公式サイト ゴールデンカムイ 第18話 感想 阿仁根っ子 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり アイヌ語 21時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
谷垣はヒモ、谷垣の過去。日露戦争で描かれた地獄のような日々! オールスター!

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誰も悪くなかった、どころか兄、谷垣達が、マタギ生活を続けられるよう命を絶っていた妹…
 ありがとうとか、ごめんとか、負い目に苦しむ賢吉へ無言の返事
 自分はここにいる、と、カネ餅を千切って贈った谷垣
 唯一無二の味、賢吉の笑みが切ない

 誰もが戻れない日々を生きてる、“昔の鶴見中尉たち”にも強く感じる回でした

どうか、どうか…
 回想では方言丸出しだった賢吉が、小刀=マタギの誇りを捨て、どう生きてきたのか
 いまわの際なのに、冷静に、「誰にでも伝わる標準語」で懸命に訴えた姿
 谷垣が、マタギらしい冷静さで“待ち”をしたのと似てて
 似た者同士だったのかなって。

 全編シリアス、だからこそアシㇼパさんがシュールでジャミラでニッコリした!

ゴールデンカムイ 第18話 感想

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 金カム 第18話「阿仁根っ子」
 ライクルシユク
 カネモチというのをご存知ですか?
 
 マタギなんて糞食らえだッ!
 Bパート「日露戦争」
 自分の役目を探しなさい
 サロルンリムセ 
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ 
 これまでの感想

疱瘡、天然痘だと知られたら、家族はマタギとしての生計が立ち行かなくなる

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 強い感染力で、インディアン達も大被害を蒙った天然痘。改めて恐ろしい。

あらすじ
 フチに、アシㇼパを連れ帰ってやりたい。それが“自分の役目だ”と思い決める谷垣
 日露戦争で生きる目的を失い、鶴見に必要とされた過去を思い出し
 改めて、“俺の役目”だと谷垣は誓った

 現代でいえば、秋田県阿仁町の山に住む、アニマタギ彼の根っこ

 だが、妹フミを“殺された”事件から、マタギの道を捨てて
 日露戦争で復讐に終止符を打ったのだ

 谷垣は鶴見に語った数ヶ月前を思い出しつつ、釧路湿原でアシㇼパ達と合流する

 次回、ゴールデンカムイ 第19話「カムイホプニレ」

鹿の中で過ごした一夜。大雪山にも朝が来た、素晴らしい朝が来た、希望の朝だ

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 前回、杉元たちは白石を奪還し、彼との関係修復に成功。鈴川を失う
 飛行船で、大雪山まで逃亡した杉元・白石・尾形・アシㇼパは
 悪天候を鹿の中に潜って避けた

 杉元とアシㇼパは、一緒に杉元の故郷で、好物の干し柿を食べようと約束する

尾形『…近くには居ないようだな』

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 奴らは俺たちが、網走方面に下山すると思っているはずだ…

大雪山下山二段返し
 北海道大雪山の絶景を描きつつ、既に鹿から抜け出していた杉元たち
 あの雪では、さすがの第七師団も追撃を“中断”した様子
 が、諦めるはずがない

 意表を突いて、ここは十勝方面に下山して、追っ手を撒こう…

 古人曰く、「迂直之計(うちょくのけい)」ってな!
 敢えて遠回りし隙を狙うと。

 古人曰く、月がとっても青いから、遠回りして帰ろうか理論ですね

『そうしよう、キロランケニシパ達には、はぐれた時には網走で会おうと言ってある』

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 迷子センターみたいな要領ですが、ともかく、土方たちと二手に分かれる事に
 また十勝は、昼夜の寒暖差が極めて大きい気象条件を持ち
 特産の小豆は最上級として知られます

 糖度の向上のみならず、風味がよく皮が薄くアクも少ない、美味しい小豆なのだと。 

 その為、私は十勝と聞くと今川焼きが食べたくなるのです。

谷垣『フチの様子を聞く為に、夕張を出る時に小樽に電報を送っておいた』

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 誰から?/アシㇼパの叔父だ…。

ライクルシユク
 電話が普及してないので、電報を局留めで送って連絡をとっていた。
 谷垣は、日本語の読み書きが出来るアシㇼパの叔父に頼み
 フチの様子を見てもらっていたのだ

 フチ ライクルシユク ツクル…、ライクルシユクってなんだ?

 ただ旅をするのでなく、残してきたフチの事も気遣っていた谷垣
 何て心がセクシーな男でしょうか

 しかしライクルシユクとは? と、素朴に疑問を持つ谷垣に親近感。

 ライク…、サンデーで連載していた漫画家さんでしょうか?

