公式サイト どろろ 第1話 感想 醍醐の巻 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 19時感想追記 これまでの感想はこちら
時は戦国。平和の代価に身体を“取られた”青年と鬼神、泥棒どろろの物語

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EDでどろろが指差し、百鬼丸がニコリ笑ったのが印象的です。曲自体は別れの歌のよう。
 鬼神達を倒し、身体を取り戻して万々歳といきたいところですが
 倒せば水害再発など、“鬼神の加護”も失われるらしい
 勧善懲悪とも言えないのね

 人柱にされた少年が、自分の人生を取り戻していく物語なのか…?

逆襲する人柱
 乱暴に言えば、自分の為に、他人の不幸も厭わない意味では泥棒のどろろとも重なるのね
 しかし、鬼神も父も荷運びのオッサン側も到底“善”ではないワケで
 そこが面白いところ

 土壇場での僧の行動、感謝、どろろたちの「見え方」の演出も面白い!

どろろ 1話 感想

 どろろ 第1話「醍醐の巻」
 醍醐景光の取引き
 オープニング「火炎」   
 Bパート「悪さの臭い」
 16年後
 さぁ、とっくり見てってくれー
 おいらの勝手
 泥鬼
 エンディング「さよならごっこ」    
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 これまでの感想

第1話からアクション凄かったですね! 3次元的なOPも!!

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 本当に作画が続くのか心配になる美しさの一話。

制作元はMAPPA社
 前期ゾンビランドサガとBANANA FISHを、今期も賭ケグルイ××と2作制作
 手塚プロ共同制作ですが、ED最後のクレジットを見る限りは
 MAPPA社側が、メイン制作っぽいですね
 ツインエンジンはプロデュース会社

 手塚プロが単独制作した、ヤング・ブラックジャックも思い出します。色んな意味で

いやほらあっちも、百鬼丸モチーフの人が出るし!

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 OPラストがめちゃくちゃ印象的です(ヤング・ブラック・ジャック)

あらすじ
 時は戦国、天下獲りを願う醍醐景光は、天災で困窮した領地を救えと鬼神と取引する
 鬼神は約定に応え、彼の領地に加護を与える代わりに
 彼の子から12の部位を持ち去った

 子はそのまま殺されるはずだったが、密かに行方知れずとなる

 それから16年、彼は全身を作りもので補った妖怪退治“百鬼丸”となり
 泥棒小僧のどろろと出会う

 百鬼丸は12の鬼神の一つ“泥鬼”を斬り、顔を取り戻すが、醍醐領は水害が再発し…?

 次回、どろろ 第2話「万代の巻」

『奥方様、もう少しでございまするぞ…』『奥方様、お気を確かに…』

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 時は戦国、嵐の時代。“子供を産む”という事は現代以上に大変な事でした
 気丈に産もうとされている奥方様…!
 御仏を頼っておられます

 が、これを見る夫の目が不穏に感じた理由がここから描かれていく、と。

※馬で駆け出すシーン以降は回想。
  
雨の中、死体が転がる荒れ寺の一角“地獄堂”へ向かった醍醐様は

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 もう一度だけ言うておきましょう…。醍醐様

地獄堂
 寺を管理する上人殿(僧侶の敬称)は、たびたび彼を止めていたそうな
 ここ地獄堂を訪れる事は、御仏の道を外れ鬼神に縋る事
 外道に落ち、人でなくなる事だと

 踏み出せば…、この先あなた様を待っているのはただ地獄…!

