Landreaall ランドリオール 32巻 感想 レビュー 画像 ネタバレあり あらすじ 内容 これまでの感想はこちら。前巻はこちら
ダンジョンでトラブル!? 誘拐され方もユニークな、DXの“通い人質事件”収録

00031
00026
00009
誰にでも出来る仕事が出来るなら、人並みに生きていけなきゃおかしい。その通りだわ…
 誘拐の肝は多分“知る”事、不幸さ加減を知らないトンマで愛すべき誘拐犯達や
 顔が怖いだけで、本当は親馬鹿とさえ言える父の想い
 学ぶ、知るって大切だなって。

 朝は学校へ、夜は“誘拐された人質”に、DX様ってば忙しい!

“地下王城<インヴァース>”
 たった一つの役割を、59年間も待ち続け、ようやく“腰を上げる”事が出来た回も素敵
 王城地下に、未踏破ダンジョンがあるってのもワクワクしますね!
 で、DX様どうなったの!?

 イオンの圧倒的対応力! 次巻どうなってるのかが気になっちゃう締めだ!

Landreaall 32巻 感想

 第178話「十年一歩」
 第179話「ムーンウォークⅠ」
 第180話「ムーンウォークⅡ」
 第181話「ムーンウォークⅢ」
 第182話「ムーンウォークⅣ」
 第183話「HANDSDOWN」
 第184話「MELEE」
 プチリオール「リオラとモニーク」
 Tailiece
 これまでの感想
 カバー下おまけあり

 今巻は「仕事」もテーマなのかしら

カバー下は、ダンジョンにもぐる装備設定集。リドかっこいい

00000
 ダンジョン探索、カイルの責任感の強さも男前です

あらすじ
 イオンは中等部のノエルの祖父のお葬式で、王城の人たちの“仕事”を想う
 DXは、休学が決まったエルマー・シャンクリーと間違われ
 外周(フリンジ)の男達に誘拐された

 人となりを知ったDXは、“公平”に基いて彼らをサポート

 事件が平和裏に終わった頃「大哨戒」が発動
 年に一度、アトルリア王国地下のダンジョンを哨戒する一大任務だ

 だが地脈異常で“抜け坑”がでたらめに繋がり、DXは行方知れずとなってしまう

第178話。イオンとお葬式、寂しい「良かった」から始まった老人の物語

00001
00002
00003
00004
00005
 こっそりお葬式に来てたファラオン王、「どうせ自分もすぐ死ぬ」とかキッツイお茶目!

第178話「十年一歩」
 王城に勤める人達は、大なり小なり、役割を代々受け継いでいるというお話。
 戴冠式で、「王冠を運ぶ役」を59年間ずっと待っていた老人に
 子供、大人達がサプライズを仕掛けます
 大人も皆その人が大好きで。

 王様をちゃんと王様にする 大事な仕事をしてるの

 イオンの敬意が温かい
 万事の想い、こういうのが「文化」なんでしょうね

 からっぽになったベンチで締めるのが、いい余韻を残しました

 ようやく役割を終え、腰を上げたんだなって。

第179話。単位が足りない! DXを助けてくれたのは、休学が決まったエルマーだった

00006
00007
 エルマー・シャンクリーが報われる話、彼が根っから良いヤツだったのもデカいね!

第179話「ムーンウォークⅠ」
 四連作は、まず結果から。試験期間中キョドーフシンだったDXだが無事合格!
 際し、「せっかくだからやっとけ」と代返やらされるリドが不憫!
 女装やら何やら、ホント不憫な子だよ!
 その授業もあるあるですね
 懐かしい。

 助けてくれたエルマーは病弱、厳格な父に嫌われてると悩んでました

 でも実はそんな事はなく…、ちょっと視界を広げてみようって話ですね
 人生も同様で、まだ終わってなんか居ない
 再チャレンジできるよって

 もう終わりだと思ったエルマーに、「決めてなくて良かった」

 きっと彼の人生、まだまだ何かあるのでしょうね

第180話。実はDX、しばらく“誘拐”されていたのです。…ホントだよ?

00008
00009
00010
00011
 DXが(わざと)落とした飴を拾い、迷わず病気の兄にあげた三男・ドミ君。

第180話「ムーンウォークⅡ」
 ここがね! すげえ良い奴だなって…、エルマーと誤解され誘拐されたDX
 今度は、DXの“視野が広くなる”話でもあるんですね
 フィルのような、「外周」スラムを体験
 治安の悪さにがっかり!

