公式サイト からくりサーカス 第8話 感想 一瞬の始まりと終わり レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 19時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
エスプリなしろがね、ギイ決死の空中戦! 仲町サーカス開演へ、意外な来客?!

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帰って来い! 同じ意味で殴るという鳴海、機知を利かせてジョークを飛ばすギイ
 日本男児とフランス男、正反対な男らしさが素敵だ!
 二人を、“しろがね”が繋いでもいるのね
 ルシールかっけえな!

 別々に推移した勝と鳴海、ダイナミックに交差するラストビックリだわ!

笑うべきだと思った時は
 ギイの真意と笑顔、4話で鳴海が言い残した言葉そのものなのがグッとくるね!
 何かあったら心で考える、答えは、他人に伝えるだけじゃなく
 ギイは行動で示していたんだなって
 にっこりとよ!

 復讐は“やるべき”かも、けど“やりたい事”もあっていい。リーゼさんと勝も意味深

からくりサーカス 8話 感想

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 からくりサーカス 第8話「一瞬の始まりと終わり」
 リーゼロッテの復讐
 ヴィルマにすれば、別れた男のようなもの
 上海行きデュストリュクシオン
 もっと価値のある指を
 僕は痛みなど感じない 
 Bパート「指がとうに知っているさ」
 こんな時はエスプリを利かせてこう言って貰いたいものだ…
 一瞬の始まりと終わり        
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 アニメ「うしおととら」感想
 現行連載「双亡亭壊すべし」感想
 これまでの感想

君はママンの傍にいてやるがいい、…そして、妹をしっかり抱きしめてやるんだ

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 君は、兄なのだから

僕らの仕事
 この台詞が端的で素敵でした、ギイは大人として子供を守るけれど
 少年、妹を「兄」として守れるのは君だけなんだ
 みたいな。

 また“母の傍にいてやれ”、ギイ自身がそうしてやれなかったのかな?みたいな

笑うべきじゃあないけれど! …笑っちまったぜ!!

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 拳法的なポーズで佇んでた鳴海。すごい存在感! スゴイ!

あらすじ
 ようやく資金が貯まった仲町サーカスでは、勝がリーゼと、しろがねがヴィルマと交流する
 他方、上海を空路で目指してた鳴海たち“しろがね”は
 自爆人形デュクストリュクシオンと交戦

 鳴海はギイに愛想を尽かすが、戦いの中で彼が秘めた熱意感じる

 ギイは飛行機を救うべく身を投げ
 辛くも不時着に成功した鳴海は、我知らず勝としろがねに遭遇

 しかし記憶を失った彼は、二人を呆気にとらせたまま白煙の中へ姿を消す
 
 次回、からくりサーカス 第9話

司会者『優勝賞金の使い道は? まさかカレシと~♪』

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 前回、鳴海はオートマータを破壊する悪魔になろうと決意
 日本では、勝たちが夏休みを利用し仲町サーカスに参加
 伊豆で暗殺者ヴィルマと激突

 彼女の心の琴線に触れ、共に行く事となる。

『私は、家族と使います!』『は、はあ。こりゃまた偉い…』

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 ご紹介します、仲町サーカスですっ!

もうすぐ開演です!
 いきなりシカイシャさん気の毒ゥ!? ようやく興行資金が“ほぼ”たまった仲町サーカス
 そこで、ちょうど開かれていたビーチクイーンコンテストに出場
 無事、優勝賞金で興行決定に!
 おめでとう!

 からの勝手に宣伝まで始めるとか、勝ぼっちゃん逞しくなったのう!

 心がもうムッキムキだよ!
 賞金は家族と、「家族」を仲町サーカスを呼ぶのが微笑ましい

 人になりたい、強く願うようになったしろがねの“家族”になったのね

 勝ぼっちゃんも一輪車、まあまあ立派になりなすって…

胸の奥で際限なく育ち続ける 理由 一つだけ 抱えていつだって 舞台の上

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 子供達の為に、ぼっちゃんは自分の全て、鳴海としろがねの“理由”が深まった前回
 特にしろがねは、その“理由”の為に人間離れしていく面もありますが
 なりたいものは人間で

 曲自体もですが、リズミカルに歌い上げられる歌詞もホントよく合ってる…

 と、原作未読なりに私は感じます。

勝『そういえばまだ聞いてなかったけど、リーゼさんはなんで猛獣使いになったの?』

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 猛獣だなんて…、私が扱うのは犬や猫、いわば“小動物”使いです

