公式サイト ゴールデンカムイ 第3話 感想 カムイモシリ レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり アイヌ語 14時感想追記 これまでの感想はこちら 前回はこちら
新しい時代のアイヌを目指す少女と、過去を見る軍人、過去そのものの三つ巴!!

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子熊を神として育てる事は、“肉や毛皮を多く取る”知恵が信仰という形で伝えられたもの
 同様に、因習には古くからの知恵が詰まっているから大切にしたいし
 変わり者じゃなく、“新世代”だというアシリパさん!

 己の名、“新年”を未来と解釈するように、全ては受け取り方次第!

過去と未来という軸
 対し第七師団は、戦争は終わってないと過去を見てるし、土方さんは過去そのもの!
 第七師団、顔の皮を剥がれても屈さずに相討ちに持ち込むやら
 精鋭部隊怖すぎでしょ!

 母性に目覚め、マタギ魂に目覚め、そしてオソマ! 味噌への反応も面白かった!!

目次 ゴールデンカムイ 第3話 感想

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 冒頭
 Aパート
 Bパート
 カムイモシリ
 感想追記
 これまでの感想

あたし、オソマ! このフレーズどっかで聞いたな!!

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 アシリパさん、後の北海道では、オソマラーメンが看板料理とは思うめえ!

あらすじ
 生きていた尾形の通報で、第七師団に名が知れてしまった杉元は4人の兵隊に追われる
 内3人は、杉元の機転で、何とかヒグマと相討ちに出来たが
 マタギ谷垣は「レタㇻ」に執着する事に

 小熊を捕まえた杉元は、アシリパの村(コタン)で祖母に引き合わされる

 アイヌの信仰観に納得し切れなかったが
 アシリパの現実的な考え方に、彼女が“新時代のアイヌ”を目指している事を知った

 他方第七師団は鶴見中尉が私物化を進め、土方は牛山辰馬を引き入れる

 次回、ゴールデンカムイ 第4話「死神」

杉元ウサギのチタタプ鍋か…』

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 前回、入れ墨の男の一人、脱獄王・白石由竹と意気投合した杉元一佐は
 彼から、囚人リーダーが“新撰組”土方歳三である事や
 囚人24人が小樽を目指した事を聞く

 そしてチタタプとは、アイヌ流のミンチの事であった。

アシㇼパさん『干しておいたエゾマツタケとオシロイシメジ』

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 そして干した行者ニンニクのプクサを、肉に混ぜた。

ウサギのチタタプ鍋
 リスより脂っこくなくて、あっさりしているなぁ~と開幕美味しい杉元さん
 今日も今日とてカムイの恵みは美味しいです
 で

 ミソ入れたら合うんじゃないの~、コレ♪

 何のクッキング漫画です?!
 しかしアシㇼパさん、「味噌」を知らない。 

 そういや、北海道味噌って、開拓以降に普及したって話ですっけ。

アシㇼパさん『杉元、それ…、オソマじゃないか!?

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 ウンコだ!

お前はまだオソマを知らない
 非情のカルチャーギャップ! そっか初見じゃ仕方ねーべさ!? これはひどい!
 アシㇼパさん、ウンコウンコ連呼しないで?!
 で

 うわぁ~…、ウンコ食べて喜んでるよ、この男…

 昔から、味噌は兵糧として重宝されてきた歴史がありますし
 杉元もたっぷり持ってた模様

 帝国陸軍だと、携帯粉味噌、粉醤油なんてのもあったそうな。

『ヒンナ、ヒンナ♪』『だまれっ!

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 前々回、ヒグマと戦った男の顔じゃねえ! これが不死身の杉元かよ!!
 でもまあ、見た目的に誤解されても仕方ないんですかね
 スカトロマニア大歓喜

 アシㇼパさんも、後にオソマラーメンが北海道を代表しようとは思うめえ!

アシㇼパさん『ここを下ると、ヒグマの巣穴がある』

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 あそこの裏にあるぞ? 試しに見てこいっ

いるかも(杉元)
 もちろん自分でも掘るが、誰かの掘った古い巣穴も再利用するというヒグマ
 賢い、さすがヒグマかしこい!
 で

 入り口にツララがあったり、生臭かったらヒグマがいる可能性が高い

 案の定ツララがあるし…
 丁寧に、クマザサ(漢字は隈笹と書くのが正しい)が敷き詰めてあるし…

 これはこれは、立派なお住まいですねえ…

『捕まえるか?』『どうやって!?

