公式サイト ゴールデンカムイ 第2話 感想 のっぺら坊 レビュー 考察 画像 あらすじ 内容 ネタバレあり アイヌ語 16時感想追記 これまでの感想はこちら
チタタプチタタプ、低体温症! 24人の囚人たち、入れ墨を彫った男というのが…

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土方さん参戦は卑怯だがよ…! 生きていた壬生狼、日露戦争最強の第七師団
 逃げるのは大得意、声優並びが明らかに味方である白石
 胡散臭い“ライバル”が集った!

 脳を食べ、チタタプを作り、一緒に落ちて温まる! 温まる回だった!!

低体温症による無関心な表情!
 畳み掛ける低体温症! からの、口の中が武器庫な白石にクッソ笑った!!
 生きてる限り腹は減る、腹を満たす食事に感謝する在り方や
 軽蔑に「慣れなくていい」が快い。

 殺し厳禁、血だまりスケッチ、意外な平和さからEDの“のっぺら坊”にゾッとした!

目次 ゴールデンカムイ 第2話

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 冒頭
 オープニングテーマ「Winding Road」
 前半
 後半
 次回予告
 感想追記
 エンディングテーマ「Hibana」
 これまでの感想

じゃあ、脳ミソ食べろっ』

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 脳ミソ食べました、「ウーーン」だそうです。脳ミソは基本ですから…。

あらすじ
 入れ墨の男が潜む場所は札幌、函館、旭川、そして小樽のいずれかだろう
 さっそく確保した男の「スケッチ」中、二人は“のっぺら坊”の話を聞き
 男を陸軍・第七師団の尾形に殺されてしまう

 激突、杉元は尾形を殺害したつもりだが、彼は生還してしまった

 続いて3人目「脱獄王・白石由竹」を捕えるが
 何だかんだあって助け合う事になり、囚人は24人居るなど聞き出し別れる事に

 のっぺら坊から情報を聞いた囚人の親玉は、新撰組の鬼の副長・土方歳三なのだと

 次回、ゴールデンカムイ 第3話「カムイモシリ」

アシㇼパさん『見ろ杉元。まつぼっくりをかじった残りの芯だ』

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 前回、亡き親友の妻を助けるべく、元日本陸軍の杉元佐一は立ちあがった
 北海道を舞台に、罪人から皮を剥がして暗号を解き
 アイヌの黄金を探すのだ

 Gold Rush! 百万$でも時は止まらないだから行くのさ!

幹に棒を立てかけておくと、リスは横着して楽な通り道を選ぶから』

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 私も好きだ! リスは木の実しか食べないから、肉が美味いっ♪

エゾリス捕獲作戦
 こうすると、針金に頭を突っ込んで罠にかかる…、アイヌ生活の知恵を教わる杉元
 いや、彼だって「リスは可愛いから好き」と思う面はあるんです
 が

 他の木にも仕掛けておこう

 アシㇼパさんには無いんです
 動物も魚も、どんなエサを食べたかで美味さが決まるから、グッド獲物なんですね

 しかも毛皮が売れて現金ゲット、一石二鳥ありがとう、と。

杉元『必ず探し出してやる…!』

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 リスの話ではなく囚人たち、彼らは、内地=青森以南へは逃げないはずだ
 金塊に執着し、北海道に潜伏しているはずで
 人の少ない町なら目立つ

 なら、北海道で彼らが潜伏してそうな場所なんて限られる…、と。

『札幌、函館、旭川…、そしてここ』

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 小樽だ!

おれの小樽
 木を隠すなら森の中、北海道でも人の多い、4大都市のどっかにいるはずという杉本
 最初は、やっぱり前回から連呼されていた小樽
 石原裕次郎の町だ!

 並んだ大小、アシㇼパさん小さい! 小樽は広い!!

 海産物は美味しいし
 きっと、犯人だって居るに違いない…、ってワケですね

 崖から見た景色、わくわくしてくるな!

混乱の時代よ 嘘と暴力の螺旋が 今日から何かの時代へと

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 もう一度 夢見るよ

OPテーマ「Winding Road」
 雰囲気があり、言葉の意味はよくわからない、とにかくすごい混迷の主題歌
 月下、立ち上がる杉元さんが主張的
 と

 朝日が指し示すまで 駆けるよ Winding Road

 明治という活気溢れた時代
 何せ江戸時代が終わって、間もなく日露戦争だのやってんですものね

 狼に乗るアシㇼパさん、走って追う杉元が妙に彼ららしい!

