公式サイト ダリフラ ダーリン・イン・ザ・フランキス 第24話【最終回】感想 わたしを離さないで レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり 23時感想追記 これまでの感想はこちら 前回こちら
ヒロとゼロツー、仲間達の迎えた決着。終着はいつだって新しい出発!

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死んで楽になろうというVIRM、でも否定しても、生きる事はいつか死ぬという事だから
 死は無意味じゃない、VIRMへの本当の勝利は、生きる事は無駄じゃない事を
 死んで、引継ぎ、繋がっていく連鎖の素晴らしさを見せる事だった
 私はそう感じました

 自分達が死んでも、繋いだからこそ続いていく。そんな最終回だった気がします

これまでを、一つ一つ踏まえていく最終回
 決戦ではなく、社会再建に的を絞り、しっとりした展開がかなり意外でした
 最終回は、激しい苦しいラストバトルでスカッと巨悪を滅ぼして…
 そうしたエンタメよりテーマを貫いたというか

 ヒロとゼロツーが持っていた人間らしさが仲間に、世界に広がっていく最終回だった!

VIRMという敵に感じてた、根本的な誤解的なアレというかソレ

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 本作は輪廻転生が存在する、そう思うと彼らの印象も変わりました

メイド・イン・ヘブン
 死んでも天国、極楽にいける。VIRMって、“天国そのもの”だった気がします
 死後、魂を天国に留めてやり、苦しい肉体世界に帰るのを阻止する
 生きるって辛い事だらけ、最後には死ぬ
 辛い輪廻転生を止めてやる存在
 と

 どこか、ブラック企業を感じる作風、ラスボスは“自殺の擬人化”だったのかしら

ダリフラ 第24話 感想

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 冒頭
 Aパート
 Bパート
 愛、私たちが教えられなかった言葉
 愛してる
 我らVIRMは滅びはしない
 自分らしく生きてるよ
 感想追記
 制作スタッフ
 公式ツイッターより
 これまでの感想

大丈夫。変わりたいと願った時、きっと、あなたはもう変わっている

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 呆れたようなナナ、第1話など、色んな場面を踏まえた総決算なのが楽しかった!

あらすじ
 ヒロとゼロツーは、時間の感覚さえ失いながら宇宙の果て、VIRM本星へ辿り着いた
 だが、長い航海とVIRMの攻撃に、ヒロの身体は限界を迎え
 フリングホルニを加えた猛攻に力尽きる

 しかしゼロツーの身体を介した仲間たちの声援で、二人は特攻同然に勝利

 イチゴ達は、二人への感謝を“星を未来で繋ぐ”事で返し
 彼らなりの人生を生き抜く

 やがて遥かな時の果て、二人は再び出会い、新たな物語が始まった(終)

ゼロツー『宇宙の果てへと向かう、蜜月の日々』

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 前回、ヒロとゼロツーは“真・アパス”を誕生させ、VIRM本拠地へ奇襲を敢行
 アパスのみ耐えうるゲートで、超巨大爆弾を抱えヒロ達は飛ぶ
 イチゴ達は帰ってくる場所を作ると約束し
 二人を見送った

 ミツルとココロの二人も和解し…?

ヒロ『不思議だ…、もう何日も経つはずなのに、お腹も空かないし、眠くもならない』

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 キミの中で広がっていく、キミが何を感じているのか解る

まるでキミの一部になったみたいだ
 僕は叫竜になるのかな? ゲート通過から70日目、ヒロは端的な感想を口にした
 怖いんじゃない、ゼロツーと一緒になっていると感じるんだ
 と

 ボクもだ、ダーリン

 思えば二人は誤解続き 
 第1話、「ゼロツーがヒロに何を思ったのか?」が謎だったように、齟齬続きでした

 そうした齟齬が、完全に消え去ったんですね。

ゼロツー『…また来た!』

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 二人の翼を合わせれば、僕たちはどこまでも飛んでいける
 今の僕達は、無敵だ


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 いきなりタイトルコール。初めてのスタイルだからこそ最終回!

比翼の宇宙
 いくよ、きて、とセックスを連想させる言葉と共に、前回のフランクス隊同様の光が
 以前なら赤はゼロツー、青はヒロを象徴する色でしたが
 両者が交じり合い敵を一掃…!

 というか奇襲じゃないの?! 完全モロバレで大丈夫なの!?

 二人は穏やかに
 逆に、視聴者を不安にさせる冒頭!

 というか二人合わせたら無敵だ、って完全にガンバスターのオマージュッ!!

新ナナさん『少し、大きくなってきましたね? 妊婦用の衣類、用意しましょう』

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 今の場面から二日後、72日目の地上では、ココロさんが幸せに包まれていた
 周りにはコドモらが集まり、興味津々、それも良い意味に感じますし
 以前と比べ、明らかにナナさんの声が柔らかい
 好転している!

 第1話の博士に言わせれば、柔らかい方がいいんですよ! ってね!!

ココロさん『あ…、でも私だけ特別にしてもらうわけには…』

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 いいえ、あなたが初めての妊婦として、これからの模範となるのですから。

トラブルシューティング
 ココロさんの懸念ももっとも。しかしナナさんは、先を見通した事を語ります
 最初は最上の環境で、出来る限りリスク要因を減らしておけば
 問題の切り分けに役立ちます

 最悪流産した時、“問題だった部分”が多いと、どこを直せば良いか判別困難

 何より先を見通して考える事
 新ナナさん自身の考えなら、とても素晴らしいなって思いました

 以前の彼女が、全く出来なかった事なのですから。

ゾロメ『おっ…、ここだここだっ!』

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 ゾロメ達も既に戻っており、懐かしきミストルティンの探索へ
 あの時は、機能不全で枯れ始めていた植物が生き返り
 すっかり緑の楽園へ

 続くナナさん達に、ちょっと笑った!