インカㇻマッ『ライクルシユクは、…死装束です』

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 ライクルシユクは…、死装束です
 死期が近づくのを意識したアイヌの老人は、家族に隠れて自分の死装束を用意するのです

  谷垣「……どうしてあんなことを言ったんだ

 私は占いで出たことを伝えたまでです

 アシㇼパさんのまわりに、裏切者がいます


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 ライクルシユクとは死装束、衝撃的な言葉に胸を痛める谷垣

心残り
 真っ先に口を突いたのは、フチに、余計な心労をかけた事への責めでした
 人間は、心労によってもあっさり弱ってしまう。
 谷垣はそれを知っていた

 送り出す時は、杉元たちなら大丈夫だろう、と安心していたはずです

 今生の別れかもしれない、とフチは半ば覚悟していたんでしょうか
 その「安心」をインカㇻマッが壊した

 谷垣はそれを責める。優しい大胸筋ですわ…。

チカパシ『フチ、死んで欲しくない』

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 フチ、死んで欲しくない
 フチは俺にもご飯食わせてくれた、“アイヌは子供が大事だ”って

 子供がいないと、あっちの世界にいけないから

  インカㇻマッ「アイヌは自分が死ぬ時、

  残された者に送る儀式をされないと、死後の世界に行けないのです

  だから自分の子じゃなくても、必死で育てます


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 チカパシは村の老人達に育てられた孤児ですが、そういう仕組みもあるのね

送る儀式
 迷信だと言えばそこまでですが、おかげで子育てがしっかりなされると。
 この教え、経緯は知りませんが、すごく良く出来てますね
 科学が発達した現代は難しいでしょうが

 見返りだのはともかく、子供は育ち、“感謝”が芽生える

 時代的に、親がない子供なんてゴロゴロいたんじゃないでしょうか
 でもちゃんと繋がってきた。

 繋がってきた助けは、こういう教えにもあったんでしょうか

谷垣『チカパシ、心配するな…!』

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 チカパシ、心配するな…!
 必ず無事にアシリパを連れて帰って、フチを元気にさせる
 それが俺の役目なんだ!

 俺もフチに食べさせてもらった

 俺もフチの子供だ!

  勃起「いやいや~
  勃起「谷垣ニシパはヒモだよ~

  女狐「ヒモですね~♪


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 探していた、“俺の役目”…!

辿り着く時まで
 谷垣、男だぜ! と思ったら、二人の反応が3キロくらい想像から外れてて笑った!
 酷くない!? あんまりじゃない!?
 なくなくなーい!?

 しかし谷垣、“俺の役目”と口にし、かつての彼に立ち戻っていく…!

 しかしチカパシは小憎らしい!
 蹴りたいですね、彼の勃起を勃起させてへし折りたいですね!!

 谷垣=ヒモ、このネタは、チカパシのちんちん並みに引っ張るんですね。

“数ヶ月前の谷垣”『鶴見中尉は、“カネ餅”というのをご存知ですか?』

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 谷垣の回想、在りし日、猛吹雪の小樽第七師団宿舎で、カネ餅の話をする谷垣
 聞いてるのは、谷垣初登場回、ヒグマと刺し違えたナイスミドル達
 顔の皮を剥がされてなおヒグマを倒し
 刺し違えた隊長たち
 尾形(旧)

 谷垣が言うカネモチとは、金持ちじゃなくて餅なのね。
 
『阿仁マタギの非常用携行食で、丸いのと楕円のを作り2個一組にして山に入ります』

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 鶴見中尉殿は“カネ餅”というのをご存知ですか?

 自分ら、阿仁マタギの非常用携行食で、
 丸いのと楕円のを作り、2個一組にして山に入ります

 丸いのは太陽で、楕円のは月を意味するらしいです

  鶴見中尉「カネ餅か…、それは知らなかったな
  鶴見中尉「味は?

  鶴見「普通の…、餅か?


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 米粉に水を加えて、味噌か塩を混ぜ、よくこねて葉っぱに包んで
 囲炉裏の灰の下で、蒸し焼きにするものです

 ちなみに戸沢マタギじゃ、カネ餅に味噌は厳禁だそうで…

  鶴見中尉「村落によって多少の違いがあるわけか…

 親父が真面目でうるさいから、
 誰にも言わず秘密にしてたんですが…
 実は、自分が食べるカネ餅には、ちょっとだけ手間を加えていました

 でもある日、マタギの仲間にバレたことがありまして…

  鶴見「ハッハッハ…、どうやって?


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 部下と一対一で椅子に向き合い、面白そうに泳いでる話を聞く中尉

アニメっ子
 サブタイは谷垣の事やったんか…、必須暖房器具、囲炉裏を調理にも応用
 それも、道具を用いず灰の下に突っ込んで調理するとか
 時代を感じさせる手法ですね

 対しほうほう、それでそれで? と興味深そうな中尉が彼らしい

 とても聞き上手で、どんどん話したくなる雰囲気をした中尉を見てると
 カリスマ・レベルが高いのが解る気がします

 最も強烈な江渡貝くんも、普通の剥製の話に、興味深そうでしたものね…。

 猫ちゃん! 猫ちゃん!!(cv大塚芳忠)

阿仁根っ子『私たちマタギが、“アオシシ”と呼んでるカモシカを追っていた時でした』

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 私たちマタギが、“アオシシ”と呼んでるカモシカを追っていた時でした
 マタギは数名でそれぞれ役割を決め
 共同で“巻き狩り”をします