 はしっこいフィルと正反対な、お人よしで考えなし誘拐トリオ

 逆に言えば、間抜けだからこんな犯罪に手を出しちゃうんですね
 悪事だからじゃなく、リスクが大きすぎる。
 そんな意味で「マヌケ」。

 色々考えたDX、彼らがあまりに悪い人じゃなかったので心配になってしまいます

 だからって、“通い人質”って新ジャンル過ぎない!?

第181話.ひとじちぐらし! 彼らが出かけたら学校へ、帰る頃に“人質”に戻るDX

00012
00013
 DXが料理できなかった事は“本当”でしょうか、六甲ハラハラしてますし

第181話「ムーンウォークⅢ」
 だとしたら彼らは「料理が出来る」一点で、DXより上等で、ちゃんと働く事が出来て…。
 DXは、5日間ずっと昼は学校、夜は人質に戻りながら
 行き場がない人たちの生活を知る事に

 パンが器の具なしスープと、昼にふすま入りパンだけの解体事業

 ふすまは、大戦中に困窮した日本人も食べてたという話もあります
 彼らが、わざわざ1個くれるのがどれだけ貴重か。
 誘拐犯だけど憎めない

 彼ら、田舎から出てきたけど、学がない為に相場を知らずいいように働かされて…

 この下りは現代日本にも通じる気がして、他人事に感じません。

第182話。転機はフィルに怪しまれ、「ある事実」を教えてもらった事

00014

 契約して働かせた分 払った
 金額の問題じゃない
 これで終わり

 これが公平ってやつ


00016-
 あんなの誰にでも出来る仕事だ、と見下してた親方だが、「親方」だって同様だと

第182話「ムーンウォークⅣ」
 でも親方=ブラック企業の社長だって、代わりなんて幾らでもいるのだと…。
 荒稼ぎした親方は、外周(スラム街)を仕切る連中を怒らせており
 殺される寸前、DXたちに庇われ脅され
 給料を払って逃げ去る事に

 この人はブラック経営者だけど、働いてた方も知ってて契約したのは確か

 だから「公平」とDXは言ったんでしょうか
 もっと給料払えとか、そういうところは「部外者」のDXが言うべきじゃない

 当人同士の納得が大切で、彼らは知ってる世界が狭すぎた。学問は大切なんだと。

 安い賃金を更に誤魔化してた分を貰い、三兄弟はまとまった金が手に入る事に

三兄弟は、最初「なかった事にしよう」としました。でも、虫が良過ぎると後悔します

00016

 俺たちなんか いてもいなくても いいようなモンだ
 誰にでもできる仕事しかできねえ

 のたれ死んだってしょうがねえ…


00017

 ただ生きるだけだって 誰にでも できるわけじゃないだろ
 誰にでも できる仕事ができるなら

 生きていけなきゃおかしいよ


00033
 フィルへの“お駄賃”、何でもこのアイスみたいに、うまく分け合えたらいいのにね的な

カオこわいか…
 DXを解放、罪を償おうとした3人、事情が解らないシャンクリー卿に怒られてしまいます
 罪は罪、DX風にいえば償うのが「公平」なのかもしれません
 それを越えたから「正義」なんでしょうか
 顔が怖い言われすぎ!

 エルマーや周囲が、彼の父を“知らない”事もトラブルの原因というか

 他人や世間を知る事は大切
 悪徳親方だって、外周社会の常識を“知らなかった”から殺されかけたし。

 色々あったけど誰でも出来る事が出来るなら、皆と同じように生きれていいはずだと

 これは本当、その通りであって欲しいと思いました。

第183話。年に一度の“大哨戒”! 王国地下は、ダンジョンが広がっているのだ

00018
00019
 これは荒れる。とDXの予想通り、イオンが“行きたいダンス”してしまうコトに

第183話「HANDSDOWN」
 地下王城! “インヴァース”と呼ばれる王城直下の迷宮へ哨戒に行くDXたち
 王城は巨大ジェム鉱の上、深い地下鉱はダンジョン同然なのね
 年に一度、危険種(モンスター)などを確認する
 それが大哨戒だと

 加えて今年は、大教会の“食い扶持”を賄う土地にモンスターが出現

 経済的にそっちが急ぎの仕事で、騎士団は人手不足になり
 生徒はいつもより広い範囲の探索に

 アトルニアで騎士が必要とされるわけですね。なんかいつも忙しいな!

