然、聞こえてきた艶っぽい話!
 さすがどろろ、おませさんというか意味は解るようで
 怒って石を投げまくります

 まあ真っ暗だから、えっちな事するにはもってこいだよね!

 ただ、めくらめっぽうに投げた石が「荷物」に当たったらしい

どろろ『何だァ!?

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 おい…、大丈夫か? こいつ…、ふざけんのもいい加減にしろよっ

頭上の妖怪
 怪しい声は、頭上で旅人が蜘蛛妖怪に捕まってもらしていた声
 しかし、いい夢見てるらしくウヘヘと笑ってます
 夢見るままに地獄行きか

 百鬼丸は瞬時に両手抜刀、木を駆け上って旅人を助けますが…

 どろろの視点
 抜刀と、手塚プロ制作回は視点変化が面白いわ!

※本作はMAPPA社、手塚プロの二社制作

 前回みたいにMAPPAが作ると、めっちゃ動いてそっちも格好良いけど!

瞬く間に蜘蛛妖怪を叩き落した百鬼丸、しかし

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 仕方ない…、あそこで力を(蜘蛛妖怪)

逃走本能
 糸ではりつけになった百鬼丸ですが、蜘蛛もこれが最後の力
 逃げていく蜘蛛を探したどろろ達は村を見つけ
 舞台は移るのでした…、と

 糸が絡みつくところの作画すごかった!

 蜘蛛側も、拘束したならトドメを刺していけよとも思いますが
 後から思うと「なるほど」。

 またトドメ刺そうとし、敵=百鬼丸の仲間に不意討ち食らう可能性もありますし

 まあ変にピンチにしたら琵琶丸が出そうですしね

ああまだ間に合う ああただ Burn it up Baby

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 うなだれた百鬼丸が叫び出すOP、ミオの死を思ってだったのか
 やはりというか、OPからして死別って感じでしたものね
 それにしても悲惨でしたが…

 原作では回想、どろろと出会う以前であり、似た経緯で命を落としているそうな

 本作中では、彼女を思い「人間」への取っ掛かりを得ましたが…?

絡新婦(じょろうぐも)『クッ…、もう身体を引き上げることも出来ないなんて』

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 なんかめんどくせえ村だなあ…

その村は
 と思って手形を受け取ったどろろだが、聞けば納得の理由だった
 最近、村に人攫いが出るという
 となれば

 ヒトが消えるってのは、オイラ絶対あの蜘蛛のバケモンのせいだと思うんだっ

 退治すれば褒美が出るに違いない!
 そう言ってはしゃぐのは、これで百鬼丸も気晴らしできると思ったんでしょうか

 どろろ、言い終えた際の表情が大人びていましたね。

 ただし「村人」が不穏な描写で…。

絡新婦『……これだけは、完成させないと…』

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 どろろが、明るい調子で「退治してやろう」と言ってた蜘蛛はと言えば
 必死こいて何かを作っていました
 対照的ですねえ…

 妖怪だって必死なんだ、皆みんな生きているんだ友達なんだ

翌朝、男は洗濯をしていた

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 尾篭な感想を言えば、「えらくダイナミックな立小便だな」と思いました
 いやホラ、水が出てる位置とか!
 構図とか!

 制作側は狙ってやったんでしょうかこのスケベ!

『…? おい! アンタ、しっかりしろ!!

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 す、すまん! 驚かすつもりはなかった?!

下心
 そして男は、“絡新婦”が変身した女を助けてしまったんですね
 思わず頬を染めるほど美人!
 対し

 まずはこいつの精気を頂くか…

 まあ女子ったらいやらしい!
 さっき「これだけは」とは、おそらく服を糸で作っていたんですね

 いわゆる姫カットを思わせる美人、これは惚れる

 どことなく、クシャトリヤに乗ってオールレンジ攻撃してきそうです

『そういやアンタ、名前は? 俺は弥二郎ってんだ』

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 そんなモノはない(絡新婦/じょろうぐも)。

お萩
 作中は困窮の時代、「飯でも」と言ってくれる弥二郎の惚れっぷりが微笑ましく
 対し、雑にも程がある化け方の絡新婦にハラハラしますが
 弥二郎は「お萩」と名付けます

 萩の花ン中で寝てたろう?/…なんとでも呼べ…

 彼女にとって人間は餌
 にしても、まったく取り繕う様子がなくてハラハラする!