  ムカイマッテと呼ばれる、全体の指示をする見張り役
  マツマイ、と呼ばれる鉄砲持ちが2名

  まだ銃が持てない、勢子(せこ)が2名

 勢子は、獲物を鉄砲撃ちの前へと大声で追いたてる役です



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 マタギが“イタズ”と呼ぶ熊は、山の上に逃げ登る習性があるので
 勢子は、頂上に向かって追い上げますが

 アオシシは逆で、山頂から追い落とします

 勢子だった自分と、
 一つ年上の青山賢吉という男が頂上へついたところで天候が急変しました

 岩場の洞窟に避難しましたが、吹雪が続き…、数日間動けなくなり…
 持参した煎り豆や米も、すぐに底をつきました

 カネ餅はそんな時に食べる、最後の食料です

 どんなに寒くても凍らず、保存のきくもので、ちょっと齧るだけでも腹の足しになりますから


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 なるほど、餅の話は脱線したんじゃなく、“遭難時の最後の切り札”だったのね

阿仁マタギ達
 かつてこんなに丁寧に、マタギ解説した漫画があったろうか…。あったかもしれません
 江戸時代は火縄銃止まり、一発な上に再装填も容易じゃありませんでした
 その前提で確立された方式か

 描写上は既に勃起銃、村田銃らしきもの使用

 明治13年採用後、30年に、例の有坂中将による現“三十式”が採用
 旧式化し、猟銃に払い下げられたそうな

 日露戦争終結が38年だから、当時のマタギには新鋭火器だったんですかね

 とまれ雪の中、男二人、何も起こらないはずがなく…!

若谷垣『食(け)』

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 青山「なんだべ?
 谷垣「こえが本当の最後の食いもんになるかもすれねえと思ってな…

 青山「フンッ、冗談でねえ。源次郎の肉食ってでも、生き延びるべさ

  ン…? おい、このカネ餅、なんが混ぜたが?
  何だべこの味…
  待で!

  喋るなや、当ててやる…、うーんこれは……



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 賢吉「わか゛った、クルミだ! クルミ混ぜたべ? 源次郎!

 谷垣「んだ…、けど賢吉、父(おどう)には黙ってでけれ

  ふたり「「ハハハハハハハッ!」」

 賢吉「なあ…、源次郎。必ず生きて帰るべ
 

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 何か混ぜてるだろと言われ、ハッとした谷垣。相当に怒られるのね。

源次郎の肉
 クルミ、山では珍しい植物性脂肪を含むものですが、磨り潰して加えたらしい
 同じく東北、岩手県辺りでは「美味しいもの」という意味の方言で
 くるみの味がする、とも言うくらいですので
 重宝されていたようです

 これを一口で見抜いたのが、いい笑顔の青山賢吉だったんですね

 ペロッ、これは青酸カリ!
 素朴な笑顔、たとえるならマトモな辺見君といった風貌

 秋田県阿仁町、先人の知恵が生み出した伝統カロリーメイトがカネ餅か

 これでとことん一緒に輝いて食いつなぎ、生きて帰る事が出来たのね…
 
『賢吉はその後…、妹のフミと結婚して、私たちは義理の兄弟になりました』

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 谷垣「賢吉はその後…、妹のフミと結婚して、私たちは義理の兄弟になりました
 鶴見「うん

  フミと賢吉は、集落より離れた山の、少し高いところで静かに暮らしていました

 あの日も…
 私は家でカネ餅を焼いていました…

 外から戻ってきた兄が、今まで見た事もない顔で…。

  兄「フミが!

 兄が放心しているのを見て、ツララで背中を刺されたような感覚になりました


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 言いながら耐えかね、すすり泣くような声に変わる谷垣…

山中
 賢吉は共に死線を越えた信頼できる男…、そんな少し楽しそうな思い出話
 妹を任せたのも、「良かった」と心底思ったのでしょうね
 ただ、彼らは少し離れたところ
 山中に住むことに

 その方が、生活は面倒だけど、山での調達が容易になるからでしょうか

 特に、必須である薪集めが容易になりそうですし。
 しかし「離れたこと」が問題に。

 谷垣にとって、カネ餅はここでも思い出の象徴なのか

谷垣『私が行ったときには、フミと賢吉の住んでいた小屋は、既に…』

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 中には、真っ黒に焼けた…、フミの遺体がありました…

  なして…!?
  何があった…、何があったッ!?

  フミーーーーーーーーーー!

 心臓に…、刺し傷がありました



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 そばには、賢吉のマスケが…、私らがマスケと呼ぶ小刀はマタギの魂です

 賢吉の姿は、どこにもありませんでした…

  谷垣「賢吉はどごだッ!
  賢吉の父「せがれは一度も来てねえ! 勘弁してけろ!!

 谷垣「匿ってねえべなあ!


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 突然の惨死、残された証拠、捨てられた誇り…。犯人は明白です

下手人
 マタギにとって誇りであるマスケを妹の血で汚し、捨てて逃亡した賢吉
 谷垣にとって、生死を共にした親友と感じていた想いが
 一瞬で裏返ったんですね

 鬼の形相で踏み込む谷垣、温厚な彼さえここまで怒った!

