試し読み 僕は友達が少ない 18巻 感想 レビュー 考察 画像 ネタバレ 原作既読
 平坂読 いたち これまでの感想はこちら 前回はこちら
小鷹が黒髪、夜空と星奈が学園ヒーローとなる中
クリスマスに訪れた大騒動!

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何故、人に優しくできない? 夜空の問いが印象的
 読者には、夜空が悩んできた言葉と解るも
 赤の他人が理解するには難しく
 罵声を浴びるのも解る…

 え? なんだって?が勇気の言葉だった!

アニメ版OP回収!
 星奈の孤独も、夜空の告白も一切理解されない
 付け焼刃なヒーローは、実らなかったけど
 付き合いが長い二人だけは
 まず友達になれた

 ささやかな成果に、幸せな二人が微笑ましい

 青春ね! 背を押した理科も素敵だ!

僕は友達が少ない 18巻 感想


・第80話「スーパーノヴァ」
   …星奈の「姉」が語る序章
・第81話「オリオン」
   …星奈の「今」と、立ちはだかる者
・第82話「この素晴らしい祝日に祝福を!」
   …クリスマス会、理科が発明を始めた訳
・第83話「ダークナイト・ライジング」
   …星奈決壊と、夜空の激白
・第84話「Be My Friend」
   …クリスマスの二人 
 これまでの感想

あらすじ
来年発売20巻にて、いよいよコミカライズ完結へ

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 夜空再生と星奈救済、二人が友達になった次は

あらすじ
 星奈が夜空が、学校で人気者となっていく日々で
 ステラが、星奈の姉だと発覚したり
 夜空と星奈がバスケ対決したり

 やがてクリスマス会は、盛大に破綻する

 星奈も夜空も、名も知らぬ生徒の人気より
 互いを大切にした結果だった

 小鷹も黒髪を脱ぎ捨て、二人の為に戦う

 学内の「悪者」となるも、夜空と星奈は「友達」となるのだった

第80話
8年前、柏崎家を「私生児」が訪れた

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 執事ステラ嬢、実は天馬さんの私生児

第80話「スーパーノヴァ」
 母を捨てた父に会い、引っ掻き回して帰ろう
 と、実にステラさんらしい来訪も
 天馬さんてば良い男よ…

 否定せず、動じない。憎めない

 憎もうと来たのに、好感を持ってしまった
 ステラさん自身いい人よね

 そっと布団をかける天馬さんも男前

 どんだけ陰日向なのか天馬氏

恵まれた“妹”を、出来れば傷つけてやろう…
と、密かに考えていたステラは

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 直球で見抜く星奈8歳。こわい

「姉」だと見抜かれたステラ
 作画が乱れがちな本作で、別格の美しさ!
 が、幼少期らしいというか
 今以上に人間離れ

思うままに生き 世界を二元論で割り切る

 建前とか、玉虫色とか折衷案とか
 そんな非効率をしない

 そんな危うさに気付き、守ろうとしてた

 こういう善良さも、父譲りなのかしら

父を憎もうと訪れ
妹を傷つけようとした、ステラに訪れた変化

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「星」奈と、ステラ(星)。共通名なのよね

いつかこの子に
 自分を捨てた父に、幸せに育てられた
 ホントなら、憎み傷つけて当たり前も
 守りたいと願うようになった話

 愉快な家令、ステラさんいい人よね…

 でも自分じゃダメだ

 ステラが8年前に感じた予感が
 今、叶うという巻

 夜空の問題に重点的だった本作

 いよいよ星奈の問題ね!

第81話
再び現代、バスケ部の助っ人に出た星奈は

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 柔道部の松山くんと、親しくなる小鷹(黒)。

第81話「オリオン」
 人柄と身体能力に長けた前会長、夜空の姉は
 日頃から、部活の助っ人を頼まれており
 その代理が必要に

 が素人・星奈、レギュラー陣を蹂躙

「出来る奴は、何やっても出来る」の権化が
 いかに迷惑かって話!

 部活でゲームしてる方が、まだ無害だった…

 努力を才能で蹂躙する簡単なお仕事です

「男子にモテすぎて友達がいない」星奈
 その性質、バスケ版!

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 遊佐は共感性が強くていい子よな…

蹂躙する光
 恋愛でも学業でも、またバスケットボールでも
 星奈の前では、どんな努力も無駄
 彼女に蹂躙される

 そして蹂躙してるのに気付かない

 今、“やってみた”だけで圧勝された
 すごく悔しい!

 星奈は、その悔しさに気付いてくれない

 でも気付くはずはない

 だって星奈自身には、カンタンなんですもんね…

現れた夜空は事情を察する
彼女がやったのは、いわば“いつもと同じ事”

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 夜空に運動着を奪われた遊佐かわいい

残虐ファイター夜空!
 バスケ部に“視とけ”と言い、戦列に加わる夜空
 何かと思えば、夜空得意の反則技!
 ファウルを誘発させる夜空
 言葉責め!

 持ち前の卑怯さで追い込む夜空

 隣人部で、いつもやってる事を
 シリアスな場面で!

