公式サイト ゴールデンカムイ 第5話 感想 駆ける レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり アイヌ語 16時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
新撰組隊長生き残り、永倉新八参戦! 土方のレバーアクション、完全に西部劇だ!!

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死中に活あり! 敢えて死地に飛び込む事が、生きる最短と体得してるのが杉元の強さ
 しかし土方歳三、そして“レタㇻ”を狙う二瓶鉄造は
 体得し、頭でも理解してる!

 杉元も強いが、敵も強い! 土方の目的も“蝦夷地区独立”だと明らかに

オソマおいしい!
 そしてアシㇼパさん、桜鍋で味噌に目覚めた! 変顔ラッシュもまた美しい!!
 自然を大切にする事、“苦しめずに殺す”という事もまた大切な事
 猟師っぽいと思ったら猟師が出た!

 第七師団は一段落、“日本猟師vsアイヌ猟師”? 馬肉食ってる場合じゃねえ!

ゴールデンカムイ 第5話 感想

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 冒頭
 Aパート
 Bパート
 人は、死すべき時に死ななければ
 感想追記
 これまでの感想

私は後、百年生きるつもりだ。生きる楽しさは死地にあり! 土方かっけえ!!

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 金塊話、“戦争したい奴が居る”事にこそ、土方は着眼したんでしょうね

あらすじ
 杉元はわざと騒いで一命をとりとめ、アシㇼパさんと白石の協力で密かに縄を解いて貰う
 そうと知らず、襲ってきた二階堂兄弟・兄の洋平を返り討ちにした杉元は
 彼の遺体で偽装しまんまと脱出

 杉元が独りじゃないと気付いた鶴見は、彼らを当分泳がせる事に決めた

 土方は北海道独立へ動き出し
 マタギの谷垣は、レタㇻを狩ろうとする凄腕猟師・二瓶と共同戦線を組む

 他方アシㇼパさんは、オソマと歴史的和解果たしていた

 次回、ゴールデンカムイ 第6話「猟師の魂」

『助けに行ったところで、手遅れになってるかもよ? …さすがに悪運が尽きただろ』

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 前回、杉元はアシㇼパさんもまた、歳相応の少女なのだと改めて知った
 巻き込むまいと決め、彼女を置いていった杉元だが
 第七師団に捕えられる

 彼らは金塊を元手に、北海道を政府から切り取ろうと考えており…?

アシㇼパさん『杉元は絶対に生きている』

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 あいつの強さは、死の恐怖に支配されない心だ…。

ぎりぎりまで
 杉元が不死身なのは、熊の巣穴に飛び込み、熊にのしかかられ“体重を利用する”ような
 敢えて死地に立つことで生還する心にあるという
 と

 だからあいつは、“不死身の杉元”なんだ

 虎穴にいらずんば虎児を得ず
 傍目に狂気に見えても、“最も生存率の高い道”を掴みとる勇気を持っている

 その様は、アシㇼパさんの父にも似ているんですね

『うるるる…ぁあ!

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 おいやめろ! 殺すなと言われているだろうがッ!!

豚の餌
 そっくり兄弟に殺されかけた杉元、しかし、“両の親指で喉を突く”一発で退け
 乱打戦に突入、騒ぎを聞きつけた軍人達が止めてくれた
 と

 バラバラに刻んで、豚のエサに混ぜてやる!

 親指って有効な武器なんですね…
 また、当時の北海道開拓団は、文字通り「豚の餌」以下の食事だった記録も。

 本作同時期だと思うと、土地によりけりだと驚かされます。

杉元『お仲間がきて命拾いしたなあ!

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 正直、とっさに「やべえ!」って思いましたが、第七師団は杉元が死んだら困る!
 二階堂浩平&洋平は、あくまで特殊な例なんですな。
 お兄ちゃん、後先考えてよね!

 刺さりっぱなしなのに、杉元もタフだなホント!

鶴見中尉『あの兄弟を、杉元に近づけるな…』

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 お前ら遅ェんだよアホー……。

戦争男
 鶴見中尉も思案顔、また前回、ローリング杉元した杉元ですが
 大騒ぎし、他の奴が来るのを待ってたんですね
 と

 とんでもねえ野郎だなコイツ…

 元から「勝とう」と思ってなかった
 騒いで時間を稼ぐだけ、死に物狂いに見えて計算してたんですね

 すげーな杉元、ファイティングコンピューターだよ!

白石『…へへっ、しぶとい野郎だ!』

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 杉元の野郎、生きてやがった!