 既に荒れ放題な中、灯りがともっているのは妙だと思ったら
 悪用を案じて守っていたのね

 ぎしぎし…、と古びた床が鳴るのがリアル

醍醐 景光『上人殿…、地獄とはこの世の事よ』

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 醍醐の言葉は穏やかで、僧侶には理解できないと言いたげでした
 僧侶は日がな御仏の道を祈り、他人へ説きますが
 対し、彼は戦国の世の為政者

 裏切り裏切られ、殺し殺し合い、生き残る為に生き馬の目を抜く日々

 理想と現実、水と油であるのでしょうね

僧『では…、どうあっても?』

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 ありがたき…、これで救われまする…(僧侶)

生と死と
 像を燃やそうとしたのでしょうか、行動も早ければ、末期の言葉も哀しいものでした
 僧侶自身、この世は地獄だと解っていたのですから。
 私が御仏を疑う前に、あなたは殺してくださった
 ありがとうございますと

 もう…、落ちておる(醍醐 景光)

 僧侶は最期まで、“生きながら外道になってはいけません”と
 最期まで醍醐様を案じていました

 それは空虚かもしれません、しかし立派な御仁だったと私は感じます

 醍醐様は、外道だという自覚で行動してらっしゃるのね

12の鬼神に言う!

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 12の鬼神に言う、我が名は醍醐景光
 加賀国守護職、富樫政親様の配下にして、この石川領領主である。

 度重なる飢饉と流行り病によって、我が領土の民も、死を待つばかりに痩せ衰えた

 このままでは生涯の望み
 我が名を天下に轟かせることなど、夢のまた夢なり…。

 …だがッ!


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 神仏に縋ろうとは思わぬ!

 これから申す事も、そなたらへの“祈り”ではない! “取引”である!!

 もし、我が領土を守護し、我に天下を握らせるならば
 それより他に、我が手に入るものをやろう!

 良いか? 何でもだ!

 そなた達の好きなものを取るがいい!

 返答やいかに!


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 こうして生まれた子には手足どころか目も鼻も、皮膚さえも“なくなって”しまいました…

取引は成った
 が、景光は笑った! 五体満足で生まれ“失くした”なら、それは代価になった事!
 すなわち、鬼神どもが取引に応じた証なんですね
 これが笑わずいられるか!

 あはははは! 叶ったぞ! これで我が望みは叶った!!

 非情な事です、しかし「寺を訪れる場面」に転がっていた死体は序の口
 彼の支配地は滅びる寸前だったらしい

 もう滅びる寸前だった我が名が、天下に轟くかもしれない!

 彼には、紛れもなく勝利の笑いよ!

奥方『どうするのです!? その子をどこへ!? 待って!』

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 奥方は真逆に慈悲深く、あんな有り様でも心から愛おしそうでした
 醍醐景光は、すぐさま“我が子の残骸”を捨てさせますが
 奥方は「待って」という

 死ぬというなら、胸に抱いて死なせてやりたい。あのお坊様が拝みそうな慈悲深さ

 父は非情、母は愛情、王道にして胸にくる図式です。

醍醐『赤子はまた生まれよう、いや産んで貰わなくてはならん!』

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 天下の世継ぎとなろうからな…! …ン?(醍醐)

生誕
 こうして我が子と引き換えに、“天下”を約束された醍醐様
 とはいえ、彼にすれば替えのきくものに過ぎず
 本心からほくほくものだったのでしょうね

 しかし弾け飛んだ御仏、おそらく“身代わり”になって下さったのではと

 奥方様の、信心深さに応えてくださったのでしょうか
 これにて生誕編は終了

 これが一話完結ものなら、以降、生まれてくる子もすべて奪われるオチだった気も

端から気付いている ほむらはいつか消える 何もいらないはずだった

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 座って泣いていた百鬼丸が泣き叫ぶ瞬間、激情を感じる

OPテーマ「火炎」
 昔の作品らしい重苦しい前半から、急に現代的なOPに入ってぎょっとしましたが
 ギャップを感じるのも、制作側の意図なんでしょうか
 ものすごいミスマッチ感

 でも歌詞は、世の中諦めたつもりだった人に激情が動き出すような

 無感情そうな百鬼丸が、感情に震える映像を見ていると
 曲がすごく合ってるようにも感じるし
 よくわからん!