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 事もなげに言うアシㇼパさん。曰く、「うつらうつらしてる」だそうで
 別に、ぐっすり眠っている訳ではないのだ
 そこで「杭」を打つ!

 すると警戒し、まず顔を出すので、毒矢で一撃死させるという寸法だ

アシㇼパさん『でも、勇敢だった私の父は…』

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 言伝えにこういうのがある、ヒグマは巣穴に入ってきた人間を、決して殺さない。

絶対イヤだ!
 お父さん大好きアシㇼパさん、父は毒矢を握り締め、巣穴にもぐって仕留めたという
 それも、アイヌの言伝えにのっとっての事らしい
 が

 今すぐ、ヒグマを食わなきゃ飢え死にするってワケじゃねーし

 スルー系主人公杉元さん…。
 前々回あんな目に遭って、またヒグマとご対面なんてゴメンってところか

 命知らずだけど、無謀じゃないのが彼の魅力か

杉元『ヒグマって美味いの?』

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 脳ミソに塩かけて食うと美味いぞっ! だそうな。
 やはり、脳ミソはご馳走なんですね
 ヒンナヒンナ。

 現代日本人には気味悪いけど、フランス人とかめっちゃ食うらしいよ!

『杉元、あれ何だろ? 私達が今朝まで泊まっていたあたりだ』

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 ヤバい! あれは双眼鏡だ!!

狩られてるのは俺らだ!
 油断してた! 前回、目が死んだ日本軍人・尾形を“殺した”杉元さんでしたが
 どっこい生きてた探してた!
 と

 もし捕まったら、一切抵抗せずに奴らに渡せ!

 アシㇼパさんの助言で、笹薮を通って足跡を消す杉元
 しかし逃げられる訳が無い!

 覚悟と共に、「巻き込むまい」とする杉元さん。こういうところが憎めない人だ…

『子供まで殺す連中じゃない…、俺が言った通りにするんだぞ、いいな…』

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 敵は第七師団、言葉に、彼らへの信頼も感じるのが元軍人らしい。
 アシㇼパさんに入れ墨を託した杉元さんは
 二手に分かれようと提案

 敵は大人を追う、だから自分が囮になると言うのだ。

アシㇼパ『杉本! あいつらと戦おうとするなよ、殺されるぞ!』

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 止め足か…、賢い子だ

俺は不死身の杉元だ
 止め足とは警戒心の強い動物がやる行動で、つまりアシㇼパさんは動物的。
 彼は東北のマタギ(猟師)だったので気付けたという
 で

 降りてきなさい…、決して危害は加えないから

 声がcv細谷さんだから間違いない…
 杉元の予想通り、追っ手は彼一人だけ「子供」に割くと、全員で大人を追った。

 恐ろしく賢い子供、オレじゃなきゃ見逃しちゃうね

アシㇼパさん『(アイヌ語)』

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 参ったな、さっぱり解らん。と人の良さそうな軍人は頭を抱えてしまう
 アシㇼパさん、ひとまず試してみたようですが
 どんだけオソマが衝撃だったの?!

 曰く、“一緒にいた男は 汁物にウンコを入れて食べる”

軍人『とって食ったりはしないから。こっちへおいでっ』

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 その弓を、下に置け。

豹変
 見つかったら大人しく渡せ。杉元はそう言ったが、彼女は隠そうとした
 しかし、運悪くリスが“入れ墨”を落として…
 と

 やはり…、俺の言葉が解るようだな。矢筒と刃物を捨てるんだ

 エゾリスの逆襲!
 アシㇼパさんが、“軍人”の思わぬ勘の鋭さに取り乱す場面も。

 賢い子だけに、侮り油断してしまった感も。

アシㇼパさん『…あ』

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 油断させる為か? と思ったら、久々に出ましたレタㇻさん強襲!!
 そうか、ヒグマのとき同様に見守ってたのね
 地雷踏んだァ!