交渉成立だ!
 杉元は生きてる! 言い切ったアシㇼパさんも、内心は不安だったんですね
 生きてる、心からホッとしている…
 で

 杉元を助け出すのに協力するから、俺に金塊の分け前を寄越せ!

 博打大好きの脱獄王
 中立だった彼は、これを機会に“協力する”と立場をはっきりさせる事に

 言葉も態度も解りやすいし、よく逃げる! いい男じゃねえか!

白石『外の馬に縄を繋いでおき、合図で走らせて引かせろ!』

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 作戦はシンプルだ、白石は、鉄格子を一本外せば中に入る事が出来る
 そうやって中に入り、杉元を救出するアテが出来たら
 馬で鉄格子を丸ごと外す!

 馬を使うと騒ぎになるから、最後の最後に行うってスンポーね!

『石鹸を持ってねェか? 体に塗れば、鉄格子を通り抜けやすくなるんだがァ~』

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 う~ん…、脂ならあるぞ? ヒグマの脂だ。

ヒグマ脂 
 現代でも、いや現代だからこそかもしれませんが、珍重される“熊の脂”。
 牛の脂が美味しいように、豚の脂が美味しいように
 脂が採れます、ヌルヌルです

 特に熊は、冬を乗り切る為、分厚い皮下脂肪があるのです。

 漢方薬でも「熊の胃」と並ぶ貴重品とされます。ヒェー!

杉元『あの双子…、必ずまた来るぞ。何とかしねえと、次は殺られる』

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 お邪魔するぜェ?

カムイモッチリ
 杉元は過信しない、今はただ、“やり過ごしただけだ”と警戒を新たにしていた
 そこに、ヌルリとやってきたのが…
 と

 妖怪?/脱獄王の白石だ!

 また白石にあだ名が!
 脱獄王、脱糞王、脱臼王に妖怪と、あだ名に事欠かない白石由竹。

 杉元さん、本気で怯えてはるやんか!

白石『おっかないアイヌの娘っ子に、毒矢で脅されたのさ』

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 今度は何だ?/馬が何かにおびえてる…?

ウマ怯え プリティーダービー
 アシㇼパさんが来たと知る杉元、一件落着かと思いきや、事態は予想外の方向へ
 てっきり、アシㇼパさんが行動を起こしたのかと…
 が

 レタㇻの臭いだ…、馬達に気付かれてしまった

 珍しく“やらかした”アシㇼパさん
 野生動物の臭いは、やはり強烈だったのか。いや狼の臭いとか知らないけど!

 馬を使うべく、厩舎に近付いたら大騒ぎに!

『…浩平は外で見張っていろ』

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 しかし、馬泥棒と誤解した兵士が持ち場を離れ、警備に隙が。
 これを待っていた二階堂兄弟が現れ
 杉元を殺そうとする

 後で拘束を解けば、「逃げようとしたから殺した」と言い訳できる!

浩平『銃声でみんなが来ちまう、銃剣でやれ』

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 歯抜け野郎! はっきり分かるぜ!!

あれ…?
 しかし欲をかいたのが運の尽き、白石に縄をほどいて貰ってた杉元に襲われ
 油断した洋平を返り討ち!
 が

 医者の頭に銃を突きつけてでも、叩き起こして治療をさせるんだ!

 場面転換すると杉元も瀕死
 洋平は、銃剣を持ったまま絶命しており、杉元の腸を引っ張り出したという

 杉元は降参、何でも話すから助けろといい…?

鶴見中尉『待て。…最善は尽くす、お前もそれに報いろ』

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 俺は、絶対に死なん!

馬ソリに乗って
 杉元はもう助からない、鶴見は恩を売り、刺青人皮を奪い取ろうとする
 医者へ運ばせ、道中は声をかけ続けろと言い含める鶴見
 と

 死ぬ前に、在処を聞き出せ

 これに尽きる。
 どうやら、辺りには腸が散乱してたらしく、半ば諦めてたようだ。

 杉元が生きてるのは、杉元だから仕方ないね!的な。

鶴見中尉『…この死体、妙だな? 右手に深い傷がある』

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 死体を検分した中尉は、銃剣を握る手に、深い傷があるのを発見する
 おそらく、銃剣から身を庇った“防御創”なのだろうが
 左手には傷がない

 この深い傷なら、左手に持ち替えるはずだ。

『キサマは本当に、こんな手で杉元と差し違えられたのか…? どうなんだ!』

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 腸を盗みおった!