ナナさん『あんまり、危ない所にいっちゃダメよー?』

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 ミストルティンが、ミク達に残してくれたのかな…

あの時のネコがいるー!
 ミストルティンに使われていた、“植物が育つ土壌”。地球が健康だった頃の土を回収
 保護者ナナさん、片目ハチさんが何か素敵だ!
 と

 ああ…、俺達また、1からやり直せるんだ

 戦乱で崩壊していたトリカゴ
 屋根を失い、奇しくも、ラクガキの鳥も本物の空へ羽ばたいているかのよう

 トリカゴは壊れた、って何だか象徴的ですね。

ゾロメ『おっしゃあ!

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 今度はきっと上手くいく! 彼らは確かに一度失敗した、でもだからこそ活気付いてる!
 快活に、まっさきに鍬を下ろすゾロメさん!
 アンタが大将!

 ゾロメの元気印は、良い方へ作用する元気印だ!!

イチゴ『こんな資料持ち帰って、どうするの?』

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 ちょっと、やりたい事が出来たんだっ(イクノ)

僕にやれる事/僕たちにやれること
 動き出していた“各都市のナナとハチ”、腕まくりし、読書家の本領が光るイクノ!
 他方、旦那として浮き足立っているミツルもいましたが
 フトシも尊い!

 うんと食べて、栄養つけなきゃだもんね!

 ミクちゃんの顔ォ!
 ああそうか、元々「ココロは、男子のアイドル的存在」でした

 今、その関係が再び活きてるのね!

ミツル『あ、あのう!

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 行って…、きます/はい…、いってらっしゃい
 口からマグマ燃料が吹き出しそうなほど尊い光景
 ミツル、ホント変わった!
 変わったけど!

 変わったけど、“好きな人に素直になりきれない”、ってトコは変わらんね!

イチゴ『ヒロとゼロツー、まだ戦ってるのかな…、…何か少しでもしてあげられるなら』

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 それは皆、一緒だよ。でも俺達は、やれる事をやるしか今はないんだ

彼らの戦い
 残されてしまったイチゴ達、苦しいのは当たり前。でも出来る事をするのも大事
 迷うよりも、目の前の事をなんとかしていかなくちゃ
 って

 アイツらが、そうしたように。

 ヒロとゼロツーは最強です
 でもアパスでも、畑を耕したり人間関係を築いたり、そういう事は出来ません

 出来る事に徹する事、それもまた“戦い”なのでしょうね。

ゼロツー『どの星か、解る?』

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 じゃあ、ボクらで星座、作っちゃおっか?

解らないなら
 二人の蜜月、ロマンチックな話をしていると、ロマンと美学の欠片もない連中が乱入
 戦闘に突入しますが、発想が素敵ですね
 星の名前が解らない

 なら自分達で名付ければいい…、名付けるという事

 それって、名前を持たないヒロがやった事と同じか!
 全ての事が想い出に繋がってる

 今回のエピソードは、つくづくそう感じます。

ゴローさん『ミツル、早く!

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 地上では245日が経過、いよいよ出産の時を迎えていた
 あっと言う間に、前回から8ヶ月!
 周りのコドモが微笑ましい
 なんとなく!

 そして、“皆が泣いている病室”に入ったミツルの沈黙と…、そして…!

ミツル『えっ……!?』

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 それは、あたし達が選んだ最初の“未来”だった
 それをあたし達は決して忘れない


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 ほら…、パパですよっ

命が生まれるということ
 無事、生まれた生命。“パパになる”という事。指にすがってくる小さな小さな命に
 ミツルは、きっと想像してた何倍も何倍も感動したんだって
 私はそう思います

 よくやったミツル! お前がパパ一号だっ!!

 フトシの尊さが上限突破し続ける!
 また、彼らが「パパ」と呼ぶ事、それだけで不思議な思いがしますね。

 ココロとナナさんのやつれ具合、それがまた尊い。

『しばらくして、消えていったコドモ達が保管されている施設の存在をあたし達は知らされた』

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 しばらくして、消えていったコドモ達が保管されている施設の存在を
 あたし達は知らされた

 あたし達は、一歩一歩、確かめるように、この生活に没頭していった

 皆、それぞれの自分を見つけられるように。


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 消えていったコドモ達は解放され、人口は補われる事になった

作り出す喜び
 ナオミは言わば、“消えたコドモ”の象徴、代表として視聴者の印象に残る事に
 彼女は、冷凍処理される際にどんな想いだったのか
 思ってもみない再会なのでしょうね

 実った作物、ハチや、他のコドモも知恵を出し合い運営される世界

 以前、イチゴは背負い込んで倒れてしまいましたが
 きっともう大丈夫

 兵器は生活の糧に再利用され、イクノも、命を燃やすかのように研究に没頭

ここで、「なるほど」と強く思ったワンシーン

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 生き残ったコドモ達は、戦闘兵器として、教育課程を終了した者たちでした
 しかし、「落第のコドモ達」はそうじゃなくて
 小さい子もいるんですよね
 って。

 だからこそ、ナナさんと新ナナさんの存在は、すごく…、大きいです…、と

『そしてまた、決心した仲間が一人』

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 じゃあちょっと、世界を見て回ってきますっ

そして彼も走り出す
 相棒の“056”ナンバー入り、コドモカバン片手に飛び出したのは、誰あろうゴロー!
 でも確かに、これが一番似合うのはゴローだな!
 次点でフトシ!

 長い旅になるだろうが…、よろしく頼む/気をつけてね

 機材の回収
 また、取り残されているコドモがいたら、そう思って旅立つのだと。

 他人の為に動く、イチゴとゴローはいっつもそうだね!

イチゴ『うん…、しっかりやんなっ!』

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 ヒロに続き、ゴローの背中も見送る事になったイチゴ。
 しかし、「ゴローらしい生き方なんだ」
 だから止めない
 大丈夫

 当初、“3度乗れば死ぬから”と、ヒロを止め続けてきた彼女らも変わった、と。

イチゴ『たまには連絡くらいし』

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 じゃあ皆元気で。イクノに頼まれたもの、探してくるよっ

それをアンタが言うのかよ
 なおゴローさん、大胆なKISSをした後、何事もなく旅立っていくファンサービス
 多分、後で思い出して真っ赤になるタイプ!
 きっとね!