小動物使いリーゼロッテ
 そんな小公女みたいな…。いよいよ興行初日を控えた仲町サーカスですが
 勝は、リーゼロッテさんの演目は何も知らなかったらしい
 彼女の家族は、グレートロングサーカスに属し
 サーカスの猛獣使いでした

 しかし姉が“ビースト”と呼ばれる虎に殺害、復讐を考えるようになったと

 それが、どう流れ流れて仲町サーカスで燻ぶっていたのかは不明ですが
 大切な人を殺され、彼女の中で決着していない復讐
 そりゃ苦しいものでしょう

 特に大切な人を殺されたなら、復讐しない自分が不義理に思えてしまう人もいますし

勝『そっか…、でも僕はリーゼさんのサーカスがみたいなっ』

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 うん! だってリーゼさんが一番やりたい事は何なのかな?って

だから
 少し唐突な勝の言葉は、リーゼの意表を突き、畳み掛けるように問いかけられました
 復讐しなきゃ、と“しなきゃ”って部分とはまた別な
 自分がやりたい事は何?

 それはサーカス。だからリーゼさんはここにいるんですね

 リーゼさん自身が、自分のやりたい事を放棄していないなら
 彼女は自分自身の為に生きられる

 勝の言葉、“自分自身の為の生き方”に不自由な、しろがねにも通じる気がします

 彼女も、人間になりたいって気持ちが育っていますけれども。

勝『良かった、リーゼさんが復讐なんかに囚われないで…』

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 はい、囚われるより操る方が楽しいですからっ♪

囚われないで 
 少し駆け足に感じるやりとりでしたが、復讐よりも自分自身の願いをと。
 囚われと操ること、猛獣使いとかけてるのが面白いですね
 姉ちゃん日本語上手いなあ!

 いずれ本当に解放され、“猛獣使い”になれたらいいね、なエピソード

 勝ぼっちゃん、こんな風に仲町サーカスでも親交を深めてるんですね
 女子とばかり仲良くなっちゃって!

 いや画面外ではきっと、男衆とも銭湯にいって、相撲とったりしてるんですね!

『よっと』『んっ』

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 開園前なので、これは座布団かなんか運んでいるんでしょうか
 そう思うと、サーカスってな大変な機材がいるのね…
 お金かかるわ。

 さて、勝をじっ…、と見ていたヴィルマ嬢。

 一応元暗殺者なので、そりゃ過保護しろがねは警戒しますよね。そらそうよ

しろがね『…何を見ている』

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 ヴィルマ「ン? …やぁね、あんたの坊やはもう狙わないって。
 しろがね「そう」

  あたし、サーカスなんて一生できないって思ってたから、今楽しくてね

 別れた男と再会したみたいでさ?


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 好きで好きでたまんなくて、全てを捧げて…、それでも別れちゃってさ

  忘れようとするけどダメで…
  でも、やっと…、忘れかけたとき街でばったり…。
 
 あぁ…、やっぱりあたしには、この男しかいないんだなぁって…。

 あたしにとってサーカスは、そんな感じさ


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 ねえ? 時にアンタ、そういう経験ないの?

たとえ話
 イイ顔するヴィルマさん、何だか、鳴海としろがねを髣髴とさせるたとえ話だ…
 と思ったら、さっそくグサッと刺してきますね
 ナイフ使いだけに!

 もう二度とサーカスできないと思っていた、それもしみじみその通り

 ヴィルマの場合、亡くした弟さんへの申し訳なさもあってでしょうか
 一緒にやるはずだった夢ですから。

 自分だけやりたい事をやるなんて、亡くした弟に申し訳ないというか

 その点、先のリーゼさんの話にも通じるよう思えます

ヴィルマ『いたんでしょ? “こいつだけは温かく受け入れてやる”、なんてオトコが…♪』

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 言葉通り、しろがねが綺麗だからそう思ったのか、彼女の反応に思ったのか
 ヴィルマさん、同性の気安さというかグングンくるな!
 これは勝にゃ出来ねえ所業よ!

