試し読み エイジ'87 2巻 感想 レビュー 考察 画像 ネタバレ
 上山道郎 これまでの感想はこちら 前回はこちら
1987年代に戻り、死の運命から救い出せ!
心のタイムトラベル物語、完結編

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意外な人も、本筋にガッツリ絡んでて楽しかった!
 主人公、エイジ“だけじゃなかった”と
 ぐいぐい明かされた終盤!
 逆転が面白い

 非日常の終わり。日常へ、綺麗な着地だった!

思った以上にSF
 本作は「やり直し」だけど、今を大切に描き
 夏休み、漫画にと一期一会な様は
 読者的にも共感するテーマ

 漫画家としての考え方も興味深い

 漫画に「マジ」なのが、むしろ新鮮ですね

エイジ'87 2巻 感想【最終回】


・第6話「未来は変えられる」
   …未来に「戻って」得た確信
・第7話「こういう漫画だ!」
   …2度目の「高二の夏休み」。何に使う?
・第8話「高校生らしいことを」
   …描け! 飛べ! 投げろ!?
・第9話「時間を言い訳にするな」
   …創作家の耳に痛い事
・第10話「百年後にも変わらず」
   …修学旅行に京都、その意義
・第11話「未来の記憶を」
   …その経験は、彼だけじゃない
・第12話「ずっと前から知っている」
   …全ての真相、そして
・第13話「未来は今【最終回】」
   …消え去った未来
・あとがき
 オニヒメ 感想
 これまでの感想

あらすじ
助かる為に、エイジが選んだ手段は

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「分け合う」事。テーマがもう完全に夫婦

あらすじ
 一時的に未来に戻り、歴史を変えられる確証を
 エイジは1987年の夏休みを、漫画に合宿に
 めぐるを救うべく全力で過ごす
 が

 実は、“めぐるがエイジを救おうとした”のが発端

 事態を理解したエイジ、賭けは成功し
 未来は完全に新しい形へ

 未来も過去も形を変え、また「今」が始まる【完】

第6話
一時的に、“未来に戻った”エイジが得た確信

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 荒川女史、ちゃんと歳とってらっしゃる!

第6話「未来は変えられる」
 本来、疎遠になったハズの女史と“未来”で再会
 小説、女優を両立していた彼女の姿に
 サブタイが回収!

 1987年に戻り、“未来”を語るエイジ

 ハラハラするも、隠そうとしないのが面白い
 服のセンスも懐かしい!

 めぐるとデートのはずが、お人よしで台無し!

 共に「未来」まで生きたい、って感じさせる回でした

第7話
いきなりコスプレ大暴れ! 何してんの夏休み?!

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 月下で練習するめぐる。真面目な子よ…

第7話「こういう漫画だ!」
 夏休み前、“めぐると一緒に居る”必要がある事
 また、漫画を描いておきたいと悩み
 例の部長の別荘で合宿編!

 今、体験してる事件を漫画に!

 部長ぐいぐい絡んでくるも、
 やっぱり、そっくりな「彼女」の母か!

 バブル期のお金持ちもパワーワード

「生き急ぐ」エイジを心配したり、ワタルがまた友達甲斐あるのよ…

第8話
着想の宝庫! パパッと仕上がってしまったエイジ

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 アクション古い! 1987年代だからセーフ!

第8話「高校生らしいことを」
 演劇部指導で、武術家娘が演じてくれる!
 インスピレーション雨あられよ!
 下書きが早々に完成

 残った時間を、全力で夏休み!

 めぐるを守る、という使命感こそ重いも
 50歳前にもう一度夏休み

 楽しかろうなそりゃ!

 一瞬がどれほど貴重か、“今”なら解るのですから

「漫画を描く」のも、時代背景に即したもの

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 出会いは古武術ッ!