 対し弥二郎、まったく気分を害さないとかどんだけ惚れたのか

 この青春ブタ野郎!

お萩『なんだいこれは…? 不味そうだねえ』

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 旨い…!

にっこり
 この絡新婦、こうして人里に入ったのはどうやら初めてらしく
 全く「人間」に化けきれていません
 ハラハラします!

 心尽くしを罵倒し、素手で食うお萩。さすがの弥二郎もぎょっとした様子ですが…

 意外や「人の食事」も食えるのね
 目を見張った彼女に、にっこりした弥二郎の人柄たるや

 彼、ホント良い男なんだねえ

 前回の雑兵共辺りなら、とっくに彼女を襲ってますよ賭けてもいい!

『お萩、お前どっから来た? もし良かったら教えてくれっ』

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 良くないから教えないよ。(略)ったく、力さえ戻りゃさっさとこんなとこ出て行きたいよ

はらぺこ弥二郎
 いわゆる“塩対応”、しょっぱい対応しまくってて弥二郎が気の毒ですが
 弥二郎は、自分は仕事があるからと出ていってしまいます
 対し

 妙な人間だねえ…(お萩)

 お前にゃ言われたくなかろう…
 彼女は「腹の音」も初めてで、弥二郎が自分の分を譲ったのだと解りません

 ハラペコで仕事に行く弥二郎、あんたつくづく良い男だねえ…

 一歩間違えばアイドルに重課金して破滅しそう

ぶううん…、と飛んできたハエがご飯にたかるも

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 あたいのモンに、手ェ出すんじゃないよ。と糸で捕まえ食べてしまうお萩
 この台詞、もう完全にフラグでしたね
 ラブコメの波動しか感じません

 なんだいなんだい、今週はえらくハートフルなストーリーだねえ…。

どろろ『田畑に作物なんもねえ…、兄貴ぃ、この村食いモンは難しいかもなあ』

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 なあ? アンタ、あれなんて書いてあるんだ?

人攫い
 いかなる状況か困窮している村、立て札は“人攫い事件”の解決を促したもので
 弥二郎は、解決して褒美を貰おうとしてるよう見えましたが…?
 その真意は後ほど。

 首突っ込まないほうがいいぜ? なんせ相手はバケモンなんだから♪

 思いもよらぬと仰天する弥二郎
 なるほど村は困窮し、また「バケモノ」だとは考えてもいなかった

 最初に捕まった奴は旅人でしたし、蜘蛛は旅人専門、人里には来なかったのね

 また、ここで「バケモノがいる」と彼に伝わり…。

弥二郎の仕事、この村の産業は「石切り」だったらしい

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 静まれ! 静まれぃ! 手を止めてはならん!!(兵士達)

村の現状
 崩落に潰され絶叫する工事員達…、良くてカタワか悪けりゃ即死か
 弥二郎には「明日は我が身」だったのでしょうね
 何とかしないとと

 カネも食うものもない、しかしいずれ取り返しがつかなくなる

 弥二郎が、思いつめる様子が胸に迫ってくるようです…
 鍵は「人攫い」にあると。

 して見ると、ちゃんと農作物栽培できてた醍醐領、ホント恵まれてたんですね…

 今は日照りになってしまっていますが。

どろろ『バケモンが出るなら日が暮れたこれからだろうぜ? 兄貴~』

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 第2話でおなじみ、木いちごらしいものでひとまず飢えを凌ぎますが
 結局、ちゃんとしたご飯は手に入れられなかったようで
 百鬼丸たちもハラペコ