 ていうかキービジュアルが百鬼丸とどろろだったので、女の人にびっくりした!

 映像はとかくグルグルと回してて曲に合ってて、手間かかってんな!

産婆『何の因果か知らぬが…、これでは生きてるほうが地獄だろうて』

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 お前…、生きたいのか?

珍しくない
 赤ん坊は生きていた、泣き叫ぶ事すら出来ないようでしたが確かに生きていた
 時代柄、老婆は“こんな事は当たり前”のはずでしたが
 妙に情がわいてしまった

 そこで彼女、家紋を付け船で流してあげたのです

 医療、栄養状態の悪い時代ですから
 生まれた時点で「ダメだ」と、そんな子も少なくなかったのでしょうね

 また避妊も出来ず娯楽もない、養えないのに子供が生まれるのも珍しくない

 時代的に、赤子殺しは珍しくなかったのでしょうね

老婆『後は…、お前さんの運次第だ』

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 ところが本作、鬼神がいるくらいなのでバケモノもいる世界だった!
 老婆自身、「運がなかった」のも皮肉ですが
 バケモノに食われてしまいます
 むしゃむしゃと。

 結果生き延びたと知るものが、家中にいなくなったのね

 悲惨だけども、なるほどなぁ…

琵琶法師『臭うねえ…、こりゃあ…、“悪さ”の臭いだ』

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 ン…? あれは…? 人ともつかぬ…! …いや? 妖でもない

琵琶丸
 悪さ、殺しの気配を嗅ぎ分けたか、仕込み琵琶で一刀両断にしてしまう琵琶法師!
 やだおじさん、こんなに強かったの!?
 彼の“目”は赤子にも止まるも

 何やら因果な臭いだねえ…

 気配が、琵琶丸さんには“影”として見えるのね
 彼により因果な子と強調へ

 あの有様でも生きているのだから、そりゃまともじゃないのでしょうけど

 琵琶法師が拾い育てるかと思いきや、そうでもなかった!

琵琶丸、手探りに「杖」を探り当てて去っていく

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 気配を見れる反面、無機物は見えないので苦労されているのが察せられます
 昔は、盲目の人は琵琶法師になったり按摩になったりと
 盲目の人にお決まりの職の一つだったとか

 しかし琵琶丸殿、目が完全に白目状態で不気味。

ナレーター『泣き声さえ上げられぬ小さな命の塊が、人知れず消えていったことを…』

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 領民の誰一人、知る者はなかった…

青空より
 律儀なのか鬼神は約束を護り、醍醐領はこの日を境に繁栄の一途へ
 赤子は、皆の幸せの犠牲になってしまった…
 が、生き延びる事となる

 視点を変えて、青空を見せるのも美しい…

 船が向かう先は暗雲
 そして、船の後には青空が残ったのね。

 彼の苦難が始まり、皆にとっては幸せな青空が訪れた的な。

 彼はまんま「人柱」なのね。

『この頃、戦は常にどこかで起こり、人の命は石ころのように転がっていた…』

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 お前様が、仏様に失った手足を付けて弔っているというお医者か?

弔い人
 誕生から16年、仏様になにしてんだと思ったらそういう“弔い”なのね
 弔い人、寿海自身は「捨てるつもりの試作品だ」
 と否定してみせます。

 それでも…、仏は喜びましょう

 現代でも、三途の渡り賃を棺桶にいれるような
 死後への弔いの一種なのね

 たとえ死んだとしても、人の形で死にたいものじゃないか的な。

 声が大塚明夫氏! めっちゃ渋い!

『さぁ~、とっくり見てってくれー!』

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 どろろは盗み仕入れたものを売って暮らす子供だった

どろろ
 タイトルなのはこっち! 売り文句も調子が良く、貴族のお姫様が着ていた絹はまだしも
 これなる壺は、ヤマタノオロチに飲ませた酒壺だ!
 と、実に調子がいい

 実際モノもいいらしく、町の人たちも興味深そうに見ています

 絹だなんて、触れず一生を終える人も多そうなご時勢
 何より“平和”になってますね!

