公式サイト からくりサーカス 第5話 感想 サーカス〜出発 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 原作未読 24時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
目立ってはいけません! 勝としろがね、両極端な学校生活。勝が見出した目的は

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お坊ちゃまいじめる奴は、あるるかんで! と、コメディなしろがねが笑えますが
 苛められている勝は苦でなく、賞賛されるしろがねこそ内心で傷付いていたり
 前半はしろがねが、後半は勝が互いを守ろうとする様
 支えあう姿とサーカスアクション!

 勝の好意がしろがねを、仲町サーカスを燻ぶりから再起動! ノリノリですな!!
 
“信念を持って”笑う勝
 ノリとヒロ、若さ溢れる(好意的表現)笑顔いいよね…、しれっといた4人目がいいオチ!
 勝のいじめは、どっちに転んでも、いじめる側を苛立たせたのが
 個人的に、すごくリアリティを感じます
 どうしようもないのよね

 でもイジメより心を抉る悪意、殺意、“大人のやり口”を知ったから怖くない…。…。

からくりサーカス 5話 感想

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 からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」
 目立たぬようにされてください
 嵐の転校生
 笑ってなくちゃいけないんだ   
 Bパート「からぶりサーカス」
 シルカシェン(サーカス アーティスト)
 仲町サーカス再始動…?        
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 アニメ「うしおととら」感想
 現行連載「双亡亭壊すべし」感想
 これまでの感想

二ヶ月を経ても、こん睡状態だった鳴海。その謎はまったく尽きず…?

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 勝を離そうとしなかったから腕を切られた…? 勝のお父さん絡み?

あらすじ
 事件から二ヶ月、勝はみどり小学校に復学し、しろがねは隣の中央東高校に編入する
 勝は、イジメに晒されるが、鳴海から受け継いだ想いで笑い
 彼の変化はクラス中を驚かせた

 他方無頓着なしろがねは、目立つまいとして一躍有名人

 だがしろがねは、“鳴海に笑ってあげられなかった”と苦しんでおり
 勝は彼女を元気付けようと決意

 団員僅か4人、潰れかけていた仲町サーカスは、しろがね加入で奮起する!

 次回、からくりサーカス 第6話

勝『(鳴海兄ちゃん…、鳴海兄ちゃん…、僕は…、元気です!)』

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 前回、勝は人形遣いの才能を発揮し、誘拐事件の終結に寄与する
 しかし父の館は爆発、取り残された勝を庇い
 鳴海は不可解な消失を遂げる

 後には、彼の逞しい左腕だけが残されていた。

『(とはいっても、あの時の怪我のせいで、入院が大分長引いちゃったけどね…)』

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 あれから二ヶ月、物語は“笑顔”から再始動!

渾身の日常
 無論、あれから勝は思い切り泣いたのでしょう。しかし二ヶ月!
 二ヶ月という期間が、心身ともに傷を癒した
 何より鳴海の「笑え」を守ってか

 泣く事があっても。歯を食いしばる事があっても、でもそれ以外の時はと

 絵に描いたようなお金持ち!
 ただそれでも、「いちばん大切なものが欠けてしまった」と思うと痛々しい

 また、しろがねは、勝を守るべくストローサーカスを退職

しろがね『おぼっちゃま? ナプキンを』

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 珍妙なサーカス衣装からライダースーツを経て、メイドさんにクラスチェンジ
 存分に、「好きな事をやっている」感があるしろがねと
 少し微妙な表情の勝さん(11歳)

 その理由は、「やっぱり」というべきか
 
勝『(それは…、とても嬉しいんだけど…)』

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 や、やめてようしろがね!? 自分で食べられるから!

過保護のしろがね子
 勝曰く、「ちょっと過保護です」。なのが嬉しいけれど玉に瑕。
 玉に瑕が入りすぎて、真っ二つに割れそうなレベル。
 恥ずかしいッ!

 仕えている他のメイドさん達も、たいそう困惑している事であろう…

 言えば止めてくれますが
 その繰り返しで、二ヶ月経ってもこのレベルと思えば…

 そりゃあ勝くんの今後の性癖にも、多大な影響が出たに違いねえや!

勝『いってきまーすっ!』

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 弾ける若さで登校をする勝、本当、久々の学校が嬉しそうだ!
 学校が楽しみ、って感じがあふれている…
 と感じさせる場面でした
 ところが…。

 とまれ勝、しろがねのさらなる衣装チェンジに驚く事に。

勝『ああそうか! しろがね、今日から高校生だっけ!』

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 鳴海兄ちゃん、僕はこんなに笑えるようになったよ!

