公式サイト 機動戦士ガンダム サンダーボルト 13巻 感想 レビュー 内容 考察 太田垣康男 ネタバレあり これまでの感想はこちら。前巻はこちら
イオvsダリル! 犠牲者続々…。フウ僧正にも解らないこと

00058
00057
00001
00032
巻題は“犠牲-サクリファイス-”、少し先の世界の為、捨て身な南洋同盟と
 人類の半数が死亡した大戦を反省し、悲劇を繰り返させない為
 内心、息子とも愛するフウを殺そうとするモニカ
 NTフウも親心だけは解らないのか

 互いに少しでも世界の為に。犠牲者続出、“島戦”佳境!

カーラの意思は…?
 ダリルはマーカス、イオはセバスチャンを殺し、互いに憎悪を深める中
 ラスト、勝利を確信したイオにハラハラする!
 地上用サイコII完成してンのよ!?
 整備班は癒し!

 109話より、腱鞘炎(腕に痛み)で画風変更。凄い精神力だわ…

ガンダム サンダーボルト 13巻 感想

第13巻「犠牲-サクリファイス-」
 第106話「完成 地上用サイコ・ザク マークⅡ!」
 第107話「待ってたぜアトラス!」
 第108話「連邦ニュータイプ研究所」
 第109話「俺はニュータイプ」
 第110話「眼中にねぇ」
 第111話「僧正様にも解らぬこと」
 第112話「セバスチャン」
 第113話「無言のダリル」
 第114話「ここで死ねるかボケェ!」
 第109話より画風変更
 アニメ版 機動戦士ガンダム サンダーボルト 感想
 これまでの感想
 トップに戻る

※各話サブタイトルありません、便宜名です

犠牲者続出! クローディアも死を覚悟していますが…?

00051
 生きようとするビアンカが怖カッコイイ! 皆が死のうとする中だから!!

あらすじ
 U.C.0080年モニカ参謀は、NT研究所存続を賭けてフウ殺害を決意
 しかし、既にフウは島を囮にして脱出しており
 組織No.2らと合流した

 連邦はサイコ・ザク確保を急ぐが、既に全32機の搬出が進行中

 連邦トラスト部隊のマーカス、南洋同盟はセバスチャンが戦死し
 南洋同盟は、機密保持へ次々自決
 
 島は司令部を失い、搬出を気付かせまいと必至の抵抗を続ける

 イオとダリルは直接対決、しかしサイコザクは不完全で…?

第106話。完成、地上用サイコザク! ところが地上の攻勢は

00001
00002
00003
 ようやくフル装備となったサイコ・ザク、届かず終わるとは思えませんが…?

第106話「完成 地上用サイコ・ザク マークⅡ!」
 歓声を上げる整備班ですが、彼ら=仏教軍の劣勢は明らかでした
 NTによるビッグ・ガン、チート武装による守りを失い
 通常MS戦では連邦に分が

 仏教軍=南洋同盟は、死を恐れないのでとかく粘り強い

 とはいえ描写的に、最新MSがどうとかより
 当てて避ける錬度に差を感じます

 連邦は「軍隊」ですが、南洋は特に前回を見る限り素人が多そう

 連邦は単艦に過ぎず、南洋は数では有利そうですが…?

前巻で大活躍だったトラスト部隊、残念なお知らせ

00004
00005
00008
 キャノンは邪魔だから置いてけ! というトラスト部隊

キャノン終了のお知らせ
 前回せっかく大殊勲だったのに! 扱えるアトラスどんだけだよ!
 当のアトラスは、ビアンカが駆るガンキャノンと突入
 極端にデカいシールド大活躍!

 しかし元恋人クローディア、冷徹な訣別宣言…!

 イオ招聘は、彼女の動揺を誘う狙いでしたが
 むしろ頑なとなってしまう皮肉

 おそらくイオは、ダリルとクローディアを追って焦って突撃しています

 でも焦るほど、彼女の大切な人たちを殺していくっていうね…

第107話。ブルドーザーのように教徒MSを粉砕するアトラス!

00009
00010
00011
 おいおい! いきなり片肺失っちまったぞ!?

第107話「待ってたぜアトラス!」
 クローディアの采配で分断、アトラスは孤立しビリー少尉と対峙
 不意討ち被害、前途多難な幕開けですわ
 サイコ・ザク残ってるのに!

 いや基地内では、むしろこんなものデッドウェイトだったか?

