公式 人狼機ウィンヴルガ 5巻 感想 レビュー 画像 内容 ネタバレあり 綱島 志朗 “ジンキ”の遥か未来が舞台(?) これまでの感想はこちら。前巻はこちら
青歌姫の国、天津之黄泉へ! 各ボイドを隔てる「壁」は、ただの岩盤じゃなかった

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共感性が“欠落”、陵辱が普通に横行する世界に「愛あるセックス」を公開した結果編
 泣き叫ばない、笑顔で受け入れて貰えるのは素晴らしいとだけ解釈し
 結局、強制してしまう根室大二郎の「愛」が印象的です
 いや違うそうじゃない?!

 真白への好意と尊敬、正しく“愛した”ゼインが際立つだった!

マジコさんは押しヒロイン
 そもそもゼインは隊長を尊敬、“愛あるセックス論”の理解に努めてましたものね
 前巻「SEXは正義だったんだな」は爆笑したし、正義だったと思う!
 本世界、どうも単なる地下世界じゃないとも描かれ
 天津之も思った以上に重要!

 ショックなラスト! でも巻末コスプレ祭りで、シリアスが消し飛んだわ!?
 
人狼機ウィンヴルガ 5巻 感想

 第20話「マジコ」と「秘密」
 第21話「真白」と「マジコ」
 第22話「秘密」と「誤算」
 第23話「根室」と「長老」
 第24話「好嫌」と「殺意」
 特別編「イタズラ」と「同盟」
 これまでの感想
 
真白への「愛」! 根室がゼインがウィンが、飛花が奮闘する5巻!!

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 ライブドアブログなので掲載できませんが、乳首が描写されています。

あらすじ
 天津之黄泉に向かった真白は、各世界“ボイド”を隔てる壁、その守人と出会う
 守人マジコは、ヨミに「真白は四年前の赤子」「白銀の娘」だと追及し
 今の世界、各ボイドを別つ壁の仕組みを語ると
 ボイド・天津之黄泉へ通す

 だが同国は、四長老によって“ドミネイター”と同盟にあり、真白たちは捕えられた

 際し、ドミネイター側の責任者を任せられていた根室
 そしてエイトラウンズのゼイン

 二人の男はグロリアの一件から、“真白へ特別な想いを抱いた”と告白

 根室はさておき、ゼインは真白を救う為、己の命を投げ出すのだが…?

第20話。“私の国を滅ぼして”。青歌姫のショッキングな言葉は…?

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 綱島先生、遂にアルマジロそのものをヒロインにしおった?!

第20話「マジコ」と「秘密」
 青歌姫の言葉は中断。巻をまたいだ上お預け!? 焦らしプレイに程がある!
 とまれ本作は、複数の世界=各ボイドが岩盤で隔てられてる上
 掘削しても、しばらくすると元に戻ってしまう
 ただの岩盤じゃないと判明

 対しマジコは、壁を行き来できる技術を持つ、“唯一の一族”に属するもの

 フィールドを張って隠れているそうですが
 中立、天津之とドミネイター(レイプ集団)の同盟に納得してる様子

 青歌は同盟阻止へ、「天津之(国)」を滅ぼしてって言いたいのでしょうけど…?

 祖国が滅ぶ方がマシ、同盟は各世界全体に危険を及ぼすのでしょうか

マジコは、そして実はヨミも真白に見覚えがあった

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 真白は4年前は赤子だった。ボイド・ミューラーは、時間の流れが早かったらしい。

進歩の形
 人機技術者のマジコが調べたがり、官女さん達に根負けするウィンが可愛い。
 また本作中のロボット、人機は「人の脳を改造したAI」で稼働するハズが
 ウィンにはそれが存在しないのだと。
 驚いとる場合か!?

 旧「ジンキ」の小河原 両兵が、精神だけになって宿ってるんでしょうか?

 有機Aiが操縦を補助し、操縦者一人で動かせてるのね。
 飛花はそれが嫌で完全手動だったと。

 旧作より技術が進歩、より「扱いやすくなった」と思えば技術史的に興味深い

 あー、そのベースになってるのが「捕えられた男達」だと…。

マジコは、真白には「人を思いやる感情がないはずだ」と考えており…?

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 てなワケで模擬戦! ゴングがなる前に殴りかかる残虐ファイトよォ!!

マジコの試練
 捕えた女は産む機械、男は戦う機械にされてしまうたァ救いがない!
 しかし真白は、「ならなおのこと急がなきゃ!」と。 
 どこまでも希望を捨てないのね

 マジコは天津之とドミネイターの和平を望み、真白越境を拒否して模擬戦に!

