公式サイト 封神演義外伝 仙界導書 感想 レビュー 考察 画像 キャプチャ あらすじ 内容 ネタバレあり 藤崎竜 これまでの感想はこちら
連載終了から20数年、太公望たちの“その後”をちょっとだけ描いた外伝!

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地球と融合した“始まりの人”達、彼らが持っていたスーパー宝貝を巡るお祭り外伝!
 全3話予定から7話へ、これを広げたポイント・妲己乱入が彼女らしい!
 太公望の言葉通り「また会えて嬉しかった」!

 雉鶏精の孤独を思いやり、再会を約束するのが清々しかったわ!

各サブタイが最高にフジリュー
 最終回サブタイ“喜望”、神農達にとっての、そして雉鶏精・孔宣にとっても喜びと望みだと
 殺劫、という原典にあった設定を活かしてきたのも良かったです
 楊戩が速攻バレするくだりも楽しい!

 アニメで出番カットされた趙公明! ここぞと活躍、お祭り男の本懐だった!!
 
封神演義外伝 仙界導書 感想

 第1話「太公望メタボになる」
 第2話「スープー一家離散の危機」
 第3話「雉鶏精・孔宣登場!」
 第4話「四不象・結婚してることを思い出す」
 第5話「祭」
 第6話「金蛟剪が巨鳥・羽翼仙の頭に直撃しカオスとなる」
 第7話「喜望」【最終回】
 あとがきまんが 断崖絶壁今何処外伝
 仙界導書
 これまでの感想

ブ厚いですが、半分は「仙界導書」と銘打ったファンブック

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 特に、覇穹 封神演義カットされた部分が懐かしい。原作絵の良さも再確認!

あらすじ
 女禍との戦いを終え、姿を消した太公望は、実は“最初の人”を探して旅を続けていた
 彼らと共に消えた、“この世に残らなかったスーパー宝貝”
 禁光銼が気がかりだったのだ

 幸い持ち主の神農と再会、が、彼の禁光銼で過去に飛ばされ一騒動に

 実は魔家四将と戦った頃に、「雉鶏精・孔宣」が現れており
 歴史が変わってしまうというのだ

 何とか時を正した太公望は、目的を変更、残る最初の人を探す旅に出るのだった(終)

連載を終えた太公望。パワースポット巡りで、すっかりメタボになっていた

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 外伝のおかげで復活ですわん! とかメタ発言に余念のない妲己様!

第1話「太公望メタボになる」
 冒頭、軽く本編に触れ、その後の太公望が、「最初の人」を探していたことが明らかに。
 そういや太公望(伏羲)と女禍以外に、3人いたと描写されてましたが
 彼らは、地球と融合して姿を消したはず

 しかしパワースポット、自然エネルギーの場では姿が保てるのだと

 で、彼が「神農」
 女禍らも含め、中国神話の「三皇五帝」から取られてるそうな

 あと小さい事ですが、外伝では「始まりの人」でなく「最初の人」と表記に。

太公望が旅する理由とは、「歴史に残らなかったスーパー宝貝」を探すこと!

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 しかし神農により、魔家四将戦(覇穹ではカット)真っ最中に飛ばされた!

スーパー宝貝「禁光銼(きんこうざ)」
 後付け、かつ過去に飛ぶ物語を描く舞台装置として、タイムトラベルの宝貝が登場!
 実は残る3人もスーパー宝貝を持ち、それも太極図や傾世元禳を思わせる
 直接戦闘以外に特化したスーパー宝貝!

 ここがミソで、女禍なら、喉から手が出るほど欲しかった宝貝なのね!

 女禍を封印した後、3人は持っていたスーパー宝貝と共に姿を消し
 伏羲(太公望)だけが地上に残った

 彼女が欲しがるからこそ、歴史から消えた宝貝。…辻褄が合うじゃないか!

過去に飛ばされた太公望たちは、現地の神農を脅し現代へ帰還

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 しかし戻ったら世界は滅んでいた。で、3話目で完結する予定だったのね。

第2話「スープー一家離散の危機」
 肝は、歴史は簡単に変わるという事。サブタイはスープーが落とした手紙が原因で
 過去に落ちた手紙は、危うくスープーを歴史から消す寸前に。
 それが「前振り」だったのです

 実は過去へ、歴史をいたずらに変えてしまう“雉鶏精”が出現していたと

 それで、太公望たちを過去に送り込んだというのに
 知らないままに帰ってきた

 戻ってきたら滅んでた!

