公式サイト からくりサーカス 第16話 感想 出会い レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 4時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
永劫の命をどう使う? 母に託された問いを探すアンジェリーナ、祖父・正二の過去

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自動人形破壊の為だけが人生、“それ以外の命の使い道”を探せって途方もない!
 その苦しみはしろがねにしか分からないし、しろがね達は答えを持たない
 他の人間に教えて貰おうにも、しろがねの苦しみに共感し難い
 どうにも解決するのが難しいのね

 永遠の命があれば、ずっと誰かを想い続ける事が出来る。正二の答えが面白い

その笑顔をまた見たい
 謎めいてますが、誰かを思っても、人はすぐに死んでしまうという悲しさが故か
 平均寿命が短い時代を、“医者”として生きた正二らしいし
 永遠の命で、自動人形を憎めと残した師匠
 白銀と対になるのも面白い

 ただ「風邪引くだろ!」って心配して貰えるだけで、人って幸せになれるのよね

からくりサーカス 16話 感想

 からくりサーカス 第16話「出会い」     
 Aパート「才賀貞義の狙い」
 天保年間の長崎へ
 白銀先生
 遠野太夫
 アンジェリーナ 
 Bパート「何も知らないくせに!」
 とこしえに死なぬ身なら
 おバカさんね、アンジェリーナ       
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 アニメ「うしおととら」感想
 現行連載「双亡亭壊すべし」感想
 これまでの感想

外の人間は「何も知らない」から嫌い、でも知ったら嫌われる。それが地獄だった

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 すごい勢いで心配した正二! こんなん笑うわ!! 笑顔になるわ!

ただそれだけで
 中盤、アンジェリーナは「何も知らないクセに!」と正二に怒ってましたが
 知られたが最後、怪物扱いされる日々をずっと送ってきた
 心を開き、正体を明かしたら怖がられた
 その繰り返しだったのか

 誰かに知って貰い、頷いて貰える。ただそれだけで救われるって話

 同じく白銀も、正二に救われたんだなあ…ってすごく感じました

アンジェリーナ『(何故…、私…、この男の笑顔が…、もっと見たい!)』

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 そしてホントに笑顔のバリエーション多いんだな! 正二さんってば!!

あらすじ
 黒賀一族を従えた祖父・才賀正二は、勝を貞義だと決めつけ“血”を飲ませた
 勝は、天保(1831年~1845年)の長崎の記憶
 町医者だった正二を追体験する

 幼少期、白銀の弟子だった正二は、今や30を越え剣に医術に忙しい日々

 中山文十郎の縁で、異人の遠野太夫と知り合った正二は
 共に遊郭の騒動と火災に巻き込まれた

 彼は遠野太夫=アンジェリーナの事情を知り、共に永遠に生きる決意をする

 次回、からくりサーカス 第17話「訪れし者」

勝『どうしたの…、その身体…!? でも、おじいちゃんだよね!?』

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 前回、九ヶ月前に亡くなったはずの勝の祖父は生きていた
 実は祖父・正二と、父・貞義は血縁がなく
 敵対関係にあったのだ

 勝は実は、30年以上前に計画された「父の新しい肉体」だった

止まれ貞義! おぞましいな…、お前の一挙一動が勝に似ているほど…』

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 お前は私の息子になってからも、長く欺いてきた…!

貞義の目的
 まるで信じてくれない祖父。それもそのはず、一度“裏切られていた”のね
 貞義は、フェイスレスとして鳴海を騙したように
 他人を騙すのはお手の物
 と

 柔らかい石は見つかったのか? 貞義

 だから二つ聞きたい、と“用事”だけを叩きつける祖父
 勝には絶縁状のような言葉です

 そして視聴者にとっては、「それが貞義の探し物か」というところ!