才賀(エレオノール)しろがね18歳
 まだ18歳であるしろがねは、護衛の為、“才賀”を名乗って隣の高校に編入
 送迎を断わり、敢えて、しろがねと歩いて登校する勝
 思うのは“ちゃんとやれてるよ”と

 勝…、お前は笑ってろよ。泣く事があってもいい…、でも笑ってろよ!

 文字通り、“手に手を取って、地に足をつけ歩いていく”勝としろがね
 二人、鳴海のおかげで変われたのだと

 物語開始以前、傷だらけになり、独り泣いてた勝(第2話じゃあないのね…

 起こってしまった事は変えられないけど、そっから“自分の足で立つ”のは大事よ…。

しろがね『申し上げにくいのですが…』

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 どんな過保護かと思いきや、実は勝、今までいじめられていたらしい
 正直、この下りはちょっと驚いた!
 登校時に元気だったから!

 そんだけ、“笑顔でいよう”って行動の一つだったのね

『目立たぬようにされてください。目立つ事が、そういう人たちの気を、苛立たせるのですから』

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 ふうん…、そんなもんかな?

しろがね解釈
 いじめへ“経験に基く助言”。しろがねも、銀色の目が目立ちサーカス学校で苛められた
 対し、彼女は「目立たないようにしてたら終わりました」と…。
 でも本当にそうなのかな…?

 勝も疑問視、視聴者的にも疑問視、“しろがね流の解釈”なのかな…?と

 起こった事実に対し
 状況から、推測するという事はとても大切

 ただ事実と、“なんでそうなったかという真実”は、時に食い違う事もあったりなかったり

 なんとなぁく、現行連載「双亡亭」、残花さんの台詞を連想しますね

『おい…、あれ勝じゃね?』

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 実際、当のいじめっこサイドは、勝を見て「獲物復活」とニヤリ。
 一度、「こいつには何をやってもいい」が形成されると
 それはなかなか変わらないのよね…

 教室、社会、マスコミが言う“世論”、それはいつも同じと拙者思うでござるよニンニン

『いいですか? くれぐれも目立たぬよう! それでも苛められるときは…』

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 私があるるかんで! れざあ~! ましおう~!!

LES ART MARTIAUX!
 いつでも戦いのアートしてやるさ! 私がな!! と力強く約束するしろがね(18)。
 ホント、この人だとやりかねない。
 やるさ! きっとな!

 ただまあしろがね理論に、勝兄ちゃんは何ていうかなあと思う場面

 少なくとも、私の思う“鳴海の思考”とは真っ向から衝突してる気がします
 キン肉マン式量子力学風に言えば対消滅です

 しかしはちゃめちゃ過保護お姉ちゃんかわいいなぁ

勝『? …そうか、こういう事されてたんだっけ』

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 レッスン1、上履きがない! しかし勝、苦笑し、ぺたぺたと靴下で歩きます
 館では、彼が「靴下履き」だと強調する場面がチラホラありましたが
 それがここに繋がるんですね
 なるほど…

 過去のいじめを思い出すも、館を思い出し“苦笑”する勝さん

 昔の勝なら、ここでもう泣いてたそうで…。

『才賀?』『ちょーひさしぶりじゃんっ!』

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 何が海外旅行だ…、ヨユーかましてられんのも今のうちだぜ!

今農地だぜ!
 凹まない勝にぐぬぬする世紀末いじめっ子達と、気軽に話しかけてくる女子
 勝、その点ではクラス内で孤立してたワケじゃないのね
 そういうタイプか。

 また彼、担任からは“海外旅行で一回休みお休み”と説明されてたと

 おかげで、話を聞きたがる子に人気になるし
 イジメっ子はますます…

 この、そう風船にどんどん空気が入っていく感じ…!

高校担任『という事で、このクラスに留学生を迎える事になった』

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 勝のみどり乳業小学校の隣、中央東高校1-Bへは、才賀しろがねが入学
 フランス人、怜悧な美貌でさっそくクラスを湧かせるも
 当然、「気に入らない」という生徒も

 で、例のスーツケースで、よりによってその子の足を踏んづけてしまいますが…

何考えてんのよ!? 謝んなさいよ!