 でもそれこそ、冒頭ステラが予感した事

 日常と繋がるのが面白い 

正々堂々やれ!
卑怯に徹するあまり、怪我した夜空を気遣う星奈

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これが私の正々堂々だ!(夜空」

対極の心
 正々堂々って良い言葉だけど、星奈が言うと違う
 彼女は、正々堂々やるだけで勝てるから。
 それ以外を知らないだけ

 どんな手段でも勝とうとする気概!

 夜空は、どんな時も勝とうとしてたけど
 転じて「負けない気概」か

 中学時代、陰湿ないじめにリベンジした精神力

 バスケ部を奮起させるのがアツい!

 夜空の根性が、他人を元気付けるとはなぁ…

第82話
演劇、“忘れられない”クリスマスパーティーへ!

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 賢者の贈り物を演じる二人、プリクラが可愛い

第82話「この素晴らしい祝日に祝福を!」
 マリアと小鳩、二人の演劇から華々しく始まるも
 やはり、曰く「騒がしいのは苦手」な
 理科が気になります

 発明癖の発端は、“プレゼント”の修理

 親から貰ったから、かけがえない宝物
 それを「発端」に疎遠へ

 発明にのめり込み、親と疎遠になったきっかけ

 情が深いのに、不器用な理科らしい…

 今もちゃんと持ってるのも健気 

クリスマス
特別な雰囲気に、小鷹もどぎまぎするのですが

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 星奈にガンを利かす遊佐ぁ!

私は演じてるだけ
 前巻以来、積極的に周りに関わってる夜空
 実は、クリスマスパーティーの立役者も
 目立ちたくなくて姉を舞台へ

 曰く今は“理想を演じてる”だけ

 思えば、ソラという“少年”を演じたみたいに
 今も露悪的なように

 ひたすら演じるのが夜空よね

 これじゃいけないと苦しんでるのが、潔癖な彼女らしい…

表に出られない理科、震える夜空
そして星奈は

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 そして見切れる幸村

忘れられないクリスマス
 理科は、才能を発揮したが為に不幸になったし
 夜空も、持ち前の美貌で妬みをかったり
 男友達が良かったと苦しんだり
 割と自虐的

 対し星奈、実家の力さえ自己肯定!

 星奈は「今、人気をとるべく演じてる」も
 それすら自画自賛

 その点も、夜空と反対ね!

 星奈の残念さを際立たせてた「自己肯定」

 でも今回は、清々しく感じますね!

第83話
小鷹、から揚げを取りに行く道すがら“理科室”へ

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 それはありていに言って美少女だった

第83話「ダークナイト・ライジング」
 しかし全く自身の可愛さに自覚がないんだぜ!
 正装してた理科に、言葉を失う小鷹と
 態度に困惑する理科

 理科、小鷹にストライクなのよね

 これもある種の原点回帰か
 また、理科も「ホントは行きたかった」と会場へ

 こんな格好してたくらいだものね…

 このまま、平和に過ぎたらどれだけ良かったか

理科と小鷹、アダ名をつけようと談笑も
パーティー会場は「最悪」へ

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 好きだった人を盗られた、と詰め寄られた星奈

モブと星
 作中、主にギャグ描写だった“モテすぎる”星奈
 また今巻、他人の気持ちが解らない
 と再描写した事が結実

 星奈の“モブ”を好きだった少女からの罵倒!

 彼女にとっては、かけがえない人も
 星奈にとってはモブ

 温度差が残酷…

 惚れられたから、と「いちいち対応しきれない」星奈も気の毒

星奈、“大切なプレゼント”を弾かれてキレる

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あの人、友達いないんじゃないの?(女学生」

大噴火
 前巻、たぶん読者の誰もが一度は思う事を実行
 空気を読み、性格を自覚的に修正し
 周りに合わせてきた星奈

 しかし我慢が爆発し、化けの皮まで…

 周囲に、“性格が悪く友達が居ない”
 と完全に露呈

 一転して蔑みの対象

 いつもの罵声を、こんな大勢の前で使ったらもう…!

罵倒に罵倒を重ねた星奈
彼女が周りが理解できない事、孤独の現れ

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 しかし庇ったのが、同じく孤独だった夜空

夜空自身も含めて
 夜空の母は、友情やたくさんの美徳を教えた
 しかし、夫を寝取られてしまって以来
 同じ口で「友達」を罵った

 そんな母と同じ矛盾を感じ、激怒する夜空

 夜空、せっかく人気者になってたのに
 かなぐり捨てた!

 論法は夜空の過去全部入り

 他人を責めてるようで、自虐しかない!
  
夜空は「自分も含めた皆へ」に叫ぶ
自分自身と周囲へ、思い切り疑問を吐露!

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 しかし「訳わかんない事いうな」と罵声に

幼い問いかけ
 作中、一番性悪な夜空こそ、正義に憧れて
 誰しも、ヒーローや魔法少女に憧れたり
 美談に感動する

 なのに何故、“悪役”みたいな事をする?