漫画家として
 柔術モードのめぐるさん、毎度ハンサムすぎる
 とまれ当時、漫画はパソコン一つでなく
 大量の画材と、膨大な手作業
 時間が必要だった

 これが“めぐると一緒に居る口実”

 漫画家らしい視点が!
 SF的に、ヒロインを救う手段になるのか

 時代感も懐かしすぎる

 パソコン作画も、昔とは別物ですものね…

第9話
原稿を「持ち込み」に行き、出会ったのは

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 耳が痛い台詞! 実感しかない
 
第9話「時間を言い訳にするな」
 偶然、すぐに現金化してくれる編集者と邂逅
 際し「才能があるのに潰れた作家」に
 活を入れてしまう場面も

 また意外や「未来のワタル」…?!

 賑やかしポジションじゃなかったのか!
 でも名前が伏線ですよね

 時を渡り、助けに来るくらい「親友」だった

 時渡りが“主人公特権”じゃない、意外性も面白い

第10話
いよいよ分岐の“現場”へ、際し蘇った記憶は…

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 この先、死ぬのはエイジの方だった…?!

第10話「百年後にも変わらず」
 タイムトラベルは人為的で、焦点は修学旅行!
 物語が動く中、通りすがりの中学生に
 京都、という意義深さも解説

 京都の景色は、ずっと変わらない

 学生時代に見た景色を、また大人になって見れる
 見方の変化、己の変化を自覚できる

 不思議な感覚を味わえる、貴重な場所だと

 取材旅行に行かれた、上山先生もそうだったのかしら

第11話
揃ってしまった“条件”に、ふと気付いたものは

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 記憶が蘇ってるのは「めぐる」もか!

第11話「未来の記憶を」
 本作は、過去へ飛ばされ、修正すべく奔走する
 でも親友、ワタルまでも飛んでこれたように
 事はエイジだけじゃなかった?!

 主人公に起きた事は、周囲にも起きている

 また、ウソか誠か1話が伏線!?
 そういや「キモい」って…

 読者的には、違和感に乏しい“現代”の言葉

 あれ伏線だったの!?

第12話
めぐるも“中身”が! 彼女こそが救おうとしていた

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 彼女を彼女自身から守る! 京都心中物語…!

第12話「ずっと前から知っている」
 入れ替えは、遥か未来のめぐる自身の発明!?
 本来は、死亡したエイジを救うべく開発も
 入れ替えは、不完全な形となり
 記憶も心も断片化

 今エイジを救うべく、“身代わりに死ぬ”…!

 救おうとしたお姫様こそ
 王子様を救うべく、人生を費やしていようとは

 エイジ転移は、アレか副産物だったのか!?

 48歳の王子様、共に清水から飛んだ! 

第13話【最終回】」
再び現在。“未来が変わった”事で、その記憶も消え去った

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 娘さん、似過ぎじゃないかい!?

第13話「未来は今【最終回】」
 生還で、“意識交換が発明される未来”は消失
 結果、伴うタイムトラベルの記憶も消失
 決まりきった未来は消え去って
 一度しかない「今」へ

 SFでない、かけがえない「今」を

 当人、思い描いた未来への到達に感動も
 大切なのは「その先」なのね

 人生をハッピーに生きる綺麗なラストだった!

 ご都合なSFは消え、一期一会の日常

 楽しかったです上山先生!

収録

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 実際に行く事で得るものがある、至言よねェ…

 コミックス「エイジ'87 2巻【最終回】」。上山道郎
 月刊ヤングキングアワーズGH連載、少年画報社発行。
 2019年10月(前巻2019年1月)

エイジ'87 2巻 感想
 第6話「未来は変えられる」
 第7話「こういう漫画だ!」
 第8話「高校生らしいことを」
 第9話「時間を言い訳にするな」
 第10話「百年後にも変わらず」
 第11話「未来の記憶を」
 第12話「ずっと前から知っている」
 第13話「未来は今【最終回】」
 あとがき
 オニヒメ 感想
 これまでの感想

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オニヒメ 感想

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 オニヒメ 2巻“妖怪の革新”
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 エイジ'87 2巻【最終回】ずっと前から知っている

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