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 申し訳ありませんでした(土下座)

嵐の転校生
 異文化交流! どうも間違った日本知識で、“土下座”を学んでいたしろがね
 いきなり! めいっぱい下手に出た彼女に相手は当惑し
 見る目が180℃変わってしまう

 いい匂い…/さすがフランス人ね…

 フランスへの風評被害…
 しろがねが間違い、相手も誤ったフランス観を持つ事に

 愉快なBGMも相まって、「サーカス学校でも、こんなんだったのかなあ」

 フフフ、間違いあうことが異文化交流の醍醐味よ! たぶん!!

男子『(何か話しかけよう! …フランス語でこんにちわって確か…!』

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 メルシー!(こんにちわ!)と話しかけた男子が見たのは、もぬけの空
 しろがね、編入から1分強でのエスケープ
 勝の危機に気付いてか
 或いは予定通りか

 こう…、目立つとかそんなレベルを飛び越えたよ! 物理的にな!!

女子『織江…、また始まったよ?』

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 絵…、上手いね?(勝)

にっこり
 黒板へラクガキ、椅子に画鋲。イジメは続き、誰も勝を助けてはくれなかった
 ポニーテールの織江も、すぐ泣いてた彼を「軟弱だ」と考え
 とっくに呆れ、助けようとしない

 しかし勝はにっこり笑い、受け流してイジメっ子を苛立たせていく

 反応が面白いからイジメる
 もし抵抗したら、「生意気だ」と暴力を振るったのでしょう

 そうして今、何もしなければ、「反応が面白くない」と勝手な理屈で苛立っていく

 本当、一度ターゲットになったら、抜け出すのは難しいのよね…。

しろがね『(ああ~…、お坊ちゃま、おいたわしや…! ここは私が…ッ!)』

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 いや…、これでは目立ってしまうッ!

そらそうよ!
 ぞうきんを投げつけられた勝、しろがね、正義の怒りが爆発寸前…!
 ですが、妄想で済ませたあたり成長してる!
 きっと成長してる!
 多分!

 もし鳴海兄ちゃんがいたら、隣に並んで悶えてたんでしょうね

 なんせホラ…、初日だから! 初日だから仕方ないよね!
 半分出てるあるるかん!

 泣く子も黙る劇中、現時点最強の人形、完全にコメディになってる!

勝『…? 何、梶山くん?』

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 と、ここまで「にっこり」「目立たない」、二人の教えを守った勝でしたが
 やはり、その態度が気に入らない、と言いたげに
 梶山あつし他2名が逆ギレ
 逆ギレ!

 彼らにすれば、自分達の使いっぱしりで、ボンボンで獲物だったはずなのに、と。

上田 織江『や…、やめなよ梶山くん!

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 あの子は良し!(しろがね)

良いんだ!?
 遂に暴力沙汰に出たあつし、たまらず飛び出そうとしたしろがねでしたが
 今度は織江が、彼女自身も冷や汗をかきながら庇ってくれた!
 汗に勇気を感じる!

 厳しい状況ですが、しろがねのリアクションもまた面白い!

 窓際のあるるかんたち、阿紫花さんあたりに見せたい光景と言えよう

『織江ー、なんだよ? お前、勝のこと好きなんだろー!』

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 庇うのは好きだからだろうとか、庇うなら「勝菌」の仲間入りだぞーとか
 こうしてみると、大人も子供もおねーさんも変わりませんね
 言葉遣いはともかく。

 誰かを庇うのは、一緒に排斥されるという事。コワイ! コワイ!

あつし『なに笑ってやがんだ! バカにしやがってえええええ!!』

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 ごめんね…、驚かしたくなかったんで…、バンダナで隠してたんだ

“違う”
 何で笑ってるんだ。苛めてるのに、“面白い反応”をしない事に業を煮やすあつし
 しかし、殴った際に外れたバンダナから見えた傷痕に
 どうせ解るからと見せた傷跡に
 クラス中が凍りつく

 それと比べたら、どんなに苛められたって何でもないんだ

 心の問題、世の中には、イジメより酷い大人がいると知ったし
 体の問題、もっと痛い傷を負った

 子供のイジメも、大人の悪意と殺意を知った今は、怖くないんだと…。

 勝さん、改めて濃い経験をなすったなぁ…。

勝『…でもね? 言いたいのは、そんな事じゃない』

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 でもね? 言いたいのは、そんな事じゃない

 何笑ってんだって、梶山くん聞いたよね?