 ただ、“鳴海を忘れさせよう”と奮闘努力する勝には、弱った事態でもあって…

 何事もそうで、人生、忘れようとする事に限ってフイウチが来るのよね…

しろがね『…いないわ』

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 私が受け入れてあげた人などいなかった

 私は攻撃しただけ
 冷たく、物のように扱っただけ

 彼は私を𠮟り
 私は彼に身の上話を聞かせた


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 ヴィルマ「…それだけ?
 しろがね「ええ…

  代わりに取り返しがつかない程の迷惑をかけた男が一人…

  もしも…、もう一度会えたなら…、本当に謝りたい…


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 しろがねったら、また鳴海兄ちゃんがわたつきそうな話をしている…

謝りたい
 作中、ちょっとした時間が流れ、しろがねの中で“そういう解釈”になってたのね
 鳴海当人が聞いたら、百面相して感情が大爆発しそう
 基本は自虐、申し訳ない想い

 そんな事ねえよ、と鳴海なら励ますでしょうし怒るかもですし

 どうすりゃいいんだと途方にくれ
 人間らしい姿に、にっこりもするでしょうしと想像の幅がメチャ広い

 ただ何より言える事は、鳴海不在でしろがね側の気持ちが膨らみ続けてる事

 リーゼさんの復讐やヴィルマといい、「亡くした人への気持ち」は難しい
 
ヴィルマ『ふぅん…、あんた相当そいつにイカれてたね?』

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 ヴィルマ「ふぅん…、あんた相当そいつにイカれてたね?
 ヴィルマ「…愛してたって事さ

 しろがね「えっ…!? 分からない…

  ヴィルマ「ほほぉう? アンタでもそういう顔するんだね~?
  ヴィルマ「で、ドコにいるのさその色男♪

 しろがね「どこにもいない…、死んだから……。


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 ヴィルマさん、やっちまったなあ案件。勝さんこっちです!

好きっていいなよ
 しかしまァあれよね、前回はモンスターとしろがねを呼んでいたヴィルマだけに
 彼女が、しろがねにもアレコレあったんだろうと想像したのは
 関係の変化を感じます

 しろがねは怪物じゃない、人らしい心があると思ってるって事ですから

 ダダッダー! きっと色々しろがねをからかいまくったんだろうな感。
 おまわりさんこっちです!

 しかし“私は攻撃しただけ”、とはまた…。そういう感じ方もあるのか

ルシール『寝ているのか…』

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 相変らず不器用だなギイ…、ガキが怖がってたろ

大空のしろがね
 他方こっちも多少関係が深まった、と開口一番に感じさせる鳴海兄ちゃん
 ギイなら、もっと相手を怖がらせず済むだろうに
 と

 てめーの口が回るのは、女口説く時だけかよう

 鳴海はどこにいても鳴海
 この人ホント、お節介と書いて鳴海である

 傍目に酷薄な、ギィ自身それでいいと思い決めてるらしい部分をツッコむ鳴海
 
ギイ『(女を口説く以外)他に必要ないからな?』

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 けっ! お前のそういうトコが嫌いだぜっ とやり返す鳴海
 でもギイの口調が、半ば笑ってるのが親しげなんですよね
 ずっと、こうやって口喧嘩してきたらしい。
 一周回って仲良し案件

 しかし、女性に対しては口が上手くても、マザコンでもあるギイ

 その辺を考えると、ちょいと複雑そうな人よね。

スチュワーデス『お客さま、ご気分でも悪いのですか?』

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 いいえぇ…
 とっても良いキモチ…
 これから起こることを考えるとね…♪

  ルシール「やはりな…」
  鳴海「ああ…
  ギィ「なんだ気付いてたのか
  鳴海「バカにすんな 

 ルシール「二人とも油断するでないよ


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 このゲームは、始まったばかりだよ!(ルシール)

ゲーム
 中国、上海行きの飛行機に潜んでいたのは、大量のオートマータ!
 頭を抱える様子、人間が変異する類かと思ったら
 本当に「楽しい」のね!

 サーカスを自称するだけに、道化師を思わせる集団!

 或いは、飲み屋街で年末によく見られる風景のような集団…!
 何てイカレたデザインでしょうか

 先のパウルマン達とは、またベクトルの違う異質感

鳴海『フザけんじゃねえ!』

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 そう、これはゲームだ! と笑ってかかってきたオートマータに
 鳴海、前回で折られた“聖ジョルジュの剣”を使い
 いきなりブッ刺します

 が、これがいけなかった!

ギイ『鳴海、待て!』

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 ボクはマクダレン♪ 今からこのヒコーキでゲームをするよォ♪
  機長「は…、ハイジャックか!

 オートマータさぁ♪

 機長「要求は…
 マクダレン「死んでよ…♪


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 まったく、大仰なことをしてくれる事…(ルシール)

デュストリュクシオン
 切ったり突いたりしたら自爆する自動人形、デュストリュクシオンが10体!
 リーダー曰く、素手で戦うしろがね出現に興味を持ち
 同志9体を連れてきたという 

 てめ-ら皆、空に撒いてやるよッ! ルシール、常客を下げてくれ

 本来は自爆用
 わざわざ、対衝撃自爆を無効化したという

 彼らの好奇心、自信、それとも上からの指示によるデータ収集?