 彼女、「現代の人機技術者」として優れているらしくて
 ウィンにも驚かされっぱなしですね
 
 とまれ真白は脳に何か仕掛けられ、思いやりを無くしてるはずらしい

 本来、とっくに黒真白になってしまってるハズなのか
 
第21話。マジコ陣営機は、ゼインの戮王を髣髴とさせる格闘戦機!

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 これを破ったのは、ヨミ、引いては彼女の主君・青歌姫による協力だったと。

第21話「真白」と「マジコ」
 ヨミと青歌が、パワードスーツ・ミズノハを貸してくれたおかげで飛花が参戦!
 また、黒真白は「みんなの負の感情」の集合体のようですが
 言いかえれば借り物の感情

 対し今回は、真白自身の怒りで戦えたので、感情を糧にするウィンが好調に

 自分の心から生じる感情を大切にする事
 対し、多数派の感情に乗せられ、流されてしまうって怖いことですものね

 本作ではシステムとして利用してるようですが、極めて身近なテーマだと感じます

 とまれマジコは、青歌姫が“故国に混乱を招くこと”を望んでると理解

 ヨミは、「姫は、望むなら逃げるんじゃなく立ち向かえ」と促してるみたいですね 

真白は、自分がボイド・ミューラーの出身じゃないと知っていた

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 真白は忌子で、4年前にシステムから切り離され、とっくに死んでるはずだったらしい

忌子の真白
 真白は本来、黒真白になるはずが、一切の悪意がない世界で育って押さえ込まれた
 第1話時、故郷の人達が武器を持って抵抗しなかったのは
 戦いに必要な、負の心が全くなかった為、
 故郷の人たちは戦えない

 対し真白は、故郷出身じゃないからこそ戦える心を持ってるのね

 察するに真白は周囲から悪意を吸い集め、吸収する受信機で
 吸収して「システム」に流してたんでしょうか

 でも切り離された為、悪意を吸い込みまくってダメになるはずだった

 しかしミューラー人は悪意が無かったので、今まで平気だった…?

第22話。この世界は、物理的に「人々の総意」で形作られていた…?

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)マジコ
 この世界は我々が認識しているはずの物理法則とは異なり

 情動物理法則……
 人の思い…

 総意に支配されているのです

 その総意はボイド間の時間の流れなどにも影響し
「時の因果律」にも縛られない事象をも起こすのです……


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 要約すると 人の思いが 現実に物を生み出している……

 そしてその総意は
 この世界そのものまでも造り替えてしまった……

「紫禁の帷(とばり)」

 ボイドの壁とは そこに住む人々の思い…
 他者を拒絶する総意が形になった物なのです


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 壁抜けとは

 他者を受容し自分の心を他者の総意と同化させ
 分かり合い

 その思いの中に入れてもらうこと…

 それを行う器……
 それが壁の守人なのです


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 天津之の「住人の総意」の中に、真白は母(黒真白状態?)らしきものを見る

第22話「秘密」と「誤算」
 思いが現実に物を生み出す、旧ジンキにもあった描写が拡大したものなんですね
 地下世界かと思われたボイド、隔てる壁は土ではなく
 人々の心が実体化した壁だったと

 本作では総意・多数派、個人がぶつかるのが大きなテーマなんでしょうか

 天津之の衣服で、ウィンを凶暴化させたようなメカを従えている母
 より幼い青歌らしい少女も。

 真白が本当は4歳くらいなら、青歌は「姉」にあたる人って事なのかしら

 王族に二人子供が生まれ、後から生まれた真白は捨てられたとか?

現在、世界が壁によって仕切られてるのは「人々の総意」によるもの

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 壁が“拒絶する総意”の物質化なら、それを力ずくで破るレイプ集団恐ろしいな…

世界を救う鍵
 世界は総意で隔てられてる、だから多分、意識改革で文字通り世界が変わる!
 真白は、自分の出自が関係なく「みんな家族だ!」ってタイプだから
 拒絶しあう世界を変えられるかも?と

 世界自体が感情で出来てるから、気持ちの表し方を知らない人が多いのかも?とも

 世界を形作る材料に、知らないうちに「感情」が人から吸い上げられ
 住民がちょっとおかしくなってる的な?

 実際青歌姫、「感情を失う」場面に直面した模様

 レイプ集団ドミネイターは、“感情表現を知らない人たち”の極致なのかしら?

おいでませ、ボイド「天津之黄泉」! 紅葉した世界へ

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 旧作ジンキの赤緒っぽい服、「赤」は、このボイドの保護色なんだそうな

天津之黄泉
 なら黒一色のヨミ様は…、まあ根性曲りだからね! 仕方ないよね!!
 というか、「アマツノヨミ」で「ヨミ」。
 相当に特殊な人らしい
 真白母の姉妹?