 それは…、僕を助けてくれた人がいて
 その人は…、どんな時でも負けなかった
 どんな危険な時だって笑っていた

 だから…、

 その人みたいになるには、僕は笑わなくちゃ、笑ってなくちゃいけないんだ


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 あの子、編入初日からサボりだって/いきなり目立ってるわね、色々と…

しろがねは癒し
 殴られバンダナが外れた、どうせ次は体育の授業だから、と傷跡を見せた勝ですが
 何より、「信念を持って笑っているんだ」と言い
 しろがねは安心します

 鳴海は鋼線で縛られても、火に焼かれても、なお笑ってたんですものね

 目指す背中はあまりに遠い
 勝にすれば、「鳴海は死んでしまった」のでしょう

 しかし泣いても彼は戻ってこない、過ぎたことより、懸命に前を見ようとする

 見続けた視聴者としては応援したい、しかし生徒達は怖かろうな!

『仲町さァん…、アンタいい加減にして下さいよお~』

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 ダイナミックにところ変わって、粗大ゴミ処理を営むらしきボロボロの家。
 店先左側、ポツンと乗っかった小さな“サーカス”
 これが仲町氏の生きがいらしい

 おかげで儲からず、一年に渡って家賃を滞納してる有り様。

『ヒッヒッヒ…、時代遅れなんだよ、ハッキリ言って』

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 ふ…、ふざけるな! どこが時代遅れなんでい!

からぶりサーカス
 大家は、とっとと店を畳んで、もっと儲かる仕事をやれと促すものの
 サーカスを愛し、命懸けで励んできた仲町氏
 キレる

 おやっさァん!?/落ちついてー!?

 キレやすい最近の若者(昭和生まれ)。
 見た目も髪の色も声も違いますが、3人は親子であるらしい

 鳴海兄ちゃんみたいなオッサンが出てきた!

織江『あのさぁ才賀…、あんた、変わったよね?』

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 再び小学校、勝、別の意味でドン引きされてそうにも思えましたが
 元々、クラス委員として彼を気に留めていた上田織江は
 彼の変化にこそ興味を持つ事に

 対し勝くん、「変わったよ→そうかなあ?」って、自覚持って自覚!

織江『アンタを助けてくれた人がいるって言ってたけど…、どんな人?』

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 食いつくように質問する織江、変化、“変えた何か”に興味を持ったのか

自覚と変化
 自分は本当に変わった、いや、“変われたのだろうか”と疑問なのかもしれません
 勝の場合、今までの自分をブッ殺す勢いで変化を望み
 今に至ったのですから。

 とまれ自覚がないなら、“変えた人”にという事か。興味を持つ織江

 勝は、その一人しろがねは真面目な人で、高校で上手くやっているだろう…
 と、前向きに考えます
 前向きに!

 やだ勝さん、見て! もっと現実! 見て!

しろがね『虚しい喝采を思い出さぬがいい…』

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 最近、「私は人形だ」と自虐的でしたが、高校では無自覚に無双
 国語の授業、外国人と思えないほどスラスラと読み上げ
 良いcv林原めぐみ声だと拍手喝采!

 続く家庭科でも全力投球! クラスでも、秀でた美貌の少女に火をつける事に

家庭科の先生『あの…、しろがねさん? そんなに気合入れなくても…』

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 他漫画なら、ヒロインやってそうな少女・小塚さん。体操部だとか。

シルカシェン(サーカス アーティスト)
 周りに無頓着なしろがね、あっと言う間に、クラス内ヒエラルキーの頂点へ
 対し、小塚は華麗な飛び込み前転で魅了しますが
 しろがねはサーカス出身と知られて…

 目立つまいとするしろがね、「小塚のように」やったらコレだよ!

 元々、“他人に見せる仕事”をやってたとはいえ
 サーカスってすごいのね…

 締めに、バスケット・ゴール(内径45cm)を、スルリと抜けるファンサービス

 やっぱりすごいなサウザンド・カスタムサーカスって!