ちょうすげえ!
 杉元は洋平を殺し、腸を抜き取って、バレないよう上着を着せ直していたのだ
 散乱していた腸は欺瞞だ!
 と

 おら行け! 走れ走れーーーーー!

 並大抵の傷なら軍医に見せたろう
 杉元は、“もう助からない”フリで、連れ出して貰うことを考えたのだ

 その為なら、他人の腸も引っ張り出す勇気!

杉元『…ハッ!

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 時間は前後しており、鶴見中尉は、見送って間もなく見破った
 重いソリを引く馬に、追いつくなど造作もない!
 即断即決!

 さすが中尉殿、行動が早い!

アシㇼパさんの援護狙撃。明かりまばらなのに、どんだけ目がいいんだ!

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 今日はやめておこう!

キャッチ&リリース
 馬を狙撃され、落馬した鶴見中尉は、暗殺サイボーグさながらに後を追ったが
 遂に諦め、馬に戻るのだった…
 で

 何なんだ、この傷は…?

 アシㇼパさん行動力ありすぎる…
 鶴見中尉が、杉元を追って走っていった隙に、毒矢もしっかり回収していた

 アイヌの矢だとバレたら、えらい事になりますものね

『中尉殿! 何者かが火を!!』

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 杉元一味に刺青を集めさせたほうがいいな…、奴等の方が一枚、上手だ

杉元一味
 乗じて放火までしていた白石、杉元・狙撃・放火、杉元が“一味”だと気付くや
 平然と、こう言ってのけるから鶴見は怖い
 が

 刺青人皮を持ち出せませんでした!

 おおごとじゃねえか!
 と思ったが、なるほど白石がとっくに持ち出したあとか。

 なんて思ったら甘かった!

『(通りで探してもねえワケだぜ…、変態中尉め)』

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 鶴見中尉、“人の皮”を、服に加工して着込んでおり
 文字通り、肌身離さず持ち歩いていたらしい
 へんたいだー!

 人の皮、革製品は様々ですが、防腐処置とかバッチリなワケね!
 
『アシㇼパさん…、カッコつけて出て行ったのに助けられちまった…。ざまぁない』

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 どわあーーーーーーー!?

ストゥ
 まずは串を抜くべきだと思うが、感動の再会より懲罰の一撃!
 杉元、幼女にストゥを喰らう事案が発生。
 業界によってはご褒美!

 まずはつべこべ言わず、ストゥで殴るべきだと考えていたアシㇼパさん

 初志貫徹って素敵やん?
 ストゥとは、アイヌの“処刑”に用いられた棒であるらしい。

 生きてて良かった、ストゥで殴れる!

老人『当座の資金と、外国製の最新の銃を幾つか…』

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 私も、もう少し体が動けば…。一緒に走るには、歳をとりすぎました

新撰組・二番隊隊長
 と哀しげに言った老人だが、“土方歳三”は、そんな嘘は吐くなとやりあう
 老人の永倉新八、新撰組・最強と謳われた侍だ
 と

 新撰組の老いぼれ共! アンタら…、ただの金塊目当てじゃないな?

 史実で、沖田総司、近藤勇、土方歳三が非業の死を遂げて行った中
 大正まで生きた伝説的な人物

 “戦後”、新撰組の名誉回復に大きな役割りを果たしたという

脱獄王・白石『さて! この馬、どうするね?』

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 脱獄成功! 白石が快活に言ったのは、馬を“処分”しようという事だ
 目立つし、軍馬だから、見つかったら言い訳できない。
 杉元は、「懐いているのに!」というが
 生かしてはおけなかった

 何より哀しいかな、白石は“馬肉は旨い”と、良く知っていたのである。

食欲王・白石『馬肉といったら、やっぱり! 桜鍋だよなあ~♪』

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 さくら鍋? どんなものだ? …旨いのか?

エッグキャプチャー白石
 今、東京で、馬肉をすき焼き風にした鍋として流行っているという桜鍋
 ナウなヤングにバカウケであるらしい
 が

 気まずいィ~

 すき焼きなら卵が欠かせません!
 白石は、近在の農家に当たってくると姿を消してしまい、杉元は残される事に

 男とストゥさん…、何事も起こらないわけがなく…!