 この回、みんなハラペコっぽくて切ない

 やっぱりちゃんと食べられる事ってのは、幸せな事なんだなぁ…

絡新婦『……人間の食いもんじゃ、やはりこの程度か』

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 何でそこまでするんだい? 死んだら元も子もないだろう(お萩)。

村の現状
 騒がしくて起きたというお萩、騒ぎは採石場で死人が出た為でした
 弥二郎曰く、領主が収入悪化を恐れ
 作業を強行してるのが原因

 人間は不自由なモンだねえ…/顔色が悪いな!

 妖怪ってのは個人主義なんですね
 社会とは無縁で、「生きる」事を最優先にしている

 そう考えればどろろと百鬼丸も、妖怪とは似たようなものかもしれません

 また、この時の台詞は結構意味深でした。

『御器囓り(ごきかぶり)だ…!』

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 何故逃すんだい? 人間が死ぬのは良くて、虫ケラが死ぬのは嫌なのかい?

命の重さ 
 対し弥二郎は「人も虫も同じだ、生きている事に変わりはねえ」と言いきり
 絡新婦も驚きます
 曰く

 そんな事を言う人間に初めて会ったよ…、アンタ変わってるね?

 弥二郎たちは、ここにいれば遠からず死ぬと思いながら村にいる
 彼女にはそれが何故かは分からなかった

 この人間は命が惜しくないのか? そう思った矢先に驚かされたんですね

 命に分け隔てない弥二郎、人を襲う妖怪を助けたのは因果なもので…?

弥二郎『まずは食え、そして寝ろ。人間それが一番だ…』

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 アンタみたいな男、初めてだよ…、空腹はお互い様だね…

声音
 襲おうとするも寸前“腹”が鳴り、彼女は思いとどまるや飯を口にしました
 という事は「この音は、腹が鳴っているという意味か」
 と、理解したのでしょうか

 弥二郎は空腹を我慢し、弱ってる自分にご飯をくれたのだ、

 自分を「人間」と呼び、慈しむ弥二郎に苦笑しながら
 彼に殺すのをやめるのでした…、と

 声音がめちゃくちゃ優しくなってる…

 ヒトの体に化けた事、それに精気を吸う妖怪だから「空腹」に慣れてなかったんでしょうか

どろろ『はぁ~、疲れたぁ。一晩中歩いて収穫なしかよ~』

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 あれ、何て書いてあんだ?/昨日の晩に、また人が消えて褒美が多くなるとある

人攫いのひと
 ここに至って、人攫いは“怪物”ではないのだ。とどろろは気付きますが
 村の子供が「人攫いの人つかまっちゃうの?」
 と、心配げに言います。
 対し

 どげんに褒美を積まれても、領主に寝返る男などこの村にはいやせん…

 どろろも「視聴者も」驚かされる一言
 なるほど、あの壁は…。

 人攫いを暴露する事は、領主に寝返るという事だったのか!

 どろろ達は、そろそろ空腹の限界…、飢え死にしてしまいそうだ! どくだみを齧ろう!

弥二郎『お萩…、お前さらにやつれてるな…、こいつは…?!』

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 しかしお萩は質問を質問で返します、「えらく朝早く出かけたね?」
 外が暗い中、灯りも持たずに弥二郎は出かけましたが
 彼は「そっちが本業だ」と

 採石以外に仕事があり、夜中に灯りも持たずにやる仕事とくれば…

 とまれ弥二郎、困ったが「医者はいない」と
 
『旅の札がないお前が村を出るのは難しいだろうが…、俺なら確実に逃してやれる』

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 あたしに払えるもんなどないよ?