 柔らかい石=生命の水を再現できず、“記憶継承”を電気的手法に切り替えたのか

勝『柔らかい石なんて知らないよ僕!?』

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 色んな意味で知る由もない勝! しかし御爺様、これを好意的解釈
 知らない、「行方を知らない」と解釈したのか
 曰く「そう言うと思った」と。

 貞義は柔らかい石がどうしても欲しい! それが正二の理解なんですね

 だから正二は、貞義を諦めさせようとしていると。

正二『これからその在処を教えてやろう…、私の体験と共に!』

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 ただ殺そうとしたのは間違いだった、お前は自分がした事を知ってから殺されるべきなのだ

記憶の一滴
 全てを貞義に知らせ、そして「どんな気持ちだ?」と彼に問う事
 それがこそが、二つ目の質問なのだ。
 と

 その血を飲むのだ…、そして私の体験を噛み締めるがいい!

 ただ思うに、正二は貞義という人物を見誤ってる気がします
 彼、絶対「悪かった」とは思わないから!

 その点、“正二の血<彼の体験>”を見たのが勝でホント良かった

 貞義の反応に、正二こそ怒りでおかしくなったかもしれませんから。

勝『ああ…、僕の中に…、お爺ちゃんの記憶が押し寄せてくる…』

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 僕は、長崎で一番の道場で、剣術を学びながら町医者として働いていた

ばらかもん
 時は天保、場所は長崎。黒船来航を少し先に控えた江戸末期を正二は生きていた
 当時、長崎なまりバリバリだった正二は
 道場主も認める腕

 娘を嫁がせようとしてた程だが、女性は苦手だと逃げ回っていたらしい

 医者として呼ばれ、これ幸いと口実にして逃げ出す辺り
 実直極まるヒトだったんですね

 笑顔を隠し、「呼ばれたからすみません」と逃げていく様が面白い

 どこか鳴海と相通じる感じ。

『僕に医術を教えてくれたのは、白銀<バイ イン>先生』

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 いきなり飛び出した衝撃的な名! 日本滞在中の兄・白銀が師匠だった
 彼はあっと言う間に日本語を体得してしまうと
 医師として名を響かせた

 利発そうな正二に先生はにっこりしますが、ところがこれがいけない!

 周りの大人が、無礼な口を聞くなと正二を押してしまった

『お待ちください…。道具、薬は人に非じ』

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 人を救う医者の持ち物を壊されたからといって、人を害してなんとします

弟子入り
 大人に押されて薬を割り、罰されそうになった彼を白銀は救った
 それも、自らの命を差し出してまで救おうとし
 正二は彼に弟子入りする事に

 この子の責任を問おうとするなら、私の首をまず、お持ちください

 若き日、フランシーヌが願った「人を救う」という道を歩んで歩んで
 すっかり皺くちゃになってしまった白銀

 道具よりも人。変わり果てた弟・金なら、きっと真逆を言ったよう思います

 銀を父(師)に、金を子に。人生強烈過ぎる

白銀『正二? しっかりと見よ…、これが“世界”だ』

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 先生のおかげで、僕の目の前に、新しい世界が開けていった…

道の先に
 遂にフランシーヌと子を生せなかった銀は、どんな想いで少年を見ていたのか
 少年にとっては、見るもの全てが新しかったでしょうし
 老人にとってはきっと全てが温かい

 世界を巡って築いた知識を、惜しげもなく正二に贈ったんですね

 かつて兄弟は言いました
 錬金術は己が真理に届く為の学問、知識は常に自分達の為だけにあると

 その彼が“誰かの為に生き、誰かに託した”温かさ。

 誰かに新しい世界=人生を贈る喜びは、銀自身を癒してくれたでしょうか

正二『うわ人形!? …出来とらんとですか?』

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 これは私の夢だった。昔のな…。

あるるかん
 元々銀金兄弟は、“人のように動く人形”技術を欲し、錬金術に答えを求めました
 あるるかんは、彼にとって「夢」を形にしたものだったんですね。
 でも制作放棄していましたが…