明治末期、港湾都市として発展し“北のウォール街”と呼ばれた

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 現代からすると意外ですが、当時の小樽は、異名通りの金融街にして国際貿易港
 以降も、数々の銀行が作られ繁栄していったのですが
 戦後、ニシンと炭鉱の閉鎖が転機に…。

 そんな小樽が、今まさにニョキニョキと成長していた頃の話なのですね

杉元『おっちゃんはここの常連? 最近ここで、変な刺青の客を見た事ない?』

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 アンタみたいな凄い身体も見た事ないなぁ、こりゃあ……。

日露戦争
 襲えと言わんばかりの聞き込みを開始した杉元だが、自身の風体こそ目立っていた
 全身の傷、惨たらしい有り様だわ…
 が

 本当に、ご苦労様でした…。

 北海道住まいは感謝を
 当時、どこの国も領土拡張を狙い、ロシアは南下政策をとっていました

 彼らを退けた日露戦争は、安心をもたらしたのですから。

『さあ…? そんなモンモン入れた客、相手にした事ないねえ?』

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 モンモンとは刺青の事、杉元が、銭湯を渡り歩いたように
 アシㇼパさんは、同じく男が裸になる場所
 岡場所に聞き込み中

 えっちなお店なら、“裸”の情報を集めやすいだろう、と。

『何でアイヌのガキが、店の前をチョロチョロしてやがるんだァ~?』

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 同じ事を、前に聞いて来た男がいた…!

モンモンモン
 しかし美少女アシㇼパさん、格好の“商材”だと売り飛ばされそうになりますが
 脱出、更に杉元が駆けつけた事で…
 と

 ン…、考える事は同じか。

 脱獄犯たちも、ちゃん用心してるけど…、同じように探してるヤツは居るという
 アイヌの女性って、成人したら刺青するのね。

 小刀の“柄”で殴りつけるアシㇼパさん、これは痛いわ!

『刺青…? いや、知らんな』

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 他にも探しているヤツが居る、そう知った二人は、敢えて大々的に聞いて回り
 十分に目立った後は、人通りの少ない場所へと消えてゆく
 元兵隊、少女…

 私はここにいます、辺りには目撃者は居ません、そんな愛のメッセージ。

『どこまで行く気だ…、寝床をつきとめようと思ったが』

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 誰も信用できないから、独りで潜伏してたんだ!

でけえリスだ
 人間、武器を持っていると気が大きくなるもので、元死刑囚は二人を襲おうとし
 あっさり返り討ちにあってしまうことに
 と

 なるほど…、囚人の中に気付いたやつがいたワケだ

 囚人たちがバラバラな理由
 彼らの刺青は、合わせて一つの暗号になる、だから一緒に行動していた

 しかし急に殺し合いが起こって、散り散りに逃げたんだ、と。

杉元『なあに…、死んでしまえば、ひん剥かれようが痛みなんてねえさ』

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 刺青は全員で一つの暗号、一匹捕まえれば芋づる式かと思ったのか
 杉元、話を聞くまでは男を殺されずにいましたが
 もう後は殺って剥ぐしかない

 剥ぐ…、必要だし死刑囚とはいえ、コイツはキツいぜ…!

おい杉元! 殺さないと約束したはずだぞ!!』

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 アシㇼパさん…、そこは演技してノッてくれないと!

えっ…?
 ところがここで種明かし、杉元、最初から殺る気じゃなかったのだ
 アシㇼパさんも、殺すなら協力しないという
 で 

 脅して色々聞き出すつもりだったのに…

 だから間があったのか…
 経験者の杉元、必要とあれば躊躇わないタイプのはずですよね

 妙に間があるのは、脅しだったのだと。

『杉元…、これいいなっ! エンピツって言うのかっ♪』

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 なるほど納得、二人は殺さず、刺青をスケッチして暗号を集めるらしい
 いや、言われて見るとその通りなんですが
 まさかの不殺。

 エンピツに喜ぶアシㇼパさん、かわいな杉元!

アシㇼパさん『父も手先が器用でな? だから女にモテた』

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 アイヌの男は、好きな女に自分で彫ったマキリを贈る

マキリ力たったの5か…、ゴミめ
 急激に和む本作、アイヌでは、“手先が器用である事”が生活力に直結し
 告白に際し、彫刻を贈って生活力を測らせるのだ
 と

 その刺青を彫った奴は、どんな奴だ?