 冒頭の餓死やら、災害死が多発してた頃よりぐっと“平和”!

人足のサブ『見つけたぜぇ…、どろろ』

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 はっ! このご時勢、子供だからって油断するほうがマヌケなんだよっ

どろぼうと被害者 
 と開き直ったどろろですが、曰く強面のオッサン達はヤクザではなく“人足(にんそく)”
 要は、工事や荷物運びを請け負う肉体労働者で
 腹が空いたというどろろを哀れみ
 荷物番をさせたという

 で結果、運んでいた荷物を盗まれ、今まさに売られていた

 人足達は、どろろが方々で同じようなことをやっていたと聞かされ
 彼らからも懲らしめてと言われたらしい

 それで「どろろ(泥棒)」ってワケですね

 人足、投げつけられた壺を壊さぬようそっとおろすのも生活臭を感じる!

子供『かあちゃん、今日おまつり?』

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 だってあの兄ちゃん、お面つけてたっ

欠け子
 他方、百鬼丸はうっかりした子供を助け、彼に“お面をつけてる”と言われます
 16年を経て、あの寿海ってお医者さんが義手義足義面もろもろを付け
 ひとのかたちにしてくれてるのね…

 彼がお人よしである事も察せられるワンシーン

 ていうかモノが掴めるのか!

人足『どこ行きやがった…、うわっ!?

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 馬糞だ!?/そいつで面洗って出直してきなっ!!

馬糞
 こりゃひどい! 追われていたどろろは、火に油を注ぐような真似をやってしまう
 要は、「強い奴」が大嫌いなのかもしれませんが
 馬糞ってハンパなく臭いのよ!

 もう勘弁ならねえ…!

 この時代、道に幾らでも落ちてるし恐るべき武器ですわ

どろろ『はぁ…、面白かった』

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 既に新しい橋がかかっている川で、老朽化して放置されている橋の下で一休み
 どろろは、こうやって盗みを繰り返して生きてきたので
 また明日も盗んで生きていこう
 ってなものらしい

 泥棒家業は気楽な稼業、長くもなさそうですけれども…。

『おっ…、なんだお前? おっかちゃんとはぐれたのか?』

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 いや、ダメだ! お前はこれから独りで生きていかなきゃなんねえんだっ

犬と子供
 野良犬に懐かれたどろろの態度は、この子が生きていた人生観そのものなんでしょうか
 母とはぐれた野良犬に、つい感情移入する孤児であり
 また「独りで生きろ」と突き放してしまう
 自分と重ねてるのね

 これから独りで生きていくんだ、頼る事を覚えちゃお前の為にならんと

 犬、ありふれた柄なのは確かなんですが
 どことなくブラック・ジャック風

 多分そういうネタなのか、それとも原作まんまなのか

人足『こいつはお前のか? …だったらお前の代わりに痛い目みてもらおうか』

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 犬を見捨てられず、大人達のサンドバックにされてしまうどろろ

まだ足んねえのか!
 根は優しい、どろろの性根を描くエピソードですが代価は厳しい!
 体力勝負の人足3人にサンドバック!
 死ぬ!

 が、終わらせようってむくつけき男らに、鋭く石を投げるどろろ

 正直、殴って終わらせようとしたってだけで
 男らも外道じゃないと思います

 殺すなり売るなり、身体の何箇所か潰すなりするかと思ってしまいましたので

 この人ら、荒っぽいけど「普通の人」の部類なのね

『もういい…、おい。この町からさっさと出て行けよ? いいな…』

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 い…、いやだ
 おいらは誰の指図も受けねぇ…

 どこにいようとおいらの勝手だっ!

 人足「そんなに死にてぇか…、望み通りにしてやらあ!


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 おい、そこのむしろもってこい! 簀巻きにしてやるッ!!