 じゃあなっ!/まったく…、ゴローも変わったわねえ…

 とか言うイクノ自身が変わった
 以前、イチゴへの執着に苦しんでた頃なら、どんな顔してた事やら!

 仰天する二人、フトシ、熟したイチゴが最高に可愛い!!!

イチゴ『別れと出会いを繰り返して、あたし達は大人になっていく』

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 別れと出会いを繰り返して、あたし達は大人になっていく
 ヒロ、ゼロツー、そっちはどうしてる?
 二人がいなくて少しだけ寂しいけれど

 二人に負けないように、あたし達もこの星で頑張ってるよ


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 そして…、あの日から2年の月日が経った

突撃艦かっけえ!
 降り積もる雪、当初は土を被せただけ、丸い石を乗っけただけだったお墓
 整備された墓は、いかに衣食住が満ちていったかの証拠
 何かの象徴のようなゼロツー

 そしてイチゴも、絵本の最後が白紙だった気付く事に

 ゴローの旅立ちも改めて凄い
 以前と違い、イチゴが抱え込んで倒れたりしない、って信じてるって事ですから

 他方、(視聴者的に)まさかの2年連続無双となったヒロ達…!

ゼロツー『ダーリン?』

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 出撃783日目、当初、眠くないと意気軒昂だったヒロはうたた寝し
 ゼロツー、アパスの白いウエディングドレスも
 焼け焦げが目立つようになった

 バリアも半ば欠け、満身創痍は明白。だが遂に、敵母星に到達…!

ヒロ『皆の夢…、元気に暮らしてた』

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肉体に縛られし、か弱き生命体よ

 
我が声を聞け


 ゼロツー「来ても無駄だ! ダーリンにはそんな言葉は通じ…、何!?


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 あれは…、フリングホルニ!? 

“神さまを弔うもの”
 実に二年半かけ到達したヒロとゼロツー、しかし敵は“フリングホルニ”を投入
 対し、こちらはヒロが昏倒し…
 と
 
 ダーリン行こう! ダーリン? …ダーリン!?

 叫竜のコアから作った大槍!
 周りの小さいの、先の戦いにもいた槍型戦艦は、デッドコピーだったのかしら?

 戦いは数だよ兄貴! 偉い人たちはよく解っていらっしゃる!!

ゼロツー『ダーリン、しっかりして!?』

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 寸法上、13都市を直接ブン投げるより数倍デカいらしいフリングホルニ
 敵の猛攻のみならず、稀に飛んでくる大槍には
 さすがのアパスも削られる!
 むしろ軽傷!

 21話ラストを思えば、アホみたいにデカいんですよねコレ!

ゼロツー『何で?! こんなに近くに居るのに…、ダーリンの声が聞こえない!?』

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 ゼロツー… 
 ゼロツー…!
 こんなに近くに居るのに、キミの声が遠くなっていく


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 ダメだ! やめろ!?

二人の壁
 ヒロ昏倒はVIRMの仕業、と言っても、別に大したことをしたワケでなく
 意識の表面を軽く撫でただけだった
 が、十分

 お前達は表面上繋がっているが、それだけだと言うVIRM

 叫竜の結晶となったゼロツーとは違う!
 散々、二人を阻んだ種族の壁が、やっぱり最後まで立ちはだかることに

 切り札・叫竜爆弾も、なす術なく引き出されてしまう

ゼロツー『やめろ!

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 爆弾は今回、二人の堕胎の隠喩だったような気もしました
 前半での、幸せそうな出産シーンとは真逆
 お前達は住む世界が違う
 分不相応だ!
 のような。

 拘束されたゼロツーと絶叫に、そんな印象を受けます
 
ヒロ『静かだ。俺は何処に行くんだろう』

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 静かだ。俺は何処に行くんだろう
 一緒だって誓ったのに

 キミに最後までより添えないのは、俺が人間だからなのか


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 ダーリンの意識が消えていく…!

最後まで寄り添えない
 物語当初、ゼロツーは「バケモノだから嫌われる」と思い込み、悩んでましたが
 ここにきて逆転、人間であるヒロのほうが
 無力感に苛まれる事に

 ねえ、お願いだ…、皆、ダーリンを助けて…!

 フリングホルニ直撃
 瀬戸際で、誰でもなくヒロの生死だけを気にかけ続けるゼロツーが辛い

 当初は周囲を侮蔑、やがて信頼し、遂に“皆”に弱音を吐く事に

『だーぃん、だーぃん?』

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 他方、「アイ」と名付けられたミツココの子、教えてもいないのにダーリンと連呼
 いまや、「パパ」「ママ」と呼び合うようになった夫妻は
 緊急事態を悟る事に

 名前を呼ぶと痛むという洗脳が、「パパ」「ママ」呼びに繋がった!?

イクノ『元はナオミの持ち物だって聞いたから、見せるかどうか、迷ったんだけど…』

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 私が今ここにいるのも、この鏡が繋げてきてくれたおかげ…、感謝しなくちゃね

繋ぐもの
 元はナオミが、“もう私には要らない(と死を覚悟した)”1話で、ヒロに押し付け
 やがて、個人として買い物などが出来ないヒロが
 贈り物としてゼロツーへ

 このゼロツーが、宇宙のゼロツーと繋がってる?!

 ヒロとゼロツーの縁だった鏡
 そんな話をしてると、「石となった肉体」を通じ、二人に呼びかけようという話に!

 何が面白いって、あのミツルが! そんな無茶を言う事だぜ!!

フトシ『だとしても、どうやってこっちから呼びかけるんだ?』

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 こちらも繋がるんです! 皆で とかいうよくわからん理論!!
 それを、あのリアリストだったミツルが言う
 そこがいい!

 ここで気づきましたが、ナオミ、右腕を失っていたんですね

イチゴ『それからあたし達は、空へ向かって祈った。昼夜関係なく』

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 それからあたし達は、空へ向かって祈った。昼夜関係なく
 希望者の数は、日に日に増えて行き

 皆、その不確かなものに向かって、言葉を投げかけた

 ゼロツー「聞こえる…、皆の声だ…、ねえダーリン…、この声が聞こえる?


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 イチゴ「私達、この星で頑張ってるよ!