 元々、アームで繋がった装備である為か
 片方でも結構ちゃんと作動

 対し、本作のズゴックはビームサーベルだからか強気だ!

 アトラスはジオン水陸機由来ですし、負けじと高機動

他方、たった一機で敵の群れに分断されたビアンカは

00012
00013
00014
 むしろ怒り心頭! 姐さん逞しいわ!! 心がムキムキよ!

トラスト部隊
 危ういと思いきや、トラスト部隊のデントとオルフェが合流
 彼らは、輸送機に積んであった武装もごっそり持ち込み
 アトラス目指して大騒ぎ!

 こんだけ抱えて、なお無双できるんだから凄腕なのね

 連邦軍は、既に各所から基地内に潜入
 もはや趨勢は決まった!

 この展開、今章序盤のア・アバア・クーを思いだしますね

 兵を中に入れたら、連邦軍の王手と言っていい!

第108話。連邦母艦スパルタンは、未だ航空決戦の真っ最中!

00015
00016
00017
 しかし「地図作り」を担うニュータイプは、要の妹・イースが眠ってしまう

第108話「連邦ニュータイプ研究所」
 いつぞやと同じく! グフ航空部隊と、連邦母艦スパルタンの空中戦
 ただし、今回はイオ・フレミングはいません
 MS部隊すらない!

 MS部隊を支援すべく、スパルタンは航空戦力で孤軍奮闘中!

 さすが艦長ど根性!
 戦訓から、「グフを着艦させない」よう腐心してるのね

 グフ部隊も、とりつくまでは戦闘機と一長一短。互いに苦しい

 どっちも踏ん張ってるわ!

実は連邦モニカ参謀も、この戦いは「賭け」だった

00018
00019
 前巻カーラを殺してと言った双子ですが、詳細は未だ不明

U.C.0080の“ニタ研”
 本作では、大戦期以前からあった、とされた連邦軍NT研ですが
 連邦軍上層部は、先の戦いを“物量の勝利”と捉えた為
 現在、NT研究に懐疑的と描写
 確かにそうだ!

 フウの反乱は、NT研お取り潰しの口実にされかねない、

 余裕ぶった態度で、イオをキレさせるモニカ参謀ですが
 内心は必死だったのね

 NT研究の戦略的な重要さ、そして“子供達に行き場がない”こと

 時代的に、連邦系ニタ研に繋ぐ前日譚となるのか

トラスト部隊で一人出遅れたマーカス。陽気に降下を図りますが…

00020
00021
00022
00023
00024
 トラスト部隊のくせっ毛・面白白人だったマーカス、散る…。

サイコ・ザク
 前巻で繋がったばかりじゃねえかよ! 戦争とはいえ呆気ない…
 ここまで、連邦軍が地表を制圧したかに見えましたが
 サイコザクが単騎で殲滅

 その強さ、リユース・サイコ・デバイスの恐ろしい力…!

 作中、イオに悲しい逆恨みを抱くそばかす少女
 アリシアも機体頭を両断

 こちらは生きてるようですが、マーカス生還は絶望的か

 ダリルのNT才能あってでしょうが、R・P・デバイスはチートすぎる

第109話・画風変更。イオvsビリー! アトラスvsズゴック!!

00025
00026
00027
00028
 ニュータイプの「先読み」に、自覚的になってきたビリー!

第109話「俺はニュータイプ」
 元よりNT候補だったビリーも、フウ僧正の言葉でいよいよ覚醒!
 とかく「勘がいい」NTは、避けて当てる優勢を発揮し
 アトラスを潜水艦ドッグへ

 しかし南洋同盟は、突入した連邦が司令部に迫り敗北間際

 ところが、司令クローディアからして一歩も引かず
 士気が高いのなんのって…

 宗教云々はともかく、役割を果たそうとする奴らは強い

 この回から画風が変更、ぎょっとしますね

ズゴックの得意領域、水中から脱出しようとするアトラスですが…

00029
00030
00031
 ガンダムめ! 死ぬまで潜ってろ!(セバスチャン)

過去を断ち切る為に
 水中のズゴック、水面のアッガイ! 頭をとられての挟撃はキツい
 先頃、模擬戦ではサイコザクに完敗したビリー達も
 得意領域では水を得た魚!

 ビアンカ達は工場へ到達するも、既に搬出は終了

 唯一、ダリル機のみ半分隠れている為
 整備班にサスペンス!