 もう一度作ってみるか…、一緒に

 正二がいたから完成出来たのか…
 白銀は“他人の為に生きる”、フランシーヌの人生を継ぎました

 彼は、自分自身の夢を放棄していたのかもしれません

 でも完成を見たそうな正二に、ムクムクと「完成させたい」と立ち戻ったのかしらね…

『白銀、これが私の名だ』

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 先生の名前は、日本だとこがん読むとです

しろがね
 やがて白銀と教え、それは日本ではこう読むと教えあった師弟
 白銀は、「しろがね」と口の中で転がすと
 いたく気に入ったようでした

 しろがね…? しろがね、か

 後にルシールに名乗る名前
 第10話では、「気に入っている」と彼女に話した名前です

 思えば納得で、彼にとって大切な人に贈られたものだったんですね

 それが後に、と思うと哀しくもありますが。

正二『……これが噂に聞く遊郭か』

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 遊郭とは、公に許可された遊女屋=風俗店を集め“周囲と区切った”区画の事
 最も有名なのは、言わずと知れた江戸吉原で
 一時は300件近くもあったそうな。
 男子ってばえっちなんだから!

 また大坂の新町遊廓、京都の島原遊廓、江戸の吉原遊廓は三大遊郭として有名

 しかし南蛮貿易で潤った長崎・丸山遊郭も、時にその一角と数えられた

『お邪魔しんす。…それを見せておくんなまし』

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 人を助けるのに、面子など必要ありんすか? ね、先生

遠野太夫(とおの たゆう)
 第一印象は「美しい」。しかし“遠野太夫”はビシバシと薬の不備を指摘
 ぐうの音も出ない程に正二をやっつけてしまう
 で

 確かに…(なんじゃこの女)っ

 まんま鳴海としろがねであった
 指摘は的確で、材料がどんな薬効を及ぼすかまで指摘

 要は「良く使われるが」、固定観念に陥っているから改めるべきだと

 なお太夫とは、この場合「最上級の遊女」の事

正二『何者ですか? 医学の知識といい、ただ者ではありませんね』

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 ちまたでは「あやかし太夫」という…、何でか分かるかい?

あやかし太夫
 曰く異人だからと。彼、中山 文十郎は“アンジェリーナ”が異人だと知りながら
 当時、知られれば大きな罰を受けると知りながらも
 彼女を匿っていたのだ
 と

 だが驚いたのはその後だ、自分から遊女になりたいと言い出した

 一年前、同じく発作で倒れた時にアンジェリーナに救われた
 その恩を強く感じているんですね

 当時の禁令や、頭を下げた態度からして、並々の思いでは出来ません

 見た目は割と小悪党なのに、立派な男じゃないか…!

アンジェリーナ『…一体どれほどの国を巡ったことか……』

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 誰かに飲んで貰うといい…、永劫の時をずっと一緒にいてくれるような男にね

呪われた身体
 彼女は故郷を追い出されたのだ。しかしルシールは言葉が厳しいだけだった
 曰く、しろがねの「自動人形を破壊するだけの永劫の人生」
 その長い時間を、別の何かに使えないかどうか
 外に出て試してこいと。

 この呪われた身体も何か意味があるのかもしれない…

 ルシールは、家族の仇を討つべく“望んで”しろがねになりました
 でも、当時「呪われた身体」と感じていた

 自動人形を壊す、復讐の念に取り憑かれた人生から外れてみなさいと

 そう言って、連れ合いに飲ますアクア・ウイタエまでも託してくれた。

アンジェリーナ『どうしろって仰るんですか先生?! いえ、お母さん!

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 アンジェリーナは、身体に“柔らかい石”を埋め込まれた囮要員であり
 風貌も、フランシーヌ人形そっくりという重要人物。
 重要人物すぎたのか

 仇であるドットーレもなじったように、アンジェリーナの人生は辛いものだった

 そこでルシールは、彼女を人知れず解放したんですね

アンジェリーナ『…あの日から、私に生きるアテはなくなった……』

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 しろがねがその目的から離れ、どうして生きていかれよう…

その人生
 しかしアンジェリーナ、幼少期にアクア・ウイタエを飲んだのも不味かったのか
 人生=自動人形の破壊だとして育ってしまった為
 母の言葉も理解できなかった
 ただただ彷徨った

 そして今、鎖国によって外界から閉ざされた日本へ流れ着いたと。

正二『ムカつくバイ! あぎゃん気分の悪か女、二度と関わるかいッ!』

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 長崎一の名医が、あちきの事がお怖いざんすか?