 一律、蛇腹や副腕を持つのも特徴となってるのね

『その代わりギイ…、オリンピアの糸を外しな』

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 あくまでゲームだ、と主張する自動人形らは乗客を下がらせますが
 代わりに、鳴海一人と戦わせるよう要求
 ギイの無力化を要請

 シンプルに繰り糸を外すのが、「攻撃しない」意思表示なのね

 ところが彼ら、更に子供達二人を捕まえてしまいます
 
『お前に我々の攻撃が当たれば…、一本ずつ指を折っていくんだよ!』

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 ギイ「ハッハッハ!
  それは残酷だ
  オートマータにも、退廃と冷酷の貴族趣味を介する者がいたのだな?

 鳴海「このクソ野郎! 俺は今、人形共の次にお前が憎いぜ!

 ギイ「すまないな?


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 僕は痛みを感じないので、人の痛みも分からないんだ

 ただ…、どうせ折るならもっと価値のある指を折らないか?

  この指は…、美しいだろう?
  君達の同胞を、オリンピアを操って壊してきた指さ…

 鳴海「…おめえ、何を考えてる?

  子供を助ける為ではないのは確かさ。一撃も入れられるなよ? 

 鳴海「俺はお前が大嫌いだからなあ…、どうなるか知らんぜ!


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 うるさいな、喚いてる暇があったらとっとと壊すがいい

僕は痛みを感じない
 曰く鳴海が被弾したなら、人質の指を折る! 焦らせ精神力をすり減らす狙いか
 もし「殺す」なら、無理に救出を図ったかもしれませんし
 戦った方が分が良いと思わせる策か

 指を何本折られようと、僕は痛みなど感じないのだ

 触れる程度でも「被弾」
 鳴海の拳法の、受け流しさえ被弾扱いとはズルい事をする!

 鳴海やしろがねとより回復速度が遅いのは、鳴海たちがズバ抜けてるのか?

鳴海『俺はお前が、でえ嫌えだからよう!』

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 鳴海は眼前の敵より、他人との係わり合いを避けるギイが理解できなかった
 今まで、子供が襲われれば激怒してきた鳴海にとって
 ギイの反応は理解できないもの

 しろがねになった鳴海ですが、「しろがね」ってそういうものなのか?と

『最古のしろがねも、操るクソ人形がないとどうにもならないね~』

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 別働隊がいる…、制圧されているはずの操縦室を開放しないとね…!

釘を刺す(物理)
 人質をとって勝ち誇り、ルシールの両手を潰してしまう自動人形
 ルシールは、敵が全滅を恐れていない事から
 別働隊がいると看破

 最古のしろがね、何故か操るべき人形を持たないルシール

 何かの縛りなのか
 ルシールも、人質を気にせず闘ったりするタイプでもないらしい。

 なら彼女が、冷酷にしろがねを追い込んだ理由は…?

子供『でも…、お兄ちゃんの指が!?』

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 鳴海「大丈夫だ、奴は痛くねえってよ!
 子供「だって…、あんなになって…、お兄ちゃん痛くないの!?
 鳴海「あーあ、全然痛くねえさ!

  鳴海「(そうさ…、こんな時、痛みを顔に出してどうする…

  鳴海「(いたずらに子供を不安にさせるだけなら…! …!?


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 ギイ「僕は痛みなど感じない…

 キミ、安心したまえ。
 このクズ共は、そこの低能チョンマゲが全て片づける

 だから目をつぶらずに見ていたまえ

 男なら泣かずにな?


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 鳴海「(ギイ…、おめえ…!)」

 あの怖いマザコン変態ドクターの言う通りだよボウズ…!

 あいつは俺にゃ少しも触れねえ…、見てな!
 

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 にっこり笑う、ギイの生き様も鳴海と重なるものなのか

笑うべき
 鳴海も“大人”だから、子供を心配させまいと考えて気付いた
 ギイの行動は、自分と全く同じなんじゃないのか?
 そう解れば充分だったと

 以前、鳴海は勝に“心で考え、笑うべきと思ったら泣くな”と諭しました

 たぶん今、ギイもどうすべきか心ン中で考えていて
 口に出してないだけなんだと。

 人間には笑う「べき」、笑ってなきゃダメだって時が確かにある

 今が、ギイにとってそれなんでしょうか

鳴海『どうだあ!

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 ギイに負けじと頑張った鳴海は、他のオートマータを駆逐
 普通なら、残るリーダーは怯えそうなものですが
 相当、自信があった様子

 前回パウルマンも怯えてましたし、感情がないわけじゃないみたいですが…?