 なるほど、それでアニマタギ谷垣は北海道にいたのか
 各地から開拓者が流れ込んでいたから

 余談ですが「鋼の錬金術師」「銀の匙」の、荒川女史のご先祖も入植者

 かの足尾銅山事件で政府相手に大立ち回りし、北海道に逃げ住んだそうな

『血眼になって捜し歩きましたが、見つかりませんでした…』

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 しかしある日、賢吉が北海道の第七師団へ入隊したという噂が入ってきたのです

  父「もうやめれ源次郎、復讐のために阿仁を捨てんな

  父「おめえの人生まで棒に振るな!

 妹を殺されで泣き寝入りができるがッ!
 マタギなんて糞食らえだッ!

 二度と戻らねえ…!


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 流れ落ちた母の涙に、歯を食いしばった谷垣…

許しちゃおけぬ
 してみると谷垣は、“母も自分同様に苦しんでいる”と、受け取ったのでしょうか
 或いは、こんな風に泣き寝入りなんてまっぴらだと思ったのか
 と、故郷を捨てる事に
 
 彼の怒りは故郷そのものにまで向けられ、マタギを捨てた

 父は言葉通り、息子まで、“人生を台無しにする”のが辛かったのでしょうか
 父にすれば子供二人を一度に失ったようなもの

 連絡も帰郷も、容易じゃない時代だから…

『屯田兵村は北海道中に37もありましたので』

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 軍事訓練と農務作業の合間に、賢吉の行方を探りましたが、
 なかなか見つかりませんでした

 出征間近に、兄から母の死を知らされました

  フミの無残な死と、自分が故郷を捨てて戦争へ行くこと…
  毎日泣いて過ごして心労がたたり、

  体が弱ってあっけなく死んだそうです



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 全ての責任は賢吉にある…、と憎悪を膨らませました

  屯田兵の集まる旅順へいけば、賢吉を見つけれられる
  見つけたら…、

  戦闘のドサクサで背中を撃ってやろうと!


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 谷垣はフチの姿に、亡き母を重ねていたのか

憎悪と希望
 子供を心配した親は、その心労で、あっけなく死んでしまうものなのだと…。
 谷垣は、それをよく知ってたから「なぜ言った」と。
 だから冒頭、インカㇻマッを責めた
 黙っている優しさ

 しかし当時は、全てが賢吉への憎悪に転化したんですね

 平時は開拓民、時に兵隊となる“屯田兵”
 当初は士族(元武士)の活用だったが、後に身分上の制限は撤廃されたそうな

 その数は多く、とてもじゃないが探せず…、旅順戦に希望をかけた

 そこが、史上稀に見る地獄になるとも知らずに、と。

わああああああああ…ッ!

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 そして毎度お馴染み、“第一次大戦式の戦争”の、先駆けとなった日露戦争
 機関銃によって、歩兵突撃が困難になったという新しい戦争でした
 また欧州も、第一次大戦でこの現実に直面し
 苦しむ事になります。

 塹壕戦、補給の重要さは、アニメでは「幼女戦記」で重要な要素と描かれていましたね

谷垣『土嚢の隅に座り込む、ボロボロの男がいました』

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 自分の血か返り血か…、顔もわからぬほど真っ黒でしたが…

 谷垣「白襷…?!(この男……昨夜の決死隊の生き残りだ! よく生きて…!)

 男「なんか食いもん持ってねえか?
 谷垣「け(食え)…

 男「ありがとよ…、頂きます


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 って杉元さん!? そうか同じ旅順戦、顔を合わせたことがあったのかッ!?

白襷隊
 当然谷垣は、今も気付いてない口調で、杉元を「男」と呼んでいました
 真っ黒くろすけボロボロで、何より“白襷隊”だった
 夜襲に際し、識別用に巻いたものです

 1904年11月26日、第3回旅順総攻撃での、“決死隊”だった

 もー、杉元ってば、歴史に残る部隊(アダ名)に参加してるんだからー!
 死傷者のあまりに多さに撤退した特別隊

 つまり杉元は、決死隊から生還した男でもあったと…。とんでもねえな!!

 この隊の敗北を機に、乃木希典司令は従来の方針を転換したとか

『コシが強いな…、これは…、餅? 味噌の味がするな…』

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 さすがというか、激戦区帰りから一夜、平然と餅を賞味する杉元さん
 いや実際、死ぬほどハラペコで座り込んでいたとすれば
 本当に美味しかったんでしょうね

 ちゃんと「頂きます」、というのも杉元らしい。

杉元『秋田の郷土料理か何かか?』

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 コシが強いな…、これは…、餅? 味噌の味がするな…
 秋田の郷土料理か何かか?
 
  谷垣「…?! どうして秋田だと?

 やっぱりそうか

 だってアンタ、“け”って言ってよな? “食え”っていう方言だろ?
 俺と同じ第一師団の小隊に、秋田の阿仁ってところで生まれた一等卒がいてね

 そいつから教えてもらった…、東京に来る前は、地元で猟師をやってたって聞いたな…
 
  谷垣「(賢吉だ ついに妹の仇を見つけた…!)