 マキリとは短刀の事
 彼らとの交流で、日本人でも短刀や包丁を「魔切」と呼ぶようになったとか

 ちなみに、もっと大きいと“タシロ”になるという。

『“のっぺら坊”さ。…顔がないんだ』

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 逝った…! しかし彫った奴=金塊強奪犯の事を口にした瞬間
 男は撃たれ、スケッチにも血が飛び
 読めなくなってしまう

 三十式歩兵銃のマント男、前回ラストの奴! 300m狙撃ってスゲーなオイ!!

“男”『二十六年式拳銃か…、300m離れていては弾も届くまい』

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 生け捕りにするつもりだったが…、…やはり兵士だったか

動かざる師団
 さすがアシㇼパさん、燃え難い生木を炊いて煙幕を張り、再び罠へ誘うが
 今度は、ちゃんと実戦を経た兵士だった
 と

 陸軍最強と謳われた、北海道の第七師団!

 屯田兵を母体とした精強な部隊
 この時、あっさりと杉元の銃から部品を引っこ抜き、無力化してしまったらしい
 
 入れ墨たちを逃がしたのも、そういや屯田兵でしたね!

旅順攻略戦など激戦区に送り込まれ、大損害を出しながらも勝利に貢献

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 道民は畏敬の念を込め、北鎮部隊と呼ぶ陸軍最強の師団
 杉元も、第一師団所属で203高地戦(第1話冒頭)に参加
 同じ戦地で戦っていたのです

 男は刃を下げ、なんだ元仲間か、という態度を見せるも…、と。

『目的は金か?』『いや…、惚れた女の為だ

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 第一師団の杉元…、不死身の杉元か

軍人同士
 互いに激戦地を生きた者同士、男の寛いだ様子にも杉元まったく油断せず!
 どっちも怖い! 日露戦争帰りはこんなんばっかりか!
 で

 逃がせば俺達が奴の仲間に追われる…、これで良かったんだ

 殺すなというアシㇼパさんに注意をそらされ
 杉元は目潰しを喰らい、咄嗟に歩兵銃を投げつけたら頭に直撃、沢に落ちてしまう

 ちなみに三十年式歩兵銃は、重量およそ4キロだったそうな。

アシㇼパさん『不死身の杉元…? どういう事だ』

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 度々、彼を諫めてきたアシㇼパさんだったが、杉元は自分が戦場帰りな事
 殺したいわけじゃない、生きる為に最善な方法が
 相手を殺すことなんだ
 と

 殺人狂じゃない、けど躊躇ったら死ぬのは自分なんだ、と。

『こんな状況でも、腹は減るな…』『生きてるんだから、当たり前だっ』

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 どういう意味だ、私たちの食べ方に文句でもあるのか

モンクでもあるのか!
 とまれアシㇼパさんの狩猟小屋に移り、さっそくリスを手際よく解体していく
 曰く、服を脱がすように皮を剥げ簡単なのだそうだ
 が

 いや…、俺そういうの食べなれてないし…

 とは脳ミソの事
 明らかに、彼女は好意で「食え」と言ってるがノーサンキュー杉元

 が、アシㇼパさんが不機嫌になってしまい…?

『じゃあ、脳ミソ食べろっ』

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 肉はチタタプ、要するに切って叩いてミンチにしていくのだが
 際し、脳ミソは杉元に贈られた
 さあ食べろ杉元
 今食べろ

 あなたは食べれる? 食べられない?
 
アシㇼパさん『美味いか?』

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 勇気ある杉元曰く「うーん…」との事で、ピンとこなかったらしい
 ただ、脳と言うのは世界的には割と食べられている食材で
 特にフランスでは多種に容易に手に入るらしい
 おいマジか。

 すげーなアイヌ、広いなワールド。
 
『リスは小さいから、タシロで叩いてチタタプにする』

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 と言って、少し大きな短刀=タシロを使い、見る間にチタタプしていく。 チタタプすれば、全体に食べやすくなって
 余す所なく食べられる