『杉元、その顔、ひどくヤられたな。体も傷だらけなんだろう? お前は休んでいろ』

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 自分を気遣い、馬の処理を始めたアシㇼパさん。その背中は小さかった。
 杉元は、改めて胸が締め付けられるような思いがしたのか
 彼女に「関わっちゃダメだ」という

 金塊に関わるとは、こういう事なんだ、と。

『何かあったら、俺は婆ちゃんや、村の皆に申し訳が立たない…』

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 顔に貼っておけ。馬肉には、腫れを引かせる効果があると聞いた

レタㇻァ…
 だがアシㇼパさんは、“自分で選んだ道だ”と、あくまで自分の為だと返した
 小さな子供だと甘く見るんじゃあない
 と

 一人で軽率に行動して捕まったのは、お前じゃないか…!

 杉元はアシㇼパが心配だった
 でもアシㇼパさんこそ、杉元が一人で野たれ死ぬんじゃないかと、気が気じゃない

 情が移ったら、もう負けなんですね。

白石『何なんだお前ら! 空気悪いぞ~! …ま、夫婦喧嘩は犬も食わねえから』

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 有能王・白石、ごぼうとキャベツ、何より砂糖と酒と醤油も分けて貰ってきた!
 すき焼きなら、砂糖と醤油は欠かせません!
 白石さんすげえ!

 濃い味の鍋には、ごぼうが欠かせません!(個人的な意見です)

肉が桜色になったら食べ頃だ…、溶き卵にからめてェ…♪ いただきますっ!』

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 旨いっ! こりゃたまらんな~!!

馬肉最強伝説
 しかしだ! 味噌ダレを使っていた為、アシㇼパさんがオソマ顔になってしまった!
 桜鍋は、味噌ペーストが欠かせません!
 と

 これ! オソマが入っているのか…!?

 あっさりした馬肉に、コクのある味噌が合うんだよ…
 味噌ダレが最高に利いてる…!

 利いてる利いてる!

白石『ウンコ!? 倭人とアイヌ、意外な部分で分かり合えなかったりするんだな…』

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 アイヌ初心者の白石、そうとは知らず、たっぷり味噌を使ってしまったのだ。
 杉元も、さっきまでそれどころじゃなかった為
 忠告し忘れたらしい

 アシㇼパさんには、ウンコ鍋にしか見えないのだ…!

杉元『すまんアシㇼパさん! 肉はまだ沢山ある、味噌なしで作りなおそうっ』

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 オソマ、おいしい!

ウンコじゃねえっつーの!
 気遣った杉元、だが歩み寄ろうとしたのはアシㇼパさんも同様だった
 勇気の一口は、美味への扉を開いてしまった
 と

 ヒンナヒンナっ♪ …オソマ、おかわりっ!

 味噌、食べてしまったんですね…
 相変らず誤解してますが、味噌味を知ってしまってはもう戻れまい…!!

 感動の一瞬、味噌、美味しいです…!

牛山『それで殴りこみか…、数はこっちが不利だぜ?』

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 杉元たちがグルメを楽しんでいた頃、土方一行は“盗賊団撃滅”に動いていた
 入間の盗賊、渋川善次郎に目をつけた土方は
 盗賊団を戦力にしようとした

 だが使者が帰らない、聞く耳を持たない。なら問答無用というワケだ。

経験者の土方『いつだって、頭数はアテにならんかった…』

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 戦力になったのは、“命を捨てる覚悟”が出来ていた者だけだ…

我この柵にありて、退く者を斬らん
 冒頭のアシㇼパさんの言葉に通じる、“生きたければ死ね”という助言
 土方達は、僅か6名で殴り込みをかけた!
 と

 生き残りたくば、死人になれ!

 逆に優勢だった頃にもこんな逸話があります
 函館政府を樹立、祝杯を交わす仲間に、「今は騒ぎ浮かれる時ではない」と諭したと

 実際、心構えを大切にした人物だったのでしょうね

牛山『めんこい坊主だ! 高い高ァい!

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 こうして切り込んだ土方隊は、まず一人を天井にめり込ませた
 牛山、石頭で日本刀を受け止めた様といい
 武闘派にも程がある!

 アンタ、ファンタジー系作品向けの人材だよね!?

『使いの者を送った筈だが?』『おう…、痛めつけたらベラベラ喋ったぜ』

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 皆殺しだ…、一人もここから逃がすな!!

鬼の副長
 渋川善次郎もさすがのタマ、使者を拷問、“刺青と金塊”について聞き出していた
 外にいた奴らの生首で、「こうなりたくなければ」と迫る土方
 で

 これが…、新撰組副長“鬼”の貌か…!

 協力するか殺しあうか。
 拒絶した渋川は射殺、口封じだと盗賊団を皆殺しにしてしまうのだった、と

 レバーアクション! これ完全に西部劇や!!