『でも僕は他のオートマータとは一味違うよ? 速いし…、痛いぜえ…?』

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 だからどうした…、かかってきなオモチャ野郎!

  マクダレン「キューン! ガガガガガーン! 敵は皆殺しィ♪
  マクダレン「空はボクのものだ気持ちいー♪

 ルシール「空だろうが地を這う虫だろうが…

 ルシール「オートマータのモノなんて、地球上には一切ないのさ


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 鳴海は敵の股下を駆け抜け、ルシールはナポレオン王朝時代の業物で両断!

しろがね
 さすが! リーダー格は自信に違わぬもので、足がルンバ車輪となった高機動型
 腕を組んだまま、縦横無尽に駆け抜けてやる腹だったんでしょうが
 生憎、股下が高かったのが命取りに
 命かはともかく

 操縦士と飛行機を、“オモチャ”にしたマクダレンも両断

 この飛行機はオモチャじゃない
 けれどオートマータには、“人間の命”なんてオモチャでしかない

 多分そんなニュアンスがあったんでしょうが、それはそれこれはこれ!

 さすがルシール、このお婆ちゃん怖い!

マクダレン『ボクを斬ったら爆発する…?!』

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 斬られ驚いたのは、語感が良い名前をしたマクダレンで
 斬ったら爆発する=斬れないと思った
 勝ち誇ったのが運の尽きに

 言われてみれば当たり前、ルシールは“経験者”だったんですね

ルシール『あんたらホントにめでたいねえ…』

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 あんたらホントにめでたいねえ…
 しろがねが何年、オートマータを研究してきたと思っているの…

 デュストリュクシオンを自爆させないやり方くらい…

 指がとうに知っているさ


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 チッ! 新しい聖ジョルジュ(サン=ジョルジュ)の剣をこんなところで使っちまった!

からくり
 ルシールは容易げに言いますが、その間、どれだけの命が失われたのか
 彼女達が、必死に研究し身につけた技術なんじゃないか
 と、私は感じました

 さてリーダー機はまだ生きており、“擬似体液”を補うべく吸血を敢行

 前回、へし折られてしまった「あるるかんの左腕」の剣
 ギミック仕込んで蘇らせたらしい

 なんとまあからくりの多い機械だ(迫真)

『バカめ…、俺を刺せば爆発…』

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 咄嗟に子供を庇ったギイは、ここで更に突っ込んだ!
 なんとまあ男気のある男でしょうか
 大爆発するんだよ!?

 てっきり、突き飛ばす的な事をするのかと思いましたが

ギイ『ナルミ、子供を!

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 シェイクスピア曰く…、自ら飛び込む方がいい。手をこまねき待つよりも、か

故意に落ちたシェイクスピア
 シェイクスピアは自爆経験者だった…? ギイは自分ごとオリンピアに!?
 確かに、敵がもがいて逃げたら元も子もありませんが
 思い切りのいい男だこと!

 あの場合には仕方ない、ま、サルニンゲンマンの割にはマシだったさ

 思い切り口の悪い男だこと!
 ところでギイの罵倒、人間=マンって同じ言葉を言いすぎですよ!

 とにかくギイは男気のある頑丈な人なのね!

 まあギイったら頑丈な人!

ギイ『それより外を見ろ』

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 果たしてルシールの考えたとおり、外には敵の大部隊がいたんですね
 タケちゃんマンスパッツアは 虫に似た自動人形を従え
 飛行機をとっくに包囲していた

 なお飛行機自体は、ルシールが操縦出来たのでひとまず事なきを得ました

 さすが人間、長生きしてると大概の事は出来るものなのか

鳴海『三本しか指は動かせねえんだろうが?!

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 ナルミ…、僕は「しろがね」だ
 キミが言うように、冷血な人間外生物さ

 だから、どんな状態であってもオートマータを破壊できるんだ

 だいたい!
 この状況で誰が奴らを排除できる?

 お前なんか、役立たずもいいところだ


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 鳴海「何ぃ?!
 ギイ「ママーン!?

  君はママンの傍にいてやるがいい
  …そして、妹をしっかり抱きしめてやるんだ

  君は、兄なのだから。


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 母の傍にいてやれ。ギイ自身は、母と一緒にいてあげられなかったのか…。

男なら
 大人は子供を、兄は妹を守るものだ。ギイの言葉はそんな風に聞こえます
 とまれ、この場で空を飛んで立ち向かえるのは
 オリンピア(ブースター装備型)のみ

 なんとかしなと割と雑に言うルシール、応えるギイ

 状況を言えば何とかする、そうやって生きてきたんでしょうね
 婆ちゃんパイロット姿が似合うな…

 敵はいわゆるバードストライクを起こし、エンジンを次々と炎上させています

 つくづく、空の旅は危険がいっぱいですね…

鳴海『訂正する、お前は冷血じゃねえさ!』

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 ギイ「ハッ、またか。買いかぶられたものだよな?