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 ところがここでも、カネ餅が縁になって賢吉を見つけ出すことに

言葉の力
 この谷垣の表情よ…、にしても「け」が、ここでヒントになるとはのう…。
 下積みマタギ、あの遭難でも「け」と差し出しましたが
 賢吉を見つけ出すヒントに

 前回も方言爆発大惨事でしたが、今回も方言がキーワード。言葉だけに。

 当時の軍隊は、こうした方言を標準語に矯正する役割もあったとかで
 文化交流、言葉の統一にも役立ったとか

 谷垣が流暢な標準弁なのも、軍隊生活の賜物なのでしょうね

谷垣『賢吉は北海道ではなく東京へ逃げていたんです』

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 鶴見中尉「二〇三高地で戦ったのは北海道第七師団
 四国第十一師団、金沢第九師団…
 そして東京第一師団

  谷垣「はい…、神様が私に妹の恨みを晴らす手助けをしてくださった、そう感じました

 すぐにでも確認に行きたかったのですが
 賢吉の顔を見たら、自分は我を忘れてしまう

 戦闘のドサクサで、この復讐の旅に決着をつけようという冷静さは残っていました


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 さすが“木化け”などの言葉を持つアニマタギ、冷静でした

アニマタギ
 賢吉は北海道に居る、その噂はどうやら外れだったみたいですが
 巡り巡って、ここで再会する事になったのですから
 まさに神の思し召しでしょう

 神、いわゆるゴッド、対し“マタギらしい冷静さ”が残ってるのも痛々しい

 自分はマタギを捨てた、と言いながら染み付いてたんでしょうね
 その事が、後に谷垣自身を生かしてくれましたし

 とまれ谷垣、ここからが想定外、予想外であったようで

谷垣『でもあの場所は…』

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 でもあの場所は…、
 とてもじゃないですが
 賢吉を探してる余裕なんて、あるはずがありませんでした

  露西亜の兵士が手投げ弾を投げても…

  こちらは即座に投げ返します



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 じわじわと追い詰められたロシア兵は、身体に手投げ弾をいくつか括り付け
 我々の塹壕に飛び込んできました

  鶴見中尉「あれには参ったな…

  鶴見中尉「露西亜兵ひとりで、こちらは10人近くやられた


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 塹壕とは人が入れる溝、機関銃を避ける為、これを掘るのが以降のセオリーに

不死身のオールスター
 死のキャッチボール、杉元が投げ返してる辺り、彼らしいクソ度胸ですが
 実際、戦地で起こっていた事だったと聞くとゾッとしますね
 投げ返せなかったら死ぬ!

 そして投げ返させない為、特攻が横行、神風特攻と変わりません

 機関銃を避ける為に塹壕が、溝で“密集する”から手榴弾が有効だった
 両者は、密接に絡み合ってたんですね

 負傷前の鶴見中尉、月島さん、前山さん(14話)、ヒグマと相討ったヒゲ隊長達(3話

 尾形(旧)、二階堂兄弟、そして投げ返した杉元…ッ!

谷垣『そしてまた一人…』

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 三十年式の銃弾を2、3発受けても、そいつは止まらなかった
 その時、すぐ傍の塹壕から、一人の男が飛び出してきました

  谷垣「賢吉っ!?」

 賢吉「うおおおおおおおお!



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 賢吉は…、かろうじて生きていました

 ついに待ち望んでいた瞬間が訪れた…そう思いました

  谷垣「オイ賢吉…やっと見つけたぞ
  谷垣「お前の心臓をえぐってやる! お前が妹のフミにやったようにッ!

 尾形「谷垣 そいつはもうダメだ!
 尾形「聞こえてねえぞ、たぶん鼓膜もやられてる!

 賢吉「……フミ…」


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 意外や谷垣は、互いにそれと知らぬまま、賢吉に助けられていた

特攻の果て
 ロシア兵同様、日本兵も必死。賢吉は、特攻をタックルで止めたが自身は間に合わず
 内臓がどろりはみ出し、息が絶えようとしている賢吉
 妹の名に、谷垣は手を止めます

 冒頭に続き、神妙な無表情で聞いてる尾形たちも全員が生き残り

 戦場の回想、そこにどんな気持ちが持ち込まれていたかなど
 思うところは多かったのでしょうね

 特に尾形、案外近くにいたらしい。それが後に殺しあう事になろうとは。

 また、この修羅場を生き延びたヒゲ隊長ら、前山さんたちもと思うと…。

谷垣『あの時、ちょうど戦闘は膠着状態となり…』

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 あの時、ちょうど戦闘は膠着状態となり、不思議なほどあたりが静かになりました

 谷垣「なして…、なしてフミを殺したッ! 賢吉ィ!!

 賢吉「だ…誰ですか…? あなたは…?



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 どなたか存じませんが、伝えて欲しいことが、あります…
 秋田の、阿仁に住む…、谷垣という家の人間に…

  谷垣「!?