 これも生活の知恵、小さくタップする、を縮めたっぽく聞こえて、言語とは面白い。

『アシㇼパさんの狩猟の知識は、誰に教わったんだ?』『父だ』

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 交代しろ、チタタプとは“我々が刻む者”という意味だ。

Tip Tap 恋はいつだってCANDY
 だから、交代しながら叩くのが“チタタプ”だ、と言われて素直に叩く杉元一佐
 やれ打つな杉元が手を擦り足を擦り
 と

 チタタプチタタプ…

 実にシュール。
 普通、アイヌ女子は家で編み物だが、男が生まれず連れまわされたらしい

 アシㇼパさん、二言目には亡父の思い出が繋がっているのね…
 
『チタタプは、新鮮な獲物しか使わない』

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 チタタプは生で食べるもの、だけど大丈夫、問題ないというのがアイヌ式
 しかし今日は、お上品なシサム(日本人)が食べるのだから
 オハウ、即ちアイヌ汁に入れてやろうという
 これはかたじけない!

 チタタプは、寒い地域性&新鮮な獲物による、タルタルステキーキなのだったが…

杉元『肉のつみれ汁か! かたじけない』

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 いただきます………、うん…、うまい!

ヒンナ
 血も骨も、ぜんぶ刻みこんだ事が、塩味や出汁代わりになる一石二鳥の料理
 新鮮だから肉が甘く、骨がコリコリしていい塩梅だ!
 で

 ヒンナヒンナ、…感謝を表す言葉。食事にも言うんだっ

 御碗を掲げて食べるアシㇼパさん
 杉元も付き合い、一緒にヒンナヒンナと呟いて食べるのでした…、と

 すきっ腹に氷点下、おうおう旨そうに食べなさる…

『ひんなひんな…』『ヒンナヒンナ♪』

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 シュールに次ぐシュール、でも「生きてりゃ腹が減る」というアシㇼパさん
 なら、腹を満たす事、そこに関わる全てとは
 生かしてくれるという事

 食べられる事には、感謝以外ないんだぜ! って話よね杉元ー。
 
『夕方に川岸で見つけました』

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 山で襲われたのか…?

ミイラパッケージ
 他方、あの死んだ目をした兵隊さんは、仲間に拾われ無事生還に。
 杉元もですが、大概頑丈です
 で

 どうして尾形上等兵は、単独行動していたのだ…?

 さすが社長ボイス(cv津田健次郎)
 杉元も警戒してましたが、彼が意識を取り戻せば、彼らの旅は一気に危険になりますね

 近接戦も狙撃も超人的、伊達に死んだ目はしてなかった…!

『二匹目ッ!』

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 杉元たちは3つ目の入れ墨をゲット! 今度こそ話を聞きだそうとしますが
 今度の男、妙に表情豊かな上に喋らない
 声帯を潰しちまったか?
 と

 リスなら、そのまま死んじゃうような罠だもんね…。

『そのアイヌは、お前さんの飼い犬かァ?

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 止せ杉元。私は気にしてない。慣れてる

慣れる必要なんか
 ガチでアゴを砕く5秒前の杉元を止めたのは、他ならぬアシㇼパさん
 本作中は、そういう時代なのだ
 と

 慣れる必要なんか、無いんだぜ…

 江戸時代は、乱で有名ですが、アイヌと日本人の結婚や互いの言葉が流入したり
 割と両者の関係は良好だったとも聞きます

 明治は開拓で“他所者”が流入し、こうなったのでしょうか…

アシㇼパさん『杉元、見ろ。ウサギが居るぞ』

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 男の名は白石由竹、“脱獄王”の異名を取る天才脱獄犯である

日常茶飯事
 ウサギが昼間にうろつくのは、天気が崩れる事を察知し、避難しているからだ。
 アシㇼパさんの助言で、強面日本兵・杉元もウサギを追ってしまう
 ウサギ追いし かの山である。

 どこか不思議そうに見送った白石、華麗なる脱出…!

 元々、逃げるのが得意な犯罪者だったのだ!
 このくらい日常チャメシ!

 口の中には、非常用の小刀が入っており、足を使って器用に脱出に

アシㇼパさん『杉元、後ろ!

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 杉本! 深追いするな、天候が!!

すぐ戻る
 逃げるうさぎは捕まえたが、頭の黒いうさぎは逃げ出してしまった
 杉元、これを追いかけてしまい…
 と

 早くうさぎ食べたいのに…

 そこなのアシㇼパさん!?
 彼女にとって、現実感のない仇討より、まずは“日常生活”なんでしょうね

 うさぎ美味し かの山…!