 回想「せんせい
  せんせいは、やさしいとおもう

  でもそれが、かおには でないだけ


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 鳴海「てめえ!? まさか、死ぬ覚悟で…?!
 ギイ「僕を誰だと思っている?

  どこぞのマヌケな東洋人と一緒にするな

 鳴海「帰ってきなギイ!
 鳴海「殴ってやる!

 ギイ「無粋だなぁ~、こんな時はエスプリを利かせてこう言って貰いたいものだ…

  Bon Voyage(良い旅を)


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 エスプリとは「機知」。フランス人の精神的長所と誇る在り方。

明晰さこそフランス的である
 殴ってやるから帰って来い! その無骨さが、日本男児の熱さだとするなら
 窮地にあって、「良い旅をしてきな」と冗談を考えられる余裕
 機知こそフランス男の在り方だと

 鳴海とギイは正反対で、どこまでもそっくりな男なんでしょうね

 また今回、ドクターと鳴海が呼んでいましたが
 しろがねにとってもそんな感じ?

 ルシールと共にあるからもっともな話ですが、しろがねと知り合いなのね

 しろがねの歩幅、ギイが合わせる気がない=冷血に振舞ってるのも感じます

勝『ありがとうございます! いよいよだね、しろがねっ』

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 よぉーし、ボチボチ打ち込めよっ!/うぃーっす!!

開演だァ!
 オヤジさんが打ち込めといった直後、まさにギイが撃ち込んでる構図の妙!
 同じ頃、いよいよ仲町サーカスは開演準備ッ!
 ヴイルマさんかわいい!

 彼らにすればやるぞと奮起し金を稼いで…、長かったなぁホント!

 ぴっかぴかの服!
 とっといたのか、新たに仕立てたのか

 やっぱりサーカスって、つくづくお金がかかるんですね

 服だって大切な演出ですもの

スパッツア『オノレ~! だがこの数だ! すうぐ弾切れになるッ!!』

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 マクドナルドにいそうな声で、長続きはしないと見抜くスパッツア
 推進器の燃料、弾丸、長続きするはずがなく…
 自動人形に言われたくない!

 しかし。やはりバルカン砲の弾丸が早々に尽きてしまって…

ギイ『……切れ!』

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 ギイ「切れ。僕の首を切らせてやるから、旅客機はいかせてやれ!

  スパッツァ「ほぉう! あのギイが哀願かァ~♪

 わかったぜぇ!
 俺が切り落としてやる~!

 そしてその後で、飛行機も墜としてやるぜえ~!


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 ありがとうよ、わざわざ近付いてくれて!

演技派
 演技と言っても、無数の自動人形に身を締め上げられたのは事実
 ギイ、全く苦痛を感じさせない余裕が男前だ!
 で

 演技だったのか!? 殺してやるぅ!

 倒しきれないのは事実
 そこで、やられたフリして囮になる作戦だったんですね

 自分が死ぬ時、いかに嬉々としてなぶり殺されるか良く解ってるギイ

 その理解もケッコーに苦しい…

ギイ『ついでに言うと…、弾切れも嘘なのさ!

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 なんて皮肉の利いた攻撃! 単におびき寄せたってだけじゃなく
 ちゃんと攻撃手段も残していたギイ
 先生かっこいい!

 しかし敗北を悟ったスパッツァ、いい声でバードストライクを図って特攻し…

『自爆するつもりか!?』『か…、勝ったァァァア!

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 大丈夫だ…、僕がついてる!(兄)

目まぐるしく
 特攻に特攻で返したギイ、今度はスパッツアの自爆をそらして消息を絶ってしまう
 ルシールは、やはり平然と残った敵の掃討を命じ
 鳴海は翼で大立ち回り!

 この時点で、ルシールは「ああなってた」んでしょうか(後述)

 とまれ緊急着陸する飛行機
 海の上!
 
 あれそういえば、仲町サーカスのテント小屋って…、と目まぐるしい!

 落下する飛行機、CGの“動き”がまた美しいな!

勝『始まる…、僕達のサーカスが!』

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 団長「大変、長らくお待たせいたしました!
 団長「それでは!