どこにいようと
 むしろ、稲の茎を干した“ワラ”などを編んだ安く一般的な敷物で
 かまぼこみたいにぐるぐる巻きにしてしてやる!と
 殺すつもりか、泳げなくした上で
 しばらく川に漬け込む気か

 さすがに気が引けたのか、部下1はためらうも、部下2は慣れたもの

 荒んだ時代です…
 ただ、無事とはいえ右目が大変な事に!

 元々盗まれた側だし、おっちゃんもホント踏んだり蹴ったりですわ

 どろろの投げた石、子供相手なら殺せそうな勢い!

『親方ァ~、なんか気味悪い奴が…』

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 あの顔…、人形みてえだ/目ン玉もだよ、どこ見てんだか…/確かに気味悪ィ

察し
 朽ちた橋に佇む百鬼丸、“お面”と子供が言った顔は人形のようだと評され
 大人達は、「これは子供を苛めてるわけじゃない」と叫びます
 が、どろろは「違う」と

 俺たち通り越して後ろを…/ン…? なんだよ後ろなんか誰もいねえよ

 自分らじゃなくて「その後ろ」を見ている
 完全にホラー

 どろろは他の人より、察しがいいんですね

『なんでい…、ゴミが流れてきただけじゃねえか』

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 泥に捕まり、何回転かさせられたらしいどろろ

泥鬼
 どろろ視点で、“百鬼丸が刀を抜く仕草”が描かれていたのが面白い!
 百鬼丸が、アゴを器用に使って腕を引き抜くと
 琵琶法師同様に仕込み刀が

 どろろを助け、橋脚を壊しながら敵を誘導し、橋全体を切りつけながら逃走

 敵の重さに、古び壊された橋は耐えられなくなってしまい
 敵もろとも崩壊

 哀れ妖怪は、橋の残骸が全身に刺さり圧し掛かるような格好に

 泥のような怪物ですが、物理的な手段で倒せるのね

どろろ『あっ…、ははっ! すげえ! すげえよ兄ちゃんっ!!』

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 可哀想な人足のおっちゃん達は助からなかったものの
 どろろは、こうして「全身つくりもの」の百鬼丸を慕い
 すごいすごいと褒め上げることに 

 能面がそうですが、角度によって“同じ顔でも違う表情”を見せるもの

 見た百鬼丸が、どこか嫌そうに見えるシーンがちょっと笑えます

どろろ『な、なんだよこれ…、顔の皮が?!

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 しかし泥鬼が倒された事で、“水害”も復活してしまったらしい

鬼神殺し
 天候悪化と額の傷に直感し、地獄堂に向かった醍醐は“鬼神像”の破損を目撃
 鬼神を倒せば、彼らに奪われた百鬼丸の体は戻ります
 今回、肌を取り戻す事が出来ました

 しかし鬼神の加護も消え、領地も元の悲惨さ取り戻すと

 泥鬼のように、鬼神も人を襲っているようですから
 彼らが消えて助かる人も。

 しかしトータルで見れば、これってどうなんでしょうね

 水害や飢饉も鬼神の仕業だから倒すべきなんだ、…という話でもないらしい。

多宝丸『母上ー! 山鳩を仕留めて参りましたっ! 精がつきますぞーっ!!』

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 あの日も、こんな雨だった…。坊や…

多宝丸
 冒頭から16年、後継者となる弟・多宝丸も生まれ育ち醍醐家は順風満帆
 しかし、母は今も亡くした息子を思っているのね
 多宝丸も良い子みたいですが

 精がつく、塞ぎこんでいる母を元気付けようとしている、と私は感じました

 武士の子ながら、自ら調理場にいって山鳩を料理すると言ってますし
 多宝丸は多宝丸で母の事が好きらしい

 どう見てもバッドエンドな子よ…

 時代的に、百鬼丸産んだ時はまだ15、16くらいだったんでしょうか。奥様が若い!