アシㇼパさん『ニプシフンだ…!

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 場を断ち切ったのは銃声…、だと日本人二人は誤解したが
 真実はニプシフン、アイヌ語で「木が割ける音」。
 マイナス30度の強烈な寒気によって
 木が割れ始めたのだ

 樹木の水分が凍結、冷凍庫に入れた生卵のように割れ始めたのだ、と

杉元『待てコラーーーー!

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 低体温症による判断力の低下、低体温症による無関心な表情!

低体温症による!
 雪は怖い! ある程度固くなるので、雪の塊だと知らずに上を走った二人
 下の川へと真っ逆さま!
 で

 畜生、諦めねえぞ…、俺は不死身の、杉元だっ…

 マイナス30度とずぶ濡れのコンボ!
 何とたった10分もすれば、低体温症で死んでしまうのだという。10分!

 いけない、寒さに我を忘れてる!

白石『取引だ! 協力するなら俺を見逃せ!!』

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 助かるには、川に落ちた弾丸を拾って、中の火薬で火をつけるしかない!
 この寒さで、川に飛びこんで銃弾を探し始めた杉元に
 低体温症の白石、提案…!

 やっとる場合か低体温症の白石!

杉元『わかったから、さっさと川に入って探せー!』

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 牢屋の鍵穴を撃って壊す時の為の備えさ…、寒すぎて忘れてた!

愛・芽生えてますか
 後は燃えやすいようし、銃の撃鉄代わりに、三十年式銃剣で雷管をガツン!!
 かくて二人は、温かい炎と友情を得るのだった
 で

 それについて知ってるのは、脱獄を指揮した囚人達の親玉だけだ

 囚人は全部で24人
 そして、暗号を解読できる「のっぺら坊の仲間」の事も一人しか知らない

 曰く、政治犯で模範囚、猫を被ってやがったんだと。

後で知ったが、三十数年前の函館戦争で戦った敗残兵らしい』

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 脱獄経緯に、囚人達が、屯田兵を叩きのめしたというくだりがあったが
 実は、ここで「親玉」が八面六臂の大活躍をし
 奪った軍刀で3人を斬殺

 何せそいつ、戦争経験者なんてレベルじゃなかったのだ、と。

『函館戦争で戦死したといわれる、新撰組・鬼の副長…、土方歳三!』

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 のっぺら坊にこう指示されていた…、“小樽に行け”と。

金塊争奪サバイバル編
 杉元は、約束通り白石を逃がし、彼に内地へ逃げるように助言しますが
 彼もまた「俺は脱獄王だ」
 と

 そうか…、では見舞いに行ってやろう

 不死身の杉元と脱獄王白石
 相性が良過ぎる二人は、こうして一旦分かれ、その小樽では第七師団が始動

 頭目格の鶴見中尉もまた、明らかにおかしい奴だった…!

たった一つの満月にそうやって 手を伸ばして

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 荒れた未来図は続いてるけど

エンディングテーマ「Hibana」
 エンディングは一枚絵、ぬっと出てくる“のっぺら坊”が恐ろしい!!
 しかし、顔を見られたくないって事はつまり…
 で

 ぶつかって 傷付いて いつかここに来るんだ

 一切の現実も燃え尽きれば美しい
 駆け抜ける死語の世界で、迷いを捨てた火花が今、散って…、と

 破滅的で美しい、本作らしいEDなのだわ。

次回、“カムイモシリ”のモシリとは、世界を意味する単語

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 厳しい雪中は、人ならざる神の領域だ、という事でしょうか

カムイモシリ
 カムイとは前回も出た通り神の事で、ヒグマも神の化身として扱われています
 すなわち、クマとなって肉と毛皮を人に提供してくれると。
 で、モシリとは世界

 世界や国土、人が立ち入れない領域という事でしょうか

 今回、3人も低体温症で死にかけましたものね

囚人たちは小樽に向かった? 様々な情報を聞き出した杉本とアシㇼパさん

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 しかし24人(3人分クリア)の頭目格は、新撰組の土方歳三だったと。

黄金争奪戦!
 これで残るは20人、しかし、元々金塊を逃した屯田兵=陸軍第七師団も動き
 中でも、前回Cパートで「よっぱらい」を探していたマント男
 尾形が独特な動きを。