引き受けた
 と諦めの彼女ですが、「生きていてくれればいい」と弥二郎は言います。
 もっとも彼女は「あたしはごきかぶりと同じだから」
 と

 ああ同じだ、命の重さに変わりはねえ

 意味の違いが面白い
 彼女は、自分は人間じゃないと“自嘲”したよう見えます

 対し彼は、どんな命だって重いんだ!と必死に助けたのだと。

 彼女は哀れまれたと思い、彼は必死。そんな温度差を感じます

『(人攫いがバケモンじゃないなら、オイラ達じゃ見つける事すら難しいな~)』

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 どろろ、人さらいを解決して礼金を貰おう、という方針は変わっていません
 しかしいい加減、この村ではどうしようもないと諦めて
 最後のチャンスだと腹を括ります
 今夜が山だ!

 今夜がダメなら、とっとと別の村を探そうって思ったんでしょうね

 今夜が山田と。山田ァ!

お萩『どこへ行くんだい、そっちは村の出口じゃないだろう?』

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 ここ、百鬼丸は口元を抑えて「黙って」。で「耳を澄ませて」、と指示したらしい

逃避行
 百鬼丸は相変らずどろろより耳がいい、過敏なのかいち早く気付きます
 対しお萩は、「見つかってしまった」と口にしてしまい
 どろろにバケモノ呼ばわりに

 バケモンをやっつけりゃあ飯が食える! サクッと頼むぜ兄貴!

 お萩、ホント世慣れていませんね
 もっとも百鬼丸なら、魂の色で分かるのでしょうけれど

 しかし「あの」百鬼丸が、斬りかからないなら…?

 あの百鬼丸が!

弥二郎『お萩がばけもん…!?』

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 人さらいはこの俺だ、俺が手引きしてこの村から逃した。お萩は関係ない

逃し屋
 やはり弥二郎、端々から「人じゃない」って気付いていたんですね
 お萩さん、まったく隠そうともしなかったから…
 惚れた弱みよ!

 え? え? なんでバケモンを庇うんだよ…?!

 お萩の言動にはハラハラしましたが
 むしろその事が、弥二郎に早めの覚悟を促していたワケか

 いい男にも程があんだろ…、そして“逃し屋”だと

 どんどん真相が明らかになる!

貴様が逃し屋か!

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)どろろ
 見つけたのはオイラ達だぜ! 褒美はもらえるんだろうな~?

)侍たち
 そんなモノないわ!
 密告者を釣る為の方便よ!


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)どろろ
 え~!? そんな殺生な~、やりかたが汚ねえぜ!
 お前らは悪党だ!

)悪党
 悪党結構! これ以上人足が減ったら、俺たちが始末されちまう!
 その男を捕らえろッ!


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 不味い精気だねえ。……見逃しちゃあもらえないようだねえ

血色の蜘蛛
 悪党たちのざっくりした物言い! やだ、むしろ好感持っちゃうよ!?
 彼らもまた、上から命令されてやってるワケで
 やらなきゃ殺されるのは同じだと

 対し百鬼丸“吸精”した絡新婦が血色に変わった為、刀を抜いた!

 つまり、バケモノだって剣呑な事しなきゃ色が違うのか…
 勉強になる回だねえ…

 むしろ彼女の方が、侍共より色が綺麗な可能性さえありそうさ!

 刀を「抜かせる」百鬼丸、信頼を感じる一コマね

『何ぼぉっとしてんだい逃し屋! アンタの仕事は終わってないよ!!』

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 意外だったのは彼女の反応、なんとここで男を連れてった!
 アンタの仕事、とは「口実だろうなあ」と
 私は感じました

 ほっときゃ、侍たちに酷い目に遭いますものね…

どろろ『ただ働きになっちゃうけど…、どうする?』

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)弥二郎
 人を…、殺すのか?