 ゴロー「忘れてねえからな、お前達の事! 一日だって忘れた事あるもんか!
 フトシ「二人の居ない13部隊はさ、ちょっと寂しいけど
 フトシ「新しい仲間だっていっぱい増えたんだ!

 ゾロメ「俺はお前らには絶対負けねえ! 自分の道を生きてやる!

 ミク「そうよ! 皆で絶対に絶対に幸せになってやるんだから!
 イクノ「決めたんだ、残された命、精一杯生きるって!
 

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 ヒロ! 僕たちの子供に“名前”を付けました!
 あなたが昔、僕たちに付けてくれたように!

 アイ、私たちが教えられなかった言葉

 古い文献で、二人のような強い絆を持つ事が、愛する、と言う事を知りました
 あなた達のように、この愛を、子供にも受け継いでいきたい!
 そう、決めたんです!


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 聞こえる…、皆の声が、アイ…!

 そうだ…
 ニンゲンは強い
 これはダーリンが始めた事だよ

 皆と生きたい、そこに居たいと叫んでる


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 ゼロツーの“身体”は、石になってしまった後も繋がったまま。通信機として機能した

ダーリンが始めた事
 物語当初のヒロ、周りの反応は“ウダウダ言うな”、視聴者を含めそこにあった気がします
 でもそれは、時流に対して「それでいいのか?」と疑問を持ち
 考え続けるという事

 自分で考え、疑問を持ち続ける。完全縦割り社会ではそこが大切だったと

 乗れないと価値がない
 乗れなかった子が、施設から、毎日のように消えていく中で育ったヒロ

 彼の脅迫観念は、視聴者が思ったより大きかった。

ヒロ『俺のはただのわがままだ。考えなしに走って、皆にも迷惑かけた』

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 そんな良いもんじゃないよ。
 俺のはただのわがままだ
 考えなしに走って、皆にも迷惑かけた

 そこまでして、いきたかったんでしょ?
 だからこそ、ここに居たいってボクに叫んだんでしょ?

 ボクには、キミが眩しく見えたんだ

 苦悩する姿も、その涙も、ボクの憧れたニンゲンそのものだったから。


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 命令違反がヒロのスタイル、練習機で飛び出し、部屋を抜け出し…、と

憧れの連鎖
 前々回、遂にゴローに怒られた“わがまま”も、そこまでして何処かへ行きたかった
 物語当初、考える事を止めてしまっていたゼロツーには
 眩しく感じたと。

 パパ達の言うとおり叫竜を殺せば、いつかニンゲンにして貰えると思い決めた

 物語初期、ヒロは、自由なゼロツーに憧れたと言いましたが
 ゼロツーもまた憧れていた

 お互いに、「あんな風になりたい」と理想を投影し、追いつこうと努力してた

ゼロツー『キスはね、“ボクだけのもの”。トクベツな証』

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 そしてボクらはキスで繋がれた
 キスはね、“ボクだけのもの”。
 トクベツな証。

 ボクらは偶然出会って、必然的に惹かれあった

 さあ、ボクの名前を呼んで、ダーリン!
 さあ、溶け合おう!

 ボクらは比翼の鳥だ!!


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 元々、結婚の象徴だったキスは、記憶消去の混乱か「ボクのもの」の意味になった

“互いにキスをする”という事
 第1話ラスト、ゼロツーがキスをしたのも、心から気に入ったという証
 涙するヒロを見て、「ボクのものにしたい」と思い決め
 衝動的にやってしまったと

 当時はヒロ=ダーリンと思っておらず、二度目の恋もヒロだった

 ゼロツーは、キスに特別な意味を持っており
 ヒロは理解しきってなかった

 ゼロツーからキスした1話21話後、トラブルが起きたのは、必然だったのでしょうか

ゼロツー『感じるよ、ボクに流れるキミの血を!』

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 感じるよ、ボクに流れるキミの血を!
 指の先まで、キミに染まっていく!
 皆と出会えて、幸せだった!

 ボクは生まれてきて良かったんだ! ダーリン、愛してる!

 俺もだ、ゼロツー、愛してる!


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 インプラント、開始!

比翼の翼
 ヒロ復調、復活したゼロツーは、フリングホルニを支配下に置いて敵陣を突破
 遂に、叫竜爆弾をタッチダウンさせる事に成功するも
 敵包囲網に捕まる事に

 第1話、角のせいで孤独だ、と生まれを呪っていたゼロツー

 だからゴールは、“生まれて良かった”と思う事
 辿り着かせたのは愛!

 愛! ココロとミツルに教えて貰った、二人が新たに学んだ言葉!!

ヒロ『まだだ! 俺達は二人で、絵本の続きを描くんだ!!』

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 敵包囲網に捕まったとき、アパスは崩壊しストレリチアが突貫
 さながら、1期OPラストで崩壊したストレリチアのように
 コクピットから飛び出してたストレリチア!
 やっぱり最後は中の人!

 ヒロとゼロツー、共に力を使いすぎ、赤と青の叫竜人の姿になってしまうも…

ヒロ『ゼロツー、キミと一つになっていく』

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 ゼロツー、キミと一つになっていく
 ゼロツーが俺で
 ダーリンがボクだ

 多分、僕らはもう少しで消えてしまう
 でも、歩んできたこの道は消えない、皆が繋いでくれるから

 いつになってもいい
 ボクらに魂というものがあるのなら、ボクはあの星で、もう一度キミに出会うよ

 愛してる、ゼロツー
 ボクも、愛してるよ、ダーリン


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 頑丈だった叫竜爆弾、点火には、二人のコネクトが必要だった

彼らの幸福論
 最初から不帰の旅、起爆させる為に、二人は現場に残らないとダメだった
 二人は、VIRM本星ごと爆発して魂だけとなり
 同様に魂も解放へ

 VIRMが方々から掻き集めた魂は、“肉体へ帰る”べく四散する事に

 その阻止がVIRMの目的だったらしい
 死後、新しい肉体への転生は、また“生物”として苦しむという事ですから

 阻止し、魂という幸福な状態で生かすのが狙いだった、と

VIRM『魂と呼ばれる者たちよ、また古き肉体の檻へと帰るのか』

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 魂と呼ばれる者たちよ、また古き肉体の檻へと帰るのか
 また、苦しみや悲しみといった感情に縛られるのか
 我らVIRMは滅びはしない