 で。

『何故逃げる!』『何故って…、密猟者を追ってきたんだろ?』

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 その顔、旅順の野戦病院で見た事がある…、第一師団の杉元

“不死身”
 他方、機転の利く杉元は、密猟者のフリをし、アシㇼパさん共々に助かろうとした
 アイヌのガキを、自分の密猟に巻き込んだと吹いたのだ
 が

 尾形上等兵を襲ったのは貴様だな? “杉元”

 またしても見逃されなかった…
 前回の尾形上等兵、一度だけ意識を取り戻し、“不死身”とだけ書いたらしい

 ちょっとー、今年の有名税高すぎでしょ、お代は命ですよ!

『畜生! 俺は、不死身だーーー!!

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 そこで杉元が選んだのは…、実は彼、あのヒグマの巣穴を目指していたのだ
 言い伝えが確かなら、自分は襲われない!
 熊穴に入らずんば命を得ず!
 と

 もちろん兵隊達、そんなアウトドア経験則など知る由もなく…!

本物ならば死なんのだろう? 確かめてみようじゃないか』

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 どうした…、怯んだか!

かかってこい!
 さすが激戦区帰り、隊長、巣穴から咆哮が聞こえようが眉一つ動かさず
 冷静に、機械のように三十年式歩兵銃を再装填!
 が

 帝国陸軍第七師団相手に、ただで済むと思うな!

 巣穴を撃った隊長は熊に、彼の暴発で隊員まで命を落とすのだったが
 連続3人殺害とはいかなかった! 

 銃剣一本で気を吐くとか、肝が据わりすぎでしょホント!

マタギの人『こいつは…、絶滅したはずのエゾオオカミ!?

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 レタㇻやめろ! もういいっ!!

でも、ありがとうっ
 マタギ無残! 足に噛みつかれ、そのまま幾度も地面に叩きつけられた!
 アシㇼパさんが止めねば、間違いなく死んでいた
 が

 私の為に、ウェンカムイになんかなっちゃダメっ

 最後のホロケウカムイ(狼)かもしれないと。
 いやでもマタギさん視点だと、本気で「死んだ!?」って事件でしたわ…

 同じイヌ科、犬もこんな感じで噛むんですよね!

『ヒグマは、巣穴に入ってきた人間を決して殺さない、か…』

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 放っとけねえから連れてっけど

相討ち
 結局、銃剣で闘った男は殺されたが、顔の皮を剥がれたまま“隊長”が戦い抜き
 ヒグマをしとめ、相討ちになって倒れてしまった…
 と

 アシㇼパさん、お前をチタタプにして食っちまうかもなあ?

 和んどる場合か!
 隊長さん、顔の皮を剥がれ、ロクに見えないままで必死に倒したのか…

 冷静な再装填といい、第七師団ハンパねえわ…。

おーーーーーーよしよしよし!

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 おかしい、CMが明けたらただのペットアニメになってた…!
 あー、あるある! これやると喜ぶよねー!!
 狼にはやったことねーけど!

 良お~~~~しよしよしよしよし(中略)よしよしよし たいしたヤツだレタラおまえは!

杉元『静かにしてろよー? アシㇼパさんに見つかるぞー?』

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 すーぎーもとー、その小熊ど~~するつもりだぁ~?

後のアンドレイ・スミルノフである
 アシㇼパさんの判断ミス…! 彼女はマタギに情けをかけ、死んだ事にし見逃してしまう
 それでも、普段の杉元なら気付いてトドメを刺したに違いない
 が 

 こいつは俺が面倒見る! 母親代わりになるんだァ!!

 戦犯:小熊。
 杉元、マジで小熊がチタタプにされると思い、必死に庇ってそれどころじゃない!!

 マイサン! 母が妖怪チタタプから護ってあげるからね!!

チタタプさん『小熊を育てた経験があるのかァ~?』

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 冬の妖怪チタタプに諭され、諦めてしまう杉元…!
 こいつに、何を食わせたら良いかもわからない…
 命を預かるのは簡単ではない…!

 ところが、意外やチタタプさん、「別に食わないぞ」と。

アシㇼパさん『猟で小熊を捕まえたら、村で大切に育てる風習があるっ』

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 皆、俺を怖がらないな…

アイヌコタンへ
 こうしてコタン、アシㇼパさんの「村」を訪れた杉元は、ちょっと意外だったらしい
 作中、幾度も“差別”を見たからでしょうか
 が

 アイヌは好奇心旺盛だ、新しいもの好きなんだっ

 面白い音や謎過ぎる言語…
 杉元、アイヌは差別されてる⇒なら差別する日本人を怖がっている、と誤解したと

 でもアシㇼパさん同様、そんな事はないんです。

アシㇼパさん『フチ! 私の母方の祖母だっ』

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 フチとは“おばあちゃん”の意味、つまり個人名でなく「祖母だ」と。
 前回、女性は成人すると入れ墨すると言ってましたが
 なるほどこれは…。

 もののけ姫も、もしかしてこの風習がモチーフなのだろうか

『おばあさん、俺はコイツを預けにきただけだ。…すぐに出て行く』

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 俺がここに居て…、二人に迷惑がかかるんじゃねえか?