永倉新八人は、死すべき時に死ななければ、死に勝る恥があると言います』

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 人は、死すべき時に死ななければ、死に勝る恥があると言います
 この歳になって戦争を起こそうだなんて…
 正気の沙汰とは思えません

 土方さん…、あなたは死に場所が欲しいんじゃないのかね?

     土方歳三「私は後、百年生きるつもりだ」


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 アンタ、本気で“新撰組”を作る気か? …誰が北海道占領なんて夢物語を信じる

楽しかった
 永倉は、土方が“死にそびれた”と悔いたと考え、彼に忠告していました
 牛山も、あくまで金塊を手にするまでだと釘を刺します
 が

 蝦夷地区を独立させたい人間は大勢いる…

 死地で、“生きている”実感を楽しんだ土方
 最高に楽しそうな顔!

 百年生きること、北海道独立、男は夢を見て生きる生き物!

土方『はるか昔から、この地に住んでいる…!』

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 土方は、唯一「のっぺら坊」に詳細を聞いています。彼は金塊の出所を聞き
 アイヌ独立資金、“争いを起こしたい奴が居る”という点こそが
 大きく心を動かしたのでしょうか

 鶴見同様、金塊なんて手段に過ぎないのかもしれません

『脱糞王はどこいった?』『白石は町へ行って情報を集めてる』

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 エゾシカって旨いの?

共通認識
 他方、脱糞王という助けを得て、情報収集をしなくても良くなった杉元は
 今日も元気にゴールデンカムイしていた
 と

 脳ミソに塩かけて喰うと旨いぞっ。杉元

 前もそれ言ってたよね?!
 獣だって、まず内蔵から食い荒らすものが多いです。内蔵は美味しいから仕方ない!

 しばらく町を避けねばならない杉元、狩人生活を再開に。

杉元『…疲れた、水が飲みてぇ~…』

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 しかし情けないシサム(倭人)の杉元、靴底くらいの厚みの雪に辟易
 元々、雪の中を走り回る為の服装であろうアシㇼパさんと
 軍装杉元ではさすがに厳しい

 足が沈み込むほどの雪で、ホイホイ歩けるほうがおかしいってばよ!
 
アシㇼパさん『杉元、良い物があったぞっ! “サルナシ”の蔓だ!』

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 ねえ頂戴? 頂戴って、ねえ…? すごい力だー!?

サルナシ
 これは水分を大量に吸い上げる種で、蔓を切ると、樹液がドロリと溢れるほど!
 山での水分補給にはもってこいなんだそうな
 で

 サルナシの蔓には、他にも利用法がある

 チューチューアイスみてえ!
 いつまでも譲らぬアシㇼパ、めちゃくちゃしっかり吸い付いておった!!

 ちなみに果実は、“小さなキウイ”って感じらしい。

アシㇼパさん『私のかんじきは、サルナシの蔓で出来ているっ』

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 杉元にも簡易かんじきを拵えてくれ、雪に足を取られずスイスイスーダラダッタと
 太い蔓ですが、樹液があんなに出るほど空洞があり
 軽く太くてピッタリなのね

 雪の“上”を歩ける、どんだけラクになる事か!

アシㇼパさん『見ろ杉元。雄鹿が“角砥ぎ”をして、ナワバリを主張したんだ』

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 ストゥ、乱用しすぎじゃなーい!?

鹿の生態
 ここは鹿のナワバリ、こすって音を立てれば、怒ってこっちに来るかもしれない
 そこでストゥ(懲罰用の棒の意味)の出番だ!
 またかよ!

 あれだ、アユの友釣り同様、ナワバリ意識を利用するんですね

 きたない、さすが人間きたない!
 ヒューマンきたない!

 ただアシㇼパさん、フチ(祖母の意味)が、こんな事を言ってたらしい

アシㇼパさん『昔はもっと鹿がいて、簡単に獲れたって』

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 鹿は、アイヌ語でユク、「獲物」という意味で、神さま扱いされていない
 簡単にとれるから、きっと“神様が人の為に撒いてくれた”もの
 神の贈り物だと考えたのだろう
 と

 キリスト教の、“牛や豚は、神が人の為に作った”という考えに似てますね

『でも、ある年の冬。食べ物を掘り起こせないほどの大雪が降って、シカが大量に死んだ』

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 きっと誰かが、鹿を粗末に扱った。だから、神様が怒って鹿を地上に下ろさなくなったって

大切にするという事
 自然現象による偶然を、意味ある事として捉え、戒めとして糧に変えようとする信仰
 際し鹿が現れ、杉元たちは静かに静かに対応しようとする
 で 

 本当に来た…、馬みたいにデケえ…

 信仰に基づき罰と捉えたアイヌ
 でも実際、「だから大切に扱おう」と周知徹底は、鹿を増やす事に繋がるはずです

 大切な山の恵み、美味しく頂こうとする杉元たちですが…

杉元『急所を外したッ!