 これまで、夜空が悩んできた総決算も
 そんな「経緯」は誰も知らない

 クリスマス会に奮闘したのに、迷惑扱いも辛い

 遊佐が受け止めてくれたのが救いか 

作中、評判を変えようと奮闘してきた小鷹
ヅラを手配したり、応援してきた理科

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 この後「柔道部の松山君」に鎮圧

かなぐり捨てて
 小鷹の「え? なんだって?」が輝いてた!
 理科が、背を押すのが素敵だった!
 理科はホント“友達”だ!

 悪評、“星奈たちを誑かすレイプ魔

 悪い噂を利用し、レイプ魔を名乗った小鷹
 あっさり倒され“格好悪い”

 けどそんな残念さが、本作らしくて好きです

 そこまでご都合主義じゃない

 夜空と星奈を護るのは成功してますし

第84話
夜空は、“クリスマス”に苦い思いがあった

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 星奈を怒らせたアレは、夜空へのプレゼント

第84話「Be My Friend」
 夜空の苦しみを、どうすれば軽く出来るか?
 小鷹の悩みは、意外や星奈が“回答”
 笑い飛ばした!!

 悩みを、楽しさに変えればいい!

 後から思えば、どうでもいい事に悩む
 学生時代あるある!

 もし笑い飛ばしてくれる奴いたら。

 普通はイラッとくるだろうけど!
 星奈は「そういう奴だ」と、夜空は知ってるから

 きっと怒るより脱力し、悩む自分がバカに思える

 その点、実に星奈らしい!

自分は特別だと思い、違うと知り、苦しんだ
夜空へ贈られた「解決策」とは

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 ここでも「え? なんだって?」なのよね!

直訳「友達になって下さい」
 お前を“特別”にしてあげよう、“私の友達”にと!
 以前、小鷹に言ったのを髣髴とさせる
 星奈の「解決」が彼女らしい

 対しはぐらかして「友達だろ」

 Be My Friend、アニメでの主題歌回収も
 ホント綺麗な決着でした

 無理し普通になろうとし、一度は学園ヒーロー

 自爆したけど、これもハッピーエンドよね!

小鷹『これは正しくなんてない 俺たちの物語だ』

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 さっきの“皆”も、個々人の主観では主人公

小鷹、退部決意エンド
 夜空「なんだって?」は、小鷹と理科のパクリ
 当時、こっそり目撃してしまったが為に
 失踪原因となったアレ!
 またパクった!

とても滑稽で かっこ悪くて残念で だからこそ(小鷹」

 でも「やってしまった」のは
 足掻いてる証だ、と肯定するのが好きです

 それで救われる人もいるし

 夜空が受け売りした「友達」発言は、小鷹を動かし続けてますし

小鷹と理科に続き、夜空と星奈が友達になる物語

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 冒頭ステラさんの予言、無事着地へ!

曰く「夜空再生と星奈救済」
 皆友達が欲しいも、求める形は少しずつ違い
 中でも、夜空が色々大変なのは
 これまでのテーマ!

 星奈も他人が理解できず、理解されない

 夜空は、“足掻こう”と気力を取り戻し
 星奈は理解者を得た

 漠然とした“人気”より、大切な人への奮闘

 友達が欲しいって漠然とした形から、変わり行くのが快かった!

余談。クリスマスとバスケと賢者の贈り物

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 敢えて倒れ、怪我してでもファウルを奪った夜空

20巻で最終巻!
 クリスマスで“傷付いてでも”目的達成した夜空
 また、小鳩たちが演じた“賢者の贈り物”も
 相手の為、大切なものを手放す話

 バスケも演劇も、騒動と繋がってるんだなー

 同じく小鷹も、積み上げた努力をフイにし
 二人への“賢者の贈り物”

 また、松山君・ハーレム火輪先輩、ステラさん

 みんな「それぞれの物語がある」

 次巻も「それぞれの物語」が小鷹を襲うッ!

収録

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 最終巻告知からの、華麗なペーパー・ロス事件!

 MFコミックalive「僕は友達が少ない 18巻」。原作:平坂読、作画:いたち。
 月刊コミックアライブ連載、KADOKAWA発行。
 2019年10月(前巻2019年1月)。

僕は友達が少ない 18巻 感想
 第80話「スーパーノヴァ」
 第81話「オリオン」
 第82話「この素晴らしい祝日に祝福を!」
 第83話「ダークナイト・ライジング」
 第84話「Be My Friend」 
 これまでの感想

 カバー下&巻末あとがき&今巻「おさらい」収録。

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 原作 僕は友達が少ない 11巻(完結)
 僕は友達が少ない 11巻 漫画版
 僕は友達が少ない 12巻 漫画版
 僕は友達が少ない 13巻 漫画版
 僕は友達が少ない 14巻 漫画版“プロローグの終わり/羽瀬川小鷹が主人公になるとき”
 僕は友達が少ない 15巻 漫画版“どうして こうなってしまったのだろうな”
 漫画版 僕は友達が少ない 16巻“夜空復活!!” 温泉旅行と闇子さんの真実
 漫画版 僕は友達が少ない 17巻“夜空の過去”革命・隣人部!
 漫画版 僕は友達が少ない 18巻“革命の終わり”友達の始まり

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