試し読み 甘々と稲妻 12巻 感想 レビュー 画像 考察 内容 ネタバレあり これまでの感想はこちら。前巻はこちら
最終回は原点回帰! “小・中・高・大”のつむぎを描く番外最終回で二段構え!?

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二人で頑張ってきたけど、二人きりじゃなかった。妻を失って絶望した公平さんらしい言葉
 将来を怖がったつむぎに、実際に“将来”に絶望した父の言葉で送り出し
 絶望を乗り越え、父にしてくれたつむぎに「ありがとう」
 最初、問題だらけだった小鳥ちゃんも!
 互い「ありがとう」しかない!

 独り立ちするラスト、おまけ短編の「おかえり」も素敵な締めだった!

いやウチめっちゃ仲良いわ!
 本編最終回が土鍋ごはん! 初回と同メニュー、皆が変わったバロメータよね!
 ここで「お父さんの子育て」を終え、つむぎ視点の成長譚にスイッチし
 小・中・高・大と成長し、親・子離れを描くのが温かい
 最後の小鳥ちゃん30歳!?

 犬塚公平先生、飯田小鳥ちゃんも“いつか結婚するのかな!”と期待させる結末へ

 結婚まで描いて欲しかったけど、あくまで「つむぎの自立」がテーマね!

甘々と稲妻 12巻 感想

 第55話「元気を出して!きんいろチャーハン」
 本編最終話「土鍋ごはんとみんなのレシピ」
 番外編その1「ママとおとーさんとはじめまして」
 番外編その2「酒とつまみと大人と子ども」
 番外編その3「ふたりだけのパフェ会」
 番外編その4「豚の角煮と中2の反抗期」
 最終話「いってきますとおうちごはん」
 短編「世界で一番おいしいもの」
 あとがき
 これまでの感想

 アニメ版公式サイトはこちら。特にキャラクターページ見るとめっちゃ懐かしいわ!

カバー下は、ある意味で懐かしくさえあるイラストが収録

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 最終話ではしのぶ(30)が八木さんのカフェにいるという話も。それって…?!

あらすじ
 つむぎが小学校2年になったばかりの頃、犬塚公平は胃潰瘍を患ってしまった
 公平は、これを機会に「つむぎも親離れしていく」と考え始め
 彼の誕生会、やがて中学生になったつむぎを描き
 本編は幕を閉じた

 番外編はつむぎ誕生秘話、小鳥達のお酒デビュー、小鳥との一時のお別れ

 中学二年になったつむぎにも反抗期が訪れ
 高校三年を迎えたつむぎは、北海道進学、父と離れ難い想いで板ばさみに

 父と小鳥に送り出され、つむぎは独り暮らしを始めるのだった(終)

 大学生になったつむぎは、父を「こーへー」と呼ぶようになった。

第55話。おとさんのたんプレ計画! つむぎ、盛り上がっていた矢先に…

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 おっと! つむぎさんの頭身がまた上がってる!? 新学年だぜッ!!

第55話「元気を出して!きんいろチャーハン」
 おとさん胃腸炎になるの巻。いやむしろ、よくここまで重い病気にならなかったよな的な
 ただでさえ、教師稼業はブラックだと言われて久しい昨今
 片親で子育てまでしてねえ…

 ただ特に母を亡くしたつむぎには、“親の病気”はショックですよね

 冒頭は、以前「たん(じょうび)プレ(ゼント)」で揉めた件を踏まえていて
 解りあえてる感が嬉しかった今回

 しかしつむぎさん、咄嗟に「具合悪くしないでよ!」ってね!!

 彼女自身は後悔しますが、「心配させないで!」ってすごく嬉しい怒りだと思う

思い立った犬塚さん、「出かけよう」と声をかけて…

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 お墓参り系かと思いきやヤギちゃん家、つむぎさんがっかり読者もびっくり。

卒業後の二人
 でももっとビックリな“卒業した二人”再登場! そう、前巻で高校卒業したのよね!
 特にしのぶちゃん、ぐっと大人っぽくなっちゃってまあ
 試行錯誤してましたものね
 八木さんとこでバイトも
 ロリコン疑惑

 二人とも学校が楽しい! “高校より”と言われて高校教師は凹むけど!!