 進化の先で、また相見えることになるだろう

 この宇宙に命という揺らぎがある限り


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 崩壊したVIRM本星、しかし彼らは滅びないという

偶然出会ったのは必然だった
 あくまで、これまで迎え入れた魂が解放されたに過ぎず、彼らそのものは無事
 多分、そういう結末だったのだと思います
 彼らは魂も兵器も失った

 だから再侵攻も当分ないけど、いつかまた出会う信じている

 オトナ達がそうだったみたいに
 たとえば感情に囚われ、性差を“時代遅れ”、生きるのが苦しいと感じたらVIRMに繋がる

 進化が合理化なら、必ずVIRMに突き当たる、みたいな

ゴロー『終わったんだな……』

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 ゼロツー通信、空を覆う爆光に、終わったと実感した地球のイチゴ達は
 この星はもう一度始まる事を許された
 と、二人に感謝。

 帰還した叫竜艦隊が、地球と同化、“星の生命力”を補う事で事態は激変する

イチゴ『どれだけかかってもいいからさ、ちゃんと帰ってきなよ、二人とも!』

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 どれだけかかってもいいからさ、ちゃんと帰ってきなよ、二人とも!
 いつ帰ってきてもいいように

 この星は、あたし達が繋いでおくからさ!


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 ココロが泣くシーン、「ハチさんの目、治ったんだ!」と思ったら作画ミスだった!

出撃から3705日目
 緑地が一気に増え、ゼロツーの“叫竜の身体”も、生命力ある土へと変わり、桜を育てた
 残った面々は、もうマグマ燃料を使うまいと心に誓い
 依存した機械は苔むしていく

 生活は苦難の連続、何もないところから、自給自足への模索が始まった

 風力発電を復活させ
 また、枯れたまま、崩壊した“ミストルティンの土”に依存する都市を援助

 ハチさんも外遊組…、笑ってる?! ハチさんが?! 

イクノは言葉通り研究に没頭、ナオミはすっかり助手に

00289
 全く歳をとらないコドモたち、ナナやハチの前例から、成長するのかと思いきや…?
 これは、直後のシーンで杞憂だったと描かれます
 老いないのは“ハチとナナ”だけ
 不老処置済み

 VIRMの収穫を免れたのは、精神にコドモの名残があったからなのでしょうか
 
『それからあたし達は、あの絵本の続きを描いた』

00292

 それからあたし達は
 あの絵本の続きを描いた
 あの二人が、いつまでも寄り添い続けられるように

 この先の子供たちに、二人の事を語り継げるように。


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 へたくそっ…、と、第2話を再び、優しく繰り返すイチゴ。

彼らの役割
 いまや記念碑のようになったイチゴ達の機体、ゼロツーの桜が広がったらしい街
 ハチは、自分達を「オトナでもコドモでもない」と再定義し
 老いない身体を活かそうと決意

 彼ら、人間の未来に寄り添い、見守り続けることなんだろう

 自分達は人間じゃない
 終わってみると、ゼロツーに近い、しかし前向きに在り方を受け容れる事に

 第1話ゼロツーの、“居場所なんて作るものだ”的な

ナナさん『もう…、いつまでも固いわねっ』

00300
 1話冒頭、フランクス博士にセクハラされた台詞を繰り返すナナさん
 ナナさん自身、大概マジメな人だけど
 それ以上に真面目!
 ガチガチ!

 しかしナナさん、今度はセクハラならぬ…。

ハチ『私には感情がないからな』

00301

 私には感情がないからな
 その代わりに君がいる

 君が隣にずっと居てくれるなら、私も変わる事が出来るだろうか…?


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 ねーねー、はちー、こっちきて?/あ、ああ? ちょっと行ってくる

心をなくしたブリキの木こり
 以前のように無感情に嘆き、しかし“変わりたい”と希望を抱いたハチの姿
 高い背を、困ったように折り曲げて歩く小さな背中は…
 と

 変わってるわよ? あなたも…、私だって。皆、変わりつづけるの

 社会の歯車として、鋳型に嵌められ続けたハチが
 今、自分で願いを持った事

 呆れるナナ、小さな背中が本当に「良かった」って思える!

ゾロメさん『ハーッ、こうやってみると、だいぶチビ供増えたよなあ』

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 トリノスを中心に築かれた町では、折りしも入学式の真っ最中!
 第1話が、壮麗な「入隊式典」だったのと対になる
 手作り感のあるイベントに
 あの人形!
 名前!

 ミツルも子供が…、目元が“昔のミツル”に、クッソ似てるのがクッソwwww

子供『ぞろーめ先生ー! ナナ先生が、会議に出ないって怒ってたよー?』

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 ちょっとー!/ゲェーっ、ミク………

これ絶対、子供の初恋はミクかゾロメ先生や!
 見た目にすごく変わった気がする割に、中身は全く変わらないゾロメ先生!
 ミクと、アホ毛チャンバラとかいう新芸を身につけていた
 なにそれすごい

 せっかく皆が集まる日だってのに、変わらないわよね? あの二人

 ゾロミクは恋を飛び越し、もう家族
 以前、二人を演じる方々が、総集編で言っておられたのを思い出しますね

 そしてイクノは、さすがにもう限界が近付いた様子ですが…

イクノ『うん…、順調よ。元気に育ってる』

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 素直に、これが第一子だとすれば、イチゴも本当に身持ちが固かった
 また見方を変えれば、イクノの身体が限界に近い事から
 子供を見せてあげたかったのかもしれません
 薬、酸素吸入器、もう限界…。

 続くイクノの言葉は、行く末を見守れず、辛そうにも感じます。

イクノ『イチゴがお母さんか…、どんな子になるのかな?』

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 イクノー! これ、新作のパンっ!!

彼らが刻み行くもの
 すっかり福福しくなったフトシですが、実は最終決戦時点でも拒食症は続いてたらしい
 イクノの研究で、食欲が戻り健康になったのだそうな
 今やパン屋の親分さ!