 前回の痕跡から、杉元達に辿り着いたのか、山の中で見張っていたのか

 杉元の武名、これが生きてくるワケですね。

今回サブタイ「のっぺらぼう」とは

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 アイヌたちを殺し、金塊を奪った男こそ「のっぺら坊」だと

のっぺら坊
 日本伝統の目鼻を持たない妖怪で、人を驚かし、びっくりした者がそれを他人に話すと
 その他人が、「こんな顔だったのかい?」と振り返って
 同じ、目鼻のない顔を見せる…

 彼自身が顔の皮を剥ぎ、生まれもつかない面相になっている様子

 入れ墨の様子から、彼自身も狩猟知識があると察せられますし
 何より物語の進行的に。

 これ絶対アシㇼパさんの父さんだよね…、と思わせる回に

アイヌの男は、狩猟技術と、手の先の器用さが命だという。

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 アイヌの女は成人すると入れ墨する、つまり入れ墨技術もある。

アイヌモシリ
 今回も、アイヌ知識と世界観が面白いですね。手先の器用さが富に直結するので
 求婚する際は、そのデモンストレーションを兼ねて
 短刀を彫って贈る的な。

 アシㇼパさんの父は、金塊輸送中に殺され、父と特定できる遺物もあったそうな

 彼女、幾度も父に話がが出てくる事に、慕っているのが感じられて辛い。

絵も上手いアシㇼパさん、えんぴつに大はしゃぎ!

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 そしてエンピツが曲がりま~す、を喰らって愕然かわいい!

父と子と
 殺伐系山ガールで、自然と「さん」付けしたくなるチタタプさんですが
 今回、歳相応にはしゃいでいる姿を見ると
 杉元さんの娘みたい

 父を慕うアシㇼパさん、杉元、擬似家族要素もあるのね

 並んで歩く大小の影が、ちょっと微笑ましく感じます。

食べて良いという物言いに、「脳」が美味しい部位な事が伝わります

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 言外に「喜べ!」と言ってた感じで、拒否られ不満そうだったチタタプさん。

脳ミソ
 まずベドウィンでご馳走なのは羊の目玉だった…、と誤記を訂正させて頂くと共に
 たとえば羊の脳というのが、ソテーにすると美味しいという話が
 美味しんぼ11巻でありましたね

 この回は、フグの白子の代用食という事で、コクがあって美味しいそうな

 フグの白子に憧れる若い夫婦が、海外転勤前に挑戦するも
 生憎とどうも良いフグが取れなかった

 そこで、「海外でも食べられるフグ代用食」として紹介されるという話。

リスは木の実しか食べないから肉が美味い!

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 ほっほっと口の中で転がす様、寒い中の美味って感じだった!

リス食えリス!
 漫画、「ハガレン」「銀の匙」の北海道作家、荒川女史(ばってん荒川ではない)によると
 北海道では、リスが何でも食い荒らすので最悪の害獣だ…と
 嫌われていたのを思い出しました

 なお後日、猫がリスを食ってしまったので見なくなったという回も。

 同じ北海道が舞台、百姓貴族という農業漫画でも出てたので妙に印象的でした
 リスってそんなに美味いのか…

 実際、木の実(どんぐり)を食ってるイベリコ豚って美味しいですものね

北海道を代表する偉人の一人、土方歳三参戦!

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 やだおじいちゃんつおい。

北海道名物・土方歳三
 というと語弊がありますが、洋式軍隊を率い、洋服を着て戦い北海道で果てたと
 新撰組は、ダンダラ模様羽織を着て刀振ってたイメージですが
 最期はガチ洋装なんですよね

 そのギャップで印象的、かつ“蝦夷共和国”を建国し、唯一戦死した閣僚

 同じく、生き延びた永倉新八が大正まで生きていますし
 再会するのかなーって楽しみ。

 永倉新八も、晩年ヤクザを一喝したとか、老境の逸話がまたカッコイイのよねー。

陸軍最強の第七師団が参戦! しかし…?

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 指揮官の人、頭に重傷を負ったらしく、これまたキレッキレである

陸軍第七師団
 指揮官の声がヤザン(Zガンダム)、死んだ目の尾形が海馬社長(遊戯王)と迫力満点
 これ絶対、Free!な奴だと思わせる暴れっぷりで
 杉元に劣らぬ化物揃い

 300m離れてれば射程外だろう、って、って300m外から狙撃したのかよ!