 まあ、行きたがるイオンちゃん可愛い! 立場考えて!?

三つの“予想外”、やっぱり気にしてたのねー

00020
00021
 城代の役割を得たメイアンディアと、予想外の再会。砂糖ケーキ詫びられてる!

異常
 残り二つはイオンの悪だくみ、そして“地脈異常”というガチな奴! 六甲有能よね!
 DX達は中層で、カイル・タリーズも参加した強力パーティー
 ティ・ティ、リドたちの貴族組もあれば
 ライナスらの平民組もと。

 ゼクスレン教官は、予備戦力的に控えてるっぽいですね

 ここまではピクニック気分
 DXのパーティーには、チルダの彼氏さんもいるのねー。

 ディアの後ろでアピールしてるイオンちゃんかわいい

第184話。カイル強制帰還?! 異常は静かに進行していた…?

00022
00023
00024
00025
 生徒を庇って倒れ、置いて行けというサー・ジャック・ホーロックス。立派な人だわ…

第184話「MELEE」
 扉絵、カップ・ケーキ・リベンジするディア達、楽しい“ご褒美”にニヤリとしますが
 大教会での作戦に、異常が起きた事を軽い前振りにしつつ
 王城地下への、転送門に異常事態!
 カイルの左腕が石化!?

 どうも門を管理する騎士長、門外漢だったとも発覚。あるある!

 地下王城は、一つのゲートで王城と繋がっていますが
 各「抜け坑」もワープポイントなのね

 各ワープポイントの繋がりが、しっちゃかめっちゃかになる異常事態!

 事前準備なしで、バジリスクの巣とか無理ゲー!?

デタラメに繋がった“抜け坑”、イオンは六甲たちの深層へ転移するも…

00026
 咄嗟に他人の装備ごとルーディーを叩き込むは、自ら入るわイオンちゃんすげえ!

不在
 完全に石化した引率騎士、DXの不在、主力級であるカイルの不在…。
 イオンが合流した六甲班、状況が詰み過ぎてて辛い
 護衛すべき他国王子もいるし!

 異常事態でも即応するライナス、頼もしすぎるリドかっこいい!

 これで今巻終了、ラストで行方不明とかDX様らしいですわ。
 ただ、バジリスクの姿も見えません

 大ピンチだからこそ、それぞれの対応力が見えて面白いですね

プチリオール「リオラとモニーク」。侍女って、何をする人なの?

00027
00028
 トリクシーの侍女、モニークさんは「怪力」の天恵! そういうのもあるのね!!

プチリオール「リオラとモニーク」
 オズモおじさんに侍女云々と聞き、トリクシーに話を聞きに行った回。オチが微笑ましい
 また、さらっと「女夫婦」とかいう単語もあって
 おがきちか先生らしい

 自分の才能がコンプレックスという人もいて、役立てる事が嬉しい話

 あとアレね、さすがトリクシーはだいたい何でもこなせるので
 侍女もあんまり要らないっぽいですね

 侍女を大量にはべらせハーレム化する人もいて、多様性が面白い

収録

00029
 ボツだけど面白かったので回し読みしたい、と言う辺りDXっぽいよねー。

 ゼロサムコミックス「Landreaall<ランドリオール> 32巻」。
 おがきちか、一迅社「コミックZERO-SUM」連載作品。2002年連載開始
 2018年11月(前巻2018年5月)

Landreaall 32巻 感想
 第178話「十年一歩」
 第179話「ムーンウォークⅠ」
 第180話「ムーンウォークⅡ」
 第181話「ムーンウォークⅢ」
 第182話「ムーンウォークⅣ」
 第183話「HANDSDOWN」
 第184話「MELEE」
 プチリオール「リオラとモニーク」
 Tailiece
 これまでの感想
 トップに戻る
 カバー下おまけあり

漫画 Landreaall<ランドリオール> 感想 おがきちか

 Landreaall 22巻
 Landreaall 23巻(限定版特典ドラマCDのお話)
 Landreaall 24巻(限定版)
 Landreaall 25巻(限定版)
 Landreaall 26巻(限定版)
 Landreaall 27巻“王と秘密”
 Landreaall 28巻“満ちる”
 Landreaall 29巻“王都帰還と鈴の緒と”
 Landreaall 30巻“ランドリオール” 二人が対等である為に
 Landreaall 31巻“メイアンディアの家族たち”アカデミー再び!
 Landreaall 32巻“地下王城”DX誘拐事件!?