 でも、「好きなことに集中する」のは良い事だよ、と。
 先生はホント先生ですね…

 とまれ、つむぎリクエストで「八木ちゃんチャーハン」に決定

 八木さんとしても、「きっと今は冷蔵庫満杯なんだろうな」顔がマジイケメン。

父の元気がないから、つむぎも元気になれなかった。でも…

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 熱々の鍋肌から流し入れ、香ばしさが立った醤油ッ! 豚肉! 八木ちゃんは鬼やで!

ループ
 ずっとげんきでいて。作中、いつも公平さんは娘さんを心配していました
 娘さん、つむぎも父が心配になる年頃になったのね…。
 大きくなったわ…

 たっぷり大皿に盛って、みんなで取り分けて食べる大盛りチャーハン!

 香ばしい匂いに、口に入れたら卵がホロホロ甘くて
 醤油ごま油ご飯を噛み締める喜び!

 すごく美味しい! でも“父は食べられない”、笑顔になっちゃダメな気がする。

 でも父は、自分(つむぎ)に「美味しい」って言って欲しくて頑張った…

 頭ン中ぐちゃぐちゃになる奴ですわ。

“げんきでいて”。こんな気持ちはもう沢山だと思ったつむぎ。が…

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 ただ、八木さんの言葉がきっと正しい。言語化できる八木さんマジ素敵。

はじまり
 今回、苦悩してしまったつむぎですが、人はそういうのを繰り返していく。
 これからも繰り返して、「親も万能じゃない」と気付いていく
 きっと、みんな無自覚に体験してるものを言語化
 公平さんも考えます

 それは親からすれば、「子供が、親の手を離れていく」という事なのだと。

 特に公平さんは、奥さんを亡くしてて「人は死ぬ」事に意識的ですから
 早くも「何かを残したい」と思うように。

 そこで思いついたのが、いつか見つけたノート

 このノート、最終回テーマだったんですね。

本編最終話! おとさん、ちょっと外にいて! おとさんは外!!

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 さあ貴様のパーティーの始まりだぜ! 状態。

本編最終話「土鍋ごはんとみんなのレシピ」
 最終話で初回再びはズルいなぁ…、冒頭は、“初めて「恵」を訪れた”瞬間の
 あの時おとさんは、つむぎの為に必死こいてお店に行ったんですよね!
 で、少し寂しそうな顔をしてた小鳥と再会した
 彼女もテンパってた!

 そんな3人で始まったラストは、レギュラー揃ってのにぎやか誕生パーティー回!

 初回はつむぎの為
 で、最後はおとさんの為ってのも好対ッスね!

 またおとさん、「これからは六時間は寝るよ!」とか不摂生反省するターンも。

 寝ないとホント頭痛くなるからね、ホント大事よホント。ホント!(寝たい)

今日のパーティーは! “ごはんのおともビュッフェ”です!!

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 もう最終回ともなると、全ての場面にあれこれこみあげるものが。

あー おなかすいたっ
 犬塚さん家に、小鳥親子・しのぶ・八木ちゃんが集って皆で料理!
 初回は、小鳥がテンパってドタバタご飯を炊きましたが
 皆でテキパキ作っていく

 どころかつむぎさんが! 今、お米研ぎの天才が生まれてしまった…ッ!!

 先生だけなじゃなく、小鳥ちゃんの驚き方も親バカすぎる!
 小鳥ちゃんも大概だよ!

 初回を踏まえ土鍋ご飯、そして皆で“おかず”を作る

 最終回がご飯? と思ったけど、どっこい立派にパーティー料理だった!

何より、つむぎが心配していたことは…

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 おとさん、ちゃんと「ご飯美味しい?」と。元気になった印ですね!

おかずビュッフェ
 炊飯器で追加炊きした分も全滅、孤独のグルメのゴローちゃんみたいな食べっぷり!
 際し、苦手の代名詞「なすピーマン炒め」や
 クッソ辛い「青唐辛子味噌」

 つむぎさんがどんどん、新しい「美味しい」に目覚めていく…!

 苦味、辛さが「美味しい」を引き立てるターボエンジンと気付いた!
 つむぎはもっと食べるからよ!

 食べるのを止めるんじゃねえぞ…!

 おとさん、本当はピーマンが好物だったんだなーってのも面白い!

“妻のレシピ”の続きを書き出した犬塚公平は、つむぎにも書くよう勧める。が…

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)つむぎ
 ママとおとうさんとつむぎのがったいレシピだ!

 あ、まちがった

 ママとおとーさんとつむぎと
 ことりちゃんと

 ヤギちゃんと しのぶちゃんと ことりちゃんママと

 あとあと… いっぱい!

 みんなのレシピだね!