  仲町サーカスの開演ですッ!

 勝「始まる…、僕達のサーカスが…!
 勝「お、おおおお?


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 これは…!? 何、胸が…、急に?(しろがね)

飛行機は落ちるもの
 アメリカから中国に向かっていた飛行機は、引かれあうように伊豆半島に不時着
 あまりにダイナミックな一名様ご案内であった
 また

 まさか…、まさか!? …気のせいだったか

 翼上で敵を蹴散らす羽目になった鳴海
 メタ的にいえば、ここで「姿を目撃される」流れに繋がっていたのね

 しかし藤田先生作品、飛行機はロクな目に遭わないわね!

 毎回墜落してる気がしますが、月光条例はどうだっけ…?

鳴海『ルシール、よくやってくれ…、うわ!?

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 残念だねえ、こっちはまだ終わってないってさ?
 ルシールの手に、釘を刺していったオッサン型
 生存…、悪魔的生存…!

 平然ルシール、あまりに胆力ハンパない!
 
鳴海『くっそがああああ!

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 え…?! しろがねの血…? ひいいいいいいいいいいいいいいいいい!?

一瞬の再会
 体液が振動、沸騰して失った分を補給する為か勝を偶然狙ったオートマータ
 しかし、自動人形が「しろがねの血」を吸うと
 いかなる理屈か大爆発…

 鳴海兄ちゃん?!/鳴海!?

 妹を守ってる兄ちゃん偉い!
 勝、鳴海の手と腕の感触を忘れていなかったんですね

 確信をもって鳴海を目で追いますが、これは当分は再会できず…?

※爆発した理由は、血ではなく鳴海に両断された為だったとのこと

感想追記

 冷血なんかじゃないしろがね、ギイ
 ヴィルマにとってのサーカス
 怖いもの知らず(?)の自動人形たち         
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憎まれ口で飄々と、あの怖いマザコン変態ドクターは…!

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 子供を助ける為じゃないのは確かだ、と指を折らせたギイ

折らせた男
 でもその真意は、自分の指なら治るからと子供を庇ったようにしか見えません
 また、「鳴海は自分を嫌っている」前提で行動してたんでしょうか
 ギイなら鳴海は動揺しないと。

 自動人形が指を折ってプレッシャーをかけても、自分なら鳴海は傷付かない

 ギイ、そんな捨て身だったんでしょうか

忘れようとするけどダメで…、でも、やっと…、忘れかけたとき街でばったり…。

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 冒頭、サーカスへの想いを別れた男にたとえたヴィルマ

逆戻り 
 後から思えば、ようやく笑顔になり始めたしろがねが直面する回だったと
 勝の、「好きな事をやればきっと笑顔になれる」という企み
 学校でヒントを得て、サーカスをやらせたのは
 まさに正しかったんですね

 ところが逆戻り、しろがねは立ち尽くすのでしょうか。なら勝は…?

 本作は壮大な物語ですが、“避けようとしても巡り合う”のは、あるあるですね

好きな事をすれば、しろがねは笑顔になるかもしれない

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 しろがねとリーゼロッテさんは、境遇が似てるのね

やらなければ/やりたいこと
 と言うと極論かもですが、過去に縛られ、自分自身の人生に迷ってしまった
 でも、「彼女自身がやりたい事がある」から
 それをする事を救われる

 その点、しろがねをサーカスに入れた回の勝を思い出しました

 皆、少しずつ重なっているのね。

今回、疑問に思った事についてコメントを頂きました

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 瞬殺される同胞を見た後でも、元気いっぱい挑んできたオートマータたち

痩せ我慢
 前回のパウルマンは怯えていましたが、あれは彼が“高等な人形”である証で
 やはり、感情などの豊かさは完成度に左右されるらしい。
 今回みたいなのが「普通」なんでしょうね

 またギイは平然としていましが、原作だと「痩せ我慢」と解る描写だったとか

 この辺も踏まえて、本文も12/1 19時に一部修正しています

公式ツイッターより















































































2018年11月29日 からくりサーカス 第8話「一瞬の始まりと終わり」

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 MARUアニメーションが下請け制作し、スタジオライブが協力

スタッフ
 脚本:米村正二
 絵コンテ:増田敏彦
 演出:藤瀬順一、 吉田大輔
 作画監督:Jang Hee kyu、Kim Hyung il、 Lim Keun soo
 アニメ制作:スタジオヴォルン
 原作:藤田和日郎/漫画/週刊少年サンデー 1997年|2006年
 制作協力:MARUアニメーション

あらすじ
 新たな仲間・ナイフ使いのヴィルマが加わった仲町サーカスは、集めた興行資金により、伊豆にてようやく公演の時を迎える。
 いよいよ公演が始まるというそのとき、太平洋上空では鳴海、ギイ、ルシールが真夜中のサーカスの痕跡を求めて、上海行きの飛行機に搭乗していた。
 しかし、機内には自動人形も乗り込んでおり、激しい交戦状態に陥ってしまう。

次回、鳴海生存を確信した二人(?)。鳴海とルシールは中国雑技団へ…?