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 くそ…、俺が焦ったばっかりに。これじゃ無駄に苦しい想いをさせただけだ

猟師観
 予想外のデカさに焦り、つい音を立てた杉元は、シカを仕留め損なってしまった
 血の痕、藪を出た足跡を見つけろというアシㇼパさん
 と

 必ず仕留めてあげなくてはッ!

 発想が完全に猟師!
 杉元達は、まず「殺さなきゃ生きられない」、だから苦しめないという事

 これが“大切にする”、という事に繋がるんだと私は思います

アシㇼパさん『犬が一頭と、男が一人…?』

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 その“村田銃”、一発ずつしか入らん不便な銃だ…

マタギと漁師
 幸か不幸か鹿を追う事で、アシㇼパさんは、先ごろ生かした“谷垣”がいると気付く事に
 当の谷垣は、アイヌ犬を連れた猟師と行動を共にしていた
 が

 そういうのはこだわりじゃねえ、時代遅れってもんだ!

 侮蔑を含んだ物言いをする谷垣
 村田銃は、“西洋水準の国産銃”という画期的な代物「だった」元主力火器!

 5発入る現用銃、三十年式歩兵銃より一世代古い代物。

『行けリュウ! 雌熊だったら犯してしまえ!

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 ヒグマの巣穴に、猟犬を放った“猟師”は、予備の弾を持とうとしません
 非合理的です、村田銃を持つなら予備弾を持っていく
 セオリーのはずだと谷垣は言います
 が

 猟師は「五発あれば、五回勝負できると勘違いする」と言いきります。

“猟師”『一発だから、腹が据わるのだ…!』

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 巣穴を飛び出す正面に立ち、ヒグマを驚かせた!?

死地3度
 杉元や土方同様、“死地に立つ”事が大切だ、と繰り返す三度目の言葉!
 彼は、たった一発でヒグマを仕留めてしまうのだった
 と

 ビビっておったっちゃ、負けよ…

 本土の熊なんか、ヒグマと比べれば狼と犬っころくらい違うと言う猟師
 侮辱され、谷垣は苛立った様子でした

 しかしこの一発で、漁師が凄腕だと感動する事に、と。

“猟師”『まだついてくるのか? …助けたからって、恋人が欲しかったわけじゃないぞ』

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 いちいち物言いが性的な猟師は、行き倒れた谷垣を救ってくれたそうで
 先輩ぶって、本土の猟師なんかクソザコだと言いたげな彼は
 ヒグマ猟で実力差を見せ付け
 帰れと諭します

 しかし谷垣、かえってマタギ・スピリッツに火がついてしまい…?

マタギの谷垣『アンタも狙っているんだろう? 白い狼を』

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 聞いた事がある、北海道にいる物凄い熊撃ちの名前…!

男だったら一つにかける
 谷垣を救ったのは、彼の故郷にまで、薬売りを介して鳴り響くほどの豪腕
 彼が入れば、その山からはヒグマが消えるという
 と

 アンタの名前だ…、二瓶鉄造

 あらアイヌじゃないのね!
 交流はあるようですが、ともかく“レタㇻ狩り”同盟が結成されてしまう事に…?

 馬肉食ってる場合じゃないぞ! 馬刺し美味しいです!

土方陣営”、始動! リーダーがリーダーだから、寄り合い所帯感も強い

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 そも指導者の土方自身、“楽しみたい”ってだけに見えるという

目的:北海道独立
 蝦夷共和国の夢、再び!とばかりに動きだした土方。牛山の狙いは金塊ですし
 牛山には、「新撰組再建を目指してる」と半ば呆れられ
 新八は「死に場所を探してる」と指摘

 でもこの人、死地に身を置く事自体を楽しんでるって感じにも

 100年生きるという土方
 武器も、現用銃より古いレバーアクション方式と、とにかく“古式”。

 刀を愛する事といい、人生楽しんでる感がハンパない!