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 きょうはー ありがとー ございましたっ ごちそうさまでした!

ごちそうさま
 ハッとさせられたのがつむぎの台詞、“つむぎも書いて”も驚きましたが
 書くのが犬塚家3人でも、そこに至ったのは皆が居たから
 だから「みんなのレシピ」なんだって。

 その場その場じゃない、積み重ねなんだ。って言ってくれたのが驚いたし嬉しい!

 ホント綺麗な最終回だった!
 だった…!

 訳じゃなくて、まだまだあるのが面白い!

『公平さん 公平さん 朝ですよ』

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 つむぎ、中学二年生バージョンですって!?

最近見ない夢だった
 昔は料理が出来なかった彼に、「公平のご飯は美味しい」と言ってくれる夢
 私が思うに、これは実際に奥さんが言ってくれた台詞で
 その優しさを悔やんでたんでしょうか

 あの多江のような優しさ、幸せを独りで贈る事が出来るだろうか?と。

 奥さんの優しさを思い返す夢は
 彼は、「そんな事は出来ない」って苦しさを突きつけるものだったのかなって。

 でも今は、ちゃんと出来たと思えるから見なくなったのかなって。

 単に、料理が上手くなった今の自分とごっちゃになってるだけの夢なのかもですが。

感慨深い公平さんですが、つむぎ厳しい! だって今日は特別な日だから!!

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 先生 つむぎちゃん 私とごはん作りませんか?

最終回
 原点をもう一度! 特に小鳥さんが自然に笑えるようになったのも大きい!
 最終話冒頭と、最初に「恵」を訪れたシーンと繋がる
 綺麗なラストシーンだった!

 曰く小鳥は三年前に金沢住まいとなり、そのまま帰って来ないかと思われてた

 でも今、恵で働くために帰ってきた彼女を迎え
 再び3人一緒の始まり!

「また始まる」で締める、綺麗な最終回だったわ!

 寝癖直せだのフレーム新調しろだの、お父さんに厳しくなってるつむぎにも笑った!

番外編その1。つむぎ誕生秘話。“生まれるときはいて欲しい”と言われて…

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 しかし! 人生の荒波は容赦なくタイミングが悪いのだったッ!!

番外編その1「ママとおとーさんとはじめまして」
 なにこのママさんかわいい…。名前が決まらず、親バカあふれる公平からスタート!
 多江さん、以前の番外編で馴れ初めが描かれましたが
 鈍感な彼を口説き落としたんですよね

 臨月のまま新学期が始まり、離れ離れになって拗ねる多江さんかわいい

 あの公平をして、「かわいい」と思わせるとか
 どんな苦難の道程だったのか!

 際し互いの実家から、母が住み込みで世話しに来てくれるのも温かい

 見た目、完全に敵キャラなベテランが「味方」だったのも素敵!

万難を排し、生まれる寸前の場に駆けつけた公平ですが

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 意外! それは「あっち行ってて!」

出産、母よ…
 人によると思いますが、正直「見られたくない」ってあると思うんスよ!
 出産の際は、本当になりふり構わない状態ですから
 見られたくなかったんでしょうか
 それか「邪魔するな」と

 とまれせっかく駆けつけ追い出されたッ! “つむぎママ”らしかった!!

 つむぎっぽい一言でしたねー
 名前は絞り、「素晴らしい絆や未来をこの子自身の未来を紡ぐ」と

 おとうさんかママか! どっちを呼ぶかも一大事ですが、「マンマ」も笑った!

 つむぎ誕生編というか、ホント恋女房だったんですねえ…

番外編その2。つむぎ小三の冬、小鳥ちゃんたちが成人&就職へ!

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 でもまさか、つむぎがお酒を選ぶ事になるとは!?

番外編その2「酒とつまみと大人と子ども」
 小三、小鳥は研修で入った料亭に本採用、しのぶは食品会社の営業に就職
 本作では、メインキャラ的にあまり出番がなかった「お酒」が
 ここで輝く時が来た!

 さすが八木ちゃん! 成人祝いだと一本開けてくれる太っ腹!!

 しかし、成人あるあるで「旨いと感じない」と。
 あるあるしかない!

 しかし小鳥の場合、料理屋をやるなら“旨い酒”も知っておくほうがいい

 特に「恵」は夜も開けてますものね

つむぎが選んだのは「小鳥が好きな奴」! 合う料理も作りましょう!!

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 小三時代のつむぎ、作画が完全に男の子だコレ!