大丈夫だ問題ない
 杉元は丁寧に挨拶、大人の目線を感じ、早く村を去ろうとするのだが
 大丈夫、死んだ祖父が有力者だったから平気だ
 と

 偉い人の奥さんほど、大きな入れ墨をするんだっ

 その偉い人をぐにぐにしてるー!
 孫の客人だからという祖母、アシㇼパさんが心底可愛いのでしょうね

 いやー、しかし風習ってホント幅広いなー。

アシㇼパさん『それに、皆お前に興味があるみたいだぞっ』

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 ひたすら気を使う杉元ですが、どうも皆アシㇼパさんみたいな性格で
 過去の恨み云々より、興味が勝る純朴な人々らしい
 何とまあ平和な光景だ!

 これはもう、むしろ別な意味で心配だよ! 大歓迎祭りだよ!!

『…美しい狼だった』

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 あの白銀の毛並み…、欲しい!

お前はまだマタギを知らない
 他方、アシㇼパさんの好意で生かされた優しい軍人さんですが
 悲しい事に、東北マタギの血が騒いでしまって…
 と

 どこまでも追い詰めて…、必ず仕留めてやる!

 俺は止まらねえからよ!
 熊同様、断熱にクマザサを敷いているのがマタギの知恵!

 嗚呼、アシㇼパさんの好意が仇、でも声からして悪い人じゃなさそうですが…?

杉元『この家に、他にご家族は?』

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 家に住むのは祖母だけで、祖父は六年前に亡くなっており
 母も、アシㇼパさんが生まれた頃に病気で亡くし
 他所に叔父がいるという

 明るい口調とハードな境遇…、漫画的には、“母は生きている”もありえるのか…?

アシㇼパさん『入れ墨はイヤだって言ってる女の子は、他にもたくさんいるー!』

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 ……ウンコ食べちゃダメだって(アシㇼパさん)

通訳・オブ・ザ・デッド
 杉元には解らなかったが、祖母は“アイヌ的な女性でない”孫を心配しており
 彼に、嫁に貰っちゃくれまいかという
 で

 おばあちゃーん! ウンコじゃないですよー? ミソなんですよー?

 超翻訳! 超翻訳!!
 婆ちゃんもまた、“倭人だから”という隔てのない人なのでしょうね

 言葉は通じずとも、これは良い男だと解るタイプ…!

杉本『何だ?

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 変な耳だね? と言われた杉元。アイヌの身体的な特徴として
 耳たぶが厚くて丸っこいのだという
 へー…。

 さて「お嬢ちゃん」と見抜いた杉元、あなたのお名前なんてえの?と聞くと

少女『あたし、オソマっ!

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 ウンコだろ、それ!?/本当だ

文化的ダイナミズム
 アイヌには“幼名”文化が生きており、六歳までは、汚い名前を付けるという
 病魔が寄って来ないように
 と

 そりゃ病魔も逃げ出すわー。

 アシㇼパさんは、「エカシオトンプイ(祖父の尻の穴)」だったという。
 うーん味わい深い

 六歳からちゃんとした名前、七五三のようだのうアイヌマン!
 
杉元『何を飲ませてるんだ?』

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 肉汁と米汁を混ぜたもの。アイヌでは稲作は行われていない為
 非常に、贅沢なものを与えているのかもしれません
 また「情を移すな」と。 

 というのも、成長させた熊は、決して森に帰す訳ではないのだ。

アシㇼパさん『いや…、我々の伝統儀礼で、“神の国へ送る”』

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 私には昔、弟みたいに世話をした小熊が居た

送り帰す
 幼い頃、同様に小熊に情が移った彼女は、逃がそうとしてしまい
 ひどく怒られてしまったらしい
 と

 殺すというより、“送り帰す”という考え方だ

 遠くメキシコのアステカ文明と似てますね
 あちらは人ですが、“神”になぞらえた男を一年恭しく奉り、やがて生贄にするという。

 とまれ、この考え方がサブタイトルに繋がっているのだと。

アシㇼパさん『殺すというより、“送り帰す”という考え方だ』

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 私達は、身の回りの役立つもの
 力の及ばないもの
 総てを“カムイ”

