そらのおとしもの作者 試し読み プランダラ 11巻 感想 レビュー 考察 画像 内容 ネタバレあり 水無月すう これまでの感想はこちら。前巻はこちら
議会(アルシング)”、開会! 可決される議題、子供達の軍隊の切り札

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アビス送りとは、カウントがないアビス民流入を阻止、王国を守る狙いだった?!
 第2巻での衝撃、現代兵器を持つ“子供ばかりの軍隊”の全貌や
 飛行機お姉さんの再登場が懐かしい!
 脱いではいけない!

 陽菜をさらった時風の真意、300年頑張り続ける“復讐者お父さん”が辛い…!

「核の脅し」を強行するアビス
 悪い言い方をすれば、リヒトーが現実逃避する中、彼は現実に向き合い続けたんですね
 リヒトーは敵だ、そう覚悟して悩み抜いたはずが「やっちゃった」のか
 時風の人間らしさが好ましい気がします
 義兄弟だもの。

 核兵器をチラつかせる時風、絶対「犠牲者を抑える」のが狙いでしょうしねえ

プランダラ 11巻 感想

 第40話「別離」
 第41話「僕のカウントは」
 第42話「開会」
 第43話「守られた望み、破られる望み」
 これまでの感想

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300年、物資や薬品が残ってるのはツッコミどころなのかどうなのか

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 技術復興による平和を目指すおねーさん、ホットパンツがエロいです。

あらすじ
 アルシアは僕らが貰う。生きていた“瞬撃の撃墜王”時風は、王国に宣戦布告する
 王国民を地上に落とし、天空の王国をアビスの民の手に奪うべく
 彼は、両者を救おうとするリヒトーと対峙

 時風に攫われた陽菜は、“アビスの怪物”が子供ばかりな理由を理解

 時風は、アランを救おうとするエリン補佐官の協力を得て
 議会で数々の議題を可決

 アルシア歴306年12月7日、王国とアビスは開戦

 際し陽菜は、議決権を左右するオリジナルバロット一つを持ち去ってしまう

第40話。義兄弟・時風との再会。リヒトーは、“王国を墜とそう”と提案する

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 対し時風、アルシア王国を墜とすつもりなら、僕の敵だと。

第40話「別離」
 陽菜が“生まれる前に生き別れた実父”、リヒトーが殺した義兄弟、時風との再会!
 陽菜は、空間使いに人質にされ絶体絶命でしたが
 彼によりあっさり救出

 ところが時風こそ、現代兵器を駆使する“アビス”の長だったんですね

 当初は、典型的な中世ファンタジーとして描くも
 2巻で登場して驚かせた“兵器”

 天空大陸アルシアが、アビスと名付けた地上から奪い、限られた資源を管理する本作

 両者平等を目指すリヒトー、立場逆転を狙うのが時風ってワケか。

宣戦布告! オリジナル・バロットと陽菜を奪い、地上へ去った時風の狙いは

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 かつて妻をリヒトーに“殺された”時風は、不可解にも陽菜をさらっていく

完敗
 リヒトーはこの300年を後悔して過ごしましたが、対し時風は修行し続けた
 目的に、リヒトーが立ちはだかると考え修行し続けた事で
 空間さえ斬れる剣技を得たのか
 
 彼の哲学は、大切な人を奪われたら復讐しかないという事

 続く41話で描かれますが、この300年ずっと奪われっぱなしだったんですから
 心に溜め込んだモンは大きいですね…

 リヒトー、カウントを貯めまくった武器まで壊され常識的には再起不能に

 いや、そこで前巻「大戦期の武器」か

兄弟同然に育てられたリヒトー、時風の復讐へ慟哭する

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 幼少期、エロス魔神に巻き込まれとばっちりまくった時風。いい人か!