 自分は、谷垣家の娘さんを嫁にもらいました
 自分には勿体無いほど美しい嫁でした

 山奥で…、ふたりきり静かに暮らしていましたが、ある日嫁が…

 疱瘡(ほうそう)にかかりました…


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 疱瘡、天然痘とも呼ばれ、致死率が平均20%~50%と非常に高い

遺言
 真相は病…、目も耳もやられ、死を覚悟した賢吉は、谷垣と知らず真相を語ります
 死の間際、完全な標準語で丁寧に語りかける事といい
 どれだけ大切な想いなのか

 これを聞く“赤の他人”に、ちゃんと伝わるよう心を砕いていると感じます

 染み付いた方言ではなく
 決して取り乱さず、確実に伝わるよう“理性的に”話したんじゃないでしょうか

 その点も、谷垣に相通じるものを感じますね

谷垣『……!?』

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 天然痘は、1796年にジェンナーが人類初のワクチンを開発、現代日本では撲滅
 また日本でも、その6年前に緒方春朔によって人痘法が開発され
 何と、一般人にも解るようにと本まで出され
 医聖と讃えられています

 しかし感染力の高い天然痘への対応は、やはり“見捨てる”のが長く主流だったと…

 最古の例では、紀元前1100年代のエジプト王ミイラから、痘痕が確認されています

フミ『おとうにも…、おっかあにも…、黙っててけれ…』

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 フミ「おとうにも…、おっかあにも…、黙っててけれ…
 健吉「フミ…!

  フミ「喋れば心配すて、必ずここさ来る…、移スでもしたら…」

 健吉「フミ…!
 フミ「あんだも…、ここさいたらダメ…

 健吉「な! なに喋ってたんだァ! 死ぬ時は、一緒だべ!!



00248

 山で家族が疱瘡にかかれば、感染をおそれ小屋に置きざりにしますが…
 自分には、出来なかった…

 置きざりにされた小屋に獣が入り込み、
 病人が抵抗もできず喰われた話も聞いたことがあります…

 フミを一人寂しく死なせるわけにはいかない…

 でも、フミは許しませんでした



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 谷垣家の人間から疱瘡が出たとわかれば、村の人間は誰も近づかなくなるし
 他のマタギは、皆、父や兄たちと巻き狩りをしなくなる…

 皆がここへ来る前に、自分を殺して村を離れて欲しい、と……

 疱瘡で変わり果てた顔を布で隠し、私に言うのです…



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 もし、感染してなければ…、その命をどうやって使うか…、自分の役目を探しなさい

  ああ…、フミ…!
  そして遂に、私はフミを…!

 出来るだけ長く苦しまずに済むよう、ふたりで考えた末…

 私は猟師ですので、やり慣れた方法を使いました



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 フミに言われていたとおり…、小屋に火をつけ、フミの死をご家族に伝えないまま…
 私は村を立ち去り、

 今日まで…フミを殺した罪悪感を抱えて過ごしてきました…

 自分の負い目のせいで、ご遺族を永く苦しませた

 少しでも傷を癒せたら…
 どうか…この話を秋田の阿仁に住む谷垣様に…

 どうか…


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 谷垣の返事は、小さく千切った“彼特製のカネ餅”を、食べさせる事でした…

彼らの結論
 誰にも知られてはならない、妹は最期まで、兄と家族を気遣って死なせてくれと頼んだ
 感染がバレたら、谷垣家自体が、周りに保菌者と誤解され
 生活が立ち行かなくなるかもしれない

 巻き狩りは“皆で行う狩り”だから、孤立すれば生活できなくなってしまう

 前述の通り、感染力も致死性も高く、周りが怖がるのだって当たり前の話です
 西洋で、15年で350万人も亡くなった例さえあります

 でもそうした気遣いさえ、賢吉は“自分の負い目だ”と背負い込んでしまった

 ありがとう、ごめん、どんな想いが谷垣に寄せては返したのか…

賢吉『クルミの入ったカネ餅…!?』

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 クルミの入ったカネ餅…!?
 源次郎か…!?

  そう言うと賢吉は息を引き取りました

  賢吉は自分の役目を見つけて、命を使いました



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  私の生まれてきた役目は何だろうと、毎日考えています

 今さら阿仁には戻れない…、父や兄貴に合わせる顔がありません

  鶴見「……谷垣
  鶴見中尉「私には、お前が必要だ


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 まず私のために…、…クルミ入りのカネ餅を作ってくれないか?

俺の役目
 多分谷垣も激しく混乱し、俺はここにいる、とカネ餅に託して安心させました
 賢吉は、“命の使い道”を、全うできたのだと安心したのでしょうか
 最期に口に出来た故郷の味…
 
 お安いご用です

 賢吉は悪くなかった
 彼を信じられず、母を心労で死なせてしまった自分の愚かさ

 この頃は空虚さを鶴見に救われた、けれど今の谷垣は、自分で役目を見つけた

 俺もフチの子、優しさもだけど、命を投げそうな危うさも感じます 

チカパシ『ねえ、あれ見て! 遠くのほうで誰か踊ってるっ!!』

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 杉元「へえ~、それが釧路に伝わる舞かあ
 アシㇼパさん「サロルンリムセッ! “鶴の舞い”だッ!!