暇人『これは見物に行かざるをえません!

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 妲己様、腸詰と赤ワインが好物って、それ原料何なんです!?

第3話「雉鶏精・孔宣登場!」
 同じく「過去」、同じ雉鶏精、実は姉である胡喜媚が孔宣の出現に気付き
 また、火事場見物の達人・申公豹も当然に気付いており
 彼らも駆けつけようという事に

 つまり雉鶏精が出た=歴史が“変わった”、阻止する修正者が訪れるはずだと

 そういう考え方もあるのか!
 この時、妲己が「扇で口元を隠す」のがちょっと印象的でした。

 トレードマークですが、表情を隠す道具なんだなー、って今さら気付いた!

太公望、なんで「太公望」になってんの? という素朴な疑問

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 雉鶏精の目的は「殺劫」、彼らの生態上、避けられないものであった。

サツゴー!
 殺劫! と叫び話を聞かない孔宣に手を焼く太公望、スープーもメタネタ言わないで?!
 また太公望、最終回後なら「伏羲」じゃないの?
 と言われたらコレだ!

 実は王天君が愛想を尽かし、元の姿に戻ってしまってたそうな

 もちろん、メタネタ的には「実は別行動して探してた」とか
 太公望が彼を解放した、とか

 色々あるだろうし、何より伏羲だと強すぎるから仕方ないね!

“時を巻き戻す”力を持つ雉鶏精相手に、手も足も出ない太公望。しかし

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 すんげえ雑に倒された魔家四将、正直一番笑った!

第4話「四不象・結婚してることを思い出す」
 しかし雉鶏精・孔宣、意外や話せる奴で、スープーが胡喜媚の旦那だと告げると和解
 殺劫とは、原典では、仙人全般が抱える「殺したくなる時」を踏まえたもの
 溜め込んだ気持ちの爆発

 胡喜媚と違い、孤独に生きる孔宣は、雉鶏精の習性に逆らえなかった

 曰く、一億年に一度のスパンでこれが爆発してしまい
 派手に戦ってる時空に降り立つそうな

 原典の安能版・封神演義では、仙人達こそ、殺劫解消に参戦した事も描かれています

『お久しぶりねん太公望ちゃん♪ それと四不象ちゃん♪

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 敢えて前と同じ登場を繰り返し、「偽太公望」を試した楊戩。

行くぞ過去のわしらよ!
 四不象が、義理の兄だと理解した孔宣は、ちょっぴり殺劫も解消されたから去るという
 が「偽太公望」に、過去・太公望らがぞろぞろ現れ
 孔宣、話が違うと大暴れ!

 楽しそうじゃないか! ここで暴れて殺劫を解消していくと半妖態と化す孔宣

 そのエネルギー、魔家四将の比ではなく
 過去と未来の合同戦線に

 半妖態、楊戩愛用の三尖刀でも、十合も打ち合えば折れるとか!

時間的な存在の人間では、時を越えうる雉鶏精は倒せない?

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 この混乱に、お祭り男・趙公明までもが参戦!!

第5話「祭」
 高いスペック、時間停止、また「巻き戻し」でダメージ無効まで使いこなす孔宣!
 もちろん、太公望は持ち前の察しの良さで
 トサカが弱点だと気付きます

 が、この大変な時に、アニメで冷遇されがちな男が!!

 アン・ドゥ・トロワ!
 懐かしい掛け声、派手派手しい来客で賑々しい事この上ない!!

 しかし太公望(未来)、ある目論見があった。

祭りを止めたら未来はない! もっと派手に、パァッとやろうではないか!!

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 旧作でも見られなかった、姉妹と「一緒に」金蛟剪を発動する趙公明ッ!!

第6話「金蛟剪が巨鳥・羽翼仙の頭に直撃しカオスとなる」 
 姉妹では2体、趙公明では7体の竜を呼び出すが、皆で使えば9体の竜!!
 アリかよ! とツッコめる者はいないし
 十二仙まで参戦!

 戦いとあって哪吒も当然乱入するし、もはやカオス! まさにカオス!!

 孔宣も、あまりに派手派手しい戦いに時間操作するのも忘れ
 大規模戦闘に夢中に

 この子はあくまで、“スカッと暴れて、ムズムズを解消したい”だけやねんから!!