 イクノの研究のおかげだよ/あんたのパンだって、たいしたモンだよ…

 研究で老化スピードを抑制。
 コドモ達は、ナインズほど顕著ではないにしろ、老化が早かったという事らしい

 イクノが老いた例から、戦闘の影響なのかもしれません

『ココロちゃんのとこ、4人目だって』

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 唯一カップルにならなかったフトシ組、イクノは何だかナオミとも良いパートナーに。
 フトシは、可愛い嫁さんを見つけて3人のパパになり
 今や、自分がパンを作る側になった
 皆をお腹一杯にしてる

 いつもパンを食べてた少年は、“幸せ”を皆に贈る側になったのね

『でもゴローは言ってたよ、その子の為に、しばらくはイチゴの傍にいてあげたいって』

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 ゾロメ「俺達もすっかり大人になったよな~
 ミク「中身は子供のくせにっ
 ゴロー「何だか、俺らが見てたオトナとは、随分違うけどな?
 ココロ「私達の子供にとって良い大人であれば、何でも良いんだよ、きっと♪

 イチゴ「ヒロ、ゼロツー、私たちは今、自分らしく生きてるよ

 イチゴ「それを教えてくれたのは、あなた達二人だった


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 フトシ「何事も楽しむ事!
 イクノ「時には抗う事
 ゾロメ「努力し続ける事!

 ミク「生ぬるいやり方じゃなく、本気で取り組む事
 ココロ「相手を知ろうとする事
 ミツル「運命は、自分の手で決める事

 ゴロー「自分の気持ちに、正直である事
 イチゴ「誰かの翼になる事

 イチゴ「きっと誰よりも、あなた達二人が、そんな人間らしさを持っていたんだと思う
 

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 ゼロツーが遺した桜の樹の下、久々に集った仲間達

彼らの時代
 それぞれがヒロとゼロツーの生き様から、何を学んだかを思い起こす
 そして今、それを実践しているんだと再確認し
 彼らの世代は幕を閉じる

 ミクとゾロメも揃いのペンダントを身に着け、絆を強くした模様

 さっきは、成長に目が奪われましたが
 仲良くやってるのね!

 寂しいですが再会は叶わず、しかし確かに、意思を受け継ぐ結末に。

ヒロ&ゼロツー『いつか…、きっと』『うん……』

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 あなたはだぁれ?/ぼく? ぼくのなまえは…

“オカエリナサイ”
 やがて遥かな未来、フランクス博士の世代以上、叫竜達の街のように地球は発展
 ゼロツーの桜が枯れ始めた頃、二人の魂は地球に帰還し
 また樹の下で、再び出会うのでした

 皆で繋いだから、だから始められる。新たな物語へと。

 第1話と逆に助け起こすヒロ
 出会った13話と逆に、今度は「ゼロツーから飴玉をあげる」展開を示唆して。

 守り、仲間が繋いだ世界、二人はもう一度出会うのでした、と。

感想追記

 WEB予告
 脚本の人「本作はコミュニケーション」
 最終回、なんて壮大な結婚式!
 最終回、出てくるかなと思った人たち
 最終回、ミツルやココロさん達も輝いていたけれど
 つくづく、“誤解してたなあ”と思った人
 ゼロツーが憧れたニンゲンそのもの
 ゼロツーがキスに込めてた想い
 人間性を失った世界を、駆け抜けていったヒロとゼロツー       

予告『とおいそら、時間も距離も飛び越えて』

00038

 ゼロツー「とおいそら、時間も距離も飛び越えて
 ヒロ「二人きりの、気が遠くなる程の長い旅路

 ゼロツー「ボクの中に、キミがいるから
 ヒロ「キミの中に、僕がいるから
 ゼロツー「その温もりを、想い出と共にちゃんと覚えているから

 ふたり「「もう二度と、キミの手を離したりはしない」」
 
 最終回 わたしを離さないで


00231
 満身創痍の必殺パンチ! 直後、アパスは失われる事に

わたしを離さないで
 オープニングで印象的な、“ボクを怖がらないで”から、一歩進んだ言葉で最終回
 アパスが、勝利し帰還する事を思わせる内容だったのが
 ミスリードとなる事に。

 結果から言えば、離さなかったからこそ、共に帰ってまた出会えた

 既に時間も関係なかったとしても
 途方もない距離と時間を、手を繋いだまま帰ってきたのだと思うともう…

 とにかくラブい最終話だった!

本作はコミュニケーションを描いた物語。広がり広がり、奇麗に畳んで完結へ

00389
 ヤドリギの下で始まった物語は、出会いの季節の象徴、桜の下で再び“始まる”

そして物語は繰り返す
 以前、特番Ⅱシリーズ構成(脚本監督)の林氏が仰ってましたが、本作は4部作
 ヒロとゼロツー、二人と13部隊、コドモと世界、世界と宇宙と広がりました
 だから、最後は「二人」に戻って完結したんですね

 私はラスト、イチゴ達が参戦するかと思いましたが、それも本作らしくなかった

 ラスト、皆でドハデに戦って盛り上げるかと思ったんです
 でも地道に復興最優先!

 兵器にリソースを費やす余裕はない、そこが地に足がついてたよう思えました

本作らしさと言えば、割と盛大に外れた予感。そして納得

00210
 この中で、何人が、誰が最初に犠牲になってしまうんだろう的な

根っこにあったもの
 切羽詰った世界観で始まっただけに、そんな予感もありましたが、そんな事はなかった!
 大切な仲間、一緒に生き抜かなきゃ意味ないだろ!と絆を深めていき
 無事最終話まで戦い抜く事に

 また本作は、“このスタッフで作品を作りたい”という監督の意思がきっかけ

 制作、脚本側自体に「仲間!」って思いがあって作られた作品だった
 と、特番で聞いて納得した覚えが。

 アニメ業界に限りませんが、入れ替わりは激しいですから。

奇しくも、マジで体現してしまったのはゴローさんだった

00397
 第1話から、超イチゴ庇いまくりマンだったゴローさん。

ゴロー(梅原裕一郎さん/濱野大輝さん)
 2018年5月、中の人が急性散在性脳脊髄炎による療養となってしまったゴロー
 彼に限らず、優しい好青年役から、ヤングブラックジャック主人公や
 ガッチャマンクラウズの鈴木理詰夢なども。
 梅原裕一郎さんは本当に広い。