 とまれ天津之黄泉は、巨大地下要塞を擁し、ぼろぼろの集落がよりそう女系世界

 曰く、頭上に他ボイドがなく「頭上の岩盤(拒絶壁)」がメチャ厚いので
 物理的侵攻が難しいらしい

 自然豊か、真白は見た事もない赤い風景に感動! 紅葉いいよね!!

 ただウィンは、狭い上に地下要塞で「拒む」姿が気に食わない

大歓迎を受けた真白、ヨミに冷笑を受けつつ引き離され、奥地へ向かうも

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 ハートフルM字開脚させられるヒロインだなんて…

天津之黄泉
 作中、度々言われていた「ドミネイターとの同盟」がとっくに成立していた!
 しかも指揮官、よりによってストーキング粘着眼鏡様だとは!
 この根室大二郎ノリノリである

 飛花達も“断罪の間”と呼ばれる場所で、長老らにセクハラ拘束されてしまいます

 蹂躙される側、天津之に同盟するメリットがなさそうに見えますが
 ボイド抗争の終結が急がれてるらしい

 この時ヨミだけ、真白を助けに向かい自由に。

 オリジナル(発掘品)というミズノハ兵装も、剣を除いて失ってる!?

第23話。前巻・正義の全裸事件は、思わぬ余波を変な方向性でもたらしていた…!?

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 根室大二郎は理解した、「この気持ち、まさしく愛だ!」

第23話「根室」と「長老」
 その発想は無かった! 事件以来、ドミネイター(ボイド・エイヴァーン)でさえ
 感動、女性への意識変化が起こり始めているそうな
 愛って素晴らしいね!
 飛花の愛も!

 しかし不慣れな概念に、「よっしゃ笑顔で処女捧げなさい!」と強要するしておる!

 愛とは笑顔ックス
 感動したけど、どうすれば実現できるのか分からないのね

 なるほど、マジコが「感情の表し方を知らない人が多い」って言ってたアレか!

 いや、こんな剛速球で返ってくるとは思わなかったよ!

飛花と聖輪宮近衛隊は、4長老による厳しい追及に遭っていた

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 聖輪宮近衛隊10人娘、ここで顔と名前が一覧に。

長老の断罪
 作中主に喋ってるのは、副隊長しぐれ、隊員代表的なのがときこか。
 しぐれ副隊長、時間稼ぎの為に全てを長老に打ち明け
 部下の分まで「罰」を受けると
 鐘突き100回!

 曰く鐘突き、電気的な突き上げ(?)を繰り返し、やがて内臓にも達する拷問

 この世界、股間に厳しすぎる…
 長老らは根っからの悪党か、外道を演じて己を犠牲にしてるタイプか?

 また、アヴァンルージュを「穢れし者」と呼ぶ場面も。

 膣内に、純潔保護の地雷を入れてる件でも指してるんでしょうか? 

激痛の余り、一度でも正気を失うという「鐘突き」を百回…!

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 もちろん処女も散るという。この世界らしい罰と言えましょうか

天津之黄泉システム
 処罰後「奈落へ追放」、察するに要塞=聖輪宮が特権階級の住まう場所
 下層、スラム街みたいな部分が「奈落」なんでしょうか
 大半の国民が住む場所的な

 また“鐘突き”など、天津之黄泉システムは「王族の血統」でなくば起動しない

 青歌姫が大事にされ
 また、ドミネイターに狙われている一番の理由なのか?

 またおそらく真白が忌子で追放されたのも、このシステムを扱いうるからか?

 たかが刑罰に大仰なのは、本当は別の用途なのを転用してんですかね

第24話。同盟は建前、そして「真白の屈服」も建前で……

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 新エイトラウンズの仮面男、明らかに「ケンお父さん」?! ほら前髪とか!

第24話「好嫌」と「殺意」
 ドミネイターは同盟を建前に、天津之の武力制圧を企図し、ゼインとネクトゥが先行
 最高司令が、青歌姫の遺伝子を手にしようと焦っている事から
 彼女の戦略価値が窺えます

 既に司令は長くない、なら“死後”主導権争いで役立ちそうだ

 他方、これを「つまらない任務」と受けとっていた根室大二郎
 政治に疎いか、真白に夢中すぎるのか
 後者な気がしますね

 その根室大二郎、「負の感情」を黒真白に経口で流し込まれて昏倒

 早いとか愛の程度が知れるとか、大二郎さん言われまくりだよ!