 神として扱い、感謝の儀礼を通して、良い関係を保ってきた

 狩猟を生業とする私達にとって
 動物のカムイは
 重要な神様

 動物達は神の国では人間の姿をしていて
 私達の世界へは、動物の川と肉を持って遊びに来ている。

 中でも位が高いのは、クマの“キムンカムイ”

 その小熊を育てるのは名誉な事。
 一、二年、大切に育てられる

 飼っていた小熊を送るときは、村を挙げて盛大な儀礼を行う!

 この儀礼は”イオマンテ”と呼ばれている
 私達のこの世界は、楽しい場所だと、他の神さまに伝えて貰う!

 そうすれば、カムイ達は何度でも訪れてくれる!


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 アシㇼパさんは…、それ信じてるの?

“神の国<カムイモシリ>”
 火も自然も、便利な物や力や、人の力の及ばぬものは、神様だという考え方
 アイヌは、彼らなりに敬う事で調和を保っている
 熊を飼うのもそうだ

 獣は本来は人の姿で、神の国から“遊びに来る”仮の姿だから

 だから小熊も、名誉な事として大切に育てるし
 楽しい祭りの中で“送る”

 同様の理由から、人を食った“悪い神”は、敢えて悪く扱うってワケね

アシㇼパさん『信仰の中には、私たちが生きる術が入っている』

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 たとえば熊を育てることは、肉や毛皮をより多く取りたいからなのだろう
 そうした「知恵」が、信仰と言う形を取って
 後の世代へと受け継がれてきた

 そうする事が正しいのだ、と“信仰”として伝えてきたのだ、と。

アシㇼパさん『そうやって私達は生きてきたから、正しい事だと私は信じている』

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 でも、別れる寂しさはどうしようもない、だから私は決して情が移らないよう距離を置くんだ

ハッピーニューイヤー
 彼女の現実的な考え方に、杉元お母さん、アイヌでも変わり者なんだろうとからかうが
 気にしてるらしく、彼女は「名前」を持ち出してこう言った
 と

 私は、“新しい時代のアイヌの女”なんだっ!

 父は“新しい年”から名付けた。
 彼女は「未来」と解釈し、変わり者ではなく、先進的なのだとやり返す

 要は総て、受け取り方次第なのだよ杉元ママ…!

『鶴見中尉殿、この雪では、これ以上の捜索は困難です』

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 さて、雪山に消えた捜索隊を捜索に来たのは、リーダー格の鶴見中尉殿
 スキーを使っていた四人は、山は初めてではないし
 マタギは谷垣というらしい

 奴等が遭難したはずはない、何か起こったに違いあるめえ、と。

和田大尉『鶴見ィ! 私の部下達を勝手に引き連れてどういうつもりだ!!』

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 ああ…、失礼。
 奉遷開戦での砲弾の破片が、前頭部の頭蓋骨を吹き飛ばしまして
 たまに…、“漏れ出す”のです

 …前頭葉も少し損傷してまして

 それ以来、少しカッとなりやすくなりましてねェ?
 それ以外は至って健康です
 向い傷は武人の勲章…

 ますます男前になったと思いませんか?

    和田大尉「正気ではないな…、撃てェ!
    部下「はい!」
 

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 服を脱がして埋めておけ…、戦友は今でも満州の荒れた冷たい石の下だ

旅順帰り
 際し、駆けつけた和田大尉は、資材人材と好き放題な鶴見中尉を責めた結果
 返り討ちに遭ってしまうことに
 と

 我々の戦争は、まだ終わっていない

 第七師団はこの一言に尽きる
 仲間達を犠牲に得た成果に、不満に思って“終わらせまい”とする者達、と。

 これもまた、“物事は解釈次第”というワケよ…。
 
『…旺盛な性欲が仇となったな』

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 協力しろ、我々に必要なのは利害関係だ

刀剣乱舞
 他方、女遊びをしていた“石頭の牛山辰馬”は、土方歳三に発見されてしまうが
 土方は、油紙を用いて暗号を転写する事を彼に伝えた
 で

 幾つになっても男子は、刀を振り回すのが好きだろう?