大切な人を
 リヒトーの回想と慟哭で締めますが、彼は果たして何を思ったのでしょうか
 時風は、「大切な人を奪われたら」っていうけれど
 祖母の事を考えてないんですよね

 祖母に配給を多く貰うべく軍に入った、けど祖母自身は望んでなかった

 誰かの為にと頑張り過ぎて
 時風は、「その誰か(祖母)」が自分を心配してると気付いてない

 リヒトーから見れば、「この世で一番怖い婆ちゃん」が、泣いて頼んでくれたのに。

 この時、彼女がどれだけ小さく見えたのでしょうか…。

第41話。“アビスの現実”。子供ばかりの地上世界へ

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 一応大人もいるものの、あまり多くない。何故なら…

第41話「僕のカウントは」
 作中アビス送りってありますが、どうもアレに入ると、上空3000mに出るらしい
 で、多くの人間はそのまま潰れたトマトになっちゃうので
 アビス送り=死なのね

 陽菜は子供しかいないのに違和感を覚えつつ、時風により看護

 子供ばかりになり、300年前からの備蓄や資材・建物しかないハズですが
 薬などが使えるのはツッコミどころ?

 とはいえ、この辺をツッコんで描くと色々大変なんでしょうか

子供には銃じゃなく人形! 陽菜、お裁縫で子供を和ませるも…

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 ありがとう。時風さん、むしろ謝ったよ…

アビスの日常
 子供を兵隊として使う時風、フツーはもっと極悪非道に描かれるものですが
 彼の場合、切羽詰った状況だからそうしてるだけで
 出来るだけ殺さないようにも促し
 自分が手を汚す

 子供ばかりの社会、300年前から生きてる「お父さん」として振舞う時風

 ちょっとした守護神ですね
 彼に関しては、手術によって空腹も平気らしい

 不死身の肉体は空腹じゃ死なない、どっかからエネルギー供給されてるのかしら

アビスの現実、“大人を斬り捨てた”時風

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 しかし2巻、カウントゼロで“アビス送り”された少女と再会!?

300年の父
 やはりクラスメイト達は亡くなっていた、食料節約の為に大人は命を絶つ。
 アビスでは、子が乳離れしたら自殺する“決まり”が
 自然発生的に生まれてたと

 時風のカウント“愛する者を斬った数”は、300年増え続けた

 彼は300年、子供が生まれ、愛し合って子を成して死ぬ(殺される)。
 一連の流れを見続けてきたのね…

 死ぬと解っていても、それでも子供を作る

 よく陽菜も言ってますが、ここが本作のテーマでもあるのね

第42話。カウントゼロでアビス送りになった後、彼女はどうしたのか

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 人前で脱いでいいのは、脱がれる覚悟があるヤツだけだ…ッ!

第42話「開会」
 社会維持へ、一般市民の技術水準を中世期並みに下げていたアルシア王国
 空に憧れた彼女は、研究用に衣類をパラシュートに改造しており
 辛くも生き延びたらしい

 いやンな無茶な?! それとも裏があるのかどうなのか!?

 とまれ、資材節約じゃなく「生み出す」べく技術研究に没頭し
 陽菜の為に飛行機も飛ばすという

 実際、300年前に飛行機を飛べなくした、と2巻でリヒトーは言ってましたし。

 彼女同様、技術研究してる人が他にもいるのかしら

アラン大尉こと総司令は、アビスを造った事に罪滅ぼししたがっていた

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 この口振り、アラン大尉生きてるのか…?

孕みたい
 実は総司令補佐官エリンが、アビス=時風に内通していたと発覚
 アラン大尉は、アルシア建国に払った犠牲を悔い
 長らく、地上からの収奪を最小限にし
 アビス反乱を招いた

 また自身、もう幸せになる気はない。と独身を貫いてたらしい

 そんな彼だから、前巻の女王様は大好きだったし
 エリン補佐官も惚れてたのね…

 好きな人と繋がりたい、子を孕みたい。シンプルな願いが美しい

 彼女はそれを聞き、能面みたいな顔して泣いてたんですね…

「議会」を開くのに、必要なものは何だと思う? 300年前に隠されていた真実

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 エリン補佐官の通信能力により、全アルシアに戦線布告する時風パパ…!