 銃剣を使って銃を固定するのも凄味。
 何かと杉元も使うし、持ってて良かった三十年式銃剣!が標語になるレベル

 作中、めっちゃ銃剣を多用するのが独特でいいわぁ。

二十六年式拳銃とは、1890年代初期に開発された帝国陸軍の拳銃

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 歩兵銃が三十年式なので、もう少し古い型らしい

二十六年式拳銃
 杉元三種の神器、三十年式歩兵銃、三十年式銃剣に続く軍用拳銃。
 1890年代初期に登場し、1930年代に製造を終了したが
 太平洋戦争でも在庫が使われたという

 また見た目に美しかった事から、戦後の米兵が好んで手元に残したとか

 結果、現在も「Type 26」と呼ばれ“楽しまれている”らしい。

低体温症による判断力の低下、低体温症による無関心な表情!

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 雪が積もって出来ただけの、いわば「空中」だと気付けなかった二人

低体温症による!
 こうした「誤認」は山で起こる事故の定番で、見ていてアーッ!って気分でしたねー
 畳み掛けるように、低体温症でパニックを起こすのは
 不謹慎ながら大爆笑でした
 面白!

 また次回“カムイモシリ”、神の領域とは、こうした人には困難な場所なんでしょうね

 脱獄王・白石さん、声が田所先輩(弱ペダ)だし良いキャラしてますわー。

2018年4月16日 ゴールデンカムイ 第2話「のっぺら坊」

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 シリーズ構成の高木氏が脚本。

スタッフ
 脚本:高木登
 絵コンテ:三條なみみ
 演出:粟井重紀
 作画監督:西道拓哉、松下純子、櫻井拓郎、鎌田均
 アニメ制作:ジェノスタジオ
 原作:漫画/野田サトル/集英社/週刊ヤングジャンプ
 制作協力:ゼロジー

あらすじ
 杉元とアシㇼパは埋蔵金の手がかりを求め、北海道一の商業都市である小樽の街へと出向く。あまり有益な情報は得られなかったが、帰り道に後をつけてきた脱獄囚のひとりを罠で捕えることに成功。その男を尋問し、脱獄囚たちは殺し合いの末に散り散りとなり、刺青を彫った男が「のっぺら坊」と呼ばれていたことを聞き出す。そんな中、男が何者かによる遠方からの射撃で殺される事態が発生し、杉元とアシㇼパに緊張が走るッ……!
 男を狙撃したのは、陸軍最強と謳われる第七師団の尾形だった。互いの銃を無力化し、接近戦を繰り広げる杉元と尾形。熾烈な戦いは杉元に軍配が上がり、尾形は杉元が投げた銃を後頭部に受けて崖下へと落ちていった。
 翌日、仕掛けていた罠が脱獄囚のひとりで天才脱獄犯の白石由竹を捕える。杉元とアシㇼパのスキを突いて逃げ出す白石だが、追ってきた杉元もろとも極寒の川に転落。凍死の危機に瀕した二人は、白石が自分を見逃すことを条件に差し出した銃弾で火を熾して事なきを得る。のっぺら坊は24人の脱獄囚に小樽に行くよう指示し、脱獄囚の親玉は新撰組の鬼の副長・土方歳三ーー白石はそう伝えると、杉元の前から姿を消した。

次回、カムイモシリ。神モシリ…?

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 第2話ですが、早くもゼロジー社が制作協力に

壬生狼の時間だ!
 函館戦争、“蝦夷共和国”閣僚八人で、唯一戦死したのが土方さんですが
 本作、まさかの生存アンド投獄からの参戦という
 真・蝦夷協和国まったなし!

 もう70歳くらいのはずだけど、なら同じ生き残り、永倉さんと再会するのかしら!

 ラスト、畳み掛ける低体温症と友情に爆笑
 でもEDののっぺら坊の相貌に、「こういう作品だぞ!」と突きつけられた気もします

 てかのっぺら坊、これ絶対アシㇼパさんの父さんだよね…?

 次回、ゴールデンカムイ 第3話「カムイモシリ」

目次 ゴールデンカムイ 第2話

 冒頭
 オープニングテーマ「Winding Road」
 前半
 後半
 次回予告
 感想追記
 エンディングテーマ「Hibana」
 これまでの感想


 ゴールデンカムイ 第1話「ウェンカムイ」
 ゴールデンカムイ 第2話「のっぺら坊」
 ゴールデンカムイ 第3話「カムイモシリ」