わたし、ハマりそう…!
 なるほど米! 小鳥と言えば米! また、最初は「日本酒」とくくって考えてたものの
 元より料理好きな小鳥は、日本酒といっても色んな味があると開眼
 好きな味を探す!

 それ小鳥ちゃんの大好きな話じゃないですか!

 実際には、体質的に呑めないとかもあるかもしれませんが
 酒は料理の味と高めあったりもしますから
 小鳥には大きな転機に

 より美味しくしてくれるもの、と捉えても小鳥ちゃんにはうってつけ!

 ヤギちゃんが、「悪酔いしない飲み方」を教えてくれるのが現代漫画って感じですね

つむぎもお酒が飲めたらな~…、ヤギちゃん達は「10年後」を思う

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 あんまり急に大人にならんでくれますか(八木)。

なお最終話では
 つむぎが飲めるようになった時、十年後もこうやって会を開いてくれる?と。
 もちろん、皆して楽しみに待つことになりますし
 八木は「変わらないだろうな」と

 対ししのぶは、「いいんじゃない 変わらなくても」

 八木さんは、公平も含め「みんなの兄貴分」って感じの頼れる人
 そんな彼と対等まで駆け上がったしのぶ

 二人とも周りをフォローするのが上手い人だけに、相性ばっちりというか

 しのぶに手を焼いてた八木ちゃん、成長にどぎまぎするのが遅れてきた青春ですね

 最終話では、30歳になったしのぶが(たまに?)店にいる模様。

番外編その3。つむぎ小6の春、大好きな友達が遠くへ行っちゃいました

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 当時つむぎは、小鳥の「先生呼び」を直そうとゲームも。

番外編その3「ふたりだけのパフェ会」
 成人時に就職して丸二年後、“最終話”にもあった小鳥の金沢行きでの
 本店勤務になったとの事で、栄転だったのかもしれません!
 小鳥ちゃん、それでも帰ってきたんだから
 初志貫徹ってすごい!

 しかし当時は、離れ離れ、もう戻ってこないかもと不安で。

 当時22歳、完全に「美人」って描き方でしたものね
 行かないで!って言ってしまうつむぎ!
 そりゃ後悔しますけども

 サブタイのパフェ会は、小鳥提案で、最後に思い切り話し合った事!

 事情を察し、「ゆっくり」と言ってくれた犬塚さんも大人でした。

小鳥が旅立った直後、お父さんから「誕生日プレゼント」が

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 当初、ヘアアイロン!? と誤解したのがちょっと笑った!

初めてのスマートフォン
 ドヤ顔でつむぎの期待を外しつつ、“もっと欲しいもの”を贈ったお父さん!
 遠くにいる友達、ケータイには絶好のタイミングですものね!
 小六になり「下級生の手を引く側」にも。

 改めて、「小鳥はほんとの家族みたいなお姉ちゃんだよ」と。

 出会った頃は5歳でしたから、7年目ですものね
 もう一緒に過ごした時間の方が長い。
 家族同然だと。

 また“新一年生の子”とも和解、つむぎも一歩一歩お姉さんになってったんですね

番外編その4。中2の反抗期。あの日の疑念が現実にッ!!

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 つむぎがお父さんのこと嫌いになったらどうしよう…、と言って早六年ッ!

番外編その4「豚の角煮と中2の反抗期」
 つむぎイライラの中学生時代ッ! 他方、父は「反抗期だなんて大きくなって…」
 おとさん!? ちょっとおとさん娘好きすぎじゃないですかね?!
 世が世なら娘好きすぎ罪でタイホですよ!
 タイホ!

 対しつむぎも“実力行使”と言って、セーター買ったげるとかなんなの…?!

 読み進めて分かるのは
 イライラの原因は、「父が父自身の事に無頓着」な事

 愛か! つむぎさん良い子にも程がありますわよ!

 そんな反抗期、反抗期って言葉が泣いて家出するわってんだよ!!

娘の反抗期! 「でっかい肉をじっくり料理したくて」とか言い出して…!?

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 今巻巻頭で、「元気でいる」って約束をしたのをずっと覚えてるのね…!

反抗期
 手間隙かけた豚の角煮、今やつむぎは小鳥のクセもすっかり移ってしまって。
 手間かけた料理は、大変だけどやってる内に頭が整理され
 落ち着かせてくれるんだって。

 喜んで欲しくて、それが台無しになった気がして八つ当たりしちゃったとか

 あと、いくら言っても床で寝ちゃうのが寝不足の原因でしょ!
 まずそのクセ直せよ!とか!!