他方、医者・寿海は雨の中で弔いを続けていた

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 百鬼丸…、と呟く寿海

寿海
 彼が百鬼丸を拾い、義肢を与えて育てているのでしょうが
 果たして、寿海は何故このような弔いをするのか
 昔、侍だったんでしょうか

 立派な体格ですし、人殺ししてきた過去を悔いているとかそういう人…?

どろろ『か、顔…?! 顔が…! どうなってんだよ…、あんた、何なんだ!?』

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 人間なのかよ!と直球で疑問をぶつけるどろろ

人柱
 これは人間になる為の物語なのだろうか、と感じさせる冒頭でした。
 百鬼丸は“己の顔”を取り戻し
 どろろは…?

 災害を防ぐ為、人をいけにえにする“人柱”なら実際にあった話

 対し本作は、人柱にされてしまった少年の逆襲なんですね
 でも、彼が人に戻る度に犠牲が…?

 この辺、「そういうものだ」と割りきっていくのか、どう描いていくのか

憂鬱が風に散らばり 吹き溜まって蔭になる

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 おどけて笑うのは この道が暗いから

さよならごっこ
 OPと同じく“口元”が妙に印象的なエンディング映像
 ラスト、どろろの指差した何かに笑う百鬼丸
 笑ってくれ幸せそうなどろろ

 でも歌詞は、別れを描いているものであるようで

 この幸せな時間も、いつか終わりが来る
 別れを感じさせる映像でした

 実際原作ラストは…、(略)らしいですが本アニメ版はどうするんでしょうね

 原作・旧アニメ版でも共通する部分だけに、変えない気がします

感想追記

 戦国の親子
 舞台、加賀国は“変わった歴史”を辿る土地柄
 本作は最低2クールある様子
 顔が戻ってきた百鬼丸
 日本神話にもある、川流しにされた不具の子       
 トップに戻る

人間に戻る為に、領国を守り天下に号令する為に。親子激突は必至か

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 冒頭でも土砂に手が埋まっており、災害だらけなのが察せられます

人柱と父
 父の言い分は勝手ですし、“天下獲りがしたい”というのは野望だとも感じます
 しかし、百鬼丸が犠牲になって皆が助かったのは確かなんだな
 と、感じるのも面白いところですね
 単なる勧善懲悪じゃない

 無論、水害は治水対策をなど、鬼神でなく人の努力で立ち向かうのも筋でしょう

 しかし戦争が当たり前の時代で、早々予算を割くのも難しいのでしょうね

外道は外道なれど、その自覚がある人物

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 無論、冒頭は16年前の事で、そこから変質してしまっている可能性もありますが。
 とまれ野心と領国の為に、父は“鬼神殺し”を阻止しようとするでしょうし
 両者の激突は必至ってワケだ!

 僧侶の機敏な動き、救ってくれてありがとうという下りもグッときますね

戦国時代の加賀国といえば、“一向一揆”の舞台?

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 宗教が物語に深く関わる本作の舞台は、100年近く“侍以外”が統治した国

加賀一向一揆
 冒頭で醍醐氏は、富樫仕事しろ富樫氏の配下だと鬼神たちに告げましたが
 富樫氏は、戦国時代初期に一向一揆(仏教一派、一向宗)に滅ぼされてしまい
 以降、信長との戦いに本願寺が敗れ衰退するまで約100年
 同地域は一揆による支配地だったとか

 その一風変わった土地柄も、物語に繋がっているのでしょうか

 富樫家、言い回しからすればまだ健在なのかしら?

本作は最低でも2クール以上だと確定へ


 本作ではEDの絵コンテ(構図決め)をやった小林氏ツイッターにて

連続2クール?
 鬼神が12体と聞き、1クール完結かと思いきや明言されちゃってますね
 たぶん、連続2クールなんだと思いますが
 ちょっと意外でした

 本作制作元は、2クール以上の作品をよく手がけるところなので納得っちゃ納得です

これは全く完全に余談ですが

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 我ら百式ファミリー!(映画 SDガンダムまつりより)

百鬼丸
 多分パロディの一種なのでしょうが、SDガンダムにも「百鬼丸」がいるんですよね
 百式系のモチーフを踏まえた命名なのでしょうが
 個人的にはまずこっち!
 左から2番目!