狐と男
 やっぱり鳴海の同族じゃないか!? 正二さん間違って障子を開けてしまう
 挙句、アンジェリーナに挑発されてしまい
 花魁体験する事に

 ええい…、少しだけぞッ!

 フツーは、「やった!ラッキー!!」ってな場面ですが
 出会いが最悪だったからね!

 さてアンジェリーナは、「どこかで会った事が?」と彼を誘いました

 てっきり、薬のレシピから気付くケースなのかと思ってました

アンジェリーナ『(…この男に興味があった訳ではない)』

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 私は全ての事に興味を失い、何の希望も持たなかった…

孤独
 自動人形を倒す、使命だけで生きてきたのを突然放り出されてしまったから… 
 使命ならば、母や仲間と一緒に歩いていく事が出来ました
 でも全てを失った

 誰か…、誰か助けてよォ!

 鳴海の師匠は、しろがねになれば助かったのに自害しましたが
 彼が恐れた“自分の人生を失った”姿か

 それでも正二を誘ったり、遊女になったのは「男と出会う仕事」だからか

 加えて日本の事情、肌を厚塗りするから“異人”だとバレにくいのね

正二『…お前の笑顔が気になるな』

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>>正二
 綺麗すぎるのだよ
 まるで木を彫って拵えた人形のようだ…

>>アンジェリーナ
『(そう…! 私はオートマータを壊す人形だったんだもの!)』
『(その目的もなくなって!)』

『(死なない身体を引きずった私が、人間のわけないじゃない!)』

『(それをなによ、この男は…! 何も知らないくせに!!)』


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 もしあなたがとこしえに死なぬ身なら、何をなさるでありんすか!

命の使い方
 見透かされた太夫は怒り、“今まで幾人もの男に問うてきた”事を問う
 それはまさに、彼女が何より欲しい答え
 誰もくれなかった答え

 偉そうなことを言っても、どうせこの男も…!

 永遠に生きる呪われた身体をどう使うのか?
 しろがね以外の視点から、「永遠の命の使い方」を考えて貰うこと

 しかししろがねである彼女を、満足させるほどの答えはなかったんですね

 彼女の強迫観念を超え、「素晴らしい」と思えなきゃならん!

正二『死なぬ身ねえ…、良かなぁ…』

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)正二
 死なぬ身ねえ…、良かなぁ…
 したらワイは、女子に惚れることが出来るなぁ

 とこしえに…、たった一人の女子に惚れ抜くこつが…


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 たった…、一人の?(遠野太夫)

永久に生きられたなら
 最中無理心中を図った侍によって火事が起こり、対話中断に。
 正二の答えは、少々謎かけめいたものでしたが
 続く言葉が答えか

 女性が苦手云々と、医者として“命の儚さ”を知っているから

 誰かを愛しても死んでしまう
 でも永遠に生きられれば、永遠に愛していく事が出来る

 何せ彼は、あれほど大事に思った師も失っているのですし。

 人は死ぬ、という事にすごく敏感だという事かしら。

侍『へへ…、お菊…、お前ンせいでなんもかんものうなった…』

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 きさん! 何者か!/医者タイ! 悪かとか!!

女を買って死ぬ人生
 高い遊女は本当にお高価い、入れあげ身代を潰した話はごろごろあったとか
 なかったとかどうとか。
 で

 医者ン出る幕やなか! ひっこんどらんか!!

 達人である正二なら楽勝…
 かと思いきや、木製の鞘だったらしくあっさり両断されてしまった!

 刀の鞘は朴の木で作られるのが一般的ですから、とても刀には及ばなかった

 ちなみに明治維新後の軍刀だと、鞘は鉄やアルミニウム製になったとか。
 
こいで…、終わりや!

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 あなたは…、正二!? しろがねの名をくれた子?!

血の再会
 ルシールは本当、どれだけ娘を愛していたのか…。あるるかんで乱入し
 今、「生命の水」に溶け込んだ白銀の記憶が蘇った
 それが見覚えの正体か

 じゃがその前に! 黒うなってしもうとる。別嬪さんの台無しバイ

 正二にしても、幼い頃に師匠と作った人形が戻ってきた!
 理解がさっぱり追いつかん!