 尾形「…ン? 誰か来るぞ!

  勃起「ほら! やっぱりアシㇼパだよぉ~ッ!!

 アシㇼパさん「チカパシと、“チロンヌプ(狐)”…、それに谷垣だ? どうして…?


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 ご覧のとーり鳥が飛んでる…、と思ったら、アシㇼパさんが機嫌よく踊っていた

釧路湿原春景色
 全編渋かっただけに、ラスト、上機嫌で踊ってるアシㇼパさんがシュール
 しかし、良い気分は「来るはずのない男」出現により
 唐突に断たれる事に

 アシㇼパさんから見れば、まったく接点のない組み合わせ

 たとえるなら、シカと白石の親子丼が出てきたようなもので
 かなり激しく困惑しています

 谷垣がニッコリしてるのと好対ですが、思ったより早い合流でした

 釧路湿原で合流した一同、次はどんな変態と出会うのでしょうね

感想追記

 谷垣の心が壊れた事件、元凶は疱瘡にあった
 賢吉が第七師団へ? 噂を元に北海道へ飛んだ谷垣
 塹壕戦と手榴弾
 監督曰く、「3部作」の第2話として
 監督曰く、「姉畑回はNG」       
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谷垣の過去、妻を手にかけざるをえなかった疱瘡

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 誤解から親友を怨み、道を踏み外してしまった谷垣

疱瘡
 状況証拠から賢吉を恨むほかなく、賢吉もまた、黙っているしかなかった事件
 前半、「巻き狩りは協力してやるんです」と解説していたのが
 そのまま動機だったんですね

 もし疱瘡だと噂になれば、谷垣家が孤立し、生計が立ち行かなくなってしまうから

 現在では撲滅宣言されていますが
 その歴史を紐解くと、噂だけでも致命傷になるのも解るというか…

 でもその思いやりが、谷垣を復讐に走らせ、マタギの道から外れさせたのも哀しい皮肉

西部劇がベースだ、と言われる本作ですが

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 そのアメリカ、アメリカ大陸へ天然痘が持ち込まれたのは、コロンブス以降だそうな

アメリカと天然痘
 最古の“実物”として、紀元前1100年代のファラオ、ミイラからも発見されていますが
 アメリカには白人が、また彼らの奴隷として“輸入”されたアフリカ黒人たち
 彼らから持ち込まれ大変な被害を生んだそうな
 何せ免疫がないから!

 南米アステカ帝国に至っては、2500万人から100万人まで減少したとか

 1520年ごろから16世紀末にかけてですが
 スペイン占領による圧政、内紛、更にチフス流行なども手伝っての激減だったそうな

 もちろんアイヌでは、疱瘡も“神”とされ、パヨカカムイ(パコロカムイ)と呼ばれたとか

賢吉は北海道に高飛びした? 噂を頼りに、北海道で屯田兵となった谷垣

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 荒川弘先生「百姓貴族 2巻」より。

北海道へ飛べッ!
 真っ先に浮かんだのが荒川先生、ご先祖のお話。それだけ移住しやすかったのかな的な
 先生のご先祖、足尾銅山事件で政府相手に大暴れしてしまったそうな。
 ちなみにお名前は「与作」。
 なんという開拓者

 当時、開拓はとにかく厳しく、人出が足りなかったのも大きいんでしょうか

 他にも、漁師をしてた辺見、炭鉱夫のお話など
 とかく人手がいくらでも欲しかった時代

 それもあって、谷垣は噂を信じ、北海道に渡ったんでしょうか

 実際には東京にいたそうですが。

完全に余談ですが、開拓はめちゃくちゃ厳しかったそうな

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 谷垣も頑張って耕してる姿が。一番下は、同じく百姓貴族 2巻より。

開拓者魂
 同2巻では、開拓史を漫画化されてますが、とかく熊が出る、洪水、バッタが出る!
 特に怖いのがバッタで、ワラ、紙、着物に至るまで何でも!
 植物性なら、何でもかんでも食ってしまうので
 焼け野原同然にされたそうな

 また、実際に荒川女史が“開墾”したところ、とかく木の根が山ほど残る!

 林を開いて畑にしようにも「根」が残ると
 機械を使っても気か滅入ったそうで、谷垣の苦労が偲ばれます

 なので、ヒトデ人手はとにかく欲しかったのでしょうね

賢吉の命を奪った手投げ弾には、とにかく悩まされた

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 一方杉元は投げ返した。 

手投げ弾
 これは当然、投げ返せず爆発してしまうケースも多々あったのでしょう…
 と思うとホント、改めて杉元さんすげーなとしか
 やっぱ不死身の杉元だよ!

 また当時、溝を掘って移動する塹壕戦だったので、とんでもなく厄介だったらしい

 狭い空間に爆発物とか、死ぬよ! マジ怖いよホント!!