 刀で軍隊とやりあう気か?
 問い返されて、不敵に言い返す新撰組・鬼の副長…!

 新しいアイヌ、vs過去を見る軍人、過去そのものが服着て歩いてる老人…?

動き出す3陣営! 公式の“刺青獲得数”は

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 あくまで皮の獲得数なので、脱獄王などは未カウント。

刺青争奪戦!
 杉元は第1話と第2話(尾形に殺された奴)で2枚、白石のは未完成だったか
 第7師団も、ヤバい奴が完全に一軍を掌握してしまって
 独立行動を始めましたね

 残り19枚、思った以上に“スタート地点”なのね。

しれっと「嫁に貰ってくれ」とか言われる杉元さん、田舎あるあるである

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 エイサップ・鈴木君!! ホウジョウの国をリュクスと共に継いでくれ!!!

今週の杉元さん
 大切な刺青を、迷わず渡せ!と押し付けたり、第七師団に見つかった時も
 アイヌのガキ、と彼女に愛着がない風を装ったり
 丁寧に帽子を取って挨拶したり

 アシリパさんが“初めて村に連れてきた”となれば、婆ちゃんの気持ちも解る気がしますね

 アイヌの嫁としてはダメっぽいから、アンタ頼むわー的な。

熊を大切に育て、“神の国に送り帰す”というお祭り

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 してみるとOPにも出てる頭蓋骨は、そういう事なのね

カムイモシリ
 サブタイは「神の国」の意味、アイヌたちの信仰を描く回だったという事か。
 神の国へ送り帰し、ここは良いところだと伝えて貰い
 また来て貰おうと楽しく騒ぐ

 前回のようにマイナス30度にも達する、人が住むには厳しい環境

 人が戦うには、厳しい野生の動物達に囲まれた暮らし。
 でも、本州も外国も似た話が。

 人ではどうにもならないものを畏れ、付き合おうとする在り方は、どこも同じなんですね

警戒もされたけど、めっちゃ興味をもたれてた杉元さん

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 前回でも、アシリパさんがエンピツにめっちゃ喜んでましたものね

新しいもの好き
 田舎は閉鎖的とか言われますが、ここでのアイヌの人達はめっちゃ興味津々
 たまの異文化交流が、めっちゃ楽しいものだと深く根付いているのが
 垣間見える気がして面白いですね

 それに杉元、村では腰が低く物静かで、怖くない感じだったのも大きいんでしょうか

新しいアイヌを目指すアシㇼパさんと、“昔”を見つめる軍人達

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 てか殺された和田大尉、この役の為だけにcv稲田 徹さんを呼ぶってさあ!

第七師団
 稲田徹さんの声って、「解らず屋」ってイメージもあるからピッタリでしたけどね!
 とまれ、日露戦争は得るものが少なかった戦争として
 戦後、国内でも大揉めしました

 一足お先に第一次大戦を演じたような戦争だったのかなー、と思う面も。

 重火器相手に攻めあぐね、持久戦は食料やらの消耗が激しく戦費が天井知らず
 焦るあまり突撃し、人も物も浪費して。

 特に現場の兵士は、「これじゃ仲間が浮かばれない!」ってなったのね…

対し土方の爺ちゃん、今回の事件そのものを楽しんでるよね感

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 まだ喋り始めたばかりなので、その心境はさっぱりですが

土方歳三!
 言動から溢れるウキウキ感! 杉元はお金が欲しい、軍人達は“戦争”の為に
 対し、土方さんは「退屈してたんだよね! たーのしー!」って感じ!
 いやあくまで私の印象ですが!

 単に外に出ただけじゃない、大騒動の只中ってところがポイント!

 利害の異なる連中を取り纏め
 難敵とお宝がある!

 動乱の幕末を生きて、あの頃に戻ったみたいだ楽しー! って感じに見えるわー!

血が滾る! マタギ魂にも火がついてしまった

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 我知らず(?)、恩を仇で返す方向で動き始めた谷垣さん

cv細谷佳正さん
 声の時点で「良い人側」っぽいですが、この人もどんな混乱を招くのか
 猟師なのかー、だから格好が違うのねと思ったら
 すごいマタギ魂だった…

 マタギとは要は猟師さん事。集団での猟が得意らしい

 猟師と猟師
 このまま、出会って何も起こらないはずがなく…!