 いよいよ仏教側・南洋同盟司令部も瓦解し、大規模戦闘は終局へ

 やっぱり白兵戦は、長いノウハウがある連邦が強そう

第110話。敵はNT、装備壊滅、場所は水中! 追い詰められたアトラスガンダム

00032
00033
00034
 身の程を知ったか? テメエなんて眼中ねぇんだよ(イオ・フレミング)

第110話「眼中にねぇ」
 イオ、容赦なし! “ビリー優位”をこれでもかと積んで! 積んで崩した!
 俺はNTだ、と調子に乗ったのがビリーの強さなら
 土壇場こそイオの強さか

 追い詰められ、腹を括った人間ってのは強いぜ!

 クローディアも腹に深い傷が
 モルヒネ(麻酔)だけ打ち、感覚だけ騙して戦場に残るも…

 つくづくこの戦い、“最終戦”になりそうな予感

 サイコ・ザク搬出も、実戦投入前に終わる気がします

第111話。フウは安全圏へ、送り届けたカウフマン艦長の決断

00035
00036
00037
 カウフマンのトラウマ、息子の遺骨を託されるカーラ。

第111話「僧正様にも解らぬ事」
 僧正フウ以下、主要スタッフは脱出し、南洋同盟No.2と合流
 これで僧正様は安全だ、と安心した艦長は
 少数で戦場へ戻りました

 ただそれは捨て鉢さじゃない。友達を助けたい

 以前、心のバランスを崩していたカウフマンとは別人です
 生きて帰って欲しいけれども…

 ただ思うに、南洋同盟No.2というのが既に裏切っている気配が…?

 カーラも先日の怪しい気配、未だ答えが出ず

かつて育てたNT、僧正フウからの“呼び出し”。後悔するモニカ参謀

00038

)モニカ参謀
 レヴァン… 貴方を捨てた事を後悔してるわ。

 殺せば良かった…

 あの時…
 愛のほうを捨てて殺しておけば…!


00039
00040
 モニカ参謀は、彼を息子として愛していたが為に自由の身にしたのだと

モニカの愛
 フウからモニカへの最後通牒でしたが、悲しいのは無理解
 作中、なんでも解ってしまう高位NTである彼でさえ
 モニカの愛情は分からなかった

 自分が彼女に愛されているなんて、フウには分からなかったのだと

 フウの性格は、既に人間離れしてしまってますし
 自己評価が低いタイプに見えます

 モニカの愛は口先だけでなく、伝わっていないと思えて物悲しい

 大戦の反省で行動するモニカ、先の未来を考えるフウ

 どっちも、無私で世界を良くしたいと思ってるのでしょうけれども

第112話。司令室を占拠した連邦軍、しかし情報は得られず

00041
00042
00043
 ちくしょう! 本当サンボル版ガンタンクはイカすなあR-44みたいで!!

第112話「セバスチャン」
 南洋同盟司令部は壊滅、でも残ったものが次々自決し手に負えない!
 ここ、モニカ参謀は、犠牲を最小にする為に戦争してますが
 その在り方と奇しくも似てるんですね
 犠牲によって犠牲を減らす

 情報を引き出せず、連邦は“サイコ・ザク軍団”の行方を掴めません

 フウに言わせれば、信徒の願いは“戦争を生き延びた責任”
 だからこそ自決も厭わない

 今後の世界を少しでも良くする為に、身を張っているのか

 決して、ただ「頭のおかしい奴ら」ではないと

ビリー敗北を知らず、今度こそガンダムを仕留めようとしたセバス!

00044
00045
00046
 ビリーを盾にし、セバスチャンを狙ったイオ!

脱落者
 イオの得意技、人間の盾殺法が久々に…! セバスチャン死す…
 前回、「皆で帰ろう」って言ったばかりなのに!?
 太田垣先生容赦ねえ!

 それもセバスは、ビリーを支え続けた縁の下の力持ち

 今巻、トラスト部隊もマーカスを失い
 次々戦死者が…

 以降ビリーは沈黙したままですが、彼はここからどうするのか

 彼も、ダリルにチャンスを作って死んでしまうのか…?

第113話。ダリルにとって最悪の邂逅! 他方、ドタバタ整備班チームは

00047
00048
00049
 ピタゴラスイッチ的に落っことす整備班! 今巻、彼らが癒し要素すぎる

第113話「無言のダリル」
 ダリルにすれば、少しでも早く来ていればと悔やむしかない場面
 しかし、今の彼は無言で突っ込んでくる辺り
 昔よりつくづく危うい

 イオも仰天の“速さ”! てかイオ、受けとめやがったよオイ!