 今しか一緒に仕事できないかも、って監督の気持ち。そのままだったなって。

 ご回復をお祈りしております。

同じく第1話で、改めて思ったと言えば

00292
 初めて戦った叫竜「モホ級」、明らかに陸戦用じゃないデザインで
 制作会社含め、叫竜って、絶対宇宙兵器だよねと思ったんです。
 宇宙編、折りに触れて予告してたんだなー
 と改めて思いました

 唐突と言われた宇宙ボスですが、“敵は宇宙”と、割と示唆してたと私は思います。

ウエディングドレスを着てブーケを持ち、しずしずと臨んだ最終回

00001
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00168
 ウエディングドレスを着て、互いの愛を誓い合った最終回

では近いの口づけを
 壮大なブーケ・タッチダウンで終わった最終決戦、皆の想いを伝える場面が
 結婚式での、友達のスピーチと重なってた感じてしまい
 つくづく結婚式に感じました

 ほら、結婚は人生の墓場だって言うし!

 とブラックジョークでは怒られそうですが
 二人の共同作業、スピーチ、愛の誓いあい口づけして終了…、と

 やっぱり結婚式に感じるし、ラストバトルを見立てるって、ダリフラらしい気がしました

二人の翼を合わせれば、…僕達は無敵だ

00377
 後なにより、最終話近辺が、すっごく「トップをねらえ!」だった!!

元ガイナックス社スタッフ作品ッ!
 同社代表作を、エヴァと共にモチーフにしてる辺り、ガイナらしいと思います
 だって、トップをねらえも「エースをねらえ!」「トップガン」
 様々な作品のパロディでした

 同じく代表作エヴァ、ナディアといい、ガイナといえばパロとオマージュ!

 そのトップが、今度は下敷になったんだなあと思うと
 ちょっと面白い気がしました

 ええ、よくってよ!

最終回! 出てくるかなあ、と思ったらそうでもなかった人たち

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 博士の内縁の奥さんはともかく、001やフランクス博士も最後まで再登場せず

生と死
 ロボアニメに限らず、最終戦は、死者が語りかけてくるのが一つの定番ですし
 VIRMは、死者の魂を担う連中なのですから
 出てくるかと思いました

 しかし本作は、死を肯定するVIRM、生のヒロ達構図を徹底

 だからか、出てきませんでしたね。
 結果、それっきりの出番になってしまったナインズ達が少し寂しかった…、けど仕方ない!

 ちゃんとテーマとして徹底してたんだなー、って改めて思いました。

逆に、最終回に出て嬉しかった人たちといえば

00025
 ナオミは規定路線として、新ナナさんや、他のハチやナナさんが登場
 特に新ナナさんが、「今後」を見据えた考えをしてたり
 変化を感じたのがとても素敵だった!

 前「ええ、このままだとダメですね」と、命令待ちで他人事でしたから。

モブ勢が最高に輝いてた最終回。いい奴らばっかじゃないか!!

00059
 視聴者にはモブでも、ゴロー達にとっては既にかけがえない仲間で。
 泣いたり笑ったり、きっと皆、つい先日までは疲弊しきって
 いつかの隊長みたいだったんだろうなあ
 とか

 ゴロー達が作り上げた繋がり、“仲間”が皆いい奴そうだった! 女子かわいい!

最終回、イクノさん格好良かった。フトシさんいい男だった!!

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 フトシさんが素敵な家庭を築きすぎ問題。声も好演だった!!!

フトシとイクノと
 イクノは、技術発展に寄与し、コドモ達の老化を食い止める大活躍だったし
 フトシは逆で、「みんなに美味しいご飯を作る」っていう
 すごく地に足が着いた仕事をしてて

 特にフトシ、自分が幸せに感じる事を、皆にしてあげる職って最高だよね!

 やんちゃなゾロメとミクが、子供を育てる側になっているのも
 何だかハマッてて素敵でした

 ゾロメ…、大人になれたんだね…。良かった…。

中盤辺り、絶対この人は裏がある。と思ってたハチさん

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 いつもすっくと立ってた背中を、丸く小さく追って遠ざかっていく。素敵。

ブリキの木こりは心が欲しい
 ハチさん、やたら博士と通じてる描写があったので、裏の顔があると思ってました
 ゴローと同じで、表面上が整い過ぎてるあまり
 裏を疑ってしまいました

 でもふたを開けたら、そんな自分に苦しんでる、本当にただの中間管理職で

 苦しめない自分に苦しんでいる
 でも「苦しみたい」と思うのは、既に変わっているからなんですよね。

 ちゃんと変わっていた、そんな今回の彼のシーン、特筆大書して好きです。

ハチさん自身は、割とサラッと言ってましたけど

00299
 私は彼らと違う生き物でいい、だからこそ彼らを見守れるんだみたいな。
 上でも書きましたが、ここがホントに「すごいな」って思いました
 ゼロツーがひたすら悩んだ所だから

 無感情だったからかな、って思えば、無感情な事もマイナスだけじゃなかったみたいな

 大人だって悩んでる、その象徴みたいだった彼、好きです。

第1話、ゼロツーがヒロに見たのは“憧れた人間そのもの”の姿

00186
 苦悩する姿も、その涙も、ボクの憧れたニンゲンそのものだったから(ゼロツー)

比翼連理
 第6話時、ヒロは「ゼロツーに憧れたからキミに乗りたい」と告白しました
 第13話でのゼロツーは、人に憧れていたこと
 人になりたくて戦ってたと明かします