狙いはレタㇻ。マタギと猟師が手を組んだ! 猟師同盟も始動

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 アイヌとと組んだのも一度なら、 谷垣と組むのも一度。 機会が二度君の股間をノックすると考えるな

マタギ同盟始動
 他方、刺青関係ないマタギまで始動! レタㇻを追って杉元たちと衝突必死
 アイヌ猟師、マタギ、両技術を併せ持つハイブリッド二瓶という感で
 実にアイヌ犬が可愛いですね。

 思惑が入り乱れ、変顔加速、ますます面白くなってきた!

寄り合い所帯もまた、楽しそうに見える土方歳三

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 彼の主張は「戦争」ですから、杉元やアシㇼパさんとは折り合わないはず。

寄り合い所帯
 また、アイヌを動かそうとしている節がある事から、鶴見一派とも折り合わぬよう思えます
 加えて鶴見は「軍隊」、規律を重んじる集団である事と
 目的バラバラな土方と対照的ですね

 寄り合いな面は杉元に、戦争を望む面は鶴見に似ている似て非なる陣営

 新撰組も、原型「浪士組」が攘夷を掲げて割れた事態など
 目的バラバラは慣れっこに見えます

 思惑の違う者達を束ねる事さえ、土方さんには、楽しいんだろうなって見えました。

馬肉喰え馬肉! 桜鍋美味しいです!!

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 白石のポーズ、ホント好き。お前も食道楽かよ!

桜鍋
 馬力、馬は精のつく食べ物としても知られ、味噌仕立てで馬肉を煮る桜鍋は
 吉原などの色街、いやらしい店のそばにも多かったそうな。
 まあいやらしい!

 桜と呼ぶのは、馬肉が“桜肉”と呼ばれる為で、語源は所説ある

 例えば、赤味が空気に触れると、桜色になるからそう呼ばれたとか
 千葉県佐倉に幕府牧場があった為とか

 馬肉といえば熊本名物、熊本といえばからし蓮根も美味しい。

人は何故馬肉を食べるのか? それは美味しいからとされる

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 オソマとアシㇼパさん、歴史的和解。

馬肉というもの
 また、馬肉の大きな長所として、牛と比べ「脂の融点が低い」ことが挙げられます
 口に入れると、その温度でもトロリと溶けてくれることから
 生でも霜降りを美味しく頂けるのです

 特にたてがみが生えてる辺りは、“タテガミ”という真っ白なお肉が採れます

 脂分を多く含む為だそうで
 若干コリッとし、単独でも美味しいし、赤味と一緒に頬張るとこれがまた美味しいのです

 コーネ(こうね)、とも呼ばれます。

クックック、奴は我々の中でも最強! 永倉新八という男

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 老け込んだ風を装っているが、内心、血が滾っている(土方分析)。

没年:1915年/大正四年
 先ごろ、没100年。新撰組隊長では、斎藤一、鈴木三樹三郎と幕末を生き延びた人物
 晩年「新撰組顛末記」を纏め、もし彼が生き残っていなければ
 現代の新撰組人気は違ったものだったかもしれません

 ある元隊士は、一に永倉、二に沖田、三に斎藤の順」と剣腕を評した程

 明治以降も、「竹刀の音を聞かないと、朝飯が喉を通らない」と言ってたほどで
 死の2年前も自ら剣術指導に立ったそうな

 晩年は小樽に住み暮らしていたとの事

単発式の“村田銃”を愛用する猟師二瓶と、当時の現用銃

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 本土の熊など雑魚! と言う二瓶に反発した谷垣、しかし二瓶は強かった!

村田銃
 日本軍の銃の代名詞・三八式、その一つ前、三十年式歩兵銃が主力な本作
 村田銃は更に古いですが、戦国期の火縄銃で止まっていた歴史を進め
 300年のギャップを埋めたという歴史的な銃

 作中では既に型落ちとなり、猟銃など払い下げられた頃の話。

 古い銃や死地への覚悟など、どこか土方と共通項を感じますね 

片手で再装填できることから、土方のスタイルに良く合っているらしい

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 といっても、もちろん、こういうやり方は正規のやり方ではない。

レバーアクション式
 レバーを引くと、弾丸の残骸(薬莢)が排され、次弾が装填されるというタイプの銃。
 両手で銃を構えたまま、レバーを動かす、というのが正しいやり方で
 土方さんは、くるっと回して片手で行っています

 漫画やアニメでも、どこか見覚えのある連射アクション興奮しますね!