黒真白に救われた真白。しかし“彼女を鎮める”には、多くの犠牲を必要とする

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 ここで引っ込むネクトゥさん、安心の変態すぎる。

私の処女、奪ってみない?
 扇情的な台詞から始まりましたが、大二郎同様「愛」を目撃したゼインは動じず
 黒真白は真白そのものじゃない、的に直球で否定するも
 黒真白、人の命を捧げないと引っ込まない!
 人柱よこせ!

 だから「殺させて?」「いいよ」と。ゼイン君、直球即答過ぎない!?

 黒真白にすれば、真白を想う男を真白の体で殺す
 真白へ最高の責め苦だと

 先日グロリアの部下や人機・玖尾狐が犠牲になった人柱を、もう一度やれってのね!

 ゼイン君と黒真白、言葉の剛速球を投げあいすぎてない!?

プロの戦闘員ゼインは指摘する、黒真白の殺意は軽い。「借り物のようだ」と

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 だから本気で殺せるなら、銃を撃って見ろと己に突きつけるゼイン

一緒に
 ただゼインも、黒真白が借り物とはいえ「憎悪の塊」だとは察したらしい
 大勢の憎悪を抱えさせられ、時に突き動かされながら
 優しい世界を目指すって凄いなと
 
 感動し、一緒に目指してみたくなったとまで言い出したゼイン君!

 元々ゼインは、「姉さん」を慕っていますし
 そういう下地があったのね

 真白は大勢の憎悪に振り回されながらも、自分個人の理想を目指してる

 前巻、自分らしさを貫いた全裸隊長ドールマンを思い出しますね

『俺を殺してお前は引っ込め!! 戻って来い!! 真白・ミューラー!!!』

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 ゼインは頭部に被弾したか、派手に出血…。ここで「続く」はあんまりじゃない!?

俺を殺して
 黒真白は所詮、他人に煽られて殺そうとしてるようなものって事でしょうか
 だから実際に殺害させ、「殺す」という重みを知れば
 もう殺そうなんていわなくなる
 真白に戻る!
 的な?

 ゼインの賭けは成功し、必死に止めようとした真白は主導権を奪還

 奇しくも、ゼインの表情は妹分マイちゃんを彷彿とさせるもので
 敵である彼も「真白の大切な人」に

 また今巻、真白は「処女を捧げたい男=ウィン」を連想するように。わかる!

 でもロボ姦は難易度高い…? 彼、人としての体も生きてるのか?

特別編。真白の住んでたボイドは温暖で「下着」の概念がなかった。なので…

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 下着の概念を知らないで、服と言われて信じてしまう! …そのりくつはおかしい!?

特別編「イタズラ」と「同盟」
 妙にカッコイイ扉絵、解説から始まったのは…、ただのコスプレ回じゃん!?
 ウィンは、素材を取り込み「もの」を作る機能の産物として
 作中、破かれてしまいがちな「服」も作ってくれる
 すぐ破かれる服を!
 すぐ破かれる服を!

 転じてバニー! ナース! セーラー! どっかの戦闘服!!

 タイトル「同盟」
 ウィンと飛花が組んだ事かと思いきや、ラストの事(或いは両方)なのね!

 どんどん妹分が増えてる中、元祖妹が切なく可愛い

 巻末、例のレーションをめっちゃ旨そうに飲んでるマジコさんも可愛い

収録

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 巻末設定画。マジロ勢“盤亀”は、全高75.6m! ビグ・ザム(59.6m)よりデカい!

 チャンピオンREDコミックス「人狼機ウィンヴルガ 5巻」。綱島志朗。
 月刊チャンピオンRED連載、秋田書店発行。
 2019年2月(前巻2018年8月)

人狼機ウィンヴルガ 5巻 感想
 第20話「マジコ」と「秘密」
 第21話「真白」と「マジコ」
 第22話「秘密」と「誤算」
 第23話「根室」と「長老」
 第24話「好嫌」と「殺意」
 特別編「イタズラ」と「同盟」
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・巻末設定画集
 ブライトスター
 ブルートリッター
 弩狐(ドッコ)
 牙喊(ガカン)
 躍兎(ヤクト)
 盤亀(バンキ)

 カバー下オマケ


 オリハルコンレイカルDuo 第4巻&5巻<完>
 人狼機ウィンヴルガ 1巻“「新世界」と「反乱者」”
 人狼機ウィンヴルガ 2巻“姫は狼を信じない”。屈辱再始動
 人狼機ウィンヴルガ 3巻“理想激突”女vs女! 人狼機の真実…?
 人狼機ウィンヴルガ 4巻“正義は全裸でやってくる”ドミネイター種の欠落
 人狼機ウィンヴルガ 5巻“処女は奪うものじゃない”ボイドの真実
 人狼機ウィンヴルガ 6巻“停滞の地”飛花とジンキ!

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