塹壕戦と手投げ弾、そしてまたまた苦労が増える

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 当然、この溝は兵士が自ら掘るので、大変な苦労が必要だった。

塹壕戦
 機関銃がダダーッと撃ってくるので、身を隠すために塹壕を掘って進んで
 そしたら、上から手投げ弾がバババーッと飛んでくるッ!
 もうイヤァ!

 無論、対策として塹壕の掘り方も、色々と改良されていったそうな

 すると作る手間がかかって、ますます大変な事になったとか。

谷垣が“生きる目的”を失う様を描き、再生を強調した“3部作”第2話

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 監督によれば、今回は「腹の中」に続く3部作の中篇だそうな

戦場帰り達
 前回、杉元が“元の自分に戻れるといいな”と描いた事件から、3部作なんですね。
 親友の妻だとか、アシㇼパさんだとか、他人の為に生きようとする杉元が
 自分自身に、戻れるといいなと思い始めるきっかけになった
 そんな回だったのでしょうか

 続く今回は、賢吉の優しさ、そして二瓶やフチとの交流で“戻れた”谷垣の話

 優しさに触れ、谷垣は自分の愚かさを責めたんじゃないでしょうか
 やがて鶴見中尉の“優しさ”に触れて
 彼の側についてしまった

 そんな谷垣が、改めて“にっこり笑える人間”に戻れたのか。そして次回は…?

姉畑回はNG.コメントを頂いてから、監督のツイッターを拝見した所

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 やはり監督、あれこれ、「何故カットしたのか?」とお尋ねになる方が多いとか

姉畑回
 特にこのエピソードに関しては、はっきりと明言
 なるほど、動物への強姦行為はNG
 一方的な“虐殺”もNG

 獣姦! そういうのもあるのか! 原作・野田先生もチャレンジングな!

 グ、グムー
 業界全体に迷惑をかけるケースもありますし仕方ないのでしょうね

 本作でさえ自重するレベルの変態もいるのかァ…

公式ツイッターより






















































2018年11月12日 ゴールデンカムイ 第18話「阿仁根っ子」

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 今週は流用シーンも多かったですが、ジェノスタジオの自社製作だったようです 

スタッフ
 脚本:吉永亜矢
 絵コンテ・演出:鳥羽聡
 作画監督:小園菜穂
 アニメ制作:ジェノスタジオ
 原作:漫画/野田サトル/集英社/週刊ヤングジャンプ
 制作協力:-

あらすじ
 杉元たちが大雪山を下山している頃、谷垣の一行はとある町で電報を受け取る。フチが死装束を用意していると知り、アシㇼパを連れ帰る役目をあらためて心に刻む谷垣。そのとき、彼の脳裏に役目を欲していた過去の自分がよぎり、鶴見中尉に身の上を語った夜の記憶が蘇る。
 マタギだった頃の谷垣には、賢吉という同じマタギの親友がいた。妹のフミが彼のもとに嫁ぎ、そのことを喜ぶ谷垣。だが、その幸せは唐突な終わりを迎えるーー。
 燃え落ちた家の中で、遺体となって見つかったフミ。その胸には刺し傷があり、付近からは姿を消した賢吉の刀が見つかった。復讐を誓った谷垣は、噂を頼りに第七師団への入隊を志願する。だが、賢吉の消息はようとしてつかめず、出征先の旅順で彼を発見したときには、すでに瀕死の状態となっていた。賢吉から妹の死の真相を聞かされ、やり場のない虚しさに襲われる谷垣。故郷もマタギとしての人生も捨てた彼にとって、それは生きる目的を失うことでもあった。終戦後、そんな谷垣に親身に接し、居場所を与えたのが鶴見中尉だったのである。これまでの過去と決別し、旅路を急ぐ谷垣。そして、釧路付近の湿地帯で一行は杉元たちとの再会を果たす。

次回、カムイホプニレ。それは“ヒグマ”に関わるアイヌ文化である

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00303
00304
00306
 釧路湿原、それは日本最大の湿原であり、面積は1万8290haにも及ぶ。

遠回りして帰ろうか
 特に、タンチョウの繁殖・休息地としても知られ、ああいうダンスとなったのでしょうか
 合流した杉元、谷垣一行。これでますます作画が大変になりましたが
 何よりアシㇼパさんも帰れません

 父性の象徴である胸毛を持つ谷垣、時にオカンっぽい杉元どうするのか

 帰るはずもなく、オカンと一緒にオトンに会いに行くにしても
 谷垣はともかく勃起はどうするんでしょ

 ここまで谷垣らは平穏な旅でしたが、合流した以上、変態と遭遇し危険ですし…?

 果たしてチカパシは、インカㇻマッのおっぱいを触れたのでしょうか。

 次回、ゴールデンカムイ 第19話「カムイホプニレ」

ゴールデンカムイ 第18話 感想

 金カム 第18話「阿仁根っ子」
 ライクルシユク
 カネモチというのをご存知ですか?
 
 マタギなんて糞食らえだッ!
 Bパート「日露戦争」
 自分の役目を探しなさい
 サロルンリムセ 
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ 
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