)絡新婦
 人間は貴重な餌だからね…
 今まで、命までとった事はないよ

 生きてりゃ精気は戻る…、そいつをまた吸うんだ…

 共に生きるのが長生きの秘訣


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 そうか…、これからも、か……、…なら、いい

人と蜘蛛
 さすがの弥二郎も、彼女が人殺しを続けるのは胸が痛かったのでしょう
 しかし! しかし意外や人を殺した事はなく
 それも“長生きの為だ”と

 共に生きるのが長生きの秘訣、いい台詞だと思います

 人間側こそ、人足(村人)たちを使い捨てにして稼いでる
 それよりよほど共生しています。
 強制だけども。

 なるほど冒頭の男、「殺しそこなった」じゃあなかったのね

 蜘蛛だけに、シェイクみたいにチュチュー吸うんじゃあなかったのか(ジョジョ5部脳

どろろ『兄貴ー!

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 百鬼丸は、痕跡が見えるのか、或いは「崖の上にある炎」が見えるのか
 じっ…、と崖の上を見ていましたが
 どろろに促され路線変更

 この崖は登れない、山駆りする侍たちの後を追おう

 昔の百鬼丸なら登った気もしますね(無茶振り)。

弥二郎『俺の仕事はここまでだ、さ…、行ってくれ』

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)絡新婦
 アンタも行くんだよ

)弥二郎
 えっ…

)絡新婦
 ウラの仕事がばれちまったんだから、もうここには居られないだろう?
 捕まって、ただで済むと思ってんのかい?

)弥二郎
 見せしめにされるのは間違いないだろうなあ…

)絡新婦
 それが本望じゃないだろう。…なら逃げるしかないだろう

 バケモンと一緒じゃ、嫌かい…?


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 ここから逃れて、お前のエサとして生きていくか?

あんた
 お萩の言う事は筋が通ってますが、先制プロポーズしたのは旦那でしたわ!
 お萩、表情的に「逃げるまでは一緒」くらいだったんでしょうが
 旦那は上を行ってましたわ!

 アンタみたいなおかしな人間にゃ…、今後二度と出会えないだろうよ

 いやあアツいアツい!
 直後、「アンタ」とか呼んでるし完全に嫁だよ!!

 アツいアツい! 火矢くらい熱い!

 この岩の割れ目が沢に繋がり、伝っていけば逃げられるそうですが

領主様に楯突いた奴の末路だ!

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 一人残らず吸い尽くしてやる!

痛み分け
 怒りに我を忘れた! 百鬼丸達は“赤混じりのオレンジ”に変じる際に到着し
 当然、彼女と一戦を交えることになってしまいます
 が、どろろは…

 吹き飛ばされた百鬼丸、手をあげ「大丈夫」とアピールしてる!

 今回、百鬼丸がめっちゃジェスチャーしてて微笑ましい
 とまれ初撃は痛みわけ

 さて絡新婦、本気になれば飛びくる矢も全て撃ち落す技量!

 思った以上に強かった!

絡新婦『この村に医者はいないんだろう? 私がお前を連れて行く…』

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 お前を死なせはしないよ… 村に医者はいないという台詞
 ここで、彼女の必死さに繋がるのが素敵だ…
 死なせない…

 しかし百鬼丸は、剣を収める真似はしません

 そう易々と人は変わりませんものね…

絡新婦『……やっぱり、どっちかが死ななきゃならないようだねえ…』

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 殺すのは…、駄目だ…、お萩…、今までも…、これからも…、だろう…?(弥二郎)

鎮火
 弥二郎の言葉に、絡新婦はみるみる“血の赤”から灰色に近い炎へ
 また、彼女が「吸い尽くす」と叫んだ男達も
 どうも生きていたようです

 約一名、動いてなかったですがたぶん全員無事だったのでしょう

 どろろも、絡新婦のほうに肩入れしていたらしく
 ホッとする決着に。

 前回はどろろが止め、今回は自らの意思で戦いを中断した百鬼丸

 鬼にならぬよう、どろろも見守り続けるのね

どろろ『いっちまったなぁ…、あの二人』

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 やがて百鬼丸達は、村の表口に「旅人の札」を返して出て行きます
 弥二郎、重症でしたが血止めは出来たみたいだし
 多分大丈夫なのでしょうね

 本作には珍しいというか、当分ハッピーエンドが続くのかもしれません

 と、油断させてドーン! とかあるかもだけど!!