織江『へー…、でも最後の話聞いてると、そのしろがねって人、完璧よねー』

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 しろがねは完璧、高校での活躍を、織江の一言は端的にまとめてくれた。
 だが勝は、敢えて口に出すような事はしませんが
 それは違うと内心で否定してます

 彼女を“完璧”と呼ぶのは、むしろ失礼だと。そんな響き。

“回想”『お坊ちゃま…、私は、あのとき加藤に笑ってあげられなかった…』

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 彼を癒すには、“人の笑顔”が必要なのに…。だから…、だから私はもう…。

欠けたもの
 屋敷決戦の最後、苦しむ鳴海に、笑ってあげられなかったしろがねは苦しんでいた
 笑う為には、その辛い記憶、鳴海の事を忘れるしかない
 でも、そんな日は決してこないでしょう

 鳴海兄ちゃん。どうしたらしろがねは笑えるようになるんだろう…

 人形だから笑えないと苦悩し
 人間だと鳴海が言ってくれ、彼に報いられず“笑えなくなった”しろがね

 笑えず苦しむ理由の変化は、生存を確信する視聴者には“良い事”に思えます

 でも勝視点では、出口のない苦しみとしか言いようがないのだと。

織江『それで、しろがねさんは今度はどこのサーカスに入るの?』

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 遺産問題を一旦クリアした勝は、しろがねの笑顔を取り戻したいと願い
 ヒントとなったのが、「彼女のサーカスを見てみたい」
 という、織江さんの言葉だったと
 ポニテは正義。

 今回、「サーカスを辞めた」から始まり、サーカスに入れる、と。

 幸せの青い鳥は、いたんだよ! 最初からそこにな!! 的な話になってきた!
 
仲町信夫『あ゛ークソ! なんで俺がこんな事を!?』

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 やっぱ大家さんの言う通り、時代遅れなんですかねえ、サーカスって…

時代の潮流
 再び愉快な仲町家、ひとまず、大家さんを宥めるべく借家の大掃除を始めましたが
 街角でサーカスを見かけることなんて、とんとありません
 今時、子供はアニメやゲームに夢中だと

 神さまは俺達に、サーカスをやるなって言うのかよう…

 誰かが見て、お銭(ぜぜ)を払ってくれにゃあ稼業になりません
 サーカス団も霞を食って生きてる訳じゃない

 神さま、なんで人間を、霞を食べて生きられるように作らなかったんですかねえ

 で、渡れない人生という川に、りっぱな船が現れる話だと。

しろがね『待って下さい! 私は…、自分の事は、どうでもいいのです…』

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 渡りに船、ところがこの船、サーカスに入ろうという言葉を拒みます
 勝は、彼女の事を元気付けてあげたい
 しろがねはそうでもない
 むしろ断わる!

 こういう時、鳴海兄ちゃんが居たらなんて言ったんでしょうねえ…。

 勝は、しろがねに「サーカスに入って!」と言います

仲町信夫『ちょっと待ちない!

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 おお~、美人だ~!(仲町浩男&紀之)。

後ろうしろー!
 富士鷹ジュビロ藤田和日郎先生、ホントものっそい良い表情を描きなさるよね…
 騒ぎ、しろがねを入団させたいと聞きつけた信夫団長はともかく
 後ろの二人がダメ!
 もうダメ!

 この瞬間、いいから帰れってすっごい思ったね!

 本当、しろがねって美人さんなんですねえ

こんにちは! 僕、勝と言いますっ!!

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自分の性を名乗らないあたり、勝くんも解っていらっしゃる
 勝は、「入れてあげて下さい」と頼み込み
 しろがねは断わります

 そこで男衆、「いいところを見せよう…」とはりきった!
 
『坊や、我侭はいけないな?』『サーカスは子供の我侭でやれるもんじゃあ、ないよ?』

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 触発されたしろがねも、勝の「何かやって」に、軽快なはしご芸を披露!?

サーカスを!
 オチとばかりに、団長に落ちてくるはしご! 男衆、いいとこ見せようと下心を爆発!
 男衆が、しろがねに見せた芸、彼女も納得いくものだったらしい
 二人を信じ、落ちたしろがね大した度胸だ!

 お坊ちゃま、私はお坊ちゃまをお守りするのが使命です

 しろがねも、勝の祖父が託した、“護衛”を使命とするのは変わらないものの
 自分が好きな事、サーカスをするのを勝が望むなら
 彼らとやってみようという

 あくまで勝本位に、“自分のやりたい事”をやる。鳴海なら呆れた違いない!

 呆れた後、にっこり笑ったに違いない!

団長『一目見れば解る、お前さんには芸人としての華があるッ!』

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 勝の好意は、期せず、燻ぶっていた仲町サーカスにも飛び火
 彼らもまた、「この子がいるならやれるかもしれない」
 と、希望を抱いて再出発に

 一つの動きが、二つ、三つと動かす様が、また快いと言えましょう!