議会
 世界の仕組みを変えるシステム「議会」、その本体なんて存在しなかった
 使い方を秘密にする為、敢えて誰かが嘘をついただけで
 オリジナルバロットと「適合者」がいれば
 どこでも開会できると

 シュメルマン側に3つ、彼に適合者遺伝子を与えられた時風に4つ

 突然、人類にもたらされたという不思議システム「議会」ですが
 見かけはかなりシンプルなのね

 議会=アルシングを、一方的に握った時風。その要求は…

第43話。アビス解放を「可決」させる時風、シュメルマンさえ愕然とする切り札!

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 時風は核兵器を誇示、議会による“使用禁止令”撤廃へ王手をかける

第43話「守られた望み、破られる望み」
 強制的な資源供出、王国への進入禁止、すなわち“アビス送り”撤廃を時風は宣言
 アビス送りが、カウントゼロで「王国に居られなくなる」仕組みは
 逆らう者と、カウントを持たないアビス民を締め出し
 国を守る入国禁止令だったと

 対しシュメルマン、子供しか居ないアビスの戦力不足を指摘

 アビス民を受け容れるから戦争は止めよう
 とシュメルマンは提案するも、出来るなら現在の悲劇もなかったワケで

 時風は、シュメルマンに政治を任せられないのが動機なのね

 それじゃあ話し合いにもなりませんわ

時風に待ったをかけたのは、あなたの実子だと明かした陽菜

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 しかし時風、予定通り核兵器の“デモンストレーション”を敢行。優しい…。

百も承知
 時風は核を使い、王国と刺し違える覚悟さえ出来ていると宣戦布告を終了
 彼の狙いは、戦う前に王国の戦意を折る事で
 両者の犠牲を減らす事か。
 優しい…

 亡き妻にそっくりなんですから、陽菜が娘な事も百も承知

 時風が生き延びたのはクラスメイトが助けたから
 奥さんが生存は、「議会研究者」として利用価値があったからだそうな

 リヒトーに刺された後、医療技術確立まで、冷凍保存によって肉体を保管

 少々強引な話ですが、陽菜は一緒に冷凍保存されてたのね

時風はなぜ陽菜を攫ったのか? 娘だからではなかった

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)陽菜
 私がリヒトーさんの大切な人だから!!
 大切な人を奪うことによって リヒトーさんにわかってほしかったから

 大切な人を奪われる苦しみを!!
 自分の苦しみを!!

 あなたはリヒトーさんに救けてほしいのよ!!



※さらった理由
 陽菜をさらえばリヒトーは苦しむ
 リヒトーも、「時風も同じように苦しんだのか?」と気付く

 リヒトーなら「時風も助けよう」と動くハズだ、と時風は考え、陽菜を攫った。
  

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 ばかやろうっ… おとうさんなんか… だいっきらい…!

おとうさん
 これは完全に大好きフラグですわ…、300年もアビス民の命を背負った時風
 リヒトーなら「皆を救いたい」から時風の敵になるはず
 きっと「アビス民だけを救う時風」の敵になる
 そう時風も覚悟してた

 ところが実際に再会し、時風もタガが外れてしまったんでしょうか

 リヒトーは“皆”を救おうとする、その「皆」に時風自身もいれて欲しいのね
 時風は、内心リヒトーにSOSを出していた

 その本音を、よりによって妻の顔した娘に責められた時風

 辛いね…、議会を成立させる最後の一つを、陽菜に渡しちゃうくらい己を責めたのね…

収録

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 そして“戦争”は再開、ビビるも容赦ない王国勢と、子供だけのアビス軍の衝突は…?

 角川コミックス・エース「プランダラ 11巻」。水無月すう。
 月刊少年エース連載、KADOKAWA発行。
 2018年11月(前巻2018年6月)

プランダラ 11巻 感想
 第40話「別離」
 第41話「僕のカウントは」
 第42話「開会」
 第43話「守られた望み、破られる望み」
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プランダラ 感想 水無月すう



















 そらのおとしもの 20巻(完)
 プランダラ 1巻
 プランダラ 2巻
 プランダラ 3巻
 プランダラ 4巻
 プランダラ 5巻“約束された戦争”
 プランダラ 6巻“廃棄するための戦争”
 プランダラ 7巻“戦争で手にかけたもの”
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