 杉元達のようなボルトアクション式の方が構造が単純で、主流となっています。

鹿とアイヌ。激減した鹿に、大切にしなければという思いを抱くも

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 ちゃんと殺っていかないと、現在は増えまくって大変だというエゾシカ

エゾシカ
 農業を殆ど行わず、エゾシカなど狩猟を行っていた“蝦夷地”でしたが
 現代では、むしろ増えまくってしまい農害や交通事故
 植物を食い荒らす生態系の破壊などなど

 その存在は、社会問題、“災害”とまで言われるレベルらしい

 何せ狼が滅亡させられましたし、その後も乱獲で減ってしまうも
 戦後は個体数がどんどん増加中とか。

 狩猟を含め、道内環境が激変したって事なんでしょうね

余談。本作では、グルメ性が強く打ち出されていますが

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 漫画、「鋼の錬金術師」「銀の匙」「アルスラーン戦記」の荒川女史作品

豚の餌
 今回、豚の餌発言で思い出したのがコレ、北海道開拓史を漫画化したもの。
 明治15年結成、十勝地方「晩成社」の開拓史で
 これがまた悲惨なの!

 現在の帯広、依田勉三氏らの開拓史「百姓貴族 2巻」で漫画化

 開拓は困難の連続で
 外から来た客が、豚の餌かと見紛うものを食べ必死に頑張られたとか。

 食の宝庫・北海道、並々ならぬ苦労があったんですね…、という話。

2018年5月7日 ゴールデンカムイ 第5話「駆ける」

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 今週も自前制作、初期回は人手が足りなかったらしい

スタッフ
 脚本:柳井祥緒
 絵コンテ・演出:鳥羽聡
 作画監督:飯飼一幸、八木元喜
 アニメ制作:ジェノスタジオ
 原作:漫画/野田サトル/集英社/週刊ヤングジャンプ

あらすじ
 杉元は二階堂兄弟に自ら食ってかかることで、身に迫った危機を回避する。その頃、杉元を追って小樽の街を訪れたアシㇼパは、レタラの導きで白石と予期せぬ再会を果たし、彼の情報から鶴見たちの根城に行き着いていた。埋蔵金の分け前を得ることを条件に、杉元を救う手助けを買って出る白石。しかし、白石が建物への侵入に成功したのも束の間、レタㇻの匂いに気づいた馬が騒ぎ出し、さらに二階堂兄弟の魔の手が杉元に迫るッ!
 弟の浩平を見張りに立たせ、杉元の殺害を実行に移そうとする兄の洋平。だが、白石に手錠を外してもらった杉元が、洋平の銃剣を奪って先手を打つ。騒ぎを聞きつけて浩平が駆けつけたときには、洋平はすでに息絶え、杉元は腹から臓物がはみ出た状態で虫の息となっていた。助けてくれれば刺青はくれてやる――杉元の望みを聞き入れ、彼を病院へ運ばせる鶴見。しかし、それは杉元の策略だった。実際に腹を割かれたのは洋平で、杉元は瀕死の状態を演じていたのだ。まんまと脱出に成功した杉元は、アシㇼパとバツの悪い再会を果たす。
 同じ頃、土方は永倉新八と脱獄囚の牛山を仲間に引き入れ、さらなる戦力の拡大を目指そうとしていた。

次回、猟師の魂! マタギ・ソウル!! アイエエエエ! マタギ!? マタギナンデ!?

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 二瓶の担当cvは、アナベル・カリーニン・大塚・ニャンコビッグ明夫。渋い。

ゆるキャン2期始まったな!
 アシㇼパさんとオソマ、歴史的和解! いいのかい? ホイホイ喰っちまって!
 アイヌ飯も旨いが、味噌と醤油の味を知っちまったら
 もう戻れないぜストゥさん!

 杉元の強さ、死中に活と申しますように、人生、勇気が必要だという話。

 涙の後には虹が出ますものね…
 シチューにカツを入れたら、美味しいのは道理と言えましょう

 猟師っぽくなったと思ったら敵は猟師! 猟師vs猟師! 猟師しかいねえ!!

 次回、ゴールデンカムイ 第6話「猟師の魂」

ゴールデンカムイ 第5話 感想

 冒頭
 Aパート
 Bパート
 人は、死すべき時に死ななければ
 感想追記
 これまでの感想


 ゴールデンカムイ 第1話「ウェンカムイ」
 ゴールデンカムイ 第2話「のっぺら坊」
 ゴールデンカムイ 第3話「カムイモシリ」
 ゴールデンカムイ 第4話「死神」
 ゴールデンカムイ 第5話「駆ける」
 ゴールデンカムイ 第6話「猟師の魂」