 だが理解より先に、美しい顔を拭った正二

 アンタも立派に銀さんの後継者だよ!

アンジェリーナ『(何故…? 私、この男の笑顔がもっと見たい!)』

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 諦めたらお終いタイ! 前に進む道は必ずあるけん!!

この男は
 しろがねの強迫観念に取り憑かれたまま、それ以外の人生を探そうとした彼女は
 母の言いつけ通り、共に歩いてくれる男も探そうとし
 いつしか両方を諦めていた

 この男は、今まで会ったどんな男とも違う!

 正二は、最古の四人アルレッキーノが讃えたような人の儚さと真逆に
 生きようともがく人だからでしょうか

 この人となら、“前に進む事”が出来るんじゃないかって

 窮地でも諦めず前に進む、まさにアンジェリーナが陥ってる問題と重なるから

アンジェリーナ『私が道を作ります! 30数えたら走り抜けてください!』

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 死ぬバイ!? と正二が慌てたのは、「人間には不可能な事」だから
 アンジェリーナは、人間ではない身体を活かして彼を救おうと決意
 正体がばれて嫌われても構わない

 今彼と出会えて感謝したけど、“それが無駄”だとも解っているのだと。

アンジェリーナ『(それでも構わない!)』

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 私は…、あなたに、絶対に死んで欲しくないんだもの!

アンジェリーナ
 正二を救うのは難しい事じゃない、正体がバレて怖がられるのが辛い
 そんな、「自分」のリスクを捨てたアンジェリーナにより
 正二たちは脱出成功

 化け物であり、異人である事まで一気にバレてしまう事に 

 さすがあるるかん、火事くらいでは糸さえビクともしませんが
 衣服、ヅラや化粧は全部落ちますよね

 バレちゃった、と微笑むのがいじらしい

 にしても火事と縁のある人達…!

アンジェリーナ『忘れよう…、あの人はきっと炎の中で無事な私を見て怪物だと思った…』

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 そんな事よりホラァ! 風邪ひくじゃろうが!!

ご面相
 アクア・ウイタエを飲み、一緒に生きてくれる人なんているはずがない
 と思ったら、恐ろしいご面相で正二が登場
 開口一番に心配した!

 正二さんごもっとも! でも“その一言”がどれだけ久々だったか

 どうも、あの旦那が「いざとなったらここに逃げろ」と指示していたのか
 彼から聞き出して正二さん登場

 引くどころか、めっちゃ心配してんじゃないか!

正二『私は、これといってたいしたことのない男じゃ…』

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 しかしなあ、話を聞いて、一緒に怒ったり泣いたりは出来るぞ?

ただそれだけでも
 当時、30過ぎて男やもめとか、そりゃ周りが心配するワケですよ正二さん!
 花魁と話すに足るような、典雅な趣味だって持っていない
 社会的には上等とは言えない
 が

 どうだ? 吐き出したい事があるなら、喋ってみぬか?

 正体を明かせば嫌われると思った
 でもそうじゃない、何で正体隠してたの?事情があるんじゃないのか?と

 追い出されて幾年月、「心を開いた」コトもあったんのでしょう

 今の彼女は、きっとひねくれきった末だったのでしょう 

『(きっと…、突き放される…、ダメ! ダメよ、アンジェリーナ、心を開いては…)』

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 中盤で正二に怒ってましたが、きっと彼女はただ「知って欲しかった」
 私の事を知らないクセに、と怒っていましたが
 正体をバラしたら怖がられる

 でも私はこんなに辛いんだぞ! と誰かに知って欲しかったんでしょうか

 おバカさんね、という言い回しがルシール譲りすぎるよ娘さん…!

正二『……母上は、お前をとても大切に思ってらしたのだなぁ…』

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 だが…、本当にその子を慈しんでくれる者は、その子自身で見つけねばならん

おかあさん
 多分これもアンジェリーナが、ずっと誰かにいって貰いたかった
 彼女が、自分を追い出した母を恨まなかったはずがない
 でも彼女は母が大好きだった

 だから母上はその見込みにかけて、お前にその薬を託したのじゃ…

 アンジェリーナ自身、疑わざるを得なかった大好きな母は
 本心から娘を大切にしていたと

 長年の邪推から解放され、心から母を慕える。どれだけ心が軽くなる事

 ドットーレが、母をなじった場面とも繋がるんですね

正二『解ったらいこうか?』

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)アンジェリーナ
 そんな…、私と一緒に行ってくれるの?
 私が恐ろしくないの?