どろろ『耳が戻ってて良かったよな?』

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)どろろ
 じゃなきゃ、かな~り後味の悪い結果になってたと思うぜ♪
 まだ喋る気になんないのかい…
 ならいいよ!

 オイラが二人分喋りまくって、じめじめ気分を払ってやるさ!

 …!
 クモ!?
 コイツ、噛みやがった!


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 どろろ「…ごめんよ、驚かしちまったのはオイラだな
 百鬼丸「……ン

 どろろ「え…?

 兄貴、今、鼻で笑ったろ! 聞こえたぜ兄貴の最初の笑い声!!


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 でも違うんだよ! オイラが求めてる笑いは、そんな人を小馬鹿にしたようなんじゃなくて

笑み
 初めての笑みは「鼻で笑った」、とどろろは解釈して怒るのですが
 あくまで、どろろがそう受けとっただけであって
 百鬼丸の本意は不明

 もっと爽やかなヤツ! あー! もー!!

 相手の、蜘蛛の気持ちを思いやったどろろを見た百鬼丸
 慈愛の笑みだった気もしますが…

 まあどろろはそう解釈するタイプじゃないしね!

 百鬼丸を笑わせる! どろろの戦いもまた始まったってワケさね!!

感想追記

 百鬼丸を笑わせよう! 再出発した二人
 どろろ瓦版6
 人さらいの正体
 絡新婦と「育ての親・寿海の心配」
 昔のご飯は炊き直しとか、保温とか出来ないので!       
 トップに戻る

ラスト「笑わせてやる」は、冒頭のシーンをより深めたものか

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 冒頭、笑わせようとして全然ダメだったどろろ。

一生むっつりしても知らないぞ!
 大げさな言い方をすれば、絡新婦を見逃した件に重なってるんだと思います
 冒頭では、やっぱり笑わない=人間的じゃないと諦めかけたけど
 見逃し、そして鼻で笑った百鬼丸を見て
 彼も「人間だ」と思えた

 もうちょっと頑張ればきっと笑う、“そう信じられるようになった”回だったのかなって

 無理だ!と諦めるのと
 頑張れば…、と希望が見えるのは全然違いますから。

 どろろ視点で、百鬼丸は鬼じゃなく人になれる、そう信じられる回だったのかなーって

先週分「どろろ瓦版6」では、種籾の特別さが改めて


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 黄金色に見えていた種籾は、やはり特別であったらしい

百鬼丸の宝物
 どろろやミオでさえ、画一的な色に見える百鬼丸をして特別なのだと。
 今回、大事そうに懐に入られていましたが
 改めて重要だと感じます

 ただ醍醐家の家紋、“百鬼丸の正体”に直結する袋なのが恐ろしい

 つまり、これを取り上げたら百鬼丸は死ぬほど怒る。
 なのに「思わず手にとって確かめたい袋」に

 これめっちゃ悪いフラグですよ…、いつか定住先で撒く事になるのか?

 多宝丸が「自己嫌悪」と明言し、決して悪い人間じゃないとも描きます

今回の村は、「村人を逃さない為」に厳重な警戒を敷いていた

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 外敵=人さらいを「入れない」為ではなく、中から人を出さない為の壁だったと

逃し屋・弥二郎
 近くに良質な石があったのが運の尽きで、村人たちは石切の人足にされていた
 弥二郎は、彼らを逃がす為の「逃し屋」を本業としており
 領主の部下は「人攫い」として密告を待っていたが
 村人は皆して庇っていた

 旅人には嘘をつき、また「旅人」と分かるように手形を渡していたのね

 手形を持ってなければ、「村人」と見なされて出る事が出来ない
 弥二郎は彼女を逃そうとしたと

 現場の兵士も悪辣でしたが、領主の命令だから彼らも立場があったワケですね

今回登場の絡新婦は「鬼神」ではなく、野良の妖怪だったらしい


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 たとえばミオ回に出てきた妖鳥。そして一番下は、育ての親・寿海の第3話より。