 イオもイオで、十分常人離れした反射神経ですが
 白兵戦の不利は明白

 これで試作品ってんだから、そりゃ戦略を左右する技術ですわ

 まだ、ダリル以外どこまで使いこなせるかは不明ですが

第114話。直撃弾を受けたビアンカ! 今巻、最後の戦死者に…!?

00050
00051
00052
 生きてた! 叫んだ! 逞しかった!!

第114話「ここで死ねるかボケェ!」
 女は強し! 死者続出ですが、こっちは根性で生き抜いた!
 直撃後、おそらくランドセルに引火し爆発する前に!
 強引にコアファイターで脱出

 アンタそんなだから死なないのよ! 不死身のビアンカ逞しい!!

 死を決意したクローディア、悲壮なダリルと比べ
 連邦勢のノリの良さは異常

 生きる、会いに行く、能動的な気持ちが爆裂四散してやがる!

 さらばガンキャノン・アクア!

機動性で完全に遅れをとるイオ、ダリルの下へ急ぐ整備班!

00053
00054
00055
 サイコ・ザクは試験機に過ぎない、悟ったのかイオはニタリ。

笑う二人
 今巻ラスト! 勝機を見つけたイオですが、違うよねえコレ!
 フウが、クローディアを端末に誘導している為
 サイコⅡの到着は間違いない
 ハハッ!

 乗り換える隙を作るのは、NTビリー・ヒッカムの役目か

 イオとクローディアも対峙必至
 とはいえ、怒りのビアンカが怒涛の接近中で…?

 まさかビアンカ、ザクタンク=クローディアを殺っちまう流れか?

 次巻、泣いても笑っても一つの局面が終わりそう!

収録

00056
 腱鞘炎、職業病とは気の毒な話ですわ…。続いてくれて良かった

 ビッグスペリオールコミックSP「機動戦士ガンダム サンダーボルト 13巻」。太田垣康男。
 週刊ビッグコミックスペリオール連載、小学館発行。
 2019年4月(前巻2018年7月)。

ガンダム サンダーボルト 13巻 感想
第13巻「犠牲-サクリファイス-」
 第106話「完成 地上用サイコ・ザク マークⅡ!」
 第107話「待ってたぜアトラス!」
 第108話「連邦ニュータイプ研究所」
 第109話「俺はニュータイプ」
 第110話「眼中にねぇ」
 第111話「僧正様にも解らぬこと」
 第112話「セバスチャン」
 第113話「無言のダリル」
 第114話「ここで死ねるかボケェ!」
 第109話より画風変更
 アニメ版 機動戦士ガンダム サンダーボルト 感想
 これまでの感想
 トップに戻る

※各話サブタイトルありません、便宜名です
 
OVA版 機動戦士ガンダム サンダーボルト 感想

 機動戦士ガンダム サンダーボルト 第1話“雷鳴舞う宇宙”
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 第2話“切り取れ”
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 第3話“消耗品のきょうだい達”
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 第4話“雷鳴が運んだ偶然”(完)。

OVA版 アニメ 機動戦士ガンダム サンダーボルト 第2シーズン 第2期 感想 2017年

 機動戦士ガンダム サンダーボルト 第5話“ア・バオア・クーより地上へ”
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 第6話“氷海に仏徒は住まう”
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 第7話“今日も素敵な一日の始まり”
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 第8話“八艘飛びと開眼法要”【最終回】

漫画 機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝 感想

 機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝 1巻
 機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝 2巻“彼らにだって事情がある”

太田垣康男 機動戦士ガンダム サンダーボルト 感想

 機動戦士ガンダム サンダーボルト 1巻
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 2巻
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 3巻※ここまでOVA化
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 4巻
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 5巻
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 6巻
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 7巻※ここまで第2期OVA化
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 8巻“水上都市”
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 9巻“すまねえダリル”
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 10巻“決戦前夜” 裏切り者たちは集う
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 11巻“僧正の目的”サイコザクMk-Ⅱ始動!
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 12巻“開戦”! 号砲鳴らせサイコ・ザク!!
 機動戦士ガンダム サンダーボルト 13巻“イオvsダリル”画風変更へ