思う存分暴れ、“殺劫”を解消した孔宣。もはや戦いは、完全に彼そっちのけに

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 みなの者! また会えて楽しかったぞ! その想いは、読者も一緒です!!

第7話「喜望」【最終回】
 太公望の狙いとは、中途半端で殺劫を止めると、また再発しかねないとの懸念か。
 妲己もまた、胡喜媚の弟という事で事情を察しており
 騒ぎを大きくすべく現れた

 本編での最期もですが、妲己ちゃんの視点はやはり広く遠かった!

 これでこそ、本作の「妲己」ですね
 また雉鶏精はそもそも、“殺劫を終えたら、時間を戻す”ルールがあったそうな

 でないと迷惑ですし、うっかり忘れて地球が滅んだんですねー。

もう高次元に帰るという孔宣、太公望が帰り際にかけた言葉は

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 また派手にやろう!(太公望)

孔宣の喜望
 圧倒的な強さと便利な能力を持ち、高次元空間に存在し続ける雉鶏精
 でも、だからこそ、殺劫を終え「また来い!」と言われたのは
 初めてだったんじゃないでしょうか

 最初はあっさり、二度目は万感の言葉で見送られた孔宣

 雉鶏精は永遠の厄介者扱い。
 その彼が、また会おう、また一緒に楽しもうと約束された。

 たったそれだけでも、彼のこれからが、どれだけ救いある日々となった事か!

未来に戻った太公望、「もうわしはこの世界に必要ない」とか抜かしおりますが

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 神農のうさんくさい一言に乗せられ、或いは自ら乗ってやり、忙しい日々の再開へ!

神農たちの喜望
 地球とさっさと融合してしまいたい、太公望なら、本当にそう思うと思うんですよね
 女禍と並ぶ、桁外れの存在である自分が残ったままだと
 禍根を残しかねないから。

 いつか自分自身が捻じ曲がり、嫌った「干渉する側」にならないとも限らないし

 しかし神農に、「孔宣みたいなトラブルがあるかもよ?」と見せられ
 彼の言葉に乗ってやった的な。

 太公望の旅は連載20数年を経て、今度こそ“楽しく”、再び始まった的エンドに。

お約束、あとがき漫画も復活! 本作は「新アニメ版」に合わせて制作へ

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 色々懐かしすぎるこの絵面!

あとがきまんが 断崖絶壁今何処外伝
 本作がアニメ版を機会に、全3話という予定でスタートするも、最初は手探りだった事
 しかし、考えるうちに盛り上がって全7話へ膨れ上がり
 貰えたはずのお休みが潰れた事ッ!

 作画面では、当時のアシスタントさんが一人残っており大いに助けられたそうな

巻の半ば以降は、キャラ・宝貝・物語をざっくりと振り返り!

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 連載当時の単行本、及び文庫版の表紙も縮小して収録

仙界導書
 特に覇穹では、思った以上に豪快な尺圧縮があったので色々懐かしいですねえ
 そういや、楊戩が単身、金鰲列島に侵入した際は
 花狐貂で大暴れしたんでしたっけ!

 物語への解釈も懐かしく、趙公明の傍迷惑さなどひたすら楽しい!

 元より、30分番組を殆ど作っていないスタジオで2作品も同時制作!
 など危うい所があった「覇穹」

 でも、ラストの封神台解放バトルは見てみたかったなあ、とも改めて思いました

収録

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 後ろの武王がなんかツボ。

 ヤングジャンプコミックス「封神演義外伝 仙界導書」。藤崎竜
 週刊ヤングジャンプ連載、集英社発行。
 2018年7月発売

収録
 第1話「太公望メタボになる」
 第2話「スープー一家離散の危機」
 第3話「雉鶏精・孔宣登場!」
 第4話「四不象・結婚してることを思い出す」
 第5話「祭」
 第6話「金蛟剪が巨鳥・羽翼仙の頭に直撃しカオスとなる」
 第7話「喜望」【最終回】
 あとがきまんが 断崖絶壁今何処外伝
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アニメ 覇穹 封神演義 感想 2018年1月 公式ツイッター

 覇穹 封神演義 第1話「封神の書」
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封神演義 感想

 封神演義外伝 仙界導書“最後のスーパー宝貝”