 ヒロは自由な彼女に憧れ、ゼロツーは苦悩し涙するヒロに憧れた

 共に、自分に欠けたものを追いかけあってたんだなと。
 改めて気付かせて貰った気がします

 互いが理想だと、追っかけっこして成長した二人、すごい素敵だなーって

ゼロツーがキスに込めてたのは、“ボクのもの”という想い

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 だから第1話、ガチで気に入ったヒロにキスをした

ボクのもの
 逆に、ヒロから問答無用でキスした15話に、どんな感情を持っていたのか。
 自分はバケモノ、ヒロに相応しくないって誤解してたとき
 ヒロからキスされた

 ゼロツー視点、ヒロに、君は僕のものだ、と好意を伝えられたと感じた

 そりゃ、喜び赤化してダーリン連呼飛翔するよね、って改めて思いました。

“永遠の街”で顕著だったように、人間性を失った世界だったから

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00361
 ゾロメ回永遠の街」と、フランクス博士回「人ならざるモノたち2編

ディストピアに花が咲く
 特にこの2編で、この世界はディストピアだ、と視聴者に強く印象付けた気がする本作
 だからこそ、今回ラストでの呼びかけに繋がったんですね
 二人は誰より人間らしかった

 二人の人間らしさが、仲間を、そして世界を変えていった物語

 物理的にそうだったように
 二人の行いは、この世界に花を咲かせた、取り戻したんだなー、みたいな。

 そして具体化したのは、仲間あっての事なんだと。

二人で始めて広がっていった。“始める事”が大切なんだと

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 だから視聴者へのメッセージとしては、“始める事”が大切なんだよって。
 そして、それを広げて繋いでいく仲間も大切
 全力でやろうぜ!
 みたいな

 たとえ一人ぼっちでも、ハチのような人でも、思うから始めようよ、みたいな

特に本作の場合、監督が独りで発起し始めたプロジェクトですから

00368
 大丈夫大丈夫、飛び立てば、動き出せばなんとかなるよみたいな
 そういう、「動き出す事が大事だよ!」「そしたら広がる!」って
 テーマを強く込めてたのかな?
 と

 最後でのイチゴ達に、なんとなくそんな事を感じました。

転生とかいう反則技で繋がった二人、でもそれも本作らしいオチだと思う!

00389
 冒頭でも書きましたが、VIRMの誘いを断り、生きよう!って思う事
 結局、最後には死をまぬがれないのが“生き物”なワケで。
 死んでも、大事なものの為に世界を繋いでく
 それも一つの答えなのかな
 みたいな

 最終回、それが“VIRM=死ぬ方がラク”への、答えなんだなって思いました

2018年7月7日 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第24話「わたしを離さないで【最終回】」

00208
 絵コンテから作画まで! 錦織敦史監督フル出動最終回ッ!!

スタッフ
 脚本:林直孝、錦織敦史
 絵コンテ:錦織敦史
 演出: 錦織敦史、岡本学
 作画監督:黒木美幸 大舘康二、浅賀和行、西井輝実、杉山和隆、田中裕介、高橋沙妃、馬場充子、川上大志、道下康太、髙田晃、錦織敦史、田中将賀
 総作画監督:田中将賀
 アニメ制作:A-1 PicturesTRIGGER
 アニメ制作:CloverWorks
 原作:オリジナルアニメ/グレンラガン スタッフ参加

あらすじ
 仲間たちと別れたヒロは、VIRMとの最後の決着を付けるため、ストレリチア・アパスとともに宇宙の果てを目指す。
 虚無にも等しい真っ暗な宇宙空間をひたすら飛び続ける――永遠にも思えるその旅路は、やがてヒロの時間の感覚すらも失わせていく。
 一方、地球では、イチゴたちが宇宙から戻ってきてからすでに数年が経過していた。彼らは幾多の苦労を乗り越え、ようやく平穏な日々を送れるようになっていた。

死を否定して生き抜いた二人は、また出会って歩いていく。最終回!!





























































































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00224
 フランクスからフランキスへ、“鋼鉄の乙女”は生身に。それがフランキスだったのかしら

ダーリン・イン・ザ・フランキス
 放送前特番で、「本作はいっぱい取っ掛かりを作ったから見てね!」といってた通り
 第1話からゼロツーはエロいし、第2話では可愛いし
 操縦システムは完全に立ちバックだし!

 また、仲間の誰が死ぬんだろう?と思える、絶望的な状況など“フック”多数

 狙いは、テーマ性の強い作品を“見てもらう”事にあったのかな。
 と、最終回に特に感じました

 死を否定、でも生きるっていつか死ぬ事だから、無為にしない事が大切だと

 繋がるって言葉を重視したのは、ここに繋がっていた気がしました。

ダリフラ 第24話 感想

 冒頭
 Aパート
 Bパート
 愛、私たちが教えられなかった言葉
 愛してる
 我らVIRMは滅びはしない
 自分らしく生きてるよ
 感想追記
 制作スタッフ
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 ダーリン・イン・ザ・フランキス 1巻“恥ずかしいから目 閉じてて”
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 2巻“朝チュンと2度目”第2~5話を再構成

オリジナルアニメ ダーリン・イン・ザ・フランキス 感想 2018年1月 公式ツイッター

 ダーリン・イン・ザ・フランキス 放送直前特番
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第1話「独りとヒトリ」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第2話「繋がるということ」トリカゴ
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第3話「戦う人形」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第4話「フラップ・フラップ」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第5話「キミの棘、ボクのしるし」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第6話「ダーリン・イン・ザ・フランクス」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第7話「流星モラトリアム」 ※真夏のセツナ
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第8話「男の子×女の子」 ※Beautiful World
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第9話「トライアングル・ボム」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第10話「永遠の街」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第11話「パートナーシャッフル」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第12話「ガーデン/始まりの庭」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第13話「まものと王子様」ひとり(後半)
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第14話「罪と告白」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第15話「比翼の鳥」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス プレイバック特番
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第16話「ぼくたちの日々」OP2Escape
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第17話「楽園」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第18話「桜の花が咲く頃に」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第19話「人ならざるモノたち」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス プレイバック特番Ⅱ
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第20話「新しい世界」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第21話「大好きなあなたのために」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第22話「スターゲイザー」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第23話「ダーリン・イン・ザ・フランキス」
 ダーリン・イン・ザ・フランキス 第24話「わたしを離さないで」【最終回】