団長『なんか望みが見えてきたぜ! 仲町サーカスの復活のよォ!!』

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 鳴海兄ちゃん、僕は笑えるよ! いつだって…!
 夏海兄ちゃんが教えてくれたから

 しろがねだって、きっといつか…!

 だから、鳴海兄ちゃん、安心していて!


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 ってここで出しますのん?! 鳴海自身、謎の療養施設でこん睡状態に…?

サーカス出発
 視聴者側も、生存は確信しているだろう…、と考えれば納得の構成でしょうか
 実は、後一人「猛獣使いシスター・リーゼロッテ」がいたと描かれ
 勝としろがね、仲町サーカスの新しい日常が…
 始まれるんでしょうか?

 強面ながら表情豊かな仲町団長、仲町ヒロとノリ、リーゼロッテしろがね!

 金も設備もロクになく、あるのは技術とやる気だけ!
 …って感じに見えますが…?

 彼らをここまで追い込んだ“サーカスへの無関心”は、しろがね参戦で覆るのか…?

感想追記

 目立ってはいけません! しろがねの助言
 勝といじめと自助努力          
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いじめに遭った時は、目立ってはいけません! しろがねの助言は

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 言葉に反し、スーパー目立ってしまうしろがねさん(18)。

誰も目立ってはならぬ
 もちろん解決するケースもあるし、実際しろがねは、過去そうして解決したのかも。
 でも今回を見てると、しろがねは我知らず“実力で認めさせてしまった”
 というのが、真相じゃないかなー、的な。
 しろがねさんってば!

 彼女は目立つまいと意識し、実際、イジメがなくなったから「上手くいった」みたいな

 彼女自身と、周りとの温度差が強烈な回じゃったわ! フフフ!

しろがねさんは完璧だ。クラス委員・織江の言葉は、一面で正しい

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 それだけ、周りに伝わり難いし、しろがね自身も苦悩を伝えようとはしない
 だからこそ、勝が「笑顔にしよう!」と奮闘するのが素敵でしたね
 前半パートと対に感じて。

 しろがねが守ろうとするように、勝も彼女の為に頑張るんだ、みたいな。

勝としろがねは、手に手をとって歩いていく

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 しろがねの過保護さも今週の見所!

手に手を
 物語開始時、しろがねの強さが、一人だけ桁違いに感じた本作でしたが
 なんだかんだで、勝同様に鳴海に感化されていって
 彼がなくてはならなくなって。

 共に鳴海を思い、文字通り手に手を取り、互いに心配しながら歩いていく勝たち

 共に「人形」と評される事も含め、第1話以来の変化を感じる回でした

織江『才賀も悪いのよ! いつも軟弱でさっ!!』

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 靴箱から上履きを隠されては、泣いていたという勝

勝といじめと自助努力
 あと、妙に印象的といえばこの台詞、「子供だから守る!」鳴海とは決定的に違う。
 同い年の子供、もう付き合いきれないといったフウだった彼女。
 際限ない状況にうんざりしてたんでしょうか

 また、実は家でも居場所がなく、第2話回想でも泣いていた

 勝は強くなれるはずもなかった
 心休まる場所がなくて、独りだったのですから。

 でもそんな事情までは、彼女だって知るはずもないんですしねえ…

一足先に、“大人”になった勝はイジメから脱する。脱するのですが…

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 正直小学生であそこまでボロボロの身体を見たら、見る側もトラウマ。

経験者として
 大人の悪意、殺す気の暴力と比べれば。鳴海の教えを思えばどうって事はない
 ある種、勝は一足先に「大人の社会」を味わってしまったから
 信念を持った笑顔で黙らせてしまいました
 色んな意味で過酷

 しかしやっぱりイジメってのは、抜け出すのが難しいわね…。

公式ツイッターより













































2018年11月8日 からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」

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 韓国のMARUアニメーション社が下請けし、スタジオ・ライブ社が制作を協力

スタッフ
 脚本:井上敏樹
 絵コンテ:室井ふみえ
 演出:Won Chang hee
 作画監督:Jang Hee Kyu、 Lim Keun soo、 吉岡勝
 アニメ制作:スタジオヴォルン
 原作:藤田和日郎/漫画/週刊少年サンデー 1997年|2006年
 制作協力:MARUアニメーション

あらすじ
 何度も訪れたピンチから勝を守った鳴海だったが、屋敷の爆発にのまれ、消息不明となる。
 勝は、大きな喪失感を覚えながらも、鳴海に教わった通り強く生きようと決意し、日常の学校生活へと戻っていく。
 一方、そんな勝を見守るため、しろがねは勝の通う小学校の隣にある高校に編入する。

次回、ないない尽くしのサーカス、まずはどこから手をつける…?