妖怪と鬼神
 部位を持っておらず、共存できる妖怪だったので斬らなかった百鬼丸
 彼女は、もサキュバスのように「夢を見せる」事も出来るらしく
 冒頭の被害者は夢見心地でした

 また第3話、幼少期に義父・寿海が心配した課題を乗り越えたのかもしれません

 寿海は痛みを知らない百鬼丸が
 他人の痛みに共感せず、「他者の命を奪うことを躊躇わない」姿に戦慄しました

 儂はまた間違ったのか?と苦悩していました

 しかし百鬼丸はミオを失い、その痛みで「共感」を学んだのかもしれませんね

公式ツイッターより

































2019年2月18日 どろろ 第5話「絡新婦の巻」

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 今週は手塚プロダクション側が制作

スタッフ
 脚本:村越繁
 絵コンテ:古橋一浩
 演出:吉村文宏
 作画監督:瀬谷新二、後藤伸正
 総作画監督:岩瀧智
 アニメ制作:MAPPA手塚プロダクション
 原作:手塚治虫(1967年 - 1969年)
 制作協力:-

あらすじ
 蜘蛛の妖怪・絡新婦(じょろうぐも)は百鬼丸から受けた傷を癒やすため、人間に姿を変え弥二郎という青年を利用する。絡新婦を取り逃がしたどろろと百鬼丸は、立ち寄った村で人攫いが出るという噂を聞く。

トップに戻る/以下、公式あらすじよりネタバレ

次回、鼻をつまむどろろ。タッグ結成!

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■次回あらすじ
 ある村では、黒雲をまとう大百足の鬼神を鎮めるために、若い娘を生贄として捧げる習わしがあった。姉が生贄となった少年・さると共に、百鬼丸はどろろと協力し鬼神に立ち向かう。


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 次回は鬼神だ! 六つ目の部位とは何なのでしょうね

次回さるの巻
 村を救うべくいけにえとなった姉、救う為に弟さるとどろろがタッグを結成する話!
 姉貴! 身内のピンチと聞けばどろろは黙っていないのね!
 しかし敵は相当に強そうで
 修験者を一蹴!

 さて、どろろが手にした灰は、何のヒントになっているんでしょ?

 狼の皮を被ったさる
 なんだか、スタジオジブリを思い出しますね

 灰と絵、鬼神というか“火山を鎮める為のいけにえ”ってところらしい?

 次回、どろろ 第8話「さるの巻」

どろろ 7話 感想

 どろろ 第7話「絡新婦の巻」
 冒頭「蜘蛛」    
 Aパート「壁のある村」
 お萩と弥二郎
 食い物のない村
 人も虫も  
 Bパート「弥二郎の仕事」
 逃し屋
 長生きの秘訣
 鎮火する炎
 最初の笑い声     
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 次回予告(公式予告によるネタバレあり)。
 これまでの感想
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どろろ 感想 2019年1月 公式ツイッター

 どろろ 第1話「醍醐の巻」
 どろろ 第2話「万代の巻」
 どろろ 第3話「寿海の巻」
 どろろ 第4話「妖刀の巻」
 どろろ 第5話「守り子唄の巻・上」
 どろろ 第6話「守り子唄の巻・下」 OPテーマ「火炎」歌詞
 どろろ 第7話「絡新婦の巻」
 どろろ 第8話「さるの巻」 EDテーマ「さよならごっこ」
 どろろ 第9話「無残帳の巻」
 どろろ 第10話「多宝丸の巻」
 どろろ 第11話「ばんもんの巻・上」
 どろろ 第12話「ばんもんの巻・下」、前期OP「火炎」、前期ED「さよならごっこ」
 どろろ 第13話「白面不動の巻」