 頭を整理して、一つ一つ直すべきを見つけて。そうして和解して

 一旦「頭を落ち着ける」、それが出来るようになっていく年頃なんでしょうね

おからパワーで上手に出来た! また、実は小鳥に相談してたのは…

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 ラストシーンはまた肉か! この肉食系肉っ娘は!!

明日 楽しみだね!
 要はこの一言、元気にそう言えるようになれば問題解決!
 実は、レシピと一緒に「父と仲直りしたい」と
 小鳥にも連絡してたそうな

 レシピも出来上がりも、瞬時に写真で送れるし! ケータイってすげえな!!

 豚の角煮も、おからを使って脂を落とすなんて初耳ですが
 レシピってどんどん発展していくものなのね

 脂とろとろ 肉やわらか、しょうゆの味がしっかり染みこんで…

 豚の角煮! すげえ味を想像しやすくて腹が減る!!

最終話。犬塚公平は、「そういうこともあるのか」と驚かされる

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 9巻関係が続けられるよう、おとさん達が決意したのが実ったのか、ゆーかちゃんが!

最終話「いってきますとおうちごはん」
 高校三年進級直後、前巻までの小鳥と同じ歳に達した(!)つむぎの悩み!
 おとさん、すっかり「すぐ娘の話をする先生」と定着してる!?
 ゆーかちゃんは音大、はなちゃん体育大
 つむぎは北海道の大学へ…

 父はきっと「いいよ」と言う、だから困ってんだ!という話

 小鳥ちゃんが過ぎ去った年月に戦慄しておる…!
 ええと30歳くらい!?
 ギャー!
 若ェ!

 あとつむぎが北海道へ行くと聞き、半泣きしたゆーかちゃん変わってないね!

 つまりそれだけ、今もしっかり交流があるのね。いいなぁ。

『つむぎ ずっと おうちにいる』。幼い頃、口癖みたいに言った言葉から

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)犬塚公平
 二人でがんばってきたもんな
 一人になるのが怖い?

 …二人でがんばってきたけど 二人きりじゃなかったよな

 助けてくれる人が たくさんいただろ

 これからも
 たくさんの人や新しいことが待ってるから

 つむぎは一人でも大丈夫だよ


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 すぐる君、抜け駆けして「一緒の大学に」と言ったけどどうなったのかしらね!

これからも
 まさかつむぎちゃんの大学進学を心配する日が来ようとは…。しみじみ。
 幼い頃から、つむぎが「家」が大好きだったのは
 何より父が好きだったから
 第1話もそうでした

 でも二人だったけど、二人きりじゃなかったそれさえ解っていれ大丈夫

 進路は食品栄養学
 美味しいに、つむぎらしい「元気でいて」が混ざった進路
 北海道は母の実家なので、遊びに行った折に知って進路へ繋がったそうな

 奥さんを亡くし独りでどうすれば?と嘆いた、公平さんらしい想いを踏まえた激励!

 そして本編最終話、幼いつむぎが言った“みんなのレシピ”も踏まえた気がします

作中最後の一品は、豪華に“全員主役”のごはん!

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 全部が主役の“3品”、公平・つむぎ・小鳥とかけてるのかしら!

大人のお子さまランチ!
 つむぎのリクエストで、母の味おうちカレー、それにグラタンと初挑戦のエビフライ!
 エビフライ! 子供の大好物なので“初挑戦”は意外ですが
 つむぎは肉ばっかだもんね!

 わたしたち ごはん作るの上手くなったよね(小鳥)

 小鳥自身が料理が出来なかった
 本作の大きなポイントですし、幼かったつむぎが「嘘だー」というのも面白い

 揚げたてザックザク! 身たっぷりのエビフライはホント旨い!

 買ったものだと、身が小さかったりしますものねー。

犬塚公平『ありがとう…』

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 この時、本当の意味で「つむぎが小さな子供じゃなく、大人に見えた」のでしょうか

みててね
 最後は「恵」に駆け込んだ初回、人生が変わったきっかけがラストシーンに
 あの日、「おとさんと一緒ね!」と喜んでいたつむぎが
 父の手を離れていくラスト

 元気に別れるのも、その後じんわり泣いてしまうのも二人らしい…

 なお公平と小鳥ちゃんは、「これは(再婚)あるか?」と
 つむぎが期待しちゃう感じのエンド。
 特にオマケ絵がね!
 愛だよね!