 私は…!?


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 あのな…、長崎の男は強引なんじゃ! 今になって言うのもなんじゃがな?

二つの道は一つ
 一目惚れじゃった! と言った正二は、とっくにアクア・ウイタエを飲み干していた
 この先、「永劫」とやらが終わってもその先もずっと
 同じ道を歩んでいこうと

 あちきは、そんな主さんの笑顔がいっちん好き!

 しろがねにあっては、柔らかい石を保存する「囮」にされ
 外界に出てからは「バケモノ」と呼ばれた
 そんな彼女を「大切」にする人

 ただ話を聞いて欲しい、共感して欲しい、共に歩んで欲しい

 こんなイイ話、白金に聞かせようたぁもったいないですよお爺ちゃん!

感想追記。この時代は、フランシーヌ「人形」はボス稼業やっていた頃です

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 本作は1997年連載開始なので、これを基準にざっくり当てはめています

発端は200年前のプラハ!
 1797年頃…、プラハで白銀(兄)、白金(弟)がフランシーヌと出会う
 1806年頃…、柔らかい石誕生/フランシーヌ死亡
 1806年頃…、白銀・金兄弟、生涯の別れ

 1829年頃…、自動人形第一号「フランシーヌ人形」誕生

 同年頃…、弟・白金は自動人形を放棄、「真夜中のサーカス」が結成される
 同年頃…、兄・白銀は正二を育て「あるるかん」を完成

 1835年頃…、白銀が“生命の水”に溶け、しろがねが誕生
 不明……、白金も溶け、中国の生命の水へ
 不明…、アンジェリーナ追放

 1831年~45年頃…、アンジェリーナが日本で正二と結婚。

 1853年…、黒船来航
 1868年…、明治へ改元
 1897年(明治30年頃))…、フランシーヌ人形は役割を放棄、密かに日本へ

 ?…フランシーヌ人形は「生命の水」に溶け、エレオノール(しろがね)に飲まれる

 1997年頃…、“現在”。

公式ツイッターより

































































2019年2月7日 からくりサーカス 第16話「出会い」

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 この回、制作側も大切に思ってたのか、作画監督二人と少なめ

スタッフ
 脚本:井上敏樹
 絵コンテ&演出:博多正寿
 作画監督:石井舞、福士真由美
 アニメ制作:スタジオヴォルン
 原作:藤田和日郎/漫画/週刊少年サンデー 1997年|2006年
 制作協力:-

あらすじ
 からくり屋敷で襲ってきた黒賀の里の人形使いに捕らえられた勝。
 気が付くと、目の前にいたのは亡くなったはずの優しき祖父・正二であった。
 しかし、正二は勝を父・貞義と称し、敵意を露わにする。
 勝は、生命の水を含んだ正二の血を無理やり飲まされ、正二の記憶を追体験することになる。
 時は天保。場所は長崎。正二は町医者として働いていた。

次回、“しろがねの人形は才賀製”だという一件へ…?

00300
00177
 しかしあるるかんまで託したとか、どんだけ娘を大切に思ってたのか

しろがねの“人生”
 飲んだ水の濃さも影響するそうですが、幼い頃にしろがねになったら大変ですよね
 人生の多感な時期、「やるべき事」が自動人形破壊一色になるとか…
 幼いエレオノールで爺ちゃんが泣いた訳ですわ
 妻そっくりなんだもの!

 フウのように“観客になろう”と、他人事に出来るタイプならきっとまだラク

 アンジェリーナは、しろがねの使命にめちゃくちゃ真面目だったのが
 問題を深くしていた気がします

 復讐とか捨てて、パァッと生きよう! ひとまずそうやって生き直せましたが…?