 独特の信仰や倫理を持っている、という点でアイヌとも通じるヒトなのね。

オソマ! ウンコだーーーー!!

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 何でも知ってて、好奇心の強いアシㇼパさんも避けたんだから凄い!

何かがすごい!
 北海道は寒いです、なので味噌の発酵も大変で、味噌文化発展は明治以降とされます
 明治以降、たくさんの場所から訪れた開拓者達は好みも様々
 色んな味噌を持ちこみました

 その結果、万人に合うタイプの、くせのない味噌が発達したとされています

 味噌仕立ての石狩鍋
 味噌ラーメン、味噌を使った有名料理は幾つもあります

 割りに、最近の産物というのも面白いですね

アシㇼパさんの婆ちゃんに、孫をどうだと言われた杉元さんですが

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 変わり者な孫が心配で…、解るわホント。

アイヌとシサム
 アイヌといえばシャクシャインの乱ですが、彼の娘婿も日本人なんですよね。
 婆ちゃんの申し出も、そうおかしな事ではなかったのかもしれません
 照れたアシㇼパさん可愛い!

 今週は顔芸が多かったのも楽しかった!

2018年4月23日 ゴールデンカムイ 第3話「カムイモシリ」

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 今回は制作元ジェノスタジオが制作

スタッフ
 脚本:高木登
 絵コンテ:二宮壮史
 演出:深瀬重
 作画監督:柴田けんじ、徳岡紘平
 アニメ制作:ジェノスタジオ
 原作:漫画/野田サトル/集英社/週刊ヤングジャンプ
 制作協力:なし

あらすじ
 森の中を進む杉元とアシㇼパは、ヒグマが冬眠に使う横穴を発見。穴の前でアシㇼパが語るヒグマの知識に感心しきりの杉元だったが、そのときアシㇼパが自分たちに向けられた双眼鏡の光に気づく。時を同じくして、彼らに向かって移動を始める陸軍第七師団の追っ手たち。二人は急いでその場を離れるが、スキーで移動する相手との距離はどんどん縮まっていくッ! 杉元は二手に分かれてアシㇼパだけでも逃がそうとするのだが……。
 玉井をリーダーとする第七師団の追っ手は、二手に分かれた杉元たちに対し、谷垣をアシㇼパの追跡に当てる。谷垣に見つかり、追い込まれるアシㇼパ。そのとき突如現れた白い狼が谷垣を襲い、彼女の危機を救う。一方その頃、杉元も玉井たちを前に逃げ場を失っていた。ヒグマは巣穴に入ってきた人間を殺さないーーアシㇼパに聞いた教えを信じて杉元が背後の巣穴に逃げ込むと、玉井たちは穴から出てきたヒグマと相討ちとなった。
 難を逃れた杉元とアシㇼパは、杉元が巣穴で見つけた子熊を連れてアシㇼパが生まれ育ったコタン(村)に向かう。その裏では、第七師団の鶴見中尉と脱獄囚の親玉・土方歳三が、それぞれの野望を胸に動きはじめていた。

次回、死神! …落語のお題じゃないよね…?

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 なるほど村の頭蓋骨は、「送り帰されたヒグマ」のものか。

解釈するという事
 現代北海道は日本の食糧庫ですが、アイヌでは信仰上から農耕が未発達
 食糧確保の為、獣は神さまの贈り物だから獲っていい
 という独自信仰が生まれたのでしょうか

 キリスト教でも牛や豚は、神が人の為に作った、だから食べていいというそうな

 アシㇼパさんが、自分の名や信仰を前向きに解釈する姿と
 鶴見中尉の減らず口も対照的ですね

 物事は解釈次第、杉元の「気のいい兄ちゃん」っぷりも素敵だった!

 次回、ゴールデンカムイ 第4話「死神」

目次 ゴールデンカムイ 第3話 感想

 冒頭
 Aパート
 Bパート
 カムイモシリ
 感想追記
 これまでの感想


 ゴールデンカムイ 第1話「ウェンカムイ」
 ゴールデンカムイ 第2話「のっぺら坊」
 ゴールデンカムイ 第3話「カムイモシリ」
 ゴールデンカムイ 第4話「死神」