 みててね 「食べるとこ見てて!」と言ってたのを踏まえてか

 離れても、いつか本当に独り立ちしても、「みててね」なんでしょうね

 だって親子なんですから。

短編。「じゆーに かんがえていい めっちゃおいしいものとは な~あに?」

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 もはや懐かしい「いつもの面々」の回想!

短編「世界で一番おいしいもの」
 おとさん大好きなつむぎは、彼に絵本を読んでもらうのもよくある話で
 で、絵本といえば「おいしそうな食べ物」がつき物!
 想像上の美味しい食べ物!
 
 あの雲をちぎって食べたいとか。

 から、「雲をちぎって食べる想像をする」大学生つむぎに繋がりますが
 小鳥ちゃん発想がキレッキレっすね!

 つむぎの子供らしい発想が、気付けば芋煮会になってるのもおかしい!

 だよね、それ実在してますわよつむぎさん!

子供の頃を思い出し、つむぎは“家出て良かったな”と思う

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 正真正銘、本当のラストシーンは「ただいま!」。ですよね!

ただいま
 夏休みの一時帰省を前に、幼い頃を思い出してしまったつむぎさん。
 外に出て分かった「ウチ、むっちゃ仲良いわ!」と!!
 出ないと分からなかった!

 だってホラ、反抗期すら思いやりですよ!? 気づくのが遅いわ! ファファファ!!

 外に出ないと、いつも父の事を考えてしまっていた。
 そこに気付けただけでも出て良かった
 無自覚だったんですもの

 でもやっぱり、家が懐かしくて楽しみで…、「ただいま」するラストが綺麗だった!

 いつもいつも美味しいから
 彼女の中の“世界一美味しい”は、きっといつも更新されている

 その一回一回を、本当に大切にしてるのね

収録

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 入道雲と3人、アニメでのキービジュアルを思い出しますわ!

 アフタヌーンKC「甘々と稲妻 12巻」。
 雨隠ギド、月刊good!アフタヌーン連載、講談社発行。2019年2月(前巻2018年7月)

甘々と稲妻 12巻 感想
 第55話「元気を出して!きんいろチャーハン」
 本編最終話「土鍋ごはんとみんなのレシピ」
 番外編その1「ママとおとーさんとはじめまして」
 番外編その2「酒とつまみと大人と子ども」
 番外編その3「ふたりだけのパフェ会」
 番外編その4「豚の角煮と中2の反抗期」
 最終話「いってきますとおうちごはん」
 あとがき
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 各話間に分量、詳細なレシピと、オマケイラストが掲載。カバー下も。

アニメ 甘々と稲妻 感想 全12話 2016年7月~9月公式ツイッター

 甘々と稲妻 第1話「制服とどなべごはん」
 甘々と稲妻 第2話「豚汁とみせあかり」
 甘々と稲妻 第3話「つむぎとおまたせのハンバーグ」
 甘々と稲妻 第4話「きらいな野菜とコロコログラタン」
 甘々と稲妻 第5話「お休みの日のとくべつドーナッツ」
 甘々と稲妻 第6話「おともだちとギョーザパーティー
 甘々と稲妻 第7話「五平餅とだいぼうけん」
 甘々と稲妻 第8話「明日もおいしいイカと里芋の煮物」
 甘々と稲妻 第9話「うちのおうちカレー」
 甘々と稲妻 第10話「夏休みとねことアジ」
 甘々と稲妻 第11話「おゆうぎ会とさつまいもクレープ」
 甘々と稲妻 第12話 最終回「あいじょーたっぷりお好み焼き」


 甘々と稲妻 1巻“制服とどなべごはん”
 甘々と稲妻 2巻“お祭りと五平餅”
 甘々と稲妻 3巻“おさらい発表会”
 甘々と稲妻 4巻“ふわふわキャベせんとしょうが焼き”
 甘々と稲妻 5巻“おたんじょうびとおすしケーキ”
 甘々と稲妻 6巻“おにぎりと修学旅行”
 甘々と稲妻 7巻“ばっかり弁当シュウマイ入り”
 甘々と稲妻 8巻“サンドイッチとともだちできるかな?”
 甘々と稲妻 9巻“つむぎごはん”一夏の再会
 甘々と稲妻 10巻“受験奮闘!”子供心と親の傷
 甘々と稲妻 11巻“小鳥の卒業”伝えた想いとラストごはん会
 甘々と稲妻 12巻【最終回】つむぎ成長の軌跡!

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