 当時、兄である「武者百士貴」とのコンパチ(組み変え)キットで商品化

今回、「顔」を取り戻した百鬼丸

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 よくよく見ると、鼻や耳の色が違うのね

顔がァ!
 とどろろも驚いてましたが、取り戻したのはあくまで「顔」であって
 耳や早は、別の鬼神が持っているらしい。
 本当、少しずつなのね

 顔が戻っていく場面でも、耳や鼻は元々色が付いていた(作りもの)だと表現

百鬼丸の元ネタ? 日本神話にも似た逸話の神様が

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 不具の子ゆえに川流しにされ、棄てられた長男・百鬼丸

ヒルコ様
 創作界隈でも時々ネタになる、“天の岩戸”神話のアマテラス様とスサノオ
 その長男、最初に生まれた子供・ヒルコ様は不具の子だった為
 舟に入れられオノゴロ島から流され
 神の子に含まれなかった…
 という逸話が。
 
 こうした“最初の子供”が産みそこないになる神話は、各地にあるのだとか

 漂着し、七福神・恵比寿様と同一視されるようになった話も。
 TVに良く出る「蛭子(えびす)」さんなんかが
 分かりやすいかも

 ヒルコは蛭子と書き、蛭子はえびすとも読みますものね

公式ツイッターより


















































2019年1月7日 どろろ 第1話「醍醐の巻」

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 メイン脚本&監督の絵コンテによる初回

スタッフ
 脚本:小林靖子
 絵コンテ&演出:古橋一浩
 作画監督:加藤雅之、若月愛子
 総作画監督:岩瀧智
 アニメ制作:MAPPA手塚プロダクション
 原作:手塚治虫(1967年 - 1969年)
 制作協力:-

あらすじ
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監督自らが絵コンテ(構図決め)と演出! 力の入った初回だった!!

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 最初の鬼神は泥鬼。つづく!

どろろ
 原作では48体いるという鬼神を12体へ変更、ツイッターを見るに2クール作品っぽい
 実際、原作漫画では全て倒す前に物語が終わってしまい
 ナレーターで数年後を描く結末らしいし
 良い変更と思います

 なお旧アニメ版では全26話で全討伐、異なるストーリーのゲーム版も制作と

 世代を越えて作られてきた作品、今回はどうなるのでしょうね
 単に「倒せば平和」ってワケでもない!

 そこをどう描くかも気になる!

 次回、どろろ 第2話「万代の巻」

どろろ 1話 感想

 どろろ 第1話「醍醐の巻」
 醍醐景光の取引き
 オープニング「火炎」   
 Bパート「悪さの臭い」
 16年後
 さぁ、とっくり見てってくれー
 おいらの勝手
 泥鬼
 エンディング「さよならごっこ」    
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
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どろろ 感想 2019年1月 公式ツイッター

 どろろ 第1話「醍醐の巻」
 どろろ 第2話「万代の巻」
 どろろ 第3話「寿海の巻」
 どろろ 第4話「妖刀の巻」
 どろろ 第5話「守り子唄の巻・上」
 どろろ 第6話「守り子唄の巻・下」 OPテーマ「火炎」歌詞
 どろろ 第7話「絡新婦の巻」
 どろろ 第8話「さるの巻」 EDテーマ「さよならごっこ」
 どろろ 第9話「無残帳の巻」
 どろろ 第10話「多宝丸の巻」
 どろろ 第11話「ばんもんの巻・上」
 どろろ 第12話「ばんもんの巻・下」、前期OP「火炎」、前期ED「さよならごっこ」
 どろろ 第13話「白面不動の巻」