 次回、からくりサーカス 第17話「訪れし者」

からくりサーカス 16話 感想

 からくりサーカス 第16話「出会い」     
 Aパート「才賀貞義の狙い」
 天保年間の長崎へ
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 遠野太夫
 アンジェリーナ 
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 とこしえに死なぬ身なら
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アニメ版 うしおととら 感想 2015~2016年

 第壱話「うしおとらとであうの縁」
 第弐話「石喰い」
 第参話「絵に棲む鬼」
 第四話「とら街へゆく」
 第伍話「符咒士 鏢」
 第六話「あやかしの海」
 第七話「伝承」
 第八話「ヤツは空にいる」
 第九話「風狂い」
 第拾話「童のいる家」
 第拾壱話「一撃の鏡」
 第拾弐話「遠野妖怪戦道行~其の壱~」
 第拾参話「遠野妖怪戦道行~其の弐~」
 第拾四話「婢妖追跡~伝承者」
 第拾伍話「追撃の交差~伝承者」
 第拾六話「変貌」
 第拾七話「カムイコタンヘ」
 第拾八話「復活~そしてついに」
 第拾九話「時逆の妖」
 第弐拾話「妖、帰還す」
 第弐拾壱話「四人目のキリオ」
 第弐拾弐話「激召~獣の槍破壊のこと」
 第弐拾参話「永劫の孤独」
 第弐拾四話「愚か者は宴に集う」
 第弐拾伍話「H・A・M・M・R~ハマー機関」
 第弐拾六話「TATARI BREAKER」
 第弐拾七話「風が吹く」
 第弐拾八話「もうこぼさない」
 第弐拾九話「三日月の夜」
 第参拾話「不帰の旅」
 第参拾壱話「混沌の海へ」
 第参拾弐話「母」
 第参拾参話「獣の槍破壊」
 第参拾四話「とら」
 第参拾伍話「希望」
 第三十六話「約束の夜へ」
 第三重七話「最強の悪態」
 第三十八話「最終局面」
 最終回「うしおととらの縁」


 双亡亭壊すべし 1巻“壊れずの家”。
 双亡亭壊すべし 2巻“侵入”
 双亡亭壊すべし 3巻“更衣室”
 双亡亭壊すべし 4巻“真相は星にあり”
 双亡亭壊すべし 5巻“笑うしかないのじゃ”
 双亡亭壊すべし 6巻“お願いだから”
 双亡亭壊すべし 7巻“だから私は”
 双亡亭壊すべし 8巻“わたし達は怖いのだ”
 双亡亭壊すべし 9巻“タコハが見たモノ”
 双亡亭壊すべし 10巻“双亡亭壊すべし”
 双亡亭壊すべし 11巻“脱走事件”肖像画の描き方

からくりサーカス 感想 2018年10月~2019年 公式ツイッター

 からくりサーカス 第1話「開幕ベル」 月虹
 からくりサーカス 第2話「約束」
 からくりサーカス 第3話「奈落」
 からくりサーカス 第4話「コラン」
 からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」
 からくりサーカス 第6話「地獄」
 からくりサーカス 第7話「Demonic」
 からくりサーカス 第8話「一瞬の始まりと終わり」
 からくりサーカス 第9話「記憶」
 からくりサーカス 第10話「フランシーヌ」
 からくりサーカス 第11話「ファンファーレ」
 からくりサーカス 第12話「「顔無し」司令」
 からくりサーカス 第13話「ルシール」
 からくりサーカス 第14話「夜更けの海」
 からくりサーカス 第14.5話「幕間~そしてまた開幕ベル~」
 からくりサーカス 第15話「はじまりの場所」
 からくりサーカス 第16話「出会い」
 からくりサーカス 第17話「訪れし者」
 からくりサーカス 第18話「微笑」
 からくりサーカス 第19話「影の正体」
 からくりサーカス 第20話「黒い太陽」
 からくりサーカス 第21話「銀色の女神」
 からくりサーカス 第22話「「ハリー」へ向かう!!」
 からくりサーカス 第23話「悪魔再び」、第2期OP「ハグルマ」歌詞、第2期ED「夕立ち」歌詞
 からくりサーカス 第24話「脱出へ」