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 最後に登場したタランゼ・リーゼロッテ・橘、担当cvは黒沢ともよさん

小康状態
 平然とほうきをかけた胆力、何故か「黒沢さんはこういう子に合うな」と思えた不思議
 仲町団長は、富士鷹ジュビロ先生が大好き(だと思う)肝の据わった
 かつ、戦闘力を持たないおじさんという位置づけなのか
 江戸っ子っぽい口調といい魅力的ですね

 担当するcv江川央生氏、ゼノサーガのアンドリュー中佐の印象が強くちょっと新鮮です

 父が、勝を「人形」リストに載せていたなど
 謎を残したからくり屋敷も焼失し、ひとまず小康状態に入った感じでしょうか

 しろがねのアクションの激しさも、作画が大変そうだった!

 次回、からくりサーカス 第6話

からくりサーカス 5話 感想

 からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」
 目立たぬようにされてください
 嵐の転校生
 笑ってなくちゃいけないんだ   
 Bパート「からぶりサーカス」
 シルカシェン(サーカス アーティスト)
 仲町サーカス再始動…?         
 感想追記
 公式ツイッターより
 制作スタッフ
 アニメ「うしおととら」感想
 現行連載「双亡亭壊すべし」感想
 これまでの感想
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アニメ版 うしおととら 感想 2015~2016年

 第壱話「うしおとらとであうの縁」
 第弐話「石喰い」
 第参話「絵に棲む鬼」
 第四話「とら街へゆく」
 第伍話「符咒士 鏢」
 第六話「あやかしの海」
 第七話「伝承」
 第八話「ヤツは空にいる」
 第九話「風狂い」
 第拾話「童のいる家」
 第拾壱話「一撃の鏡」
 第拾弐話「遠野妖怪戦道行~其の壱~」
 第拾参話「遠野妖怪戦道行~其の弐~」
 第拾四話「婢妖追跡~伝承者」
 第拾伍話「追撃の交差~伝承者」
 第拾六話「変貌」
 第拾七話「カムイコタンヘ」
 第拾八話「復活~そしてついに」
 第拾九話「時逆の妖」
 第弐拾話「妖、帰還す」
 第弐拾壱話「四人目のキリオ」
 第弐拾弐話「激召~獣の槍破壊のこと」
 第弐拾参話「永劫の孤独」
 第弐拾四話「愚か者は宴に集う」
 第弐拾伍話「H・A・M・M・R~ハマー機関」
 第弐拾六話「TATARI BREAKER」
 第弐拾七話「風が吹く」
 第弐拾八話「もうこぼさない」
 第弐拾九話「三日月の夜」
 第参拾話「不帰の旅」
 第参拾壱話「混沌の海へ」
 第参拾弐話「母」
 第参拾参話「獣の槍破壊」
 第参拾四話「とら」
 第参拾伍話「希望」
 第三十六話「約束の夜へ」
 第三重七話「最強の悪態」
 第三十八話「最終局面」
 最終回「うしおととらの縁」


 双亡亭壊すべし 1巻“壊れずの家”。
 双亡亭壊すべし 2巻“侵入”
 双亡亭壊すべし 3巻“更衣室”
 双亡亭壊すべし 4巻“真相は星にあり”
 双亡亭壊すべし 5巻“笑うしかないのじゃ”
 双亡亭壊すべし 6巻“お願いだから”
 双亡亭壊すべし 7巻“だから私は”
 双亡亭壊すべし 8巻“わたし達は怖いのだ”
 双亡亭壊すべし 9巻“タコハが見たモノ”
 双亡亭壊すべし 10巻“双亡亭壊すべし”


 からくりサーカス 第1話「開幕ベル」
 からくりサーカス 第2話「約束」
 からくりサーカス 第3話「奈落」
 からくりサーカス 第4話「コラン」
 からくりサーカス 第5話「サーカス〜出発」
 からくりサーカス 第6話