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 刺した方も刺された方も大惨事…?(大爆発は鳴海に両断された為らしい)

からぶりサーカス
 鳴海は、というかルシールが留まるとは思えず、次回はそのまま中国直行でしょうか
 並行して進んでいたサーカス殲滅、サーカス奮戦の二つ
 意外な形でダイナミックに結ばれる事に
 ダイナミックすぎひん!?

 イヤア! ギイさんの見せ場ですね! バルカンによる殲滅といいカッコイイ!

 実は弾切れも嘘だ、と逆襲食らわすのが最高に伊達男。
 伊達男だけど“鳴海と同質”だと

 自分なんて人間じゃない、優しくなんかない。切ない人ですわい…。

 次回、からくりサーカス 第9話

からくりサーカス 8話 感想

 からくりサーカス 第8話「一瞬の始まりと終わり」
 リーゼロッテの復讐
 ヴィルマにすれば、別れた男のようなもの
 上海行きデュストリュクシオン
 もっと価値のある指を
 僕は痛みなど感じない 
 Bパート「指がとうに知っているさ」
 こんな時はエスプリを利かせてこう言って貰いたいものだ…
 一瞬の始まりと終わり        
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 アニメ「うしおととら」感想
 現行連載「双亡亭壊すべし」感想
 これまでの感想
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アニメ版 うしおととら 感想 2015~2016年

 第壱話「うしおとらとであうの縁」
 第弐話「石喰い」
 第参話「絵に棲む鬼」
 第四話「とら街へゆく」
 第伍話「符咒士 鏢」
 第六話「あやかしの海」
 第七話「伝承」
 第八話「ヤツは空にいる」
 第九話「風狂い」
 第拾話「童のいる家」
 第拾壱話「一撃の鏡」
 第拾弐話「遠野妖怪戦道行~其の壱~」
 第拾参話「遠野妖怪戦道行~其の弐~」
 第拾四話「婢妖追跡~伝承者」
 第拾伍話「追撃の交差~伝承者」
 第拾六話「変貌」
 第拾七話「カムイコタンヘ」
 第拾八話「復活~そしてついに」
 第拾九話「時逆の妖」
 第弐拾話「妖、帰還す」
 第弐拾壱話「四人目のキリオ」
 第弐拾弐話「激召~獣の槍破壊のこと」
 第弐拾参話「永劫の孤独」
 第弐拾四話「愚か者は宴に集う」
 第弐拾伍話「H・A・M・M・R~ハマー機関」
 第弐拾六話「TATARI BREAKER」
 第弐拾七話「風が吹く」
 第弐拾八話「もうこぼさない」
 第弐拾九話「三日月の夜」
 第参拾話「不帰の旅」
 第参拾壱話「混沌の海へ」
 第参拾弐話「母」
 第参拾参話「獣の槍破壊」
 第参拾四話「とら」
 第参拾伍話「希望」
 第三十六話「約束の夜へ」
 第三重七話「最強の悪態」
 第三十八話「最終局面」
 最終回「うしおととらの縁」


 双亡亭壊すべし 1巻“壊れずの家”。
 双亡亭壊すべし 2巻“侵入”
 双亡亭壊すべし 3巻“更衣室”
 双亡亭壊すべし 4巻“真相は星にあり”
 双亡亭壊すべし 5巻“笑うしかないのじゃ”
 双亡亭壊すべし 6巻“お願いだから”
 双亡亭壊すべし 7巻“だから私は”
 双亡亭壊すべし 8巻“わたし達は怖いのだ”
 双亡亭壊すべし 9巻“タコハが見たモノ”
 双亡亭壊すべし 10巻“双亡亭壊すべし”


 からくりサーカス 第1話「開幕ベル」 月虹
 からくりサーカス 第2話「約束」
 からくりサーカス 第3話「奈落」
 からくりサーカス 第4話「コラン」
 からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」
 からくりサーカス 第6話「地獄」
 からくりサーカス 第7話「Demonic」
 からくりサーカス 第8話「一瞬の始まりと終わり」
 からくりサーカス 第9話